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キャリアプランシートとは?面接通過率が上がる答え方や例文を紹介

この記事の監修者

末永 雄大

新卒で株式会社リクルートに入社し数百を超える企業の中途採用を支援。その後2012年アクシス株式会社を設立、キャリアコーチング事業、転職エージェント事業、Webメディア事業を複数展開。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。

この記事のまとめ

キャリアプランシートは、 将来ありたい姿を考え、実現するための具体的なアクションを整理・可視化することができるキャリアの計画書です。本記事では、転職×キャリアのプロがキャリアプランの考え方や面接での答え方を解説しています。

目次

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    キャリアプランシートとは

    サンプルスピーカー 末永

    キャリアプランシートとは、自分が将来理想とする姿を実現するために、今後どのような行動をし、どのようなキャリアを積み上げていくのかをまとめた、中長期の計画書です。

    仕事を通じてどのような自分になりたいのか、どのような業務をしたいのかなど将来の目標を定め、目標を達成するために何をするべきかを具体的なアクションとしてプランニングします。

    似ている言葉でキャリアパスという言葉がありますが、これは社内で目標とする役職に就くためのステップを表す言葉ですので混同しないよう注意しましょう。

    キャリアプランシートは仕事における人生計画を指すため、就職や転職、将来を考えたいときに役立ちます。

    キャリアプランシートとは以下の項目に基づいて作成することが一般的です。

    • これまでの職歴やスキル
    • 自分の価値観や強み、弱み
    • 将来ありたい姿
    • 将来ありたい姿を実現するためにとるべき行動

    キャリアプランシートはテンプレートがあり、自分で作成することもできます。就職、転職や将来について考えたときに作成してみてください。

    末永 末永

    キャリアプランシートの弱みの書き方や例文については「キャリアプランシートの弱みはどう書く?弱みをどう活かすかの例文付き」の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

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    キャリアプランシートを作るメリット

    キャリアプランシートを作るメリットは以下の5つです。

    キャリアプランシートを作ることで、あなたの将来のキャリアが整理された状態で可視化されます。

    仕事のモチベーションが上がる

    キャリアプランシートを作ることで、仕事のモチベーションが上がります。

    仕事のモチベーションがない原因として多いのが、仕事における目標=ゴールが設定されていないということです。

    仕事に目標がなければ、達成感や成功体験を積むことができないため、モチベーションはなくなってしまうでしょう。

    目標を設定することで今の仕事で何を頑張るべきなのか、必要なスキルは何なのかがはっきりとするので、必然とモチベーションは上がります。

    キャリアプランシートを作ることで、あなたのキャリアの目標がはっきりとするため、仕事のモチベーションを上げることができるのです。

    将来の漠然とした不安が減る

    キャリアプランシートを作ることで、将来の漠然とした不安を減らすことができます。 そもそもキャリアに正解はなく、人それぞれです。

    正解がないからこそ、「何をしたらいいのかわからない」「将来どうなるのか不安」とモヤモヤしてしまうこともあるでしょう。

    キャリアプランシートを作ることで、あなたのキャリアの大まかな方向性が見えてくるので、そういったモヤモヤを解消し、将来の漠然とした不安を減らすことができるのです。

    やるべきことが明確になる

    キャリアプランシートを作ることで、やるべきことが明確になります。

    なぜなら、キャリアプランシートを作ることで、将来のありたい姿=あなたの人生のゴールから逆算し、ありたい姿を実現するために必要なスキル、経験が洗い出され、やるべきことが見えてくるからです。

    例えば、「将来がなんとなく不安だから資格をとっておこう」という思考は要注意です。 業務をおこなう上で取得が必要な資格以外であれば、資格の勉強はやるべきことではなく、なくてもいいけどあれば良いということになります。

    資格の勉強が悪いというわけではありません。優先順位を立てて、まずやるべきことをおこない、余裕があるときに取り掛からないと「何をすれば良いかわからない」という状態に陥ってしまいます。

    やるべきことが見えてくると、自ずと優先順位を立てることができるので「何から手をつけていいのかわからない」と悩む方は、キャリアプランシートを作り、キャリアを整理することをおすすめします。

    物事を考えるときの軸になる

    キャリアプランシートを作ることで、あなたの価値観を再確認することができるので、物事を考えるときのブレない軸を作ることができます。

    ここでいう軸というのは、あなたの価値観に基づいてどう生きたいか、どう働きたいかを考えるときの、絶対に叶えたいという主観的なものです。

    例えば、「年収は低くてもいいから、家族との時間を大切にしたい」とか「残業は多くてもいいから、とにかく稼ぎまくりたい」などです。

    物事を考えるときのブレない軸があることで、世間の流行や周りの意見に流されてしまうこともなくなり、仕事で辛くなることがあっても頑張れる原動力となるでしょう。

    キャリアプランシートを作ることで、あなたの価値観に基づいた、ブレない軸を作ることができます。

    面接の通過率が上がる

    キャリアプランシートを作ることで、転職での面接の通過率を上げることができます。

    なぜなら、キャリアプランというのは面接で必ず聞かれる質問なので、事前にキャリアプランシートを作ることで、スムーズに質問に答えることができるからです。

    採用にはコストがかかっています。かけたコストを無駄にしないためにも、企業は求職者を、「この会社で長く働いてくれるのか」「この会社で活躍してくれるのか」という視点で見ています。

    つまり、キャリアプランを質問して、定着性と活躍性を見極めているのです。

    キャリアプランがはっきりしていなければ、「すぐに辞めてしまうのではないのか」「本当に活躍できるのか」と面接官が不安に思ってしまいます。

    一方、キャリアプランがはっきりしていれば、「だからこの仕事に就く必要がある」ということを明確に伝えることができるので、面接官に定着性、活躍性のある人材だという印象を与えることができ、面接の通過率を上げることができるのです。

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    簡単!キャリアプランシートの作り方

    サンプルスピーカー 末永

    ここからは、今まで数千人以上の転職支援をし、お客様と一緒にキャリアプランシートを作成した私、末永が誰でも簡単にキャリアプランを作る方法をお伝えします。

    サンプルスピーカー 末永

    転職活動での面接や、将来のことをしっかり考える際に活用できますよ。

    ステップ1:将来の理想を考える

    キャリアプランシートを作るときにまずやるべきことは、将来の理想を考えることです。

    例えば、どこで、どんな仕事をして、どんな暮らしをしたいのかを考えます。 この際、実現できるかできないかを考える必要はありません。

    どんな人生を歩んでいることが、あなたにとって理想なのかを考えましょう。

    理想の人生像がわかると、ゴールが決まります。ゴールが決まると、いつまでに、何を達成しなければならないのかがはっきりと見えてくるので、次のステップにスムーズに進むことができます。

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    ステップ2:今の現状を把握する

    次にあなたの現在地を確認しましょう。現在地を確認するためには、ポータブルスキルとヒューマンスキルについて考えるとよいでしょう。

    ポータブルスキルとは、業務の中で成果や、組織に貢献することができた経験、業務に対する姿勢のことをいいます。

    一方、ヒューマンスキルとは、性格や強みなど仕事に限らず、あなたが今までの経験で培ったものを指します。

    ポータブルスキルとヒューマンスキルを言語化し、棚卸しましょう。あなたの現在地をはっきりと確認することができ、次のステップで、より具体的なアクションを考えることができるようになります。

    ステップ3:将来の理想と現在地のギャップを埋めるアクションを考える

    将来のありたい姿と、現在地を理解したことで、そこにギャップが生まれます。 このギャップを埋める具体的なアクションを考えることが最後のステップです。

    なぜなら、ギャップを埋めること=将来のありたい姿に近づくことであるからです。 ぜひ、実際に10年後のキャリアプランを考える時に、以下の表を活用してみてください。

    何がやりたいのか、どうありたいか 仕事を通じて実現したいこと・理想の暮らし方や働き方
    何ができるのか 自分が持つスキル・長所や経験、保有資格
    何をやるべきか 会社からの要望や期待されていること・譲れない条件

    ありたい姿と現在地を照らし合わせ、現在では何が不足しているのか、今後伸ばしていくべき能力は何かを明確にしましょう。

    そうすることで、いつまでに・何をするかという計画を立てていきます。

    このときに、長期的な計画を立てるのではなく、短期的な計画を細かく立てていくとよいでしょう。

    計画が長期になると、達成するまでのモチベーションの維持が難しくなるからです。

    一方、短期的な計画であれば、こまめな達成感を得ることができ、モチベーションの維持、向上につながります。また、着実に計画が進んでいるという安心感も得られるでしょう。

    どんな人生を歩んでいくか具体的なアクションを考えるときは、いきなり10年後のキャリアプランを立てるとイメージしにくいものもあるかと思うので、1年後、3年後、5年後と細かい計画を立ててみてください。

    関連記事

    「最低限抑えておくべき!キャリアプランの立て方とポイントを紹介!」の記事で、キャリアプランシートを作る時に役立つキャリアプランを考えるポイントを紹介しています。気になる方は、ぜひ読んでみてください。

    キャリアプランの書き方の例【業種別】

    業種別のキャリアプランの書き方については、以下があります。

    それぞれの項目について解説していきます。

    営業職

    営業職のキャリアプランの書き方は以下のような例があります。

    営業職としてさまざまな経験や実績を積み重ね、5年後には現場統括マネージャーになりたいと考えています。

    現場統括マネージャーになるために、2年後までに支店内で成績1位・実績1位になることを目標として設定しています。

    自分の強みをさらに高められるよう、積極的に仕事に取り組むのはもちろん、資格取得も目指します。

    また、ノウハウを部下に伝える教育にも携わりたいと考えています。

    まずは自分の活躍できるフィールドを増やすため、成果を残せるよう努力していきます。

    そしてその過程で、リーダーやマネージャーとして活躍するための人間力も磨いていきたいと考えております。

    目標に対して、どのような実績を残し、どのようなスキルを持つべきかを意識してキャリアプランを考えていきましょう

    さらに、成果や実績、身につけたいスキルなども具体的に記載することも重要です。

    企画・マーケティング職

    企画・マーケティング職のキャリアプランの書き方は以下のような例があります。

    私は、これまでWebマーケティング全般に関わり、集客力を高めて売上に貢献してきました。

    これらの経験を生かし、現在はより顧客との信頼関係を高めていくために、コンテンツマーケティングの業務にも携わっています。

    今後、更に成長が見込まれるコンテンツマーケティングの分野で、より深い知識を身に付け経験を積んでいき、マーケティングマネージャーやマーケティングディレクターになることを目標としています。

    私の持っている知識や経験、技術などを最大限に活かし、御社の可能性を最大限に引き出していきたいと考えています。

    これまでの実績や経験を記載して、目標に対しての具体的なアクションを示すことが重要です。

    幅広い視点で自分がしたいことを考え、キャリアプランに答えるようにしましょう。

    技術職

    技術職のキャリアプランの書き方は以下のような例があります。

    私は将来、エンジニア達を統括するポジションとなりたいと考えています。

    現在は下流工程の業務に取り組んでおり、〇〇を得意としています。この強みを活かし、〇年後には〇〇のスキルを習得し、〇〇という資格の習得を目指していきます。

    また、コミュニケーション能力やマネジメントスキルも高め、プレーヤーとしてだけではなく、エンジニア達を統括するポジションとなって、より良い製品作りに貢献できるようなマネジメントスキルも磨いていきます。

    今後の業務を通じて、スキルとともに、今の自分に足りないマネジメントスキルも磨いていく予定です。

    エンジニアにはスペシャリストやITコンサル、プロジェクトマネージャーなどさまざまなキャリアがあります

    目指すキャリアに合わせて、どのようなスキルを高めるのかを答えるようにしましょう。

    サービス業・接客業

    サービス業・接客業のキャリアプランの書き方は以下のような例があります。

    〇年後に商品企画職に転換し、ヒット商品を生み出したいと考えています。

    商品企画職になるために、現在はお客様とコミュニケーションを取り、ニーズをつかみ取り、より満足を提供できる店舗スタッフとして、売り上げに貢献していきたいと考えます。

    将来的に店長として店舗の売り上げを高められる運営を担っていくように、マネジメントスキルも磨いていきます。

    店長を経験してさまざまな実績を作り、本部で商品企画職として現場経験を生かし、ヒット商品を生み出していくように努めていきます。

    将来どのようなポジションになりたいのかについてできるだけ明確に答えましょう

    販売員は、企画職に就くのか店舗の運営を担うのかによってキャリアプランの答え方は異なるので、まずは自身のキャリアプランを設計することが重要です。

    キャリアプランの書き方の例【年代別】

    サンプルスピーカー 末永

    誰でも簡単にできるキャリアプランシートの作り方を3つのステップでお伝えしました。 作り方を理解したら、次は、作り方をもとに実際にあなたのキャリアプランを書いてみましょう。

    ここでは、年代別にキャリアプランシートの書き方の例を紹介します。

    女性のキャリアプランシート例

    キャリアプランを立てる際は、仕事とプライベートの2軸で立てるようにしましょう。 なぜなら、女性にとっては結婚や妊娠など、ライフイベントの影響を受けやすいからです。

    結婚や妊娠の時期によっては、昇進を見送ったり、1からキャリアを築き直さなければならないこともあるでしょう。

    事実、育休や産休がとれない会社も存在します。また、子育てが落ち着いたので働こうと思っても、雇ってくれるスキルがなく、働くことができないということもあります。

    一方、ライフイベントを想定したキャリアプランを立てることで、育休や産休をとれる会社を選ぶようになるでしょう。また、「今のうちにスキルを身に付けておこう」ということになるかもしれません。

    将来どのくらいの収入が必要か、子どもが何歳になったら働くのか、出社かリモートなど、仕事とプライベートの2軸についてよく考えた上でキャリアプランシートを作成しましょう。

    キャリアプラン例

    • 将来は実家のある地方へUターンして、リモートワークができる仕事に就き、子どもとの時間を大切にしたい。
    • 今の会社でキャリアアップしたい。だから、今のうちから専門的な知識を身に付けて、育休、産休から仕事へ復帰しても、即戦力で働けるようにしたい。

    このように、ライフイベントを組み込んだ上でキャリアプランを作っていきます。

    将来ありたい姿が想像できたら、必要になることを逆算して考えていきましょう。

    今の会社に残るべきか、転職すべきか。必要なスキルはいつまでに身に付ける必要があるのか具体的に突き詰めていきましょう。

    末永 末永

    女性のキャリアプランの立て方や職種別・年代別のキャリアプランの例文は「女性のキャリアプランのポイントを年代別に解説!結婚や出産はどう考える?」の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみください。

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    第二新卒のキャリアプランシート例

    第二新卒は、将来の活躍に期待するというポテンシャル枠で採用されやすいということもあり、転職活動の難易度は高くありません。

    というのも、第二新卒に関しては、専門的なスキルは身についておらず、仕事に対する姿勢や言動などを見られるからです。

    それを踏まえた上で、将来は何をしたいのか、どんなスキルを身に付けていたいかを言語化し、キャリアプランシートを作成しましょう。

    キャリアプラン例

    • 将来はプランナーのスペシャリストになりたいので、今のうちから貪欲にプランニングのスキルや業界の知識を習得をしていきたい。
    • まだ、将来についてははっきりとおらず、これから見つけていきたい。自分から新しいことに積極的に取り組み、自分の強みを活かすことのできる仕事を見つけたい。

    第二新卒は、社会人経験も短いため、将来についてまだはっきりしていないこともあるでしょう。

    将来ありたい姿が想像できない場合は、能動的にスキルや経験を習得していきたいということをキャリアプランに取り入れてみてください。

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    周りと差をつけるキャリアプランを立てたいという新卒の方は「【例文】キャリアプランが思いつかない新卒向け!面接での答え方を紹介!」がおすすめです。この記事では、キャリアプランの立て方や新卒がキャリアプランを考えるポイントを紹介しています。

    20代のキャリアプランシート例

    20代は専門的なスキルであるテクニカルスキルよりも、仕事に対する姿勢や言動などのポータブルスキルをキャリアプランシートに落とし込みましょう。

    20代は先ほどお伝えした、第二新卒のキャリアプラン例にあるように、ポテンシャル枠で採用されやすいという側面があります。それは、まだ社会人経験が少なく専門的なスキルが身につくには短すぎる期間であるためです。

    ポテンシャルで評価されるからこそ、しっかりと自己分析を行いましょう。

    自己分析をしっかりと行うことで、アピールできる自分の強みやコミュニケーション力のようなポータブルスキルを見つけることができます。

    キャリアプラン例

    • 将来やりたいことを実現するために必要となるスキルを意欲的に磨いていきたい。
    • これから困難なことがあっても、今までの失敗や挫折を乗り越えた経験を活かして克服していきたい。

    20代の方は社会人経験が浅く、スキルが豊富な人材というわけではないと思います。 そのため、今後10年間でどのようにスキルを磨いていきたいかを考えましょう。

    末永 末永

    20代のキャリアプランの選択肢や考える際のポイントについて「キャリアプランが思いつかない20代向け!簡単な立て方と例文を紹介!」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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    30代のキャリアプランシート例

    30代になると、これまで積み上げてきたキャリア、経験があるかと思います。

    そのため、まずはテクニカルスキルとポータブルスキルの2つにわけて、あなたのキャリアを棚卸ししてみましょう。

    テクニカルスキルとは、業務を行う上で必要になるスキルのことで、PC操作などの汎用性のあるものから、専門的な知識などが該当します。

    一方、ポータブルスキルとは、仕事に対する姿勢や言動などのことで、コミュニケーション能力や問題を解決する能力などが該当します。

    多くの人がテクニカルスキルだけを考えて「スキルがない...」と悩みますが、これまでのキャリアで積み上げてきたポータブルスキルは誰にでもあるスキルです。

    あなたの気づかなかったスキルがあるかもしれません。

    30代はキャリアの分岐点になります。どれだけ、あなたの今までのキャリアにしっかりと向き合えるかで、40代・50代となったときにどのような仕事に就いていて、どれだけの年収がもらえているのかが決まるといっても過言ではありません。

    テクニカルスキルとポータブルスキルの2つにわけて、あなたのキャリアについてしっかりと考えてください。

    キャリアプラン例

    • 今の仕事でスペシャリストになるために、目指していきたい専門性を身に付けていく。
    • 管理職になるために、必要なスキルや経験、知識を身に付ける。

    また、今の会社でチャンスがあるのか、転職することでチャンスを掴みにいくのかなども、しっかりと考えるようにしましょう。

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    「キャリアプランが思いつかない30代向け!面接で使える3ステップを紹介」の記事で、30代のキャリアプランの考え方のコツや例文について紹介しているので、キャリアプランが思いつかない30代の方はぜひ参考にしてみてください。

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    40代のキャリアプランシート例

    40代では、企業のビジョンや方向性と、あなた自身のキャリアの方向性を一致させたキャリアづくりが求められます。

    つまり、あなたのありたい姿と、企業があなたにこうあってほしいと考える姿を、一致させる必要があるのです。

    例えば、あなたがその道のスペシャリストを目指したいと考えているのに、企業があなたに管理職としての役割を期待していれば、一致はしていません。

    これでは、あなたがありたい姿に近づいていくことは難しくなってしまうかもしれません。

    あなた自身のキャリアの方向性と企業のビジョンや方向性を一致させることで、理想のキャリア像へ近づくことができるのです。

    キャリアプラン例

    • 今までのスキルや経験を活かした、組織づくりで企業に貢献したい。
    • 環境の変化に対応した新事業を立ち上げて、企業に貢献したい。

    あなたの今までのキャリアを振り返り、どのように企業に貢献できるかを考えましょう。

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    介護職のキャリアプランシートの書き方や例文について「介護職のキャリアプランはどう作る?簡単なキャリアプランシートの使い方を解説」の記事で紹介しています。キャリアプランシートの書き方がわからないという介護職の方はぜひ参考にしてみてください。

    面接でキャリアプランを聞かれた時どうすればいいか?

    ここでは、面接官がキャリアプランを聞く理由と答え方についてお伝えしていきます。

    面接は企業があなたという人物を見るためにおこなうものであり、その中でキャリアプランは必ず聞かれる質問です。

    そのときに、あなたがキャリアプランをしっかりと答えることができなければ、面接官にネガティブな印象を与えてしまうかもしれません。

    そのためにも、面接におけるキャリアプランの答え方について理解し、あなたの将来ありたい姿と、そのためにこの仕事に就いてどうしていきたいのかを面接官にしっかりと伝えられるようにしましょう。

    面接官がキャリアプランを聞く理由

    面接官がキャリアプランを聞く理由は、あなたの定着性と活躍性を見るためです。

    企業はコストをかけて、採用活動をおこなっています。採用した人材がすぐに辞めてしまったり、活躍しなければ、それは企業にとって損失となってしまいます。

    そのため、企業は「この会社で長く働いてくれるのだろうか?」「この会社で活躍してくれるのだろうか?」という視点で求職者を見ます。

    企業と求職者のミスマッチを防ぎ、求職者が仕事に対して何を重視しているのかを知り、どのような目標を掲げ、目指している目標に対してどのように行動していけるか確認するために、キャリアプランは必要となるのです。

    企業はあなたのキャリアプランと企業ビジョンが合っているかをジャッジしています。

    「すぐに辞めてしまうのではないだろうか?」「この会社で本当に活躍できるのだろうか?」という不安を面接官に与えることのないようにキャリアプランシートを作成し、しっかりと対策や準備をおこないましょう。

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    キャリアプランの答え方

    キャリアプランを面接で聞かれたら、将来のありたい姿から逆算し、「だから、この仕事に就く必要がある」ということを具体的に伝えましょう。

    なぜなら、先ほどお伝えしたように、面接官が重要視しているものは、定着性と活躍性だからです。

    そしてあなたのキャリアプランを聞いて、この会社に合う人物なのか、長く働き、活躍してくれるのかを見極めているのです。

    キャリアプランの回答例

  1. 「私は、最終的に〇〇を目指していきたいと考えています。〇〇になるために5年後までには〇〇に取り組み、10年後までには〇〇の経験を積みたいです。そのためにもこの仕事につき〇〇についてスキルを磨いていきたいと考えています。」
  2. このように答えることで、「この会社で長く働いてくれるだろう」「〇〇の分野でこれから活躍してくれそうだ」という印象を面接官に与えることができます。

    将来のありたい姿から逆算し、いつまでにどのようなスキルや経験、知識を身に付けていきたいのかを具体的に面接官に伝えましょう。

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    実際に面接の場でキャリアプランを答える時に面接官に評価される答え方のポイントなどは「【例文あり】面接でのキャリアプランの答え方とは?作り方&答え方を解説」の記事で解説しています。この点を意識するだけでに内定に一歩近づけるでしょう。

    面接に使えない!NGキャリアプランシートの書き方

    キャリアプランシートは書けばOKというものではありません。将来のありたい姿から逆算して作ったものであっても、面接で使うと逆効果というものもあります。

    ここでは以下のNGキャリアプランシートについてお伝えします。

    プライベートに偏りすぎている

    キャリアプランは仕事とプライベートの2軸で考えます。

    当然仕事にプライベートのプランを反映させる必要はあるのですが、プライベートに偏りすぎているプランはNGです。

    プライベートに偏りすぎているキャリアプランは、面接官に「プライベートのことばかり考えていて、仕事のことはどうでもよいと考えているのかな」と思われてしまうかもしれません。

    キャリアプランのNG回答例

  3. 「20代で結婚し、子育てをしたいと考えております。生活の基盤を安定させたいので、転勤のない御社を選びました」
  4. どうでしょう。仕事のことについて一切触れておらず、プライベートのことばかり考えていると思いませんか。

    まずは、仕事で何を目指していきたいのかを考えて、そこからプライベートではどうしたいのか、どう両立させていくのかを考えてキャリアプランシートを作成しましょう。

    転職理由や志望動機に一貫性がない

    転職理由や志望動機に一貫性がないキャリアプランもNGです。

    なぜなら、面接官は「なぜ今の会社を辞めて転職することにしたのか」と「なぜこの会社を選んだのか」が一致しているかどうかを探っているからです。

    キャリアプランのNG回答例

  5. 「転職を考えた理由として今の会社ではワークライフバランスがとれておらず、体調を崩してしまったため転職を考えました。また、御社を志望した動機ですが、〇〇の分野でキャリアアップしていきたいため、御社を志望しました」
  6. どうでしょうか。転職を考えた理由と志望動機に一貫性がありませんよね。

    これでは、転職理由にも志望動機にも説得力がありません。面接官に「適当な理由で答えているのか」と思われてしまうかもしれません。

    なぜ転職を考えたのか、何がしたいから転職するのかがはっきりすると、志望動機も見えてきます。キャリアプランシートで事前に見直しをして、一貫性があるかどうかをチェックしてから面接に臨みましょう。

    どの会社でも言えそうな普遍的なことを書いている

    どの会社でも言えそうな普遍的なキャリアプランもNGです。

    どの会社でも言えるということは、あなたにとって「この会社でなければならない」「この仕事に就かなければならない」ということが面接官に伝わりません。

    キャリアプランのNG回答例

  7. 「将来は管理職となって、部下を統率しよい成績を収めることで御社に貢献したいです。そのために必要なスキルや経験をしていきたいと考えています」
  8. 一見すると、将来のありたい姿から逆算しているように見えますが、個性がありません。

    これでは面接官に「この会社でなければだめなのか」「この仕事以外でもいいのではないか」と思われてしまいます。

    キャリアプランを考えるときは、普遍的に考えるのではなく、あなた自身がどうありたいのかを考えるようにしましょう。

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    職種別のキャリアプランの例文やキャリアプランを答える際のNG例については「キャリアプランとは?転職面接で使える簡単な3ステップを紹介」の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

    キャリアプランシートを作る時に強みと弱みも書き出そう

    キャリアプランシートは、将来理想としている姿を実現するために、今後どのようなアクションをして、どのようなキャリアを積み上げていくのかをまとめた計画書のことです。

    仕事を通じてどのような業務をしたいのか、どのようなポジションになりたいのかなど将来の目標を定め、目標を達成するために何をするべきかを具体的なアクションとしてプランニングをおこないます。

    一般的にキャリアプランシートは以下の項目に基づいて作成します。

    • これまでの職歴やスキル
    • 自分の価値観
    • 将来ありたい姿
    • 将来ありたい姿を実現するためにとるべき行動

    上記以外にも、キャリアプランシートを作る際には、自身の強み・弱みも書き出すことで、多角的な視点で自己分析をおこなうことにもつながります。

    また、仕事における人生計画を指すため、就職や転職、将来を考えたいときに役立ちます。

    強みと弱みはどう答えたら良いか?

    末永 末永

    自身の強みと弱みを答える際には、企業や応募している職種によって言い方を変えるべきです。

    また、強みについては、どう企業やチームに貢献するかを説明し、弱みについては、今後どうやって改善するかを説明しましょう。

    弱みは改善方法まできちんと説明することで、向上心があるという印象を与えることができます。

    自分のスキルや能力を正確に把握することによって、自身の強みや弱みを把握することにもつながります。

    また、自身の強みを活かせていると、成果が出やすく仕事が楽しくやりがいを感じることができます。

    一方で、強みを活かせてない環境にいるとなかなか仕事で成果を出すことができず、仕事にやりがいを感じなくなってしまいます。

    キャリアプランシートにどう書く?強み・弱みの一覧

    強みと弱みは紙一重で、職種によって強みとなる場合と弱みになる場合があります。

    以下では言い換えることができる同じような特性の一部をご紹介します。

    細部まで確認できる⇔慎重すぎる

    【事務職】

    私の強みは正確な作業をおこない、細部まで確認できることです。

    金融機関の事務職で業務量も膨大でしたが、決められた時間でミス無く正確に処理できるように細部までの確認を徹底しました。

    正確で効率的な事務処理で、御社のバックオフィスに貢献していきます。

    【営業】

    私は、細部まで確認してミスが少ない仕事ができますが、慎重すぎてここぞというときに踏み込めない弱みもあります。

    営業職では、細部まで確認することも大切ですが、慎重すぎてしまうと、営業としての成果を出すことが難しいです。

    また、資料を作成する際にも、セルの色分け、半角/全角の扱い方など細かいところが気になってしまい、資料作成に多くの時間がかかってしまいました。

    これらの経験から、慎重になりすぎないように、バランスが大事であることを学びました。

    じっくり考えることができる⇔会話が得意ではない

    【マーケ・企画系】

    私の長所は、行動に移す前に物事をじっくり考えるところです。考えてもわからない事は、同僚や上司などに聞いたりインターネットで納得がいくまで調べます。

    また、うまくいかない時は、自分に足りていない物は何か、必要なものは何かを考えるようにしています。

    長所を生かした論理的思考で、マーケティングや企画作成などに活かしたいです。

    【営業】

    私は、物事を取り組む前に考えすぎてしまうところがあり、コミュニケーションが苦手な一面があります。

    例えば、目標達成のために今発生している問題や課題はなんなのか、すべて洗い出さないと気が済みません。

    物事に取り組むのに時間が掛かってしまい実行するまでのスピードや目標達成に余計な時間が掛かってしまうことが問題点です。

    行動量が多い⇔考え抜く前に動いてしまう

    【営業】

    私の強みは行動力です。

    営業では、少しでも見込みがあるお客さんやクライアントに積極的に営業をおこない、多くの成果を出すことにつながりました。

    仕事をするうえで数々の困難・トラブルはつきもので、不安や悩みなどで立ち止まってしまいがちですが、強みである行動力で御社の業績に貢献してまいります。

    【マーケ・企画系】

    私は、行動力がありますが、見立てや仮説がない中で行き当たりばったりの打ち手を実行してしまう点もあります。

    何事においても、この短所により後々失敗することが多くありました。

    行き当たりばったりな点としてスケジュールを組み立てていないことが挙げられるので、作業をする前にはスケジュールを立てることにしています。

    どのようなことが起きるかどうか、事前に捉えるようにしています。

    ルールに従順⇔柔軟性がない

    【事務職】

    私は、真面目でルールに従順なので、決められたフローに則って作業ができます。

    地道な作業でもコツコツできる真面目さを持っています。

    決められたフローに則って作業ができるので、作業ミスが少なく、職場での信頼度も高いです。

    私の強みである真面目さで御社のバックオフィスに貢献していきます。

    【営業】

    私は、ルール、やり方をきっちり守るタイプで真面目すぎてしまい柔軟性がない点が欠点です。

    営業職では、臨機応変に行動することが大切で、マニュアル人間だと人を動かすことができません。

    以前の私は絶対に一度教わったルールや順番は守らなければいけないと思っていたので、先輩の姿を見た時にこれまで要領が悪かったことを反省しました。

    その経験から現在は改善にむけて、ルールや決まり事に対しての許容範囲を確認することをおこなっています。

    他にも、物事に優先順位をつけること・早くから取り掛かることを意識づけるようにしています。

    高い集中力がある⇔視野が狭い

    【技術職】

    私は、粘り強さと集中力に自信があり、高い集中力で業務を遂行することができます。

    他の人が続かないようなことでも、さほど苦痛を感じることなくこなすことができます。

    高い集中力が必要な作業でも、時間が経つと集中力が切れた様子で仕事をしており、ミスをしている様子をよく見かけていました。

    しかし、私も疲れは感じていましたが、集中力が切れることはなく作業に取り組むことができました。

    【マーケ・企画系】

    私は、高い集中力がありますが、一つのことに集中しすぎてしまうと、周りが見えなくなってしまうことが短所であると考えます。

    例えば、課題に対してさまざまな打ち手がある中で視野が狭くなってしまうケースも少なくありません。

    一つのことに熱中しがちな性格ではありますが、熱中しながら物事に対する自分なりの理解を深め、周囲と協力しながら仕事を進めていけるように努めていきます。

    好奇心旺盛⇔飽きっぽい

    【マーケ・企画系】

    私は、好奇心が旺盛なほうなので、いつも新たな分野に興味があります。

    さまざまな領域の情報を収集できるので、マーケティングや企画などでもその強みを活かすことができます。

    いろいろなことに興味を持つことで、視野が広くなり、多角的に物事を捉えられるようになっていると感じています。

    日々の業務でさまざまな知識や経験を活かして、成長していきたいと思っています。

    【営業】

    私は、好奇心旺盛ですぐに新しいことに興味を持ち、行動したくなりますが、その分、飽きっぽい面もあります。

    なんとなく趣味的に続けるものよりも、試験などのはっきりとしたゴールがあるもののほうが続けやすく、達成しやすいように思います。

    今後は興味だけで行動するのではなく、目標に合っているアクションを取れるように心がけていきます。

    協調性が高い⇔主張できない

    【マーケ・企画系】

    私の一番の長所は、協調性がある事です。

    予測が立てづらい中、自分の主張でミッションを推進することができます。

    プロジェクトを管理するというポジションで、他のメンバー全員の特徴を理解し、コミュニケーションを取れていないと務まらないポジションに努めていました。

    その為、普段のコミュニケーションを積極的に取るようにして、なるべくそれぞれのメンバーと積極的に接するように心がけました。

    【営業】

    私は、協調性がありますが、主張ができない短所もあります。

    コミュニケーションが重要で他部門との連携が必要な中、ひとりよがりになってしまうことがあります。

    いろいろとな人たちと一緒に何かを計画したり、実行したりする機会があるのですが、そういったときには場の空気に身を任せるといったスタンスになりがちです。

    協調性が高く、控えめな性格の部分を少しでも直し、積極性を見せていくように、自分の主張もしっかりと伝えるように改善していきます。

    細部までこだわる⇔神経質

    【技術系・事務職】

    私は、細部までこだわって業務をおこなうことができます。

    正解がある程度決まっている業務のため、細部までこだわりを持ちミスなく進めることができます。

    没頭し集中することに長けていますが、反面こだわりが強い一面があります。

    集中しだすと止まらない部分があるので、自ら集中する程度をコントロールすることが課題だと思っています。

    【営業】

    私は、細部までこだわって仕事をすることができますが、神経質になりすぎてしまう短所もあります。

    営業職は、正解がある程度ない業務なので、柔軟に対応しなければいけないのも事実です。

    神経質過ぎて周りが見えないようになってはいけないので、その点は注意したいと思っています。

    しかし、神経質な面は良い面もあるので、神経質な面もいかして仕事に取り組みたいです。

    論理的⇔理屈っぽい

    【マーケ・企画】

    私は、理論的に考えることができるので、物事をロジカルに考えて、業務に反映することができます。

    原因とそれを解決するためのプロセスを考えるのが得意で、PDCAを上手に回すことができます。

    クライアントに対しても、根拠のある話をすることで、信頼を獲得していきたいです。

    【営業】

    私は、理論的に話すことができますが、理屈っぽく感じ取られてしまう短所もあります。

    実際に、理屈っぽくて話が通用しない人と認識されてしまうケースも少なくありません。

    そのため、言い方を変えたり、もう少し発想を柔軟にしてみるなどの工夫をしていくように努めていきます。

    周りをよく見ている⇔おせっかい

    【サービス】

    私は、視野が広く周りをよく見ることができます。

    相手の立場になって物事を考え、行動に移すことができるので、お客さんやクライアントからの信頼度を高めることができます。

    顧客満足度の高いサービスを提供するには、まずは相手の話に真摯に耳を傾けることが重要だと日々感じています。

    また、上司や部下、同僚に話しかけられた場合には、まずは作業を止めて話を集中して聞くことにより、効率的な仕事にもつながることを経験しました。

    【営業・マーケ】

    私は、周りをよく見ることができますが、少々おせっかいなところがあります。

    自分は良かれと思ってやったことが、かえって相手に負担をかけていることも少なくありません。

    そのため、相手が本当に求めているものは何か、もしかしたらおせっかいではと不安なときは、必ず相手に確認をとるように徹底しています。

    相手のニーズを的確にとらえることは、ビジネスを成功させるのに重要だと思っています。

    末永 末永

    いかがでしょうか?自分の上記の特性を参考にしながら自分の業界や職種に合わせた強み・弱みについてもう一度考えてみてください。

    キャリアプランシートを作った後にやるべきこと

    キャリアプランシートは作って終わりではありません。

    理想のキャリアを実現するために、具体的な行動に移さなければならないですし、これから長い人生、刻々と状況は変化します。状況が変化すれば当然ですが見直しも必要となります。

    ここでは、キャリアプランシートを作った後にやるべきことをお伝えします。

    具体的なアクションプランに落とし込む

    キャリアプランシートを作り終えたことに満足せずに、具体的なアクションプランに落とし込みましょう。

    なぜなら、いくらあなた自身が納得したキャリアプランシートを作ることができたとしても、実際に行動に移すことができなければ意味がないからです。

    あなたが納得したキャリアプランを実現するために、いつまでに、どのような行動をして、どのようになるのかという具体的なアクションプランを立てて、行動していきましょう。

    例えば、有名アパレルメーカーでマーケティングの責任者になるという目標を達成するために必要なアクションは、ファッション業界での経験が必要となりますし、マネジメントの経験やマーケティングの知識も必要となります。

    まずは、「アパレルメーカーに就職しよう」であったり、「マーケティングについて勉強しよう」など、できることをリストアップし行動していきましょう。

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    定期的に見直す

    キャリアプランシートを作ったら、定期的に見直すことをおすすめします。

    というのも、これから長い人生、昇進や転職、結婚などライフステージは刻々と変化します。

    ライフステージが変わるたびに、あなたが大事にしている価値観や目指したい方向性も変わるでしょう。考えが180°変わることもあるかもしれません。

    よりよい人生とするためにも、キャリアプランシートは一度作ったら終わりではなく、定期的に見直し、必要であれば修正することをおすすめします。

    キャリアプランシートが自分で作れない!?おすすめの相談先

    サンプルスピーカー 末永

    ここまでキャリアプランシートの作り方などを解説してきましたが、キャリアという抽象的なテーマに一人で向き合うことは、そう簡単ではありません。

    そこで、キャリアプランを立てたいけど不安に感じる方におすすめしたいサービスがキャリアコーチングサービスです。

    サンプルスピーカー 末永

    キャリアコーチングサービスとは、転職を前提としないサービスで、専任のコーチが自己分析からキャリアプランの設計まで幅広くキャリアの相談に乗ってくれますよ。

    大まかに分類すると以下のようなサービスを提供しています。

    • 徹底的な自己分析による自分自身の理解
    • 今後、どのような人生を歩んでいきたいかなどの、将来の目標設定
    • 将来の目標を達成するために、どのような行動を取るか具体的なアクションプランの設計
    • 転職する場合の、マッチする企業の選定や選考対策
    サンプルスピーカー 末永

    転職を前提としたサービスを提供する転職エージェントとは違い有料ではありますが、その分キャリアについてフラットな状態で相談に乗ってくれますよ。

    転職をしたほうがいいのか悩んでいる方、今の会社でどのようなキャリアを積んでいけばいいのかわからない方、自己分析のお手伝いをしてほしい方におすすめのサービスがキャリアコーチングサービスです。

    関連記事

    おすすめのキャリアコーチングサービスや選び方、キャリアコーチングを受けるメリットなどについては「キャリアコーチングとは?おすすめ12選と失敗しない選び方を解説!」の記事で紹介しています。

    キャリアについてしっかり考えたいあなたへ

    キャリアプランは思いつきで立てるものではなく、あなたが将来やりたいこと=ゴールから逆算してつくるものであることは、これまでお伝えしてきました。

    そのため、将来の理想の状態がイメージできていないと、キャリアプランシートは作れませんし、転職する場合は、面接でうまく答えることができないでしょう。

    ですが、以下のような悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

    サンプルスピーカー 相談者

    キャリアプランシートは将来やりたいことから逆算して作るものであることはわかりましたが、将来やりたいことが見つかりません。

    まずは自分自身の性格や志向性を理解し、その特性を踏まえた上で、どうなりたいか・何をやっていきたいかを考える自己分析から始めましょう。

    サンプルスピーカー 末永

    将来やりたいことがある20代〜30代の方のほうが少ないのが現実です。多くの若者は、社会人経験や実務経験がほとんどない学生時代に、就職活動で企業のネームバリューや給与、福利厚生などの目先の条件で企業選定した方が多いでしょう。

    ゆえに、20代半ば〜30代で将来やりたいこともないし、質問者の方のようにキャリアプランが立てられないと悩む方が多いことも現実です。

    キャリアプランを立てるには、まずは自分自身の性格や志向性を理解し、その特性を踏まえた上で、どうなりたいか・何をやっていきたいかを考える必要があります。

    なので、キャリアプランが立てられないと悩んでいる方は、自己分析から自己理解を深めることから始めましょう。

    サンプルスピーカー 末永

    ここで注意していただきたいことが、自己分析は自分で自分を分析する必要があるため、一人でおこなうと失敗するリスクが大きい作業ということです。

    サンプルスピーカー 末永

    そこで、徹底的な自己分析を得意とするマジキャリをおすすめします。

    マジキャリ は、業界で唯一、転職エージェントを10年以上運営するアクシス株式会社のサービスで、社内に転職ノウハウが豊富にあるという特徴があります。

    だからこそ、転職活動をそろそろ始めたいけど、キャリアプランを一緒に立ててほしい!と悩んでいる20代・30代の方にピッタリのサービスです。

    サンプルスピーカー 末永

    マジキャリ は今なら無料面談を実施しているので、気になった方はお早めにお問い合わせください。

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