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#キャリアプラン #転職の悩み #面接対策

営業職のキャリアプランの回答例12選!面接で受かる答え方とは?

この記事の監修者

末永 雄大

新卒で株式会社リクルートに入社し数百を超える企業の中途採用を支援。その後2012年アクシス株式会社を設立、キャリアコーチング事業、転職エージェント事業、Webメディア事業を複数展開。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。

この記事のまとめ

営業職のキャリアプランは、プライヤーとして定量的な結果を出した後、リーダーシップを発揮してマネジメントの道に進むケースが多いです。他にも営業経験やスキルをアピールして他の業界に営業として転職したり、独立するケースなどあります。本記事では、営業職のキャリアプランの回答例や考え方を解説していきます。

目次

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    営業職はキャリアプランが重要

    営業職は日々の業務に追われることが多く、キャリアプランを考える機会が少なくなっています。

    また、営業職のキャリアプランは幅広いため、どのような道を歩めばいいのか明確にできないことも多いです。

    そんな営業職の方がキャリアプランを考えておくと、「ゴールに向かって何をすべきか」が明らかになり仕事へのモチベーションが高まったり、転職するか否かを考えやすくなったりするメリットがあります。

    そのため、営業職がキャリアプランを考えることは非常に重要となるのです。

    営業職の10年後のキャリアプランのパターン

    営業職のキャリアプランは多岐に渡ります。

    どのようなキャリアの選択肢があるか知っておき、将来の理想像を描いておくことが重要になります。

    キャリアプランの例を紹介していきます。

    営業としてマネジメント側に回る

    営業のプレイヤーとして経験を積み、営業のマネジメントに上がっていくキャリアがあります。

    プレイヤーとして培った営業力や経験を活かして、営業戦略の立案や成果を出す組織作りがメインのミッションになります。

    また、組織のマネジメントだけでなく、部下や後輩の育成も役割の一つです。

    企業によっては、プレイングマネージャーとしての役割を期待される場合もありますが、基本的にはマネジメントに専念するケースが大半を占めています。

    プレイヤーからマネージャーにキャリアアップすることで役割も広がるなかで成果を残すことができれば、市場価値も高くなるでしょう。

    営業として同じ業界に転職する

    営業職として、同じ業界の競合企業に転職するケースもあります。

    自社の商材を営業する中で培った業界知識や周辺知識を活かして業界内で転職をしていきます。

    転職後に商材のインプットを行う必要はありますが、同じ業界内での転職になるため、身に付けた知識やノウハウを活かしやすい点がポイントです。

    末永 末永

    とくに、専門性が高い業界等は、業界経験者の採用ニーズが高いため、年収アップや高待遇で転職できるケースもあります。

    営業として違う業界に転職する

    営業で培った基本的なビジネススキルやコミュニケーション能力を活かして、他業界に営業職として転職するキャリアもあります。

    顧客に対して課題解決の提案をすることが営業の基本のため、汎用性の高いスキルを身に付けることができ、市場価値を高めることができます。

    とくに無形商材の法人営業では、課題解決のスキルを身に付けやすいと言われています。

    汎用性の高い課題解決のスキルを活かして、別業界にキャリアチェンジすることが可能です。

    キャリアチェンジするには、これまで営業職として身につけたスキルや経験をきちんと言語化することが大切です。

    自分自身では言語化が難しいという場合は、キャリアや転職の知見が豊富なキャリアコーチなどのキャリアのプロに相談しましょう。

    新規開拓のプロになる

    営業職のキャリアとして、新規開拓のプロとして、顧客の開拓や販路拡大を極めていくキャリアがあります。

    業界や商材の難易度によりますが、顧客の新規開拓は難易度が高く、経験や知識が必要になります。

    自社に対して温度感が高くない顧客に対して営業活動をおこなうため、高い営業スキルが求められます。

    また、開拓する企業をターゲティングする能力や営業戦略を立案するスキルも必要になり、専門性を磨いていくことが可能です。

    ルート営業のプロになる

    営業職のキャリアとして、ルート営業のプロとして、既存顧客への深耕営業スキルを磨いていくキャリアがあります。

    ルート営業は、既存顧客に対して、自社のサービスを使ってもらうために手厚くフォローしたり、契約を継続の継続やアップセル・クロスセルの提案をしていく役割を持つことが多いです。

    顧客との中長期的に関係を築いていくため、関係構築能力や顧客折衝能力を磨いていくことができるでしょう。

    営業事務になる

    営業事務は、営業職が営業活動に集中できるようにサポートをする役割です。

    営業活動に伴う事務作業等が役割の中心になります。

    営業事務では、正確な業務遂行能力と営業職員とのコミュニケーション能力が必要です。

    営業部門に必要不可欠な役割で、事務作業の効率化や営業フローの整備を経験することで、市場価値を高めることができるでしょう。

    事務職のキャリアプランの考え方や回答例については、「事務職のキャリアプランはどう立てる?誰でも簡単に作れる3ステップを紹介」の記事で紹介しているので、気になった方はぜひ読んでみてください。

    インサイドセールスになる

    一般的な営業職からインサイドセールスとして専門性を磨いていくケースがあります。

    インサイドセールスは、電話やメールを活用して非対面で顧客に対して営業活動をおこなうポジションです。

    企業によってインサイドセールスの役割は異なり、商談のアポイント獲得までを担うケースもあれば、オンラインでの商談からクロージングまで対応するケースもあります。

    分業制の営業組織は増加傾向にあり、インサイドセールスとしてのニーズは今後も高まっていくでしょう。

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    カスタマーサクセスになる

    自社サービス導入後に顧客に伴走支援するカスタマーサクセスのポジションとしてキャリアを築いていくケースもあります。

    とくにサブスクリプションモデルの商材やSaaSと言われる企業において、カスタマーサクセスの重要性は増しています。

    カスタマーサクセスは、導入後に顧客に利用を継続してもらったり、アップセルやクロスセルを狙う役割になります。

    契約中に顧客とコミュニケーションを取りながら課題解決をしていくことが求められるポジションで、インサイドセールスと同様に今後もニーズは増していくでしょう。

    マーケターになる

    営業職からマーケティング職にキャリアチェンジする事例もあります。

    マーケターには様々な役割がありますが、メインのミッションとしては売れる仕組みを作ることが求められます。

    マーケティング組織が獲得した顧客に対して営業活動をおこない売り上げに繋げていくという構造のため、営業と関連の高い職種です。

    営業活動を通しての経験を活かして、売れる仕組み作りにチャレンジしていくキャリアプランになります。

    末永 末永

    マーケターとして自分に合ったキャリアプランを見つけたいという方は「大手広告代理店のマーケターが解説!Webマーケティングのキャリアプランの作り方」の記事がおすすめです。

    マーケターとしてのキャリアプランの例文を働き方別・役職別で紹介しています。

    未経験で転職する

    営業職から関連性の低い別職種にキャリアチェンジする事例もあります。

    営業職では、基本的なビジネススキルやコミュニケーションスキルを身に付けることができるため、未経験で別職種にチャレンジすることも可能です。

    管理部門や事務職にキャリアチェンジするケースもあれば、企画部門に未経験でチャレンジできるケースもあります。

    業界経験・職種経験ともに未経験の場合、転職難易度が高くなるため、どちらか経験がある方を軸に未経験でもチャレンジすると良いでしょう。

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    中途採用では基本的に即戦力採用のため、未経験での転職はハードルが高いと言えます。

    そのため、きちんとキャリアの棚卸しや自己分析をして、営業職としての経験・スキルの活かせる業種やあなただけの明確なキャリアプランを見つけていきましょう。

    異職種のマネジメントをする

    営業職のマネジメントではなく、異職種のマネージャーに上がっていくキャリアプランもあります。

    営業プレイヤーとしての現場経験を活かし、他部門のマネージャーとして、組織や部下のマネジメントに従事します。

    営業のマネジメントにかかわらず、マネージャーの役割は組織の成果やメンバーの育成が求められるため、マネジメントスキルを磨いていくことができます。

    働き方を変える

    独立して起業したり、フリーランスとして働いたり、会社員としての働き方を変えていくこともできます。

    営業スキルをはじめとした現場で身に付けたスキルを活かして経営者になるケースや、フリーランスとして業務委託で営業をおこなうケース等があります。

    会社員のように定時で働くような環境から、働く場所や時間を自由に選択することができるキャリアプランです。

    末永 末永

    正直10年後のキャリアプランと言われても、全然イメージできないという人は多いのではないでしょうか?「10年後のキャリアプランとは?簡単な作り方【転職で使える例文付き】」の記事で10年後のキャリアプランの考え方や例文を紹介しています。

    営業職のキャリアプランの回答例

    営業職のキャリアプランは人によって様々です。

    将来の理想像を描いたら、キャリアプランを自分の言葉で話せるようにしておきましょう。

    キャリアプランの回答例を紹介していきます。

    営業としてマネジメント側に回る

    営業としてマネジメントにキャリアアップしていきたい場合、どのようなステップでマネジメントに上がっていくかを整理しておきましょう。

    マネジメントに上がっていくキャリアプランの回答例を紹介します。

    相談者 相談者

    私はこれまでの営業経験を活かして、将来は営業組織を管理するマネジメントとして活躍したいと考えています。 現職では、プレイヤーとして目標達成率○○%を継続的に達成しており、今後も継続的に目標達成しつつ、自分の強みである○○に磨きをかけていきます。 5年後には現場リーダーを目指し、自分の成果だけでなく、メンバーの育成やチームの目標達成に向けた施策作りにも携わりたいと考えています。 そして、段階的に経験を積み、将来は組織全体を管理するポジションにチャレンジしたいです。

    営業として同じ業界に転職する

    同じ業界内で営業職としてチャレンジする場合、これまでどのような実績を残したのかやなぜ業界内転職を考えているのか整理しておくと良いでしょう。

    以下、キャリアプランの回答例です。

    相談者 相談者

    私はこれまでの○○業界での営業経験を活かして、同業界の別企業でも営業として活躍したいと考えています。 現職では、継続的に目標達成した経験があり、○○業界に関する知見を深めてきました。 今後は自社の商材以外での営業経験を積み、業界全体の課題解決できるようなプロフェッショナルを目指したいと考えています。

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    営業として違う業界に転職する

    営業として違う業界にチャレンジするキャリアプランの場合、なぜその業界にいきたいのかを話せるようにしておきましょう。

    また、業界を変えても営業職として活躍するために自分に備わっているスキルを整理しておきましょう。

    以下、キャリアプランの回答例です。

    相談者 相談者

    私は将来、営業として○○業界にチャレンジしたいと考えています。 ○○業界のお客様に営業する機会があり、営業として○○業界の課題解決にチャレンジしたいと考えています。現職で培った課題設定力や提案力を活かし、○○業界で営業職として活躍したいと思います。

    新規開拓のプロになる

    新規開拓の専門性を磨いていくキャリアの場合、これまでどのようなスキルを身に付けたのかや、今度どのような能力開発を行なっていくか整理しておきましょう。

    営業の中でも難易度が高いため、現状と理想の差分を明確にしておくことが重要です。

    以下、キャリアプランの回答例です。

    相談者 相談者

    私は、営業として新規開拓のプロフェッショナルとして活躍したいと考えています。 現職では、既存顧客に対しての営業経験を積み、その中で磨いた営業スキルを活かして、新しい市場の開拓にチャレンジしたいと考えています。営業をおこなうことで交渉力を磨き、3年後には〜し、新規成約〇〇件を目標とします。5年後には潜在顧客へのアプローチも積極的に行い、潜在ニーズを引き出せるようになりたいと考えています。

    ルート営業のプロになる

    ルート営業は既存顧客へのフォローが中心になり、中長期的な関係構築能力が求められます。

    以下、キャリアプランの回答例です。

    相談者 相談者

    私は、営業としてルート営業のプロフェッショナルとして活躍したいと考えています。 現職では、顧客との関係構築力や提案力を活かして、〇ヶ月連続目標達成といった成果を残しています。 自身の強みである関係構築能力や提案力に磨きをかけつつ、ルート営業のプロフェッショナルとして、既存顧客からの売上拡大に向けた仕組み作りや施策立案にも挑戦したいと考えています。

    営業事務になる

    営業事務は、営業組織が効率的に営業活動をおこなうための重要な役割を持っています。 具体的に営業事務として何をしたいか整理しておくと良いでしょう。

    以下、キャリアプランの回答例です。

    相談者 相談者

    私は、営業事務として営業組織の生産性を高める体制作りに挑戦したいと考えています。 現職では、業務効率化や業務改善に取り組んだ経験があり、その経験を活かして営業事務として活躍したいと考えています。 営業パーソンが効率的に営業活動したり、組織の生産性を上げられるよう、オペレーションの改善や営業フローの効率化にチャレンジしたいです。

    インサイドセールスになる

    インサイドセールスは近年注目されている営業職の一つです。

    営業とマーケティングの橋渡し的な役割を担うことも多く、営業スキル以外にも営業の仕組み作り等にもチャレンジできるポジションです。

    以下、キャリアプランの回答例です。

    相談者 相談者

    私は、現職での経験を活かしてインサイドセールスとして活躍したいと考えています。 現職では、顧客とのコミュニケーションスキルを身に付けたため、インサイドセールスとして非対面でのコミュニケーションにも活かしたいと思います。 また、営業スキルとして足元の目標達成に尽力しつつ、マーケティングとフィールドセールスの橋渡しとして売れる仕組み作りにも挑戦したいと考えています。

    カスタマーサクセスになる

    カスタマーサクセスは継続的に自社サービスを使ってもらうために提案をする役割を持っています。

    そのため、商材知識や周辺業界についての専門性を高めていくようなキャリアを歩める点が特徴です。

    以下、キャリアプランの回答例です。

    相談者 相談者

    私は、カスタマーサクセスとして、顧客に伴走しながら課題解決のサポートを行いたいと考えています。 ○○業界を○年間経験し、業界理解や顧客の課題解決に向けた知識を積んできました。 これまでの経験や知識を活かして、カスタマーサクセスのプロフェッショナルとして、顧客の課題解決を最前線で支援したいと考えています。

    マーケターになる

    マーケティング職には様々な役割がありますが、顧客の集客をはじめとして、売れる仕組み作りにチャレンジすることができます。

    しかし、マーケティング職は人気の高い職業なので、未経験での転職は難易度が高いです。

    「顧客に向き合う力」「泥臭くひたむきに頑張れる姿勢」など、今までの営業での経験で培ったスキルをアピールしましょう。

    以下、キャリアプランの回答例です。

    相談者 相談者

    私は、マーケターとして、売れる仕組み作りに挑戦したいと考えています。 これまで営業職として、フロントに立って営業活動を行い、営業経験を積んできました。 様々な顧客と対峙してきた現場経験を活かして、サービスが売れる仕組み作りやより良いプロダクト開発にチャレンジしたいと考えています。

    未経験で転職する

    営業職は未経験でも転職しやすい職種の一つでもあります。

    営業職は売り上げを作っていくポジションで、業界を問わずあらゆる企業で必要とされるポジションのため、求人が多く、採用の間口を広げています。

    なぜ営業職に転職したいのか、現時点でどのような強みを保有しているのか整理しておくと良いでしょう。

    相談者 相談者

    私は、営業職として活躍し、トッププレイヤーを目指したいと考えています。 現職では、○○の業務に携わり、業務遂行力や行動力を身に付けてきました。 これまでは社内でのコミュニケーションがメインでしたが、今後は自身の強みを活かして、社外の顧客に対しての営業活動にもチャレンジしたいと考えています。

    将来に向けた納得転職ならマジキャリ

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    内定率

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    キャリア相談をする

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    異職種のマネジメントをする

    営業以外のマネジメントにチャレンジする際、具体的にどのようなマネージャーを目指したいかや具体的にどのようなことにチャレンジしたいか整理しておきましょう。

    以下、キャリアプランの回答例です。

    相談者 相談者

    私は、マネジメントとして、営業以外の職種でのマネジメントに挑戦したいと考えています。 これまで営業組織でマネジメントとして、部下の育成や組織の成果創出に従事した経験を活かして、他の部署での経験を積み、マネージャーとしての能力をより磨いていきたいと考えています。

    働き方を変える

    将来働き方を変えたいというキャリアプランの場合、そのために必要なスキルをどのようにして身に付けていくか整理すると良いでしょう。

    以下、キャリアプランの回答例です。

    相談者 相談者

    私は将来独立したいと考えています。 独立していくためには、商材や業界に関わらず、売れる営業パーソンになっていくことが必要だと考えております。 営業ノウハウを身に付けるために、まずは継続的に目標達成できる営業パーソンを目指していきます。

    【期間別】営業職のキャリアプランの回答例

    営業職のキャリアプランは、3年後・5年後・10年後にわけて考えるといいでしょう。では、それぞれの期間でどのように答えればいいのか、回答例をご紹介します。

    3年後のキャリアプランの回答例

    3年後のキャリアプランを答えるときは、「この会社に入社してどのような活躍がしたいか」を考えて答えます。3年後の理想を考えることで、何をすればいいのかということも明確になります。

    回答例は以下の通りです。

    • 私は3年後に貴社(御社)に大きく貢献できる存在になりたいと考えています。1年目は業務に必要な知識やスキルを学び2年目にはクライアントの担当を任せていただけるような営業職となりたいです。そのために、積極的に学ぶことはもちろん、クライアントの方とコミュニケーションを取り信頼関係を構築します。3年目にはどのような課題・ニーズがあるのかを引き出し、貴社(御社)の利益をあげられるよう、大きく貢献したいと考えています。

    5年後のキャリアプランの回答例

    5年後のキャリアプランを答えるときは、意欲を伝えるだけでなく「志望企業について理解している」「志望度が高い」「この会社でキャリアを歩みたい」ということを答えることが大切です。

    回答例は以下の通りです。

    • 私は5年後にチームのリーダーとなり、若手社員を引っ張る立場になりたいと考えています。リーダーとなれるよう、営業スキルを身につけお客様のご要望に応えたり、貴社(御社)の利益をあげたりできるよう努めます。多くの経験を積み営業職として1人前の人材となり、新人・若手社員の育成やチームの管理をおこないたいです。チーム全体で目標達成ができるよう、チームのコミュニケーションを活性化しモチベーション高く取り組みたいと考えています。

    10年後のキャリアプランの回答例

    10年後のキャリアプランを答えるときは、意欲を伝えるだけでなく「志望企業について理解している」「志望度が高い」「この会社でキャリアを歩みたい」ということを答えることが大切です。

    回答例は以下の通りです。

    • 私は10年後に複数のチームや後輩をマネジメントする管理職に就きたいと考えています。前職では、営業部門のリーダーとして、後輩社員の育成やプロジェクトの進捗管理をおこなっていました。はじめは難しく感じていましたが、コミュニケーション能力やマネジメントスキルを学んでいくにつれて、やりがいを感じるようになりました。貴社(御社)に入社することができましたら、まずは1人前の営業職となれるよう、これまでの経験を活かしながら、顧客のもとに多く足を運び信頼関係を築きたいと考えています。営業職として実力をつけ、その後管理職としてチームで大きな成果をあげられるよう、マネジメントしていきます。

    そもそも営業としてのキャリアプランを聞かれる理由

    転職面接では、営業としてのキャリアプランを聞かれます。

    求職者が自社にマッチしているかの見極めや意欲を確認する目的でキャリアプランを聞くことが多いです。

    次の章では、企業側が営業としてのキャリアプランを聞く理由について解説していきます。

    この会社で営業職をする意欲を確認するため

    末永 末永

    面接で営業としてのキャリアプランを聞かれる理由の一つ目は、自社の営業職として前向きに働く意欲があるのかを確認するためです。

    企業側は、自社で長く働いてくれるかという目線で求職者を見極めていくため、求職者が自社の営業職をどう捉えているかを確認します。

    面接の際、自社の営業職として働く意欲を示すことができれば、評価されやすくなります。

    反対に、自社で働く意欲が見えなければ、面接官から「他社の方が志望度が高そう」「入社したとしても、すぐに転職しそう」と見受けられてしまうケースもあります。

    他社ではなくなぜ自社の営業として働きたいのかを明確にしておくことが重要です。

    求める営業職とのミスマッチを未然に防ぐため

    末永 末永

    営業としてのキャリアプランを聞かれる理由の二つ目は、採用したい営業職の要件と求職者のミスマッチを防ぐという目的があります。

    転職面接では、求職者の意欲を確認するだけでなく、入社後に営業として活躍できそうかという観点も重視されます。

    営業職は企業の売上を作っていくポジションになるため、自社の営業として活躍するための営業スキルや能力が備わっているか見極めます。

    例えば、実際に入社してみると意欲や向上心はあるものの毎月の目標を達成できない、といったミスマッチを面接段階で防ぐためにキャリアプランを確認します。

    面接の際には、これまでの実績等をベースに、営業として活躍できそうか示せるように準備をしておくことが重要です。

    営業としての成長意欲を確認するため

    末永 末永

    営業としてのキャリアプランを聞かれる理由の三つ目としては、営業としての成長意欲を確認し、高いモチベーションを持って働けそうかを確認します。

    20~30代の若手の営業職の採用にあたって、今後成長する見込みがあれば、マネジメントや新たな役割を与えたり、様々な経験を積ませたりと、企業側の期待値を上げていくことができます。

    営業は毎月目標や数字に追われるプレッシャーがあるため、成長意欲がモチベーションになる人も多いです。

    また、キャリアプランが明確であれば、上司も育成がしやすく、入社後のイメージを持たせやすいという背景もあり、成長意欲を確認します。

    【面接準備】営業職のキャリアプランの考え方

    キャリアプランを立てるのに必要なのは「理想の姿(=ゴール状態)」「現在地(=今のあなた)」「ゴールとの差を埋めるために必要なこと」の3つです。

    面接の準備としてキャリアプランを考える際のポイントを紹介していきます。

    ステップ1 将来の理想を考える

    キャリアプランを考える際、将来の理想像を描くことが第一ステップになります。

    どこでどのような仕事をしたいのか、どのような暮らしをしたいかなど、将来どのような人生を歩んでいたら理想なのかを考えましょう。

    将来の理想を考える段階では、実現できそうな現実的な理想を考える必要はありません。

    実現可否は度外視し、まずは将来どうなりたいかをあなたの展望を考えることが重要です。

    理想の人生像を考えることで、目指すべきゴールを決めることができます。

    一方で、ゴールが設定されてないと、やるべきことや目標達成に向けて取るべきアクションを定めることができず、何も始まりません。

    理想の人生像を考え、ゴールが決まることで、やるべきことも見つかります。

    まずは理想を描くことから始める必要があります。

    ステップ2 現状を把握する

    将来の理想像を考えた次のステップとして、あなたの現在地を考えることが重要です。

    現状を把握することで、実現したい理想像やゴールとの差分を明確にすることができるため、自分の現在地を棚卸しし把握することが重要になります。

    現状を把握する際、これまでの人生やキャリアを振り返って、どのような経験をしてきたのかや現時点でどのようなスキルを身に付けているのかを整理して下さい。

    2つの観点

    現状を整理する際、下記二つの観点で整理しましょう。

    • ポータブルスキル
    • ヒューマンスキル

    ポータブルスキルは、業務の中で成果や組織に貢献した経験や姿勢について振り返り、汎用性のあるスキルがどれだけ身に付いているかを棚卸しします。

    ヒューマンスキルは、自分の性格や強みといったパーソナルな部分を言語化していきます。

    それぞれの観点であなたの現状を言語化していきましょう。

    ステップ3 将来の理想と現状のギャップを埋めるアクションを考える

    ステップ1では将来の理想像をイメージし、ステップ2ではあなたの現在地を把握しました。

    次のステップとしては、将来の理想像と現状のギャップを明確にし、取るべきアクションプランを考えていきます。

    理想の将来像や決めたゴールを実現するために、今後どのようなアクションを取るべきかが明確になってきたら、いつまでに何をすべきかといったロードマップを描いていくことが重要です。

    具体的なアクションに落とし込んでいきましょう。

    例えば、「営業のマネージャーになり組織を作っていきたい」という理想像があっても、いつまでに何をすべきか、どのようなステップでキャリアプランを実現していくかが明確になっていなければ、理想を実現させることは難しいでしょう。

    まずは、将来像をいつまでに実現するのか目標設定し、どのようなプロセスで達成していくかを考えることが必要です。

    末永 末永

    具体的なアクションはもちろんのこと、将来の理想などの長期的な目標は考えるのが難しいと思います。

    そのため、転職やキャリアに対する知識が豊富なキャリアコーチと一緒に長期的な目標を考えていきましょう。

    末永 末永

    まだキャリアプランの立て方があまりピンとこないという方は「最低限抑えておくべき!キャリアプランの立て方とポイントを紹介!」の記事で立て方のポイントについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。

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    営業のキャリアプランを答えるときのポイント

    これまでの成果を定量的に示しつつ、成果を出したプロセスにおいての定性面の工夫を伝えることも重要です。

    営業のキャリアプランを伝える際、以下のようなポイントがあります。

    その会社でなければいけない理由を伝える

    キャリアプランを伝えるポイントの一つ目は、他の会社ではなく、その会社の営業である必要性を説くことが重要です。

    企業側は採用する際、自社で長く働いてくれそうか・入社後に活躍できそうかといった観点で求職者を見極めます。

    とくに、自社で長く働いてくれそうかという観点で求職者を見極めるにあたって、他社ではなく自社である理由を伝えることで熱意をアピールすることができます。

    あなたのキャリアプランと会社の方向性がマッチしているかがポイントになります。

    そのため、選考を受けている職種の具体的な業務内容や事業・会社の展望を確認した上で、自分のキャリアプランとの共通する部分を中心に話すようにしましょう。

    あなたのキャリアプランと会社の方向性がズレていると、「自社ではキャリアプランを実現できない」と判断されてしまいます。

    営業を通じてあなたの将来やりたいことや挑戦したいことと、会社のビジョンや方向性がマッチしていることを説明し、熱意を持って伝えることを徹底しましょう。

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    今までの経験をもとに伝える

    二つ目のポイントは、今後のキャリアプランを話すだけでなく、これまでの経験をベースにキャリアプランに一貫性を持たせることが重要です。

    キャリアプランを伝える際、将来の理想像や入社後にチャレンジしたいといった願望だけを伝えるのではなく、根拠も合わせて伝えることで、熱意や説得力が増します。

    反対に、自分の希望だけを伝えてしまうと、机上の空論になってしまい、面接官に伝わりません。

    キャリアプランは未来の話になるため、求職者の原体験に紐付いたオリジナルのエピソードでないと、面接官に抽象的な印象を持たれてしまう可能性があります。

    例えば、「現場で顧客に営業活動をおこなう中で、自社サービスに対しての意見を聞く場面が多く、将来的には顧客の声を活かして商品開発にチャレンジしたいと思った」といったように、自分の経験に紐付けることで、キャリアプランのオリジナリティが増していきます。

    キャリアの中で頑張った経験や成果を出したことなどに絡めることで、キャリアプランに一貫性が出るでしょう。

    具体的な数字を使って客観的に伝える

    三つ目のポイントは、キャリアプランを伝える際に主観だけを伝えるのではなく、具体的な数字などの実績を用いて定量的かつ客観的に話をすることです。

    営業のキャリアプランを話すにあたって、過去の成果や経験を元に根拠を伝えることが重要だとお伝えしました。

    その際、自分がどのような工夫をして、どのような結果になったかを定量的に示すことで、エピソードの具体性が増します。

    自分の考えや思いだけでなく、客観的な情報や事実を伝えることで話を聞いている面接官もイメージがしやすくなります。

    例えば、「30人の営業組織で、年間の目標達成率が120%でした。目標達成をするために、他のメンバーと比べて行動量を2倍にするという戦略を取り、継続的に目標達成しました。」といったように、実績を数字ベースで話せるようにしておきましょう。

    関連記事

    キャリアプランを答える際に面接官に好印象・悪印象になる答え方については「【例文あり】面接でのキャリアプランの答え方とは?作り方&答え方を解説」の記事で解説しています。この点を意識するだけでに内定に一歩近づけるでしょう。

    営業のキャリアプランを答えるときの注意点

    営業のキャリアプランを答える際、いくつか注意点があります。

    転職理由と志望動機の一貫性や、なぜその会社や営業を希望するのかといった点がポイントになります。

    キャリアプランを答える際の注意点を紹介していきます。

    プライベートに偏りすぎている

    営業のキャリアプランを伝える際、内容がプライベートに寄りすぎないように注意しましょう。

    キャリアプランを考える際、将来の理想像やありたい姿を想像していきます。その際、どのようなキャリアを歩んでいきたいかという話が中心でなく、プライベート重視になってしまうと面接官に良い印象を与えません。

    キャリアプランを質問する背景として、あなたのプライベートについて話を聞きたいのではなく、どのようなキャリアを歩みたいかを確認する意図で質問します。

    しかし、プライベートの内容を必ず入れないようにした方が良いというわけではありません。

    理想の生き方があり、そこに向かってどのようなステップを踏んでいくのかや仕事と両立していくイメージがあるのかを話すことで、キャリアプランに対しての思考の深さが伝わります。

    キャリアプランを話す際は、プレイベートについての割合は少なくし、あくまでキャリアについて話すように注意しましょう。

    転職理由や志望動機と一貫性がない

    転職理由と志望動機に一貫性がないと、話に説得力がなくなってしまい、あなたのキャリアプランや志望動機が建前だという印象を受けてしまう可能性があります。

    たとえば、志望動機として「御社の商品に魅力を感じ、営業プレイヤーとして成果を残したい」としている一方、キャリアプランでは「営業からマーケティング等の別職種にキャリアチェンジしたい」と言ってしまうと、面接官はあなたの本心が把握できず「一貫性がない」と悪い印象を与えてしまいます。

    あなたが考えたキャリアプランから逆算し、その企業や職種を志望する理由に一貫性を持たせるようにしましょう。

    その会社や営業でなくてもいいと思われる

    キャリアプランを伝える際、その会社である理由が明確でなく、どの会社でもあてはまるようなキャリアプランを話さないようにしましょう。

    面接官がキャリアプランを質問するのは、あなたがその会社でどのような仕事をするのかやどういった経験を積んでいきたいと考えているのかを確認するためです。

    採用後のミスマッチを防ぐためにも、あなたのキャリアプランが自社で実現できるのかといった観点でも質問をしています。

    あなたのキャリアプランと、企業のビジョンや今後の方向性を合わせることで、「自分のキャリアプランは、この会社でなら実現できる」とアピールしましょう。

    「営業職として活躍して、マネジメントに上がっていきたい」といった、どの企業でも実現可能性があるキャリアプランは、面接官に刺さらないため注意しましょう。

    将来に向けた納得転職ならマジキャリ

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    営業のキャリアプランが答えられない人におすすめの相談先

    キャリアコーチング

    キャリアコーチングサービスは、あなた専任のキャリアコーチがマンツーマンでサポートします。

    仕事や転職の悩みやキャリアプランの設計をしてくれるサービスで、転職をする・しないにかかわらず、キャリア相談に乗ってくれます。

    とくに、10年後のキャリアプランが立てられない人におすすめです。

    様々なキャリアコーチングサービスがあり、サービス毎に特徴があります。

    その中でも、キャリアプランが立てられない20代〜30代に1番おすすめなキャリアコーチングサービスはマジキャリ です。

    マジキャリ は転職エージェントも運営しているアクシスが運営しているため、キャリアに関するノウハウが豊富にあり、あなたのありたい姿を実現するのに最適なキャリアを提案することが可能です。

    さらに、提案だけでなく転職エージェントのノウハウを活用し、理想のキャリアの実現に向けたアクションまで支援していきます。

    マジキャリ では以下のような流れで「自己分析」と「キャリアの設計」をおこなっています。

    • 徹底的な自己分析による自分自身の理解
    • 今後どのような人生を歩んでいきたいかなどの将来の目標決め
    • 将来の目標に対してどのような行動を取るか具体的なアクション設計
    • (転職をする場合は)マッチする企業の選定や選考対策

    将来の目標設定や現状の棚卸しから、理想のキャリア実現に向けたアドバイス等幅広くサポートできる点が特徴です。

    必要であれば転職支援もでき、あなたのキャリアプランを実現できる企業を紹介したり、個別の選考対策まで一気通貫で支援できる点も魅力です。

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    キャリアコーチングといってもどれが自分に合ってるかわからないという方は「キャリアコーチングとは?おすすめ12選と失敗しない選び方を解説!」を参考にしてみてください。おすすめのキャリアコーチング12選や選び方について紹介しています。

    転職エージェント

    転職エージェントは、転職を前提として活動している人に向けたサービスで、転職活動全般を支援します。

    具体的な支援内容としては、求人紹介や履歴書・職務経歴書の添削・面接対策などの転職支援がメインです。

    その他にも、キャリアプランの設計も手伝ってくれることもありますが、転職を具体的に考えていない求職者に対してはキャリアプランの設計まで一緒に考えてくれないケースもあり、注意が必要です。

    そもそも転職エージェントは、ビジネスモデル上、提携先から報酬をもらっているため、あなた自身のキャリアプランを設計するより、提携先の企業に受かるためのキャリアプラン設計が得意です。

    そのため、すでに転職したい企業が明確な人には転職エージェントがおすすめですが、あなた自身のオリジナルのキャリアプランを設計したいという人にはおすすめできません。

    転職エージェントは無料で利用できるというメリットもありますが、基本的には上記のような転職活動の支援が中心となります。

    最初にキャリアプラン設計も手伝って欲しい等の要望を伝えてみて、そこでの対応が丁寧かどうかで利用する転職エージェントを見極めましょう。

    営業のキャリアプランの答え方がわからない人はマジキャリがおすすめ

    営業のキャリアプランは思いつきで立てるものではなく、あなたの将来やりたいこと(=ゴール)から逆算してつくることが重要です。

    そもそも将来の理想状態がイメージできてないと10年後のキャリアプランは作ることが難しく、転職の面接でうまく答えられないでしょう。

    また、営業職は未経験の障壁が低いので、ポテンシャル採用をする企業も多く、転職時のライバルが多いです。

    ただ、将来やりたいことが明確にある20代〜30代の方が少なく、多くの若者は、社会人経験や実務経験がほぼない学生の時に就職活動で企業のネームバリューや給与・福利厚生など目先の条件で企業選択をする人が多いです。

    そのため、20代半ば〜30代で将来やりたいことがなく、営業としてのキャリアプランを立てられないと悩む人も多い傾向があります。

    10年後の営業職のキャリアプランを立てるには、まずは自分の性格や志向性を理解し、その特性を踏まえた上でどうなりたいか・何をやっていきたいかを考える必要があります。

    なので、10年後の営業職のキャリアプランが立てられない人は自己分析から自己理解を深めることから始めることが重要です。

    しかし、自己分析は、その名の通り自分で自分を分析する必要があるので、失敗するリスクもあります。

    そこで、自己分析を得意とするマジキャリ がおすすめです。

    マジキャリ は、業界で唯一、営業職特化の転職エージェントを10年以上運営するアクシス株式会社のサービスなので、社内に転職ノウハウが豊富にあります。

    だからこそ、転職活動をそろそろ始めたいけど、キャリアプランを一緒に立ててほしい!と悩んでいる20代・30代にぴったりのサービスです。

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