仕事をする上で大切なこととは?
「仕事を生き甲斐にしたい」「稼げるだけ稼ぎたい」「仕事とプライベートを両立させたい」など、仕事に対して何を求めたいのかによって、その人にとって大切なことは異なります。ですので、仕事をする上で大切なことは、「一概にこれ!」と言うことはできません。
これから紹介することをヒントにして、あなたが仕事に求めているものは何かをはっきりさせましょう。
あなたにとって仕事とは?
「あなたは何のために仕事をしますか?」
「お金を稼ぐため」「生き甲斐にするため」「楽しむため」など様々な答えがあがるでしょう。
あなたが仕事において大切にしたい価値観は?
さて、あなたにとっての仕事とは何か明確になったら、仕事において大切にしたい価値観を明確にしましょう。
例えば、「お金を稼ぐための仕事」なのであれば、「お金を稼ぐためにどうしていきたいのか」が仕事において大切にしたい価値観です。「出世したい」「技術や知識を身に付けたい」などが続き、「積極的に挑戦したい」が最後につながります。
まとめると、「お金を稼ぐために、出世したいので、色々なことに積極的に挑戦していきたい」となります。
これこそが、仕事において大切にしたい価値観です。
仕事をする上で大切なことを見つけるには、自己分析が必要不可欠です。
過去の経験を洗い出し、今まであなたが大切にしてきた価値観を言語化し、そこで見つかったあなたが大事にしたいポイントを仕事に当てはめるのです。
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転職面接で「仕事をする上で大切なこと」を質問する理由とは
ここでは、なぜ「仕事をする上で大切なこと」を質問するのか3つの視点から解説していきます。
コミュニケーション能力があるか確認するため
一般的に、コミュニケーション能力というと、「誰とでも分け隔てなくコミュニケーションを取ることができる(距離を縮めることができる)力」と解釈する人が多いです。
しかし、面接官が応募者に求めるコミュニケーション能力は以下のような能力をいいます。
面接官が応募者に求めるコミュニケーション能力
- 相手の言葉を正しく理解する能力(相手の意図を汲み取る能力)
- 伝えたいことを、わかりやすい表現で伝えることができる能力
仕事をしていると、同僚や上司、取引先などありとあらゆる人とコミュニケーションを取らなければなりません。
どのような相手だろうと、お互いに言っていることを納得しながら異なる意見を擦り合わせ、かつその中で自分の意見をわかりやすく伝えることが仕事には求められます。
応募者が、自社の仕事で求められるコミュニケーション能力を持ち合わせているか見極めるのが面接官の役割なのです。
仕事への姿勢を確認するため
面接官は応募者に「仕事をする上で大切なこと」を質問することで、応募者の仕事への姿勢を確認しています。
この質問で判断している項目は以下の4つです。
面接官が判断している項目
- 入社後に意欲高く働けるか判断するため
- 仕事で努力ができる人か判断するため
- 応募者のビジョンや価値観と企業の理念・価値観と合うか判断するため
- 応募者がどのようなキャリアビジョンを持っているか把握するため
また、回答する上で大切なことは以下の4つです。
回答する上で大切なこと
- ポジティブな言葉・表現をする
- チームワークがあることをアピールする
- 積極的に努力できることをアピールする
- 顧客・エンドユーザーへの関心をアピールする
例えば、「仕事とプライベートを両立させ、仕事へのモチベーションを維持したいと考えています。そのためにも業務の効率化に積極的に取り組み、生産性を上げていきます。」答えることで、面接官には「仕事に対して努力ができる人だ」と思われるでしょう。
一方で、「仕事では給料がもらえれば十分なので早く終わらせて絶対に定時で上がりたいです。」と答えてしまうと、面接官に適当な仕事をしそうとか、信頼できないと思われてしまいます。
仕事には、責任感を持って積極的な行動ができることをアピールしましょう。
社風や業務とのマッチ度が知るため
どんなに揺るがないビジョンや価値観があったとしても、会社が目指す所と真逆の志向性や考え方だったら、入社後にミスマッチを感じてしまう可能性もあるでしょう。
「入社後、社員の一員として一緒に頑張ってくれそうな人か」「会社と同じ方向を向いて仕事をしてくれそうな人か」という部分を知るためにも、仕事をする上で大切なことを質問しています。
応募企業とのミスマッチを避けるためには、事前に企業の社風などを知っておく必要があるでしょう。インターンシップやOB・OG訪問などを活用し、会社の雰囲気や社会人の価値観に触れておくのがおすすめです。
自分なりの「仕事をする上で大切なこと」を述べつつ、「御社ではこのように働きたい」と意気込みを伝えて入社意欲を示しましょう。
仕事をする上で大切なことを考える時のポイント
ここでは、仕事をする上で大切なことを考える時の3つのポイントを紹介します。
過去の経験から考える
仕事をする上で大切なことを考える時は、幼少期から現在までを振り返り、記憶に残っている出来事を可能な限り全て書き出しましょう。
また、出来事だけではなく、そのときにどのような感情になったのか、自分はそのときどのような行動をとったのかをセットで書き出しましょう。記憶が整理され、あなたのビジョンや価値観をより明確にすることができます。
あなたのビジョンや価値観は、過去の成功や失敗、楽しかったこと、辛かったことなど過去の経験によって意識づけられています。
記憶に残っている過去の出来事を、どのような感情になったかもセットで書き出すことで、あなたのビジョンや価値観が明確になるのです。
ありたい姿から考える
仕事をする上で大切なことを考える時は、将来のありたい姿から考えましょう。
例えば、将来どこでどんな仕事をしたいのか、また昇進や新規事業の立ち上げなど、どのようなキャリアアップをしたいのかを考えます。
このとき、なりたいと思った姿を実現できるかできないかを考える必要はありません。どんなキャリアを歩んでいることが、あなたにとって理想なのかを考えましょう。
理想のキャリアが明確になると、ゴールが決まります。ゴールが決まると、いつまでに、何を達成しなければならないのかがはっきりと見えてくるので、理想を具体的にするステップへとスムーズに進むことができます。
ありたい姿や過去の経験を深掘りするには、まずは自己分析によって自分自身の性格や志向性を理解する必要があります。
ただ、自己分析は自分で自分を分析する必要があるため、一人でおこなうと失敗するリスクが大きい作業です。というのも、「自分はこれが苦手」「〇〇と言われることがあるから、自分は〇〇な人間だ」など、どうしてもバイアスがかかってしまい、正しい自己分析をおこなうことができません。
そこで、徹底的な自己分析を得意とするマジキャリをおすすめします。
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キャリア知見が豊富なコーチは、自己分析で見つかった強みを活かせる仕事が何か、どういう企業に転職したら活躍しやすいかを一緒に考え、あなたに向いている仕事(強みを活かせる仕事)の発見をサポートしてくれます。
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会社の求める人物像をもとに考える
転職サイトなどの求人情報には、「求める人物像」が記載されていることがあります。募集職種・ポジションで必要とする専門スキル、会社のカルチャーにフィットするスタンスやマインドなど内容は様々です。
挙げられている要素のすべてを満たす必要はありませんが、より多くの要素に合致していれば採用可能性は高いといえるでしょう。
例えばチームで進める仕事が多い仕事だった場合、あなたが仕事において大切にしたいことの中から、「協調性やチームワーク」に関する内容を伝えれば、より評価が良くなります。
仕事をする上で大切なことを考える時は、会社の目線に立ってみて「どんな人物像を求めているのか」を考えてみましょう。
転職面接で仕事をする上で大切なことを答えるコツ
ここでは、仕事をする上で大切なことに答える3つのコツを紹介します。
PREP法で答える
PERP法は、Point(結論)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(結論)という4つの要素の頭文字をとって名付けられています。
はじめに結論を伝えてから、その結論にいたった理由を説明し、理由に説得力を持たせる事例やデータを提示したうえで、最後にもう一度結論を述べるという構成を示します。
もともとは文章をわかりやすくするための法則ですが、話をするときにも活用可能です。文字で書くか口で話すかの違いで、「伝わりやすいように話をまとめる」という点では共通しています。
転職における面接時においてPREP法は効果的です。仕事をする上で大切なことをPREP法に沿って伝えると、簡潔かつ説得力のある内容になります。
PREP法を意識することで、理路整然とした話し方になり、面接官に対してより明確に自分の思いや強みを伝えられます。
具体的なエピソードを伝える
面接とは、あなたがどんな人なのかを知るために行うものです。ですから、何かを話す際には、自分の人となりがどういったものなのか、そしてそれが正しく伝わっているかどうかを意識しながら話していかなければなりません。
そのエピソードで最も必要とされるのが、話の具体性です。表面的な、フワフワした内容ばかり話していても、聞き手の感情を動かすことはできません。相手に興味を持ってもらうためには、深い部分の話が必要不可欠です。
具体的なエピソードを伝えるときは、「数字を使う」「5W1Hを使う」「理由を伝える」の3つを意識してください。
具体的な数字を用いてあなたの伝えたいことを話すと、人はより印象深く、その話を聞くことができるようになります。
5W1Hとは
- who:誰が
- why:なぜ
- what:何を
- where:どこで
- when:それを
- how:どのように
そして、面接は自分の人となりを相手に伝えるということを先ほどお伝えしました。
理由の部分にこそ、その人の人となりが顕著に出てきます。全く同じ行動をしていたとしても、そこに至った理由や、そこから生まれた感情や想いというのは人によって違います
そしてそこに共感できるかどうかが、面接官が一番知りたいと思っているポイントなのです。
入社後にどう活かすかを伝える
会社は、採用した人には目指すキャリアを実現してもらいつつ、自社で長期的に活躍してほしいと思っています。
そのため、「どのようなキャリアを重ねたいのか、どうなりたいかのビジョンを、自社で叶えられるか」が気になっています。
そのため、面接官が「この人のやりたいことは、この会社では実現することが難しいだろう」と感じると、ミスマッチな人材と判断される可能性があるのです。
会社にとって避けたいのは、入社後に目指すキャリアが実現できないことが分かり、早期退職されてしまうことです。
選考の段階で入社後にしたいことを聞くことで、将来的にどれくらい自社で活躍してくれそうかを見ています。
自分が入社後にどのような仕事や事業に関わりたいのかを伝え、なぜその考えに至ったのか根拠となる理由を伝えていきます。
具体的な経験にエピソードを加えたり、自分の性格や強みなどを盛り込んだりするのもポイントです。
ただやりたいことを伝えるのではなく、過去・現在から進みたい未来を結んだときに、結んだ線のうえにこの仕事があることが伝わると、より納得感のある伝え方ができます。
転職面接で「仕事をする上で大切なこと」を答える際の注意点
ここでは、仕事をする上で大切なことを答える際の4つの注意点を紹介します。
当たり前のことは避ける
仕事をする上で大切なこととして、「遅刻はしない!」とか「嘘をつかない!」など社会人としてできて当たり前のことを伝えるのはNGです。
もちろん社会人として当たり前にできていないといけないことなので、個人として大切にしておくべきことではありますが、面接の場でこの質問をする際は仕事でのあなたの仕事への姿勢や立ち振る舞いを知りたくて質問しているので、その意図を考えた時に当たり前のことは伝えないように注意してください。
基本的に社会人は、これらの当たり前のことは「できていて当然」というのが一般的な認識です。そのため、入社後もわざわざ「遅刻はしないようにしましょう」などと当たり前のようなことを言われることはありません。
個人的に大事にする分には問題ありませんが、「仕事をする上で大切なこと」を通して企業が知りたいのは、入社後に仕事を進めていくうえでどのような立ち振る舞いをするか、どのように周囲と関係を作っていくかという点です。
仕事をする上で大切なこととして、「遅刻はしない!」とか「嘘をつかない!」など社会人としてできて当たり前のことを伝えることは避けましょう。
待遇面を伝えるのは避ける
仕事をする上で大切なこととして、「給料や残業時間」などの待遇面を伝えるのはNGです。これも先ほどの内容と同じで質問の意図とずれた回答になります。
会社はあなたの仕事への姿勢や意欲のある人を基本的に採用したいと考えているので、このような待遇面に関しての内容を伝えてしまうとあまり印象が良くありません。
会社がまだあなたを評価をしている最中なのに、給与や福利厚生ばかりに強い関心を示すと、「自分の権利ばかり主張する、厄介な人だな」と思われてしまうのです。
面接は、あくまであなたの入社への意欲を示す場です。仕事よりも待遇が気になると思わせるような言動は、避けましょう。
抽象的な内容は避ける
仕事をする上で大切なこととして、どの会社でも誰にでも当てはまるような抽象的な内容はNGです。
表現が抽象的であるほど、その詳細な意味の取り方は個々人に委ねられます。ゆえに、抽象的な表現を使用すると、話し手と聞き手で言葉の解釈が異なるといった問題が往々にして起こります。
話し手と聞き手の言葉の理解の齟齬をなくすためには、具体的な表現を使用する必要があります。
チームワークや主体性など伝えたいことは他の人と同じだとしても、その根拠や内容を深掘りしていくとそれぞれの個性が出てくるはずです。そのため、なぜこの考えになったのかというめがのを考えてみると良いでしょう。
あらかじめ専門家と一緒に考えをまとめておく
あらかじめキャリアの専門家に相談することで、仕事をする上で大切なことをまとめることができるでしょう。
キャリアの専門家については以下の通りです。
キャリアの専門家
- 転職エージェント
- キャリアカウンセラー
- キャリアコーチング
転職エージェントは、無料で利用することができ、求職者に対して転職支援をおこなうことを目的にしており、求人の紹介や自己分析のフォロー、面接や条件交渉に関する支援をおこなっています。
転職することが前提で、キャリア相談ではなく、求人紹介がメインです。
すでに転職したい業界や職種が明確になっている方は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
キャリアカウンセラーは、相談者のキャリア形成支援のためのカウンセリングをおこないます。
具体的には、相談者のキャリアに関する悩みのヒアリングをおこない、キャリア形成に必要な自己分析やキャリアプラン設計のフォローをおこないます。
キャリアコーチングは、専任のキャリアコーチと面談をおこない、あなたのキャリアに関する悩みを解消するための具体的なアクションプランを一緒に考えてくれたり、キャリア設計のサポートをしてもらえるサービスです。
仕事をする上で大切なことは、ここまで説明してきたように、あなたの仕事への価値観や捉え方が見られています。なので、この部分はまずはきちんと自分の中で言語化することから始めましょう。
ただ、自分の仕事の価値観や考え方を自分自身で客観的に見て分析するのは難しいので、第三者の目線を借りてまとめていきましょう。それによって当たり前なことを言ってしまうことや抽象的な内容になり、面接で評価されないということも無くなるでしょう。
おすすめなのがマジキャリというキャリアコーチングサービスです。
マジキャリではあなた専属のコーチと、自己分析〜面接対策を一貫して行うことができるので、きちんとあなたの伝えたいことをうまく言語化するサポートをしてくれます。
またマジキャリのコーチは、人材領域の経験が最大18年以上と長い人や、国家資格キャリアコンサルタントの取得者などがいて、キャリアや転職に関する知識が豊富にあるのが特徴です。
キャリアのプロのサポートによって仕事をする上で大切なことを、しっかりと言語化することができるでしょう。
「仕事をする上で大切なことは?」に対する評価される回答例11選
ここでは、「仕事をする上で大切なことは?」という質問に対して、「このように回答したら評価される」という回答例を紹介しています。
回答例1.チームワーク
チームワークの回答例
私が仕事をする上で大切にしていることはチームワークです。私はどんな仕事であっても最初から最後まで一人で完結できる仕事はないと思っております。
どんなことにも必ず関わっている人がいます。その人たちと信頼関係を構築し、連携し、協力し合うことが、仕事をスムーズに進める上で一番重要なことではないでしょうか。
実際、前職でも仕事のやり方や顧客の情報をチームで共有できるシステムづくりに尽力し、チームワークを向上させるべく取り組んできました。
御社に入社した際は、チームメンバーと信頼関係、協力体制を築き、チームワークを大切にして仕事に取り組んでいきます。
回答例2.主体性
主体性の回答例
私が仕事をする上で大切にしていることは主体性です。私は自身の強みや弱みを把握し、困難なことであっても自信を持って取り組むことが仕事をする上で大切なことではないかと考えております。変化を受け入れ前向きに取り組むことで、より自分自身を向上させることができるのではないでしょうか。
実際、前職では、かなりアナログな部分が多く、業務が非効率でした。というのも、デジタルに疎い人が多く、デジタル化に対応できていなかったためです。そこで、私が率先して業務を効率化すべくデジタル化を取り入れ、苦手な人でも扱えるようマニュアルの整備にも尽力しました。
御社に入社した際は、主体性を持って仕事に取り組み、御社が抱えている課題を解決する手助けができればと考えております。
回答例3.改善力
改善力の回答例
私が仕事をする上で大切にしていることは、常に改善の目線で物事を見ることです。仕事のやり方は最初から完全に整備されてはいないと思います。必ずどこかに改善できる部分があり、そこを改善することが仕事をより効率的に進める上で重要です。
そのために、常に自分が担当している仕事に改善できる部分がないか、という視点で仕事をすることが大切なのではないでしょうか。
実際、前職ではエクセルのマクロを作り、手間を省いたり、職場の整理整頓をおこない仕事をしやすい環境整備などに取り組んできました。
御社に入社した際は、常に改善の目線で仕事に取り組んでいきます。
回答例4.責任感
責任感の回答例
私が仕事をする上で大切にしていることは責任感です。どんな困難なことがあっても自分が任せられた仕事を途中で放り出さず、最後までやり遂げようとする気持ちは、社会人として持つべきものだと考えております。
実際、前職でも、どんな小さな仕事、簡単な仕事に対しても自分ができる最大限の努力を積み重ねてきました。顧客からも「あなたが担当でよかった」と言われた時はとても嬉しかったことを今でも覚えています。また、困難なことに対しては、周囲のサポートを受けながら最後までやり抜いてきました。
御社に入社した際は、どんな仕事にも責任感を持ち取り組んでいきます。
回答例5.社会貢献
社会貢献の回答例
私が仕事をする上で大切にしていることは、社会にどれだけ貢献できているかです。社会貢献できる仕事は、とてもやりがいがあります。また、自分がやった仕事の成果が目に見えるので、非常に楽しいです。
前職では製薬会社へのITシステムの提案をおこなっておりました。私が担当する製薬会社のお客様のプロジェクトは、医薬品を必要としている方に、速やかに提供できる環境を整備することや有効性や安全性をしっかり確保することを主な目的としています。
私たちが提案したITシステムでその目的を達成し、お客様に貢献することで、医薬品を必要としている人にも貢献できるのではないかと思い、やりがいがありました。
御社の業務内容も、社会に大きく貢献できるものだと考えており、非常にやりがいがあると思っております。
回答例6.生産性の向上
生産性の向上の回答例
私が仕事をする上で大切にしていることは生産性を向上させることです。会社や組織がより発展していくためには、生産性を向上させていくことが必要だと考えております。
そのため、今取り組んでいる仕事を、より効率的に正確におこなうことが大切なのではないでしょうか。
実際、前職でも生産性向上のために、案件管理のツールの導入を上司に提案し、ツールの選定やデータの移行、マニュアル整備などを率先して進めました。その結果、業務を効率化でき、またミスの低減にも貢献することができ、部署の生産性を大きく向上させることができました。
御社に入社した際は、生産性を向上させるべく取り組んでいきます。
回答例7.向上心を持つ
向上心を持つの回答例
私が仕事をする上で大切にしていることは、常に向上心を持つことです。自分を成長・進歩させたいと思い、より優れた状態を目指そうとする向上心は、仕事をする上で一番大切なものであると思っています。
前職ではオウンドメディアのウェブマーケティングを担当しておりました。最初はウェブやマーケティングに関する知識が乏しく、効果的なマーケティングを実施できていませんでした。
そこで、仕事外でもウェブマーケティングの関連書籍を読んだり、最新のマーケティング知識を技術メディアなどから吸収するなどし、学んだ技術を実践していきました。その結果、担当したメディアのPV数を、約10倍に伸ばすことに成功しました。
御社に入社した際は、常に向上心を持って仕事に取り組み、御社に貢献していきます。
回答例8.信頼関係を築く
信頼関係を築くの回答例
私が仕事をする上で大切にしていることは、周囲の人と信頼関係を築くことです。仕事を円滑に進めるためには周囲の人と信頼関係を築くことが必要だと考えております。
周囲の人との信頼関係がないと、すれ違いがあったり、対立したりと、仕事を円滑に進めることが難しくなると思います。
前職では、信頼関係を築くために、まずは自分に与えられた仕事を着実にこなすことを心掛けましたし、何かあったときは積極的にディスカッションするなど、信頼関係の構築に取り組みました。結果、お互いの仕事を信頼することができるようになり、仕事を円滑に進めることができるようになりました。
御社に入社した際は、まずは周囲の人と信頼関係構築に取り組んでいきます。
回答例9.謙虚な姿勢
謙虚な姿勢の回答例
私が仕事をする上で大切にしていることは、謙虚な姿勢です。一人でできる仕事があったとしても、一人で完結できる仕事はほとんどありません。
自分がおこなった仕事の先には、それを確認する人、仕事を取りまとめる人、取りまとめたものを次の仕事につなげる人がいます。
その人たちがいてくれるからこそ、自分の仕事が価値のあるものになるのだと思います。ですから、その人たちへの感謝を忘れずに、謙虚な気持ちで仕事をすることを私は大切にしています。
御社に入社した際は、謙虚な姿勢を忘れずに仕事に取り組んでいきます。
回答例10.相手の立場で考える
相手の立場で考えるの回答例
私が仕事をする上で大切にしていることは、常に相手の立場に立って物事を考えることです。相手の立場に立って物事を考えることで、相手は気持ちよく仕事ができますし、信頼関係を築くことができると思います。また、顧客に対してより満足できるサービスを提供できるのではないでしょうか。
前職では、常に顧客のことをよく理解し、顧客の目線に立ったサービスを提案する営業を心掛け、売り上げトップになることができました。
御社に入社した際は、常に相手の立場で物事を考えることを忘れずに仕事に取り組んでいきます。
回答例11.会社に利益をもたらす
会社に利益をもたらすの回答例
私が仕事をする上で大切にしていることは、会社に利益をもたらすことです。いくら個人で売り上げを出すことができても、会社が利益を出せていなければ売り上げを上げる意味はないのではないでしょうか。利益を出すためには、顧客と価格交渉をして単価を上げたり、業務を効率化し無駄なコストを削る必要があると思います。
前職では、業務の中の無駄な作業を洗い出し、効率化することで合理化に貢献した経験があります。
御社に入社した際は、御社の利益に貢献できるよう取り組んでいきます。
仕事をする上で大切なことのNGな回答例
ここでは、「仕事をする上で大切なことは?」という質問に対して、「このように回答することは避けた方がいい」というNG回答例を紹介しています。
回答例12.残業がないこと
私が仕事をする上で大切にしていることは、ワークライフバランスです。仕事はもちろん大切ですが、プライベートも大切にしたいと考えております。仕事とプライベートを両立させることで、より充実した人生を送ることができるのではないでしょうか。
そのため、残業はせずに定時で帰り、仕事とプライベートを両立させたいと考えております。
この回答のNGな部分は、「残業はせずに定時で帰り、仕事とプライベートを両立させたい」という部分です。
確かに、ワークライフバランスがとれることは素晴らしいことであり、近年では、ワークライフバランスを充実させるべく取り組む会社も増えています。ですが、「残業はせずに定時に帰る」と伝えてしまうと、かなり身勝手に聞こえてしまいます。
同じ残業をしないという切り口でも、業務を効率化する、生産性を向上させるという切り口で伝えることで評価されるでしょう。
回答例13.安定していること
私が仕事をする上で大切にしていることは、とにかく安定していることです。御社のようなしっかりとした会社で働くことで、安定することができると考えております。
安定することで、不安が解消されるので、モチベーションにつなげることができると思います。
この回答のNG部分は、応募者から会社に何かを与えるのではなく、会社から与えてもらうという立場に回ってしまっていることです。
安定を求めていること自体は悪いことではないのですが、安定を重視していると伝えてしまうと、積極的に働くという意思が感じられない可能性があるのであまり良くありません。
安定することは、働く側の利益にはなりますが、会社側からしたら一切利益にならないことです。「この人は会社に貢献する働きをしてくれるのだろうか」と不安に思われるかもしれません。
自分から会社に何かを与えるというマインドを持った回答を心掛けましょう。
回答例14.わからない・ない
私が仕事をする上で大切にしていることは、特にありません。御社で働く内に見つかるのではないかと考えております。
この回答のNG部分は、仕事をする上で大切にしていることが特にないという部分です。
大切にしていることがわからないと答えると、思考力がないと思われてしまったり、仕事を甘くみていると思われてしまう可能性があるのであまり良くありません。
また、受け身な姿勢は、会社側が望む積極的に仕事に取り組む人材とはかけ離れています。
特にない、わからないのであれば、自分から取り組むことができるという能動的な部分をアピールできないか考えてみましょう。
【職種別】仕事をする上で大切なことの回答例
ここでは、「仕事をする上で大切なことは?」という質問に対して、「このように回答すると評価される」という職種別の回答例を紹介しています。
回答例15.営業職
営業職に求められていることとして、コミュニケーション力が一番に上げられるでしょう。
新規開拓であろうが、ルート営業であろうが、顧客に対して提案を行い、関係を築いていくことが非常に重要な要素となります。そのためにコミュニケーション力は非常に重要です。
また、以下に顧客に価値提供ができるかというニーズを読み取る力を求められることも営業職に求められることの一つです。
営業職の面接で、仕事をする上で大切にしていることを聞かれたら、以上のようなことをアピールできると評価されやすいでしょう。
営業職の回答例
私が仕事をする上で大切にしていることはチームワークです。私はどんな仕事であっても最初から最後まで一人で完結できる仕事はないと思っております。
どんなことにも必ず関わっている人がいます。その人たちとコミュニケーションを取り、信頼関係を構築し、協力し合うことが、成果を挙げるために一番重要なことではないでしょうか。
実際、前職でも仕事のやり方や顧客の情報をチームで共有できるシステムづくりに尽力し、チームワークを向上させるべく取り組んできました。
御社に入社した際は、チームメンバーと信頼関係、協力体制を築き、チームワークを大切にして仕事に取り組んでいきます。
回答例16.WEBマーケティング職
WEBマーケティングで求められることは論理的思考です。論理的思考は物事を筋道を立てて考えることであり、ロジカルシンキングともいいます。
WEBマーケティングでは、WEB上で集客した顧客が、商品やサービスを購入するまでの道筋を考える必要があります。
そのため物事の全体像を把握して、理解し、筋道を立てて考える力が必要なのです。
また得られたデータから何が分かり、どのような施策を打つべきかという一連を考えることも大切です。
WEBマーケティング職の面接で、仕事をする上で大切にしていることを聞かれたら、以上のようなことをアピールできると評価されやすいでしょう。
WEBマーケティング職の回答例
私が仕事をする上で大切にしていることは、論理的に物事を考えることです。
前職は、営業職として顧客に最適な提案をするために、論理的に物事を考え独自アンケートの実施や顧客ニーズに合わせた商材を活用するなどしてきました。
御社では私が得意としている論理的思考と営業職での経験を通じて培った顧客への課題解決力を活かして顧客志向のマーケティングに取り組んでいきたいと考えております。
回答例17.事務職
事務職は、書類作成や整理、データ入力などは継続的に行う必要があるので、コツコツと仕事を進めて期日までに達成することが重要です。そのため最後まで責任を持って仕事に取り組むことができる姿勢が大切です。
また、事務職は、毎日同じタスクをこなす定型業務が中心だと思われがちですが、電話や来客対応、クレーム対応なども発生します。柔軟性も大切でしょう。
事務職の面接で、仕事をする上で大切にしていることを聞かれたら、以上のようなことをアピールできると評価されやすいでしょう。
事務職の回答例
私が仕事をする上で大切にしていることは責任感です。どんな困難なことがあっても自分が任せられた仕事を途中で放り出さず、最後までやり遂げようとする気持ちは、社会人として持つべきものだと考えております
前職では、どんな小さな仕事、簡単な仕事に対しても自分ができる最大限の努力を積み重ねてきました。上司からも「あなたがいてよかった」と言われた時はとても嬉しかったことを今でも覚えています。また、困難なことに対しては、周囲のサポートを受けながら最後までやり抜いてきました。
御社に入社した際は、どんな仕事にも責任感を持ち取り組んでいきます。
回答例18.エンジニア職
エンジニア職にはIT技術の知識は欠かせません。IT技術に高い関心を持ち、進んで学習できる力が必要とされます。
また、IT技術は日々めまぐるしい進化を遂げています。システムエンジニアは常に最新のIT技術に対応し、新しい手法を取り入れる必要があるため、変化に柔軟に対応する力が求められるでしょう。
エンジニア職の面接で、仕事をする上で大切にしていることを聞かれたら、以上のようなことをアピールできると評価されやすいでしょう。
エンジニア職の回答例
私が仕事をするうえで大切にしていることは、失敗を恐れず自ら積極的に物事に挑戦することです。
私は以前から開発のプログラミングに興味があり、未経験ながら独学でHTMLを学習し、サービスサイトの改修に貢献しました。この経験から、プログラミングにのめり込み、Javaなどほかの言語も習得することができました。
失敗を恐れず自ら積極的に物事に挑戦する姿勢は御社でも最大限に活かすことができるのではないかと考えております。
面接で回答後に予想できる質問と対策
ここでは「仕事をする上で大切にしていること」の回答後に予想される質問と対策を紹介します。
異なる価値観の人との関わり方についての質問
面接で「仕事をする上で大切にしていること」を質問されたときに次のような質問をされるかもしれません。
あなたと異なる価値観の人と意見がぶつかってしまったらどうしますか?
この質問をする意図は、自分と異なる価値観の人ともぶつからずに、きちんとコミュニケーションをとって仕事できるのかを確認するということです。
仕事では自分と異なる考えを持った人と協力して進めていく場面が多いので、うまく進められるということを伝えましょう。
実際の業務をする上でどう活かすかについての質問
面接では、あなたの仕事をする上で大切にしていることに対して、それを実際の業務でどのように活かすかという質問をされることがあります。
今回の募集ポジションはOOの営業職ですが、例えば、売り上げ目標を達成するためには今期中にあと一件の成約が必要だとして、期日が迫っているとしたらあなたはどのような行動をしますか?
この質問の意図は会社としての方向性や考え方と、あなたの仕事のスタンスやマインドがマッチしているのかを確認することです。
質問の意図を汲み取り、あなたの価値観とすり合わせた回答を心掛けましょう。
「仕事をする上で大切なこと」がうまくまとめられない人はマジキャリがおすすめ
仕事をする上で大切にしていることは、あなたが仕事をする上でのビジョンや価値観です。仕事をする上で大切にしていることを明確にすることで、今回の転職だけでなく、今後のキャリアや転職において悩んだり迷ったりすることがなくなるでしょう。
また、自分はなんのために働いているのか?なども見えてきて、仕事へのモチベーションが上がる可能性もあります。
ですがここまで記事を読んできて、「仕事をする上で大切なこと」に対する答え方や考え方は頭では理解したけど、実際自分に落とし込むとうまくまとめられないという人も多いのではないでしょうか。そんな人はマジキャリに相談してみましょう!
マジキャリでは、あなた専属のキャリアコーチがこれまで働いてきた経験を聞いて、あなたが無意識のうちに意識していることや大切にしていることなどを見出してくれます。
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仕事で大切にしていることは、面接で聞かれるから考えた方がいいのではなく、あなたの今後のキャリアを踏まえた上でも軸となる部分を言語化しておいた方がいいということを伝えたらより良いと思います!
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キャリア相談をする
これこそが、あなたにとっての仕事であり、あなたが仕事をする上でのビジョンや価値観です。あなたにとっての「仕事とは何か」を明確にすることで、次の「仕事において大切にしたい価値観」が見えてくるのです。