転職エージェントはやめとけ?と言われる理由を解説
「転職エージェントはやめとけ」という言葉をSNSや口コミサイトで見かけることがあります。
実際にweb検索するとネガティブな体験談も多く、「本当に使って大丈夫なの?」「ムリに転職を勧められるのでは?」と不安になる人も少なくありません。
評判・口コミ
転職エージェントの利用をやめとけという声の多くは転職エージェントの仕組みに理由があります。
そのため、担当者との相性が悪かったり、希望に合わない求人をすすめられたりと、「やめとけ」と感じた人の口コミが広がりやすくなっています。
ただ、エージェントをうまく使えば非公開求人の紹介や書類添削・面接対策など、多くのメリットを得られるのも事実です。
この記事では、なぜ「転職エージェントはやめとけ」と言われるのかという背景を整理しながら、実際にはどのように活用すべきなのかを分かりやすく解説していきます。
転職エージェントは本当にやめたほうがいい?「二度と使わない」と言われるケース
転職エージェントは転職活動をスムーズに進められる便利なサービスですが、一方で「二度と使わない」「やめたほうがいい」といった声も存在します。
ここでは、実際に不満が生じやすい場面を具体的にあげながら、なぜ悪い印象につながってしまうのかの背景や理由を解説していきます。
担当者の対応が遅い・態度が悪い
担当者からのレスポンスが遅いと応募タイミングを逃したり、書類添削や面接対策が間に合わなかったりと転職活動に直接的な影響が出てしまいます。
また、対応が雑だったり、上から目線の態度に不快感を覚えたりするケースもあります。
転職エージェントによっては担当者個人のスキル差にバラつきが大きく、サービス内容や質が合わないと感じることは少なくありません。
担当変更を依頼することで改善できることも多いので、不安がある場合は早めに連絡してみましょう。
希望条件とまったく違う求人をすすめられる
希望職種や年収条件と明らかにズレた求人をすすめられると、「話を聞いてくれていない」と感じるのは当然です。
希望通りに求人を紹介してもらえないケースは、担当者が求職者の希望条件や優先度を十分に理解していない場合や、紹介できる求人数が限られている場合に発生する傾向にあります。
また、エージェント側は「決まりやすい求人」を優先する傾向があるため、求職者の希望に合わない求人を紹介されるなどのギャップが生まれることもあります。
ミスマッチを減らすには希望条件を「絶対条件」「できれば条件」に分けながら細かく共有することが重要ですよ。
担当者からの連絡が多くストレスになる
サポート体制が手厚いエージェントほど、きめ細かく求職者とコミュニケーションをとるために電話・メール・メッセージが頻繁になる傾向があります。
とはいえ、仕事が忙しい時期に連続して連絡がくると返信の負担や精神的なストレスにつながり、「使わなければよかった」と感じる原因になります。
連絡頻度は事前に希望を伝えることで調整できる場合がほとんどです。
「メール中心で」「平日の夜だけ対応可能」など最初にコミュニケーションルールを担当者とすり合わせておきましょう。
内定後のフォローが雑で不信感を抱いた
内定が決まった途端に連絡が減ったりサポートが雑になったりすると、「利用して損した」と感じやすくなります。
本来、転職エージェントでは退職手続きや入社日の調整、年収交渉など内定後のサポートも受けることができます。
ただ、担当者の経験不足や、別の求職者対応の優先度によってフォローが手薄になることがあります。
入社後の不安を残さないためには確認したいことをリスト化して自分から相談する姿勢も必要です。気になること、心配なことは遠慮せずに確認しておくようにしましょう。
転職エージェントの裏事情とビジネスモデルを理解しよう
転職エージェントは求職者が無料で利用できる一方で、転職エージェントが求職者を企業に紹介し入社が決まったことで支払われる「成功報酬」で成り立っています。
一般的には求職者が入社した際に年収の20~35%ほどが紹介料として支払われるため、内定が決まれば決まるほど利益が生まれる仕組みです。
そのため、担当者が内定を急ぎ求職者を急かしたり、希望に合わない求人を無理に紹介したりといった行動に出ることがあるのは事実です。
とはいえ、エージェント全体が悪いわけではなく、求職者側が「仕組みを理解して利用するかどうか」で満足度が大きく変わりますよ。
「やめとけ」と言われる理由は仕組みから生まれる
転職エージェントの中には、キャリアアドバイザーに対して紹介件数・面談数・内定数といった数値目標を担当者に課しているところもあります。
そのため、一部の担当者は「自分のノルマ・数字を達成したい」という思いが強くなり、求職者よりも成果を優先した動きを取ることがあります。
押しの強い提案や転職を急かす言動につながり、「転職エージェントはやめとけ」と言われる大きな原因になっているのです。
ただ、仕組みに問題があると理解しておけば、不要な圧力に流されず求職者側で主体的に判断できます。
たとえば「希望条件は動かさない」「納得できる求人だけ応募する」など、求職者として正しく判断・立ち回りができれば、転職エージェントで失敗するリスクは大きく減ります。
エージェントの特性を把握したうえで、上手に使いこなすことが転職成功への近道ですよ。
転職エージェントを使わないのはもったいない!メリットを紹介
「転職エージェントはやめとけ」と言われる一方で、実際には使わないと損といえるほど多くのメリットがあります。
特に初めての転職や希望条件が多い人、忙しくて転職活動に時間を割けない人にとって、エージェントは大きな助けになります。
ここでは、転職エージェントを有効に使ったときに得られる代表的なメリットをわかりやすく紹介します。
利用者はすべて無料で利用できる
転職エージェントは求職者が完全無料で使えます。
転職エージェントは採用が決まった際に企業側が成功報酬としてエージェントへ支払う仕組みになっているため登録から求人紹介、書類添削、面接対策、企業との日程調整まで費用は一切かかりません。
求職者は転職エージェントの利用にあたって金銭的なリスクを負わずに専門的なサポートを受けられます。初めての転職でも安心して進められますよ。
自己分析や市場価値を客観的に把握できる
転職エージェントでは専任のキャリアアドバイザーが求職者の職務経歴やスキルを丁寧にヒアリングしたうえで、「強み・弱み」「適性職種」「市場価値」を客観的に分析してくれます。
自分では気づきにくいアピールポイントやキャリアの方向性が明確になるので、選考対策にもつながります。
また、転職市場の動向や希望する職種・業界の年収相場も教えてもらえるため、「自分はどのくらい評価されるのか」を正確に把握できます。
転職ミスマッチを防ぎやすくなるのは大きなメリットですよ。
履歴書・職務経歴書の添削や面接対策が受けられる
転職エージェントは多くの転職活動を支援した実績から企業の選考傾向を知っているため、応募先に合わせた実践的なアドバイスが受けられます。
たとえば、履歴書や職務経歴書では「どの経験を強調すれば刺さるか」を具体的に添削してもらえたり、面接では想定質問や回答の方向性までサポートしてもらえたりと、転職エージェントの大きな利用メリットです。
個人で準備するより選考通過率が上がるケースも多く、特に苦手意識がある人には力強い存在です。求職者はすべて無料でサポートしてもらえるのも魅力ですよ。
非公開求人や好条件の案件を紹介してもらえる
転職エージェントは一般には公開されない「非公開求人」を多数扱っています。
大手企業や人気企業のポジションなど応募が殺到しやすい求人は非公開で紹介されることが多く、転職エージェントの利用者だけが出会えます。
自分では探しにくい好条件の求人に出会える可能性が広がるので、キャリアアップや年収アップを狙う人にとっては大きなチャンスになりますよ。
関連記事
非公開求人については「非公開求人とは?転職エージェントを利用するメリット・デメリットを解説 」で詳しく解説しています。
応募や日程調整の代行で負担が減る
転職活動では複数企業への応募管理や面接日程の調整が意外にも負担になります。
転職エージェントを利用すると、これらの手続きや調整を代わりにおこなってくれるため、仕事や勉強で忙しい中でも効率よく転職活動が進められます。
また、企業との条件交渉や辞退連絡も代行してもらえるため、ストレスを減らしながら進めたい人にも向いています。
効率と精神的負担の軽減という点で非常に有利です。
転職エージェントを使うときのデメリット・注意点
転職エージェントには多くのメリットがありますが、仕組み上どうしても起こりやすいデメリットも存在します。
転職エージェントは企業から成功報酬を受け取るビジネスモデルのため、担当者によっては「早く内定を決めたい」という意識が働き、求職者の希望より「決まりやすい求人」を優先して紹介される場合もあります。
また、担当者との相性やスピード感が合わないと、ストレスにつながるケースも少なくありません。
たとえば、以下のようなデメリット・注意点に気を付けましょう。
転職エージェントのデメリット・注意点
- 希望していない求人を強くすすめられることがある
- 担当者の当たり外れが大きく、満足度に差が出やすい
- 求人数が多すぎて、紹介ペースについていけないことがある
- 転職を急かされて「自分のペースで進められない」と感じることも
- 業界理解や専門知識が浅く、ミスマッチが起こる担当者もいる
- 内定後のフォローが弱く、入社後の不安が解消されない場合がある
とはいえ、これらのデメリットは転職エージェントの仕組みやビジネスモデルを理解しておくことで、不要な不信感やミスマッチを防ぐことができます。
エージェントの意見を参考にするのは大切ですが、あくまで転職のサポート役です。
最終的な判断は自分自身がおこない、「流されない姿勢」を持つことで、転職エージェントをより有効に活用することが大切ですよ。
転職エージェントを最大限に活用するための使い方・コツ
転職エージェントは情報収集から書類対策、面接調整まで幅広くサポートしてくれる心強い存在ですが、より効果的に使うためには主体的に活用する姿勢が欠かせません。
ここでは、エージェントを使ううえで特に意識したいポイントをまとめました。どれも今日から実践しやすいコツなので、ぜひ参考にしながら転職活動の効率を進めましょう。
複数のエージェントを比較して相性の良い担当者を選ぶ
1社だけに絞るよりも複数のエージェントに登録して比較したほうが、自分に合う担当者と出会えるチャンスが増えます。
担当者との相性は転職成功率にも大きく影響するので、「話しやすさ」「提案の質」「対応スピード」などを基準に見極めることが大切です。
また、サービスごとに得意領域や保有求人の傾向が異なります。複数併用する中で使い勝手や相性を比較し、最終的にメインで使うエージェントを絞る形で進めると効率よく転職活動を進められますよ。
関連記事
転職エージェントの複数登録・併用については「転職エージェントは複数の掛け持ち利用ができる?併用するメリット・デメリットを解説 」で詳しく解説しています。
連絡頻度や希望条件を最初に明確に伝える
エージェントとのやり取りは最初の段階で「どれくらいの頻度で連絡したいのか」「希望年収・勤務地・働き方」などを明確に伝えておくと、ミスマッチを大幅に防げます。
特に希望条件を曖昧にしたままだと条件に合わない求人が大量に送られてきたり、逆に慎重すぎる紹介になって機会損失につながったりと注意が必要です。
また、連絡が多すぎて負担になる場合や逆に連絡が少なく不安な場合も、遠慮せず担当者に相談しましょう。
最初に期待値をすり合わせることで、ストレスの少ないやり取りが続けやすくなりますよ。
職務経歴書添削や面談などの選考対策サポートを積極的に活用する
転職エージェントが提供する選考対策はぜひ利用したいサービスの一つです。
応募先企業の選考傾向を把握したうえで指摘やアドバイスをしてくれるため、自己流で応募するよりも書類通過率・面接通過率が大きく向上する傾向があります。
また、非公開求人の紹介や面接後のフィードバックなど、自分では得られない裏情報を手に入れられるのも大きなメリットです。
「忙しいから」と省略せず、短時間でも積極的に活用することで内定獲得がグッと近づきますよ。
転職の軸を明確にしてミスマッチを防ぐ
エージェントを最大限活用するには「どんな働き方をしたいのか」「何を優先したいのか」といった転職の軸を明確にしておくことが不可欠です。
転職の軸が曖昧なままだとエージェント側も求人を提案しにくく、結果として納得度の低い求人を紹介されたり転職後のギャップにつながりやすくなったりとデメリットが大きくなります。
年収・勤務地・やりがい・働き方など、優先順位を整理して伝えるだけで、紹介される求人の精度が一気に向上します。
自分自身の価値観を整理しておくことが、満足度の高い転職につながる重要なステップです。
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転職エージェントを利用する人によくある質問
転職エージェントは多くの求職者が利用するサービスですが、初めて利用する場合は「本当に使って大丈夫?」「担当者と合わなかったら?」など不安を感じる人も少なくありません。
ここでは、エージェント利用時によく寄せられる質問を取り上げ、安心して利用できるようにポイントを整理して解説します。
転職エージェントを使うと不利になることはありませんか?
確かに「企業に手数料があるから不利になるのでは?」と心配されますが、転職エージェントを利用したことで不利になるケースはほとんどありません。
むしろ非公開求人の紹介や選考対策など、個人だけでは得られない情報や支援を受けられるメリットの方が大きいので、前向きに利用しましょう。
担当者の対応が遅いときはどうすればいいですか?
担当者の対応が遅いと感じる場合は、まず「連絡頻度の希望」や「急いでいる理由」を率直に伝えましょう。
それでも改善しなければ、エージェント会社に担当変更を依頼することも可能です。
担当者の質は転職成功率に直結するため、相性が合わないと感じたら遠慮せず見直すことが大切です。複数社を併用して比較するのも有効ですよ。
転職エージェントを使わない方がいい人の特徴を教えてください
自分で求人検索を進めたい人や、じっくり比較しながらマイペースに活動したい人は、転職エージェントが合わない場合があります。
また、企業研究や書類作成もすべて自分でコントロールしたいタイプの人は、サポートが逆に負担になることもあります。
一方で、情報収集や選考対策に不安がある人には大きなメリットがあるため、向き不向きを理解したうえで使うことが重要ですよ。
登録だけして使わないのは問題ありますか?
転職エージェントは登録だけして利用しないこと自体に問題はありません。
登録後すぐに転職活動をスタートできない人や、情報収集だけしたい人が多いことは、転職エージェントも企業側も想定しています。求人紹介などの案内はありますが、基本的に登録だけの利用も可能です。
ただ、紹介をストップしてほしい場合は担当者に一言伝えておきましょう。不要な連絡を防ぎつつ、必要なタイミングで再利用しやすくなりますよ。
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転職エージェントは企業から紹介料を成功報酬としてもらう仕組みのため、求職者の希望よりも「決まりやすい求人」を優先されるケースがあり、思っていたサービスと違うと感じる人もいますよ。