ITエンジニアから転職 一般企業

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ITエンジニアから一般企業に転職は可能!おすすめ業種8選と選び方のポイント

この記事の監修者

末永 雄大

新卒で株式会社リクルートに入社し数百を超える企業の中途採用を支援。その後2012年アクシス株式会社を設立、キャリアコーチング事業、転職エージェント事業、Webメディア事業を複数展開。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。

この記事のまとめ

「ITエンジニアの仕事が自分に合っていないかもしれない」「一般企業に転職してみたい」と感じているITエンジニアは少なくありません。

結論から言うと、ITエンジニアの経験は一般企業でも十分に通用します。この記事では、転職が可能な理由から経験を活かせるおすすめの職種8つ、成功のポイントまでを解説します。よくある失敗や体験談も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

目次

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    「ITエンジニアの仕事が自分に合っていないかもしれない」「一般企業に転職してみたい」と感じている人は少なくありません。

    結論から言うと、ITエンジニアの経験は一般企業でも十分に通用します。

    この記事では、転職が可能な理由から経験を活かせるおすすめの職種8つ、成功のポイントまでを解説します。よくある失敗や体験談も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

    ITエンジニアから一般企業への転職は可能

    結論から言うと、ITエンジニアから一般企業への転職は十分に可能です。ITエンジニアは専門的なスキルだけでなく、どの業界でも通用するポータブルスキルを自然と身につけているからです。

    ポータブルスキルとは、論理的に考える力や計画を立てて実行する力など、業界や職種が変わっても持ち運べるスキルを指します。日々の開発や顧客対応のなかで磨かれるため、本人が思っている以上に一般企業でも評価されます。

    末永 末永

    ITエンジニアの経験で培った力は、その会社でしか通用しない「会社内価値」ではなく、どこでも持ち出せる「市場価値」になります。だからこそ一般企業でも成果を出しやすいのです。

    ただし、一口に一般企業といっても営業職やサービス職などさまざまで、年齢によって未経験業界への転職難易度は変わります。自分にどんな強みがあるのかを見直し、難易度に合わせて業界を選ぶことが大切です。

    年齢で変わる転職難易度

    ITエンジニアから一般企業への転職は、年齢が上がるほど難易度が高くなります。20代と30代では、企業が求める人物像が変わるからです。

    20代なら、経験やスキルが多少足りなくても、これから伸びるポテンシャルを見込んで採用されるケースが多くあります。

    一方で30代になると、入社後すぐに活躍できる即戦力としての期待が大きくなり、転職先の業界で使えるスキルや経験が求められます。

    下の表は、年齢ごとの転職難易度の目安です。

    年齢 難易度 一般企業での評価
    23歳 入社1年目での離職とみなされ、定着性を不安視されやすい
    24〜26歳 第二新卒としてポテンシャル採用されやすく、社会人経験も加点される
    27〜30歳 ITエンジニアの経験は評価されるが、転職先で求められるスキルも必要になる
    31〜33歳 即戦力扱いになり、ITの経験を転職先で活かせるかが問われる
    34〜37歳 専門性に加えマネジメント経験が重視され、未経験業界は厳しくなる
    37歳以上 高い専門性かマネジメント実績がないと、未経験業界への転職は難しい

    未経験の業種に最も移りやすいのは、第二新卒として扱われる24〜26歳です。30代を超えると、専門性やマネジメントの実績を持っていないと一般企業への転職は難しくなります。年齢が選択肢を大きく左右することを、まず押さえておいてください。

    ただし、年齢だけで転職の可否が決まるわけではありません。本当に大切なのは、自分の強みや転職理由を自己分析で言語化し、年齢に合った戦略を立てることです。ここが曖昧なまま動くと、未経験の業界で強みを伝えきれず、自分から選択肢を狭めてしまいます。

    とはいえ、自分の強みや適職を一人で客観的に整理するのは簡単ではありません。プロの視点を借りたいなら、キャリアコーチングのマジキャリの無料相談で、現在地と次の一歩を整理するところから始めるのがおすすめです。

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    ITエンジニアが一般企業への転職を考える理由

    ITエンジニアが一般企業への転職を考える背景には、共通する理由があります。理由を整理しておくと、転職後のミスマッチを防ぎやすくなります。ここでは代表的な3つを見ていきましょう。

    仕事内容が合わず、向いていないと感じる

    一般企業への転職を考えるきっかけで多いのが、ITエンジニアの仕事が自分に合っていないと感じることです。ITエンジニアは専門スキルだけでなく、論理的な思考や顧客とのやりとりも求められ、性格的に合わないと感じる人もいます

    たとえば、プログラミングをしたくて入社したのに、人手不足から顧客の要望を聞き出して設計を考える役割を任されるケースです。「コードを書くことに集中したい」「要件のすり合わせは苦手」と感じる場面が増えると、転職が頭をよぎります。

    末永 末永

    ITエンジニアは仕事の幅が広く、人手不足で本来やりたい業務から外れることもあります。違和感が続くなら、転職は前向きな選択肢になります。

    なお、自分に向いている仕事が分からないまま動くと、転職を繰り返しやすくなります。まずは適職を整理してから動くことが大切です。

    関連記事

    ITエンジニアへの向き不向きを整理したい人は「ITエンジニアに向いてない人の特徴5選!向いてないと感じた時の対処法と適職を紹介」も参考にしてください。

    長時間労働でワークライフバランスが取りにくい

    ワークライフバランスの取りにくさも、転職を考える大きな理由です。ITエンジニアは納期前の長時間労働や突発的なトラブル対応が発生しやすく、働く時間をコントロールしづらい職種だからです。

    パーソルキャリアの調査によると、全職種の平均残業時間は1ヶ月あたり20.6時間でした。これに対し組み込みエンジニアは29.3時間と、残業が多い職種の上位に入っています。

    一方で一般事務は11.0時間、販売や接客は11.9時間と短く、一般企業に移ることで残業が減るケースは少なくありません

    長時間労働になりやすい背景には、いくつかの要因があります。

    • IT業界全体の人材不足
    • システム障害など急なトラブル対応
    • 案件ごとの作業量の多さ
    • 残業が前提とされやすい職場文化

    「休日は趣味や家族との時間を大切にしたい」という思いから一般企業を目指す人が多いのは自然なことです。ただし、残業代がなくなる分、転職直後は収入が下がる可能性がある点には注意してください。

    出典:パーソルキャリア「平均残業時間の実態調査(2025年版)」

    評価や待遇に納得できない

    会社の評価や待遇への不満も、転職を後押しします。忙しさを理由に、働き手の評価や待遇が後回しにされる職場があるからです。

    長時間働いているのに正当に評価されない、有給を思うように取れないといった状況が続くと、福利厚生や評価制度の整った一般企業に魅力を感じます。サービス残業が常態化していたり、ハラスメントがあったりするなら、早めに転職を検討してください。

    末永 末永

    評価や待遇への不満は、放置すると働く意欲そのものを削ってしまいます。我慢を重ねる前に、自分が納得できる環境はどこなのかを言語化しておくことが大切です。

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    ITエンジニアが一般企業へ転職する3つの選択肢

    ITエンジニアが転職を考えるとき、選択肢は大きく3つに分かれます。「ITの仕事自体が合わない」のか「働き方や環境が不満」なのかで選ぶ道は変わるため、自分の状況に合わせて特徴を押さえておきましょう。

    同じIT業界で転職する

    1つ目は、IT業界のなかで別の会社や役割へ移る選択肢です。ITエンジニアといってもSEやプログラマー、インフラエンジニアなど役割は多様で、転職によって経験やスキルを磨き直せます。

    これまでの経験がそのまま活きるため、異業種より転職しやすく、入社後も活躍できる可能性が高いのが強みです。ただし、転職前と同じ悩みを抱え込むリスクもあります。

    メリット デメリット
    ・経験やスキルをアピールしやすく転職しやすい
    ・即戦力として活躍できる
    ・マネジメントへの挑戦もしやすい
    ・長時間労働など前職と同じ悩みを抱えやすい
    ・給料が下がる可能性がある
    ・新しい人間関係を一から築く必要がある

    同じIT業界に移るなら、転職理由を明確にしておくことが欠かせません。理由が曖昧なまま動くと、同じ不満を繰り返してしまうからです。

    ITスキルを活かせる一般企業へ転職する

    2つ目は、ITに力を入れている一般企業へ移る選択肢です。ITエンジニアとしての知識や経験を活かせるため、転職後も即戦力として活躍しやすくなります。

    AIやデジタル化への投資が活発になり、一般企業でもITエンジニアを必要とする会社が増えています。社内にIT人材がいないため、システムの導入や運用で長期的に助言できる人を求めるケースも多いです。

    自社サイトの管理など、ITの経験を活かせる場面は数多くあります。

    メリット デメリット
    ・経験を活かして即戦力になれる
    ・IT業務を任され、やりがいを持てる
    ・福利厚生が整い残業が減りやすい
    ・給料が下がる可能性がある
    ・新しい人間関係を築く必要がある
    ・IT以外の慣れない業務を任されることもある

    ITに前向きな一般企業を選べば、ワークライフバランスを整えながら専門性も活かせます。

    未経験の異業種・職種へ転職する

    3つ目は、ITから離れて未経験の異業種へキャリアチェンジする選択肢です。ITエンジニアの働き方や環境が合わず、別の仕事に移りたいと考える人に向いています。

    ITエンジニアが培う論理的な思考力やコミュニケーション力は汎用性が高く、未経験の業界でも強みとして活かせます。採用されるには、自分の強みを分析して的確にアピールすることが鍵です。

    末永 末永

    未経験の異業種でも、論理的に考える力や課題を整理する力は強い武器になります。まずは自分の強みを棚卸しするところから始めてみてください。

    メリット デメリット
    ・性格や環境に合った仕事を選べる
    ・残業が減りやすい
    ・新しいスキルや知識が身につく
    ・給料が下がる可能性が高い
    ・新しい人間関係を築く必要がある
    ・業界独自の仕事を覚える必要がある

    異業種への転職は給料が下がりやすい点に注意が必要です。ITエンジニアの経験をどう活かせるかは、別記事でも詳しく解説しています。

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    異業種への転職を具体的に考えたい人は「ITエンジニアから異業種への転職はできる?経験を活かせるおすすめの異業種を解説」も読んでみてください。

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    【経験を活かす】ITエンジニアにおすすめの転職先

    ここからは、ITエンジニアの経験やスキルを活かせるおすすめの転職先を紹介します。これまでの強みを手放さずに環境を変えたい人は参考にしてください。

    社内SE

    ITエンジニアの経験を活かせる代表格が社内SEです。自社のシステム開発や運用を担うため、これまでの専門性をそのまま発揮できるからです。

    社内SEはシステムを作るだけでなく、運用や管理を通じて長期的に会社へ貢献できます。社外向けの開発に比べて納期に追われにくく、働き方を整えやすいのも魅力です。

    ただし採用枠が多い職種ではないため、求人をこまめに確認し、自分の強みと合う企業を研究することが欠かせません。

    一般企業のDX推進部門

    一般企業のDX推進部門もおすすめです。多くの企業が業務のデジタル化に取り組んでおり、ITに詳しい人材を求めているからです。

    業務効率化のためにシステムを刷新したい企業は多く、開発や設計の知識を持つITエンジニアは重宝されます。DX推進の経験を積めば、年収アップも期待できます。社内のIT化を引っ張る存在として、やりがいを感じやすいポジションです。

    ITコンサルタント

    ITで業務改善をしたい企業を支援するITコンサルタントも、経験を活かせる転職先です。ITを使って生産性を高めたい企業は多く、需要が安定しているからです。

    末永 末永

    要件を整理してシステムに落とし込む力は、そのままコンサルティングで通用します。顧客のニーズを汲み取ってきたSEや、開発に深く関わってきたエンジニアには相性のよい道です。

    コンサルティングファームへの転職を目指すほか、経験を積んで独立する道もあります。課題解決そのものに面白さを感じる人に向いています。

    【異業種に挑戦】ITエンジニアにおすすめの転職先

    次に、ITから離れて異業種に挑戦する場合のおすすめの転職先を5つ紹介します。今回挙げる職種は、未経験でも採用されやすく、ITエンジニアの強みが活きるものに絞りました。

    営業職

    異業種で特におすすめなのが営業職です。コミュニケーション力や論理的な思考力など、自分の強み次第で未経験からでも採用されやすいからです。

    末永 末永

    キャリアの土台としては、形のない商材を企業に提案する無形商材の法人営業がおすすめです。未経験でも挑戦しやすく、成果が給与に反映されやすいため、市場価値を高めやすい職種です。

    ITエンジニアは顧客の要望を聞き出してシステムに落とし込む経験があり、相手のニーズをくみ取る力が営業でも活きます。資料の分かりやすさや商談の進め方にも、論理的な思考が役立ちます。

    関連記事

    営業職への転職を考えている人は「営業職のキャリアプランの回答例12選!面接で受かる答え方とは?」を読んでみましょう。

    事務職

    事務職もおすすめです。特別な資格が求められないことが多く、未経験でも採用されやすいからです。

    ITエンジニアが事務職に就くと、デジタルツールを活用して作業を効率化できます。システムの知識があるため、事務手続きのトラブルにも落ち着いて対処できます。未経験でも入りやすく、ITの強みも活かせる職種です。

    関連記事

    事務職へ転職したい人は「事務職のキャリアプランはどう立てる?誰でも簡単に作れる3ステップを紹介」を参考にしてください。

    Webサービス系企業

    Webサービスを運営する企業もおすすめです。ITエンジニアの知識やスキルをそのまま活かせるからです。

    ショッピングサイトやWebサービスを運営する企業では、サイトの仕様変更などに柔軟に対応できます。顧客の動きを理解していることから、マーケティング部門で論理的な思考力を発揮できる場合もあります。

    在宅勤務を取り入れる企業も多く、働き方を整えたい人にもおすすめです。

    サービス業・接客業

    サービス業や接客業もおすすめです。未経験者を積極的に採用しており、間口が広いからです。

    在庫管理や販促物の作成などアルバイトでも担える業務も多く、正社員登用制度がある職場も少なくありません。ITエンジニアのコミュニケーション力や問題解決力は、次のような現場で力を発揮します。

    • 飲食店
    • アミューズメント施設
    • ホテルスタッフ
    • 塾講師

    利用者の困りごとを論理的に解決する力は、サービスの質を高めるうえで強みになります。

    末永 末永

    接客やサービス業では、相手の課題をすばやく見つけて解決する力が評価されます。ITで培った問題解決の経験がそのまま活きますよ。

    公務員

    公務員もおすすめの選択肢になります。決められた業務を正確にこなすことを得意とするITエンジニアの特性と、相性がよいからです。

    公務員はチームで決められたタスクを効率よくこなす働き方が中心です。開発や設計をチームで分担してきたITエンジニアの進め方と近く、移行しやすい面があります。

    プロジェクトマネージャーとしてチームをまとめた経験があれば、役職が上がったときのマネジメントでも活かせます。

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    公務員に興味がある人は「地方公務員って実際どうなの?キャリアプランや仕事内容を解説」に詳しく載っています。

    一般企業への転職に活かせるITエンジニアのスキル

    一般企業への転職では、自分のスキルを的確にアピールすることが欠かせません。ITエンジニアが持つスキルは、大きくテクニカルスキルとポータブルスキルの2つに分けられます。

    テクニカルスキル

    テクニカルスキルとは、プログラミングやセキュリティ対策など、専門的な知識や技術を指します。一般企業への転職で強みになりやすいスキルです。

    一般企業も業務効率化に力を入れており、ITの知識を持つ人材を求めているからです。DX化を進めたくても進め方が分からず失敗する企業は多く、経験者を採用してチームを引っ張ってほしいと考えています。

    テクニカルスキル 活かせる場面
    プログラミングスキル 自社サイトの作成やシステム修正
    システム開発スキル IT化やDX化の推進と助言
    テスト・デバッグスキル 自社システムの不具合対応
    セキュリティスキル サイバー攻撃への備えと被害防止

    ITエンジニアには当たり前のスキルでも、一般企業では重宝されることが多くあります。

    ポータブルスキル

    ポータブルスキルとは、論理的な思考力やコミュニケーション力など、どの仕事でも活かせるスキルです。業界や職種が変わっても持ち運べるため、一般企業への転職で武器になります

    ポータブルスキル 活かせる場面
    問題解決スキル 想定外の事態を論理的に解決する
    コミュニケーションスキル 部署間の調整を円滑に進める
    マネジメントスキル 人員配置や計画を立てて進行する
    タスク管理スキル 作業を細分化し優先順位を決める
    末永 末永

    テクニカルスキルとポータブルスキルに加えて、新しい環境で学び続けるマインドセットも大切です。スキルを言語化して伝えられると、一般企業への転職はぐっと近づきます。

    自分のスキルや適職の整理に迷ったら、エンジニアのキャリアパスをまとめた記事も参考になります。

    ITエンジニアが一般企業への転職を成功させるポイント

    ITエンジニアから一般企業への転職を成功させるには、押さえておきたいポイントがあります。順番に実践することで、転職で失敗する原因を未然に防げます。

    転職理由を言語化する

    まずは転職理由をはっきり言葉にすることが大切です。理由が曖昧なままだと、転職しても同じ悩みを繰り返してしまうからです。

    たとえば、長時間労働で家族との時間が取れないことが不満なのに、理由を整理しないまま残業の多い業界に転職してしまうケースがあります。

    「残業の少ない業界を選ぶ」とゴールが定まっていれば、こうしたミスマッチは防げます。時間をかけて掘り下げることが、後悔しない転職の第一歩です。

    これまでの経験・スキルを棚卸しする

    次に、これまでの経験やスキルを棚卸しします。自分がどんな経験を積んできたかを整理すると、向いている業界や職種が見えてくるからです。

    転職理由が明確でも、向いていない仕事を選ぶと「苦手な作業ばかり」とストレスを抱えかねません。テクニカルスキルとポータブルスキルを書き出し、どんな場面で活きるかを整理しておくと、転職時のアピールにもつながります。

    自己分析でキャリアの軸を決める

    経験を棚卸ししたら、自己分析でキャリアの軸を決めます。自分の強みや価値観を理解し、理想の将来像を描くことで、向いている職種とキャリアの計画が見えてくるからです。

    末永 末永

    転職市場では、年齢に応じた実務経験が評価の中心になります。だからこそ、行き当たりばったりではなく、どうありたいかから逆算してキャリアを設計することが大切です。

    「自己分析は難しそう」「自分のことはよく分からない」と感じる人も多いはずです。そんなときは、適職の見つけ方を整理した記事も役立ちます。

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    自己分析の進め方は「自分に合う仕事の見つけ方とは?適職を探す際のポイントと注意点も紹介!」で詳しく解説しています。

    業界・企業を情報収集する

    転職先の業界や企業は、しっかり情報収集します。未経験の業界は知らないことが多く、調べずに飛び込むと転職後のミスマッチにつながるからです。

    未経験の業界では、次のような情報を集めておくと安心です。

    • 業界の現状(年収や休暇の実態)
    • 将来性(需要が続くか)
    • 企業文化(社員インタビューなどで確認)
    • IT化やDX化への姿勢(自分の強みを活かせるか)

    ネットの情報だけでなく、実際に働いている人の声を聞けると、より納得して転職を進められます。

    キャリアのプロに相談する

    最後のポイントは、キャリアのプロに相談することです。一人で抱え込むより、客観的な視点をもらうほうが転職の精度が上がるからです。

    相談先には転職エージェントとキャリアコーチングがあります。転職エージェントは求人紹介が中心で、業界の生の情報を得られる一方、転職を前提とした提案になりやすい面があります

    キャリアコーチングは、転職ありきではなく自己分析やキャリアの方向性づくりから伴走してくれるのが特徴です。

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    ここまでのポイントを実践するうえで土台になるのが、自己分析です。とはいえ頭の中だけで強みや価値観を整理しようとすると、考えが堂々巡りになりがちです。質問に答えていくだけで思考を整理できる適職発見ワークシートを使えば、自分に向いている仕事の方向性が見えやすくなります

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    ITエンジニアから一般企業への転職でよくある失敗

    ITエンジニアから一般企業への転職には、よくある失敗があります。事例を先に知っておけば、同じ落とし穴を避けられます。代表的な失敗を3つ見ていきましょう。

    想定よりも残業が多かった

    1つ目は、想定より残業が多かったという失敗です。ワークライフバランスを重視して転職した人ほど、残業の多さに後悔しやすいからです。

    土日休みの求人に応募して転職できても、実際は残業や持ち帰りの仕事が多く、休日も働くことになるケースがあります。

    末永 末永

    こうした事態を防ぐには、事前に企業サイトや口コミで業界や企業の働き方を調べることが欠かせません。未経験の業種こそ、情報収集を丁寧におこなってください。

    社風や雰囲気が合わなかった

    2つ目は、社風や雰囲気が合わなかったという失敗です。社風が合わないと、日々の業務でストレスがたまってしまうからです。

    社風や雰囲気は、どれだけ調べても実際に働いてみないと分からない部分があります。人間関係に悩んで転職したのに、また人間関係で悩むことも少なくありません。

    内定後にオフィスを見学させてもらったり、面接時に社員と話す機会をもらったりすると、雰囲気をつかみやすくなります。

    仕事内容が思っていたものと違った

    3つ目は、転職後に仕事内容が思っていたものと違ったという失敗が起こります。自分の強みを活かせず苦手な仕事を任されると、失敗したと感じやすいからです。

    特に未経験の業界では、想像していた仕事内容とのギャップが起きやすいです。だからこそ企業分析が重要で、公式サイトだけでなくSNSや口コミから現実味のあるイメージをつかんでおきましょう。可能なら、実際に働く人の声を聞けるのが理想です。

    末永 末永

    入社後のギャップを減らすには、求人票だけでなく実際の業務イメージまで具体的に確認しておくことが欠かせません。

    ITエンジニアから一般企業への転職を成功させた体験談

    ここでは、ITエンジニアから一般企業への転職を成功させた人の体験談を紹介します。リアルな声から、転職後の働き方をイメージしてみてください。

    SIerから事業会社のエンジニアへ転職した体験談

    自分で答えを見つける方法を教わった

    SIerでネットワークエンジニアとして働いていたものの、自分が役に立っている実感が持てずモヤモヤしていました。キャリアについてフラットに相談できる場を探していたときに、マジキャリと出会いました。

    自己実現コースを受けるなかで、マジキャリは「あなたには○○が向いています」と答えを与えるのではなく、自分で答えを見つけ出す方法を教えてくれました。視野が広がり、落ち着いて考える余裕ができたのが結果的によかったです。

    今の転職先に受かったのはマジキャリのおかげだと思っています。徹底した自己分析と転職対策を通して、自分に自信がついたことが何よりの収穫でした。

    出典:note

    SEからマーケティング職へ転職した体験談

    天職と出会えた

    システムエンジニアからマーケティング職に転職し、仕事の進め方の違いに良い意味でカルチャーショックを受けました。同時にやりがいも強く感じ、今では天職だと思っています。

    SE時代は、顧客の「こうしたい」という依頼を受けて、システムでどう実現するかを考えるのが仕事でした。一方でマーケティングは、アンケートやデータ分析から自分で課題を見つける必要があります。

    「常に何かしようとうずうずする人」や「言われたことだけをやるのは苦手な人」には、マーケティング職は向いているかもしれません。自分で考えて新しいことに挑戦できる機会がたくさんあります。

    出典:note

    ITエンジニアの一般企業転職に関するよくある質問

    最後に、ITエンジニアから一般企業への転職でよくある質問に答えます。

    ITエンジニアは将来性のある職業ですか?

    ITエンジニアは将来性のある職業といえます。今後もAI開発やDX化が進み、IT業界だけでなく一般企業でもITエンジニアの需要が高まると考えられるからです。続けるか転職するかは、自分の理想の将来から逆算して考えることが大切です。

    末永 末永

    需要が高いのは確かですが、大切なのは自分が納得して働けるかどうかです。続けるか転職するかは将来像から逆算して決めましょう。

    30代でもITエンジニアから一般企業へ転職できますか?

    30代でも転職は可能です。ITエンジニアはコミュニケーション力や論理的な思考力といったポータブルスキルを持っているからです。自分のスキルが転職先に合っているかを分析し、マネジメント経験があれば強みとしてアピールしましょう。

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    30代で転職を考えている人は「間に合う?転職したいけどスキルがない30代が転職を成功させるコツを解説」も読んでみましょう。

    一般企業に転職すると年収は下がりますか?

    未経験の異業種に移る場合は、年収が一時的に下がる可能性があります。残業代がなくなったり、未経験スタートで評価がリセットされたりするからです。

    一方で、ITスキルを活かせるDX推進やITコンサルなどでは、年収を維持できる場合もあります。年収を重視するなら、経験を活かせる職種を選ぶのがおすすめです。

    まとめ:ITエンジニアの経験は一般企業でも武器になる

    ITエンジニアから一般企業への転職は、戦略次第で十分に実現できます。論理的な思考力やコミュニケーション力といったポータブルスキルは、業界が変わっても武器になるからです。

    大切なのは、転職理由を言語化し、自分の経験を棚卸しして、向いている職種を見極めることです。年齢によって難易度は変わるため、早めに動くほど選択肢は広がります。

    「自分の強みが分からない」「続けるか転職するか迷う」と感じたら、まずは自己分析からはじめてみてください。一人で難しいときは、マジキャリの無料相談で現在地を整理するのも有効です。

    自分に合った道を選び、納得できるキャリアを描いていきましょう。

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