転職エージェント「キャリアスタート」の評判・口コミまとめ【自社調査の結果】
キャリアスタートは、第二新卒や既卒、フリーターといった20代の若手人材に特化した転職エージェントです。
良い評判・口コミとしては「面接対策が丁寧」「個人に合わせて求人紹介や面接対策を実施してくれた」といった好意的な声が寄せられています。
一方「地方だとマッチする求人が少ない」「担当者によって対応スピードが異なる」といった声も挙がっています。
キャリアスタートを利用するのであれば、自身の状況に合ったサービスかどうかを見極めなければなりません。
ここでは、当社が調査したキャリアスタートの評判・口コミを分析し、解説・考察していきます。
キャリアスタートが「やばい」「しつこい」と言われる理由を悪い評判から考察
キャリアスタートに対して「やばい」「しつこい」といったネガティブな口コミが見られる主な理由は、担当者の連絡頻度や提案内容にあります。
具体的には「地方求人が少ない」「担当者の対応スピードに差がある」などの意見です。
そのほかの意見も含め、キャリアスタートの悪い評判・口コミを解説します。
地方の求人が少ない
評判・口コミ
キャリアスタートの利用者からは「地方だと求人数そのものが少なく、希望条件に合う仕事が見つからなかった」という声が挙がっています。
キャリアスタートは首都圏や主要都市の求人には強いものの、地方エリアの案件は限定的です。
そのため、地方での就職を目指す人が利用すると、選択肢の少なさから不満を抱くケースが出てきます。
自分の希望エリアとキャリアスタートから紹介される求人のエリアが合っていないと、悪い評判・口コミにつながりやすくなります。
担当者によって対応スピードが異なる
評判・口コミ
キャリアスタートの利用者の中には、担当者によって対応の速さに差があると感じる人がいます。
上記のように「担当者の対応スピードにばらつきがあり、状況確認を待たされた」という意見が寄せられています。
担当者によっては連絡がなかなかこなかったり、逆に連絡頻度が多くしつこいと感じるケースもあるようです。
レスポンスが遅れると、選考のスケジュール調整が難航したり、不安を感じたりする原因になります。
もし連絡が遅いと感じたら、担当者任せにせず、自分から進捗を問い合わせる姿勢が必要です。
それでも改善されない場合は、スムーズに活動を進めるためにも、担当者の変更を検討してください。
転職セミナーやフェアの開催が少ない
評判・口コミ
キャリアスタートに対する悪い評判・口コミの中には、転職セミナーやフェアといったイベント開催の少なさを指摘する意見があります。
これらが「期待通りの活動ができない」という不満につながり悪い評判の一因になっています。
担当者経由の情報だけでなく、企業の雰囲気を直接肌で感じて判断したい人にとっては、情報が不足する可能性があります。
もし企業の実態をより深く知りたいなら、大規模な合同説明会を開催している他のエージェントを併用し、情報収集の機会を増やすのもひとつの手です。
併用がおすすめの転職エージェントについては「キャリアスタートと併用したい20代向け転職エージェント」で解説しているため、参考にしてみてください。
20代向けのサービスで、30代以降には向かない
評判・口コミ
利用者の年齢層や転職の目的によっても、キャリアスタートの評判・口コミは変わってきます。
キャリアスタートは20代の若手採用に特化しており、30代以上の人やキャリアアップを目指す人には適していません。
実際に「30代以上には向かない印象を受けた」という意見が見られ、ターゲットから外れている場合、満足できない結果に終わるケースがあります。
30代以上の人やキャリアアップを目指す人は、別の転職エージェントの利用を検討するのもひとつの手です。
キャリアスタートの良い評判・口コミ
キャリアスタートの利用者からは、手厚いサポートや独自のサービスに対して、満足度の高い評判・口コミが多く寄せられています。
具体的には「若手や初めての転職者への支援が充実している」「面談や面接練習時で具体的なアドバイスをもらえた」「個人に合わせて求人紹介や面接対策を丁寧にカスタマイズしてくれた」などです。
下記より、キャリアスタートの良い評判・口コミについて解説・考察していきます。
若手や初めての転職者向けの支援を提供している
評判・口コミ
キャリアスタートが高く評価される理由は、若手や初めて転職に挑む人に対する支援体制が非常に充実している点です。
利用者からは、自分の経歴や強みを深く理解したうえで、戦略的なアドバイスをもらえたとの声が多数です。
単に求人を紹介するだけでなく、将来のキャリアを見据えた提案をしてくれるため、納得感をもって活動を進められます。
また、書類選考や面接対策においても、実施しているのは、志望する業界の傾向や企業文化に合わせた指導です。
「未経験分野への挑戦でも不安なく面接に臨めた」という声もあり、利用者にとって転職活動の力強い存在となっています。
担当者の対応が親身
評判・口コミ
キャリアスタートの魅力のひとつが、担当キャリアアドバイザーの対応が非常に親身である点です。
転職活動を始めたばかりの段階では、自分のやりたい仕事や条件が明確になっていないケースも多数です。
しかし、キャリアスタートの担当者は、丁寧にヒアリングし、利用者の本音を引き出してくれます。
また、ただ話を聞くだけでなく、具体的な行動支援まで徹底しているのも特徴です。
応募書類の添削や面接対策も実践的であるため、転職に不慣れな人でも自信をもって選考に臨めます。
「譲れない条件をしっかり聞いてくれた」との声もあり、一方的な押し付けではなく、利用者の希望を尊重する姿勢がうかがえます。
転職支援がきめ細かい
評判・口コミ
キャリアスタートが多くの利用者から選ばれている理由として、個別の状況に合わせたきめ細かい支援体制が挙げられます。
実際に口コミでは、応募書類の作成や面接対策において、実務に即した具体的なアドバイスが役立ったと評価されています。
また、深いヒアリングをもとに厳選された求人を紹介してくれるため、希望条件とのミスマッチが少ない点も魅力です。
キャリアスタートでは求人紹介のみにとどまらず、自分の強みや市場価値を客観的に把握しながら、納得感のあるキャリア選択を進められます。
未経験の職種に転職できた
評判・口コミ
キャリアスタートを利用するメリットは、未経験の職種へ挑戦できる点にあります。
一般的に、キャリアチェンジは倍率が高く、個人の力だけでは苦戦するケースが多いです。
しかし、キャリアスタートでは利用者の潜在的な適性を見抜き、未経験者を歓迎する優良企業とマッチングさせ、希望の転職を実現しています。
過去の職歴だけで判断せず、人物面や意欲を評価してくれる企業とつながれるため、未経験分野へのキャリアチェンジを諦めずに目指せます。
スクールで学びが得られた
評判・口コミ
キャリアスタートの独自の強みとして、未経験からITエンジニアを目指せるスクール「キャリスタカレッジ」が挙げられます。
費用は無料で、育成から内定取得まで専属の就活サポーターによる支援を受けられるスクールです。
とくに未経験からIT業界などを目指す際、事前に基礎知識を学べる環境は非常に有益です。
口コミでは「自分ひとりではやる気が続かない学習も、スクールの強制力のおかげで取り組めた」という意見が見られます。
多くのエージェントでは、求人紹介と面接対策のみで終わるケースが多数です。
しかし、キャリアスタートでは事前に実務と近い学びを得られるため、入社後の業務に対する不安を軽減できます。
キャリアスタートの特徴と仕組み
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
キャリアスタート株式会社 https://careerstart.co.jp/ |
| 求人数 | 非公開 |
| 対応地域 | 首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉) 関西圏(大阪、京都、兵庫) |
| 電話番号 | 03-6271-8585 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-305582 |
| 2025年12月時点の求人数 | |
キャリアスタートは、20代の若手層をメインターゲットに据え、ポテンシャル採用を重視する企業とのマッチングに強みをもつエージェントです。
最大の特徴は、求職者のスキルだけでなく、性格や特性を重視したマッチングを実施する点です。
とくに特に力を入れているのが面接対策で、企業ごとの傾向に合わせたトレーニングを実施することで、内定率は86%です。
また、地方在住者が都心で就職するための「転居サポート」を実施しており、寮付きの求人紹介や初期費用を抑えられる住居の案内など、生活面を含めて支援をしてくれます。
キャリアスタートは、利用者への手厚い支援により、高い内定率と定着率を実現している転職エージェントです。
キャリアスタートの求人の特徴
キャリアスタートが保有する求人は、未経験から挑戦できる「ポテンシャル採用」の案件が中心です。
学歴や職歴よりも、人物面や意欲を評価する企業の求人が多く集まっています。
職種としては、営業職、販売・サービス職、ITエンジニア、施工管理、事務職など、幅広い分野を扱っています。
とくに研修制度が整っている企業の求人が豊富で、入社後にスキルを身につけられる環境が整っているのも特徴です。
また、一般の転職サイトには掲載されていない「非公開求人」も多数保有しています。
キャリアスタートの登録者のみに紹介されるため、ライバルが少ない状態で選考に進める可能性があります。
関連記事
非公開求人について詳しく知りたい場合は「非公開求人とは?転職エージェントを利用するメリット・デメリットを解説」を参考にしてみてください。
キャリアスタートが向いている人・向いていない人の特徴
キャリアスタートは多くの若手求職者から支持を集めているが、すべての人に最適なサービスとは限りません。
利用者のこれまでの経歴や希望条件によっては、思うような求人紹介を受けられないケースもあります。
キャリアスタートが自分に向いているかどうかを事前に把握しておけば、登録後の時間が無駄になりません。
ここでは、キャリアスタートの利用が適している人と、そうでない人の特徴を解説します。
キャリアスタートが向いていない人の特徴
キャリアスタートは、これまでの職務経験を活かしてキャリアアップしたい人や、大幅な年収アップを目指す人に不向きな傾向にあります。
キャリアスタートが保有する求人は、未経験から始められるポテンシャル採用の案件が中心のためです。
すでに専門的なスキルや実績をもっている場合、希望に見合う条件の求人が見つからない可能性が高いです。
また、キャリアスタートは、スピーディーな転職活動を重視します。
そのため、担当者からの連絡頻度が高くなる場合があり、自分のペースでゆっくり転職活動を進めたい人にもあまり適していません。
転職活動に関する頻繁な連絡を負担に感じる人は、他のサービスを検討するのをおすすめします。
キャリアスタートが向いている人の特徴
キャリアスタートは、学歴や職歴に自信がないものの、正社員として安定して働きたいと考えている20代には最適です。
未経験者の採用に積極的な企業が多く集まっており、フリーターや既卒でも安心して応募できる求人が豊富なためです。
また、初めての転職活動で何から始めればよいかわからない人にも適しています。
キャリアスタートでは、応募書類の作成から面接対策まで、マンツーマンで丁寧に指導してもらえます。
とはいえ、転職エージェント1社のみの利用では、自分に合う担当者や求人に出会える可能性を狭めてしまうかもしれません。
納得のいく転職を実現するには、選択肢を広げておく工夫が必要です。
そのため、キャリアスタートと同じく20代や未経験層の支援に強い、UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sといったエージェントもあわせて検討してみてください。
キャリアスタート以外にも自分に合うサービスを2〜3社選び、登録してみるのがおすすめです。
☞20代特化型転職エージェント
キャリアスタートの面談の流れ
キャリアスタートの面談は、堅苦しい形式ではなく、リラックスした雰囲気で進められます。
利用者の本音を引き出し、最適なキャリアプランを提案するためには、話しやすい環境が必要と考えているためです。
面談の所要時間は、平均して30分から1時間程度です。
東京や大阪のオフィスでの対面形式に加え、電話やオンラインツールも選択できます。
面談で聞かれる内容は「これまでの経歴やアルバイト経験」「転職を考えたきっかけ」「将来どのような自分になりたいか」などです。
担当者が対話をとおして、思考を整理してくれるため、うまく話せるか不安でも問題ありません。
面談時に準備しておくと良いものは、履歴書や職務経歴書の下書きです。
事前に経歴を整理しておけば、面談時間を有効に使えます。
なお、服装は私服で問題ありません。
スーツを着る必要はなく、普段通りの服装でリラックスして臨みましょう。
関連記事
キャリアスタートの面談や、転職エージェントの面談が一般的にどのような流れか知りたい場合は「キャリアスタートの面談は意味ない?必要な準備と当日の流れを解説」「転職エージェントとの面談は何を話す?流れや服装・注意点を徹底解説」もご一読ください。
キャリアスタートを退会するときのチェックポイント
キャリアスタートを利用してみたものの、自分には合わないと感じた場合は、退会手続きを進められます。
退会方法は決して複雑ではないですが、手順を間違えるとキャリアアドバイザーとの間でトラブルになるリスクもあります。
ここでは、具体的な退会方法や、手続き前に確認すべきポイントについて見ていきましょう。
キャリアスタートの退会手順
キャリアスタートの退会を希望する場合は、担当のキャリアアドバイザーに直接連絡をするか、公式サイトのお問い合わせフォームを利用しましょう。
もっとも確実なのは、担当者へメールまたは電話で退会の意思を伝える方法です。
退会の連絡をする際は、氏名と登録時の電話番号、退会理由を簡潔に伝えましょう。
「転職先が決まった」「転職活動を休止する」など、明確な理由を添えると手続きがスムーズに進みます。
なお、退会に関して無理な引き留めにあう心配はほとんどありません。
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キャリアスタートの退会方法について詳しく知りたい場合は「【メール例文付き】キャリアスタートを退会したい!スムーズな解約方法」も参考にしてみてください。
退会前に確認しておきたい注意点
キャリアスタートの退会手続きをする前に、現在進行中の選考がないか必ず確認しましょう。
もし選考が進んでいる企業がある状態で無断退会してしまうと、応募した企業にも多大な迷惑がかかります。
最悪の場合、大きなトラブルに発展し、将来的な再登録を断られる原因になり得ます。
選考中の企業がある場合は、辞退の手続きを済ませてから退会を申し出るのがマナーです。
また、一度キャリアスタートを退会すると、過去の登録データや職務経歴書の情報が消去される場合があります。
再登録の際に手間をかけたくないなら、情報の取り扱いについても事前に聞いておくと安心です。
キャリアスタートを利用する流れ
キャリアスタートでの転職活動は、登録から入社まで担当者がマンツーマンで伴走してくれます。
1人で進めるよりも効率的で、なおかつ内定率を高められるメリットがあります。
登録手続きは簡単で、スマートフォンからすぐに登録可能です。
ここでは、キャリアスタートの申し込みから内定獲得までの具体的なステップを解説します。
プロフィール入力・希望条件を入力する
まずは、キャリアスタートの公式サイトにある登録フォームから申し込みましょう。
登録は氏名、生年月日、電話番号、メールアドレスなどの基本情報を入力するだけで完了し、所要時間は1分程度です。
登録が完了すると、数日以内にキャリアスタートの事務局か担当者から連絡が入り、初回面談の日程を調整します。
連絡が来た際にスムーズに対応できるよう、知らない番号からの電話に出られるようにしておくと安心です。
もし電話に出られなかった場合は、早めに折り返すようにしましょう。
キャリアアドバイザーとの初回面談
日程が決まったら、担当のキャリアアドバイザーと初回面談を実施します。
面談では、これまでの経歴や仕事に対する悩み、将来の希望などを詳しく話していきます。
「自分に向いている仕事がわからない」などの相談も可能です。
キャリアアドバイザーは、ヒアリングした内容をもとに、利用者の強みや適性を分析します。
転職のプロの視点から客観的なアドバイスをもらえるため、自己分析を深めるのも可能です。
無理に自分をよく見せず、ありのままの状況を伝える姿勢と、ミスマッチのない求人紹介につながります。
求人紹介
面談でのヒアリング内容を踏まえて、担当者が厳選した求人を紹介してくれます。
紹介される求人は、未経験から挑戦できる企業や、若手の育成に力を入れている企業のものが中心です。
求人票には載っていない職場の雰囲気や、実際の残業時間といった詳細情報も知りたい場合は、キャリアアドバイザーに聞くと教えてもらえます。
興味がある求人が見つかれば、応募手続きに進みましょう。
応募に必要な履歴書や職務経歴書は、担当者が添削をしてくれます。
転職のプロの視点で修正を加えるため、書類選考の通過率が高まります。
面接対策〜面接本番までの支援
キャリアスタートでは、企業ごとの特徴に合わせた模擬面接を実施しています。
過去の受験者が質問された内容や、評価されるポイントなどの情報を共有してもらえるのが特徴です。
模擬面接では、回答の内容だけでなく、話し方やマナーについてもフィードバックを受けられます。
本番同様の練習を繰り返せば、緊張せずに実力を発揮できるようになっていきますよ。
なお、面接日程の調整も担当者が代行してくれるため、スケジュール管理の手間も不要です。
万全の状態で本番に臨めるよう、手厚い支援が受けられます。
内定獲得後の条件交渉・入社までのフォロー
内定を獲得したあとも、入社までキャリアスタートの支援を受けられます。
自分からは言い出しにくい給与や待遇面の条件交渉をしてくれるほか、入社日の調整や、入社に必要な書類の準備についても案内してくれます。
現在も会社で働いている人の場合、円満退職に向けたアドバイスも受けられます。
上司への切り出し方や、退職届の書き方を含め、退職に関する不安を解消可能です。
また、転居が必要な場合は、住居探しの支援も利用できます。
キャリアスタートは、新しい生活を安心してスタートできるよう、最後まで親身になって相談に乗ってくれる転職エージェントです。
キャリアスタートを上手に使うためのポイント
キャリアスタートは20代の転職支援に特化したおすすめのサービスですが、受け身の姿勢では十分な成果を得られません。
サービスの仕組みを正しく理解し、主体的に動く姿勢があれば、希望に近い求人に出会える確率が高まります。
また、担当者との連携を密にすれば、手厚い支援を最大限に活用可能です。
ここでは、転職活動を有利に進め、満足のいく結果を出すために押さえておきたい5つのポイントを解説します。
希望条件を正直かつ具体的に伝える
キャリアアドバイザーとの初回の面談では、自分の希望条件を遠慮せず、正直にすべて伝えましょう。
希望があやふやなままだと、担当者が適切な求人を選定できず、ミスマッチが起こる原因になるためです。
「残業時間は月20時間以内がいい」「年間休日は120日欲しい」など、数字を交えて具体的に話すと認識のズレを防げます。
一方、建前だけで話を進めると、入社後に「イメージと違った」と後悔してしまうおそれがあります。
自分の気持ちをしっかり伝え、担当者と目標を共有するのが、納得のいく転職を実現するための近道です。
キャリアアドバイザーとはこまめに連絡を取り合う
担当のキャリアアドバイザーとは、最低でも週に1回程度は連絡を取り合いましょう。
転職エージェント側は、転職意欲が高く、連絡がスムーズな求職者を優先して支援する傾向があるためです。
連絡が途絶えると「すでに転職先が決まったのかもしれない」と判断され、求人紹介の優先順位を下げられるおそれがあります。
「新しい求人はありませんか」と問い合わせるだけでも、意欲をアピールするには十分です。
また、メールへの返信を早くすると、担当者からの信頼を得やすくなります。
良好な関係を維持しておけば、好条件の非公開求人が出た際に、いち早く紹介してもらえる可能性が高まります。
紹介された求人の「理由」を必ず確認する
キャリアスタートから求人を紹介された際は、ただ条件を見るだけでなく「なぜ自分にこの企業を紹介したのか」という理由を確認しましょう。
理由を聞くと、キャリアアドバイザーが、自分の強みや適性をどのように捉えているかがわかるためです。
もし紹介理由に納得できれば、自信をもって応募に踏み切れます。
逆に、理由が曖昧だったり、希望とずれていたりする場合は、再度希望する条件をすり合わせる必要があります。
紹介してもらう求人に対して根拠を求め、自分のキャリアプランと照らし合わせる作業を忘れないようにしましょう。
合わないと感じたら担当変更・退会も検討する
もしキャリアスタートのキャリアアドバイザーと「話が通じない」「高圧的で相談しにくい」と感じた場合は、遠慮せずに担当者の変更を申し出ましょう。
担当者も人間である以上、どうしても相性が合わないケースは存在します。
また、相性の悪い担当者と無理に活動を続けても、ストレスが溜まるだけで良い結果にはつながりません。
キャリアアドバイザーの変更を依頼する際は、具体的な理由を事務局に伝えるとスムーズに対応してもらえます。
また、キャリアスタート自体が自分に合わないと感じたなら、退会して別のエージェントに切り替える判断も必要です。
なかでも20代や未経験層の支援に強い、UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sなどの転職エージェントであれば、希望に合う求人に出会える確率が高まります。
環境を変える決断を恐れず、自分にとって快適なサポート体制を整える動きをとりましょう。
☞20代特化型転職エージェント
他の転職エージェントと併用する
繰り返しになりますが、転職活動を成功させるためには、複数のエージェントを同時に利用するのが有効です。
複数のサービスを使えば、それぞれの独自求人を網羅でき、チャンスが増えるためです。
また、複数の担当者からアドバイスをもらうと、転職活動に関する知見が広がり、情報の偏りを防げます。
ある転職エージェントでは「営業向き」と言われても、別のところでは「事務が向いている」と評価されるケースもあります。
まずは2〜3社の転職エージェントに登録し、それぞれの特徴を比較しながら、メインで使うエージェントを絞り込むのがおすすめです。
関連記事
具体的な転職エージェントの使い方や、自分に合う転職エージェントの選び方については「転職エージェントの上手な使い方をフロー別にプロが徹底解説!効率の良い進め方も紹介」「転職エージェントの選び方完全ガイド|選び方とおすすめエージェントを徹底解説!」もご一読ください。
キャリアスタートと併用したい20代向け転職エージェント
転職活動では、1つのエージェントに依存するリスクを避けるために、複数社を併用する人が多数です。
とくに20代向けのサービスは、それぞれ得意とする業界やサポートのスタイルが異なります。
20代や第二新卒を対象としたエージェントの中でも、UZUZ・ハタラクティブ・マイナビジョブ20'sはとくに人気です。
上記のエージェントには、得意な職種や支援スタイルに特徴があります。
各転職エージェントの特徴について、下記の表にまとめました。
| エージェント名 | 強み・特徴 | 求人の特徴 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| キャリアスタート | ・地方からの「転居サポート」が充実 ・マンツーマンの徹底した面接トレーニング | ・未経験歓迎のポテンシャル採用 ・即戦力よりも人柄や意欲を重視する企業 | ・地方から上京して就職したい人 ・面接に苦手意識があり、練習を重ねたい人 ・既卒やフリーターから正社員になりたい人 |
| UZUZ | ・厳しい基準でブラック企業を徹底排除 ・1人あたり平均20時間の親身なサポート ・IT学習ができるスクール機能あり | ・IT・Web業界(エンジニアなど)に強い ・入社後の定着率が高い優良企業 | ・未経験からITエンジニアを目指す人 ・ブラック企業を絶対に避けたい人 ・じっくり時間をかけて相談したい人 |
| ハタラクティブ | ・未経験からの正社員就職実績が豊富 ・内定獲得までのスピードが早い ・書類選考通過率が高い | ・幅広い職種(営業、販売、事務、施工管理など) ・学歴や経歴を問わない求人が中心 | ・なるべく早く正社員になりたい人 ・フリーター期間が長く、経歴に自信がない人 ・さまざまな職種を比較検討したい人 |
| マイナビジョブ20's | ・大手「マイナビ」グループの豊富な求人数 ・高精度な適性診断テストが受けられる ・専任アドバイザーによる手厚い支援 | ・大手企業や安定企業の求人が多い ・未経験可に加え、経験者向けの案件もある | ・たくさんの求人の中から選びたい人 ・大手企業や有名企業に入りたい人 ・第二新卒(社会人経験が少しある人) |
キャリアスタートは「転居サポート」や「未経験からのポテンシャル採用」に強みがあります。
一方、他3つの転職エージェントは、キャリアスタートと同じくIT系に強かったり、大手企業の求人や幅広い職種の求人を扱っていたりと、強みが異なります。
IT系の求人をもっと探したいならUZUZ、幅広い職種から正社員を目指したいならハタラクティブ、とにかく求人数を確保したいならマイナビジョブ20'sとの併用がおすすめです。
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複数の転職エージェント利用や、上記以外でおすすめの転職エージェントについて知りたい場合は「転職エージェントは複数の掛け持ち利用ができる?併用するメリット・デメリットを解説」「【決定版】おすすめ転職エージェントは「この3タイプ」だけ!」も参考にしてみてください。
キャリアスタートを含めたおすすめの併用パターン
効率的に転職活動を進めるなら、タイプの異なるエージェントを2〜3社組み合わせて利用する方法がおすすめです。
たとえば、手厚い支援で自己分析を深めたい場合は、「キャリアスタート」と「UZUZ」の組み合わせが適しています。
どちらも個別のサポートに時間をかけるため、自分に向いている仕事をじっくり探せます。
キャリアスタートはIT・Web業界が中心のため、ハタラクティブと併用すると、選べる求人を増やせます。
また、できるだけ多くの求人を見たい場合は「キャリアスタート」と「マイナビジョブ20's」がおすすめです。
キャリアスタートの厳選された求人と、マイナビジョブ20'sの豊富なデータベースを両方活用できます。
なお、自分に合うサービスを見つけるには、実際に担当者と話してみるのが一番です。
まずは気になったサービスに登録し、相談してみましょう。
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ただ、転職活動の手段は、転職エージェントを使う以外にも複数あります。
転職エージェントを使わない転職活動について気になる場合は「転職エージェントは使うな?裏事情や賢く使う方法、メリット・デメリットを解説」を参考にしてみてください。
☞20代特化型転職エージェント
キャリアスタートに関するよくある質問
キャリアスタートを利用するにあたって、費用や利用条件について疑問をもつ人は多数です。
登録前に疑問を解消しておけば、スムーズに活動を始められます。
ここでは、キャリアスタートに関するよくある質問とその回答をまとめました。
キャリアスタートは無料で使える?
キャリアスタートの利用に費用は一切かかりません。
登録から面談、求人紹介、面接対策、入社までのサポートをすべて無料で受けられます。
これは、転職エージェントが、人材を探している企業から支払われる紹介手数料によって運営されているのが理由です。
採用が決定した時点で企業からエージェントに報酬が支払われる仕組みのため、利用者が金銭を負担する必要はありません。
そのため、お金の心配をせずに、プロの支援を受けながら転職活動を進められます。
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転職エージェントを無料で利用できる理由についてくわしく知りたい場合は「転職エージェントの費用が無料で使える理由は?料金がかからない理由を解説」もご一読ください。
キャリアスタート第二新卒だけではなく新卒も利用できる?
キャリアスタートは、既卒や第二新卒だけでなく、新卒の就職活動も支援しています。
新卒向けの求人も保有しており、学生が利用するのも可能です。
学校のキャリアセンターだけでは得られない情報や、プロによる面接対策を受けられる点は大きなメリットです。
もちろん、入社後数年で退職した第二新卒の支援も得意としており、社会人経験が浅い場合でも、ポテンシャルを評価してくれる企業を紹介してもらえます。
キャリアスタートから連絡が来ないときの対処法は?
登録後に連絡が来ない場合や、紹介が途切れた場合は、自分から問い合わせてみるのが確実です。
連絡が来なかったり紹介が途切れたりする場合は、登録情報の不備やシステムのエラー、紹介できる求人が一時的にないなどの理由が考えられます。
「求人紹介を待っています」と連絡するだけで、状況が改善されるケースも多いため、一度キャリアスタートに問い合わせてみましょう。
フリーター・既卒・ニート・地方在住でも利用できる?
キャリアスタートは、フリーターや既卒、ニートの期間がある人でも問題なく利用できます。
キャリアスタートでは、経歴よりも人物面を重視する企業の求人を多く扱っているためです。
退職による空白期間があることへの不安や、正社員経験がないことへの悩みにも、キャリアアドバイザーが親身になって相談に乗ってくれます。
また、地方在住者の利用も歓迎しており、電話やオンラインでの面談に対応しているため、全国どこからでも相談可能です。
寮付きの求人や引っ越しサポートなどの支援も充実しているため、地方から都市部への就職を目指す人にとって、非常に心強いサービスといえます。
紹介された求人は必ず応募しないといけない?
紹介された求人に関心がもてない場合、無理に応募する必要はありません。
応募はあくまで利用者の任意であり、納得した企業にだけ挑戦するのが基本です。
希望に合わない求人に応募しても、面接で熱意を伝えられず、良い結果につながりません。
応募を断る際は、担当者との関係を維持するために丁寧な伝え方を心がけましょう。
応募を断る際の伝え方の例
「求人のご紹介ありがとうございます。内容を拝見しましたが、私が希望している〇〇の条件と少し異なるため、今回は応募を見送らせてください。〇〇のような業務ができる求人があれば、ぜひまたご紹介いただけますと幸いです。」
まとめ:キャリアスタートと他エージェントを併用するのが有効
キャリアスタートは、未経験から正社員を目指す20代にとって、頼りになる転職エージェントです。
親身なサポートや面接対策、転居支援など、若手求職者が必要とするサービスが充実しています。
なお、転職活動を成功させるためには、キャリアスタート1社にこだわらず、UZUZやハタラクティブ、マイナビジョブ20'sといった他のエージェントを併用するのがおすすめです。
複数のサービスを使い分けることで、多くの求人に出会い、自分に最適なサポートを受けられるようになります。
まずは気になるエージェントに登録し、転職活動を進めてみましょう。
☞20代特化型転職エージェント
徹底的な自己分析や企業へのヒアリングに基づき「長く働ける企業」を提案するため、入社後の定着率は92%という高い数値を誇ります。
仕組みとしてはマンツーマンの担当者がつき、求人紹介から入社までを一貫して支援してくれます。