「憧れのITエンジニアで働いているけど、もう限界」「自分はITエンジニアに向いてるのだろうか」と悩んでいる人も多いでしょう。
この記事では、ITエンジニアに向いていない人の特徴を5つ紹介しています。また、なぜITエンジニアに向いてないと感じた理由や、ITエンジニアのスキルを活かして働くことができる職種なども解説しています。
ITエンジニアを続けている人にとっては、最後まで読むことでITエンジニアに向いてないと感じる理由に納得し、新しい一歩を踏み出せます。
ITエンジニアに向いてない人の特徴5選
まずはITエンジニアに向いてない人の5つの特徴を紹介します。ITエンジニアに向いてない人の特徴は以下の5つです。
ITやプログラミングに興味がない人
ITやプログラミングに興味がない人はITエンジニアに向いていません。なぜなら、ITやプログラミングに興味がないと、自分から新しい技術の取得に意欲が湧かないからです。
例えば、ITエンジニアを仕事にしたものの日々、アップデートするITやプログラミング言語に興味がないと仕事についていけなくなります。
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意欲的に仕事に取り組めないのなら、ITエンジニアの仕事が向いてない可能性があるため、「自分はどんなことがやりたくてITエンジニアになったのだろう」など振り返ってみてください。
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2つ目の強みである自己分析ですが、マジキャリは自己分析を"深く"やることに重きを置いています。 (「深さ」とは、強み・弱みをただ知るではなく、その活かし方やその先のキャリアがシミュレーションできる粒度で分析ができる状態)
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転職知見と徹底的な徹底的な自己分析が掛け合わさることで、「非現実的なキャリアパス」ではなく「現実的かつ強みをいかせて中長期的に年収や市場価値が上がるキャリアパス」を見つけられるのがマジキャリの特徴です。
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地道な作業が苦手な人
地道な作業が苦手な人はITエンジニアに向いていません。なぜなら、ITエンジニアの仕事は細かい作業の繰り返しをおこなう仕事だからです。
例えば、要件定義の工程では、システムの本質である重要な項目なため、ミスは許されず何度もチェックが必要となります。
プログラミングの場合でも、システムにエラーが起きてしまえば一つずつのコードを確認して修正が必要です。
ITエンジニアの仕事は地道な作業の積み上げのため毎回、同じ作業が苦手な人はストレスがたまり、ITエンジニアが向いてないと感じてしまうのです。
学習意欲が乏しい人
学習意欲が乏しい人はITエンジニアに向いていません。なぜならIT技術は日々、進歩しており、新しい技術を学習しないとクライアントの信頼を失ってしまうからです。
ITエンジニアはシステムの構築やアプリの実装などをおこなう仕事ですが、クライアントの要望に応えられる技術がないと、会社への信頼を失いかねません。
学習意欲の乏しいITエンジニアは、会社のお荷物扱いとされてしまう可能性も出てくるのです。
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もちろん、どんなITエンジニアでも学習意欲を失うときもあります。
しかし、自分のスキルや学習意欲を停滞し続けてしまうことは周囲に取り残されてしまうことと同じです。
新しいスキルを学ばないと転職したいときでも「古いスキルに固執している人は採用が厳しい」とされる可能性が高まります。
学習意欲が失われたときは、ITや言語スキルだけではなく、別分野の体験やスキルをインプットしていくことで気分転換ができ、学習意欲が再び高まりますよ。
協調性がない人
協調性がない人はITエンジニアに向いていません。なぜなら、ITエンジニアの仕事はチームでおこなうものだからです。
ご存知の通り、IT開発の方法は大きく2つに分けられます。
- ウォーターフォール
- アジャイル開発
ウォーターフォールとは、要件定義からシステムの運用までを工程通りに進めていく方法です。各工程でチームを組みシステムを組み上げていきます。
アジャイル開発とは、一つずつの機能ごとに要件定義からテストを繰り返して、機能を追加したい場合は追加機能を設計しテストして加える方法です。
アジャイル開発でも、工程ごとにチームを組んだり、他のチームとの意見交換が必要となります。
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ITエンジニアは、ずっとパソコンと向き合って作業しているイメージですが、実はコミュニケーションが欠かせない仕事なのです。
もし、独断で作業をしてしまい、システムに適合しなければプロジェクトに大きな損害を招いてしまいます。
ITエンジニアは協調性がなければできない仕事と言えるのです。
課題意識を持てない人
課題意識を持てない人はITエンジニアに向いていません。なぜなら、ITエンジニアの仕事はトラブルが起きやすく、課題を持って取り組まないとミスする可能性が高いからです。
例えば、プログラミングでのコードミスが多く、ミスを見つけることに時間を費やしてしまうケースでは、ミスを減らすことを課題としなければいけません。
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ミスをしてしまう原因を探し、自分のやり方を工夫したり、同僚に心構えを尋ねるなどをすることが大切です。
また、システムに問題が起きたときは素早く対応しなければなりませんが、問題が起こった原因を見つけ出し、今後の課題としていかなければ、同じトラブルを繰り返してしまいます。
こうした課題を持って仕事ができないとITエンジニアとして力を発揮することは難しく、エンジニアには向いてないと言えます。
ITエンジニアに向いてる人の特徴6選
ITエンジニアに向いてない人の特徴がわかったところで、次はITエンジニアに向いてる人の特徴を紹介します。
もし、読んでみて当てはまっていると感じれば、転職したいと考えていても一度考え直してみてください。
考え方や仕事のやり方を変えるだけで、仕事へのモチベーションが復活する可能性もあるのです。
ITやプログラミングが好きな人
ITやプログラミングが好きな人は、ITエンジニアに向いてる可能性があります。なぜなら、ITやプログラミングに対しての知識やスキルを自ら好んで習得しようとするからです。
繰り返しになりますが、IT業界は新しい知識やスキルの変化が大きく、1年経つとITの常識は変わっていると言っても過言ではありません。
例えば、AIに関することだとOpenAI社が作ったChatGPTが流行し、別の企業も独自のAIツールを開発しました。
AIの流行は革新的で、個人でもChatGPTなどを利用してシステム開発できる時代となっています。
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ITやプログラミングが好きな人は、こうした動向を見逃すことなく調べて、使ってみて工夫するため、ITエンジニアの仕事にも活かせるスキルが自然と身につくのです。
ITやプログラミングを好んで自分で学べる人はITエンジニアに向いてる可能性が高いと言えます。
地道な作業が得意な人
ITやプログラミングが好きな人は、ITエンジニアに向いてる可能性があります。なぜなら、ITエンジニアは地道なタスク作業が多いからです。
例えば、プログラミングでコードを書く際、コードも書きますが、ミスを減らすためにも綺麗に見えるコードの書き方を調べる作業なども含まれます。
調べて、コードを書いて、消して、書き加えてと繰り返していく地道な作業を繰り返す必要があるのです。
地道な作業が苦手だと、飽きてしまったり手を抜いてしまう場合もあります。
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システムの開発は小規模なケースで1〜3ヶ月、一般的なものは半年〜1年ほどかかるため、地道な作業を継続的におこなうことが得意な人でないと、ITエンジニアと続けていくことは難しいです。
逆に地道な作業が得意な人はITエンジニアの仕事に向いてる可能性が高いと言えます。
精神的にタフな人
精神的にタフな人は、ITエンジニアに向いてる可能性があります。なぜなら、システム開発にはエラーやトラブルが起こるため、粘り強く問題解決に当たるメンタルが必要になるからです。
ITエンジニアの仕事はトラブルがつきものです。主なトラブル事例は以下の通りです。
- 設計やコードのミスなどによるシステムエラー
- クライアントからの急な納期変更
- コミュニケーション不足からの作業のズレ
例えば、システム開発でトラブルが起こったとき、どこでエラーがあったのか、なぜシステムに適合しないのかなどの問題解決に当たらなければいけません。
その場合、誰かのせいにする批判的な姿勢ではなく、根本的な問題解決をおこなう必要があります。
エラーやトラブルの発見や処理には時間がかかり、残業も多くなりがちなのがITエンジニアの仕事です。
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それでも、精神的にタフな人は問題を解決しようと行動し、チームを引っ張ることができます。
精神的にタフな人は、急なトラブルや長時間の労働にも耐え得るため、ITエンジニアの仕事は向いてると言えるのです。
協調性がある人
協調性がある人は、ITエンジニアに向いてる可能性があります。
なぜなら、ITエンジニアの仕事はチームで仕事をおこなうことが多いため、コミュニケーションを取らなければ重大なミスを引き起こす場合があるからです。
例えば、クライアントのヒアリングから設計、開発などの工程をおこなう中で、必ず伝達が必要になります。
作業や設計の意図などをしっかりと伝えないと、工程に関わる他のエンジニアやデザイナー、システムを届ける営業職など一貫性のある仕事ができません。
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チーム一丸となって仕事をすることでシステムは開発され、利用したい人に届けることができるのです。
普段からコミュニケーションをとれる人は、その強みを活かせるITエンジニアの仕事が向いてる可能性は高いと言えます。
論理的思考力がある人
論理思考力がある人は、ITエンジニアに向いてる可能性があります。なぜなら、エンジニアが手掛けるシステムを論理的に作り出したり、トラブルも解決できるからです。
例えば、システムを設計する場合、クライアントの要望をヒアリングする必要があります。
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しかし、クライアントが何を求めているのか自分でもわかっていない場合は、きちんと論理的にまとめ上げ、要望通りのシステムを構築しなけえればなりません。
また、コードを書く際には、将来的に他の人もメンテナンスでコードを扱うため、他の人にも見やすく、わかりやすいコードを書くことが求められます。
論理的な思考力がある人は、コードを使うだけでなく、コードを構造的に考えられるため、ITエンジニアでは、論理的思考力が活かせるのです。
臨機応変に行動できる人
臨機応変に行動できる人は、ITエンジニアに向いてる可能性があります。なぜなら、システム障害や不具合は予測できませんが、臨機応変に行動できる人は、冷静に状況を把握し対策を立てることができるからです。
例えば、ITエンジニアはコーティングだけでなく、設計や運用、クライアントへの対応など対応業務も様々なため「何かトラブルがあった」「納期が早まった」などの状況に合わせて役割を変更することが求められます。
また、急にクライアントの要求が変わり、機能を追加しなくていけなくなった場合も、スケジュールを組み直し、臨機応変に対応できる力はITエンジニアに必要です。
トラブルがあっても、現状を把握し、スムーズに次へ行動できる臨機応変な人はITエンジニアに向いてます。
ITエンジニアが向いてないと感じる理由
ここではITエンジニアが向いてないと感じる理由について紹介します。どんなときに「向いてない」と感じるのかを理解すると、次の対策が取れるのです。
この機会に普段の仕事内容を振り返ってみてください。しっかりと振り返ることができれば改善策を考えたり、転職するという選択肢が見えてきます。
コードを書くことが苦痛に感じる
ITエンジニアに向いてないと感じる理由は、コードを書くことが苦痛になっている場合が挙げられます。なぜならコードを書くことがつまらなくなってしまうと感じるケースもあるからです。
コードを書くことがつまらないと感じるようになった理由は主に3つが考えられます。
- いつも同じ作業で飽きてしまった
- 論理的に考えるのが得意でなく、コードが難しいと感じる
- 自分でコードを考えて新しいことに挑戦したい
上記にも挙げましたが、1年間同じコードを書き続けている場合、何か新しいことにチャレンジしたくなるものです。しかし仕事なので、勝手にコードの変更はできません。
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新しいことにチャレンジしたい場合は、副業としてプログラミングを仕事にすることや、新しい企業へ転職も検討しても良いかもしれません。
また、難しいと感じた場合や単純作業が嫌になってしまった場合は、そもそもITエンジニアに向いてない可能性があります。
どうしても無理だと感じたときは異業種などの転職も視野に入れてみてください。
しかし、安易な転職は考えてはいけません。今、自分のいる職場で学べることや工夫できることはないかを探し、よく考えたうえで転職を検討するべきです。
仕事でミスが増えた
ITエンジニアに向いてないと感じる理由は、仕事でミスが増えた場合が挙げられます。なぜなら、ITエンジニアはちょっとしたミスでもトラブルの原因になるため、ミスが増えると自分を責めてしまいがちだからです。
例えば、少しのコードミスでも、ミスの原因がわからなければ、大きなトラブルとして見られてしまいます。そのため、トラブル処理に時間がかかり、周囲に迷惑がかかったとして自分の価値が下がったと思い込んでしまうのです。
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反省することは悪いことではありません。しかし、反省だけで終わらせるのはもったいないと思いませんか?
ミスをしてしまったら、必ず解決策もセットで考えましょう!
ミスが増えた原因をまずは突き止めてください。コードのミスならば、どのタイミングで中間チェックを入れているのか、最終確認ではダブルチェックをしていたかなど振り返ることが大切となります。
原因がわかれば少しずつ改善するだけです。じっくり取り組まないと焦って同じミスを繰り返す可能性もあるため、油断は禁物で取り組んでみてください。
新しい技術や変化についていけない
ITエンジニアに向いてないと感じる理由は、新しい技術や変化についていけない場合が挙げられます。なぜなら、IT業界のスキルや知識のアップデートが加速しているからです。
人間は防衛本能として急な変化は好みません。変化は時間をかけて受け入れていくものと判断するため、新しいスキルや知識の情報が溢れても取捨選択することは難しいのです。
また、ITエンジニアは業務自体が長時間労働の場合も多く、新しい知識やスキルを学ぶ時間や気力もない状況にあると言えます。
上記のようなことから「自分はITエンジニアの仕事が向いてないのでは?」「周囲の会話に入っていけず取り残されている」と感じるのです。
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前述した通り、急な人間は変化を好みません。
そのため自分のペースでもいいので一週間に30分間は新しい技術を調べてみるなど、無理なく続ける範囲でアップデートをおこなうことをおすすめします。
ITエンジニアに向いてないと感じた時の対処法
ITエンジニアが向いてないと感じた理由について理解した後は、前述した通り対策を立てましょう。
しっかりと対策を立てることがITエンジニアを仕事としてきた自分のキャリアを大切にすることに繋がります。
向いてないと感じた理由を明確にする
ITエンジニアに向いてないと感じたときは、その理由を明確にしてください。なぜなら向いてないと感じる理由を明確にすることで、改善点を冷静に分析できるからです。
一例ではありますが、「自分はなぜITエンジニアに向いてないと感じたのだろう?」と考えてみてください。業務や自分の性格を振り返ることで具体的にどんな悩みがあるのか理解できます。
例えば「今日もクライアントに迷惑をかけてしまった」「仕事内容が嫌過ぎてやる気が起きない」など様々な具体的な悩みが浮かんできます。
向いてないと感じた原因を明確にすることで、初めて自分はどう行動すればいいのかがわかるのです。
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上記の悩みが原因ならクライアントワークを別の人に変わってもらう、別の担当チームに回してもらうなどの対策や相談が可能となります。
ただ単にITエンジニアが向いてないと感じるだけで、何も対策しないと成長は止まってしまいやりがいも感じなくなるため、一度冷静になって向いてないと感じる理由を考えてみてくださいね。
関連記事
向いてないと感じる理由が考えてもわからないときは「向いてる仕事がわからない原因は?適職は「好き・得意・やりがい」から見つかる!」を読んで参考にしてみましょう。
ITエンジニアのスキルを活かせる仕事に転職する
ITエンジニアに向いてないと感じたときは、ITエンジニアのスキルを活かせる仕事に転職する方法もあります。
なぜならIT業界の仕事は様々な仕事分野があり、これまでの経験やスキルを転職先でも活かしやすいからです。
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例えば、コードを書くプログラマーに向いてないと感じても、転職して要件定義などの仕事をするケースです。
クライアントの話を聞き、この要望ならシステムの構築が可能だと判断する仕事ならコードの知識も活かせます。
ITエンジニアのスキルが活かせる仕事は主に以下の仕事です。
- ITコンサルタント
- 社内SE
- プロジェクトマネージャー
ITコンサルタントやプロジェクトマネージャーはプレイヤー側ではなく、マネジメント側や提案側となるため裏方の役割や全体のスケジュールを調整する役割です。
全体を把握しながらITエンジニアのスキルや知識も活かすことが可能です。
社内SEでは、ITエンジニアのスキルを深めながらも、システムの構築や設計に携わることができます。
今のITエンジニアでの仕事がすべてではなく、幅広い分野で活躍が可能な仕事がITエンジニアなのです。
未経験業種にキャリアチェンジする
ITエンジニアに向いてないと感じたときは、未経験の業種にキャリアチェンジすることも一つの方法です。
なぜなら、向いてない仕事を続けていくとやりがいもなくなり、そのまま年齢を重ねると転職しにくくなってしまうからです。
例えば、ITエンジニアとしてシステムのテストやデバッグをしていたが、地道な作業が合わず、「なんでこの仕事をしているんだろう」と悩んでしまう場合があります。
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上記の場合は、性格が合わないため、自分の強みが発揮されず仕事へのやりがいを見い出せないことが原因です。
自分の強みが活かせない場合は、強みを活かせる異業種に転職がおすすめです。しかし、同時に注意も必要となります。
なぜなら、未経験業種への転職は年齢が上がるにつれて難しくなるため、30代以降になると慎重な判断をしなければなりません。
ただ、未経験でも採用されやすい業種は存在するのも確かです。以下は未経験で資格なしでも採用されやすい職種です。参考にしてみてください。
- 営業職
- サービス職・販売職
- 介護職
営業職は商品の知識や専門的なスキルよりもコミュニケーション能力などのポータブルスキルがあることで採用されやすいです。
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ポータブルスキルとは、汎用性が高くどんな職種でも通用するスキルのことを指します。
また、サービス職や介護職などは人手不足のため、年齢が高くても採用されやすい傾向です。
介護職に関しては資格を持っている人の指示の元で働くことが可能のため、資格なしでも働くことは可能となっています。
こうした未経験でも自分の性格やポータブルスキルの強みを活かして未経験の業種でも転職することもできます。
関連記事
未経験の業界へチャレンジしてみたい人は「【エンジニア向け】おすすめのキャリア相談先8選!エンジニアのキャリアパスも紹介」も読んでみましょう!
キャリアコーチングに相談する
ITエンジニアが向いてないと悩んでいる人は、キャリアコーチングに相談することをおすすめします。
なぜなら、ITエンジニアに向いてないと本当に判断するためには自己分析をおこない、自分の強みや価値観を知る必要があるからです。
例えば「ITエンジニアの仕事は向いてないから、憧れていた仕事をしよう」と転職を考えているケースでは、転職しても失敗する可能性が高いと言えます。
転職しても自分が「なぜITエンジニアに向いてないのか」「どのような環境なら自分の強みを活かせるのか」など自己分析が不十分だからです。
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自己分析は自分でおこなうと「これでいいか」となんとなくで終わらせてしまいがちです。また、自分だけでは本来の自分の強みが見つけられないケースもあるでしょう。
じゃあどうすればいいのか?
そんなときは弊社コーチングサービス「マジキャリ」にご相談ください。
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キャリアコーチングについて知りたい人は以下の記事がおすすめです。
ITエンジニアが向いてないと感じながら働き続けた人の末路とは
ITエンジニアに向いてないと感じながらも仕事を続けることは、メンタルや身体を壊してしまう危険があります。なぜなら、メンタルや体調を崩しながら働き続けることで、仕事ができなくなる恐れがあるからです。
危険だと感じたら一度休みを取り、しっかりと自分の心と身体を労ってください。
例えば、ITエンジニアがメンタルを崩すと「仕事に行きたくない」と感じ、朝になると胃の痛みや吐き気、強い動悸などが起こりやすくなります。
「仕事に穴を開けるから休めない」「周囲から嫌な顔をされたくない」と感じて心の悲鳴を無視すると次第に情緒不安定になってしまいます。
情緒が不安定になれば、仕事でミスが増え、表情も暗くなり、周囲の反応に「自分を悪く言っていないか」と不安を抱えて、身体も心もボロボロとなってしまうのです。
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上記のようにならないためにも、一度休みを取ってください。休みを取ることで、モチベーションを回復して次に進むことができます。
どうしても休職が難しい場合は、退職をして仕事へのモチベーションを整えてから転職するのも一つの方法です。
その場合は、同じような状況にならないためにも、しっかりと自己分析をおこなってください。
関連記事
ITエンジニアの仕事が向いてないと感じて情緒が不安定になる前に「合わない仕事を続けた結果はどうなる?自分に合った仕事の見つけ方を紹介!」を読んで対策を考えてみてください。
自分に向いてる仕事を見つけるための3STEP
仕事が向いてないと心身ともに悪影響となることを紹介しました。では、そもそも自分に向いてる仕事はどうやって見つけるのかを考えてみましょう。
結論から伝えると、向いてる仕事とは自分の好きなことや、やってみたい仕事ではありません。
自分の強みや大切にしている考え方を活かしつつ、自分の性格に合った職場環境が整っている仕事が向いてる仕事と言えるのです。
![ITエンジニア 向いてない](/uploads/blog/4/42-676b9012b523f.jpg)
以下の3ステップであなたに向いてる仕事を探すことができれば、仕事を楽しみながら、周囲に価値を提供でき、会社からも評価されます。
最終的にはあなたの人生をより良いものにできるのです。
3ステップについて、ここで詳しく説明します。最後まで読むことで自分に向いてる仕事を探し出すことができます。
1.自分の強みを明確にする
自分に向いてる仕事を見つけるには、まず自分の強みを明確にしてください。自分の強みがわからないと仕事で活躍できず「このままでいいのだろうか」と不安になるケースもあります。
逆に自分の強みを知っていれば、仕事で強みを活かして活躍の場を作れるということです。
自分の強みとは以下の3つに分けることができます。
- テクニカルスキル(ITエンジニアで培った専門性スキルや資格などの知識のこと)
- ポータブルスキル(どんな仕事でも使える汎用性の高いスキル)
- 自分の特性
この3つに分けて考えると自分の強みが見えてきます。しかし、注意点としては、自分だけでなく周囲の人にも強みを聞かないと本当の強みがわかりません。
なぜなら、自分にだけでは周囲から認めているあなたの良さが見えないからです。自分で分析するのではなく、周囲の意見も取り入れて自分の強みを考えてください。
2.提供したい価値を考える
次のステップでは自分が提供したい価値を考えてください。自分が誰に何をどんなときに価値を届けられるかを考えます。
考えるためには、以下の5W2Hで考えてみましょう。わからない項目は一度、飛ばして考えてもらって構いません。
5W2H
- When:いつ
- Where:どこで
- Who:だれが
- What:なにを
- Why:なぜ
- How:どのように
- How much:いくらで
例えば、ITエンジニアでの仕事なら以下のように考えられるでしょう。
ITエンジニアの場合
- When:クライアント依頼時
- Where:クライアントが求める環境
- Who:クライアントの顧客
- What:帳簿が見える化できるシステム
- Why:コスト削減のため
- How:チームで工程を組む
- How much:会社の価格表などによる
具体的な自分の強みを知ることで、Whatの項目による価値提供は何ができるかが変わっていくため、しっかりと自分の強みと組み合わせて提供したい価値を考えてみてください。
3.自分に合った環境を言語化する
最後に自分に合った環境の言語化をおこないます。環境の言語化ができると、どんな職場環境が自分には適しているのか理解できるのです。
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言語化できれば企業のリサーチをするときに、自分に合った職場を探しやすくなります。
例えば、ライフワークバランスを考えて、仕事よりも自分の趣味を優先したい場合は、職場へのアクセスは近いほうがいいですし、リモートワークなら出社する必要もありませんよね。
しかし、企業リサーチを怠ってしまうと、リモートワークは週2日のみだったり、仕事熱心な人が多く、息がつまるなど自分が求めている環境で働けません。
すべてが理想の職場環境を得るためには、起業するなどしか方法がないため、多少の妥協は必要となります。
自分に合っている環境に優先順位を決めて、企業リサーチをおこなってください。リサーチの仕方は以下の方法があります。
- 企業のホームページで社員インタビューを見る
- SNSで企業に働いている人のリアルを確認する
- 面談のときに社員の人に話を聞けるようにお願いする
しっかりと情報収集をおこなうことで、理想的な職場が見つけられるのです。
ITエンジニアが向いてないと感じた時におすすめの職種
先ほど、ITエンジニアが向いてないと感じたときに、自分に向いてる仕事の見つけ方を紹介しました。
それを踏まえて、ITエンジニアから転職を考える際のおすすめの職種を紹介します。
あなたの仕事選びの参考になるため、ぜひ最後まで読んでみてください。
ITエンジニアの経験を活かせる職種
ITエンジニアの経験を活かせる職種は以下の4つです。
- ITコンサルタント
- データアナリスト
- Web系のエンジニア
- 別の工程をおこなうITエンジニア
現場ではない仕事がしたい人は、ITエンジニアからITコンサルタントの仕事がおすすめです。
なぜなら、ITコンサルタントは相談役として現場には入らず、クライアントへの最適な問題解決を提示する仕事だからです。
企業へのアドバイザーとなることで、自分の培ったIT知識や経験が活かせます。
また、トラブルなどの問題解決が得意な人は、データアナリストがおすすめです。データアナリストは、様々なデータを集め、要点や規則性を把握してまとめる仕事となります。
システムトラブルへの問題解決能力を持っていれば、論理的な思考から情報からパターンを見つけて、見やすい資料や分析などをまとめることが可能です。
最後に、Web系のエンジニアや別の工程をおこなうITエンジニアでは、仕事内容が似ているため、自分の持っている強みを活かせます。職場環境が合っていなかった人におすすめの選択肢です。
未経験職種
未経験の職種でもITエンジニアのスキルを活かすことができます。ITエンジニアのスキルを活かしやすい未経験の職種は以下の3つです。
- 営業職
- 事務職
- 塾講師
業職は未経験でもチャレンジできます。なぜなら、ITエンジニアで培ったコミュニケーション能力を発揮できるからです。
ITエンジニアは各工程の伝達や問題解決などの話し合いなどコミュニケーションスキルが自然と身についていることが多く、クライアントの疑問にも簡潔にわかりやすく伝えることができます。
また、事務職ではITエンジニアでのパソコンスキルが活かせます。普段からパソコン技術を駆使しているため、普通の事務職よりもスキルが高く重宝されやすいです。
生産性の高いシステムなども自分で探しては試してみることも多いため、仕事が早く量もこなせる傾向にあります。
さらに理系や論理的な思考が強みの人は、塾講師がおすすめです。教師は論理的な思考を持って授業のカリキュラムを組み立てます。
論理的な説明から生徒にもわかりやすく授業内容を伝えられ、成績が上がらない生徒には粘り強く対応することが必要だと判断できるのです。
ITエンジニアが向いてないと感じてる人はマジキャリがおすすめ
「ITエンジニアから離れたい」「ITエンジニアに向いてない」と考えてしまうときもあるでしょう。
正直、ITエンジニアは残業や休日出勤などの長時間労働が多いため、心と身体のケアができずに、自分を追い込んでしまいがちです。
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ITエンジニアから離れたいと感じることも当然と言えるのですが、一度冷静になって状況を整理したり、自己分析をしてから判断しないと後悔することになりかねません。
例えば、異業種へ転職してみたけど、やっぱりITエンジニアの仕事がしたくなったなどの話は良くあります。
原因はリフレッシュ時間と自己分析が不十分なことです。
とはいっても「自分で時間を見つけて、自己分析なんて難しい」と悩んでしまいますよね?
![末永](/blog/img/article_supervisor_suenaga.png)
そんなときは弊社コーチングサービス「マジキャリ」がおすすめです。
マジキャリには2つの強みがあります
マジキャリの強み
- あなたに寄り添った徹底的な自己分析をお手伝い
- 無理に転職は勧めず、自分のペースで転職活動を進められる
マジキャリのコーチングスタッフは、じっくりとあなたの話を聞いてくれます。その中で、あなたの強みや価値観を洗い出し、プロから見たあなただけの自己分析を手伝ってくれるのです。
また、マジキャリは転職する企業からお金をもらっている転職エージェントとは違うため、あなたが納得し、自己決定できる過程を大切にします。
ITエンジニアに向いてないと感じている人はぜひ、弊社マジキャリに相談してみませんか?経験豊富なスタッフがあなたの相談をお待ちしています。
今なら初回は無料相談を実施中です。お気軽にご相談ください。
関連記事
マジキャリについて知りたい人は以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ読んでみてください。
また、新しい技術を取り入れないと会社からの評価も下がりかねません。
会社の評価が下がってしまうと職場環境の居心地も悪くなり、出社したくなくなり収入が落ちるなど生活環境にも影響を与えてしまいます。