リーダー看護師の3つの役割
本パートでは、リーダー看護師の3つの役割について解説していきます。
1,チームのまとめ役
看護師の仕事は基本的にチームでおこないます。そのため、リーダーがチームのまとめ役となりチーム全体を管理しなければなりません。
リーダー看護師がチームのまとめ役となる場面
- 受け持っている患者の割り振りをするとき
- 緊急入院や予定外の転入に対応するとき
- 割り込みの検査や処置があるとき
- 患者の急変などトラブルが発生したとき
仕事をチームの看護師それぞれに割り振るときは、個々の能力を正しく把握しそれに合わせた割り振りが重要です。
例えば、新人看護師は仕事に慣れていないため、先輩看護師の目が届く範囲に配置するなどの配慮が必要です。
また、病棟の状況を確認しながら一部の看護師に仕事が集中しないよう配慮をしなければなりません。
チームのまとめ役をうまくこなすポイント
- 看護師の状況は常に変化します。積極的にコミュニケーションを取り、個々の状況を確認しておきましょう。
個々の状況を把握しておくことで、イレギュラーな事態が発生したときでも誰が対応できるかすぐに判断することができます。 - 割り振りを考えるときは、前日に誰がどの患者を担当していたかを参考にすることができます。
担当していた看護師に任せたほうが、患者の状況をよく理解しているため小さな変化にもすぐに気付いてくれます。
2,部署間・病棟間の橋渡し役
リーダー看護師は他部署や病棟間の橋渡し役を担います。
リーダー看護師が橋渡し役となる場面
- 医師から看護師へ患者の治療に関する追加の指示や変更があるとき
- 看護師から医師へ指示を求めるとき
- 患者の転入や転出、病棟間の移動があるとき
- 他部署とのスケジュール調整が必要なとき
患者の治療は医師や臨床検査技師、リハビリ専門職など他部署と協力しておこないます。
患者の治療がスムーズにおこなえるよう、他部署・病棟間と連絡を取りスケジュール管理することがリーダー看護師の大切な仕事の一つです。
橋渡し役をうまくこなすポイント
スムーズな調整をおこなうためには病棟全体の状況を把握することが大切です。
業務上の都合のみならず、患者へ負担をかけないか、スタッフが不在の時間帯で他の患者の治療に影響が出ないかなど患者のことを考えた調整を心掛けましょう。
3,チームメンバーのサポート役
リーダー看護師はチームメンバーの精神的な支えです。チームメンバーが困っているときにサポートする役割を担います。
リーダー看護師がサポート役となる場面
- チームメンバーから業務調整の相談があったとき
- 業務が進んでいないメンバーがいるとき
- 緊急入院や急変などのトラブルが発生したとき
- インシデントやクレームが発生したとき
業務分担をおこなっても個々のスキルや患者の状態によっては計画通りに進まないことがあります。
特に新人看護師や経験の浅い看護師は判断に迷ったり落ち込むことが多いです。そのような看護師をサポートし、一人前の看護師に育てることもリーダー看護師の重要な役割です。
リーダー看護師から積極的にコミュニケーションを取り、精神面からチームメンバーをサポートしましょう。
サポート役をうまくこなすポイント
- 患者のモニターアラームが鳴り続けるときや何度もナースコールがあるときは、担当のメンバーが困っている可能性があります。
すぐに駆けつけ「困っていることはないか」などこまめにコミュニケーションを取るようにしてください。 - インシデントやクレームが発生したあとは落ち込みやすいです。メンバーが落ち込んでいるときは責めることなくフォローすることが大切です。
看護師のリーダーの業務内容
本パートでは、リーダー看護師の業務内容について解説していきます。リーダー看護師の業務内容は以下の通りです。
役割 | |
---|---|
まとめ役 | チーム全体の業務の管理、看護計画・目標の立案、評価 |
橋渡し役 | 医師とのやりとり、病棟間移動や他部署との調整 |
サポート役 | メンバーの進捗確認や相談に乗る、トラブル対応 |
まとめ役:チーム全体の業務の管理
リーダー看護師はまとめ役としてチーム全体の業務の管理をおこないます。
各メンバーの能力だけではなく、患者を受け持つ人数や重症度にも考慮し振り分けをおこなうことが大切です。
また、新人看護師や経験の浅い看護師には先輩看護師のフォローがまわりやすい配置をおこなうなどの配慮も必要です。
このように、各メンバーに適正に仕事を割り振ることが病棟全体の業務効率化にもつながります。
まとめ役:看護計画・目標の立案、評価
看護計画やチーム目標の立案、評価もリーダー看護師の大切な業務の一つです。
看護計画を作成する上で最も重要なのが現在患者が抱えている問題や、今後患者が抱える可能性がある問題を抽出することです。担当しているチームメンバーにヒアリングし課題を抽出しましょう。
また、目標を見失っているチームメンバーの目標設定をサポートすることもリーダー看護師の役割です。
チームメンバーと積極的にコミュニケーションを取り一緒に目標設定をおこないましょう。
橋渡し役:医師とのやりとり
医師から看護師へ指示の追加や変更があるときや、看護師から医師へ指示を求めるときなど橋渡し役として医師のやりとりをおこなうこともリーダー看護師の役割です。
医師は看護師に的確な指示を出すために、患者の具体的な情報を求めています。
患者の状況を正確に伝えるために以下のことを心掛けてください。
- 患者に何が起きているのかを正確に伝える
- 患者の既往歴や状況を正確に伝える
- 看護的な所見を正確に伝える
- 提供できる看護ケアを提案する
橋渡し役:病棟間移動や他部署との調整
病棟間の移動や他部署との調整もリーダー看護師の役割です。
患者の治療は医師や臨床検査技師、リハビリ専門職など他部署と協力しておこないます。
患者の治療がスムーズにおこなえるよう、他部署・病棟間と連絡を取りスケジュール管理することがリーダー看護師の大切な仕事の一つです。
サポート役:メンバーの進捗確認や相談に乗る
サポート役としてチームメンバーの進捗確認や相談に乗ることもリーダー看護師の役割です。
指示を出す立場であるリーダー看護師がメンバーの進捗確認ができていないと、業務に支障をきたすことがあります。そのような事態を防ぐためにも、先を見据えて業務の進捗確認をおこないましょう。
また、適切な業務分担をおこなっても個々のスキルや患者の状態によっては計画通りに進まないことがあります。
特に新人看護師や経験の浅い看護師は判断に迷ったり落ち込むことが多いです。そのような看護師をサポートし、一人前の看護師に育てることもリーダー看護師の重要な役割です。
サポート役:トラブル対応
サポート役としてトラブル対応をおこなうこともリーダー看護師の役割です。
チームメンバーがインシデントやクレームを発生させてしまったときサポートをおこないます。
メンバーが動揺しているときは、一度業務から離れてもらい落ち着かせるなどのフォローが必要です。
また、患者の急変が発生したときはリーダー看護師が役割を分担し的確な指示を出さなければなりません。
普段から積極的にコミュニケーションを取り、状況を常に把握しておくことが大切です。
リーダー業務をする看護師の1日のスケジュール
リーダー看護師となると通常の看護業務に加えてリーダーとしての業務もあります。本パートでは、リーダー看護師の1日のスケジュールを紹介します。
7:30 | 出勤 |
---|---|
8:00 | 情報収集・夜勤のリーダー看護師から申し送りを受ける |
8:30 | チームメンバーに情報共有、業務の振り分け |
9:00 | 医師からの指示受け、メンバーのフォロー |
12:00 | 人員調整をおこないながら昼休憩 |
13:00 | 巡回、メンバーのフォロー、記録業務 |
16:30 | 夜勤のリーダー看護師に引継ぎ |
17:00 | 退勤 |
基本的にはリーダー業務を担当すると、上記のようなスケジュールになります。
看護師のリーダー業務に必要なスキル・能力
本パートでは、看護師のリーダー業務に必要なスキル・能力を紹介します。
リーダーシップ
リーダー看護師には当然ながらリーダーシップが求められます。
リーダーシップとは「指導力・統率力」などと表現され、目標達成のためにチームメンバーに対して行動を促す力のことを指します。
また、リーダーシップはリーダー看護師のみが持つべきものではありません。チームメンバーにもリーダーシップを発揮させるよう導くこともリーダー看護師の大切な役割です。
チームメンバー全員がリーダーシップを発揮することで、チーム全体の底上げを図ることができます。
看護に関する知識やスキル
リーダー看護師としての業務をおこなうためには看護に関する知識やスキルが身に付いていることが最低条件です。
そもそも、看護に関する知識やスキルが不足していればチームメンバーのサポートや業務の振り分けができません。
また経験の浅い看護師への指導もリーダー看護師の大切な役割です。後輩の看護師に指導できる水準の知識やスキルを備えていることが求められるのです。
判断力・意思決定力
リーダー看護師は意思決定をする場面が多いです。そのため判断力や意思決定力が求められます。
状況を正確に判断できるような判断力を備えているリーダー看護師は、業務を円滑に進めることができるだけではなく、トラブルの発生を未然に防ぐことができます。
また、後輩看護師が悩んだり迷っているときは、的確なアドバイスができるような迅速な判断力が必要です。
判断力を備えておくことで「あの人がリーダーなら安心して業務をおこなえる」と思ってもらうことができるでしょう。
コミュニケーション力
リーダー看護師にはコミュニケーション力が必要です。
業務が円滑におこなえているかどうか把握するためには、メンバーから情報を引き出すリーダー看護師のコミュニケーション力が必要です。
また、看護師ひとりができることは限られています。各部署の医療スタッフが連携し患者の治療をおこなうためには定期的な対話が大切です。
自分の意見を的確に伝える力や、相手の意見を傾聴し話を聞き出す力などコミュニケーション力をしっかりと磨いておきましょう。
マネジメント力
リーダー看護師にはマネジメント力が求められます。
リーダー看護師は病棟全体の状況を把握し、チームをマネジメントする力が必要です。
特定のメンバーに業務が偏り負担がかかっていないか、後輩看護師が不安を抱えていないかを配慮しなければなりません。
適切にチームを管理するにはメンバーから多くの情報を収集することが大切です。
リーダー看護師として良いチームを作るためにも自ら積極的にコミュニケーションを取り、チームをまとめましょう。
そうすることで、チーム内でのトラブルも少なく業務を円滑に進めることができるほか、チームメンバーが働きやすい環境を整えることができます。
看護師がリーダー業務をスムーズにこなす5つのポイント
本パートでは、看護師がリーダー業務をスムーズにこなす5つのポイントを紹介します。
優先順位をつけて業務に取り組む
リーダー業務をスムーズにこなすためには優先順位をつけて業務に取り組む必要があります。
リーダー看護師は多くの業務をこなさなければなりません。そのため、業務に優先順位をつけて整理しましょう。
業務に優先順位をつけることで、どのメンバーに業務を振り分けるべきなのか適切な判断ができるようになります。
業務をスムーズにこなすためにも、全体の状況を把握し業務に優先順位をつけ整理することが大切なのです。
積極的にコミュニケーションをとる
リーダー業務をスムーズにこなすためにも、メンバーと日頃から積極的にコミュニケーションを取ることが必要です。
コミュニケーションが不足していると、全体の状況を正確に把握できないだけではなく、ミスが発生する原因にもなります。
一方、コミュニケーションが取れているチームは雰囲気もよく、ちょっとした情報でもすぐにあがってくるため全体の状況の把握が容易です。
リーダー看護師が高圧的な態度をとっているとチームメンバーもコミュニケーションが取りづらいです。
リーダー看護師から積極的にコミュニケーションを取り、話しかけやすい雰囲気作りにつとめましょう。
それぞれのメンバーの役割・長所を把握しておく
リーダー業務をスムーズにこなすためには、それぞれのメンバーの役割や長所を把握していなければなりません。
チームには経験豊富な看護師から新人看護師まで、様々な看護師が所属しています。それぞれの看護師に適切な業務の割り振りをおこなうためには、メンバーの長所を把握し役割を明確にしなければなりません。
例えば、新人看護師は仕事に慣れていないため、先輩看護師の目が届く範囲に配置するなどの配慮が必要です。
メンバーの長所を把握し役割を明確にすることで、業務をスムーズに進めることができるようになります。
平等にタスクを割り振る
リーダー業務をスムーズにこなすためには、各メンバーに平等にタスクを割り振ることが必要です。
メンバーの能力や経験に応じてタスクを平等に割り振ることで、業務をスムーズにこなすことができるようになります。
ただし、特定のメンバーにタスクが集中すると、不満やストレスが溜まる原因になってしまいます。
不満やストレスは人間関係の悪化につながる可能性があるため、タスクは平等に割り振り特定のメンバーに負担が偏らない配慮が必要です。
見本となる言動を意識する
リーダー業務をスムーズにこなすためにも、見本となる言動を意識しましょう。
リーダー看護師はチームメンバーに指示出しや指導をおこなう立場です。そのため、見本となるような行動や言動をとらなければなりません。
例えば、リーダー看護師がスタッフの陰口や不満を口に出しているとメンバーからの信頼を失う原因となります。
常に周りから見られていることを意識し、見本となる行動や言動を心掛けてください。
看護師のリーダーは早くて2年目からできる!
勤務先によって異なりますが、基本的には臨床経験3年以上の人に任せると定めている病院が多いです。というのも、一通り業務ができるようになるために3年ほどかかるためです。
ただし、人手不足や優秀な人材などの理由で、早い病院だと2年目でリーダー業務を任されることもあります。
リーダー看護師は責任の重い仕事です。しっかりと臨床経験を積み、看護師としての知識やスキルを身に付けてから務めることをおすすめします。
リーダー業務を任せてもらうためにやるべきこと4選!
本パートでは、リーダー業務を任せてもらうためにやるべきことを4つ紹介します。
看護の知識やスキルを磨く
先ほどもお伝えしたように、リーダー看護師としての業務をおこなうためには看護に関する知識やスキルが身に付いていることが最低条件です。
例えば、患者の対応についてチームメンバーが悩んでいたら、的確なアドバイスが必要になります。しかし、「私もわからない」といったようなリーダーでは、メンバーから信頼を得ることができません。
リーダー看護師の知識やスキルのレベルが高ければ、チーム全体の看護の質も向上します。
看護の質を向上させるためにも日頃から看護の質やスキルを磨く必要があるのです。
業務をスムーズにこなせるようになる
リーダー看護師は業務量が多いです。そのため、業務をスムーズにこなさなければ就業時間内に終わらせることができません。
また、自らが抱える業務をこなさなければ、チーム全体の状況を十分に把握できる余裕が生まれません。
よくありがちな例が、リーダー看護師としての責任感が強すぎるあまり1人で業務を抱え込んでしまうことです。
責任感が強いことは良いことですが、かえって業務効率が悪化してしまいます。
業務をスムーズにこなすためには優先順位を付けることが大切です。また、チームメンバーに適切に業務を割り振ることで負担が軽くなるため、業務をスムーズにこなせるようになります
先輩のリーダーを真似する
リーダー看護師として業務を任せてもらうには、経験豊富な先輩リーダーの良いところを真似することも大切です。
例えば、チームのマネジメントは実際にリーダー看護師になってみないと経験できないことであり、最初はどうやっていいかわからないことが当たり前です。
経験豊富な先輩リーダーがどのようにチームをマネジメントしているのか参考にすることで、上手くいくコツを掴むことができます。
先輩リーダーの良いところを真似して、自分の足りないスキルを伸ばしていきましょう。
セミナーや勉強会に参加する
セミナーや勉強会に参加することも、リーダー看護師としての知識やスキルを身に付けるために必要なことです。
現場で知識やスキルを身に付けることはもちろん大切です。しかし、それだけではレベルアップに時間が掛かってしまいます。
セミナーや勉強会では実際にリーダー看護師を務めた人の体験談のほか、リーダーシップやコーチングなど、リーダー看護師に必要な様々なことを勉強することができます。
それらに参加することで、さらなるスキルアップにつなげることができるのです。
看護師のリーダー業務ができない・辛いと感じる理由
本パートでは、看護師のリーダー業務ができない・辛いと感じる理由について解説していきます。
仕事の範囲が広いため
リーダー看護師は、医師とのやりとりや病棟間の連携、患者さんの緊急対応、チームのメンバーの進捗など把握しないといけない範囲が広いです。
特に病棟・部署間の連携は難しく、一方的に自分都合ではうまくまわりません。それぞれの立場を尊重して進めることが大事です。
一人で全ての業務を抱え込む必要はありません。チームメンバーに業務を適切に割り振ることで自分の負担を軽くできるだけではなく、「頼られている」と実感してもらうことができ、チームワークを向上させることができます。
責任が重くプレッシャーが大きいため
リーダー看護師は、自分の決定で全てが決まるためプレッシャーが大きいです。
また、指示出しや指示受けなどの橋渡しの際は、「思っていたように伝わっていない」「指示したのにやってない」などのコミュニケーションエラーが起きやすいです。
これは責任感が強い人ほど精神的に辛いと感じやすい傾向があります。
指示出し、指示受けの際は復唱を徹底する、こまめに進捗を確認するなど、ちょっとした心掛けでコミュニケーションエラーは防ぐことができます。
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仕事が辛いときの相談先は「もう辞めたい…仕事が辛い時のおすすめ相談先!転職するのはアリ?」で紹介しています。
患者との距離が離れてしまうため
リーダー看護師になると、リーダー業務が忙しく患者との距離が離れてしまいます。
患者へ質の高い看護を提供することにやりがいを感じていた人は、やりがいを感じにくくなってしまい、モチベーションが低下することがあります。
やりがいは仕事のモチベーションを維持するために必要です。やりがいを失うことで仕事の満足度が下がってしまい、リーダー業務自体が辛くなってしまうのです。
残業時間が増えてしまうため
リーダー看護師は残業が多くなりやすいポジションです。仕事の範囲が広いだけではなく、チームのまとめ役として他の看護師の業務が終わるまで帰ることができません。
また、新人看護師がチームにいる場合は、業務の抜け漏れがないか確認する必要があるため帰る時間が遅くなることもありでしょう。
残業時間が増えてしまうことは心身ともに大きな負担となってしまいます。先ほどお伝えした業務をスムーズにこなすコツを参考に、就業時間内に業務を終わらせる工夫をしてみましょう。
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効率的に仕事をする方法については「定時に帰りたい…仕事が終わらない人の特徴と対処法を紹介!」「仕事ができない人の共通点って何?どうすれば仕事ができるようになる?」で紹介しています。
リーダー業務ができない・辛いと感じた時の対処法
本パートでは、リーダー業務ができない・辛いと感じた時の対処法を紹介します。
完璧にやろうとしない
リーダー看護師の業務に完璧を求める必要はありません。理想のリーダー像を求めることも大切ですが、許容できる範囲を設けることも忘れてはいけません。
リーダー看護師の業務は幅広く、今までの看護師業務とは異なるため慣れるまでは苦労するでしょう。
理想像を求めすぎるとストレスが溜まってしまい精神的に辛くなってしまいます。また、業務の効率を悪くする原因にもなります。
リーダー看護師の業務に完璧を求めず、「ここまでできたからOK」くらい心に余裕を持って取り組むことが大切です。
周りの人に相談する
リーダー看護師の業務が辛くなったら、一人で抱え込まず周りの人に相談することが大切です。
先輩看護師や他の医療スタッフなどに悩みを相談し、解決方法を見つけましょう。同じような悩みを経験したことのある人からアドバイスを受けると更に効果的です。
悩みを一人で抱え込んでいても誰も得をしません。一人で抱え込まず先輩看護師や他の医療スタッフに相談しましょう。
一旦冷静になり状況把握する
リーダー看護師の業務ができない・辛いと感じたら、一旦冷静になり状況を把握しましょう。なぜそう感じているのか原因を明確にすることが大切です。
例えば、患者の緊急入院や急変、インシデントなど想定外の事態が発生したときは、リーダー看護師が自身やチームの問題に気づけていないことがあります。
原因を特定するために、チームメンバーとコミュニケーションを取ったり、業務の割り振りを工夫したりするなどの対策をとってみましょう。
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リーダー業務が向いてない時はマジキャリに相談!
看護師のリーダー業務は「まとめ役」「橋渡し役」「サポート役」の大きく3つに分けることができます。
この3つの役割をうまくこなすことでチームの看護の質を向上させることができます。
それと同時にリーダー看護師は仕事の範囲が広く忙しいポジションです。
悩みを抱えても周りに相談する余裕がない、相談することでチームメンバーに心配をかけたくないなどの理由で悩みを一人で抱え込みがちなポジションでもあります。
精神的に辛くなってしまうと、仕事をスムーズにこなすことができなくなり、チームに悪影響を与えてしまいます。
向いてる仕事とは、あなたの強みや価値観を活かすことのできる仕事や、やりがいを感じることのできる仕事です。
マジキャリは、キャリアのプロが1対1での自己分析や悩み相談を通じて、あなたの志向性や適性をもとにキャリアプランを一緒に考えてくれます。
また、マジキャリのコーチは、転職エージェントのキャリアアドバイザー、採用担当者、国家資格のキャリアコンサルタントといったキャリア領域で実績がある人が担当します。
リーダー看護師が向いてないと感じている人は、自分に向いている仕事は何なのかマジキャリに相談してください。
安心転職コース
内定率
*22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。
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