ESTP(起業家)に向いてる仕事とは
ESTP(起業家)は、活発でエネルギッシュな性格で、刺激の多い場面や人との交流が盛んな環境でこそ自分らしさを発揮します。変化に強く、成果が目に見える環境では、持ち前の瞬発力と決断力を活かして、前向きに仕事に取り組めるのが特徴です。
ESTPに向いてる仕事と向いてない仕事を一覧にまとめたので、参考にしてみてください。
ESTPに向いてる仕事 | 理由 |
---|---|
社交性とコミュニケーション能力が活かせるから | |
即断即決の力と変化を好む性格が適しているから | |
臨機応変に対応できる能力が活かせるから | |
コミュニケーション能力と現実的な思考力で活躍が期待できるから | |
緊張感のある場面でも冷静に対応できる力が必要な仕事だから | |
説得力と対応力の高さを活かせるから | |
その場の空気を読む力と瞬発的な閃きを活かせる仕事だから | |
瞬発力と判断力を強みにして活躍できるから | |
現場のトラブルにも柔軟に対応して、的確な指示が出せるから | |
柔軟な対応が求められる仕事であり、変化の多い環境が適しているから |
この記事ではESTPに向いてる仕事、向いてない仕事の特徴や職業を紹介します。自分に合った職場環境を見つけるためのヒントとして、ぜひ役立ててみてくださいね。
ESTPの特徴は理解していても、自分に向いている仕事って何だろうと悩む人も少なくありません。そのようなときには、キャリアのプロに相談するのがおすすめです。
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そのため、自分に合う仕事の傾向を深く理解できるのです。転職活動の方向性に悩んでいる人にも最適なサービスです。

ESTP(起業家)とは
ESTPは、瞬発力のある行動スタイルや独自の判断軸を持っており、他のタイプとは違った魅力があります。
日常の中での選択や、職場での立ち回りにもESTPの性格特徴は出やすいため、自分の特性を深く知っておくことが仕事選びの重要なヒントになるはずです。
そこでここでは、ESTP全体の特徴に加えて、ESTP-AとESTP-Tという2つの傾向の違いにも触れながら、性格タイプについて解説していきます。
ESTP(起業家)の性格
ESTPの性格は、E(外向型)・S(感覚型)・T(思考型)・P(知覚型)という4つの指標が組み合わさって構成されています。
ESTPは、じっとしているよりも、アクティブに体を動かしているのが好きなタイプです。気さくで社交的な性格ですが、物事をシンプルにとらえ、結果や現実を重視します。
臨機応変な判断力があり、状況がめまぐるしく変わる職場でも柔軟に対応できるのが強みです。頭で考えるより先に体が動くような瞬発力が高いのも強みの一つですよ。

著名人だと、マドンナやエディ・マーフィ、ブルース・ウィリスなどもこのタイプとされており、直感的に動きながらも、地に足のついた判断を大切にしているのが共通点として挙げられます。
ESTP-Aの特徴

ESTP-Aタイプは、ESTPならではの行動力や社交性に加え、自分に自信を持っているのが特徴です。
大きなプレッシャーがかかる場面でも動じずに堂々と振る舞うことができ、ストレスを溜め込まない術も持っています。
Aはアサーティブ(Assertive)の頭文字で、自己主張型という意味です。自分の考えや行動に自信を持っており、まわりの評価にも左右されにくいため、責任ある立場や現場の最前線でパフォーマンスを発揮します。自信と実行力を兼ね備えているESTP-Aは、周囲を引っ張る頼れるプレイングリーダーとして活躍が期待できます。
即断即決の判断が求められるような緊張感のある場面でも、冷静にリーダーシップを発揮できるタイプです。
ESTP-Tの特徴
ESTP-Tタイプは、繊細さや丁寧さを持っていることが特徴です。行動力や社交性は共通していますが、自分の評価や人からどう見られるかを気にする傾向があり、慎重に物事を判断します。そのため、周囲をよく観察しながら、配慮のある立ち回りができるのです。
「T」はタービュレント(Turbulent)の略で、感情に敏感で、自己改善意識が高い傾向があります。自信が揺らぎやすい側面もあるため、もっと成長したいという気持ちが強いことが自分を変えたいという意欲につながっているのです。

チームでの協力が求められる職場や、フィードバックを受ける機会が多い環境では、ESTP-Tの持つ柔軟性や自己改善の意識が強みとなり、大きな成長が期待できます。
ESTP(起業家)の3つの強み
ESTPには、その行動力や社交性だけでは語りきれない多くの魅力があります。とくにここぞという場面でこそ真価を発揮する力は、他の性格タイプにはないESTPならではの強みです。
ここでは、ESTPの強みに焦点をあて、なぜ現場で活躍しやすいタイプなのかという理由をひも解いていきます。自分の特性を仕事にどう活かせるかを考えるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
決断力
ESTPは、決断力に優れています。よく考えてから実行に移すよりも、まずはやってみようという姿勢を大切にしているので、行動力と決断力で大きな成果につなげられるのです。

状況を見て素早く判断できる力があり、やるべきことがはっきりした瞬間には、すぐに行動に移すタイプと言えます。
あまり迷いすぎず、判断に時間をかけないため、訪れたチャンスを逃さずにつかみ取ることが可能です。このような自分を信じる即決スタイルは、スピード感が求められるビジネスにおいて大きな強みとなります。
とくに経営者やリーダーのような立場であれば、ESTPの決断力は非常に重要なスキルです。状況に応じて臨機応変に対応しながらも、的確に判断して事業を前へ進める力は、ESTPならではの武器になります。
対応力
ESTPは、対応力にも優れているタイプです。まずやってみるというスタンスを持っているため、突発的なトラブルに直面することもありますが、うまく立ち回る力にも優れているため、しっかりその問題に対処できます。
たとえ予想外の出来事が起こっても、慌てることなく冷静に状況を見極め、的確に判断できるのがESTPの強みです。周囲がつい焦ってしまうような場面でも、落ち着いてしっかり対応するため、頼りにされます。

レギュラー対応が多い現場や、変化に柔軟に対応することが求められる環境では、こうしたESTPの対応力は重宝されます。
トラブルに動じず、安定したパフォーマンスを発揮できるESTPは、チームにとっても非常に心強い存在です。
対人スキル
対人スキルが非常に高いのも、ESTPの特徴です。アクティブで社交性が高い性格なので、初対面の人とも自然に打ち解けることができ、誰とでも気さくに話せます。また、相手への配慮もできるため、さまざまな人とスムーズに人間関係を築けるのです。
さらに、ただ話すだけでなく、言葉に説得力があるのもESTPの魅力です。テンポよく話しながらも、相手の気持ちを察することができるため、聞き上手で、話を深く展開できます。

人の心を動かすコミュニケーション能力を持つESTPは、営業職や接客業など、対人スキルが求められる職場での適性があります。
対人スキルで力を発揮するESTPにとって、こうした人と関わる仕事では大きなやりがいを感じられるはずです。
ESTP(起業家)の3つの課題
行動力に決断力、対人スキルと、さまざまな場面で頼りにされやすいESTPですが、課題と言える側面もあります。目の前の状況に素早く対応できてしまうあまり、苦手に感じることや、見られ方に注意しなければいけないことがあるのです。
そこでここでは、ESTPが仕事をするうえで直面しやすい課題を3つ紹介し、その傾向と向き合い方について解説します。
継続的な作業が苦手
ESTPは、その場の判断力や瞬発力には優れていますが、継続的に取り組む作業は苦手としています。刺激の少ないルーティンワークや、地道な作業が続く業務に対しては、集中力が続かず、途中で飽きてしまうことがあるのです。

また、長期的な計画を立ててコツコツと積み上げるような仕事に対しても、あまり意欲が湧きません。変化や臨機応変な対応が求められる場面で力を発揮するESTPにとっては、淡々と続く作業はモチベーションが維持しづらいのです。
仕事をするときは、自分の中で小さなゴールを設定し、進捗を可視化する工夫を取り入れてください。飽きずに取り組むための方法を考えることが、ESTPの強みを活かして安定した成果につなげるためのコツです。
細部への注意力不足
ESTPは行動力があり、まずやってみるというスタンスがあるため、細かい部分まで注意が行き届かないことがあります。なんとかなると楽観的に判断してしまいがちなので、全体をよく確認しないまま進めてしまうことがあるのです。
こうした特性から、ミスや見落としが起きやすく、正確性が求められるような作業では苦手意識を持ってしまう傾向があります。

チェック作業や数値管理のように、丁寧さや慎重さが必要な仕事では、ESTPのパフォーマンスは発揮しづらいです。
自己中心的に見られやすい
ESTPは周囲から自己中心的な人だと思われてしまうことがあります。その場の空気を自分のものにするのが得意な反面、端から見ると自分の意見を無理に押し通しているように見られることがあるのです。

また、意見をストレートに伝えるところがあるため、言い方が強くなりやすいという特徴もあります。そのため、相手に攻撃的な印象を与えてしまいがちです。職場内で知らず知らずのうちに対立を生んでしまうことも少なくありません。
ESTPが職場で良い人間関係を築くには、自分の意見を伝える前に、相手の考えを受け止める姿勢を示すことが大切です。伝え方やタイミングに注意するだけでも、持ち前の説得力がさらに際立ち、周囲からの信頼を得やすくなります。
ESTP(起業家)に向いてる仕事の特徴
ESTPならではの強みや特徴があるからこそ、働く環境によってその能力の活かし方は大きく変わってきます。向いてる仕事を選べれば、ESTPならではの決断力や瞬発力が武器となり、大きな成果を出せるのです。
では、具体的にESTPにはどんな仕事が向いているのでしょうか。ここでは、ESTPの性格と相性が良い仕事の特徴を紹介します。働き方のミスマッチを防ぐためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。
関連記事
向いてる仕事を見つける方法についてより詳しく知りたい方は、「やりたい仕事と向いてる仕事どっちが幸せ?適職を見つけるには自己分析が大事」で解説しているので参考にしてください。
変化がある仕事
ESTPは、常に変化を求められる仕事に強い適性を持っています。毎日同じことを繰り返すよりも、状況がめまぐるしく変わっていくような職場のほうが、持ち前の柔軟な対応力を発揮しやすくなるので、向いてる仕事と言えます。ESTPは、ルールや予定に縛られすぎている環境だと、どうしても退屈に感じてしまうのです。
急なトラブルやイレギュラーな対応が発生したとしても、ESTPであれば冷静に処理できます。変化を前向きにとらえ、チャンスへと変換できる柔軟さがあるため、次々と展開が変わる職場でも安定した力を発揮することが可能です。

現場対応が多い職業や、その日によって仕事内容が変わってくるような働き方は、ESTPの強みが活かされます。瞬時に適切な状況判断が求められるような仕事でも、そのプレッシャーを楽しめるESTPは、変化を味方につけて活躍できるタイプです。
人と関わる機会が多い仕事
人と関わる機会が多い仕事も、ESTPに向いてる仕事です。気さくで話しやすい雰囲気を持つESTPは、初対面の相手とも自然に打ち解けられ、高いコミュニケーション能力を発揮します。会話のテンポもよく、相手の反応を見ながら柔軟にやり取りできるため、人とのコミュニケーションを大切にしている仕事に向いているのです。
商談やプレゼンテーションをする場面では、ESTPの持つ説得力や自信のある物言いが強みになります。自分の言葉で相手を納得させられる表現力を持っているので、営業や広報、接客といった人前で話す仕事でも成果を出しやすいタイプです。

営業職やカスタマーサービスなど、他者との関係性が中心になる職場では、ESTPのエネルギーが活かされます。人との交流を楽しみながら成果につなげていけるESTPにとって、こういった職種はやりがいを感じられ、長続きしやすいです。
成果が目で見える仕事
成果が目に見える形であらわれる仕事もESTPに向いてる仕事の特徴の一つです。現実思考の傾向が強いESTPにとって、定性的な評価や抽象的なプロセスよりも、結果が評価につながるような仕事のほうが向いています。
営業成績やプロジェクトの達成率など、数字や成果物としてわかりやすい指標は、やる気に火をつける原動力になります。もっと結果を出したいという成長意欲が自然と高まり、意識高く前向きに仕事へ取り組めるのです。

ESTPは、目標を定量的に設定することで、力を発揮するタイプです。自分の努力がどれほど成果につながっているのか、可視化される環境に身を置くことで、パフォーマンスの向上を継続させられます。
ESTP(起業家)に向いてる仕事10選
ESTPに向いてる仕事の特徴に当てはまる職業は実際にどんなものがあるのでしょうか。活発で柔軟、かつ現実的な思考を持つESTPならではの強みが活かせる仕事は多く存在します。
そこでここからは、ESTPと相性が良い具体的な職業10選を紹介し、それぞれの仕事にどのような適性があるのかを詳しく解説していきます。自分に合った働き方を見つけるためのヒントにしてみてくださいね。
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自分に向いてる仕事の見つけ方についてもっと知りたい人は「向いてる仕事がわからない原因は?適職は「好き・得意・やりがい」から見つかる!」で詳しく解説しているので参考にしてください。
営業職
ESTPに向いてる仕事といえば、営業職です。持ち前の社交性とコミュニケーション能力を活かせるESTPは、相手のニーズに合わせた提案が得意で、営業職では頼れる存在として活躍できます。
ESTPの強みである説得力のある話し方や臨機応変な対応力は、商談のような緊張感のある場面でも存分にその力が発揮されます。相手の反応を見ながら言葉をチョイスできるESTPは、顧客との信頼関係づくりが得意で、長期的な取引にも発展させやすいのが特徴です。

また、営業職は自分の成果がいつでも数字で確認できるため、ESTPにとってモチベーションも維持しながらやる気が持続できる環境です。努力が結果につながるプロセスに価値を感じるESTPにとって、営業という仕事そのものに大きなやりがいを感じられます。
起業家
MBTI診断の中でのESTPは、起業家型とされています。その理由は変化を恐れず、即断即決で動けるほか、スピード感を持ってアイデアを形にしていけるからです。そのため、起業家もESTPに向いてる仕事です。

起業にはリスクもありますが、ESTPはそのリスクすらチャンスととらえ、ポジティブに行動できるタイプです。判断が早く、前向きな言動で周囲を巻き込み、エネルギーと説得力を持って、事業の立ち上げ段階から人を引き寄せる力を発揮します。
すべて自分の裁量で仕事を進められることや、努力が成果としてきちんと返ってくる感覚も、現実思考のESTPと相性が良いのです。ルールに縛られない自由な働き方を求めるESTPにとって、起業という選択肢は、自分らしく挑戦を続けられる最高のフィールドだと言えます。
イベントプランナー
イベントプランナーも、ESTPに向いてる仕事の一つです。ESTPは突発的なトラブルにも冷静に対処でき、臨機応変な判断力が求められる現場でも適切な対応ができる力を持っています。
当日のスケジュール進行やスタッフの配置、参加者のフォローなど、予期せぬ事態がつきもののイベント業界では、素早い判断と柔軟な対応力が必要不可欠です。ESTPはこのような急な変化にも慌てず前向きに対処できるため、頼りになる存在です。
また、日々同じ業務を繰り返すのではなく、企画内容や会場、規模などが毎回違うため、飽きる心配もありません。

刺激がある環境を楽しめるESTPにとって、イベントプランナーは大きなやりがいを感じられる仕事です。
スポーツインストラクター
スポーツインストラクターも、ESTPに向いてる仕事です。体を動かすことが好きで、エネルギッシュなESTPには、職場で活動的な日常を送れる環境が合っています。人との関わりも多く、強みであるコミュニケーション能力も活かせるため、相性が抜群です。
ESTPは現実的な視点を持ち、率直でストレートな意見も言えるため、的確で具体的なアドバイスを求めている顧客からの信頼も得られます。相手に寄り添いながらも結果につながる指導ができるため、成長を促せるだけでなく、インストラクターとしての信頼や評価にもつながるはずです。

変化や達成感が日々味わえる環境で、人と関わりながら前向きに仕事をしたいESTPにとって、スポーツインストラクターはぴったりの仕事の一つです。
救急救命士
救急救命士も、ESTPに向いてる仕事と言えます。交通事故や急病人の対応など、現場では一刻を争う判断が求められます。刻々と変わっていく状況の中で、瞬間的に正しい選択をする必要があり、冷静さと決断力の両方が求められる仕事です。
ESTPは、変化の激しい場面でも落ち着いて対応できる力を持っており、プレッシャーのある状況でもひるまず行動できるタイプです。行動力と判断力を兼ね備えているため、命を守る現場でもその強みを発揮できます。

責任の重い仕事ですが、目の前の人を救うという使命があるため、ESTPのエネルギーと瞬発力が大いに活かされます。どんなに困難な状況でも、前向きに力強く立ち向かうESTPにとって、救急救命士は非常にやりがいを感じられる仕事の一つです。
カスタマーサービス
ESTPに向いてる仕事の一つに、カスタマーサービスがあります。ESTPはその場の状況に応じて素早く判断し、相手に合わせて言葉を選ぶことが得意です。思いがけない質問や要望が寄せられても、冷静に受け止め、適切な対応ができる柔軟さを持っています。

顧客の訴えていることをその場で解決させるための行動力や説得力も、ESTPにはあります。感情を読み取りながらスムーズに会話を進められるため、相手は安心でき、納得できる対応をしてもらえたと感じられるのです。
スピード感と対応力が求められる現場では、ESTPの強みが自然と発揮されます。人と接する中で、その場その場で適切な判断を下していくことに魅力を感じるESTPにとってカスタマーサービスは、やりがいのある仕事の一つです。
芸人
実は芸人も、ESTPに向いてる仕事です。たとえばライブ中、観客のリアクションを見ながら即興でアドリブを入れる場面では、その場の空気を読む力と、瞬発的な閃きが必要です。ESTPはこのような場当たり的な対応が必要な瞬間でも臆することなく、むしろ楽しみながら対応できてしまいます。
そもそもESTPは、人前に出ることに抵抗がなく、注目を浴びていたいタイプです。ライブやテレビ番組など、リアルな反応がある環境ではとくにこの特性が活きるので、自分の言葉で笑いやリアクションを引き出す芸人に向いています。

コミュニケーション能力と観察力に優れているESTPは、観客の反応を見ながら、笑いにつなげる柔軟さがあります。型にはまらず、空気を読みながら臨機応変に対応する力が求められる芸人という仕事は、ESTPの魅力が存分に発揮されるのです。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーは、ESTPの力が発揮されるため向いてる仕事の一つです。さまざまな課題を整理しながら関係者を巻き込み、プロジェクトを前に進める役割を担います。プロジェクトを進める現場では、次々と決断を迫られる場面に立ち合うことになるため、持ち前の瞬発力と判断力は大きな強みです。
対人スキルの高いESTPは、チーム内の調整や外部との交渉にも強く、状況に合わせながら的確な判断ができるため、信頼を集めやすい性格です。また、行動力と決断力にも優れているので、停滞しているプロジェクトを担当しても、自ら流れを変えて突破できます。

全体を見渡す視野の広さと、現場の求めてるものを的確にとらえる勘の鋭さを併せ持つESTPは、プロジェクトマネージャーとしての適性が高く、プレッシャーのかかる場面でも結果を出せる頼れる存在です。
建設現場監督
建設現場の監督も、ESTPに向いてる仕事です。現場を統括する立場で、工事の進行状況を常に把握しながら、多くの職人や関係者をまとめていくリーダーシップが求められています。ESTPは、その場の判断力や行動力があるため、現場で発生するトラブルや変更にも柔軟に対応し、的確な指示を出せるタイプです。
作業の工程は天候や納期、機材トラブルなどによって常に変化しますが、変化の多い環境だからこそESTPはやりがいを感じます。型にはまらない対応が求められ続けるため、持ち前のフットワークの軽さと対応力が光りやすいのです。

現場での円滑なコミュニケーションも欠かせないため、ESTPの対人スキルも役立ちます。人と関わりながら責任感を持って働きたいと考えるESTPにとって、建設現場の監督は非常に適した仕事です。
旅行ガイド
ESTPに向いてる仕事の一つに、旅行ガイドがあります。毎回変わる顧客を迎えながら、その場で会話を盛り上げたり、相手の反応を見ながら案内を変えたりと、柔軟な対応が必要な仕事です。多くの人と関わる中で力を発揮するESTPにとっては理想的な職場環境です。
ツアー中の時間のずれや体調不良、道順の変更など、トラブルは常にあります。そのような場面でもESTPは落ち着いて対応し、前向きに切り替えられる判断力と行動力を持っています。顧客に安心感を与えつつ、その場を楽しませる術も心得ていることも強みの一つです。

現場で積極的に人と関わり、場の空気をつくっていく旅行ガイドの仕事では、ESTPの強みが活かされます。活動的で、対人スキルと瞬発力を活かせる職場を求めているESTPにとって旅行ガイドは、とてもやりがいのある仕事です。
ESTP(起業家)に向かない仕事の特徴
ESTPならではの行動力や柔軟さを活かせるような向いてる仕事が多くある一方で、強みが発揮しづらくなる仕事の特徴もあります。ESTPならではの強みがあっても、それを活かせる環境でなければ、やりがいを感じることがむずかしくなり、モチベーションも維持しづらくなってしまうのです。
そこでここからは、ESTPと相性の悪い仕事の特徴を紹介します。自分に合わない仕事の傾向を知ることで、これからのキャリア選択で失敗を防ぐための大事なヒントを知ることができます。
関連記事
向いていない仕事を続けたときのリスクについて知りたい方は「合わない仕事を続けた結果はどうなる?自分に合った仕事の見つけ方を紹介!」で詳しく解説しているので参考にしてください。
ルーティンワークが中心の仕事
ESTPは、ルーティンワークが中心になる仕事には向いていません。毎日同じ作業を繰り返すような業務では、持ち前の行動力や柔軟性を活かせる場面があまりなく、退屈さを感じるようになってしまいます。
変化や刺激のない状況が続くと、ESTPは仕事へのモチベーションや集中力が切れてしまいがちです。その結果、細かいミスが増え、成果につながりにくい働き方になってしまいます。

ESTPの強みが発揮されない状態が長く続くと、もどかしい状態がだらだらと続いてしまいます。ESTPならではの特性を理解し、変化や対応力が求められる職場を選ぶことが、自分らしくのびのびと力を発揮するためには大切です。
長期的な思考が必要な仕事
長期的な思考が求められる仕事にもESTPはあまり向いていません。その場の現場の状況に合わせて判断を下し、行動力がある一方で、何カ月先、何年先を見据え、そこから逆算した計画を立てて一歩ずつ着実に進めていくような仕事では、ストレスを感じてしまうのです。
細かなスケジュールや緻密な計画に沿って進めていくような環境では、自由が制限され、やりづらさを感じてしまいます。決められた通りに進めていくことを必要とされるよりも、状況に応じて柔軟な対応を求められるほうが、ESTPは力を発揮しやすいのです。

ESTPの強みを活かした働き方を選ぶためには、自分の特性を活かして活躍できる環境かどうか、を見極めることが重要です。
人との関わりが少ない職場
人との関わりが少ない職場だと、ESTPは仕事を楽しめません。もともと社交的でエネルギッシュな性格のため、他者とのやり取りが少ない環境だと、どこか物足りなさやフラストレーションを感じやすくなってしまいます。
ESTPは、人との会話や対話を通じて刺激を受け、それが原動力になっていくタイプです。一人で黙々と作業をするような職場では、自分らしさが発揮されず、モチベーションの維持もむずかしくなります。

自分の強みを活かしたいESTPは、人との接点を大切にしている職場やコミュニケーションが盛んな職場環境を選ぶことがおすすめです。人と関わる中で心地よい刺激を受けられる環境でこそ、ESTPらしさが発揮できます。
ESTP(起業家)が向いてる仕事を選ぶための3つのポイント
ESTPが自分の強みを活かして働けるかどうかは、職場環境に大きく左右されがちです。向いていない仕事の特徴と、向いてる仕事のポイントを知ることで、ESTPの持つ特性が発揮され、ストレスを感じずに働ける仕事を見極められるようになります。
ここからは、ESTPが自分に合った仕事を見つけるための3つのポイントを紹介します。自分に向いてる仕事を選択するためにも、ぜひチェックしてみてください。
関連記事
自分に合う仕事の探し方については「自分に合う仕事の見つけ方とは?適職を探す際のポイントと注意点も紹介! 」でより詳しく解説しているので参考にしてください。
やりがいを感じられる仕事かどうか
ESTPにとって、やりがいを感じられる仕事かどうかを見極めることは非常に重要です。変化や刺激を求めるESTPは、自分の強みが出せず、退屈さを感じてしまうとモチベーションが下がり、力を発揮できなくなってしまいます。
そのため、仕事の表面的な部分だけで判断するのではなく、実際の業務内容までしっかり確認したうえで、自分に向いてる仕事かどうかをチェックすることが大切です。しかし、そもそも自分にとってのやりがいがわからないと悩んでしまう人も少なくありません。
そのようなときは、自己分析のプロに相談してみるのがおすすめです。国家資格のキャリアコンサルタント、元転職エージェント、元採用人事といった、知見が豊富なコーチが自己分析をサポートしてくれるマジキャリでは、表面上の強みだけではなく、原体験に基づいたESTPならではの強みや価値観を一緒に見つけてくれます。

現在、マジキャリでは初回の無料相談を受け付けています。自分にとって何がやりがいなのか迷っている方は、新しいヒントを得るきっかけになるので、まずは一度気軽に相談してみてください。
POINT
自分でできる自己分析の仕方については「【転職成功】自己分析の方法を徹底解説!自己分析に使える便利なツール・本も紹介!」でより詳しく解説しているので参考にしてください。
直接現場に関われる仕事かどうか
直接現場に関われるかどうかは、ESTPが向いてる仕事を選ぶうえで非常に重要なポイントです。管理職やバックオフィス系の業務では、長期的な計画を見据えたルーティンワークが中心になることが多く、ESTPが得意とするその場の判断力や柔軟な対応力を活かしづらい環境になってしまいます。
ただし、管理職やバックオフィスのような業務でも、現場の最前線や取引先と関わる機会が多く、日々の変化を直接感じられる環境であれば、ESTPは高いモチベーションを維持できます。

自分の強みを活かしてESTPらしく働くには、業種や肩書だけで判断するのではなく、実際に自分がどんな関わり方ができるかをイメージしながら見極めることが大切です。
コミュニケーション量の多い仕事かどうか
ESTPが仕事の中でどれくらい人と関われるかは、向いてる仕事を見つけるための一つのポイントです。ESTPは、人とコミュニケーションを取ることで活力が生まれ、誰かと協力して取り組むことでやる気が持続しやすくなるタイプです。
一人で黙々と作業を進めるのではなく、職場の仲間や取引先、顧客など、人との関わりで成り立つ仕事のほうが、持ち前の適応力やコミュニケーション能力を発揮しやすく、成果にもつなげやすくなります。

自分に向いてる仕事を探すときは、業務内容だけではなく、日々どれだけのコミュニケーション量が求められるのかに注目してみてください。
人と関わる機会が多い環境こそが、ESTPらしさが出せる職場です。
ESTP(起業家)に向いてる仕事を探したいならマジキャリがおすすめ
ESTPが向いてる仕事を選ぶ際は、自分の行動力や対人スキル、瞬発力といった強みを活かせるかどうかが重要です。
刺激や変化のある職場環境で、ESTPは自分らしく力を発揮でき、やりがいを持って前向きに働き続けられます。反対に、ルーティンワーク中心や人との関わりが少ない業務内容だと、モチベーションを維持するのがむずかしくなってしまうのです。
しかし、求人情報や職種だけで自分に合っているかどうかを判断するのは簡単ではありません。
実際の業務内容や職場の雰囲気、どのような役割が求められるのかを正確に把握したうえで、自分に合うかどうかを見極めることが大切ですが、一人でそれを見つけるのは大変ですよね。
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キャリア相談をする

ESTP(起業家)によくある質問
最後に、ESTPに向いてる仕事や適性についての代表的な質問を取り上げ、丁寧に回答していきます。ぜひ参考にして、自分らしい働き方を考えるためのヒントにしてみてください。
ESTPに向いてない仕事は?

ESTPに向いてない仕事には、どのようなものがあるのでしょうか?
ESTPに向いていない仕事として代表的なのが、経理や公務員です。こういった職種は日々のルーティンワークが多く、長期的な計画に基づいて正確に業務を進めることが求められます。

変化や刺激を求めるESTPは、単調な作業を退屈と感じてしまい、次第に飽きてしまいます。
モチベーションが下がると集中力も続かなくなり、ミスが増えてしまう悪循環に陥ってしまいます。結果として成果につながりにくくなり、余計やりがいを感じられなくなってしまうのです。
このような理由から、経理や公務員のような仕事はESTPにはあまり向いていません。
ESTPは頭がおかしいと言われるのはなぜ?

ESTPは頭がおかしいと言われることがあるのですが、なぜでしょうか?
ESTPは、周囲から大胆で予測不能な行動を取っているように見えるので、少し変わっている人という印象を与える傾向があるのです。

とりあえず行動してから考えるタイプで、即断即決で動くことが多いため、周囲からすると「急にどうしたの?」と驚かれることが少なくありません。
さらに、リスクを恐れずどんどん突き進む姿勢が、他人には過激な人と映る場合があります。こういった理由から、誇張された表現として「頭がおかしい」と言われてしまうことがあります。
しかしこれは、ESTPの強みである行動力と判断力があってこその一面です。誤解を受けることがあっても、他の人には真似できない、ESTPならではの魅力があるからこその見られ方だと解釈して受け止めてみてください。
今なら初回無料相談も実施中のため、ESTPに向いてる仕事を見つけるためにもぜひ一度利用してみてください。