「ITエンジニアに向いていない」「一般企業へ転職したい」と考えている人も多いでしょう。
この記事ではITエンジニアから一般企業へ転職ができるのかを紹介しています。
ITエンジニアから一般企業へ転職するポイントや失敗事例、転職へのプロセスなどが知ることができるため、最後まで読んでみてください。
ITエンジニアから一般企業への転職は可能!
早速、結論ですがITエンジニアからの一般企業への転職は可能です。
なぜなら、ITエンジニアは専門的知識やスキルだけでなく、ポータブルスキルも持っていることが多いからです。
ポータブルスキルとは、どの業界でも使える汎用性の高いスキルのこと
具体的には、ビジネスマナーや計画を立てて実行に移せることなどが、ポータブルスキルです。
ポータブルスキルは社会人として、仕事をしていることで身につきやすいスキルとなります。
しかし、一般企業への転職といっても営業職やサービス職など、様々な業界があり、年齢によっても未経験業界の転職への難易度は変わってきます。
ITエンジニアが一般企業へ転職するなら、自分にどんなポータブルスキルがあるのかを見直し、転職の難易度に合わせて業界を選ぶことが大切です。
ITエンジニアから一般企業への転職難易度
ITエンジニアからの一般企業への転職は、年齢とともに転職の難易度が高くなります。なぜなら、20代と30代では企業に求められる人材像が異なるからです。
例えば20代なら、経験やスキルが足りなくても、成長する見込みがあるとしてポテンシャルにより採用される場合が多いです。
一方、30代では企業に定着して活躍できる人材である即戦力を求めています。即戦力になるためには、転職したい業界の知識やスキルが必要です。
下表は年齢による具体的な転職難易度です。
年齢 | 転職難易度 | 一般企業への転職における評価 |
---|---|---|
23歳 | △ | 1年目からの短期離職のため、性格を問題視される可能性が高い
年齢的には採用検討の余地があるとされる |
24〜26歳 | ◎ | 第二新卒としてポテンシャル採用される可能性は高め
社会人経験があることもプラスで評価される |
27〜30歳 | ◯ | 社会人経験やITエンジニアでの経験も評価される
業界に求められるスキルが必要 |
31〜33歳 | △ | 30代となり、即戦力として期待されるため、ITエンジニアで身につけたスキルを業界に活かせないと転職が難しくなる |
34〜37歳 | ✕ | マネジメント経験も重視される
IT業界の経験や知見を転職先に貢献させられることもポイントとなり、未経験業界への転職は厳しい |
37歳以上 | ✕ | マネジメント能力を活かして、業界にイノベーションを起こせる人材が期待される
マネジメントの実績が必要となるため、未経験業界への転職できる人材は限られる |
ITエンジニアが未経験業種に最も転職しやすい時期は、24〜26歳までの年齢です。
30代になるとマネジメントの経験や実績、革新的なアイデアを持ってチームを引っ張る人材でないと一般企業への転職は難しくなります。
このように未経験から異業種を選ぶ際は、年齢が大きく影響することに注意してください。
ITエンジニアから一般企業への転職を考える理由
ここまで、ITエンジニアから一般企業への転職は可能だと紹介しました。次にITエンジニアが一般企業への転職を考える理由について見ていきましょう。
ITエンジニアが一般企業への転職を考える理由は主に以下の3つです。
そもそもITエンジニアに向いていない
ITエンジニアが一般企業への転職を考える理由の一つは、そもそもITエンジニアに向いていないことが挙げられます。
なぜなら、ITエンジニアは専門的なスキルだけでなく、論理的な思考やクライアントとのコミュニケーションなどを求められる場面もあり、性格的に合わないと感じる人もいるからです。
例えば、自分はプログラミングをしたいと入社したのに、人材が足りないためにクライアントの要望を聞き出し、システムの設計などを考えることになった場合です。
「人とのコミュニケーションよりもコードを書きたい」「始めからシステムの構築なんて、考えるのは苦手」などの場合に転職を考えることが多いです。
ITエンジニアには仕事の幅が広く、ITエンジニアになったものの、自分の性格とは合わない仕事だったと感じるときは、一般企業への転職を視野に入れることが選択肢となります。
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ワークライフバランスを取りづらい
ITエンジニアが一般企業への転職を考える理由の一つは、ワークライフバランスが取りづらいことです。なぜなら、ITエンジニアは長時間労働や休日出勤が多いからです。
dodaの「平均残業時間ランキング【91職種別】」によると、年齢別におけるITエンジニアの残業時間は以下の通りでした。
20代 | 30代 | 40代 | 50代 |
---|---|---|---|
15.9時間 | 22.1時間 | 23.6時間 | 23.2時間 |
※2023年度(4月〜6月)の1ヶ月の平均残業時間を記載
次に厚生労働省の「毎月勤労統計調査 令和5年度」の資料では、すべての職種を調査した残業時間の平均は10時間とあります。
ITエンジニアがいかに多くの長時間労働をしているのかわかりますね。
ITエンジニアにとって長時間労働の原因にはいくつか理由があります。
- IT業界の人材不足
- 急なトラブルへの対応
- 作業量の多さ
- 残業が当たり前とされる環境
上記のように、そもそも作業量が多く、急な対応もあるため、スケジュールを立てても長時間労働から抜け出せないケースが多いです。
「休日はゆっくり趣味の時間を取りたい」「家族との時間を大切にしたい」などライフワークバランスを理由に一般企業への転職を希望する理由もうなずけます。
ただし、一般企業への転職の際は、残業代などの手当がなくなるため、ITエンジニアのときよりも、収入は下がる可能性があることは注意してください。
会社の評価・待遇に不満がある
ITエンジニアが一般企業への転職を考える理由の一つは、会社の評価や待遇によっては不満がでることが挙げられます。
なぜなら、忙しいなどの理由で評価や待遇などを考えず、働き手のことを後回しにされるからです。
ITエンジニアは長時間労働にも関わらず、それを当たり前とされて評価をされないケースがあります。
また、有給の取得も思い通りに取れない場合も多いです。
こうした評価や待遇面によって不満を抱えるITエンジニアは、福利厚生や有給制度の整った一般企業への転職を考えます。
もし、自分の職場でサービス残業を強いられていたり、パワハラ的な発言をされるようであれば、すぐにでも転職を考えてください。
ITエンジニアから一般企業へ転職する際の3つの選択肢
ここからはITエンジニアから一般企業へ転職する際の注意点を紹介します。転職する際の選択肢を知ることで、自分に合った転職先を考える参考となります。
ITエンジニアが一般企業へ転職する際の選択肢は以下の3つです。
IT業界でITエンジニアとして転職する
ITエンジニアは、同じIT業界へ転職する選択肢があります。
なぜなら、ITエンジニアといっても多種多様な役割があり、転職することで経験やスキルなどを磨くことができるからです。
例えば、SEやプログラマー、インフラエンジニアなどの役割があるため、自分に合っている役割を求めて転職できます。
もちろん、今までの経験やスキルがそのまま活かされるため、異業種よりも転職もしやすく、転職後も活躍できる可能性が高いです。
しかし、注意点もあります。同じIT業界への転職の場合、転職前と同じ悩みを抱える可能性もあるからです。
以下、IT業界への転職をするメリットとデメリットを表にまとめました。自分の状況と合わせて転職を考えるうえで参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
---|---|
・経験やスキルをアピールでき、転職しやすい
・自分のスキルを活かして即戦力として活躍できる ・経験を積むことで、システム構築のプロとして認知される ・プロジェクトマネージャーなどのマネジメントにも挑戦できる |
・長時間労働などの転職をしようとした際と同じ悩みを抱えやすい
・給料が下がる可能性もある ・始めから人間関係をつくらないといけない ・成果を出せないと気持ちが焦る場合もある |
同じIT業界への転職をする際は、上記のメリットやデメリットがあることを理解してください。
また、同じ悩みを抱えて、再度転職を考えることがないよう、転職する理由を明確にしておくことが重要です。
転職の悩みを明確にしたうえで、同じIT業界へ転職をするのか、一般企業への転職するのかを検討していくのが大切なプロセスとなります。
違う業界でITエンジニアのスキルを活かして転職する
ITエンジニアは、ITに力を入れている一般企業へ転職する選択肢があります。
なぜなら、ITエンジニアとしてのスキルや知識を活かせるため、転職後も即戦力として活躍できる可能性が高いからです。
AIへの導入が活発になり、一般企業へのでもITエンジニアを必要としている会社が増えています。
例えば、システムを取り入れて作業の効率化をしたいが、企業にシステムへの知見がないため、長期的なアドバイスができる人材が欲しいなどのケースもあるのです。
また、ITエンジニアのスキルを活かして、企業のホームページの管理やデジタル系の作業を一任されるなど、ITエンジニアの経験を活かせる場面も多くあります。
もちろん、ITに力を入れている一般企業への転職にもメリットとデメリットがあります。検討への参考にしてみてください。
メリット | デメリット |
---|---|
・経験やスキルをアピールでき、転職しやすい
・自分のスキルを活かして即戦力として活躍できる ・IT系の作業を任されるため、やりがいを持てる ・福利厚生が整っているため、残業が減るなどのライフワークバランスが取りやすくなる |
・給料が下がる可能性もある
・始めから人間関係をつくらないといけない ・成果を出せないと気持ちが焦る場合もある ・IT関連への営業など慣れない仕事を任される場合もある ・得意なことだけでなく、様々なITスキルや専門性を求められる場合もある |
未経験の業界・職種へ転職する
ITエンジニアは、未経験の業界や職種へ転職する選択肢もあります。
なぜなら、ITエンジニアから離れて働きたいと感じる場面もあるからです。
ITエンジニアは専門性の高い職種ですが、求められる能力や適性な性格もあります。また過酷な環境で働かされる場合もあるため、人によってはITエンジニアをやめて別の職種で働きたいと考える人もいるのです。
実は、ITエンジニアが仕事で考えている論理的な思考力やコミュニケーション能力などは汎用性が高く、未経験の業界や職種でも十分に強みとして仕事に活かせるため、企業にマッチするなら採用される可能性はあります。
採用されるには、自分の強みをしっかりと分析してアピールすることが大切です。
ITエンジニアが未経験の業界や職種へ転職するメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・自分の性格や職場環境に合った仕事が探せる
・福利厚生が整っているため、残業が減るなどのライフワークバランスが取りやすくなる ・新しいスキルや知識を身につけることができる |
・給料が下がる可能性もある
・始めから人間関係をつくらないといけない ・業界独自の仕事を覚える必要がある |
自分の性格や職場環境に合った仕事が探せることがポイントで、仕事のやりがいやライフワークバランスが取りやすいことが魅力です。
ただし、未経験のため、給料が下がる可能性は高いことは注意してください。
【ITエンジニア経験を活かす】おすすめの転職先3選
ITエンジニアの転職する際の選択肢がわかったところで、次にITエンジニアのスキルや経験を活かせるおすすめの転職先を紹介していきます。
ITエンジニアのスキルや経験を活かしながら転職をしたいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
社内SE
ITエンジニアの経験を活かせる転職先は社内SEがおすすめです。なぜなら、ITエンジニアとしての専門性を十分に発揮できるからです。
例えば、社内でシステム開発をする場合、その専門性やスキルなどを活かせます。また、システム管理や運用などシステムを作るだけにとどまらず、継続して仕事をおこなえるので長期的に会社に貢献できるでしょう
。注意点としては採用枠が多い職種ではないため、こまめに求人情報を確認したり、自分の性格や強みに合う企業の研究も欠かせません。
自分に合った企業での社内SEはあなたの専門性を活かしつつ、やりがいを持てる仕事と言えます。
一般企業のDX推進部門
ITエンジニアの経験を活かせる転職先は一般企業のDX推進部門もおすすめです。なぜなら、多くの企業がDX化に取り組んでいるからです。
例えば、企業は作業効率を高めるためにIT化を始めますが、IT化が進むにつれて、デジタルやAIに任せる業務をまとめて1本化するためにシステムそのものを変更させたい企業も多くあります。
ITについての深い知識や経験を持つITエンジニアは、DX化を進める一般企業には必要となるため、今後も需要が高まると言えるのです。
システム開発や設計などのDX化についての知識や経験があれば、採用される可能性は高まり、年収などのアップも期待できます。
ITコンサルタント
ITエンジニアの経験を活かせる転職先はIT系のコンサルタントがおすすめです。なぜなら、ITを使って作業効率を高めたい企業がいるため、コンサルタントは需要が高いからです。
例えば、ITコンサルタントに依頼すれば、企業としても効率化を図ることができ、ランニングコストも下げることが可能です。
そのため、今後もITコンサルタントへの依頼が増えていくことが予想されます。
ITコンサルタントとして働くためには、コンサルティングファームへの採用を目指すこともできたり、独立も視野に入れることが可能です。
ITコンサルタントとして必要な顧客のニーズを汲み取るスキルが必要とするSEの仕事をしていたり、開発部門にいるITエンジニアならコンサルタントへの転職はおすすめの転職先です。
【ITエンジニアから異業種へ】おすすめの転職先5選
次にITエンジニアが異業種へ挑戦する場合のおすすめの転職先を5つ紹介します。
異業種へのおすすめの転職先は以下の5つです。
本来、異業種への転職はハードルが高いのですが、今回おすすめする転職先は未経験でも転職しやすく、ITエンジニアの経験が活かせる職種です。最後まで読んで参考にしてみてください。
営業職
ITエンジニアは営業職への転職がおすすめです。なぜなら、営業職はコミュニケーション能力があるなど、自分の強みや適性によって未経験からでも採用される可能性が高いからです。
例えば、ITエンジニアは顧客のニーズを組み取り、システムを設計する場合があります。ニーズを伝えてもらうコミュニケーション能力が高いと成約にも繋がりやすく、営業職としても成果を出せる可能性が高いです。
また、ITエンジニアの強みでもある論理的な思考力は、営業職でも役立ちます。資料作りの読みやすさやクライアントへの会話のプロセスなどは論理的な思考が必要です。
こうしたITエンジニアの強みや適性があることで、異業種の営業職でも活躍できます。
関連記事
営業職への転職を考えている人は「営業職のキャリアプランの回答例12選!面接で受かる答え方とは?」を読んでみましょう。
事務職
ITエンジニアは事務職への転職がおすすめです。なぜなら、事務職は特別なスキルが求められないため、未経験でも採用される可能性が高いからです。
ITエンジニアが事務職となれば、AIやデジタルツールを活用しながら事務作業の効率化を図ることができます。
また、システムに関しても知識があるため、事務手続きで何かあった場合の対処も考えて実行することができます。
そのため、ITエンジニアのスキルは事務職でも活かされ、かつ未経験でも採用されやすい事務職は転職におすすめできるのです。
関連記事
事務職へ転職したいと感じたら「事務職のキャリアプランはどう立てる?誰でも簡単に作れる3ステップを紹介」を参考にしてみてください。
ネットサービス系企業
ITエンジニアはネットサービス系企業への転職がおすすめです。なぜならネットサービス系の企業ではITエンジニアでの知識やスキルも活かせるからです。
例えば、WebショッピングサイトやWebコンサルを運営する企業には、コードを変更して販売サイトの仕様を変更するなどの柔軟な対応ができます。
また、顧客のニーズを知っていることからマーケティングなどの部署に配属される場合があり、ITエンジニアで培った論理的な思考力が活かせます。
ネットサービス系の企業に転職する場合、在宅ワークを取り入れている企業も多いため、ワークライフバランスを求める人にもおすすめできる仕事です。
サービス業・接客業
ITエンジニアはサービス業や接客業への転職がおすすめです。なぜなら、サービス業や接客業は未経験者でも積極的に採用されているからです。
サービス業は在庫管理やポップの作成などアルバイトでもできる業務内容も多く、アルバイトからの正社員登用制度もあるため、採用されやすくなっています。
サービス業や接客業ではITエンジニアとしてのコミュニケーションスキルや問題解決能力なども活かせるため、転職の際には強みとなるのです。
コミュニケーション能力や問題解決能力は以下のサービス業や接客業に大きな力を発揮します。
- 飲食店
- アミューズメントパーク
- ホテルのスタッフ
- 塾講師
より良いサービスを提供しつつ、利用者の困り事を解決できる論理的な思考力を持つITエンジニアの特徴が活かせます。
公務員
ITエンジニアは公務員への転職がおすすめです。なぜなら、ITエンジニアは決められた業務をこなすことを得意としているため、公務員の業務フローと似ているからです。
例えば、公務員には作業内容の裁量権はほとんどありません。そのチームで決められたタスクを効率良くこなすことが主な仕事内容となります。
ITエンジニアも似たような仕事内容で、開発をおこなうチームや設計をおこなうチーム、システムにプログラムしていくチームと分けられることが多く、決められたタスクを効率的に作業している場合が多いです。
公務員では役職が上がるとチームや組織を管理するマネジメントスキルも活かすことができます。
開発のプロジェクトマネージャーを担当した経験がある場合は大きな強みとなり得るのです。
関連記事
公務員に興味があるなら「地方公務員って実際どうなの?キャリアプランや仕事内容を解説」に詳しい内容が載っています。ぜひ読んでみてください。
ITエンジニアから一般企業への転職に活かせるスキル
ITエンジニアから一般企業へ転職するときにスキルでのアピールが必要です。ITエンジニアにはテクニカルスキルと前述していますがポータブルスキルがあります。
2つのスキルを企業に上手くアピールすることで転職への成功が近づくため、ここでしっかりと理解しておきましょう。
テクニカルスキル
テクニカルスキルとは、いわゆる専門的な知識やスキルのことです。ITエンジニアではプログラミングのコードやサーバーへのウイルス対策などが当たります。
テクニカルスキルは一般企業への転職で強みとなる可能性が高いです。なぜなら、一般企業でも業務の効率化に力を入れているため、ITのスキルや知識が必要とされているからです。
例えば、DX化やIT化を導入した方がいいとは知りながら、実際の導入方法の経験がないと失敗する可能性があります。
そのため、ITの知識や経験がある人材を雇うことでチームを引っ張り、作業の効率化を高めて欲しいと考えられているのです。
以下、テクニカルスキルの一覧です。自分のスキルがどの場面で役立つかの参考にしてみてください。
テクニカルスキル | 活用できる場所 |
---|---|
プログラミングスキル | 企業のホームページ作成やシステムの修正が可能 |
システム開発スキル | IT化やDX化の推進やアドバイスができる |
テストスキル・デバッグスキル | 自社システムのイレギュラーに対応できる |
セキュリティスキル | サイバーテロなどへの保険をかけ損害を防ぐ |
ITエンジニアとしては当たり前のスキルでも一般企業にとっては重宝される知識やスキルのことが多いため、ITエンジニアのテクニカルスキルを持っていることは、転職への強みとなります。
ポータブルスキル
ポータブルスキルとは、論理的な思考力やコミュニケーション能力など、どの業務でも活かせるスキルのことです。
ITエンジニアの経験から身についたポータブルスキルは一般企業の転職へ活かせるスキルとなります。なぜなら、ポータブルスキルは業界や職種によっては強みとしてアピールする材料になるからです。
ITエンジニアの経験で身につくポータブルスキルは以下の通りです。
ポータブルスキル | 活用できる場所 |
---|---|
問題解決スキル | イレギュラーなことでも論理的に解決できる |
コミュニケーションスキル | 部署同士などのコミュニケーションを円滑におこなう |
マネジメントスキル | プロジェクトの人材配置や計画を立て、進行できる |
タスク管理スキル | タスクを細分化し、調整や優先順位を決める |
例えば、スケジュールなどの管理が得意な場合は、事務職などのタスク処理を計画的におこなうことができるため、企業には強みとして自分の経験を伝えることができます。
ITエンジニアの仕事で培ったポータブルスキルを理解し強みとすることで、一般企業への転職できる可能性が高まるのです。
ITエンジニアから一般企業への転職を成功させる5つのポイント
ここからは、ITエンジニアから一般企業へ転職させるポイントを5つ紹介します。ポイントは以下の5つです。
ポイントを理解することで、転職に失敗する原因を未然に防ぐことが可能です。何度も読み返し、しっかりと自分のものにしてください。
転職理由を明確にする
ITエンジニアが一般企業への転職を成功させるためには、転職理由を明確にする必要があります。なぜなら、転職理由が明確でないと、転職しても同じ悩みを繰り返してしまう可能性があるからです。
例えば、長時間労働で家族との時間を過ごせないと感じているにも関わらず、転職理由を明確にしていなかったため、残業の多いとされる広告業界へ転職をしてしまうケースです。
転職理由を明確にすると、ここでは「残業の少ない業界を探そう」と考えられるようになります。
転職理由を明確にしないと同じ悩みを持ってしまい、転職を繰り返してキャリアを台無しにしてしまう場合もあるのです。
まずは自分の転職理由を他人に話せるように言語化してください。
しっかりと時間をかけて転職理由を考えることが重要です。
これまでの経験・スキルを棚卸しする
ITエンジニアが一般企業への転職を成功させるためには、今までの経験やスキルを棚卸しすることが必要です。
なぜなら、自分がどのような経験やスキルを持っているのか理解することで、自分に向いてる業界や職種がわかるからです。
例えば、自分の転職理由が明確になっていても、自分の向いてる業界や職種へ転職をしてしまうと「苦手な作業ばかりさせられる」「この業務は非効率すぎる」などストレスがたまりかねません。
しっかりと自分のスキルや経験を棚卸ししてください。
棚卸しすることで、自分が何が得意で何が苦手なのかなどを分析することができます。
また、業界や職種に合ったスキルや経験を発見することで、転職時のアピールにも繋がるため、テクニカルスキルやポータブルスキルを見直してみてくださいね。
自己分析・キャリアプランの設計をする
ITエンジニアから一般企業への転職を成功させるためには、自己分析とキャリアプランの設定が必要です。
なぜなら自分の強みや弱みを理解し、理想の将来像を描くことで自分に向いてる職種がわかり、キャリアの計画も立てることができるからです。
例えば、自己分析することでITエンジニアで培ったあなたの強みや弱みなどを理解できるだけでなく、大事にしている価値観も深堀りできます。
そのため、どんな業種に転職すれば自分の価値観に合っていて、やりがいを感じられるのかがわかるのです。
また、自分に向いている業種がわかることで、自分のキャリアを見つめ直し、将来の理想の自分に向かって計画を立てることができます。
キャリアプランが明確になれば、転職する際の判断もしやすく迷うことが少なくなりますよ。
とはいっても、「自己分析って難しそう」「自分のことなんかわからない」と不安に なっている人もいるでしょう。
そんな人には弊社のキャリアコーチングサービス「マジキャリ」へ相談することをおすすめします。
マジキャリでは、元転職エージェントや人材担当者があなたのキャリアを一緒に見つめ直し、自己分析を手伝います。
あなたの適正も深堀りしてくれるため、キャリアプランのイメージがしやすいのが特徴です。
マジキャリは今なら無料相談を実施しています。気になる人はお気軽にご相談ください。
業界や企業について情報収集し分析する
ITエンジニアが一般企業への転職を成功させるためには、業界や企業への情報収集と分析が必要です。なぜなら、未経験の業界であるため、知らないことも多く転職後のミスマッチの原因となるからです。
未経験での業界や企業の情報収集の内容は以下の通りです。
- 業界の現状(年収や休暇)
- 将来性(ニーズがあるか確認)
- 企業文化(ホームページで社員インタビューを確認)
- IT化やDX化を進めている企業なのか(強みとしてアピールできる)
ネット情報だけでなく、できれば実際に業界で働いている人の声が聞けると安心して転職へと進むことができるため知り合いなどを当たってみましょう。
転職エージェントに相談する
ITエンジニアから一般企業への転職を成功させるためには、転職エージェントに相談することがおすすめです。
なぜなら、自分のキャリアについての相談ができたり、気になる業界の生の声を知っているからです。
例えば、気になる業界のことを知りたくても、生の声はなかなか聞けません。しかし転職エージェントなら様々な業界の人とのやり取りがあるため、詳しい情報や調べても出てこない情報を教えてくれます。
ただし、転職エージェントは求人紹介がメインです。転職を強引に勧めようとするエージェントもいるため、注意が必要となります。
一番大切なのは、あなたのライフスタイルや適正に合った企業への転職です。自分の強みや転職の軸をしっかりと持っている人なら良いのですが、自己分析が不十分の人にはおすすめはできません。
キャリアコーチングに相談する
ITエンジニアから一般企業への転職を成功させるためには、マジキャリなどのキャリアコーチングサービスに相談することがおすすめです。なぜなら、キャリアコーチングはあなたに寄り添った転職サポートをしてくれるからです。
ITエンジニアの業界や別の業種の情報にも詳しく、あなたのキャリアに寄り添った自己分析を手伝ってくれます。
自分の強みや価値観を明確にするところから、転職サポートまでじっくりと時間をかけてでも、あなたに合った企業への転職をサポートしてくれるため、自己分析や企業研究の段階で悩んでいる人にはおすすめです。
ITエンジニアの転職に強いキャリアコーチングサービス3選
転職したいけど、一人では難しいと感じる人もいます。ここではITエンジニアの転職に強いキャリアコーチングサービスを3つ紹介します。
それぞれの特徴をわかりやすく解説していますので、キャリアコーチングサービスの利用を考えている人は参考にしてみてください。
20代〜30代に強い「マジキャリ」
20代〜30代のキャリアに強いのはマジキャリです。マジキャリには4つのコースがあり、安心転職コースでは、なんと転職内定率100%を誇ります。
以下、マジキャリが提供する4つのコースです。いずれも徹底的な自己分析で利用者が理想の将来に向けて歩み出すことができるキャリア支援をおこなっています。
コース | キャリアデザインコース | 自己実現コース | 安心転職コース | 入社後活躍コース |
---|---|---|---|---|
料金 | 385,000円(税込) | 594,000円(税込) | 880,000円(税込) | 1,180,000円(税込) |
セッション回数 | 5回 | 10回 | 15回 | 20回 |
サポート期限 | 40日間 | 90日間 | 140日間 | 250日間 |
特徴 | ・自己分析支援
・キャリアプラン |
キャリアデザインコースに下記が追加
・転職の進め方 ・企業研究と選定 ・書類対策 ・面接対策 |
自己実現コースに下記が追加
・内定後の意思決定支援 ・退職と入社支援 |
安心転職コースに下記が追加
・人間関係構築支援 ・目標達成サポート支援 |
※上記に加えて、入会金55,000円(税込)が費用としてかかるためご注意ください
的確なアドバイスをおこなうことで、利用者が後悔しないようなコーチングをしているのです。
弊社マジキャリは、今なら無料相談をおこなっています。気になる人は一度、相談してみてください。
年収アップに強い「キャリドラ」
キャリドラは平均年収が91.6万円アップを謳っているキャリアトレーニングサービスです。自分のキャリアを設計したり、強みを見つけるなどのキャリア支援に近いサービスだと言えます。
コース | ハイキャリアコース | エキスパートコース | プロフェッショナルコース |
---|---|---|---|
料金 | 未掲載 | 未掲載 | 未掲載 |
論理思案集中講義 | 0回 | 1回 | 2回 |
サポート期限 | 3ヶ月 | 4ヶ月 | 6ヶ月 |
特徴 | ・内的戦略の計画
・強みの発見 ・業界研究や企業選定 ・書類対策 ・面接対策 ※基本的な内容を網羅している |
ハイキャリアコースに下記が追加
・マイクロオフィススペシャリストの試験対策 ・アフターフォロー |
エキスパートコースに下記が追加
・管理マネジメント講習 ※マネジメントの領域で活躍が期待できる |
上記はキャリドラのコース一覧です。料金は一人ひとりの相談内容によって変化するため、料金は未掲載でした。
無料面談に行かないと料金表は見せてもらえないですが、SNSの情報によると数十万〜100万円以上かかるとのことです。
論理思案集中講義とは、ビジネスのための論理的な思考トレーニングのことです。
専門職では意外とビジネスの基本について知らないことも多いため、ビジネスのトレーニングができるのはキャリドラの強みと言えます。
またプロフェッショナルコースではマネジメントについても学べるため、これから一般企業に転職してビジネスで活躍する人にとっては選択肢の一つとなります。
参考:キャリドラ
異業種への転職に強い「WorX」
異業種への転職に強いキャリア支援サービスはWorX(ワークス)です。WorX(ワークス)は初期費用0円の後払い制のため、お金に不安がある人でもサービスを利用可能です。
WorX(ワークス)は、すべての人が同じキャリアサービスを受けることになります。
コース | リスキリング転職支援 |
---|---|
料金 | 後払い(転職後の給料10%の24ヶ月分) |
セッション回数 | 13回 |
サポート期限 | 200時間(約3ヶ月)のカリキュラム |
特徴 | ・初期費用は0円
・200時間のスキル習得プログラムの受講あり ・時間外や転職後の相談もOK ・経済産業省のキャリアアップ支援事業により、最大70%(56万円まで)受講費用の給付が可能 ※2027年3月31日まで |
WorX(ワークス)の特徴の一つに、スキルを習得するためのeラーニングや学んだことをアウトプットするために専属コーチとロールプレイングがあります。
知識の習得だけでなく、アウトプットできることで転職への自信と繋がるのです。
スキルを習得後に初めて転職先を紹介するシステムなので、時間をかけてでもスキルを習得して転職したい人におすすめです。
参考:WorX
ITエンジニアから一般企業への転職でよくある失敗
ITエンジニアから一般企業へ転職でよくある失敗について解説します。失敗事例を知ることで、リスクを避けることが可能です。
以下では、転職のよくある失敗を3つ紹介します。
最後まで読むことで、転職の際に「こうすれば良かった」という後悔を失くすことができますよ。
想定よりも残業が多かった
一般企業への転職でよくある失敗の一つは、想定よりも残業が多い場合があることです。なぜならワークライフバランスを重視して転職した場合は、残業が多いと失敗したと感じる原因だからです。
例えば、土日休みの求人に応募して見事に転職できた人でも、実は残業や持ち帰りの仕事が多くて休みの日も仕事をしなければならないケースもあります。
このようにならないためにも、事前に企業サイトや口コミなどで企業や業界の情報収集をすることが大切です。
情報収集をすることで、業界の平均残業時間や企業の仕事内容が把握できます。未経験での業種こそ、情報収集を怠らないように注意してください。
社風や雰囲気が自分に合わなかった
一般企業への転職でよくある失敗の一つは、社風や雰囲気が自分に合わない場合があることです。
なぜなら、社風や企業の雰囲気が合わない場合はストレスがたまってしまうからです。
例えば、社風や企業の雰囲気は十分なリサーチをしても働いてみないとわかりません。人間関係に悩んで転職したにも関わらず、また人間関係で悩んでしまうケースも多いです。
社風や雰囲気で悩まないためには、企業の内定後にオフィスを見学させてもらったり、SNSを使って企業の風土を確認してください。
可能であれば、面接時に社員の人と話す機会をもらうように事前にお願いしておくと質問することで雰囲気を感じ取ることができますよ。
仕事内容が思っていたのと違った
一般企業への転職でよくある失敗の一つは、仕事内容が思っていたものと違った場合です。
なぜなら、自分の強みが活かせずに苦手な仕事を与えられてしまうと失敗したと感じてしまうからです。
例えば、自分の強みを活かせると感じて入社したにも関わらず、実際は仕事内容が違って戸惑うケースがあります。
大切なことは企業分析です。特に未経験の業界へ挑戦しようとする場合に多いのですが、想定していた仕事内容とは、イメージが違ったために「自分には合っていないのではないか」と考えてしまいます。
企業分析の仕方はホームページだけでなく、現実味のあるSNSや口コミなどからイメージしてください。
また、可能ならSNSなどのダイレクトメール機能を使って、実際に働いている人の声を聞けるのがベストです。
いきなり尋ねるのではなく、興味を持っているところから少しずつ関係性を作ると質問に答えてくれる可能性が高まります。
ITエンジニアから一般企業への転職を成功させた体験談
ここでは、ITエンジニアから一般企業への転職を成功させた人の体験談をまとめました。リアルな転職理由から一般企業で働くことへの感想まで知ることができます。
気になる人は最後まで読んでみてください。きっとあなたにとって、役立つことが書いてありますよ。
Slerからソフトウェア開発エンジニアへ転職した人の体験談
自分で答えを見つけ出す方法を教えてくれた
「自分がお客様のために何をしているのかわからない」「自分が役に立っている実感がない」ということから仕事に対しモヤモヤを感じていました。キャリアについてフラットに相談できるサービスはないかと悩んでネットで調べていたら、キャリアカウンセリングというモノがあるのを知ったのがマジキャリと出会ったきっかけです。
最初はキャリアデザインコース(35日)と迷いました。しかし、将来必ず転職をすると思ってたので、この機会に「転職に関しても考えてみてはいいのでは?」と思って自己実現コースを利用することに決めました。
この直感は正しかったようで、マジキャリでは、「あなたには○○が向いています」ではなく「自分で答えを見つけ出す方法」を教えてくれました。自分の視野が広がり、色々考える余裕ができたのが結果的によかったです。
今の転職先に受かったのは間違いなく、マジキャリのおかげだと思っています。昔の自分は自分に全く自信がなかったので、マジキャリでの徹底した自己分析や転職の対策を通して、自分に自信がついたのはすごくよかったです。
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SEからマーケティング職へ転職した人の体験談
天職と出会えた
私はシステムエンジニア(通称:SE)からマーケティング職に転職しましたが、仕事のやり方が全く違うことに良い意味でかなりカルチャーショックを受けました。と同時に、やりがいもすごく感じることができ、今では「これこそ天職だ!」と思っています。
私がSEの時は、クライアント(お客様)が社内である程度「こんなことしたい」というのがあり気で依頼がきていました。それを踏まえて「システムでどう実現するか」を考えるのがSEの仕事でした。
一方のマーケティングでは、「消費者へアンケートを取ったり」「Webサイトやアプリの消費者行動を分析」し、何が課題かを自ら見つける必要があります。
個人的な意見ですが、もし「常に何かしようとうずうずしてる人」や「誰かに言われたことをやる仕事は嫌い」という方がいましたら、マーケティング職は向いてるかもしれません。自分で考えながら新しいことに挑戦するチャンスが沢山あります!
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SEから高校教諭へ転職した人の体験談
ITエンジニアの名残のある高校教諭になりました
エンジニアを辞めた理由は2つ。ひとつは社内の派閥争いに巻き込まれてしまったこと。もうひとつは、そんな折に、別の夢をかなえるチャンスが私の元にやってきたこと。
昔からの夢のひとつだからという理由で、高校教諭への道を踏み出したのですが、やはり最初は大変でした。
工業系の教員免許は、教育実習をしなくても取ることができるので、教壇に立つのも初めて。自分が工業高校に通っていたときのことを思い出しながら、なんとか授業を進めました。
ちなみに、エンジニア時代の経験も、生徒たちに進路指導をする際にとても役立っています。また、エンジニア時代の名残か、物事を効率よくこなす癖がついているため、自由時間をたっぷり確保できています。その自由時間を趣味などに使うと、さらに人脈は広がっていきます。趣味であれ仕事であれ、人から学ぶことはとても多い。人とのつながりは、エンジニア時代に比べて確かに増えました。
ITエンジニアから一般企業への転職ならマジキャリへ相談!
「ITエンジニアからの一般企業への転職はハードルが高そう」「ITのことしか知らないから自己分析なんてしたことない」と悩んでいる人もいるでしょう。
確かに未経験の業界や職種は転職するうえで、イメージがしにくいため、ハードルが高く感じてしまいます。
しかし、前章の体験談からもわかるように、実際にITエンジニアから一般企業への転職を成功させることで、人生が変わり、自分の将来に希望を持ちながら働いている人もいるのです。
「気になる業界のことを知りたい」「誰かに自己分析を手伝って欲しい」と感じたらマジキャリに相談してください。
弊社サービス「マジキャリ」は累計相談者は2万人を超え、それでも92%と高い顧客満足度を誇っているキャリアコーチングサービスです。
IT業界にも詳しいため、ITエンジニアの労働環境も周知しています。また、多くのITエンジニアからの相談も受けているため、転職理由についても深い理解があります。
マジキャリは利用者に寄り添うキャリアコーチングサービスのため、転職を無理にすすめることはありません。
まずは徹底的な自己分析をおこない、自己理解を深めることから始まります。あなたの将来を一緒に考え、自分で決められるようにお手伝いしていくコーチングサービスです。
ぜひ一度、マジキャリに無料相談してください。経験豊富なコーチングスタッフがあなたの相談をお待ちしています。
ITエンジニアから一般企業への転職でよくある質問
最後に、ITエンジニアから一般企業への転職によくある質問にお答えします。よくある質問は以下の2つです。
ITエンジニアは将来性のある職業ですか?
ITエンジニアは将来性のある職業の一つです。なぜなら、今後AI開発やDX化がさらに進むことが予測されIT業界だけでなく、一般企業でもITエンジニアの需要は高まると考えられるからです。
例えば、一般企業でも作業の効率化を図ることへ力を入れるときにITエンジニアがいることで、自社独自のシステムの開発やコスト削減などが可能となります。
ITエンジニアの需要は今後も高まります。しかし、最も大切なことは自分の理想の将来に向かって仕事をおこなうことです。
ITエンジニアを続けるか、本当にやりたいことのために転職を検討するかをじっくりと考えることが大切になります。
30代でもITエンジニアから一般企業へ転職できますか?
30代でもITエンジニアから一般企業へ転職することは可能です。繰り返しになりますが。ITエンジニアはコミュニケーションスキルや論理的な思考力などのポータブルスキルやテクニカルスキルを持っているからです。
しかし、一般企業への転職をする際は、自分のポータブルスキルやテクニカルスキルが企業にマッチしているかを分析する必要があります。
例えば、マネジメントスキルが高ければ、サービス業でアルバイトを管理しながら月の売上目標を達成できる可能性も高まります。
マッチしていれば、自分の強みとして一般企業へアピールの仕方を考えてください。
一般企業への転職に大切なことは、自分のスキルをしっかりと理解するための自己分析をおこなうことです。
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30代で転職したいと考えている人は「間に合う?転職したいけどスキルがない30代が転職を成功させるコツを解説」を読んでみましょう!
そのため、ポータブルスキルがあるITエンジニアは、一般企業への転職をする場合でも成果が出やすく、企業へのアピールと繋がるのです。