転職エージェントはどう選べばいい?基本の考え方
転職エージェントを選ぶときは、「どこが1番良いか」ではなく「自分の目的に合っているか」を基準に考えることが大切です。
人気ランキングや口コミだけで選ぶと、自分に合わない可能性もあります。
まずは自分の転職の目的を明確にしたうえで、目的に合ったエージェントを2〜3社に登録し、求人紹介や担当者との相性を比べながら自分に合ったものを見極めましょう。
| 比較項目 | リクルートエージェント | doda | マイナビ転職エージェント | UZUZ | ハタラクティブ | マイナビジョブ20's | JACリクルートメント | ビズリーチ | マイナビIT AGENT | リクルートエージェント(IT) | Geekly |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| カテゴリー | 大手総合 | 大手総合 | 大手総合 | 若手・第二新卒 | 若手・第二新卒 | 若手・第二新卒 | ハイクラス向け | ハイクラス向け | エンジニア向け | エンジニア向け | エンジニア向け |
| 求人数 2026年1月時点 |
948,630件 | 285,620件 | 求人多数 | 3,000社以上 | 5,650件 | 6,660件 | 15,000件以上 | 100,000件以上 | 求人多数 | 222,230件 | 37,000件以上 |
| 満足度 | ★ ★ ★ ★ ☆ 4.5点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4.4点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4.3点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4.0点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3.8点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3.5点 |
★ ★ ★ ★ ☆ 4.0点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3.9点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3.9点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3.9点 |
★ ★ ★ ☆ ☆ 3.9点 |
| 主な特徴 | ・国内最多の求人数 ・全業界と職種に対応 ・幅広い世代に対応 |
・求人数が豊富 ・全業界と職種に対応 ・サイトとエージェント一体型 |
・若手向け求人が豊富 ・全業界と職種に対応 ・安心の手厚いサポート |
・ITやWebに強い ・丁寧なサポート |
・内定までが速い ・経歴ゼロOK |
・未経験歓迎が多い ・適性診断あり |
・ハイクラス最大手 ・外資系も豊富 |
・高年収スカウト型 ・管理職向け |
・マイナビのIT版 ・非公開求人多数 |
・豊富な求人数 ・地方にも強い |
・ゲーム、IT特化 ・ヒアリング丁寧 |
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転職エージェントの選び方1:総合型か特化型かを判断する
転職エージェントは大きく「総合型」と「特化型」に分けられます。
幅広い求人を紹介してもらいたいのか、それとも業種・職種に特化した情報やサポートを重視したいのか、自分のニーズに合わせて利用するサービスを選ぶことが重要です。
ただ、どちらか一方に絞る必要はなく、まずは両方を試して使い勝手や相性を比較することで、自分に合ったサービスが見つかりやすくなります。
ここからは、それぞれの特徴や使い分け・選び方を詳しく解説します。
幅広い求人を比較しながら選びたい人は総合型がおすすめ
総合型エージェントは、さまざまな業界や職種の求人を幅広く扱う転職エージェントです。
リクルートエージェントなどが総合型の代表的なサービスとして挙げられます。
大手企業の求人や非公開求人も多く、複数の求人を横並びで比較しながら検討できるのが大きなメリットで、初めての転職や自分にどんな仕事が合うかまだ明確でない人に向いています。
また、担当者は幅広い業界情報に精通しているため、キャリアの方向性に迷っている場合でも客観的なアドバイスがもらえます。
まずは総合型の転職エージェントで全体像をつかみましょう。
興味がある業界が見えてきた段階で特化型を併用すると、さらに効果的に求人探しが進められますよ。
☞おすすめ総合型転職エージェント
業種・職種に精通したきめ細やかな支援を求めるなら特化型がおすすめ
特化型エージェントはIT・製造・看護・営業など、特定の業界や職種に強みを持ったサービスです。
特化型エージェントの担当者が業界経験者であることも多く、業界ならではの転職事情に精通しています。
そのため、求人の質や企業の内情、面接で重視されるポイントなど、詳細情報が得られるのが魅力です。
専門的なスキルや経験を活かしてキャリアアップしたい人や、業界特有の条件を踏まえて転職活動を進めたい人におすすめできます。
また、特化型は企業との強固なネットワークを持っていることも多く、独自の求人や企業への推薦力が高いケースもあります。
総合型と比べて求人の数は少なめですが、求人やサービスの質を重視する人にとっては非常に心強い存在ですよ。
☞20代特化型転職エージェント
転職エージェントの選び方2:規模(大手・中小)で選ぶ
転職エージェントは全国展開している大手と、地域や業界に根差した中小規模の転職エージェントがあります。
どちらが優れているというわけではなく、求人の量やサポートのスタイルが異なるため、自分の希望に合ったサービスを選ぶようにしましょう。
必要に応じて両方に登録して、サービスや求人内容を比較するのも効果的です。
ここではサービス規模による特徴や違い、選び方を解説します。
安心感と豊富な選択肢を求めるなら大手がおすすめ
大手の転職エージェントは全国に拠点を持ち、求人数も圧倒的に多いのが特徴です。
転職エージェントの会員のみに紹介される非公開求人の数も豊富で、さまざまな業界や職種の求人をまとめて比較できるため、幅広い選択肢を探りたい人に向いています。
また、大手の転職エージェントはサポート体制が整っており、履歴書・職務経歴書の添削や面接対策など、転職活動全体を網羅的に支援してもらえます。
初めて転職する人や全国各地の求人を検討している人にとっては、安心して利用できるサービスだといえますね。
手厚い支援や柔軟な対応を重視するなら中小エージェントも検討しよう
中小規模のエージェントは地域密着型や特定業界に特化しているケースが多く、一人ひとりへのサポートが手厚い傾向にあります。
少数精鋭の担当者が求職者の希望や悩みに深く寄り添い、柔軟に対応してくれるのは大きな魅力です。
また、独自のネットワークを活かした求人も期待できるので、大手では見つけらなかった求人に出会える可能性もあります。
中小エージェントの求人数は大手に比べると少なめですが、サポートの質やスピードを重視する人にとっては使い勝手の良いサービスですよ。
転職エージェントの選び方3:年代・キャリアに合わせて選ぶ
転職エージェントは、年代やキャリアによって選ぶべきサービスが異なります。
新卒に近い若手や未経験の人向けのサポートが手厚いところもあれば、マネジメント経験者や専門職向けにハイクラス求人を多く扱うところもあります。
自分のキャリア段階に合ったエージェントを選ぶことで、より適切な求人やサポートを受けられ、転職活動を効率的に進められますよ。
ここでは若手社会人向け、ハイクラス向けのサービスを代表的に取り上げ、それぞれの選び方を紹介します。
未経験・若手は育成支援やポテンシャル採用に強いサービスを選ぶ
社会人経験が浅い人や異業種からのキャリアチェンジを目指す人は、育成枠やポテンシャル採用の求人を多く扱う転職エージェントがおすすめです。
20代向けのサービスや既卒・第二新卒向けのサービスであれば、研修制度が整った企業や未経験から挑戦できる職種の情報を多く持っています。
応募書類や面接でも強みの整理を丁寧にサポートしてもらえるので、20代の若手社会人は積極的に利用するのがおすすめです。
20代は経験よりも将来性を評価してもらえるケースが多く、他の年代とは転職の進め方・対策方法は異なります。
若手支援に特化したサービスを活用することで、スムーズに転職活動を進められますよ。
☞20代特化型転職エージェント
20代の転職では今後のキャリア像や価値観を明らかにしておくことが大切です。キャリアプランを相談したいなら下記の記事をぜひ併せて参照ください。
【20代向け】キャリア相談TOP7!受けてよかった満足度の高い転職相談を徹底解説
ハイキャリア層は非公開求人や条件交渉に強いサービスを選ぶ
管理職や専門職の転職、年収アップを狙う場合は、ハイクラス向けの求人を豊富に扱うエージェントが有効です。
ハイクラス向けの転職エージェントは非公開求人の紹介が多く、企業の経営層や人事と直接つながりを持っているケースも多いです。
ハイクラス求人を探している場合は、より好条件の求人に出会いやすいのがメリットといえますね。
また、年収やポジションなどの条件交渉にも強く、求職者の市場価値を踏まえた提案をしてもらえます。
自分では言い出しにくい待遇面の相談も安心して任せられるのも魅力です。
☞ハイクラス特化型転職エージェント
転職エージェントの選び方4:求人の質と支援内容で選ぶ
転職エージェントは、扱う求人の内容や支援体制によってサービスの質が大きく変わります。
同じ職種でも、紹介される求人の数や条件、サポートの充実度はエージェントによって異なるため、登録時にしっかり見極めることが大切です。
求人の質と支援内容の両方をチェックすることでミスマッチを防ぎ、転職成功率を高められますよ。
ここでは、求人の質やサポート内容に特化した選び方のポイントを紹介します。
非公開求人や独自求人が豊富で応募の選択肢が広がるか
非公開求人は企業が一般の求人サイトには出さず、条件に合った人だけに紹介する求人のことで、全体の3〜4割以上を占めるといわれています。
一般公開すると求職者が殺到しやすい人気企業のポジションや高年収求人、急募案件など、質の高い求人が集まる傾向があります。
理想通りの求人に出会うためにも、非公開求人が豊富かどうかは重要なポイントです。
さらに、エージェント独自の取引先から集めた「独自求人」にも注目しましょう。
他の求人サイトには掲載されていない限定ポジションや、企業と直接やり取りしているからこそ得られる情報を紹介してもらえるのが魅力です。
非公開求人や独自求人は条件の良い案件や急募案件が多く、一般公開されていないぶん、競争率が低いこともあります。
登録時にどのくらいの非公開求人・独自求人を紹介してもらえるか、希望する業界や職種の求人がどれくらいあるかを確認しておくと安心ですよ。
☞おすすめ総合型転職エージェント
志望動機や応募書類の添削・模擬面接など支援体制が整っているか
転職エージェントを選ぶ際は求人紹介だけでなく、応募書類の添削や志望動機のブラッシュアップ、模擬面接といった支援が充実しているかどうかも重要なポイントです。
特に初めて転職する人やブランクがある人は、きめ細やかな転職支援があるかどうかで選考通過率が大きく変わります。
面接日程の調整や企業への推薦など、応募先企業との調整をスムーズにおこなってくれるかも確認しておきましょう。
支援内容が充実している転職エージェントを選ぶことで、転職活動全体を効率よく進められますよ。
☞20代特化型転職エージェント
転職エージェントの選び方5:エリアや業界の得意分野で選ぶ
転職エージェントは全国対応の大手もあれば、特定エリアや特定業界に強い中小規模のサービスもあります。
希望勤務地や志望業界が明確な場合は、その地域や業種に精通している転職エージェントを選ぶことで、より具体的で精度の高い求人提案を受けやすくなります。
ここでは、得意分野に着目した転職エージェントの選び方について詳しく解説します。
地域の拠点や担当エリアに精通しているか
転職活動では、希望勤務地周辺の企業情報や採用動向を熟知している転職エージェントが頼りになります。
地域に拠点を持つエージェントは現地企業とのネットワークが強く、独自求人を持っていることも多いので、地方での転職や、U・Iターンを検討している場合はぜひ利用したいサービスです。
また、面接日程の調整や現地説明会の案内など、エリアに特化したサポートも期待できます。
地方での転職を志望している場合は、地域密着型のエージェントや全国展開していても地方拠点がある大手をうまく活用しましょう。
地方に強い転職エージェントについては下記の記事で詳しく解説しています。
希望する業種・職種に強みを持っているか
希望する業界や職種が決まっているなら、その分野に特化した転職エージェントを選ぶことで、より専門性の高い情報や非公開求人を得られます。
たとえば、IT業界や製造業、医療業界など、それぞれの業界に特化したサービスであれば、業界特有のキャリアパスや転職市況を踏まえた実践的なアドバイスが受けられます。
業界の転職事情に精通したキャリアアドバイザーは専門用語や職種の理解もスムーズで、マッチング精度も高くなりやすいです。
理想通りの転職を実現しやすいのがメリットですね。
☞ITエンジニア特化型転職エージェント
特化型転職エージェントについては下記の記事で詳しく解説しています。参考にしてみてください。
良いキャリアアドバイザーを見分けるポイント4選
転職エージェントを選ぶうえでは実際に担当してくれるキャリアアドバイザーの質も重要な判断ポイントです。
同じ転職エージェントであってもキャリアアドバイザーによって提案力やサポートの手厚さには差があります。そのため、「どのエージェントを選ぶか」だけでなく、「どんなキャリアアドバイザーが担当するか」を見極めることが、転職成功のカギになります。
ここでは、良いキャリアアドバイザーを見分けるためのポイントを4つご紹介します。
それぞれ詳しく解説していきます。
キャリアプランを一緒に考えてくれる
良いキャリアアドバイザーを見分けるにはキャリアプランを一緒に考えてくれるかどうかが重要です。
信頼できるキャリアアドバイザーは、これまでの経験や将来の目標を丁寧にヒアリングしたうえで、あなたに合ったキャリアプランを一緒に考えてくれます。
一方で、あまり良くないキャリアアドバイザーは、これまでのキャリアや希望する業界・職種を簡単にヒアリングするだけで、すぐに求人を紹介しようとするケースも少なくありません。
適職診断ツールのように単に条件に合う求人を紹介するだけでなく、将来を見据えたキャリアの選択肢を提示できることが、転職エージェント・キャリアアドバイザーに求められる役割です。
キャリアプランを一緒に考えてくれるキャリアアドバイザーなら、あなたが気づかないこだわりや条件を提示してもらえる可能性があります。
キャリアプランを整理したうえで転職活動を進めることで、より納得度の高い転職につながります。
希望条件に合った求人の提案がある
良いキャリアアドバイザーは希望条件に合った求人を提案してくれます。
例えば、年収や勤務地、業界や職種などの希望をしっかりと理解し、それに合った求人を紹介してくれるキャリアアドバイザーは信頼できます。
また、希望条件の表面的な内容だけでなく背景まで読み取り、「もしかしたらこの条件も重視しているのでは?」といった視点で提案してくれるキャリアアドバイザーは、より的確なサポートをしてくれる可能性が高いです。
一方で、良くない転職エージェントの場合には、条件面を考慮してもらえないこともあります。
なかなか良い条件の求人を提案してもらえないと、転職活動が停滞してモチベーションが下がることや、妥協して希望に合わない求人を選んでしまうリスクが高まるので注意しましょう。
希望する業種・職種に強みを持っている
希望する業界・企業へのサポートに強みがある転職がある転職エージェントを選ぶのはもちろん、その業界・企業の支援実績が豊富なキャリアアドバイザーなら、さらに安心して任せることができます。
なぜなら、業界や企業に関する詳しい情報を持っており、選考対策や条件交渉などのサポートが充実している可能性が高いからです。
また、過去の成功事例をもとに、どのようなスキルや経験が評価されるのか具体的なアドバイスをもらえるため、選考通過の確率が高まります。
例えば、同じ企業への内定者の傾向や面接でよく聞かれる質問などを共有してもらえることで、より効果的な準備ができます。
ただし、キャリアアドバイザーによって得意とする業界や企業が異なる場合が多いため、事前にサポート実績を確認することが大切です。
キャリアアドバイザーからの返信が早い
良いキャリアアドバイザーを見分けるポイントとして、返信が早いかどうかも重要です。
なぜなら、返信が早いキャリアアドバイザーは求職者の状況を把握したうえで、スムーズな対応を意識している可能性が高いからです。
また、企業とのやり取りも迅速におこなわれている可能性が高く、選考がスムーズに進みやすく、チャンスを逃しにくくなります。
ただし、単に返信が早いだけでなく、企業としっかり連携が取れており、選考に役立つ情報や具体的なフィードバックを提供してもらえているかどうかも、あわせて確認したいポイントですよ。
良くないキャリアアドバイザーを見分けるポイント5選
良いキャリアアドバイザーを見つけるためにも、良くないキャリアアドバイザーの特徴を確認しておきましょう。
ここでは、良くないキャリアアドバイザーを見分けるポイントを5つ紹介します。
大量に求人紹介してくる
大量に求人を紹介してくるキャリアアドバイザーは注意が必要な場合があります。
求職者一人ひとりと十分に向き合わず「とりあえず求人を紹介しておけばよい」と考えている可能性があるからです。
ただし、キャリアアドバイザーによっては多くの求職者を担当しており、限られた時間の中で選択肢を広く提示する目的で、あえて多くの求人を紹介するケースもあります。
そのため、単純に求人数が多いからといって、すべてが悪いとは言い切れません。
あくまで、求職者の希望やキャリアプランを考慮せず、無差別に求人を紹介している場合は注意が必要という点を押さえておきましょう。
あなたの希望条件を明確にするために、あえて複数の求人を提示してくれる場合もあるため、どのような意図で紹介されているのかを確認したうえで見極めることが大切です。
希望条件に合わない求人を紹介する
希望条件に合わない求人ばかりを紹介してくるキャリアアドバイザーを利用すると、転職活動の時間を無駄にしてしまう可能性があります。
そもそも、あなたの希望条件や優先順位を把握していないかもしれません。
また、転職エージェントは求職者が転職することで利益が発生するビジネスモデルなので、担当のキャリアアドバイザーが自社の利益を優先するあまり内定を優先している可能性が考えられます。
ただし、あなたの希望条件やこれまでのキャリアを踏まえたうえで、「このような選択肢もありますよ」と新たな可能性を提案してくれる場合は、前向きに検討する価値があります。
希望条件に合わない求人を紹介されたときは、なぜこの求人を紹介したのかを聞くようにしましょう。
転職や内定承諾の判断を急がしてくる
転職や内定の返事を急かしてくるキャリアアドバイザーには注意すべきです。
上記でも述べた通り、転職エージェントは求職者が転職を成功させることで報酬を得る仕組みとなっているため、エージェント側の都合で早く転職を決めさせようとするケースもあります。
また、内定先の企業からの催促により、エージェントが求職者に早く意思決定をするようプレッシャーをかけることもあります。
気になることがある場合には、内定をもらった場合でも転職先の企業と面談する機会を設けるなど、焦らずに情報を整理したうえで判断することが重要です。
ただし、あまりにも返事を先延ばしにすると、企業側への印象が悪くなる場合や、内定が取り消される場合もあるため、適切な期限内で判断することが大切です。
キャリアアドバイザーからの返信が遅い
おすすめできないキャリアアドバイザーの特徴として、返信が遅いことも挙げられます。
返信が遅いと企業とのやり取りが滞り、選考のチャンスを逃してしまう可能性があるため注意が必要です。
ただし、キャリアアドバイザーによっては30人以上担当している人もいるため、優先順位が下になっている場合も考えられます。
そんなときは、こちらから積極的に連絡を取ることで対応が早くなることもあるため、遠慮せずに問い合わせてみましょう。
断定的な言い方でアドバイスしてくる
「この企業が絶対に合っています」「この求人以外は考えないほうがいいですよ」などと断定的な言い方でアドバイスしてくるキャリアアドバイザーにも気を付けるべきです。
キャリアアドバイザーは転職のプロですが、あくまで求職者に対してアドバイスをする役割があるだけで、最終的な決断を下すのは求職者本人です。
そのため、どの企業の選考を受けるか、どの企業に転職するのか、そもそも転職すべきかは、あなた自身の意志が尊重されます。
キャリアに「正解」はなく、転職においても絶対的な答えはありません。キャリアアドバイザーの意見を参考にしつつも、自分の価値観や将来のビジョンを大切にしましょう。
転職エージェントを上手く活用するためのポイント
転職エージェントは、求人の紹介や選考対策など、転職活動をサポートしてくれる心強い存在ですが、上手に活用しなければ意味がありません。
そこで、転職エージェントを上手く活用するためのポイントを3つ紹介していきます。
転職の目的に沿った求人か自身で判断する
転職エージェントを活用する際のポイントの一つは、転職の目的に沿った求人か自身で判断することです。
自分で判断せずに、転職エージェントに紹介してもらった求人だけを鵜呑みにして応募すると、希望と合わない企業を選んでしまう場合があります。
転職エージェントは、あなたの希望条件に合う求人を紹介しますが、本当に合っているのか分かりません。
自分自身で合う合わないを判断することで、なぜこの求人を選んだのかをキャリアアドバイザーが具体化して、より希望条件に沿う案件を紹介できる可能性があります。
そのためには、あなた自身が将来の理想像を明確にすることが重要です。
将来の理想像が描けていない人は、なりたくない姿ややりたくないことをイメージすることで、その実現を避けるために、どうなっていればいいのか、何をすればいいのかが明確になります。
キャリアの描き方については、下記の記事で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
転職希望時期を明確にする
転職エージェントを活用する際には、転職希望時期を明確にすることも重要です。
なぜなら、転職希望時期が不明確だと、良い求人のタイミングを逃してしまう可能性があるからです。
一般的に、求人は3ヶ月を目安に入れ替わるため、計画的に動けなくなり、結果的に転職の成功を妨げることになります。
例えば、転職時期を決めずにダラダラと活動を続けると、せっかくの好条件の求人がなくなる場合や、選考のペースが遅れて企業側の採用枠が埋まってしまうことがあります。
そのため、あらかじめ転職希望時期を決めておき、スムーズに選考を進めましょう。
希望や経歴を正直に伝える
転職エージェントを活用する際のポイントの一つは、希望や経歴を正直に伝えることです。
希望や経歴を正確に伝えないと、ミスマッチな求人を紹介される可能性が高くなります。
考えられるケースとしては、実際のスキルや経験以上に自分をよく見せようとして、より条件の良い求人を紹介されてしまい、なかなか面接に受からないことです。
仮に採用されたとしても、入社後に求められるスキルと実際のスキルにギャップが生じ、思うように成果を出せずに評価されない可能性があります。
そのため、希望条件に対して市場価値やスキルが不足している場合は、そのギャップを埋めるための転職を検討しましょう。
転職エージェントとの面談は何を話す?流れや服装・注意点を徹底解説
【タイプ別】おすすめの転職エージェント
ここでは、タイプ別のおすすめ転職エージェントを紹介していきます。
詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
大手総合型転職エージェント
大手総合型転職エージェントでおすすめなのは「リクルートエージェント」「doda」「マイナビ転職エージェント」です。
それぞれの概要、取り扱い職種について以下にまとめました。
| 比較項目 | リクルートエージェント | doda | マイナビ転職エージェント |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社リクルート | パーソルキャリア株式会社 | 株式会社マイナビ |
| 公開求人数 2026年1月時点 |
732,120件 | 267,240件 | 求人多数 |
| 取り扱い職種 | 全業界・職種 | 幅広い業種・職種 | 営業、IT/WEB関連、事務関連など |
| 無料登録する | 無料登録する | 無料登録する |
大手総合型転職エージェントを利用するメリットとデメリットは以下のとおりです。
大手総合型エージェントを利用するメリット
- 求人数が多い
- 非公開求人が多い
- 幅広い業界・職種の支援がしてもらえる
大手総合型エージェントを利用するデメリット
- サポートが手厚くない場合がある
- 担当者によるばらつきがある
- 業界・職種に特化した専門知識が不足している可能性がある
このように、大手総合型転職エージェントは、求人数が多く選択肢が豊富である一方で、サポートが手厚くない場合もあります。
転職エージェントの併用・組み合わせ方、評判については下記の記事で詳しく解説しています。
業界・職種特化型転職エージェント
業界・職種特化型転職エージェントでは転職市場で人気のIT業界と保育士・看護師を取り上げます。
IT業界でおすすめなのは「マイナビIT AGENT」「Geekly」「レバテックキャリア」です。
| 比較項目 | マイナビIT AGENT | ギークリー | レバテックキャリア |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マイナビ | 株式会社Geekly | レバテック株式会社 |
| 公開求人数 2026年1月時点 |
求人多数 | 37,000件以上 | 48,280件 |
| 希望職種 | ・ITエンジニア ・Webエンジニア |
・ITエンジニア ・社内SE |
・ITエンジニア ・Webデザイナー |
| こだわり一覧 | ・20代〜30代向け ・転職支援に特化 |
・IT業界特化 ・質の高い求人 ・未経験者支援 |
・高収入求人 ・スキルアップ支援 ・専門アドバイザー |
| 無料登録する | 無料登録する | 無料登録する |
また、保育士におすすめなのは「保育士ワーカー」「マイナビ保育士」「保育士人材バンク」です。
| 比較項目 | 保育士ワーカー | マイナビ保育士 | 保育士人材バンク |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社トライトキャリア | 株式会社マイナビ | 株式会社エス・エム・エス |
| 公開求人数 2026年1月時点 |
14,360件 | 22,120件 | 37,840件 |
| 希望職種 | ・保育士 ・幼稚園教諭 |
・保育士 ・幼稚園教諭 |
・保育士 ・幼稚園教諭 |
| 雇用形態 | ・正社員 ・契約社員 ・パート ・アルバイト |
・正社員 ・契約社員 ・パート ・アルバイト |
・正社員 ・契約社員 ・パート ・アルバイト |
| 無料登録する | 無料登録する | 無料登録する |
最後に、看護師におすすめなのは「マイナビ看護師」「レバウェル看護」「看護roo!転職」です。
| 比較項目 | マイナビ看護師 | レバウェル看護師 | 看護roo!転職 |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社マイナビ | レバウェル株式会社 | 株式会社クイック |
| 公開求人数 2026年1月時点 |
97,240件 | 128,030件 | 106,180件 |
| 希望職種 | ・正看護師 ・准看護師 ・保健師 ・助産師 |
・正看護師 ・准看護師 ・保健師 ・助産師 |
・正看護師 ・准看護師 ・保健師 ・助産師 ・ケアマネージャー |
| 雇用形態 | ・常勤 ・非常勤(パート) ・契約社員 |
・正社員 ・契約社員 ・パート ・アルバイト |
・正社員 ・契約社員 ・パート ・アルバイト ・業務委託(その他) |
| 無料登録する | 無料登録する | 無料登録する |
業界・職種特化型転職エージェントを利用することで、特定の業界や職種に精通したアドバイザーからより専門的なアドバイスを受けられます。
一方で、業界・職種特化型転職エージェントは取り扱い求人数が大手総合型エージェントに比べて少ないため、選択肢が限られてしまう点には注意が必要です。
業界や職種に特化した転職エージェントは下記の記事で解説しています。
年代・属性特化型転職エージェント
年代・属性特化型転職エージェントでは、第二新卒・ハイクラス・女性向けを取り上げます。
第二新卒や20代、未経験でおすすめなのは「UZUZ」「ハタラクティブ」「マイナビジョブ20's」です。
| 比較項目 | UZUZ | ハタラクティブ | マイナビジョブ20's |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社UZUZ | レバレジーズ株式会社 | 株式会社マイナビ |
| 公開求人数 2026年1月時点 |
非公開 | 5,650件 | 6,660件 |
| 希望職種 | ・IT ・営業 ・事務 ・製造など |
・事務職 ・営業職 ・IT職など |
・営業 ・事務 ・IT ・クリエイティブなど |
| こだわり条件 | ・第二新卒・既卒向け ・手厚いサポート |
・未経験者向け ・カウンセリングあり |
・無料転職支援 ・書類添削 ・面接対策 |
| 無料登録する | 無料登録する | 無料登録する |
ハイクラス転職を考えている人には「JACリクルートメント」「ビズリーチ」をおすすめします。
| 比較項目 | JACリクルートメント | ビズリーチ |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント | 株式会社ビズリーチ |
| 公開求人数 2026年1月時点 |
常時15,000件以上 | 100,000件以上 |
| 職種 | ・ハイクラス求人 ・管理職 ・経営幹部 |
・年収600万円以上の求人 ・管理職 |
| 勤務地 | 国内外 | 国内外 |
| 無料登録する | 無料登録する |
女性向けは「パソナキャリア」「type女性の転職エージェント」がおすすめです。
| 比較項目 | パソナキャリア | type女性の転職エージェント |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社パソナ | 株式会社キャリアデザインセンター |
| 公開求人数 2026年1月時点 |
50,000件以上 | 13,080件 |
| 希望職種 | ・ハイクラス ・管理職 |
・一般職 ・専門職 ・管理職 |
| こだわり条件 | ・在宅 ・フレックス可求人が45% |
・女性向けの求人 ・育児支援あり |
シニア向けは「シニアジョブエージェント」「マイナビミドルシニア」がおすすめです。
| 比較項目 | シニアジョブエージェント | マイナビミドルシニア |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社シニアジョブ | 株式会社マイナビ |
| 公開求人数 2026年1月時点 |
32,580件 | 求人多数 |
| 希望職種 | ・ハイクラス ・管理職 |
・一般職 ・専門職 ・管理職 |
| こだわり条件 | ・年齢で不利になりにくい | ・40代〜60代を歓迎する企業多数 |
年代・属性特化型転職エージェントを利用すると各年代や属性に特化したサポートが受けられ、より詳細なアドバイスをもらえます。
一方で、求人が少なく選択肢が狭まることや、特定の業界や職種には詳しくない場合があることなどが懸念されるので、大手総合型転職エージェントとの併用がおすすめです。
年代や属性に特化した転職エージェントについては下記の記事で詳しく解説しています。
転職エージェント以外のキャリア相談先
転職エージェント以外のキャリア相談先は以下の2つです。
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
キャリアコーチングサービス
転職エージェント以外のキャリア相談先の一つは、キャリアコーチングサービスです。
キャリアコーチングサービスは、転職エージェントと違い有料でキャリア相談ができるサービスです。
例えば以下のようなコーチングサービスがあります。
| サービス名 | コース一覧 |
|---|---|
| マジキャリ (20・30代に特化) |
・キャリアデザインコース ・自己実現コース ・安心転職コース ・入社後活躍コース |
| ライフシフトラボ (45歳からの実践型キャリアスクール) |
・複業起業コース ・転職コース ・DXコース |
| キャリドラ (キャリアアップに特化) |
・ハイキャリアコース ・エキスパートコース ・プロフェッショナルコース |
キャリアコーチングサービスは転職エージェントとは異なり、相談者本人から報酬をいただくため、100%顧客に向き合ってキャリア相談に乗ることができます。
ただし、キャリアコーチングサービスは高額である点には注意が必要です。
転職を成功させるためには、あなたの将来の理想的な姿や、やりたいことを決めるのはもちろん、そのための道筋を立てることが必要になります。
キャリアコーチングについて気になる人は下記の記事もご覧ください。
キャリアコーチングとは?おすすめ12選の料金・体験談と失敗しない選び方を紹介!
公的機関
キャリア相談ができる公的機関として、ハローワークなどが挙げられます。
ハローワークは、厚生労働省が提供しているサービスで、求職者に対して職業紹介や就職サポートをしています。
ハローワークでできることを以下にまとめました。
ハローワークでできること
- 自己分析とキャリアの棚卸し
- 求人情報の提供
- 応募書類の作成支援
- 面接対策
- 職業訓練の紹介
ハローワークは、国が運営しているため無料で相談でき、地域密着型のため地元の転職に有利です。
そのため、特に地方への転職で悩んでいる人や、キャリア相談を試してみたいという人におすすめです。
ただし、アドバイザーがキャリアの専門家ではない点には注意が必要です。
転職エージェント選びは「目的の明確化」と「複数比較」が成功のカギ
転職エージェントを選ぶ際は、知名度やランキングだけで判断せず、自分のキャリアや転職の目的に合っているかを基準に選ぶことが最も重要です。
最適なパートナーを見つけるためには、最初から1社に絞り込むのではなく、気になったエージェントを2〜3社ほど併用して登録することをおすすめします。
実際にキャリアアドバイザーと面談をおこない、求人の提案内容や相性を比較しながら、信頼できるエージェントを厳選していきましょう。
あなたにぴったりの転職エージェントと出会い、理想のキャリアを実現できることを応援していますよ。
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とはいえ、たくさんの転職エージェントがあるため、片っ端から面談をしていては霧がありません。そこで手っ取り早く相性の合うキャリアアドバイザーと出会うためには、下記のポイントに注意して転職エージェントを選ぶのがおすすめです。
それぞれ詳しく解説していくのでぜひ参考にしてみてください。
希望条件と転職エージェントの得意領域が一致している
あなたに合った転職エージェントを選ぶためには、希望条件と転職エージェントの得意領域が一致している必要があります。
なぜなら、得意領域が一致していないと、自分の希望に合った求人や適切なサポートを受けにくいからです。
また、希望職種や業界だけではなく、年収条件や働き方(リモート可否・福利厚生など)も確認しておくと、自分に合った職場を見つけやすくなります。
希望条件が明確でない場合は、大手総合型エージェントを中心に登録することがおすすめです。
具体的には2社大手総合型エージェントと1社業界特化型エージェントに登録しましょう。
☞おすすめ総合型転職エージェント
☞20代特化型転職エージェント
☞ハイクラス特化型転職エージェント
求人数が豊富
あなたに合った転職エージェントを選ぶためには、求人数の豊富さを確認する必要があります。
どれだけキャリアアドバイザーが優秀でも、取り扱っている求人の幅が狭いと、あなたが希望する条件がないことも考えられるからです。
また、求人数が豊富な転職エージェントの場合、多くの求人と比較することであなたの市場価値がどこに位置するのかを確認できます。
ちなみに、求人数が豊富なだけではなく、求人数を確認するときには非公開求人数も考慮するべきポイントです。
非公開求人とは、転職エージェントを通してのみ応募できる求人のことを指します。
非公開求人は、重要なポジションでの採用が多いため、キャリアアップしたい人には特におすすめです。
サポート内容が手厚い
あなたに合った転職エージェントを選ぶためには、サポート内容の手厚さも重要視すべきポイントです。
転職サポートには求人応募や履歴書添削、面接対策など様々な段階があります。
転職エージェントによっては、サポートしている内容と、していない内容があるため利用開始前に確認しておくことが重要です。
特に、条件交渉や入社後のアフターフォローは、エージェントによって分かれるため相談前に確認しておく必要があります。
また、どんなサポートをしてもらいたいかをあらかじめ決めておくことで、自分に合った転職エージェントを選びやすくなり、効率的に転職活動を進められます。
たとえば、転職エージェントは幅広い求人を扱う総合型のサービスと、特定の業界や職種に強い特化型のサービスに分類できます。
幅広く求人を見て比較したいなら総合型、専門性の高い求人や業界情報を得たいなら特化型と、それぞれの強みを活かせるように使い分けるのが賢い使い方ですよ。