「社内面談があるけどキャリアプランの書き方がわからない…」「この企業でどのような目標を立てればいいのだろう…?」と迷っていませんか?本記事では、社内でのキャリアアップを目指すための具体的なプランの立て方や、上司との面談時のアドバイスを詳しく解説します。
キャリアプランとは?
キャリアプランとは、仕事・働き方のゴールを実現するための行動計画のことです。一つの会社で歩みたいキャリアだけでなく、働く企業が変わったり独立したりすることも含め、仕事における人生について計画を立てます。
終身雇用制度が崩壊した現代では、個人で能力開発・キャリアアップをしなければいけません。しかし、能力開発にはキャリア知見が必要であるため、一人でキャリアプランニングをするのは困難です。
そこでおすすめしたいのが、キャリアコーチングサービス「マジキャリ」です。性格診断やキャリアの棚卸しのうえ、歩みたいキャリアへの具体的な行動を定めることができます。
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キャリアプランがなぜ必要なのか?なぜ面接官はキャリアプランを質問するのか?については、「キャリアプランとは?転職面接で使える簡単な3ステップを紹介」の記事でより詳しく解説しています。あとで後悔しないためにもきちんとキャリアプランの必要性を理解しておきましょう。
キャリアパスとの違い
キャリアパスとは、1つの企業で特定の役職に就くまでの過程をまとめた計画のことです。企業ではキャリアモデルケースとして示されることもあり、従業員は「目指す道はどのようなものか」「身につけるべきスキルは何か」「どのようなことを意識して働くべきか」などを認識できます。
キャリアプランは1つの企業だけでなく、転職や独立も視野に入れて仕事における人生設計をすため、特定の企業のキャリア計画であるキャリアパスとは異なることがわかります。
キャリアデザインとの違い
キャリアデザインとは、自分の理想の人生を考え計画立てることです。仕事に加えプライベートの面もあわせて人生設計をおこなうため、20・30代の社会人だけでなく学生や中年層など、あらゆる年齢の方が実施する計画です。
キャリアプランは仕事だけに焦点をあてて人生設計をおこなうものであるため、人生全体を考えるキャリアデザインとは異なります。
キャリアビジョンとの違い
キャリアビジョンとは、仕事やプライベートの理想を思い描くことです。「将来このようになりたい」と理想を考えるものであるため、実現可否を意識する必要はありません。
キャリアプランは目標達成のための行動を計画することです。キャリアビジョンはキャリアプランの「目標」に当てはまります。つまり、キャリアビジョンの実現のためにキャリアプランを立てるというつながりがあります。関連性はありますが、言葉の意味は異なります。
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キャリアプランとキャリアパスの違いがよくわからないという人は「キャリアプラン・キャリアパス・キャリアデザインの違いとは?わかりやすく解説」という記事でそれぞれの違いや考える必要性について解説しているので、読んでみてください。
なぜ社内面談でキャリアプランを聞かれるのか
社内面談であなたのキャリアプランを聞かれることがあります。
あなたの意欲を確認したり、部門との相性を確認したりといった目的でキャリアプランを聞かれるでしょう。
それぞれについて解説していきます。
会社や事業部との相性を確かめるため
あなたの今の仕事内容とキャリアプランに接続性がなければ、仕事のパフォーマンスやモチベーションに影響する可能性があるためです。
キャリアプランを確認した上で、「他の事業部や部門に異動しても成果を出してくれそう」と評価されれば、あなたのキャリアプランを実現することにもつながります。
目標達成意欲を確かめるため
キャリアプランがあるか確認する背景として、あなたの仕事に対するモチベーションや目標達成意欲を確認するという狙いもあります。
中長期的なキャリアプランを立てることは、仕事に対するモチベーションや成長意欲にもつながるため、あなたが意欲的かどうかを確認するためにキャリアプランを確認するでしょう。
意欲があれば、業務領域を広げたり新しい仕事に挑戦させてもらえたりと、あなたの成長につながる機会を提供してもらうことにもつながるでしょう。
現在のギャップを明確にするため
あなたのキャリアプランを聞くことで、現状と理想のギャップを明確にするという狙いもあります。
あなたの理想を実現するためにどのような機会や能力開発が必要かを把握することで、企業側があなたのキャリアプラン実現を支援することが可能になります。
あなたの理想と現実のギャップが不明確であると、企業から支援してもらえず、キャリアプランを実現することが難しくなり、モチベーション低下につながる恐れもあります。
キャリアプランを支援しつつ、あなたがモチベーションを高く保つことで仕事のパフォーマンスにもつなげてほしいという意図もあるでしょう。
社内面談でキャリアプランを回答する時のポイント
社内面談でキャリアプランを回答する際、以下のポイントに注意しましょう。
それぞれについて解説していきます。
非現実的すぎることは言わない
キャリアプランを回答する際、現実的でないキャリアプランは言わないようにしましょう。
非現実的なキャリアプランを伝えても、企業側があなたのキャリアプラン実現をサポートすることが難しくなってしまいます。
例えば、未経験で入社して1年後に経営に携わりたいというような実現可能性が低いキャリアプランを言わないように注意しましょう。
理想を掲げることは問題ありませんが、キャリアプランを実現していくステップは具体的に描くことが重要です。
プライベートに偏りすぎない
キャリアプランを回答する場合、プライベートに偏りすぎないように注意することも重要です。
例えば、「残業時間を減らしてプライベートを充実させたい」というようにプライベートに偏った話をしてしまうと、仕事に対しての意欲が低いと捉えられてしまうことがあります。
意欲が低いとみなされてしまうと、あなたのキャリアプランを実現できる可能性も低くなってしまうため注意しましょう。
論理的に話す
キャリアプランを伝える際、論理的に話すことも重要です。
論理的にあなたのキャリアプランを伝えることで、あなたのキャリアプランの説得力が増します。
反対に、論理的に話ができないと「言ってることが矛盾している」「考えが浅い人だ」と捉えられてしまう可能性があります。
論理的にキャリアプランを伝えるポイントは以下の通りです。
POINT
- なぜそのキャリアプランを歩みたいのか
- キャリアプランを実現するための課題やマイルストーンは描けているのか
面談の際は結論から端的に話すように心がけましょう。
【業種別】社内面談でのキャリアプランの書き方・答え方の例文
本章では、社内面談でのキャリアプランの書き方の例文を業種別に紹介します。
営業職のキャリアプラン書き方・答え方例文
営業職のキャリアプランの書き方・答え方は以下のような例があります。
私はこれまで営業職として5年間働き、その経験を活かして、3年後には現場統括マネージャーになりたいと考えています。
これまで営業プレイヤーとして成果を残すことだけでなく、プレイングリーダーとして新入社員や後輩社員が成果を残せるように育成にも注力してきました。
若手社員の早期オンボーディングを実現する体制を確立することで、より強固な営業組織を作っていきたいと考えています。
そのためには、成果を残せる営業手法を確立する必要があると考えており、3年後までに支社内で成績1位・実績1位になることを目標としています。
上司や先輩からいただいた教えていただいたことを実践することはもちろん、自分の強みである提案力をさらに高められるよう、資格取得も目指します。
また、実績1位など個人の目標だけでなく、部門の実績も作ることができるよう努力していきます。
売り上げなどの成果・実績についてや、身につけたいスキル、将来就きたいポジションなどを記載しましょう。
関連記事
営業職のキャリアプランの立て方のポイントや回答例については「営業職のキャリアプランの回答例12選!面接で受かる答え方とは?」の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
安心転職コース
内定率
*22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。
キャリア相談をする
事務職のキャリアプラン書き方・答え方例文
事務職のキャリアプランの書き方・答え方は以下のような例があります。
私はこれまで事務職として5年間実務を担当していますが、3年後にはバックオフィス全般を統括できる人材を目指しています。
というのもこれまでバックオフィスに関する実務を担当する中で業務の効率化や業務フローの改善に着手してきたため、今後はバックオフィス全般の効率化やDXに注力することで、自社の生産性向上に取り組みたいと考えています。
そのためには、バックオフィス全般の実務に関する知識や業務をミスなく丁寧に取り組むことはもちろん、DXやシステムに関する知識等も身につける必要があると思います。
加えて、業務の属人化を防ぐためにも業務フローの可視化に取り組みたいと考えています。
実務経験を積みながら、細やかに業務について改善をしていくことで、生産性の高いバックオフィスを確立できる管理者へなり御社に貢献したいと感じています。
営業事務や経理、総務など特定分野の道を極めるのか、バックオフィスを統括できる人材になるのか、職種の転換をするのかなどを考え、キャリアプランを回答します。業務の取り組みに加え、どのような努力でステップアップしたいかも具体的に答えましょう。
「事務職のキャリアプランはどう立てる?誰でも簡単に作れる3ステップを紹介」の記事では、一般事務・営業事務・医療事務などそれぞれの職種にあったキャリアプランの回答例や考え方などを紹介しているので、気になった方はぜひ読んでみてください。
販売員のキャリアプラン書き方・答え方例文
販売員のキャリアプランの書き方・答え方は以下のような例があります。
私は現在、販売員として5年間店舗での販売経験を積みましたが、3年後に商品企画職に転換し、人気のでるアイテムを作りたいと考えています。
というのもこれまで現場でお客様の生の声を聞きながらニーズを分析し、より良いサービスを提供することにやりがいを感じてきたため、今後は企画側となって、多くのお客様に喜んでもらえる商品やサービスの企画に取り組みたいと感じているためです。
商品企画職になるために、現在はお客様とコミュニケーションを取りニーズをくみ取ったり、購入点数を増やしたりできるように努めています。
今後はお客様のニーズを高い精度で分析したり、市場調査のスキルも身に付ける必要があると考えています。
まずは販売員として売り上げを上げつつ、経験を積み重ねた上で顧客の声を活かした商品を企画することで御社に貢献したいと考えています。
販売員として現場で培ったスキルやお客様からの声、感覚を活かして商品企画職として活躍したいです。
売り上げや購入点数など実績について、ポジションについてなどを答えましょう。販売員は店舗の運営を担うのか、企画職に就くのかでキャリアプランの答え方は異なります。
安心転職コース
内定率
*22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。
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製造職のキャリアプラン書き方・答え方例文
製造職のキャリアプランの書き方・答え方は以下のような例があります。
私は現在の会社で5年間製造職として働いていますが、その経験を活かして5年後には生産管理・品質管理ができる人材を目指したいと考えています。
というのもこれまで製造職として最前線でモノづくりに携わる中で、全社的に生産の効率化が課題感としてあると感じ、今後は生産管理や品質管理ができる人材として生産現場の生産性向上に寄与したいと考えているためです。
生産管理や品質管理を担える人材になるためには、現在の役割である製造職としてのスキルを高めることはもちろん、高い視座で業務に取り組む必要があると考えています。
3年後までにはどのような業務にも取り組める多能工となり、ノウハウを後輩に教育したり、現場監督や人員管理ができたりする人材になることで御社に貢献したいと思います。
あらゆる業界が参画する製造職は、企業によってキャリアが異なります。幅広い視点で自分がしたいことを考え、キャリアプランを答えましょう。
エンジニアのキャリアプラン書き方・答え方例文
エンジニアのキャリアプランの書き方・答え方は以下のような例があります。
私は現在SEとして5年間様々なプロジェクトで現場経験を積んできましたが、3年後にはエンジニアとして上流工程に携わるスペシャリストとなりたいと考えています。
というのもこれまでエンジニアとして現場経験を積む中で技術的なスキルや知識を習得し、よりお客様の課題解決をサポートしたいと感じているため、今後は上流工程のスペシャリストとしてお客様のより近くでサポートしたいと思います。
現在は下流工程で経験を積んでおり、運用や保守を得意としています。上流工程に携わるスペシャリストになるためには、今後システム開発や要件定義等の経験を積む必要があると考えています。
また、コミュニケーション能力やマネジメントスキルも高め、上流工程に携わるスペシャリストとして活躍することで御社の事業成長に貢献したいと思います。
エンジニアにはITコンサルやプロジェクトマネージャーなどさまざまなキャリアがあります。目指すキャリアに合わせて、どのようなスキルを高めるのかを答えます。
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エンジニアとしてのキャリアプランの回答例については「エンジニアのキャリアプランの回答例19選!種類ごとに細かく解説」の記事で詳しく解説しているので、エンジニアとしてキャリアアップしたいけど自分では思いつかないという人は読んでみてください。
デザイナーのキャリアプラン書き方・答え方例文
デザイナーのキャリアプランの書き方・答え方は以下のような例があります。
私は現在の会社でデザイナーとして5年間働いていますが、今後は専門領域を広げ、クライアントのニーズに合わせたデザインの提案・作成ができる人材になりたいと考えています。
現在は特定の業界やサービスのデザインを担当することが多く、専門領域が広いとは言えませんが、デザインの基礎的なスキルに磨きをかけてきました。
これまでのキャリアで身に付けたデザインのスキルを活かして幅広い分野で活躍したいと考えているため、更なる知識習得やスキル向上に向けて、資格取得等の勉強に励んでいます。
これまで身に付けたスキルや自身の強みである継続的な学習姿勢を活かして新しい分野でも活躍し、御社に貢献したいと考えています。
マネジメントを行いたいのか、デザイナーとして極めたいのかでキャリアが異なります。これまで取り組んだ業務内容や、ディレクションの経験などをアピールしましょう。
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デザイナーのキャリアプランについて詳しく知りたい人は「デザイナーのキャリアプランとは?キラキライメージがあるけど仕事内容は?」の記事がおすすめです。デザイナーとしてキャリアプランの例文や考え方について解説しています。
【年代別】社内面談でのキャリアプランの書き方・答え方の例文
本章では、社内面談でのキャリアプランの書き方の例文を年代別に紹介します。
若手(新卒~3年目)のキャリアプラン書き方・答え方例文
若手(新卒~3年目)のキャリアプランの書き方・答え方は以下のような例があります。 経験が浅い分、ポテンシャルを最大限アピールできるよう考えてみましょう。
私は3年後までに新規取引先を2倍に増やせる営業職になりたいと考えています。
というのもこれまで営業のメンバーとして既存顧客の開拓に従事し、継続的に目標を達成する中で提案力に磨きをかけてきました。
これまでの営業経験で培ったスキルを活かして、今後は顧客の新規開拓でも成果を残して事業成長に貢献できる人材になりたいと考えています。
そのために、上司の方から営業スキルを学んだり、書籍やセミナーで必要なスキルを学んだりして更なる営業スキルの向上に努めています。
また、お客様の立場になって考えられる顧客対応力を身につけられるよう、週単位で目標を設定しています。
このような取り組みで、営業目標の達成はもちろん新規取引先を目指したいです。
仕事の実績や経験が少ない若手の方は壮大な目標を立てるのではなく、幅広い視野であらゆる知識やスキルを吸収して成長したいことを伝えるといいでしょう。
20代のキャリアプランの選択肢や考える際のポイントについて「キャリアプランが思いつかない20代向け!簡単な立て方と例文を紹介!」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
中堅(30代前半まで)のキャリアプラン書き方・答え方例文
中堅(30代前半まで)のキャリアプランの書き方は以下のような例があります。 20代とは異なり、今までの経験を今後どう活かして組織や会社に貢献するか、という考え方がポイントです。
私はこれまでプロジェクトメンバーの一員として経験を積んできましたが、今後はこれまでのノウハウや身につけたスキルを活かし、3年後にはプロジェクトマネージャーになりたいと考えています。
というのもプロジェクトメンバーとして、円滑なプロジェクト運営に向けてマネージャーを支援したり若手メンバーの育成に携わる中で、今後はチームを率いる側としてより注力していきたいと考えているためです。
プロジェクトマネージャーはマネジメントスキルや育成スキルが必要であるため、現在はコーチングに関する勉強をおこなっています。
また、これまでの業務で「若手社員にノウハウを伝える」「〇〇という方法で売り上げを〇%伸ばす」という取り組みをしてきました。
身に付けたスキルや業務の中で蓄積してきたナレッジを活かして御社に貢献したいと考えています。
ある程度仕事を経験し現場の中核となる中堅は、具体性のあるキャリアプランを考える必要があります。自分のスキルが何かを理解し、市場価値も把握しておきましょう。
「キャリアプランが思いつかない30代向け!面接で使える3ステップを紹介」の記事で、30代のキャリアプランの考え方のコツや例文について紹介しているので、キャリアプランが思いつかない30代の方はぜひ参考にしてみてください。
ベテラン(40代前半まで)のキャリアプラン書き方・答え方例文
ベテラン(40代前半まで)のキャリアプランの書き方・答え方は以下のような例があります。
私はこれまで所属組織の現場リーダーとしての経験を積んできましたが、その経験を活かして5年後までに事業部長という役職を目指したいと考えております。
これまで現場リーダーとして組織運営に携わる中で、メンバーの育成にやりがいを感じてきました。
自分だけでなく組織の成果を最大化するために、部下が働きやすい最適な体制や、成長できる教育方法、クライアントとのスムーズなコミュニケーションが取れるマニュアルづくりなどに取り組みたいと考えています。
現在はこれまでの経験の中で培った知識やスキル、知見を整理しブラッシュアップに努めています。
また、コミュニケーション能力やメンバーの育成力を活かして、事業部長として責任を持って部門全体の成果を高められる人材になりたいと考えています。
管理職としての採用が増えるベテランは、どのような役職を目指すのかを明確にします。目標を達成するための具体的なアクションも伝えるといいでしょう。
女性のキャリアプラン書き方・答え方例文
女性のキャリアプランの書き方・答え方は以下のような例があります。 女性ならではのライフイベントを考慮したキャリアプランを考えるのがおすすめです。
私はこれまでのキャリアで培った営業経験を活かして3年後までに規模の大きい企業と取引ができる人材を目指しています。
これまでのキャリアでは自身の強みである共感性を活かして、お客様の悩みや課題を引き出したり、お客様に寄り添ったりすることで最適な提案をおこなってきました。
今後は大手企業との取引ができる人材になるべく、より難易度が高い業務にもチャレンジしたいと考えています。
そのためには、さらに営業スキルを高める必要があると考えており、育児休暇中には営業やコミュニケーションに関する資格を取得しました。
また、これまでの仕事の中での知見や参加したセミナーで学んだことを活かし、ダイバーシティ推進や女性活躍の取り組みに関与し、御社に貢献したいと考えています。
女性は男性に比べて、どうしてもライフイベントの影響が大きいです。仕事もプライベートも両立して頑張りたいという女性はキャリアコーチングへの相談がおすすめです。
なぜなら、キャリアコーチングに相談することでどうキャリアを積んでいくか、どうプライベートと両立できるかを相談することができるからです。
キャリアコーチングでおすすめなのがマジキャリです。マジキャリは女性のコーチも多く、女性ならではのキャリアの悩みにも対応できることを強みとしています。
今なら無料面談実施中なので気になった人はぜひお問い合わせください。
関連記事
女性のキャリアプランの立て方や職種別・年代別のキャリアプランの例文は「女性のキャリアプランのポイントを年代別に解説!結婚や出産はどう考える?」の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみください。
社内面談でのキャリアプランの3つの考え方
社内面談ではキャリアプランについて尋ねられることがあります。面談でしっかり答えられるよう、以下3つの考え方でキャリアプランを立てておきましょう。
キャリアの棚卸し
1つ目の考え方はキャリアの棚卸しです。
キャリアの棚卸しをするには、これまでのキャリアの中での主な実績や自社に貢献したことを振り返ります。特に、自分が誇りを持てるプロジェクトの参加や達成した目標などを振り返るといいでしょう。
実績などを棚卸しできると、これまでの仕事で身につけたスキル・経験をリストアップしやすくなります。身につけたものは何かを明らかにしたうえで、スキルや経験が今後のキャリアに役立つかを評価しましょう。
キャリアプランを考えるうえで、キャリアの棚卸しは欠かせません。自己分析を通じて、必ずおこなうようにしましょう。自分で進めることが難しい場合は、キャリアコーチングの利用がおすすめです。
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*22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。
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現在の仕事について考える
2つ目の考え方は現在の仕事について考えることです。
「現在どのような業務に取り組んでいるのか」を考え、業務内での役割や抱える責任を明確にしましょう。明確にした後は、業務上の課題や問題点、改善したい点をリストアップします。
また、「どのような場面でやりがいを感じたか」「意欲的に取り組んだ業務は何か」「成功したこと・失敗したことは何か」「苦手だと感じた業務や経験はあるか」なども考えることが大切です。
これらを進めることで、近い将来に達成したい目標や取り組みたいプロジェクトを明確にできるでしょう。
将来やりたいことやなりたい人をイメージする
将来やりたいことやなりたい人をイメージすることが、3つ目の考え方です。
「中長期的に考えて将来どのようなキャリアを歩みたいか」「どのような人材になってキャリアプランを実現したいか」を具体的に考えましょう。例えば、5年後や10年後には、どのような仕事をしていて、どのような生活をしているかをイメージしてみてください。
ビジョンを考えることができたら、ビジョン達成に向けた具体的な目標と目標達成のための行動計画を立てましょう。
また、ビジョンや目標を明確にすれば、達成するために必要なスキル・経験が何かを考え、身につけるべきスキルを獲得するために学ぶこと・取り組むことを計画立てられます。このように具体的に考えることで、社内面談でしっかりキャリアプランを伝えられます。
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まだキャリアプランの立て方があまりピンとこないという方は「最低限抑えておくべき!キャリアプランの立て方とポイントを紹介!」の記事で立て方のポイントについて詳しく解説しているので、ぜひ読んでみてください。
社内面談でキャリアプランが思いつかない場合は?
ここまでキャリアプランの考え方や例文を紹介してきましたが、キャリアプランが思いつかず悩んでしまう方は多いです。思いつかない場合の対処法を解説します。
自己分析を徹底する
キャリアプランが思いつかない場合、まずは徹底的に自己分析をおこないましょう。
これまで取り組んだ業務、現在担当する業務、身につけたスキルや資格、成果や実績をもとに、自分自身の強み、弱み、興味、価値観を理解しましょう。
「どのような業務・場面でやりがい・喜びを感じるか」「どのような業務でストレスを感じるか」も考え、価値観を明確にしていきます。
また、仕事面だけでなく、プライベートの自分についても分析し、仕事とプライベートのどちらを重視したいのか、給与とやりがいのどちらを重視したいのかなど、譲れない条件を考えると、価値観がわかりやすいです。
自分への理解が深まることで、「どのようなことが好きなのか」「やりたいことは何か」などがわかるようになってきます。
自己分析は「経験の棚卸し→強みの整理→価値観を理解→目標を設定」のような手順で進めると取り組みやすいです。
先輩社員や上司に相談する
先輩社員や上司に相談することも、対処法のひとつです。
キャリアプランについての相談はさまざまなメリットがあります。
例えば、仕事の意欲のアップが期待できます。自分自身が取り組む仕事や姿勢を見てくれている先輩社員や上司に相談すると、自分の適性や必要なスキルなどが明確になることが多いです。新たな視点でアドバイスをもらえることもあるでしょう。何をすべきかがわかると、仕事への意欲が高まります。
また、適性や必要なスキルなどがわかると、目指したいキャリアが明らかになるメリットもあります。
先輩や上司に相談するときは、適切なタイミングで声をかけるようにしましょう。忙しいときに声をかけるのは避けることが大切です。声をかけるときは「相談したいことがあるのですが、後ほどお時間をいただいてもよろしいでしょうか」などとスケジュールの確保をお願いしましょう。メールで連絡する手段もあります。
相談の場では、結論から話します。その後、具体的な質問を投げかけましょう。何を質問・相談したいかは事前に考えておきます。相談後は感謝の言葉を忘れないように心がけましょう。
上司や先輩からのアドバイスを鵜呑みにすることは厳禁です。自分のことは自分にしかわからないため、アドバイスは考えに取り入れる程度におさめましょう。
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内定率
*22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。
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社内研修や資格取得に取り組む
おすすめの対処法として、社内研修や資格取得に取り組む方法があります。
新しい知識やスキルを習得することで、新たな視点が生まれたり活かせる仕事が増えたりして、キャリアの選択肢が広がります。
企業ごとに異なりますが、社内研修には以下のようなものがあります。
- e-ラーニング
- OJT・OFF-JT
- グループワーク
- 階層別研修
- 職種別研修
- テーマ別研修
資格はあらゆる仕事に活かせるものや、興味のある分野のものを探してみましょう。キャリアアップにおすすめの資格の例は以下の通りです。
- 宅地建物取引士
- ファイナンシャルプランナー
- 行政書士
- MOS
- 簿記
- 社会保険労務士
具体的な目標と計画を立てる
具体的な目標と計画を立てることも、思いつかないときにすべきことのひとつです。
「具体的」「測定可能」「達成可能」「仕事に関連性がある」「時間の制約がある」という原則のある「SMART」に基づいて考え、具体的な目標を立てます。
目標を立てる際は、目標達成のための行動計画も立てます。目標・計画を考えられると、日々の業務に意義を持ちやすくなります。
キャリアコーチングサービスに相談する
キャリアコーチングサービスに相談することも、おすすめの対処法のひとつです。
キャリアコーチングサービスは、専門的な知識や経験を持つキャリアコーチが個別の悩みや状況に合わせたアドバイスをしてくれるサービスです。
キャリアコーチを選ぶポイントは以下の通りです。
- 期間や費用の条件が合うかチェックする
- コーチの経験・実績を確認する
- キャリアに関する知識が豊富かチェックする
- 無料相談を受けられるか確認する
4つのポイントをチェックして、複数のキャリアコーチングサービスを比較し利用するものを決めましょう。
キャリアコーチングサービスの中でもおすすめしたいのは、マジキャリです。マジキャリを運営しているアクシス株式会社は転職エージェント事業も運営しているため、社内のキャリアノウハウが豊富にあります。あなたのキャリアプラン作成のために役立つでしょう。
現在、マジキャリでは無料面談実施中です。気になった人はぜひ一度お問い合わせください。
まとめ
個人で能力開発・キャリアップをしなければいけない現代では、キャリアプランを作ることが必須です。キャリアプランが明らかになると、仕事への意欲が高まったり、充実した日々を送れたりなどのメリットがあります。
キャリアプランを1人だけで考えると、視野が狭くなってしまったりなかなか思いつかなかったりなど、悩みが出てくるでしょう。自分自身のキャリアをいいものにするためにも、専門家の意見やアドバイスを受けることが非常に大切です。
マジキャリでは、キャリアのプロが自己分析からキャリアプラン作成のサポートをおこないます。ぜひ一度相談してみてください。
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