【30代前半・後半・女性】仕事のやる気が出ない理由
「働き盛り」と言われる30代でも仕事のやる気が出ず、自身のキャリアに不安を感じている方は少なくありません。
30代の方が仕事にやる気が出ないと感じる主な理由は、以下の通りです。
30代前半:目標ないまま30代になってしまった
目標や目的を持たないまま30代になってしまうと、仕事に対するモチベーションの維持は難しく、やる気が低下する原因になります。
常に受け身の状態では日々の業務にマンネリを感じ、モチベーションも下がりやる気は出てきません。
やる気を保持するためには、「スキルアップして更に上のポストに就きたい」「5年後には年収1,000万円を目指す」といった具体的な目標を持つことが有効です。
こうした目標や目的があれば、逆算して達成するまでに何をするべきなのかが明確になり、仕事へのやりがいに繋がります。

まずは、自分の気持ちを深掘りし「将来どのようなキャリアを得たいのか」「理想とする生活を実現するためには、どれくらいの年収アップが必要なのか」など、目標となる事柄をリストアップしてみましょう。
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やりがいを感じられず仕事を辞めたい...という場合の対処法については「仕事のやりがいがない!辞めたい…と感じる原因と対処法をプロが徹底解説」 で詳しく説明しています。
30代前半:給与や待遇に不満がある
たとえ志望度が高い会社に入社できたとしても、30代になって給与や待遇に満足できなければ仕事にやる気が出ないのは当然といえるでしょう。
「会社に貢献しているのに給与に反映されない」「どんなに成果を出しても昇進につながらない」となれば、誰しも仕事にやりがいを感じられなくなるものです。
また、他社で働く同世代の人と比較して明らかに給与が低いと、やる気だけでなく会社への貢献意識も失ってしまいます。

あなたの給与が一般的にみて妥当なものなのか、もしくは会社に搾取されていないか確認することも大切です。
厚生労働省が発表した令和5年賃金構造基本統計調査 を参考に、最終学歴ごとに30代の平均賃金を表でまとめましたので、一例としてあなたの給与が妥当な金額かどうか比較してみましょう。
表は横にスクロールができます。
年齢・性別 | 高校 | 専門学校 | 高専・短大 | 大学 | 大学院 |
---|---|---|---|---|---|
30〜34歳:男性 | 273,600円 | 278,800円 | 283,300円 | 323,000円 | 365,300円 |
35〜39歳:男性 | 295,400円 | 305,100円 | 322,800円 | 374,800円 | 450,400円 |
30〜34歳:女性 | 223,000円 | 259,300円 | 244,700円 | 285,700円 | 337,000円 |
35〜39歳:女性 | 230,500円 | 264,100円 | 262,900円 | 308,200円 | 389,600円 |
出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況 」
30代後半:上司や部下と気が合わない
上司や部下と気が合わないことは、仕事のやる気をなくす要因になり得ます。
30代後半になると「中間管理職」となり部下もできやりがいを感じる一方で、上司と部下の板挟みになり人間関係で疲弊してしまうことがあるためです。
上司や部下との人間関係で悩む原因として、以下のような点が挙げられます。
- 年齢や経験などの違いから、価値観が合わないと感じる
- コミュニケーションが上手くいかず、誤解が生じてしまう
- 仕事の進め方や考え方の違いから、仕事の進捗にストレスを感じる
また、酷いケースではパワハラといった嫌がらせを受け、やる気どころか精神的にも弊害を被ってしまうこともあります。
仕事にやりがいを感じながら成果を出すためには、良好な人間関係の構築があってこそです。

もし、パワハラなど明らかに悪影響を及ぼすような問題がある場合には、社内の相談窓口や厚生労働省が運営する総合労働相談コーナーなどに相談してみましょう。
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仕事中にイライラして困っている、という方はぜひこちらの記事「仕事でイライラするようになった原因は?イライラしやすい人の特徴も解説」を参考にしてみてください。
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自分と合わない上司の対応については、「無能な上司を見極める特徴12選!どう対応すればいい?」をご覧ください。
30代後半:義務感で仕事をしている
義務感で仕事をしていると、仕事への意欲を削いでしまう原因になります。
30代後半は家族を養うために仕事をする人が増え、その中で「興味ない仕事でも家族のためにやるべき」と、自分の意に反する仕事内容でも義務感から取り組まなければならないことが増えるためです。
この他にも、30代後半はマイホームの購入や昇進など社会から期待されるものが増えるのと同時に、同世代の人と自分を比較してプレッシャーや焦りを感じ、義務感から重圧を感じてしまいます。
こうした義務感に縛られてしまうと、現実と理想のギャップにストレスを感じ、結果や成果ばかりが気になり仕事のやる気も失ってしまうのです。
30代後半は仕事においても人生においても、大きな転換期となります。
「自分にとって本当に大切なものは何か」を見直すことは、仕事へのモチベーションを取り戻すヒントになるでしょう。
30代女性:育児と仕事の両立が難しい
30代の女性は仕事をする上で、結婚・出産・育児とライフイベントの影響を受けやすくなるのが特徴です。
とくに子育ては女性側に比重がかかることが多いことからキャパオーバーになり、育児と仕事の両立が難しくなります。
主に次のような点が、育児と仕事の両立が難しいと言われる理由です。
- 育児・仕事・家事などやるべきことが多く、時間が足りなくなる
- 育児と仕事で睡眠不足や疲労が蓄積し体力が奪われ、仕事に集中できなくなる
- 子どもの病気や学校行事など、突発的な出来事に対応しなければならないため負担になる
- 母親業と仕事の両方を完璧にこなさなければならない、というプレッシャーを感じる
- 「キャリアとプライベート(育児)のどちらを取るか?」といった選択を迫られる
そして実際、育児のために目指していたキャリアや昇進を諦めざるを得ない、という女性が多いのも実情です。

ただ、育児と仕事の両立は多くの30代女性が抱える悩みですが、工夫次第では両立も不可能ではありません。
育児と仕事の両立には家族や周囲の協力はもちろんですが、こども家庭庁の子ども・子育て支援制度など国や地域の子育て支援に関する最新情報なども収集し上手く活用しましょう。
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女性のキャリアプランについては、「女性のキャリアプランのポイントを年代別に解説!結婚や出産はどう考える?」の記事で年代別に詳しく解説しています。
30代女性:女性ならではの人間関係がめんどくさい
ライフステージの変化の影響を受けやすい30代女性は、女性特有の人間関係が原因で仕事へのやる気を低下させることもあります。
例えば「結婚をする・しない」「子どもがいる・いない」など周りの人との違いにコンプレックスを感じ、人間関係にも影響するためです。
また、結婚観や子育て観に対する価値観の相違を感じることでストレスとなり、職場の人と関わるのが億劫に感じることもあります。

もし、職場で女性ならではの人間関係で悩んだ際は、なぜ悩んでいるのか自分の気持ちを客観的に考察してみましょう。
人間関係で疲れた時は全ての人に合わせようとせず、無理のない範囲で関係性を築くことも大切です。
人間関係でストレスを感じ「仕事のやる気が出ない」という時は、趣味に没頭したり友人と楽しい時間を過ごしたりして、心をデトックスしてあげましょう。
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女性がやりがいを感じるおすすめの仕事を知りたい人は「就いてよかった!女性におすすめのやりがいのある仕事15選を紹介」をぜひご覧になってみてください。
実は30代で仕事のやる気がある人は6%しかいない
「仕事のやる気が出ないのは、私だけなのかな...」と不安に感じていませんか?
しかし実際は、仕事に対してやる気がある人自体が珍しいのです。

働く30代の男女500人を対象とした「仕事のやる気が出ないときに関する意識調査」(株式会社ビズヒッツ)によると、「仕事のやる気が出ないときがある」と答えた人は500人中472人という結果が出ています。

出典:30代に聞いた!仕事のやる気が出ないときランキング|男女500人アンケート調査
実に30代の94.4%は仕事のモチベーションが上がらない日があり、常にやる気がある人はわずか6%です。
こうした調査結果からも、働き盛りの30代でも多くの人が何かしらの問題を抱えていることが伺えます。
仕事で悩んでいる30代はあなた一人だけではありません。手遅れになる前に、理想とするキャリアの実現に向けて問題を明確にしていきましょう。
仕事でやる気が出ない30代のための対策法【仕事編】
仕事に対して、やる気が出ない30代の人は、「このままではいけない」と考えながらも、自分で対策できずに悩んでいるケースも多いです。
ここでは、仕事をしているケースからやる気を出すための対策を紹介します。
「どうしても仕事のやる気が出ない...」という状況を打破すべく具体的な方法ですので、ぜひ参考にしてください。
自分が仕事をする目的を考える
仕事のやる気の出ないと感じる30代は、自分が仕事をする目的を考え直してみましょう。
なぜなら、自分の価値観に合っていない働き方をしている場合、やりがいを感じることができないからです。

本当に自分のやりたい仕事であれば、仕事のモチベーションが高まり、目的に向かって、やる気を感じながら仕事に取り組むことができます。
仕事をする目的や価値観の考え方の具体例は以下の通りです。
仕事をする目的 | 価値観 | 具体的な仕事の取り組み |
---|---|---|
高い給料をもらって豊かに暮らしたい | 仕事よりもプライベートを充実させたい | より成果を出して、定時で帰宅する |
誰かの役に立ちたい | ・社会貢献をして満足したい
・人から感謝されたい |
クライアントや職場のニーズを考え、先を見て動く |
自分の価値を高めたい | 自分も周囲からも認めてもらいたい | 新しい企画の提案や挑戦をしていく |
具体的に自分がどんな働き方をしたいのか、自分の仕事への価値観は何かを考えてみることで、自分が仕事をする意義を感じられるでしょう。
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仕事にやりがいを感じる方法は「仕事にやりがいを見つける方法を紹介!やりがいを感じない原因も解説!」の記事で紹介しています。
苦手な業務を洗い出す
仕事のやる気が出ない要因と適切な対処法を見つけるためには、現状の苦手な業務を具体的に書き出してみましょう。
その際には、どうすれば改善できるのかまで考えることが重要です。
改善点や克服法を明確にすることによって、理想とする働き方に向かって行動しやすくなります。
目標を設定することで、目標達成への意欲や仕事のモチベーション向上も期待できるでしょう。

仕事の嫌なところを把握し理想の働き方を考えることは、単に現状の不満を解消するためだけではなく、キャリアアップにつながる重要なステップです。
確実なキャリアアップに結びつけるためにも、次のポイントに注意して模索することをおすすめします。
- 嫌なことを無理やりポジティブに捉える必要はなく、ネガティブな感情に嘘をつかない
- 現実的な範囲で理想を高く持ち、モチベーションを維持する
- 状況の変化にともない、理想の働き方やキャリアプランを定期的に見直す
自己分析をおこない強みを言語化する
仕事で評価を得るためには、成果を出したり、職場で活躍したりする必要があるでしょう。
そのためには、あなたの強みを自己分析から探すことが大切です。なぜなら、自己分析をおこなうことで、あたなの強みとなる価値観や得意なこと、スキルが明確になるからです。
自己分析では、あなたが過去に経験した出来事、仕事内容などから、「得意なこと」「性格」「苦手なこと」「知識やスキル」などを深堀りしていく作業をおこないます。

一つの体験から「なぜそう感じたのか」「本当はどうしたかったのか」など深堀りすることで、自分の価値観やスキルが明確になっていくのです。
人は得意なことを活かし、自分が求められている場所で働くと成果を出すことができます。
例えば、クライアントのニーズを満たした提案が得意なのに、データ入力をしていては、強みは発揮できませんよね。

自分の中で強みが明確になり、言語化できれば、あなたが活躍できるポジションや業務内容に挑戦してみてください。
自分の強みを活かすことで、あなたの評価が高まり、モチベーションアップに繋がります。
ですが、自己分析は一人でおこなってしまうと、主観や思い込みが入ってしまいます。「自分では強み」と感じているものが、会社から求められていないケースもあるのです。
正しい自己分析をおこなうためには、キャリアのプロからの客観的なアドバイスが必要になります。そのためにはキャリアコーチングサービスを利用しましょう。その中でもマジキャリがおすすめです。

今なら初回限定で無料相談が可能です。この機械に一度、相談してみてください。
関連記事
詳しい自己分析の方法については、「【誰でも簡単】自己分析のやり方を紹介!よくある失敗や注意点も解説」を参考にしてください。
職場環境を見直す
30代の人が仕事でやる気が出ない場合は、強みだけでなく、職場環境を見直してみてください。

先ほど、自分の強みが求められる場所でこそ成果が出せるとお伝えしました。
自分のいる環境が「あなたの価値観に適しているのか」「自分の強みを生かせる場所か」と視点を変えて見直してみましょう。
職場環境は以下のことを見直してみてください。
- 職場の人数
- 人間関係
- 自宅からの職場の距離
- 自分の裁量
- 仕事内容
- 仕事に対する対価(給与・評価)
断言はできませんが、もしかすると自分に合っていない職場環境である可能性もあり得ます。
例えば、誰かの役に立ちたいと感じて仕事をしていたが、正しい評価制度がなく、疲れてしまったなど、やる気が出ない原因を探れるケースもあるのです。
自分の強みが活かせる職場環境を見直すことで、仕事のやりがいを取り戻すきっかけになるでしょう。
転職を視野に入れる
現職が自分に合わずやる気がでない場合には、転職を視野に入れてみましょう。
転職活動をする中で新たなキャリアの方向性が見えてきたり、キャリアアップを実現できたりする可能性が高まるためです。
実際、「転職活動をする過程で自分の市場価値を知り、新しいキャリアを築くきっかけになった」という声が多く聞かれます。
ただし、将来的なキャリアや年収などは、20代〜30代で決まると言われています。
そのため、自分に合わない仕事やどうしてもやりがいを感じられない仕事であれば、30代の早い段階で転職してキャリアの立て直しをすることが得策です。
次に当てはまる場合は、転職も視野に入れて検討してみましょう。
- 自分のスキルを活かせず、キャリアアップが見込めない
- 成果や頑張りを評価されず、昇進や昇給が期待できない
- 自分の能力に見合った業務内容ではなく、物足りなさを感じる
- 人間関係の問題が解決できず、精神的にも疲れ仕事に集中できない
- 残業・休日出勤が多く、プライベートの時間も確保できず心身ともに疲弊している
- 育児や介護などと仕事の両立ができない
- 新たに自分のやりたい仕事が見つかった

転職は年齢が上がれば上がるほど求められるスキルや経験のレベルが高くなるため、40代で大きくキャリアチェンジすることはほぼ不可能と考えられています。
こうした点からも、転職するのであれば30代がラストチャンスと言っても過言ではありません。
30代で転職を決意したら、なるべく早く転職活動に向けて準備をスタートすることが重要なポイントです。
関連記事
転職に強いキャリアコーチングについては、「キャリアコーチングおすすめ12選!転職に強いサービスの特徴や料金を徹底比較」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
キャリアのプロに相談する
仕事にやる気が出ずに自分一人で悩んでいる30代の方は、キャリアコーチングのプロに相談することをおすすめします。
仮に友人や同僚にキャリアについて相談したとしても、その人の経験や価値観が入ったアドバイスしかもらえません。
かつ相手はキャリア相談のプロでないことから、問題解決に結びつく的確な助言は期待できないでしょう。
キャリアを立て直すには30代はラストチャンスとなるため、時間を無駄にできません。
そのためにも、キャリアに知見のあるプロからの的確な助言を受けて、あなたの抱える問題を早期解決することが大切です。
キャリアのプロに相談する主なメリットとして次の点が挙げられます。
- 自分では気づかない問題点を客観的に分析し、改善策を見つけられる
- 業界や企業の最新動向に詳しく、自分に合った転職先の情報を提供してもらえる
- 自己分析・履歴書の書き方・面接対策など、転職活動のサポートを受けられる
- プロに相談することで心の負担が軽くなり、モチベーションも維持しやすい
- プロのサポートを受けることで、転職活動などにかかる時間を短縮できる
キャリア相談をする際は、自分に合った経験豊富で実績のあるキャリアコーチングサービスを選びましょう。
関連記事
30代向けのキャリアコーチングについて知りたい方は、「【30代特化】キャリア相談をするなら!おすすめのキャリアコーチングを紹介」をご覧になってください。
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30代女性におすすめのキャリア相談先については、「30代女性におすすめのキャリア相談先8選!有料・無料のサービスをどちらも紹介!」を参考にしてください。
仕事でやる気が出ない30代のための対策法【プライベート編】
次に30代で仕事にやる気が出ない人でも可能なプライベートでの対策法を紹介します。
プライベートの見直しは、仕事でやる気を出すために必要な対策です。誰でもできる内容なので、できることから取り組んでみてください。
スマホの使用を制限する
プライベートで可能な対策として、スマホの使用を制限してください。
仕事でやる気が出ない30代の人に多いのが、家でダラダラとスマホを眺めていることです。仕事でやる気がでないため、面白いことを求めてなんとなくスマホを触り続けてしまいます。

しかし、意味もなくスマホを触り続けてしまうと夜に脳が覚醒していたり、様々な刺激を受けていたりすることで十分な休息が取れません。
そのため、仕事でのパフォーマンスが落ちてしまい、やる気がでなくなってしまうのです。
デジタルデトックスをおこない、就寝の2時間前には、スマホから距離を置きましょう。目覚まし時計の機能を使う場合は、機内モードの設定をしてから休んでください。
また、どうしてもスマホ触ってしまう習慣がある人は、別部屋に置いたり、小物入れに入れるなどを物理的に離れるようにすることで、少しずつ触る時間を減らすことができますよ。
知らない場所に出掛けてみる
仕事にやる気が出ないと感じる30代は、知らない場所に出掛けてみることをおすすめします。なぜなら、いつもとは違う刺激を受けるからです。

やる気が出ないのは、普段と変わらない生活に飽きてしまっているからかもしれません。
例えば、県外に出掛けてみたり、別のリフレッシュ方法を探してみたりすると良い効果が得られます。
自分が知らない場所に出掛けると、新しい体験や人との関わりからの気付きを得ることが自然とできるため、仕事にやる気が出ない「いつもの自分」から変わるきっかけが生まれるのです。
また、別のリフレッシュ方法を試すと、最高のコンディションを整える方法がわかるため、どうしても仕事のやる気が出ないときの「とっておき」をつくることができます。
ご褒美をつくる
仕事にやる気が出ない30代には、仕事やプロジェクト終わりのご褒美を設定しておくことをおすすめします。
なぜなら、ご褒美があることで身近な目標が生まれるからです。なんとなく仕事をしている人に多いのですが、目標がないと達成感を自らつくることができません。
ご褒美という小さな達成感があることで、やる気を引き出し、成果に繋がる可能性が生まれます。
ご褒美は、趣味やデザートなどちょっとしたものに費用をかけることで継続しやすいですよ。
家事分担を話し合う
育児や家事の疲れから仕事へのやる気が出ない30代は、パートナーと家事分担をおこないましょう。
家事分担をすることで、「これだけすれば大丈夫」「あとはパートナーがやってくれる」という安心感が生まれるからです。

家事や育児が想像以上に疲れる理由は終わりが見えないからでしょう。
ここまでがゴールという目標設定をおこなえば、家事のやる気が生まれ、育児にも時間が取れるのです。
また、すでに家事分担をしている家庭は、もう一度見直してください。
疲れの原因が家事と育児ならば、家事が楽になる家電を購入したり、働き方自体を見直すきっかけにしたりすることで、あなたらしく働くことができるようになりますよ。
休みたいときは無理をしない
30代で仕事にやる気が出ない人は、実は休めていない人もいます。まずは休みたいと感じたら無理をせずに休みましょう。
これは仕事だけでなく、休日でも同じことが言えます。例えば、週5勤務で残業などもおこないながら、休日は子どもや家族、パートナーと出掛けることで疲れが取れないケースもあるのです。

仕事もプライベートも充実していることが「成功している」「幸せだ」と感じる人も多いですが、実は休むことなく動き続けるため、疲れは溜まっていきます。
有給やベビーシッターサービスなどを利用して、一人の時間をつくりリフレッシュできれば、気持ちが充実して、仕事にもやる気が生まれるでしょう。
【30代前半・後半・女性】仕事のやる気が出ない人におすすめの相談先
一概に相談先といっても、それぞれ得意とする分野や特化した年代や特徴があります。
そのため、自分の状況に見合った相談先を選ばないと、満足いく結果を得られません。
ここでは、仕事のやる気が出ない【30代前半/30代後半/30代女性】におすすめの相談先を紹介します。
30代前半:マジキャリ
ライフイベントの影響を受けやすくキャリアや転職に悩む30代前半の方には、マジキャリ がおすすめです。
マジキャリは20代〜30代特有のキャリアの悩みや課題に焦点を当てて、プロによるキャリアコーチングを提供しています。
コーチ陣には、国家資格のキャリアコンサルタント・元転職エージェント・元採用人事など、豊富な経験や知識を兼ね備えたカウンセラーが揃っているのが大きな強みです。

10年以上転職エージェントを担うアクシス株式会社が運営しており、これまで培ったノウハウを活かしたコーチングは高く評価され、利用者の満足度は92%を誇っています。
キャリア相談の中で徹底的に自己分析をおこなうことで、客観的で本質的な自己理解や現状のスキルの棚卸しが可能となり、30代前半の方にとって最適のキャリアを見つけることが可能です。
マジキャリ では下記の4つのコースが用意されており、あなたが直面する悩みに合わせてコースを選択していただき自己実現を目指します。
コースの種類 | キャリアデザインコース | 自己実現コース | 安心転職コース | 入社後活躍コース |
---|---|---|---|---|
料金 | 385,000円(税込) | 594,000円(税込) | 880,000円(税込) | 1,180,000円(税込) |
内容 |
・徹底した自己分析 ・キャリアプラン設計 |
・徹底した自己分析 ・キャリアプラン設計 ・企業選びのアドバイス ・選考対策(書類・面接) |
・徹底した自己分析 ・企業選びのアドバイス ・選考対策(書類・面接) ・転職先の意思決定支援 ・退職交渉・入社支援 |
・徹底した自己分析 ・企業選びのアドバイス ・選考対策(書類・面接) ・転職先の意思決定支援 ・退職交渉・入社支援 ・入社後の人間関係、目標達成サポート |
回数 | 5回(40日) | 10回(90日) | 15回(140日) | 20回(250日) |
チャット相談 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
転職サポート | × | ◯ | ◯ | ◯ |
全コースに入会金55,000円(税込み)がかかります。

マジキャリは転職エージェントとしての実績や経験も豊富なことから、転職するとなった際には、転職活動に関する具体的なアドバイスを受けられるのも魅力の一つです。
また、累計相談者数は1万人を超えており、その中で安心転職コースを選択した人の内定率は100%(22年4月〜10月の間に転職活動をおこない5社以上に応募したお客様のデータを集計)という実績もあります。
「仕事に対してやる気が出ない」「自分に向いてる仕事がわからない」「漠然とキャリアに悩んでいる」といった問題を抱えている30代前半の方は、まずはマジキャリの無料相談を受けてみましょう。
関連記事
マジキャリの評判や利用者のリアルな声が気になる方は、「【マジキャリ】評判・口コミ・料金を解説!受講生のリアルな体験談も紹介」をご覧ください。
30代後半:RYOMEI
30代後半で「仕事のやる気が出ない」という方には、相談先としてRYOMEI がおすすめです。
RYOMEIは、キャリアに悩む経験やスキルも熟した30代後半の人をターゲットにしており、30代後半ならではの悩みに寄り添い、働きがいのあるキャリア実現を一緒に目指していきます。
RYOMEIではキャリア実現へのスピードに合わせ下記のプラン2つが用意されており、転職や独立などのサポートを受けられるのも特徴です。
コースの種類 | ダッシュプラン
(短期集中型プラン) |
ベーシックプラン
(基本プラン) |
---|---|---|
料金 | 330,000円(税込) | 440,000円(税込) |
内容 |
・自分史の作成とインタビュー ・強みの明確化 ・キャリアビジョンの明確化 ・キャリアプランの作成 ・選考対策(書類・面接) ・求人選びのアドバイス |
・自分史の作成とインタビュー ・強みの明確化 ・キャリアビジョンの明確化 ・キャリアプランの作成 ・選考対策(書類・面接) ・求人選びのアドバイス |
回数 | 6回(90日) | 8回(135日) |
チャット相談 | 無制限 | 無制限 |
転職サポート | ◯ | ◯ |
※お支払い方法はクレジットカード(一括/分割)もしくは銀行振込(一括のみ)
30代後半になると転職が難しくなり、キャリアアップ・キャリアチェンジの難易度も高くなることから、こうした課題を抱える年代に特化した相談先を選ぶことが重要です。
マイ・カウンセラー
マイ・カウンセラーは、女性向けのキャリアカウンセリングサービスです。
妊娠中・子育て中・離職中(専業主婦)・転職活動中など、女性ならではのキャリアにお悩みの30代女性に特化しています。
また、マイ・カウンセラーには、第一線で活躍するプロ(国家資格キャリアコンサルタント)のキャリアカウンセラーが在籍しており、女性の働き方・就職や転職・人生設計等に精通しているのが特徴です。
マイ・カウンセラーは、次に挙げる2つのスタイルで女性のキャリアに関する相談をしていただけます。
プラン種類 | メッセージ | オンライン |
---|---|---|
料金 | 8,800円(税込)/2週間 (平日10日間) |
8,800円(税込)/60分 |
内容 | ・チャットでキャリアカウンセラーに相談可能 ・チャットの回数は無制限 |
・ビデオツールによりカウンセリング |
チャット相談 | 無制限 | ― |
マイ・カウンセラーは比較的手頃な料金設定のため、「プロのキャリアコーチに相談したいけど、高額な費用は出せない」という30代女性でも無理なくキャリアカウンセリングの利用が可能です。
【30代】仕事のやる気が出ないまま過ごすリスクとは?
仕事のやる気が出ないまま何も対処せずに30代を過ごしてしまうと、下記のようなリスクが高まるため注意が必要です。
自分に自信がなくなる
仕事のやる気が出ないまま放置してしまうと、自信をなくしてしまいます。
30代はキャリアの分岐点であり、同僚や友人がバリバリと仕事をこなし高いポジションに就く姿を見ると、自分の状況と比較してしまい劣等感を抱いてしまうためです。
また、仕事の成果が出なくなり周囲からの評価も下がることで、自己肯定感が低くなり自信を喪失してしまいます。
このように仕事のやる気が出ない状況のまま30代を過ごしてしまうと、精神的にも悪影響が出てしまうため要注意です。
ストレスから睡眠不足や食欲不振などを引き起こし、ひどいケースになるとうつ病などの精神疾患を発症させてしまうこともあります。

「仕事のやる気が出ない」という状況が続いている場合は、貴重な30代の時期を無駄にすることのないようキャリアコーチのプロに相談するなどして、早急に解決の糸口を探ってみましょう。
給与が上がらない
やる気が出ないと仕事に対する取り組み方も消極的になり、結果として給与が上がらない原因となり得ます。
仕事への意欲が低いと判断されると上司からの評価も下がり、昇給や昇進の機会を逃してしまうためです。
会社としては就業意欲のない社員よりも、真摯な姿勢でやる気を持って仕事に向き合う社員を昇進・昇給させたい、と思うのは当然のことではないでしょうか。
仕事にやる気が出ないという状況に対処せず30代を過ごしてしまうと、昇給のチャンスを自ら手放しているということになります。
「いつになっても給与が上がらない...」といった事態を防ぐためにも、仕事にやる気が出ない状況のまま30代を過ごすのは厳禁です。
転職できない
仕事のやる気が出ないまま30代を過ごしてしまうと、いざ転職したいという時に転職できないという事態を引き起こしかねません。
なぜなら、転職の際に20代はポテンシャルで評価されることに対し、30代はこれまでの実績や成果、専門的スキルを求められるためです。

仕事にやりがいを見出せず惰性で過ごしてきてしまった30代は、転職でアピールポイントとなるような成果がなかったり、魅力的なスキルを身につけていなかったりするケースが散見されます。
また、仕事にモチベーションを感じられないまま転職活動をしたとしても、就業意欲の低さが面接などで伝わってしまい、なかなか採用してもらえません。
転職を考えた際に何もアピールできるものがないとなると、将来の選択肢が狭めてしまうリスクがあることを覚えておきましょう。
やりたい仕事が出来なくなる
30代で仕事にやる気が出ないまま過ごしてしまうと、自分のやりたい仕事ができなくなる可能性があります。
30代はキャリアを見直すラストチャンスであり、40代での未経験転職は難易度が跳ね上がるからです。
例えば、40代でやる気を取り戻し、いざ自分のやりたいことのために、動き出してみたとしましょう。
しかし、やりたい仕事に年齢が適応していなかったり、パート勤務では給与が低く、家族を養えなくなったりなど年齢の壁から挫折してしまう人が多いのです。

やる気がなくても30代の時期にしっかりとキャリアに向き合い、対策をする必要があります。
また、キャリアに向き合うことで、自分の中で仕事の意欲が高まるケースもあるため、一度、キャリア相談をしてみることをおすすめします。
仕事のやる気が出ない30代がやってはいけないこと
仕事のやる気が出ない30代がやってはいけないことは、下記の通りです。
やる気が出ない状態を放置する
キャリアの分岐点に立っていると言われる30代が、「やる気が出ない」状態を対処せずに放置するようなことは絶対にしてはいけません。
これまでどれだけ真剣に仕事に向き合い成果を出してきたかで、今後就ける仕事や年収も決まるためです。
実際、「何となく仕事にやる気が出ない」という状態を放置していたため、アクションを起こした時には既に挽回不可能になっているケースが見られます。
このように、問題を抱えたまま放置すると状況が悪化するばかりか、キャリアアップの機会も見逃してしまうのです。

ますますAI化が進むと言われる現代社会では、「仕事のやる気が出ない」と仕事に対する意欲の低い30代は淘汰されるリスクがあるため危機感を持ちましょう。
「なぜ仕事のやる気が出ないのか?」その根本的な理由を突き止めて、問題解決のためにいち早く行動を起こすことをおすすめします。
あからさまな態度に出す
どんなに仕事のやる気が出なくても、「やる気がない」というあからさまな態度を出すのはNGです。
仕事に対するやる気のなさを悟られてしまうと、周りの人からの評価を得られません。
特に上司からの評価が下がることで、昇進や昇給のチャンスを逃してしまう可能性があるため注意が必要です。
また、職場でやる気がないオーラを発することは、社会人としてのマナーや常識も疑われてしまいます。
結果として、同僚にも悪い影響を及ぼし仕事効率も下がり、さらには周囲から孤立してしまうことも懸念されます。
「仕事のやる気が出ない」と悩んでいる時は辛いものですが、職場では自分の気持ちをコントロールして態度に出ないように注意しましょう。
社内の人と必要以上に仕事の愚痴を言う
同じ会社で働く同僚であれば話も通じやすくつい愚痴を言ってしまいがちですが、必要以上に社内の人と仕事の愚痴話をするのは控えましょう。
いつどこで誰がその話を聞いているかわからない上に、話した内容を知られたくない相手に漏れてしまうリスクもゼロではないためです。
もし、上司や同僚の耳に入ってしまうとあなたの信頼が失われるだけでなく、ネガティブな発言によって職場の雰囲気も悪くしてしまいます。
同僚などに愚痴を言ったり相談したりしても、一時的に気持ちがすっきりするだけで、根本的な問題解決には繋がらないのが実情です。
もちろん、リフレッシュ程度に同僚と雑談の中で愚痴を言うのは問題ありませんが、その際はあなたの影響範囲を考えた上で発言しましょう。
「とりあえず」転職する
仕事にやる気が出ないからという理由で、「とりあえず」転職するのはリスクが高いと言われています。
安易な気持ちで「とりあえず」転職しようとしても、満足いく結果はなかなか得られません。

転職は「今の仕事にやる気が出ないから」と現実逃避のためにするものではなく、将来のキャリアを見据え目的を達成するためにするものです。
「とりあえず」転職することをおすすめできない理由として、次のような問題が考えられます。
- 根本的な問題解決にならないため転職先でも同じ問題が発生し、再びやる気が出なくなり転職を繰り返し経歴を汚してしまう
- 転職活動は時間と労力が必要なため、安易な気持ちでいると転職活動自体が負担となってしまう
- 逃げの気持ちからの転職では、転職活動に失敗することが多く、採用されても早期離職に繋がる恐れがある
転職を検討する際は、「自分の求めるキャリアプランを実現できるか?」「自分のスキルに合った仕事か?」など、長期的な視点を持ち自己分析を深掘りしてみましょう。
また、自分は転職した方がいいのか迷っている、もしくは転職活動に自信がないといった30代は、キャリア相談でプロのアドバイスを受けるのも解決策の一つです。
仕事のやる気を出したい30代はマジキャリに相談!
先の調査結果からもわかるように、実に多くの30代の方が「仕事のやる気が出ない」と感じ、将来のキャリアに不安を抱いています。
ただ、厳しいことを言うようですが、自分一人で対処法を見出し問題を解決するのは簡単ではありません。
なぜなら、将来のキャリアに不安を感じていたとしても、なかなか具体的な行動に移せずにさらに迷いが増してしまうという悪循環に陥りやすいためです。
また、一人で悩みを解決しようとすると視野が狭くなり、適切なキャリアの方向性を見失ってしまうケースも少なくありません。
しかし、キャリアの知見があるプロであれば、あなたの抱える問題を根本的なところから分析し、客観的かつ的確なアドバイスを提供することが可能です。
「キャリアに関する悩みの解決方法がわからない」「キャリアアップしたいけど、自分のやり方で合っているか不安」という方は、第三者となる専門家からのサポートを受けるという選択肢も考えてみましょう。
そこで、仕事にやりがいを感じられずキャリアプランに不安を感じている30代の方には、マジキャリのキャリア相談をおすすめします。
マジキャリでは国家資格のキャリアコンサルタントや元転職エージェントなど、経験豊富なコーチがキャリア相談をおこない、自分では気づかなかった悩みを言語化していき問題解決に導きます。
また、キャリアコーチングの業界で唯一10年以上転職エージェントを運営していることから、圧倒的なキャリアと転職に関するノウハウも持ち合わせているのが強みです。

マジキャリは求人企業の採用目線を把握しているため、「その企業が求めているのはどんな人材か」「アピールすべきポイントは何か」といった、転職に関する的確なアドバイスも可能です。
繰り返しお伝えしている通り、30代はキャリアの立て直しをするラストチャンスになります。
問題を先延ばしにしていると、取り返しのつかないことになってしまうため、なるべく早くアクションを起こし対処することが重要です。
マジキャリでは60分〜90分の無料面談をおこなっています。いち早い問題解決のためにも、まずは無料面談でプロのキャリア相談を受けてみましょう。
安心転職コース
内定率
*22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。

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ただ、目標がないまま30代になってしまったという方でも、今からでも挽回は可能ですので安心してください。