ニート・無職向け転職エージェントランキング
ニート・無職向け転職エージェント人気ランキング5選を紹介します。
それぞれの特徴を比較して、転職エージェント選びの参考にしてみてください。
1位:UZUZ
UZUZは、20代の既卒者や第二新卒者、ニートやフリーターへの支援を専門とする転職エージェントです。
創業者自身が新卒で入った会社でのパワハラで早期退職し、転職活動に苦労した経験があり、若者が生き生きと働ける支援をしたいとサービスを作りました。
またキャリアアドバイザーも全員、若手時代に苦労した経験を持っているため、同じ目線で理解の深いアドバイスをしてくれます。
さらに、応募企業1社ごとの書類添削や面接対策など、手厚いサポート体制が大きな魅力ポイントです。
カウンセリングにもじっくり時間をかけるため、ミスマッチの確率が非常に低く、入社3ヶ月後の定着率は96%を誇っています。
求人はIT・Web業界における営業職やエンジニア職が多い傾向にあります。
| 運営会社 | 株式会社UZUZ |
|---|---|
| オフィス所在地 | 東京・大阪・北海道 |
| 対応エリア | 全国だが、求人は首都圏が多め |
| 向いている人 | ・経歴に自信がない20代 ・親身で手厚いサポートを受けたい人 ・IT業界に興味がある人 |
| 求人掲載数 | 正確な求人数は不明だが、取引社数は3,000社以上 |
転職が不安なのは当たり前!理由と不安を解消する対処法を徹底解説
2位:ハタラクティブ
ハタラクティブは、ニートや無職、正社員としての就業経験が乏しい20代へのサポートを強みとしています。
正社員未経験・正社員歴の浅い人の就職を12年以上サポートしている大手人材企業のレバレジーズグループが運営しているので、豊富なノウハウがあり安心です。
実際にスタッフが企業を訪問して調べた優良企業のみを紹介しているため、理想に近い職場が見つけやすく、ブラック企業も避けられます。
加えて丁寧な選考対策が特徴で、書類通過率は96%以上、内定率80.6%以上と高い成果を記録しています。
やり取りは、メールや電話以外にLINEが使えるため、気軽に連絡できる点も特徴です。
| 運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
|---|---|
| オフィス所在地 | 東京 |
| 対応エリア | 北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・九州 |
| 向いている人 | ・サポート歴が長く安心できる会社がよい人 ・経験ゼロから正社員を目指す人 ・丁寧なサポートとスピード感も重視したい人 |
| 求人掲載数 | 5,490※2025年11/4時点 |
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ハタラクティブの面談内容や退会方法については「ハタラクティブの退会方法!解約前に確認すべき内容を徹底解説」で詳しく解説しています。
3位:マイナビジョブ20s
マイナビジョブ20'sは、新卒分野で業界No.1の実績を持つマイナビグループが展開する20代向けの就職エージェントサービスです。
未経験可の求人が75%以上を占め、20代であれば既卒やニートでも応募できる求人が豊富にあります。
加えて、キャリアアドバイザーは20代の就職・転職市場や、あらゆるタイプの求職者が就職・転職をできる方法を熟知しているので安心です。
また、世界中で数千万人が受検する適性診断を作っているプロバイダーの協力により作られた精度の高い「マイナビジョブ20's適性診断」を受けられるのも魅力です。
自分に適した企業を見つけやすく、入社後3ヶ月の定着率は95%を上回っています。
| 運営会社 | 株式会社マイナビワークス |
|---|---|
| オフィス所在地 | 北海道・東京・愛知・京都・大阪・兵庫・福岡 |
| 対応エリア | 全国 |
| 向いている人 | ・大手の安心感や求人の幅広さを重視する人 ・信頼度の高い適正診断で自己分析を深めたい人 ・初めての就職・転職で不安な人 |
| 求人掲載数 | 6,440※2025年11/4時点 |
4位:キャリアスタート
キャリアスタートは、2012に設立してから一貫して第二新卒や既卒、ニートなど若手層の就職支援に専念しています。
10年以上の支援経験で蓄積されたノウハウと、独自ツールによる自己分析・適性検査が特徴的です。
内定率86%・入社後定着率92%という成果を記録しています。
また、高待遇の求人を揃えているのも魅力ポイントで、年収アップ率は83%を達成しています。
さらに同世代の求職者と交流できるイベントや、入社後の転居サポートも充実しており、選考対策以外のサービスも重視する人に適した転職エージェントです。
| 運営会社 | キャリアスタート株式会社 |
|---|---|
| オフィス所在地 | 東京・大阪・福岡 |
| 対応エリア | 全国だが、求人は首都圏・関西圏に偏りがある |
| 向いている人 | ・経歴が浅いまたはゼロの若手 ・地方から首都圏や関西圏に移住して働きたい人 ・同じ境遇の求職者と交流する機会が欲しい人 |
| 求人掲載数 | 非公開 |
5位:第二新卒エージェントneo
第二新卒エージェントneoは、ニート・無職を含む20代向けに、未経験でも応募できる求人を中心に取り扱う転職エージェントです。
最大の特徴は、一人ひとり丁寧に時間をかける選考対策で、書類選考の通過率94.7%を誇ります。
有名企業から人気の高い職種の求人まで幅広く揃えており、平均して113万円の年収アップを達成しています。
ニートや無職で学歴や職歴に自信がなくても、大手企業や希望職種への就職に安心して挑戦できる環境です。
また、スピード感を持ったサービスにも強みがあり、内定まで最短2日の実績があります。
| 運営会社 | 株式会社ネオキャリア |
|---|---|
| オフィス所在地 | 東京・大阪・福岡 |
| 対応エリア | 全国 |
| 向いている人 | ・経歴に自信がないけど高待遇や大手企業に就職したい人 ・初めての就職・転職で不安な人 ・スピード感を重視する人 |
| 求人掲載数 | 約12,000※2025年11/4時点 |
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転職エージェントを利用する賢く使う方法や無料で使える理由については「転職エージェントは使うな?裏事情や賢く使う方法、メリット・デメリットを解説」「転職エージェントの費用が無料で使える理由は?料金がかからない理由を解説」で解説しています。
ニート・無職におすすめの就職サイト3選
続いては、ニート・無職におすすめの就職サイト3選を紹介します。
転職エージェントのようにキャリアアドバイザーのサポートはありませんが、さまざまな求人を調べて比較するには就職サイトの併用もおすすめです。
以下の3社は全て、幅広い業界・職種に対応しています。
doda
dodaは業界2位の大手就職サイトであり、リクナビNEXTとあわせて登録しておきたいサイトです。
大手・優良企業を中心に多様な業界・職種の求人があり、月曜・木曜更新の新着求人や毎週更新される求人特集もあります。
「社会人未経験」や「社会人歴不問」の求人も多いので、ニートや無職でも豊富な選択肢があります。
Re就活
Re就活は20代専門で、リクナビNEXTやdodaが総合型なのに対し、特化型の就職サイトです。
対象者は20代の第二新卒や既卒、ニート、フリーターです。
求人を探しやすいように、高卒向けや女性向けなどの特設ページも設けられています。
「気になる」を送った企業から応募歓迎の反応がある場合は、面接の前にチャットで気軽にやり取りし、質問できる便利な機能もありますよ。
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、129万件以上と最大級の求人数を誇る就職サイトです。
加えて求人検索にはこだわり検索機能があり、細かい条件に沿って求人を探せるため、使いやすさも抜群です。
就職サイト選びに迷ったときは、リクナビNEXTに登録しておけば間違いありません。
求人が圧倒的に多いので、ニートや無職でも希望にあう求人を探しやすいですよ。
30代のニート・無職におすすめの就職サイト
30代のニート・無職の人には、dodaとリクナビNEXTの利用がおすすめです。
業界1位と2位の就職サイトでどちらも求人数と幅広さが圧倒的なので、応募先の選択肢が広がります。
正直なところ、30代で正社員や社会人経験がない場合や無職の期間が長い場合、転職エージェントでは紹介してもらえる求人が見つからない可能性があります。
しかし、求人数が多い就職サイトであれば、自分で希望条件と照らし合わせながら探せるのが利点です。
その他、ハローワークを併用して選考対策や就職サポートを受けるのもおすすめですよ。
40代のニート・無職向け就職支援
40代のニート・無職がサポートを受けられる転職エージェントはあまりないですが、おすすめの就職支援があります。
どちらも無料で利用可能なので、参考にしてみてください。
ハローワーク
ハローワークは、厚生労働省による公共職業安定所で、全国に500ヶ所以上の事業所があります。
求職者はハローワークで、就職活動の進め方や仕事の選び方などの相談ができ、全国ネットワークを活用した職業紹介が受けられます。
また、年代別の就職支援セミナーやイベントがあり、40代のミドル層向けのサポートもあるので便利です。
サポートステーション
サポステと呼ばれる「地域若者サポートステーション」は、厚生労働省が委託する就職支援機関で、40代でも利用できます。
特に無職状態のニートの人を対象に就職を支援し、現場に定着するまでバックアップしてくれます。
サポートステーションは全国179ヶ所にあり、総利用件数は約49万件、就職率は約73.7%と比較的高い水準です。
また、就職に役立つ各種セミナーやビジネスマナー講座、コミュニケーション講座、就業体験なども揃っています。
ニートや無職向け転職エージェントの選び方
ニートや無職が転職エージェントを選ぶ際のポイントは以下の4つです。
比較ポイント1:ニート・無職向けの求人の豊富さ
まず見るべきは、ニートや無職に強みがある転職エージェントかどうかです。
ニートや無職に強みがある転職エージェントでなければ、求人の選択肢が少なくなってしまいます。
公式サイトに「ニート・無職のサポート」「未経験歓迎の求人多数」などの文言や、実績に関する情報があるかを確認しましょう。
具体的には、以下のようなポイントに注目するのがポイントです。
注目ポイント
- 就職・内定率
- 定着率
- 未経験OKの求人の割合
- 未経験者の転職成功事例
- フリーター・ニートの支援実績数
信頼できる情報が多ければ多いほど、ニートや無職の人でも安心して利用できます。
比較ポイント2:スキルアップ支援サービスの有無
ニートや無職の人は、経験が少ないもしくは全くないために自信がなくて不安な人が多いので、スキルアップ支援がある転職エージェントがおすすめです。
例えば、ビジネス場面でのコミュニケーションスキル研修や就職・転職に役立つ資格取得支援、エンジニア・AIスキルが身に付く学習サービスなどです。
特に経歴が少ないニート・無職の人は、就職・転職に有利なスキルや知識を身に付けられれば、自信がついて自己アピールもしやすくなります。
比較ポイント3:口コミ・評判が良いか
ニートや無職に強みがあるといっても、実際の利用者はどう感じたのか、良い口コミ・評判があるかどうかを調べてみましょう。
当然、公式サイトには良い面しか書きません。
ニートや無職の人が就職・転職を成功させるには、サポートの丁寧さや同じ目線で的確なアドバイスをくれるかが重要です。
GoogleやYahoo!知恵袋、転職エージェントの口コミサイトなどから、実際の利用者の口コミを探してみてください。
ただし口コミは個人の意見であり、全ての人に当てはまるわけではないため、鵜吞みにし過ぎないようにしましょう。
色々な意見を比較して、多角的に判断してみてください。
比較ポイント4:アフターサポートの有無
ニートや無職の人は、入社後への不安が一般の人より大きいことが多いので、アフターサポートがしっかりある転職エージェントかどうかも重要です。
具体的には、入社後の定期面談や継続的に利用できるLINE・メール相談、企業とのトラブル時の仲介などがあります。
初めての正社員もしくは長期ブランク後の新しい職場で、悩みが生まれたときに継続して相談できれば、安心して働けます。
公式サイトや口コミから、アフターサポートに関する情報を収集しましょう。
関連記事
転職エージェントの選び方についてさらに詳しく知りたい人は「転職エージェントの選び方完全ガイド|選び方とおすすめエージェントを徹底解説!」もチェックしてみてください。
ニート・無職の人が転職エージェントを利用するメリット
ニート・無職の人が転職エージェントを利用するメリットは、以下の6つです。
無料で相談・求人紹介から選考対策までサポートしてもらえる
転職エージェントは企業に人材を紹介し、採用が決まったら報酬をもらうビジネスモデルのため、求職者に費用は一切かかりません。
経済的に不安定な状態が多いニートや無職の人にとって、安心して利用できるポイントです。
無料で受けられるサポートは転職エージェントによって異なる部分もありますが、一般的に以下の内容が含まれます。
無料サポートの内容
- カウンセリングや適性検査
- 非公開求人を含めた求人の紹介
- 企業の細かい裏情報の提供
- 応募書類の対策
- 面接対策・模擬面接
- 内定後の企業との条件交渉や日程調整
- 入社後のアフターフォロー
完全無料なうえに非常に手厚いサポートが受けられるので、安心して就職・転職活動に取り組めます。
自分にあう仕事を一緒に探してもらえる
転職エージェントを利用すれば、向いている仕事が全くわからないニート・無職の人でも、キャリアアドバイザーが一緒に仕事を探してくれます。
働いた経験がない、または長い間仕事から離れていた人は「何がしたいかわからない」と悩む人が多いです。
しかし転職エージェントに相談すれば、丁寧なヒアリングで求職者の性格や強みを理解し、挑戦しやすい職種や環境を探してくれます。
マジキャリブログの独自調査による口コミにも、希望が明確でない人が転職エージェントを使って、興味のある仕事を見つけられたという声があります。
評判・口コミ
転職エージェントに相談すると、自力では気づけない自分のアピールポイントや理想像がわかるようにもなりますよ。
ブランクに理解のある企業を紹介してくれる
ニートや無職に強みがある転職エージェントは、ブランク期間の有無や経歴ではなく、ポテンシャル重視で判断をする企業の求人を多く取り扱っています。
例えば、経験よりも吸収力が速くやる気のある若手を中心に採用している企業や、再スタートを応援する企業などです。
また、転職エージェントは非公開求人も紹介してくれるので、自力では出会えない良い求人に出会える可能性も上がります。
「社会に戻る・出る」不安に寄り添ってもらえる
就職活動への緊張や人間関係への不安など、ニートや無職特有の不安に寄り添ったサポートが受けられます。
ニート・無職向け転職エージェントの担当者は、メンタル面のケアも考慮しながら、焦らずに自信をつけられるようサポートしてくれます。
例えば、心理的ストレスを減らすためにゆっくり進めてくれたり、強みや得意分野の洗い出しから始めて自己肯定感を高めてくれたりなどです。
初めての就職や社会復帰において、伴走してくれる存在がいるだけで孤独を感じずに就職活動を進められます。
好印象な空白期間の説明方法を教えてもらえる
転職エージェントは、企業の採用担当者に空白期間について好印象な説明ができるようにアドバイスしてくれます。
ニートや無職の人は「空白期間をどう説明すればよいかわからない」という悩みが非常に多いです。
しかし、ニート・無職向け転職エージェントはこれまで蓄積したノウハウや支援実績から、空白期間の説明方法を熟知しています。
プロのノウハウを教えてもらえば、マイナスに捉えられる可能性がある点をプラスな表現に変えるスキルが身に付きます。
経歴に囚われずに上手な自己アピールができるようになるので、内定獲得率がアップしますよ。
継続的にフォローアップをしてもらえる
転職エージェントは、不採用が続いたとしても内定を獲得するまで継続的にフォローアップしてくれます。
ニート・無職の人は経験やスキルが豊富な人と比べると、就職・転職活動が長期戦になるケースが多く、自力でおこなうと挫折してしまう人も多いです。
しかしニート・無職向け転職エージェントでは、不採用でもモチベーションを保てるように、なぜ受からなかったのかをフィードバックして改善対策を丁寧に教えてくれます。
キャリアアドバイザーの励ましと改善に向けたサポートがあれば、諦めずに続けられます。
関連記事
おすすめの転職エージェントについては「【決定版】おすすめ転職エージェントは「この3タイプ」だけ!」「既卒向けおすすめ就職エージェント!就活にぴったりなサービスを厳選紹介」でも紹介しているので、あわせて参考にしてみてください。
ニート・無職の人が転職エージェントを利用するデメリット
ニート・無職の人が転職エージェントを利用する際は、以下3つのデメリットもあります。
理想が高くなり決断が遅くなる場合がある
転職エージェントを使うと、理想が高くなり過ぎて判断を先送りしてしまうケースもあります。
キャリアアドバイザーが企業の詳細データや分析情報を教えてくれるために、かえって基準が上がり「さらに良い条件の求人が出てくるかもしれないから待とう」という考えになる人が多いからです。
特にニート・無職の人は「長く働けなかったらどうしよう」と不安を抱える人が多いですが、あまり判断を後回しにしていると、好機を逃してしまいます。
100点満点を追求しすぎず、80点の選択肢が見つかれば積極的に挑戦しましょう。
優先順位の高い条件を3つに絞って決めたり、決断するまでの期限を決めたりすると、判断しやすくなりますよ。
キャリアアドバイザーに依存しすぎて自己解決能力が下がる場合がある
ニート・無職の人は社会に出る不安が大きく、全てをキャリアアドバイザーに頼りたくなる傾向があり、自己解決能力が下がる場合があります。
必要以上に依存してしまうと主体性や決断力が養われず、職場でも自己解決ができなくなる可能性があるので、注意が必要です。
主に以下の点を意識して、依存しすぎないようにしましょう。
依存を避けるポイント
- 紹介された求人の企業研究を自分でもおこなう
- 紹介される求人だけでなく自分でも検索機能や他社サイトで色々な求人を調べてみる
- 重要な判断はキャリアアドバイザーに委ねずに自分の意思で決める
キャリアアドバイザーに全て任せきりにせず、自分で考える時間を作り、意見を持つように心がけてくださいね。
企業とのコミュニケーション力が身に付きにくい
企業とのやり取りは転職エージェントがおこなうため、コミュニケーション力が身に付きにくく、入社後に困る可能性があります。
企業の人とのコミュニケーションが不安なニート・無職の人は、ビジネスマナー講座を受けたり、本を買ったりして基礎を学んでおくと安心です。
また、転職エージェントを利用すると企業の人事担当者や社員と関わる場面が制限されるため、実際の雰囲気を知る機会も減ります。
企業見学や懇親会などがあれば参加するとリアルな様子を知れるので、キャリアアドバイザーに聞いてみてください。
ニート・無職向け転職エージェントを利用する主な流れ
ニート・無職向け転職エージェントを利用する主な流れは以下の通りです。
転職エージェントを選定・登録する
気になる転職エージェントを決めたら、まずは公式サイトから必要情報を登録します。
登録に必要な情報は氏名や希望職種、連絡先などの基本情報で、大体1分以内には完了する場合が多いです。
ニート・無職向け転職エージェントもそれぞれ得意な職種や求人の対象エリア、サポート内容などが異なるので、自分に合いそうなものを選定してくださいね。
もちろん、掛け持ち利用も問題ありません。
初回面談を受ける
登録が完了すると担当者から連絡が来て、初回面談の日程を決めるのが一般的です。
最近ではオンライン対応でわざわざ出向く必要もなく、自宅からおこなえるケースが多いです。
初回面談の所要時間は平均1時間ほどで、ニート・無職期間の状況や今までの経歴、希望条件などをヒアリングします。
なるべく理想に近い求人を紹介するためのヒアリングなので、素直に話すのが重要です。
面談後にその場で求人を紹介してくれる場合もあれば、後日の紹介になる場合もあります。
キャリアアドバイザーとの面談は面接ではありません。リラックスして話してくださいね。
ニート・無職ならではの不安や悩みも、素直に伝えて相談に乗ってもらいましょう。
正直な思いを伝え、自分を深く知ってもらうと、より的確なアドバイスやサポートが受けられます。
関連記事
転職エージェントとの面談内容や服装などについては「転職エージェントとの面談は何を話す?流れや服装・注意点を徹底解説」で詳しく解説しています。
履歴書や職務経歴書をアドバイスを受けながら作成する
キャリアアドバイザーから紹介してもらった求人の中から気になる企業を決めたら、履歴書や職務経歴書を準備します。
初めての就職で全く書き方がわからないニート・無職の人でも、キャリアアドバイザーが作成方法を教えてくれるので安心です。
ブランク期間の記載方法や、学歴・アルバイト経験のアピール方法なども具体的に指導してもらえます。
面接対策を受ける
応募企業の書類選考が通ったら、次は面接対策です。
転職エージェントでは、模擬面接や想定質問への答え方など、実践的なサポートを受けられます。
特にニート・無職の人がつまずく空白期間の伝え方も、ポジティブな印象にするコツを教えてくれるので、自信を持って本番に挑めます。
仮に面接に落ちたとしても、基本的に面接後のフィードバックが受けられるので、次回に向けて改善が可能です。
内定を受けたら入社する
面接後、無事に内定を獲得したら、キャリアアドバイザーが入社日の調整や条件交渉をしてくれます。
勤務開始までの準備や、初出勤時の不安についても相談できるため、最後まで安心です。
また、入社後の定着を支援するアフターフォローを整えているエージェントも多いので、働き始めてからの悩みも相談可能です。
ニート・無職が転職エージェントを上手く活用するコツ
ニート・無職が転職エージェントを上手く活用するコツは以下の5つです。
就職・転職を成功させるためにも、各コツを押さえておきましょう。
就職意欲の高さをアピールする
ニート・無職の就活では、キャリアアドバイザーに「仕事への前向きな姿勢がある」と思ってもらうのが重要です。
キャリアアドバイザーは同時に多数の求職者に対応しているのが一般的なので、就職への熱意が大きい人ほど優先的にサポートしてもらえる可能性があります。
特に「何でもいいです」や「何がしたいのかわからないので、全てお任せします」などの投げやりな発言は避けましょう。
「まだ希望職種は明確ではありませんが、人に関わる仕事に興味があります」や「長く活躍できるようにITのスキルを身に付けたいです」など、ざっくりでもいいのでやる気を伝えるのが大切です。
明確な希望条件が決まっていなくても、将来どのようになりたいのか、どのようなスキルを身に付けたいのかなどを伝えて意欲の高さをアピールしてみてください。
速いレスポンスを心がけてスケジュールを守る
書類の提出期限や決められたスケジュールは必ず守り、メールは最低でも24時間以内に返信しましょう。
スケジュールの厳守やレスポンスの速さは、真摯に業務へ取り組める印象を与えられ、信頼できる人材として企業へ推薦してもらえます。
逆に、返答が遅い人やスケジュールを守れない人は優先度を下げられてしまう恐れがあります。
就職における軸はしっかり持っておく
転職エージェントを上手く活用するには、就職先に求める希望や条件をはっきりさせておきましょう。
入社後のビジョンが不明瞭なまま就職活動をしても、志望先を決められません。
ニート・無職の人で社会経験がなくどのような職場がよいかわからない人は、自己分析から相談に乗ってもらい、明確にしていっても構いません。
求人への応募を決める前までに、就職における軸を確立させましょう。
仮に希望とかけ離れた求人を紹介された際は、断っても問題ありません。
入社後に後悔しないためにも自分の軸をしっかり持ち、納得のいく求人へ応募しましょう。
担当者と相性が悪いと感じたら変更を依頼する
キャリアアドバイザーとの相性が悪いと感じたら、遠慮なく変更を依頼しましょう。
転職エージェントの利用は、人と人とのコミュニケーションなので、どうしてもキャリアアドバイザーとの相性が良くないケースもあります。
例えば、あなたの思いを理解してくれずに希望とは異なる求人ばかり紹介してきたり、連絡が遅くてスケジュール管理がしづらかったりなどです。
相性が悪いと感じながら我慢して就職・転職活動を進めると、貴重な時間を無駄にしてしまう可能性があります。
転職エージェント側も担当者の変更には寛容なので、相性が悪いときは安心して依頼しましょう。
またメールやLINEなど、担当窓口へ気軽に依頼できる体制が一般的ですよ。
複数の転職エージェントを併用する
転職エージェントは最初から1社に絞るのではなく、2〜3社を並行利用し、最も使いやすいものに決めるのが普通です。
サービス内容の違いもありますが、何よりキャリアアドバイザーの質や相性が結果に大きく関わるためです。
相性の悪いキャリアアドバイザーのまま就職・転職活動を進めると、モチベーションの低下や紹介求人のミスマッチにつながります。
しかし複数の転職エージェントに登録して比較検討すれば、自分に適したキャリアアドバイザーを効率的に見極められるので、成功率も上がります。
加えて、専門とする業界や職種も異なるので、自分の方向性にあわせて使い分けると仕事の選択肢が広がりますよ。
☞フリーター・ニートに強い転職エージェント
関連記事
転職エージェントを掛け持ち利用するメリット・デメリットについては「転職エージェントは複数の掛け持ち利用ができる?併用するメリット・デメリットを解説」をご参照ください。
ニート・無職が転職エージェントを利用する注意点
ニート・無職が転職エージェントを利用する際は、以下のような注意点もあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
転職エージェントの連絡を無視しない
転職エージェントからの連絡は無視しないようにしましょう。
ニート・無職の状態から就職・転職活動を始めると、最初は気持ちが不安定になったり、電話やメールの対応が負担に感じたりして連絡を無視してしまう人もいます。
しかし、転職エージェントからの連絡を無視し続けると、今後サポートや求人紹介が受けられなくなる可能性があります。
返信が難しい場合は「一度少し休みたい」「1人で考える時間がほしい」など誠実なコミュニケーションを心がけるのが重要です。
紹介された求人は必ず自分でも調べる
キャリアアドバイザーから紹介された求人だからといって過信せず、自分でも企業研究をしましょう。
例えば「未経験歓迎」や「正社員デビューOK」と求人情報に書かれていても、想像以上にハードな職場だったり、合わない環境だったりも考えられます。
公式サイトやOpenWorkや転職会議などの口コミサイトで企業の評判や働き方、福利厚生を確認し、自分の価値観と合うかを見極めましょう。
ニート・無職の期間が長い人ほど、無理のない職場選びが大切ですよ。
生活リズムが崩れたまま活動しない
ニート・無職の人で長期間働いていない場合、昼夜逆転や不規則な生活になってしまっているケースも多いですが、就職・転職活動と同時に改善しましょう。
就職・転職活動をスムーズに進めるためには、面接の時間帯や職場を意識した規則正しい生活リズムが欠かせません。
生活リズムが崩れたままだと、転職エージェントとの面談をはじめ、企業との面接の時間に起きられなかったり、集中力が保てなかったりします。
まずは毎日同じ時間に起きるように心がけたり、日中に外出する機会を作ったりなどから始めてみてください。
転職エージェントへの登録をしたら、少しずつでもよいので生活リズムを整え、いつでも働けるようにしておきましょう。
ニート・無職向けの転職エージェントに関するよくある質問
ニート・無職向けの転職エージェントに関するよくある質問と回答をまとめました。
30代のニート・無職でも転職エージェントは利用できる?
30代のニート・無職の人でも利用できる転職エージェントはあります。
ただし、ハイクラスの企業を取り扱う転職エージェントでは経歴が重要視されるため、求人の紹介を受けられない可能性が高いです。
また20代と比べると就職難易度は高くなるので、転職エージェントのみに絞らず、ハローワークやジョブカフェも併用してみると選択肢が広がります。
ニート・無職が内定を獲得するのは難しい?
職歴が全くないニート・無職の場合、内定獲得が難しくなる現実はあります。
したがって就職活動が長期化する覚悟を持ち、何度か選考で落ちても諦めないことが大切です。
また、未経験歓迎や経歴不問の求人を中心に応募したり、面接で熱意と長く働く意思が伝わるアピールをしたりしましょう。
加えて、就職・転職に役立つ資格やスキルを身に付けるのもおすすめです。
ニートが許されるのは何歳まで?
ニートは、15歳から34歳までの未就労・未就学の人を指すのが一般的です。
35歳以上は中年無業者として括られ、「中年ニート」や「高齢ニート」とも呼ばれます。
何歳まで許されるかという明確な定義はありませんが、多くの企業で35歳がキャリア形成の節目と考えているため、35歳から就職の難易度が一気に上がります。
転職で1番しんどい時期はいつ?
dodaのアンケート結果によると、77.4%が「内定・入社後に不安を感じた」と回答しています。
また33.7%が転職初日、次いで27.6%が内定後〜入社前が不安だったと回答していることから、転職活動中ではなく内定後が最もしんどい時期といえます。
参考:doda
高卒ニートでも転職エージェントを利用できる?
ニート・無職対応の転職エージェントであれば、一般的に学歴関係なく利用できます。
ただし、ハイクラスや経験者向けの転職エージェントは、学歴・職歴の要件が厳しいため登録自体できない可能性が高いです。
本記事で紹介した中で特に高卒の人におすすめの転職エージェントは、ハタラクティブと第二新卒エージェントneoで、就職サイトはdodaです。
ニート・無職でも就職しやすい業種は?
経歴ゼロのニート・無職でも特に就職しやすい業種は以下の7つです。
就職しやすい業種
- 配達員
- 介護職
- 警備員
- 倉庫や工場の軽作業スタッフ
- 清掃員
- 営業職
- IT業界
各業種の共通点は人手不足の業界や、今後の需要が高い点です。
また、中でも倉庫や工場の軽作業スタッフや清掃員は、スキルがなくても挑戦しやすい職業です。
AIやロボットによる代替が懸念される業界もありますが、スキルを磨いて管理側に回ったり、機械を使いこなす知識をつけたりすると太く活躍できますよ。
ニート・無職でも利用しやすい転職エージェントは、以下の5つです。
おすすめ転職エージェント
それぞれの特徴と自分の求めるものを照らし合わせて選びましょう。
また、転職エージェントは1つに絞らずに複数を同時に利用し、自分に合うキャリアアドバイザーに出会うのが成功への近道です。
本記事で紹介したニート・無職が転職エージェントを上手く活用するコツも押さえながら、就職・転職活動を進めましょう。
☞フリーター・ニートに強い転職エージェント
また、転職者186万人のビッグデータを利用した適性年収がわかるツール「年収査定」や、人気企業上位300社の中から転職できる可能性のある企業を診断する「合格診断」など独自ツールも豊富です。