転職エージェントは相談だけの利用も可能
転職エージェントには、転職を決めていない段階で相談だけをしても問題ありません。
実際に、転職するべきかどうか悩んでいる時点からの相談を歓迎するエージェントは多くいます。
転職エージェントが相談だけでも対応してくれる理由は、主に以下のような要素が関係しています。
転職エージェントが相談だけでも対応してくれる理由
- 現時点で転職を考えていなくても将来的に利用してもらえる可能性が高まる
- さまざまな求職者と対話することで市場のニーズを把握できる
- 転職を決断した際にマッチ度の高い求人を紹介できるように求職者の考え方や悩みを理解したい
転職エージェントを使うメリット・デメリットや裏事情について知りたい人は下の記事もチェックしてみてください。
転職エージェントへの相談のみでも得られるメリット
転職エージェントを相談のみで利用しても、以下のようなメリットが得られます。
「相談だけでは転職エージェントを利用する意味がないのでは?」と考えている人は参考にしてみてください。
そもそも転職するべきかどうか客観的な意見がもらえる
転職に踏み切るべきかどうか迷っている段階で相談だけでもしてみると、プロによる客観的な意見をもらうだけで正確な判断ができるようになります。
例えば「現在の職場で大きな問題はないが、今後のキャリアに不安があるために転職すべきか迷っている」「福利厚生の物足りなさを解決できる転職先が見つかるか」などの相談でも構いません。
今の会社に残るべきか、新しい環境へ移るべきかの相談だけでもしてみると、客観的かつプロの視点からのアドバイスによって選ぶべき道を判断しやすくなりますよ。
自己分析の方法を教えてもらえる
転職エージェントは、多数の求職者と企業を見てきた知識やノウハウがあるため、自己分析の方法について的確なアドバイスをもらえます。
また、第三者からの意見をもらうことで自分では気づけない強みや弱みの発見につながるケースが多いです。
例えば、自分では「単なる作業」だと思っていたことが実は「細部へのこだわりと正確性」という強みだったと気づくように、他者の意見によって新たな自分の魅力に気づけます。
加えて、転職をする際に自分の魅力を最大限アピールする方法や弱みをポジティブな印象に伝える方法など、具体的なアドバイスも聞けますよ。
自分の市場価値を的確に知れる
転職エージェントへ相談すれば、自分の保有スキルや経歴が転職市場でどのくらい評価されるかを確認できます。
転職エージェントは常に膨大な求人データや求職者の情報入手、企業とのやり取りをしているため、リアルな意見をもらえるのが大きなメリットです。
自分の現在の市場価値を的確に理解することで今すぐ転職すべきか、それともあと1〜2年スキルを磨いてから転職すべきかなど、より現実的で成功率の高いキャリア戦略が計画できます。
転職エージェントへの相談を通して、自分の理想のキャリアを叶えるために何をいつすべきか正確なスケジュールが立てられるので、モチベーションも上がりますよ。
転職市場や業界の最新動向を知れる
転職エージェントとの相談では、転職市場の状況や業界のリアルな最新動向などを教えてもらえます。
例えば、希望の業界における採用活動の活発度や競争が激しい職種、本当に求められるスキルなどです。
相談だけでも自力では知り得ない情報を入手できるので、今後のキャリア計画に役立ちます。
転職エージェントへの相談では、ネットや本で調べても得られない企業の内部情報を知れる点も大きなメリットです。
面談後に希望条件やスキルにあわせた求人を紹介してくれるケースが多いので、実際の待遇や職場環境などリアルな情報を聞いてみましょう。
相談だけで面談に行ったつもりが、自分の希望にぴったり合う求人の紹介を受け、転職を決意するケースも少なくありません。
もちろん紹介された求人に絶対応募しなければいけないわけではないので安心してくださいね。
転職や今後のキャリアプランについての考えを整理できる
転職エージェントへの相談を通して、転職やキャリアプランにおける悩みを言語化できるため、自分の考えを整理できます。
加えて、転職市場の最新動向や具体的な求人情報を知り、選択肢や視野も広がるので目指すべき方向が明確になります。
また、プロの意見を聞くことで自分のキャリアや本音を見つめ直す機会になり、仕事に対して本当に求めるものや大切にしたい価値観を発見できますよ。
自分の求める求人が見つかりそうか確かめられる
転職すべきかどうか迷う段階では、自分にあう求人が見つかるかどうか不安になる人が多いですが、転職エージェントに相談すれば確かめられます。
実際に転職エージェントに相談しても、希望条件を満たす求人が見つからないケースはあります。
まずは転職エージェントへ相談だけしてみて、応募したいと思える求人があるのか、もしくは現段階では今の職場がベストなのかを判断しましょう。
理想に近い求人がある際にはすぐに教えてもらえる
転職エージェントに相談して理想の条件を伝えておけば、マッチ度の高い求人が出てきた際にすぐ連絡をしてもらえます。
「今より良い環境になりそうな求人があれば転職したい」と考えている人は、転職エージェントと繋がっておきさえすれば好条件の求人を逃さずチェックでき、転職の判断もスムーズにおこなえます。
加えて転職エージェントは常に最新の求人や企業情報を入手しているうえに、求職者の希望にあった求人をピックアップしてくれるので、自力で探すよりも効率的です。
さらに、転職エージェントは非公開求人を持っているため、自分では見つけられない優良求人を紹介してもらえる可能性も高いですよ。
非公開求人については下記記事で詳しく解説しています。
転職活動をスムーズに進めるためのアドバイスがもらえる
転職エージェントに相談して、自分の価値観にあう企業の見極め方や迷惑をかけずに退職する方法などについて教えてもらえば、効率的かつ失敗率の低い転職活動方法が知れます。
転職エージェントは転職相談や求人の紹介のみならず、企業との選考日程の調整や条件交渉、求職者の退職〜入社のサポートまでおこなっています。
そのため、さまざま事例や視点を熟知しており、転職活動をスムーズに進めるための的確なアドバイスをしてくれるので安心です。
家族からの反対を受けていて転職の決意が固まらない、責任の大きいポジションにいるため転職するタイミングがわからないという人もいます。
そういったケースでも、転職エージェントが解決方法を具体的に教えてくれますよ。
転職エージェントとの面談内容や流れについては下記記事で詳しく解説しています。
転職エージェントとの面談は何を話す？流れや服装・注意点を徹底解説
失業中の人は求職活動実績にできる
転職エージェントへの相談だけで、失業保険を受給するために必要な求職活動実績として認定されます。
ハローワークが定める求職活動には、許可・届出のある民間の職業紹介事業者への相談が含まれているからです。
失業中に転職活動をしている人は、プロによるキャリア相談や情報提供を受けながら、求職活動実績も作れるので一石二鳥です。
転職エージェントへの相談を求職活動として提出する際は、証拠を求められたときのために、相談した内容や紹介された求人を記録しておいてくださいね。
ちなみに求職活動実績を作りたいのなら、最大手のリクルートエージェントがおすすめです。
転職エージェントで求職活動実績を作りたい人は、下記の記事もぜひ参考にしてみてください。
転職エージェントに相談だけをする場合の注意点
転職エージェントに相談だけをする際は、以下のような注意点もあります。
それぞれ詳しく解説していくので、注意点を意識しながら転職エージェントに相談しましょう。
そもそも転職エージェントを使うメリット・デメリットについて知りたい人はこちらの記事を先にチェックしてみてください。
転職を前向きに考えている姿勢を示す
転職エージェントへ相談だけをする場合でも、前向きな姿勢を示すようにしましょう。
転職エージェントはボランティアではなく、企業に人材を紹介するビジネスです。
積極的な姿勢はキャリアアドバイザーにとって好印象になり、より手厚いサポートや有益な情報を提供してくれます。
相談だけと決めていても「現在は情報を集めている段階ですが、良い求人があれば真剣に検討したいと考えています」と一言付け加えてみてください。
受け身の態度で相談するのではなく、転職意欲が伝わるようにするのがポイントです。
転職の決断に迷っていることはしっかり伝える
転職の決断に迷っていることは、しっかり伝えておきましょう。
自分のペースで転職活動を進められ、無理なく情報収集ができる環境を作れます。
基本的に転職エージェントは「なるべく早く転職できるようにしてあげよう」との思いで手厚くサポートしてくれます。
しかし、ゆっくり考えてから決断したい人にとっては圧力を感じてしまうケースがあるので、面談の最初に転職時期が決まっていないと伝えましょう。
失礼な行動をしない
相談のみだからといって相手への敬意に欠ける横柄な態度や、社会人としての基本的なマナーがないと思われる行動は厳禁です。
例えば、面談日に無断キャンセルをしたり、相談時に文句ばかり言ったりすると今後サポートが受けられなくなる可能性があります。
また「失礼な態度の人に丁寧なサポートや有益な情報の提供をしたくない」と思われるのは当然です。
相談だけの利用でも社会人として最低限のマナーは守り、有意義な時間にしましょう。
求人紹介を受けても興味がなければ断る
転職エージェントの利用は相談だけでも、求人を紹介されるのが一般的です。
しかし、興味のある求人がない、またはすぐには転職を決断できない場合は素直に断りましょう。
相談に乗ってもらったからといって、無理して応募する必要は全くありません。
興味のある求人がなくて断る際は、希望と異なる点や譲れない条件を伝えておくと、次回以降の紹介求人の質が上がりますよ。
経歴は詐称しない
相談だけだからといって、経歴詐称は絶対にNGです。
例えば、嘘の経歴にマッチした魅力的な求人を紹介されて応募し、内定を獲得できたとしても詐称がバレれば内定取り消しになります。
経歴詐称は選考の過程で発覚する可能性が非常に高く、発覚した場合は内定取り消しや入社後の解雇事由にもなりかねません。
また、スキル不足や早期離職などネガティブな点について正直に話すと、弱点のカバー方法や強みに変える伝え方をアドバイスしてもらえます。
本当に有益なサポートを受けるためにも、ありのままの情報を伝えましょう。
複数の転職エージェントに同時相談して相性の良さを見極める
転職エージェントへの相談は1社に絞らず、最低でも2〜3社を同時するのがおすすめです。
各社の得意分野や取り扱い求人、サポートスタイルは異なるため、同時に比較検討するのが自分に最適な転職エージェントを見つける近道です。
加えて1社のみの意見を聞くと視野が狭くなってしまいますが、同時に複数を利用すれば幅広い情報を得られ、視野が広がります。
評判が良く安心して相談できる転職エージェントは、以下の3つです。それぞれチェックしてみてください。
☞おすすめ総合型転職エージェント
おすすめの転職エージェントや複数利用のメリット・デメリットについては下記記事で詳しく解説しています。
転職エージェントに相談する流れ
転職エージェントに相談する際の流れは以下の4ステップです。
転職エージェントに相談する際の流れ
- 相談したい転職エージェントを選ぶ
- 公式サイトから会員登録をする
- 面談日を決める
- 面談日当日、担当のキャリアアドバイザーに相談する
自分の転職目的や希望業界に強みに応じて、あいそうな転職エージェントを2〜3社選びましょう。
会員登録は3〜5分と簡単に終わる場合がほとんどです。
相談だけと決めている人は、求人の紹介を受けても応募する必要はありません。
「やはり今すぐには転職を決められないので、紹介いただいた求人情報を参考にもう少し考えてみます」などと言って、切り上げましょう。
面談方法はオンラインや電話でも対応している所が多いので、忙しくてオフィスに行けない人や、オフィスまで距離がある人も気軽に相談できます。
面談時間は通常30分〜1時間程度で、まずは転職理由や転職活動の状況などを聞かれます。
その後、希望条件や今後のキャリアプランについて話し、最後に求人を紹介してもらうのが一般的な流れです。
転職エージェントに相談だけしたい人におすすめの事前準備
転職エージェントを相談だけで利用する際は、以下の事前準備をしておきましょう。
上記のうち必須の項目だけでも準備して相談すると、効率的で有意義な時間になります。
相談内容をリストにまとめておく:必須
転職エージェントに相談したい内容を事前にリストにまとめ、当日聞き忘れがないよう準備しておきましょう。
あらかじめ聞きたい内容を考えておけば、限られた面談時間を有効活用できるうえに積極的な姿勢がキャリアアドバイザーに伝わるので、より丁寧なサポートを受けられます。
本記事で紹介した相談例を参考に、質問内容を3〜5つは考えておきましょう。
経歴やスキルをまとめておく:必須
相談時に経歴やスキルを上手く伝えられるようにまとめておきましょう。
事前に職務経歴や実績を整理すると自己分析が深まり、キャリアアドバイザーもあなたの強みが理解しやすくなるので、より的確なアドバイスをもらえます。
一度書き出しておくと整理しやすいので、簡単な職務経歴書を作成してみたり、成功体験をノートにまとめたりしてみてくださいね。
転職に求める希望を整理しておく:必須ではない
転職する場合に何を優先するのか、希望条件に順位をつけておきましょう。
絶対に譲れない点と妥協できる点をはっきりさせておけば、相談時のすれ違いを防ぎ、やり取りを円滑に進められます。
例えば「年収は最低○○万円」「残業は月20時間まで」「在宅勤務が可能」などを書き出し、必須条件とできれば叶えたい条件に分類しておくとよいですよ。
希望が整理されているだけで、相談時に「理想の求人が実際に存在するのか」「もう少しスキルを磨いてからにすべきか」といった判断もしやすくなります。
今後の理想のキャリアプランを考えておく:必須ではない
転職エージェントに相談する前に、将来どうなりたいかを考えておきましょう。
例えば「5年後にはマネジメントできる立場になりたい」「専門性を磨きたい」など大まかなプランでも問題ありません。
今後どのようなキャリアを積んでいきたいかを決めておくと、より実践的で踏み込んだ助言を得られます。
完璧なキャリアプランは必要ありません。
なんとなくのキャリアプランでも、その道のプロが鮮明なプランにしてくれますよ。
☞おすすめ総合型転職エージェント
転職エージェントから受けられる相談以外のサービス
転職エージェントは相談だけでなく、転職活動全体において以下のようなサポートをしてくれます。
転職エージェントの利用は、求人の紹介から選考対策、退職、入社後のサポートまで一貫したサービス提供が受けられるのが最大の魅力です。
各サービスを詳しく紹介していくので、参考にしてみてください。
希望にあわせた求人の紹介
転職エージェントは相談時にあなたの希望やスキル、人柄までを理解し、プロの視点で本当にマッチする求人を厳選して提案してくれます。
さらにネット上で公開されている求人だけでなく、非公開の独占求人もあります。
そのため、自力では見つけられない優良求人や新たな選択肢に出会える可能性が高く、キャリアプランの幅を広げられるのが魅力です。
履歴書や職務経歴の添削・面接対策
転職エージェントは、履歴書や職務経歴の添削、面接対策をサポートしてくれます。
特に転職がはじめての人は、プロから対策方法を学ぶことで、自分のアピールポイントを最大限伝えられるようになるので安心です。
加えて転職エージェントは企業側の視点も熟知しており、採用担当者に響く選考対策を教えてもらえるため、選考通過率や内定率を高められます。
企業とのやり取り代行
転職エージェントは、面接日程の調整や給与・待遇の交渉など、自分でおこなうとストレスのかかるやり取りを全て代行してくれます。
応募した企業との連絡業務が負担になり、モチベーションが下がってしまうケースも少なくありません。
転職エージェントが代行してくれるだけで心理的な負担が軽減されるうえ、自己分析や選考対策に集中でき、効率的な転職活動ができます。
選考後のフィードバック
転職エージェントで紹介してもらった求人に応募して仮に結果が不採用の場合、その理由を企業側から聞き、次回に活かせるようフィードバックしてくれます。
自力で転職する場合、不採用の理由を詳しく知ることはできません。
しかし転職エージェントを活用すれば、「なぜダメだったのか分からない」といったモヤモヤを解消でき、前向きに転職活動を続けられます
内定後〜退職、入社後のサポート
転職エージェントの内定を獲得した後もサポートしてくれます。
内定企業との入社日調整や雇用条件の最終確認、現職の円満退職に関するアドバイスまでしてくれるので安心です。
特に現在の職場から退職を引き止められて、困る人は少なくありませんが、転職エージェントは退職交渉の方法も熟知しています。
また、入社後も引き続き相談にのってくれる転職エージェントがほとんどで、万が一企業とのトラブルがあれば間に入って解決できるように手伝ってくれます。
☞おすすめ総合型転職エージェント
転職エージェントを上手く使う方法について知りたい人は下記記事をチェックしてみてください。
転職相談におすすめのエージェント
質が良いと評判で、安心して相談できる転職エージェントを4つ紹介します。
自分の転職目的やキャリアプランとそれぞれの特徴を照らし合わせながら、参考にしてみてください。
まずは幅広い業種・職種に対応している大手総合型の転職エージェントを3つ紹介します。
| サービス名 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| リクルートエージェント | ・業界最大規模の求人数 ・人気・大手企業の非公開求人も多く保有している ・初めて転職する人からハイクラス志望まで幅広い層に対応 |
・求人数の多さを重視する人 ・幅広い業界や職種を提案してほしい人 |
| doda | ・豊富な求人数と手厚いサポートが特徴 ・トップクラスの顧客満足度で安心 ・応募者の希望に沿った企業の紹介や丁寧なフォローが特徴的 |
・サポートの手厚さを重視する人 ・年収の高さよりもキャリアチェンジや新たな実務経験を積みたい人 |
| マイナビエージェント | ・20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスに強い ・営業・メーカー・金融・ITなどの求人が豊富 ・サポートが丁寧なので初めての転職でも安心 |
・20〜30代の人 ・初めて転職をする人 ・営業・メーカー・金融・IT業界に興味がある人 |
続いては、高年収のハイクラス求人に特化した転職サービスです。
| サービス名 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ビズリーチ | ・年収600〜1500万の求人を多数掲載するハイクラス特化の転職サイトで登録審査あり ・スカウトを待つだけでよい |
・年収の高いハイクラス求人重視の人 ・多忙で時間がないが、極力手間を省いて優良求人を見つけたい人 ・経歴やスキルに自信があり、市場価値を知りたい人 |
ビズリーチは厳密には転職サイトですが、登録後は担当のヘッドハンターから選考対策のアドバイスを受けられるため、転職エージェントに近いサポートも期待できます。
自分のニーズにあいそうな転職エージェントを選び、登録してみましょう。相談の質は担当のキャリアアドバイザーとの相性にもよるので、複数を併用すると効率的ですよ。
転職エージェントの選び方については以下の記事で詳しく解説しています。
転職エージェントに相談だけする際に関するよくある質問
転職エージェントに相談だけする際に関するよくある質問と回答をまとめました。
電話で転職エージェントに相談だけできる?
多くの転職エージェントでは、電話相談を受け付けています。
オフィスまで行く手間を省けるうえに身だしなみの準備が不要で、リラックスして相談できるのが大きなメリットです。
一方で、資料の共有のしづらさや表情でのコミュニケーションが難しい点がデメリットです。
転職エージェントとの電話面談の内容については下の記事で詳しく解説しています。
転職エージェントに相談する際の服装は?
転職エージェントとの面談は企業との面接ではないので、私服で問題ありません。
ただし、部屋着や派手過ぎる柄、露出の多い服装は避けましょう。
また、面接に向けて身だしなみのアドバイスを受けたい人は、スーツを着て本番同様の服装で行くのもおすすめです。
転職エージェントに相談するのは無料?
転職エージェントへの相談は完全無料です。
転職エージェントは企業に人材を紹介して、採用が決まったら企業から報酬を得るビジネスなので、求職者には一切費用はかかりません。
求職者にとっては相談だけでなく、求人紹介から選考対策、内定後の条件交渉や入社後の相談まで全て無料で受けられる非常にお得なサービスです。
もちろん相談だけで企業に応募しない場合や、退会する場合でも一切費用はかかりません。
求職者が転職エージェントを無料で使える理由については以下記事で詳しく解説しています。
転職エージェントを使わないほうがいい人は?
転職エージェントを使わないほうがいい人の特徴は以下の通りです。
転職エージェントを使わないほうがいい人
- 求人の見極め方やリサーチの方法がわかっている人
- 他人の意見よりも自分の判断を重視したい人
- 応募したい企業が決まっている人
- マイペースに転職活動を進めたい人
転職エージェントの利用は、自力のみで転職活動をするのが不安な人や、忙しくて求人探しの時間があまり取れない人などに向いているサービスです。
やばい転職エージェントの特徴は?
やばい転職エージェントの特徴は主に以下のような点があります。
- 連絡が遅い、もしくはしつこすぎる
- 上から目線や高圧的な態度で話してくる
- 求人や企業の情報について何もわかっていない
- 選考対策をあまりしてくれない
- 希望と異なる求人への応募を無理に勧めてくる
上記にあてはまる場合はまず、問い合わせから担当者の変更を依頼してみてください。
それでも改善されなければ、退会して他の転職エージェントを使いましょう。
ホワイト企業に強い転職エージェントについて知りたい人は下の記事も必ずチェックしてください。
エージェント以外に転職相談できる所はある?
転職に関する相談はエージェントでなくても可能です。
主に以下のような場所があります。
- ハローワーク
- ジョブカフェ
- キャリアコーチングサービス
- キャリアコンサルタント
- 市区町村やNPO団体による無料相談窓口やセミナー
ハローワークやジョブカフェ、市区町村やNPO団体への相談は無料です。
キャリアコーチングサービスやキャリアコンサルタントは有料なので、費用をかけたくない人には向いていません。
その代わり、本格的で質の高いサポートを受けられるので、本気で人生やキャリアを見つめ直して戦略を立てたい人には使ってみてほしいサービスです。
また、キャリアコーチングサービスを検討する場合はマジキャリがおすすめです。
企業の人事やキャリアアドバイザーを経験した人材領域のプロが相談にのって向き合ってくれるので、内定率は100%を誇っています。
転職エージェントとの相談で泣く人もいる?
転職エージェントとの面談で泣いてしまう人も中にはいます。
主な理由は以下の通りです。
- 過去にあった職場での嫌なことを思い出してしまった
- 威圧感のある態度の担当者に厳しい言葉を言われた
- プライベートでのストレスが重なった
仮に転職エージェントとの面談で泣いてしまっても問題はありません。
大切なのは泣いてしまった理由をしっかり伝え、落ち着いたら気持ちを切り替えてお詫びをし、面談を続けることです。
もしも面談を続ける時間がなくなってしまったら、改めてスケジュールを組んでもらいましょう。
限りなく珍しいケースではありますが、担当者の態度が原因で泣いてしまった場合は担当者変更を依頼してみてください。
まとめ:まずは相談だけで転職エージェントの雰囲気を掴んでみよう!
転職エージェントは、相談だけでも無料で利用可能なサービスです。
相談内容は転職するかどうかの相談をはじめ、自己分析の方法や自分の市場価値、転職市場や気になる業界の動向など何でも構いません。
プロへの相談を通して転職をすぐにすべきか、それとも理想のキャリアプランを叶えるにはもう少し後のほうがよいか、進むべき道が見えてきます。
転職を決断する前に専門家の意見を聞きたい人は、ぜひ転職エージェントへの相談から始めてみてください。
☞おすすめ総合型転職エージェント
上記のように求職者が相談だけで利用しても、転職エージェント側にメリットはあります。
「転職の有無を決める前に、プロに相談して最善の選択をしたい」という人は、積極的に活用してみましょう。