【特化型】デザイナーにおすすめの転職エージェント
デザイナーの転職活動では、業界の動向や専門職への深い知見を持つ、特化型の転職エージェントが心強い味方になります。
一般的な転職エージェントでは「デザイナー」と一括りにされがちですが、特化型エージェントは、WebデザイナーとUI/UXデザイナーの違いや、各職種で求められるスキルセットを正しく理解しています。
そのため、あなたのスキルや経験を正しく評価してくれる企業に出会える可能性が高まります。
ここでは、デザイナーにおすすめの特化型転職エージェントを見ていきましょう。
ギークリー(Geekly)
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社Geekly https://www.geekly.co.jp/ |
| 求人数 | 非公開求人数も含む求人数:37,000件以上 |
| 対応地域 | 一都三県・関西 |
| 電話番号 | 0120-053-023 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-305272 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
ギークリー(Geekly)は、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
業界を熟知したコンサルタントから、あなたのスキルやキャリアプランに寄り添った丁寧な支援を受けられます。
また、ギークリー(Geekly)だけの非公開求人も多数保有しており、他の転職エージェントでは見つけられない優良企業の求人に出会える可能性があります。
デザイナーとしてのキャリアアップを目指すなら、登録しておきたい転職エージェントのひとつです。
レバテックキャリア
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
レバテック株式会社 https://career.levtech.jp/ |
| 求人数 | 47,630件 |
| 対応地域 | 関東エリア(東京・千葉・埼玉・神奈川) 関西エリア全域、九州エリア(福岡) |
| 電話番号 | 03-5774-1762 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-308734 特定募集情報等提供事業:51-募-000464 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
レバテックキャリアは、IT・Web業界のクリエイター職に特化した転職エージェントです。
業界出身の専門知識が豊富なキャリアアドバイザーが在籍しており、デザイナーのキャリアパスを深く理解した上で、アドバイスしてくれます。
WebデザイナーやUI/UXデザイナーなどの求人が充実しており、年収アップを目指すハイクラスの転職にも強みがあります。
3人に1人が年収70万円アップを実現しており、なかには100万円以上アップした人もいるほどです。
専門性の高いサポートを受けながら、着実なキャリアアップを目指す人におすすめです。
マイナビクリエイター
マイナビクリエイターは、Web・ゲーム・広告業界のクリエイティブ職に特化した転職エージェントです。
大手人材企業「マイナビグループ」が運営しており、豊富な求人数と充実したサポート体制が魅力です。
マイナビクリエイターには、業界出身のキャリアアドバイザーが多数在籍しており、Webデザイナーやイラストレーターなどの職種に強みを持ちます。
また、デザイナーの転職で必要なポートフォリオの作成をサポートするツール「MATCHBOX」を無料で提供している点も大きな特徴です。
とくにポートフォリオの作り方がわからない人、見やすいポートフォリオを作りたい人におすすめです。
マスメディアン
マスメディアンは、広告・Web・マスコミ業界のマーケティング職やクリエイティブ職に特化した転職エージェントです。
運営は宣伝会議グループで、電通・博報堂などの大手広告代理店や有名企業の求人を多数保有しています。
マスメディアンはグラフィックデザイナーやWebデザイナー、アートディレクターなど、幅広いクリエイティブ職の求人を扱っており、専門性の高いキャリア相談をできる点が強みです。
Webデザイナーの求人も扱っていますが、全体を見ると「広告寄り」の求人が中心です。
広告・マスコミ業界でキャリアを築きたいデザイナーにとって、心強いパートナーとなります。
なお、転職エージェントは1つではなく複数利用すると、転職の選択肢が広がり、希望にマッチする企業へ転職できる可能性が高まります。
詳しく知りたい人は下記記事を確認してみてください。
【総合型】デザイナーにおすすめの転職エージェント
総合型の転職エージェントは、幅広い業界や職種の求人を扱っているのが特徴です。
デザイナー職の求人も豊富で、特化型エージェントにはない大手企業の求人や、異業種からの社内デザイナー募集など、選択肢の幅が広がります。
ここでは、デザイナーの転職活動で役立つ総合型転職エージェントを紹介します。
リクルートエージェント
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社インディードリクルートパートナーズ https://www.r-agent.com/ |
| 求人数 | 238,380件 |
| 対応地域 | 日本全国 |
| 電話番号 | 0120-070-585 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-317880 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
リクルートエージェントは、業界最大級の求人数を誇る総合型転職エージェントです。
Webデザイナー・コーダー・UIUXデザイナー・アートディレクター向けの求人は、3,400件以上扱っており、そのなかから希望に合う求人を紹介してくれます。
特化型の転職エージェントでは、Webデザイナーの求人が100件未満の場合もあるため、大きな利点といえます。
保有する多数の求人の中から、あなたの希望に合う求人を紹介してくれます。
リクルートエージェントには、WebデザイナーやUI/UXデザイナーといったIT領域の専門部署があり、業界に精通したキャリアアドバイザーが転職を支援してくれるのが特徴です。
また、書類添削や面接対策といった支援も充実しており、転職活動を有利に進めることが可能です。
doda
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp/ |
| 求人数 | 287,200件 |
| 対応地域 | 全国・海外(国内拠点は24ヶ所) |
| 電話番号 | 03-5427-7890 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-304785 特定募集情報等提供事業:51-募-000144 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
dodaは、転職サイトとエージェントの両方の機能を兼ね備えたサービスです。
自分で求人を探して応募する転職サイトとしての使い方と、キャリアアドバイザーのサポートを受けるエージェントサービスとしての使い方を併用できます。
dodaでは、Webデザイナーやグラフィックデザイナーなど、クリエイティブ職の求人も豊富に扱っています。
転職サイトとエージェント両方の使い方ができるため「自分のペースで転職活動を進めたいが、専門家のアドバイスもほしい」という人に最適です。
転職エージェントの活用は、理想のキャリアを築くための近道です。
専門家のサポートは、あなたの転職活動を力強く後押ししてくれます。
デザイナーとしての転職を成功させるため、まずは転職エージェントへ登録し、転職の可能性を広げてみましょう。
ここまでに紹介した以外におすすめの転職エージェントについては下記で紹介しているため、参考にしてみてください。
【スカウト・大手】デザイナーにおすすめの転職サイト
転職サイトは、自分のペースで求人情報を収集し、直接企業に応募できるのが魅力です。
とくにスカウト機能があるサイトに登録しておくと、あなたの経歴に興味を持った企業から直接アプローチが届く可能性があります。
また、転職エージェントと併用すると、多くの選択肢から最適な転職先を見つけやすくなります。
ここでは、デザイナーにおすすめの大手転職サイトとスカウトサービスについて見ていきましょう。
ビズリーチ
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp |
| 求人数 | 公開求人数:127,000件 |
| 会員数 | 281万人以上(2025年1月末時点) |
| 対応地域 | 全国 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-302647 特定募集情報等提供事業:51-募-000175 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
ビズリーチは、ハイクラス人材向けのスカウト型転職サイトです。
登録には審査がありますが、自分の職務経歴書を登録しておくと、経歴を見た企業やヘッドハンターから直接スカウトが届きます。
年収600万円以上の求人が豊富なため、キャリアアップを目指すデザイナーに適しています。
また、管理職や専門職のポジションも多く保有しているため、これまでの経験を活かして、責任のある立場で活躍したい人にもおすすめです。
リクナビNEXT
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
Indeed Japan株式会社 https://next.rikunabi.com/ |
| 求人数 | 1,370,000件 |
| 対応地域 | 全国 |
| 更新日 | 毎週水曜日・金曜日更新 |
| 免許登録 | 特定募集情報等提供事業:51-募-000379 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
リクナビNEXTは、業界最大級の会員数を誇る転職サイトです。
広い業種と職種の求人を網羅しており、Webデザイナーをはじめとするクリエイティブ職の求人も多数掲載されています。
また、自己分析に役立つ「グッドポイント診断」のようなツールも無料で利用可能です。
「柔軟性」「独創性」など、あなたの強みが客観的に判定されるため、職務経歴書の自己PR作成やポートフォリオのコンセプト設計にも活用できます。
多くの選択肢を比較検討しながら、じっくり転職活動を進めたい人におすすめです。
デザイナー向け転職エージェントを選ぶ際の4つのポイント
デザイナーが転職エージェントを選ぶ際には、いくつか確認したい点があります。
自分に合わないエージェントを選んでしまうと、転職活動がスムーズに進まないかもしれません。
ここでは、デザイナーが転職エージェントを選ぶ上で、とくに注目したい4つのポイントを解説します。
希望職種の求人数が多いか
転職エージェントを選ぶにあたって、希望職種の求人数は必ず確認しましょう。
選択肢が多いほど、好条件の企業や、自分のスキルを活かせる職場に出会える可能性が高まります。
とくにデザイナー職の場合は、Web・UI/UX・グラフィックなど分野が細分化されています。
そのため、あなたの専門領域の求人を豊富に扱っている転職エージェントを選ぶのが賢明です。
デザイナー職の求人数はサービスによって異なります。
公式サイトで公開されている求人数を確認したり、面談の際に希望職種の求人がどのくらいあるか質問したりして、情報収集しておきましょう。
ポートフォリオの添削を受けられるか
転職エージェントが、ポートフォリオの添削を実施しているかも確認しましょう。
デザイナーの転職活動では、ポートフォリオの完成度が選考結果を大きく左右するためです。
デザイナーの転職活動において、ポートフォリオはあなたのスキルや実績を証明する名刺のようなものです。
そのため、ポートフォリオの完成度が低いと、どれだけ優れたスキルをもっていても、書類選考で正しく評価されないおそれがあります。
キャリアアドバイザーは、求職者の視点からポートフォリオを添削してくれます。
自分では気づけなかった改善点が見つかり、作品の魅力を最大限に伝えられるようになります。
質の高いポートフォリオを作成するためにも、添削サポートの有無は事前に確認しましょう。
クリエイティブ職に詳しいアドバイザーがいるか
担当のキャリアアドバイザーが、クリエイティブ業界に精通しているかどうかも、見極めるべき点です。
業界知識が豊富なアドバイザーであれば、デザイナー特有のキャリアパスやスキルの評価について、深く理解しているためです。
そのため、スキルや実績を的確に評価し、活躍できる求人を提案してくれます。
また「HTML/CSSでのコーディング」「プロトタイピング」など、専門用語を交えた相談もスムーズに進みます。
公式サイトのアドバイザー紹介ページを確認したり、面談で専門性を図る質問をしたりして、信頼できるパートナーを見つけましょう。
マネジメントとスペシャリストの分岐を意識してくれるか
担当のキャリアアドバイザーが、マネジメントとスペシャリストの分岐を意識してくれるか確認しましょう。
将来を考えた際に、マネジメントとスペシャリストどちらのキャリアを歩みたいかによって、今選ぶべき企業や積むべき経験が変わります。
経験を積んできたデザイナーは、このまま作り続けたいのか、将来的にリード・マネジメントに寄りたいのかという分かれ道に立つことが多いです。
キャリアの分岐点をふまえたうえで、的確なアドバイスをくれるキャリアアドバイザーは、あなたの心強い味方になります。
面談の際に、将来のキャリアについて質問してみるのがおすすめです。
なお、ここまでに解説したポイントをふまえても転職エージェント選びに迷う人は下記の記事も参考にしてみてください。
デザイナーが転職エージェントを利用するデメリット
転職エージェントはデザイナーの転職活動において心強い存在ですが、利用する上での注意点もあります。
デメリットも事前に把握しておくと、納得感のある転職活動につながります。
これから紹介するデメリットを理解して、転職エージェントを上手に活用するための参考にしてください。
特化型の転職エージェントは未経験可の求人を探しにくい
未経験からデザイナーを目指す方にとって、特化型エージェントは、紹介される求人が少ない傾向にあります。
企業側が即戦力となる人材を求めて、特化型エージェントを利用するケースが多いためです。
専門分野に特化した転職エージェントは、実務経験者が主な対象です。
実務経験がまったくない・浅い人は、総合型の転職エージェントもあわせて利用するのがおすすめです。
未経験の場合は、幅広い求人を扱う総合型エージェントのほうが、未経験者向けの求人が見つかる可能性が高まります。
☞おすすめ総合型転職エージェント
キャリアアドバイザーとの相性が合わない場合がある
キャリアアドバイザーは転職活動をともに進めるパートナーですが、人間同士なので相性が合わない場合も考えられます。
たとえば、あなたのキャリアプランへの理解が浅かったり、コミュニケーションのテンポが合わなかったりすると、ストレスを感じるかもしれません。
「希望に合わない求人ばかり提案してくる」「求人への応募を強引にすすめてくる」ということが続くと、転職活動に悪影響となるおそれもあります。
キャリアアドバイザーとの相性は、転職活動の成功を大きく左右します。
もしキャリアアドバイザーとの相性に疑問を感じたときは、遠慮せずに担当者の変更を申し出てください。
必ずしも希望の求人を紹介されるとは限らない
転職エージェントに登録したからといって、希望通りの求人が見つかるとは限りません。
転職エージェントが保有している求人の数には限りがあるためです。
また、あなたのスキルや経験と、企業が求める条件が合致しない場合、紹介できる求人がないケースも考えられます。
キャリアアドバイザーに希望条件をはっきり伝えるのはもちろん、ある程度の柔軟性を持っておくと、多くの選択肢を検討できます。
複数のエージェントに登録して、紹介される求人の幅を広げるのも有効な手段です。
デザイナーが転職エージェントを利用するメリット
転職エージェントの利用には、デザイナーの転職活動を有利に進める多くのメリットがあります。
たとえば、自分1人の転職活動では得られない専門的なサポートや、貴重な情報に出会えるのが魅力です。
ここでは、デザイナーが転職エージェントを利用するメリットを紹介します。
転職のプロであるキャリアアドバイザーを味方につけて、あなたのキャリアの可能性を最大限に広げましょう。
非公開求人を紹介してもらえる場合がある
デザイナーが転職エージェントを利用するメリットのひとつに、非公開求人の紹介が挙げられます。
非公開求人とは、一般の転職サイトに掲載されていない求人のことです。
求人を非公開にする背景には「新規事業のメンバーを極秘で募集したい」「応募が殺到するのを避けたい」などの理由があります。
非公開求人には「デザイン部門の責任者」や「高年収・高待遇の案件」などの案件が含まれる場合も多数です。
自分では見つけられない優良企業と出会うためにも、転職エージェントへの登録は有効な手段です。
非公開求人について詳しく知りたい人は下記記事も読んでみてください。
ポートフォリオ添削・面接対策を受けられる
転職エージェントに登録すれば、デザイナーとしてのポートフォリオ添削・面接対策を受けられる点もメリットです。
とくに、企業ごとの「刺さるポートフォリオの見せ方」を熟知しているキャリアアドバイザーからアドバイスをもらえるのは大きな強みです。
たとえば「A社は制作プロセスの説明を重視する」「B社はビジュアルのインパクトを最優先する」など、企業の評価基準に合わせてポートフォリオをカスタマイズする方法を教えてもらえます。
自分では気づきにくい改善点を指摘してもらうと、あなたのスキルや実績を魅力的に伝えられるようになります。
また、面接対策においても、模擬面接をとおして、受け答えの練習や自己PRの方法について指導を受けることも可能です。
キャリアアドバイザーによる客観的で専門的なサポートは、選考通過率を高める上で大きな助けとなります。
事前に職場の働き方や作業環境について聞ける
転職エージェントは、求人票だけではわからない企業の内部情報に精通している場合があります。
キャリアアドバイザーは、日頃から企業の採用担当者と密に連絡を取り合っており、職場の雰囲気やカルチャーといったリアルな情報を把握しているケースが多いためです。
たとえば「プロジェクトの進め方がウォーターフォール型かアジャイル型か」「デザインツールやバージョン管理の環境」などについても確認できます。
入社後のミスマッチを防ぎ、デザイナーとして自分らしく働ける環境を見つけるために、転職エージェントが持つ情報が役立ちます。
年収交渉やスケジュール調整を代行してくれる
自分では言い出しにくい年収のような条件交渉を、転職エージェントが代行してくれるのもメリットです。
キャリアアドバイザーは、デザイナーの転職市場における相場を熟知しています。
そのため、あなたのスキルや経験に見合った給与水準を、客観的な根拠をもとに企業へ提示してくれます。
またたとえば、在職中に転職活動をする場合、面接の日程調整は複雑になりがちです。
しかし、転職エージェントが代行してくれると、企業とのやりとりをスムーズに進められます。
手間のかかる調整業務を任せられることで、あなたは選考対策に集中できます。
自分の市場価値や今後のキャリアパスについて相談できる
転職エージェントを利用すると、あなたのデザイナーとしての市場価値を客観的に判断できます。
キャリアアドバイザーは転職市場の動向に詳しく、求職者のスキルや経験がどのくらい評価されるかがわかるためです。
たとえば「あなたのデザインスキルなら年収〜万円が相場」「UI/UXデザインのスキルがあれば、さらに年収アップが見込める」など、具体的なフィードバックがもらえます。
キャリアの方向性に迷っている場合も、キャリアアドバイザーによる専門家の視点から、的確なアドバイスを受けられます。
「強み・弱み」の分析のような市場価値に関する内容や「キャリアアップの方向性」などについて相談可能です。
現在の立ち位置を正確に把握できると、今後のキャリアプランも立てやすくなります。
たとえば、自分ではWebデザイナーしかないと思っていても「UI/UXデザイナーの方が年収も高く、スキルも活かせる」というような新たなキャリアの選択肢に気づけるかもしれません。
ここまで解説した転職エージェントの支援は、すべて無料で利用できます。
あなたの市場価値を正しく知り、デザイナーとして理想のキャリアを築くために、転職エージェントに登録してみてください。
☞おすすめ総合型転職エージェント
転職エージェントの登録方法と面談までの流れ
転職エージェントの利用は、簡単な手続きで始められます。
登録方法の全体像をあらかじめ把握しておけば、スムーズに転職活動を進められます。
ここでは、転職エージェントに登録してから、デザイナーとして内定を獲得するまでの一般的な流れを見ていきましょう。
公式サイトから基本情報を登録
まず、利用したい転職エージェントの公式サイトにアクセスしましょう。
サイト内の登録フォームから、あなたの氏名や連絡先といった基本情報を入力していきます。
併せて、これまでの職務経歴やスキル、希望する職種や条件なども登録しましょう。
詳細な職務経歴書やポートフォリオは、後から提出する場合もあります。
キャリアアドバイザーと面談
登録が完了すると、後日担当のキャリアアドバイザーから連絡があり、面談日程を調整します。
面談は、対面だけでなく電話やオンラインでも実施できます。
質問内容は「転職目的・転職理由」「転職の希望条件」「保有スキル」などです。
転職で実現したいキャリアプランがあれば、合わせて伝えましょう。
なお、キャリアアドバイザーは、面談内容をもとにデザイナー関連の求人を紹介してくれます。
紹介求人とあなたの希望のミスマッチがないよう、経歴やスキルは正直に話しましょう。
転職エージェントとの面談についてさらに詳しく知りたい場合は下記記事も確認してみてください。
転職エージェントとの面談は何を話す?流れや服装・注意点を徹底解説
紹介してもらった求人に応募する
キャリアアドバイザーとの面談が終わると、あなたの希望に合う求人の紹介を受けられます。
あなたのスキルやキャリアプランに基づいて、厳選された求人を提案してもらえます。
デザイナーの転職活動で問われるのは、ポートフォリオで示した作品の背景にある「思考のプロセス」です。
「なぜこの色を選んだのか」「このUIデザインでどんな課題を解決したのか」といった質問を想定し、デザインの意図を明確に言語化できるようにしておきましょう。
また、キャリアアドバイザーからは、求人票だけではわからない職場の雰囲気や、企業の詳しい情報も教えてもらえる場合もあります。
求人票に記載されていない内部情報も把握していることが多いため、気になる点があれば遠慮なく確認するのがおすすめです。
紹介された求人の中から、興味のある企業を選んで応募していきましょう。
面接を受ける
応募した企業の書類選考を通過できたら、次は面接です。
面接の日程調整は、キャリアアドバイザーがすべて代行してくれます。
転職エージェントによっては、面接対策のサポートも受けられます。
企業ごとによく聞かれる質問や、デザイナーの効果的なアピール方法についてアドバイスをもらえるため、十分に対策を立て面接に臨みましょう。
内定
最終面接に合格すると、内定獲得です。
内定の通知も、キャリアアドバイザーをとおして伝えられます。
給与や入社日といった労働条件の最終確認も、キャリアアドバイザーが調整を代行してくれます。
また、現在の職場を円満に退職するための手続きについても相談可能です。
転職エージェントは、内定獲得だけでなく、入社まで手厚く支援してくれます。
デザイナーが転職エージェントを有効活用する方法
転職活動を成功させるには、受け身の姿勢ではなく、主体的にサービスを使いこなす意識が求められます。
キャリアアドバイザーは心強い存在ですが、支援を最大限に活かすには、あなた自身の準備も必要です。
ここでは、デザイナーが転職エージェントを有効活用する方法を3つ紹介します。
複数の転職エージェントを利用する
転職エージェントは、複数登録して利用するのがおすすめです。
転職エージェントは、それぞれに強みや特徴を持っているほか、特定の転職エージェントだけが扱う非公開求人もあります。
複数の転職エージェントを利用すると、求人の選択肢が広がり、あなたの希望に合う企業と出会える可能性も高まります。
目安として2社から3社に登録して、自分に合う転職エージェントを見つけましょう。
転職エージェントの併用方法については下記の記事でも解説しています。
転職軸をはっきりさせる
転職活動を始める前に、あなた自身の転職軸を明確にしましょう。
転職軸が明確であれば、キャリアアドバイザーにあなたの希望を正確に伝えられ、ミスマッチの少ない求人紹介につながります。
具体的には、年収アップやリモートワーク、スキルアップなど、転職活動での優先順位です。
何を優先したいのか迷っているなら、キャリアアドバイザーに相談するのもひとつの手です。
ポートフォリオを整える
デザイナーの転職活動では、ポートフォリオの準備が必要不可欠です。
ポートフォリオは、デザインスキルや課題解決能力などを具体的に示す手段のためです。
まずは自分自身で作品を整理し、応募したい企業や職種に合わせて作品を厳選しましょう。
転職活動をスムーズに進めるため、以下の表を参考に、ポートフォリオを見直してみてください。
| チェックポイント | 要点 |
|---|---|
| 作品を厳選する | 応募先の企業や職種に合わせて、強みが伝わる作品を5〜10点程度に絞り込む |
| 背景とプロセスを明記する | 「どんな課題を解決したか」のような制作背景や、思考のプロセスを記載する |
| 成果を数値で示す | 「CVRが〜%向上した」のように、デザインの成果を数値で示す |
| 使用ツールを記載する | FigmaやPhotoshopといった使用ツールや、HTML/CSSなどの対応可能なスキルを記載する |
| 見やすさ | レイアウトはシンプルにして、作品が引き立つデザインを心がける |
また、完成度の高いポートフォリオを用意しておくと、キャリアアドバイザーからの紹介も受けやすいです。
転職エージェントを有効活用する方法をさらに詳しく知りたい場合は以下の記事も参考にしてみてください。
デザイナーの転職エージェントに関するよくある質問
転職エージェントの利用を検討するにあたり、さまざまな疑問が浮かぶかと思います。
ここでは、デザイナーが転職エージェントを利用する際によく寄せられる質問と回答をまとめました。
転職エージェントに関する不安を解消し、安心して転職活動をスタートさせましょう。
転職エージェントの利用に費用はかかる?
転職エージェントのサービスは、求職者が費用を請求されることは一切なく、すべて無料で利用できます。
転職エージェントは、採用が決定した企業側から成功報酬として手数料を受け取るビジネスモデルで成り立っているためです。
そのため、求職者は費用を気にすることなく、求人紹介やキャリア相談、面接対策といった手厚い支援を受けられます。
転職エージェントを無料で利用できる理由について詳しく知りたい場合は下記記事をチェックしてみてください。
土日の面談は可能?
多くの転職エージェントでは、土日や平日の夜間にも面談を実施しています。
在職中に転職活動をする人が多いため、求職者の都合に合わせた柔軟な対応をしています。
最近では、電話やWeb会議システムを利用したオンライン面談も一般的です。
転職エージェントには、仕事で忙しい人でも、無理なく転職活動を進められる環境が整っています。
転職エージェントの土日対応については以下の記事もお読みください。
登録したら必ず転職しないといけない?
転職エージェントに登録したからといって、転職しなくても問題ありません。
転職エージェントの利用は、あくまであなたの自由な意思に基づくものです。
中には、転職エージェントをキャリア相談や情報収集の目的で利用するデザイナーもいます。
もし紹介された求人に魅力を感じなければ、応募を見送っても大丈夫です。
また、転職エージェントの利用を停止したい場合は、いつでも担当者に伝えられるため、気軽に利用してみましょう。
転職エージェントを使わないほうが良い人もいる?
自分のペースでじっくり転職活動を進めたい人や、すでに応募したい企業が明確に決まっている人は、転職エージェントを利用しないのもひとつの手です。
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーとの面談や求人紹介といったプロセスがあります。
これらのやりとりを負担に感じる場合は、転職サイトを利用して自分で直接応募するほうが、スムーズに進むかもしれません。
転職エージェントにこだわらず、自分に合った転職活動の方法を見極めるのが大切です。
転職エージェントを使わない転職活動の方法については下記記事も参考にしてみてください。
転職活動にかかる期間はどのくらい?
転職活動にかかる期間は、一般的に3ヶ月から6ヶ月程度が目安です。
ただし、あなたのスキルや経験、希望する条件、転職市場の状況によって期間は大きく変動します。
転職活動では自己分析や情報収集から始まり、応募・面接・退職交渉・入社準備と、多くの段階を踏みます。
在職中に活動する場合は、さらに時間がかかる傾向です。
そのため、転職活動が長引くことも考慮し、余裕をもったスケジュールで転職活動を始めるのがおすすめです。
ワーママでも気軽に利用できる?
ワーママのデザイナーでも、転職エージェントは気軽に利用できます。
多くの転職エージェントは、ワーママの転職支援に積極的です。
時短勤務やリモートワーク、残業が少ない職場など、家庭と仕事を両立しやすい求人を扱っているところもあります。
また、キャリアアドバイザーは、子育てとキャリアの両立に関する相談にも乗ってくれます。
転職エージェントでは、ワーママならではの悩みに寄り添った支援を受けられます。
ワーママにおすすめの転職エージェントについては以下の記事も目を通してみてください。
デザイナーは残業が多い?
デザイナーの残業時間は、所属する企業や業界によって異なります。
広告代理店やデザイン制作会社では、クライアントワークが中心のため、納期前は業務が集中しやすい傾向にあります。
一方、事業会社のインハウスデザイナーは、自社サービスの開発スケジュールに沿って働くため、比較的残業が少ないです。
最近では働き方を見直す企業も増えており、残業時間の削減に取り組む職場もめずらしくありません。
キャリアアドバイザーに相談すれば、企業の平均残業時間を確認できます。
残業時間が気になるなら、キャリアアドバイザーに聞いてみましょう。
テレワークやフレックスタイムなどで柔軟に働ける?
デザイナーは、テレワークやフレックスタイム制度を利用して働けます。
パソコンとインターネット環境があれば、場所を選ばずに仕事を進められるためです。
厚生労働省の調査によると、テレワーク実施率は全国的に高い水準で推移しています。
| 地域 | 2020年 | 2021年 | 2022年 | 2023年 | 2024年 |
|---|---|---|---|---|---|
| 首都圏 | 34.1% | 42.1% | 39.6% | 37.6% | 36.8% |
| 近畿圏 | 23.3% | 27.3% | 25.9% | 24.1% | 24.5% |
| 中京圏 | 19.7% | 23.0% | 22.0% | 22.0% | 19.8% |
| 地方都市圏 | 16.2% | 17.7% | 18.1% | 17.0% | 17.4% |
| 全国 | 23.0% | 27.0% | 26.1% | 24.8% | 24.6% |
コロナ禍からの揺り戻しが見られますが、全国的に高い水準を維持しており定着傾向にあります。
テレワークやフレックスタイムで働くことは十分可能なため、希望する場合は、キャリアアドバイザーに相談してみましょう。
まとめ:転職エージェントと共にデザイナーとして理想のキャリアを描こう
デザイナーが理想のキャリアを実現するためには、自分に合った転職エージェントを見つけるのが近道です。
非公開求人との出会いや、専門家による選考対策は、あなたの可能性を大きく広げてくれます。
転職エージェントはWeb・UI/UX・アートディレクターなど、デザイナーの多岐にわたるキャリアパスの中から、あなたの市場価値を的確に見極め求人を紹介してくれます。
また、制作環境やデザインへの裁量権など、デザイナーにとって気になる内部情報も事前に聞かせてもらえます。
専門的な支援は、すべて無料で受けられるのもポイントです。
今回紹介したデザイナーにおすすめの転職エージェントの中から、気になるサービスを2社から3社選んで登録してみてください。
☞おすすめ総合型転職エージェント
ギークリー(Geekly)のコンサルタントは、デザイナーの専門性を深く理解しています。
たとえば、Webデザイナーには、コーディング知識やSEOの理解も、転職活動における強みです。
同じデザイナー職でも、分野によって求められるスキルが全く異なる点を理解しています。