キャリアスタートの退会・解約方法2パターン
キャリアスタートを退会・解約したい場合、主に2つの方法があります。
どちらの方法を選んでも退会・解約は可能ですが、それぞれにメリットと適したシーンがあるので、自分の状況に合わせて選択しましょう。
担当者へメールで連絡する
キャリアスタートを退会・解約したい場合、担当のキャリアアドバイザーにメールで辞めたい意思を伝える方法が最も一般的です。
メールなら自分のタイミングで送信でき、退会・解約理由も落ち着いて整理して伝えられます。
件名は「退会・解約のご連絡」などシンプルにまとめ、本文には退会・解約理由と感謝の気持ちを簡潔に記載しましょう。
転職先が決まった場合は「他社のエージェント経由で内定を獲得しました」など、具体的な理由を添えると担当者も納得しやすくなります。

電話で退会・解約申請する
急ぎでキャリアスタートの退会・解約手続きを完了させたい場合は、電話での連絡が確実です。
担当者に直接伝えることでその場で退会・解約処理を進めてもらえるので、スピード感を持って対応できます。
電話番号は初回面談時に受け取った名刺や、登録時のメールに記載されています。
営業時間内であれば、担当者が不在でも他のスタッフが対応してくれるので安心です。

ただし、退会・解約理由を口頭で説明する必要があるので、事前に伝えたい内容を整理しておきましょう。
「転職先が決まったため」「転職活動を一時中断するため」など、簡潔に理由を述べればOKです。
キャリアスタートの退会・解約理由の伝え方とメール例文
キャリアスタートの退会・解約理由の伝え方について、代表的な3つのシーン別に具体的なメール例文を紹介します。
理由を明確に伝えることで担当者も納得しやすく、引き止められることなくスムーズに退会・解約できます。
自分の状況に合わせて、自由にアレンジして使ってみてください。
キャリアスタートで転職先が決定した場合
キャリアスタートで転職先が決定した際のメール例文
件名:転職先決定のご報告と退会・解約手続きのお願い
本文:
キャリアスタート ◯◯様(担当者の名前)
いつもお世話になっております。▲▲(自分の名前)です。
先日ご紹介いただきました△△社から内定をいただき、入社することを決定いたしました。
つきましては、転職活動が終了いたしましたので、退会・解約の手続きをお願いできますでしょうか。
◯◯様(担当者の名前)には求人紹介から面接対策まで丁寧にサポートしていただき、心から感謝しております。
おかげさまで納得のいく転職先を見つけることができました。
この度は本当にありがとうございました。
末筆ながら、◯◯様(担当者の名前)の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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▲▲(自分の名前)

キャリアスタート経由で転職先が決まった場合は担当者への感謝を伝えつつ、退会・解約の意思を明確にしましょう。
このパターンの場合は担当者にとっても実績となるため、スムーズに退会・解約手続きが進みますよ。
他社の転職エージェント経由で内定を獲得した場合
他社の転職エージェント経由で内定を獲得した際のメール例文
件名:退会・解約手続きのご連絡
本文:
キャリアスタート ◯◯様(担当者の名前)
いつもお世話になっております。▲▲(自分の名前)です。
このたび別の転職エージェント経由で内定を獲得し、転職先が決定いたしました。
転職活動が終了いたしましたので、キャリアスタートの退会・解約手続きをお願いできますでしょうか。
◯◯様(担当者の名前)には多くの求人をご紹介いただき、また面接対策などでも大変お世話になりました。
手厚くサポートいただいたことを心より感謝しておりますが、他社のエージェント経由で内定が決まりましたことを心苦しく感じております。
お忙しい中お時間を割いていただいたにもかかわらず、ご期待に沿えず申し訳ございません。
末筆ながら、◯◯様(担当者の名前)の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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▲▲(自分の名前)

他社の転職エージェント・サイト経由で転職先が決まった場合でも、正直に伝えて問題ありません。
気を遣って嘘をつく必要はなく、簡潔に状況を説明すれば担当者も理解してくれますよ。
転職活動を中断する場合の連絡方法
転職活動を中断する際のメール例文
件名:転職活動の中断に伴う退会・解約のご連絡
本文:
キャリアスタート ◯◯様(担当者の名前)
いつもお世話になっております。▲▲(自分の名前)です。
このたび、個人的な事情により転職活動を一時中断することといたしました。
再開の時期は未定のため、1度退会・解約させていただきたく、ご連絡を差し上げました。
◯◯様(担当者の名前)には親身になってサポートしていただき、大変感謝しております。
ご尽力いただいたにもかかわらず、ご期待に沿えず申し訳ございません。
また転職活動を再開することがございましたら、◯◯様に改めてご相談させていただくかもしれません。
その際はどうぞよろしくお願いいたします。
末筆ながら、◯◯様(担当者の名前)の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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▲▲(自分の名前)

転職活動を一時中断する場合は、その理由を簡潔に伝えましょう。
個人的な事情を詳しく説明する必要はありませんが、「しばらく活動を休止する」という意思を明確にすることが大切です。
キャリアスタートの退会・解約を検討するタイミングと理由
キャリアスタートの退会・解約を検討する主なタイミングや理由は以下の通りです。
退会・解約したい気持ちが強くなった際は無理に利用を続ける必要はなく、自分の状況に合わせて判断することが大切です。
順番に詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
転職先が決定した場合
キャリアスタート経由、または他の転職活動で内定を獲得した場合、速やかに退会・解約手続きを進めましょう。
転職先が決まったのに放置していると担当者が求人紹介のために時間を割いてしまうので、社会人のマナーとして早めの連絡が重要です。
内定承諾後や入社日が確定した段階で連絡するのがベストタイミングです。

キャリアスタート経由で入社が決まった場合は、担当者に報告することで定着支援を受けられる可能性もあります。
退会・解約前に入社後のサポート内容を確認しておきましょう。
転職活動を中断したい場合
家族の事情や健康上の理由、現職での状況変化などで転職活動を一時中断する場合も退会・解約のタイミングといえます。
活動再開の見込みが立たないなら、1度退会・解約してリセットするほうが気持ちの整理がつきやすくなります。
ただし、数週間から1ヶ月程度の短期間だけ休みたい場合は、退会・解約せずに担当者へ「しばらく活動を休止します」と伝える選択肢も検討してみてください。
この方法なら、再開時に新規登録の手間が省けます。

キャリアスタートは退会・解約後も再登録は可能ですが、新規扱いとなってしまいます。
その場合は履歴書や職務経歴書の再提出、面談のやり直しが必要になることを理解しておきましょう。
担当者との相性が合わない
キャリアアドバイザーとの相性は、転職活動の成功を左右する重要な要素です。
「連絡の頻度が合わない」「希望と異なる求人ばかり紹介される」「アドバイスに納得できない」など、信頼関係が築けない場合はストレスになります。
ただし、この理由だけで即座に退会・解約を決断するのは早計です。
まずは担当者変更を申し出てみましょう。
キャリアスタートでは担当者変更に対応しており、別のアドバイザーに変えてもらうことで状況が改善するケースも多くあります。

担当者の変更後も状況が変わらない、または変更を申し出づらい雰囲気がある場合は、他社の転職エージェントへの切り替えを検討するタイミングです。
複数のエージェントを併用して比較することで、自分に合ったサービスが見つかりやすくなりますよ。
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希望する求人が見つからない
キャリアスタートは20代・第二新卒・既卒に特化した転職エージェントであり、若手向けの正社員求人を中心に取り扱っています。
そのため、30代後半以降の人やハイクラス転職を目指す人には、求人の選択肢が限られる可能性があります。
また、地方の求人は首都圏に比べて少ない傾向にあります。
東京や大阪、名古屋、福岡などの主要都市以外で転職を希望する場合は、地域特化型のエージェントを併用するのが効率的です。

希望する業界や職種の求人がない場合は、担当者に具体的な条件を再度伝えたうえで1~2週間様子を見てみましょう。
それでも状況が変わらなければ、他社の転職エージェントへの切り替えを検討する時期といえます。
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関連記事
転職エージェントの選び方や賢い使い方は「転職エージェントの選び方完全ガイド|選び方とおすすめエージェントを徹底解説!」「転職エージェントは使うな?裏事情や賢く使う方法、メリット・デメリットを解説」で詳しく解説しているので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
キャリアスタートの退会・解約後のデメリットと対処法
キャリアスタートの退会・解約は簡単にできますが、その後のデメリットについても理解しておくことが大切です。
これらのデメリットは事前に対処法を知っておくことで回避できます。
退会・解約前に他の選択肢もあわせて検討し、本当に退会・解約が最善の選択かを見極めましょう。
再登録時は新規扱いになる
キャリアスタートは1度退会・解約すると、過去の利用履歴やアドバイザーとのやり取りが原則として引き継がれません。
再登録した場合、新規の求職者として一から面談や登録手続きをおこなう必要があります。
以前提出した履歴書や職務経歴書、面談で伝えたキャリアプランなどの情報がリセットされるので、同じ内容を再度説明する手間が発生してしまいます。
また、前回の担当者に再度お願いできる保証もありません。

対処法としては、転職活動を完全に終了する確信がない場合は「休止」という形で担当者に相談することです。
数ヶ月間連絡を取らないだけなら、情報を保持したまま活動を再開できる可能性がありますよ。
転職支援が受けられなくなる
キャリアスタートを退会・解約すると、求人紹介や面接対策、履歴書添削といった転職支援サービスがすべて受けられなくなります。
複数社の選考を同時進行していた場合、日程調整や企業とのやり取りを自分でおこなう必要が出てきます。
キャリアスタートでは面接後のフィードバックや、企業との条件交渉なども代行してくれますが、退会・解約後はこれらのサポートも終了します。
選考途中で退会・解約すると、企業側に不信感を与える可能性もあるので注意が必要です。

対処法は退会・解約前に他社の転職エージェントへの登録を済ませておくことです。
リクルートエージェントやdodaなどの大手総合型、または同じく20代に強いマイナビジョブ20'sやUZUZ(ウズキャリ)などに複数登録しておけば、継続的なサポートを受けられますよ。
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キャリアスタートの退会・解約前に確認すべき注意点
キャリアスタートの退会・解約手続き自体は簡単ですが、タイミングを誤ると企業や担当者に迷惑をかけたり、自分の転職活動に支障が出たりする可能性があります。
退会・解約前に確認しておきたい注意点をピックアップしました。
トラブルを避けてスムーズにキャリアスタートを退会・解約するために、事前にしっかりと把握しておきましょう。
選考中・内定後は企業に迷惑をかけないようにする
書類選考や面接が進行中の企業がある状態でキャリアスタートを退会・解約すると、企業側は採用活動の時間とコストを無駄にしてしまいます。
特に最終面接まで進んでいる場合、企業は入社を前提に準備を進めているので、突然の辞退は多大な迷惑がかかってしまいます。
内定を獲得した後も同様であり、内定承諾の返事をした後に退会・解約する場合は企業への報告を最優先にしましょう。
キャリアスタート経由での応募なら担当者が企業への連絡を代行してくれますが、退会・解約後は自分で対応する必要があります。

退会・解約の理想的なタイミングはすべての選考が終了し、入社する企業が確定してからです。
もし選考中に退会・解約したい理由がある場合は、担当者に相談して適切な対応方法を確認しましょう。
面接日程を調整する際は担当者に状況を伝える
面接の日程調整が進んでいる段階でキャリアスタートを退会・解約した場合、企業との連絡が途切れてしまい、面接がキャンセルされる可能性があります。
「退会・解約を考えているけれど面接は受けたい」という場合は、担当者にその旨を正直に伝えましょう。
「今回の選考が終わったら退会・解約したい」と事前に伝えておけば、担当者も最後までサポートしてくれます。

面接日程の連絡待ちがある場合は、その返信を確認してから退会・解約手続きを進めるのがマナーです。
企業からの連絡がキャリアスタート経由でくる場合、退会・解約後は自分に届かなくなる可能性がある点には要注意です。
複数の転職エージェントを併用しておく
キャリアスタートだけに頼って転職活動をしていた場合、退会・解約後は求人紹介やサポートが一切受けられなくなります。
転職活動を継続する予定なら、退会・解約前に他社のエージェントへの登録を済ませておくことが大切です。
複数のエージェントを併用することで求人の選択肢が広がり、各社の強みを活かした転職活動ができます。

併用する際は、各エージェントに他社も利用していることを伝えておくとスムーズです。
同じ求人に複数のエージェント経由で応募してしまうトラブルを避けられ、担当者も状況を理解したうえでサポートしてくれますよ。
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気になる人はぜひチェックしてみてください。
キャリアスタートの退会・解約後におすすめの転職エージェント3選
キャリアスタートを退会・解約した後も転職活動を継続する場合は、他社の転職エージェントへの登録が必要です。
20代や第二新卒に強く、キャリアスタートと同様にマンツーマンでサポートしてくれるおすすめの転職エージェントを3社ピックアップしました。
それぞれ強みが異なるため、ぜひ自分の状況に合わせて選んでください。
UZUZ(ウズキャリ)
UZUZ(ウズキャリ)は既卒・第二新卒・フリーターの就職支援に特化した転職エージェントです。
キャリアスタートと同じく20代の若手に強く、未経験者向けの求人を数多く保有しています。
最大の特徴は、平均12時間にも及ぶ丁寧なキャリアカウンセリングです。
自己分析から面接対策まで時間をかけてサポートしてくれるので、転職活動に不安がある人でも安心して利用できます。

また、ブラック企業を徹底的に排除する取り組みをおこなっており、離職率の高い企業や労働環境に問題がある企業の求人は紹介されない点も魅力です。
UZUZの定着率は95%を超えており、長く働ける環境を見つけたい人におすすめの転職エージェントです。
ハタラクティブ
ハタラクティブは未経験者やフリーター、既卒の正社員就職に強い転職エージェントです。
学歴や職歴に自信がない人でも、ポテンシャルを重視した求人を紹介してもらえます。
内定率は80%を超えており、スピード感のある転職支援が魅力です。
最短2週間で内定を獲得した実績もあり、早く転職先を決めたい人に適しています。

さらに、実際に取材した企業の求人のみを紹介しているので、職場の雰囲気や人間関係などのリアルな情報を事前に知ることができます。
求人票だけでは分からない企業の内部情報を重視する人におすすめのサービスです。
マイナビジョブ20's
マイナビジョブ20'sは大手のマイナビが運営する20代専門の転職エージェントです。
新卒採用で培ったノウハウを活かし、第二新卒や既卒の転職支援に力を入れています。
大手企業や優良中小企業の求人を多く保有しており、キャリアアップを目指す20代に人気があるサービスです。
また、職種や業界が幅広く、営業職だけでなく事務職やエンジニア職の求人も充実しています。

マイナビジョブ20'sは全国の主要都市に拠点があり、地方での転職活動にも対応しています。
対面での面談だけでなく、オンラインでのカウンセリングも可能なので、地方在住の人でも利用しやすいのが特徴です。
キャリアスタートの退会・解約に関するよくある質問
最後にキャリアスタートの退会・解約に関するよくある質問に回答します。
これらの疑問を解消してから退会・解約手続きを進めることで、安心して次のステップに臨めます。
気になる項目がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
退会・解約時に引き止められることはある?
キャリアスタートでは明確な退会・解約理由を伝えれば、基本的に強引に引き止められることはありません。
特に「転職先が決まった」「転職活動を中断する」といった理由であれば、担当者もスムーズに退会・解約手続きを受け入れてくれます。
ただし「希望の求人がない」「担当者と合わない」といった理由の場合、改善案を提案されることがあります。

もし提案を受けても退会・解約したい意思が揺るがない場合は、「検討した結果、他のサービスを利用したい」とはっきり伝えましょう。
意思表示を明確にすれば、それ以上引き止められることはありません。
退会・解約後に再登録は可能?
キャリアスタートは退会・解約後も再登録は可能です。
転職活動を再開したくなった場合や別のタイミングでキャリアスタートを利用したい場合は、改めて登録手続きをおこなえば問題ありません。
ただし、再登録は新規扱いとなるので、過去の利用履歴やアドバイザーとのやり取りは引き継がれません。
履歴書や職務経歴書の再提出、初回面談のやり直しが必要になる点には注意が必要です。

また、前回の担当者に再度お願いできる保証もありません。
もし数ヶ月程度の休止を考えているなら退会・解約せず、「しばらく活動を休止します」と伝えるほうが再開時の手間を省けますよ。
バックレるとどうなる?
連絡を無視して自然消滅させる、いわゆる「バックレ」は絶対に避けるべきです。
社会人としてのマナーに反するだけでなく、担当者が心配して何度も連絡を取ろうとするのでかえって手間が増えます。
また、選考中の企業がある場合はバックレによって企業に迷惑がかかり、キャリアスタートの信用問題にもつながります。
転職エージェントと企業は継続的な取引関係にあるため、1人の利用者の行動が今後の紹介実績に影響する可能性もあります。

退会・解約手続きはメール1本で数分で簡単に完了するので、きちんと退会・解約の意思を伝えてから離れるようにしましょう。
将来的に再登録する可能性がゼロでないのなら、円満に退会・解約しておくことをおすすめします。
送信後は基本的に24時間以内に返信がくることが多いですが、もし3営業日経っても連絡がない場合は電話で確認することをおすすめします。