キャリアプラン 立て方

#キャリアコーチング #キャリアプラン #キャリアの悩み

最低限抑えておくべき!キャリアプランの立て方とポイントを紹介!

この記事の監修者

末永 雄大

新卒で株式会社リクルートに入社し数百を超える企業の中途採用を支援。その後2012年アクシス株式会社を設立、キャリアコーチング事業、転職エージェント事業、Webメディア事業を複数展開。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。

この記事のまとめ

この記事では簡単にできるキャリアプランの立て方を紹介しています。

また、面接でキャリアプランを答える時のポイントと例文も紹介しているので、キャリアプランが作れないと悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

目次

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    そもそもキャリアプランとは

    キャリアプランとは、将来の理想像を実現するための「具体的な行動指針」のことです。

    中長期的にどうなりたいかを考えて、それを実現するために必要なスキルや経験を洗い出して、いつまでに何をやるかをプラン立てしていくものです。

    キャリアプランを作ることで、仕事の目標や理想の状態を実現しやすくなります。

    キャリアプランに似た言葉に「キャリアビジョン」「キャリアパス」「キャリアアップ」などがあり、意味がわかりにくいところなので以下でそれぞれの意味を説明していきます。

    キャリアビジョン・キャリアパス・キャリアアップとの違いは?

    キャリアビジョンとキャリアパス、キャリアアップの違いについてそれぞれ説明していきます。

    キャリアビジョンとは、将来の理想像のことを指します。

    将来の理想像とは5年後、10年後にプライベートも含めてどうなっていたいかを描いたものです。

    「将来こんな仕事をしたい」「こんな暮らしをしていたい」など考えてみてください。

    キャリアプランとは、キャリアビジョンを実現するための具体的な計画のことです。

    キャリアパスとは、今いる会社の中である役職につくまでの道筋を明確にしたものです。

    キャリアアップとキャリアパスの違いについては、以下の通りです。

    キャリアアップ キャリアパス
    ・個人が自分の将来像に向けて立てるもの
    ・今いる会社の中でどうスキルアップしていくかを示している
    ・社員が目的意識を持って意欲的に働けるように企業が設定するもの
    ・転職などを含めた個人のキャリアアップを示している

    キャリアアップとはより高い経験やスキルを身につけていくことを言います。

    キャリアアップには、専門性を向上させたり、昇進して役職やポジションについたり、転職して年収をアップさせるなどがあります。

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    キャリアプランとキャリアパスの違いについてより詳しく知りたいという方は「キャリアプラン・キャリアパス・キャリアデザインの違いとは?わかりやすく解説」という記事でそれぞれの違いや考える必要性について解説しているので、読んでみてください。

    面接官がキャリアプランを聞く理由とは?

    面接官がキャリアプランを聞く理由は、「会社を理解しているか」「長く活躍してくれるか」を確認するためです。

    あなたが志望企業について理解できておらず、その企業では叶えられないキャリアプランを立てていると、面接官は「会社を理解してくれていない」「長く活躍してくれそうにない」と感じ、内定が遠ざかってしまう可能性が高いです。

    企業は採用や採用後の教育のために多くの費用をかけているため、入社後にミスマッチがあり退社されてしまうと不利益を被ってしまいます。

    そのため、「自社のビジョンや事業内容を深く理解し、自社で目標に向かってキャリアを歩んでくれる」と感じてもらうことが非常に重要です。

    ここからは、企業から評価される回答を準備するために理解しておくべき「面接官がキャリアプランを聞く理由」について深掘りしていきます。

    入社後のミスマッチを未然に防ぐため

    面接官はあなたのキャリアプランを聞いて、会社としての方向性やビジョンとマッチしているかどうかを確認しています。

    それによって入社後にミスマッチが起きないように未然に防いでいるのです。

    例えば、あなたが「5年後は⚪︎⚪︎部門の新規顧客を開拓したい」というキャリアプランを提示したとします。

    一方、会社側としては「5年後は別の部門の新規顧客の開拓に力をいれていく」というビジョンを持っていたとします。この場合、ミスマッチとなるため採用は見送られるでしょう。

    サンプルスピーカー 末永

    つまり、事前に会社側がどのようなビジョンをもっているかを確認したうえで転職先を選ぶことが大切です。

    自分のキャリアプランを明確にしたうえで、マッチする企業を探す必要があります。

    またどの企業も共通しているのが、入社後に「定着・活躍してくれる人材」が欲しいということです。

    あなたのキャリアプランと企業の方向性があっていれば、長く意欲的に働いてくれるというイメージができます。

    さらに入社後にミスマッチを感じて手遅れになってしまうという最悪の事態も防げます。

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    求める人物像と合っているか判断するため

    キャリアプランを聞くと、あなたが将来何を目指していて、仕事をどのように捉えているかがわかります。

    面接官はあなたが何を重視して働く人なのかを知ることで、あなたが求める人物像とあっているかを判断しています。

    求める人物像とあなた自身がマッチしていない場合、あなたにとっても企業にとっても不利益になってしまいます。

    というのも、あなたはやりたいことや理想のキャリアを実現することができず、企業にとっても意欲的に働いてくれなかったりミスマッチで早期退職されてしまうという可能性があります。

    早期退職されてしまうと面接や教育などにかけた時間と労力が無駄になってしまうため、企業はキャリアプランを聞いて確認しています。

    成長意欲があるか確認するため

    末永 末永

    面接でキャリアプランを聞く理由は、キャリアプランの実現に向けてきちんと行動できているのかを確認するためでもあります。

    本気で目標の達成に向けて成長していきたいと思っているのかが見られています。

    もし仮に海外プロジェクトに携わりたいという目標があるのに、言語の勉強を全然していなかったら、本当に海外プロジェクトに関わりたいというアピールができず、説得力もありません。

    きちんと自分のキャリアプランの実現に向けて努力しているということをアピールしましょう。

    【年代別】キャリアプランのポイントと回答例

    次に年代別でキャリアプランを立てる際のポイントと例文を紹介していきます。

    新卒のキャリアプラン

    24歳〜27歳(社会人1年目〜3年目)までは「第二新卒」として多くの企業から採用してもらえる可能性が高いです。

    さらに第二新卒は基本的に即戦力採用ではなくポテンシャル(強みや適性)採用になるため、未経験の業種へも挑戦しやすいという特徴があります。

    第二新卒としてキャリアプランを立てるときのポイントは、中途と比較すると実務経験やスキルがないため、将来どのようなキャリアプランを考えているかを原体験と紐づけて言語化することです。

    それによって、面接官に会社にマッチしている人材であることをアピールすることができます。

    POINT

    • 23歳:入社後1年以内に辞めると、すぐに辞めてしまう人と思われて難しい
    • 24歳〜27歳:未経験でも第二新卒として採用されやすい

    例文

    • 新卒のうちは意欲的に働き、○○のスキルを磨いていき、社内で成果を残して将来的にリーダーになりたい
    • まだ将来像が明確に決まっているわけではありませんが、貪欲に○○や○○などの新しいことに挑戦していきたい

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    周りと差をつけるキャリアプランを立てたいという新卒の方は「【例文】キャリアプランが思いつかない新卒向け!面接での答え方を紹介!」がおすすめです。この記事では、キャリアプランの立て方や新卒がキャリアプランを考えるポイントを紹介しています。

    20代のキャリアプラン

    20代後半になると、ある程度の職務スキルが求められるため、未経験での転職の難易度が上がります。

    そのため、20代後半の人がキャリアプランを考える際のポイントは、これまでのスキルや経験を踏まえて、どう活かして何を実現していくかを考えていきましょう。

    POINT

    • 28歳〜29歳:職種経験が求められるが、なくても比較的採用されやすい

    例文

    • これまで身につけた○○の経験を後輩や部下に教えていき、3−5人のマネジメントをやっていきたい
    • まだ将来像が明確に決まっているわけではありませんが、貪欲に○○や○○などの新しいことに挑戦していきたい

    20代の方の中には、業界・職種やキャリアに関する知識があまりないためキャリアプランが思いつかないという人もいると思います。

    そのため、キャリアや転職の知見も豊富で自己分析〜転職まで一貫してサポートしてくれるキャリアコーチングなどに相談してみましょう。

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    20代のキャリアプランの選択肢や考える際のポイントについて「キャリアプランが思いつかない20代向け!簡単な立て方と例文を紹介!」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

    30代のキャリアプラン

    30代になると基本的に業界職種経験があるのは当たり前になります。

    そのため、異業種へのキャリアチェンジは難しくなってしまいます。

    さらに30代後半になるとマネジメント経験や専門業界での高い実績を持っていないと転職が難しいというのが現状です。

    POINT

    • 30歳〜33歳:業界・職種経験はあって当たり前、マネジメント経験があればなお良い。ないと未経験での転職はかなり難しい
    • 34歳〜36歳:業界・職種経験、マネジメント経験はあって当たり前。なければ未経験での転職はほぼ不可能
    • 37歳以上:業界・職種関係なくそもそも転職自体が難しk、よほどの専門性やマネジメントの高い実績がないと難しい

    例文

    • これまでの○○としての経験や後輩を教えてきた経験を活かして、チーム全体のマネジメントをして引っ張っていく存在になりたい
    • 現職までで得たスキルや知見を活かして、新たな業界で同じ職種に挑戦してみたい!それによって○○というスキルをさらにアップデートしていきたい!

    30代で今後のキャリアの方向性に悩んでいる方は、キャリアのプロに相談してみましょう。

    これまでの経験を活かせる仕事やあなたにあった働き方などを見直すきっかけになります。

    関連記事

    「キャリアプランが思いつかない30代向け!面接で使える3ステップを紹介」の記事で、30代のキャリアプランの考え方のコツや例文について紹介しているので、キャリアプランが思いつかない30代の方はぜひ参考にしてみてください。

    40代のキャリアプラン

    40代になるとこれまでの経験を活かしてチームを引っ張っていくことが求められます。

    そのため、これまでの経験を活かして、さらに上位の職種や役職を目指していくことを伝えられるといいですね。

    POINT

    • 40代になるとこれまでの専門性を活かせる職種につく
    • マネージャーとして組織を引っ張りさらに上位の職種を目指す
    • 転職する際はこれまでの経験を生かして部下の育成やチームを引っ張っていくという意欲をキャリアプランでアピールする
    • これまでの経験を活かして、キャリアを横展開したり、新しいチャレンジをアピールする

    例文

    • マネージャーとして⚪️⚪️事業部の売り上げを⚪︎⚪倍にする
    • 管理職として会社全体を引っ張る存在になる

    女性のキャリアプラン

    女性は男性よりも結婚や妊娠といったライフイベントの影響を受けやすいです。

    また、だからこそキャリアプランを立てにくいと感じている人も多いのではないでしょうか?

    女性のライフイベントの中でも特に影響が大きい結婚と妊娠・子育てを踏まえたキャリアプランを立てるポイントを解説します。

    POINT

    • 結婚しても働き続けたいという方は、結婚する2、3年前から動き始めることが大切
    • 転職をしてすぐに長期的に休みを取るのも難しく、結婚直後だと妊娠・出産の懸念を持たれてしまう
    • ほとんどの会社が入社して1年以上経っていないと産休・育休制度を利用することができないため、結婚・子育てを踏まえたキャリアプランを考えるべき

    20代の女性の例文

    • 今後に向けて経験やスキルを身につける時期
    • 今の仕事があっていないと感じているのであれば、異業種への転職なども視野に入れること

    30代の女性の例文

    • 先程あげたように妊娠や結婚などのライフイベントを踏まえたキャリア設計をおこない、自分が専門的にやっていきたい分野を決める

    女性のキャリアプランの例文を紹介しましたが、女性のキャリアは年々多様化・複雑化しているため、自分にあったキャリアプランを見つけるのは難しいです。

    そのため、キャリアプランが思いつかないという女性はキャリアのプロであるキャリアコーチングサービスに相談してみましょう。

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    女性のキャリアプランの立て方や職種別・年代別のキャリアプランの例文は「女性のキャリアプランのポイントを年代別に解説!結婚や出産はどう考える?」の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみください。

    【職種別】キャリアプランのポイントと回答例

    それでは面接でキャリアプランを聞かれた時にどのように答えたらいいのか職種別で例文を踏まえて解説していきます。

    営業職

    営業職のキャリアプランとしては、以下のようなものがあります。

    1.営業のスペシャリストとして活躍する

    営業のスペシャリストになるには、すでに営業のスペシャリストとして活躍している人に同行したり、実践の回数を増やしたり、本やセミナーを通して学習し続けることが重要です。

    2.営業マネージャーなどのマネジメントポジションにつく

    営業マネージャーになるには、まずプレイヤーとして成果を残し、部下や後輩の指導・育成をおこないます。その後、メンバーの指導や数字の責任を持ちチームとして成果を出せる仕組みを作りましょう。

    3.営業職の経験を活かして他の職種にキャリアチェンジする

    営業職ではコミュニケーション力や交渉力などの汎用スキルが身につきます。

    そのため、そのスキルを活かせる人事やマーケティング、営業企画、コンサルタントなどの職種がおすすめです。

    末永 末永

    営業職のキャリアプランの立て方のポイントや回答例については「営業職のキャリアプランの回答例12選!面接で受かる答え方とは?」の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

    事務職

    事務職のキャリアプランには以下のようなものがあります。

    1.事務職として資格を取得したり、知識や経験を常にアップデートしていく

    業界によって異なりますが、会計事務などであれば「日商簿記検定」、医療事務であれば「医療事務技能審査認定試験」などがあります。

    資格を持っていかなければならないわけではなくても、より専門性が高くなるためスキルアップすることに繋がります。

    2.事務職→事務職に転職する

    事務職と言っても、一般事務・営業事務・経理事務・医療事務・貿易事務・法務事務などさまざまな種類があります。

    業界や種類によって業務内容は異なり、求められる基本的なスキルも変わってきますが、基本的な事務処理能力は活かしやすいです。

    3.事務職から異業種に転職する

    事務職から転職する際は、事務職で身につけた電話対応やPCスキルなどの事務処理能力を活かせる営業アシスタントなどがおすすめです。

    他にも未経験でも挑戦しやすい介護や営業、ITエンジニアなどもおすすめです。

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    「事務職のキャリアプランはどう立てる?誰でも簡単に作れる3ステップを紹介」の記事では、一般事務・営業事務・医療事務などそれぞれの職種にあったキャリアプランの回答例や考え方などを紹介しているので、気になった方はぜひ読んでみてください。

    エンジニア職

    エンジニアのキャリアプランには以下のようなものがあります。

    1.スペシャリストになる

    一つの分野の専門性を高めていくというキャリアプランがあります。

    その分野のプロフェッショナルとして活躍するために専門性を高めていくことで、チームの責任者やCTOというポジションに就くことができるケースもあります。

    2.幅広い分野に精通したエンジニアになる

    開発だけでなくテスト、運用まで一貫しておこなう存在になります。

    3.チームのマネジメントをおこなう

    エンジニアとして開発を担当して、その後プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーとしてチームのマネージャーにキャリアアップする選択肢もあります。

    プロジェクトのチームや開発部門などの部門ごとに管理をおこないます。

    4.フリーランスになる

    一人前になり、実績も積んだあとはフリーランスになる人もいます。

    フリーランスになると、自分で仕事を取るための営業や経理作業まで自分でおこなわないといけなくなりますが、自由度が高く働くことができ、収入も会社員よりも高くなる可能性が高いです。

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    エンジニアとしてのキャリアプランの回答例については「エンジニアのキャリアプランの回答例19選!種類ごとに細かく解説」の記事で詳しく解説しているので、エンジニアとしてキャリアアップしたいけど自分では思いつかないという人は読んでみてください。

     

    WEBマーケティング職

    WEBマーケティング職のキャリアプランには以下のようなものがあります。

    1.WEBマーケターとして経験や知識を積みスペシャリストになる

    社内でWEBマーケターとしてメディア運用やSNS運用、広告運用など幅広くマーケティングスキルを身につけることで、社内で活躍することができます。

    2.マネジメントや部署のリーダーになる

    WEBマーケターとして一流になったのちに、メンバーを率いてチームで成果を出すためのマネジメント人材になるという選択肢もあります。

    上層部と部下の間に立ち円滑に仕事を進めていくためには、コミュニケーション力やマネジメントスキルが必要になります。

    3.事業会社に転職する

    代理店でwebマーケターとしてマーケティングの基礎を学んだ後は、事業会社に転職するとより幅広いマーケティングを扱うことができます。

    運用業務以外の他に、顧客分析や質の高いリードを獲得する方法、営業担当とのやり取りなどを行い、自分の扱える幅が広くなります。

    4.独立してフリーランスになる

    事業会社や広告代理店、WEB制作会社で経験を積んだ後は、フリーランスや企業という選択肢があります。

    このような場合は、スキルや実績をしっかりと積んでいることが前提条件になります。

    末永 末永

    マーケティング職としてのキャリアプランの例文を働き方別・役職別で紹介しているので、マーケターとして自分に合ったキャリアプランを見つけたいという方は「大手広告代理店のマーケターが解説!Webマーケティングのキャリアプランの作り方」の記事がおすすめです。

    商品企画職

    商品企画職のキャリアプランには以下のようなものがあります。

    1.商品企画職としてプロフェッショナルになる

    実務経験を積み、常に新しい情報を吸収していくことで提案力やアイデアの幅が広がり、プロフェッショナルとして活躍することができます。

    2.マネジメントのポジションにつく

    ブランドマネージャーや企画部長、管理職など、商品企画全体の状況を見てマネジメントするポジションにキャリアアップするという方法もあります。

    3.扱う商材を変える

    ターゲット層や商材の特徴が似ているものの企画職に移るという選択肢もあります。例えば、「医薬品→化粧品」「一般食品→健康食品」など

    4.独立してフリーランスになる

    商品企画として成果を残すことができたら、フリーランスとして案件を獲得することも可能です。

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    キャリアプランを答える際に面接官に好印象・悪印象になる答え方については「【例文あり】面接でのキャリアプランの答え方とは?作り方&答え方を解説」の記事で解説しています。この点を意識するだけでに内定に一歩近づけるでしょう。

    面接で高評価!キャリアプランを立てるポイント5選

    ここまでキャリアプランの立て方について解説してきました。

    ここからは面接でキャリアプランを答える際のポイントを5つ紹介していきます。

    キャリアプランと志望動機に一貫性を持たせる

    面接でキャリアプランを答える際は、キャリアプランと志望動機に一貫性を持たせることが大切です。

    キャリアプランを実現するには御社でなければならないということをアピールしましょう。

    例えば、志望動機が「これまでの経験を活かして海外で活躍したい」というのに対して、キャリアプランでは「自分の地元の活性化に貢献したい」と伝えてしまうと、あなたの本音がわかりません。説得力もなく印象が悪くなってしまいます。

    そのため、まずキャリアプランを構築し、それを軸として志望動機を考えていくことでキャリアプランと志望動機の矛盾は起こりにくくなります。

    ただ、キャリアプランをその企業で叶えられない場合は、「将来的には⚪︎⚪︎をしたい!そのために御社で⚪︎⚪︎の経験を積んでおきたい」というように伝えると一貫性があるため、マイナス評価になりませんよ。

    入社してやりたいことを伝える

    繰り返しになりますが、企業の方向性と自分のキャリアプランが食い違っている場合は不採用になってしまいます。

    そのため、きちんとこの会社に入社してやりたいことをキャリアビジョンから逆算して答えられる状態にしておきましょう。

    入社後の展望を伝えるには、事前に企業研究をしっかりとおこない、業界・企業について詳しく把握しておくことが重要です。

    よく知らない状態で入社したやりたいことを考えてしまうと、どの会社でもできる浅い内容になってしまうので、事前に情報収集しておきましょう。

    実現可能なキャリアプランにする

    サンプルスピーカー 末永

    キャリアビジョンを考える際は大きな夢や目標で問題ありませんが、キャリアプランを面接で答える際は、実現可能なレベルまで落とし込んでおくことが大切です。

    例えば、新卒の人で「入社して半年以内に管理職になる」などあまりに実現が難しい内容を伝えてしまうと、自分のことを客観的にみれていない人と思われてしまう可能性があります。

    実現可能な目標にするには、1年後、3年後、5年後と区切り、それぞれの期間ごとの状態やありたい姿などの中間目標を決めましょう。

    できるだけ具体的でわかりやすくする

    キャリアプランを答える際は具体的に伝えるのがポイントです。

    なぜなら具体的であればあるほど実際に目標達成できる可能性も高くなりますし、面接官もあなたのキャリアをイメージしやすくなります。

    10年後にこうなりたい→5年後までにこのスキルと経験をしておかないといけない→3年後までにこの実績を残すというように段階を踏んで伝えていくことで、面接官も納得する答えができるようになります。

    そのためまずは目標を実現するために必要なことを洗い出し、どんなスキルや資格が必要が必要か、それはいつまでにおこなうべきなのかを並べて考えていきましょう。

    数字を使ってわかりやすく伝える

    キャリアプランを伝える際は、数字を使ってわかりやすく伝えるようにしましょう。

    なぜなら、数字を使うことで面接官が入社後の活躍をイメージしやすくなるからです。

    例えば、以下のように言い換えるだけでも面接官がイメージしやすくなるだけでなく、プレゼンテーション能力や計画性などを評価してもらえる可能性があります。

    • 将来管理職になりたい
    • 5年後に管理職になりたい
    • マネジメントをしたい
    • 5〜10人のマネジメントをしたい
    • トップセールスになりたい
    • 年間1,000万円の売り上げを作るトップセールスになりたい

    たったの3ステップでできる!キャリアプランの立て方

    ここからは面接で実際に使えるキャリアプランの立て方を紹介します。

    キャリアプランを立てるのに必要なのは「理想の姿(=ゴール状態)」「現在地(=今のあなた)」「ゴールとの差を埋めるために必要なこと」の3つです。

    次の3ステップでキャリアプランを構築してみてください。

    それぞれについて詳しくみていきましょう。

    ステップ1 将来の理想を考える

    まずは将来の理想像を考えましょう。

    理想像を考える際のポイントは「できるだけ具体的にイメージする」ということです。

    5年後、10年後にどんな仕事をしていたいか、どんな暮らしをしたいのか、どんな人生を歩んでいたら理想なのかという中長期的な目標を考えてみてください。

    ここで重要なのが、実現可否は考える必要がないということです。

    実現できるかわからないからといって、キャリアのゴールを設定していないとどこに向かえばいいかわからず何も始まりません。

    次に、そのビジョンを達成するためのステップを細かく分解していきましょう。

    例えば海外勤務を望んでいる場合、「将来海外展開プロジェクトのマネージャーとして、中国の事業体に独自開発品を売り込む」というようになるべく具体的にイメージしましょう。

    サンプルスピーカー 末永

    あまり将来やりたいことが思いつかないという人は、「なりたくない状況」を想定してみましょう。

    「10年後は管理職やマネジメントのポジションに就きたいので、現場は離れたい」などです。

    やりたいことは思いつかなくても、こうはなりたくないというのは考えやすいので、自分の意思を明確にしましょう。

    ステップ2 今の現状を把握する

    将来の理想像がイメージできたら、今の現状を考えます。

    理想像を実現するには、今の自分の現在地を客観的に把握する必要があります。

    自分の現状を把握する時のポイントは、ポータブルスキルとヒューマンスキルに分けて考えるということです。

    ポータブルスキル

    • どの仕事でも使える汎用スキルやビジネススキルのこと
    • 具体的には業務の中での成果の出し方や組織に貢献した経験や姿勢など

    ヒューマンスキル

    • あなたが本来持っているスムーズな対人関係を構築するスキルのこと
    • 具体的にはコミュニケーションスキルやリーダーシップなどのあなたの性格や強みのこと

    自分の現状を把握することができたら、次に理想と現状のギャップを埋めるアクションを考えるステップ3に移りましょう。

    ステップ3 将来の理想と現状のギャップを埋めるアクションを考える

    キャリアプラン

    最後のステップとしては、ステップ1で描いた理想像とステップ2で整理した現状を比較して、ギャップを整理していきます。

    ギャップとは、今はまだできないけど理想像を実現するには必要なスキルや経験のことで、以下の図を参考にしてみてください。

    ギャップが洗い出せたら、ギャップを埋めるのに必要なスキルや経験、知識を洗い出して、それを習得するための計画を立てていきます。

    具体的なアクションプランがあることで理想のキャリアを実現することができる可能性が高くなります。

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    より現実的なキャリアプランにするために、3年後・5年後などの中間目標を立てるのがポイントです。

    中間目標では3年後のあるべき姿やその時期までにとっておくべき資格などのことで、中間目標があると進捗を振り返ることもできるのでおすすめです。

    ここまで解説してきた「理想・現状・理想と現状とのギャップ」をそれぞれ考えていくと、より現実的で説得力のあるキャリアプランを作ることができます。

    キャリアプランを立てる時のNG行動

    キャリアプランを立てる時には、してはいけない行動があります。注意したい行動2つについて解説します。

    周りの意見を取り入れすぎる

    1つ目のNG行動は、周りの意見を取り入れすぎることです。

    キャリアプランを考えることは簡単ではないため、先輩や友人、家族に相談することもあるでしょう。

    自分の考えをまとめたり、アドバイスをもらったりすることに問題はありませんが、周りの意見を鵜呑みにして取り入れすぎたり、世間の目を気にしすぎたりすると、キャリアプランの軸がぶれてしまいます。

    キャリアプランを考えるときは、周りの意見を参考程度におさえることが大切です。キャリアプランを考えることに難しさを感じる場合は、キャリア知見のあるプロに相談するといいでしょう。

    高すぎる理想を掲げる

    2つ目のNG行動は、高すぎる理想を掲げることです。

    キャリアプランは理想の将来像を描くことが大切ですが、高すぎる理想を掲げると目標達成のためのアクションプランを考えることができません。

    また、自分に向いていないことやスキルを高めても実現できなさそうなことを目標にしても、目標達成が遠のき、キャリアのステップで挫折してしまう可能性もあります。

    そのため、キャリアプランは高すぎる理想を掲げないように注意しましょう。

    キャリアプランの立て方がわからない方にはマジキャリがおすすめ

    ここまでキャリアプランの立て方や立てるメリットについて解説してきました。

    サンプルスピーカー 末永

    キャリアプランとは思いつきで立てるものではなく、あなたの将来やりたいこと(=ゴール)から逆算してつくるものです。

    なので将来の理想状態がイメージできてないとそもそもキャリアプランを作ることはできず、転職の面接でうまく答えることができなくなってしまいます。

    ただ、将来やりたいことが明確にある20代〜30代の方が少なく、多くの若者は、社会人経験や実務経験がほぼない学生の時に就職活動で企業のネームバリューや給与・福利厚生など目先の条件で企業選択をした人が多いです。

    そのため20代半ば〜30代で将来やりたいこともないし、キャリアプランを立てられないと悩む人が多いのです。

    キャリアプランを立てるには、まずは自分の性格や志向性を理解し、その特性を踏まえた上でどうなりたいか・何をやっていきたいかというゴール状態を考える必要があります。

    サンプルスピーカー 末永

    なので、キャリアプランが立てられない人は自己分析から始めましょう。


    ただ自己分析は、その名の通り自分で自分を分析する必要があるので、客観的に自分のことを判断できずに失敗するリスクが大きいです。

    そこで、自己分析を得意とするマジキャリ というキャリアコーチングサービスがおすすめです。

    キャリアコーチングサービスとは、転職を前提とせずにキャリアコーチとの会話の中であなたの強みや適性、ありたい姿を見つけていくサービスになります。

    マジキャリ は他のキャリアコーチングサービスと比べて、自己分析にかける時間が長く、回数も多いという特徴があります。

    そのため、過去の経験からあなたの強みはどのような場所で発揮することができて、やりたいことの言語化をすることができます。

    また、業界で唯一転職エージェントを10年以上運営するアクシス株式会社のサービスなので、社内に転職ノウハウが豊富にあるので、かつ自己分析の内容をもとにキャリアプランの設計をおこなうことができます。

    だからこそ、キャリアプランの立て方がわからないと悩んでいる20代・30代にぴったりのサービスです。

    マジキャリでは現在無料初回面談 を実施しているので、ぜひ興味のある方は一度相談して見てください。

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