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ITエンジニアを辞めるのはもったいない?判断基準やキャリアパスを紹介

この記事の監修者

末永 雄大

新卒で株式会社リクルートに入社し数百を超える企業の中途採用を支援。その後2012年アクシス株式会社を設立、キャリアコーチング事業、転職エージェント事業、Webメディア事業を複数展開。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。

この記事のまとめ

ITエンジニアとして働いていると「辞めたい」と思うことがあるのではないでしょうか。

本記事では、辞めたいと思う理由や辞める前に知っておくべき判断基準、転職成功のポイントを解説します。

ITエンジニアを辞めたいと思っている人は参考にしてください。

目次

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    ITエンジニアはやりがいのある仕事ですが、ハードワークになりがちで、辞めたいと思う人は想像以上に多いのではないでしょうか?

    ITエンジニアはスキルの高い仕事のひとつであり需要も高く、辞めるのはもったいないという声も聞こえてきそうです。

    本記事では、ITエンジニアを辞めたいと感じる理由や、転職に踏み切る判断基準、ITエンジニアを辞める前のチェックポイントなどを詳しく解説しています。

    ITエンジニアを辞め、転職を成功させるためにすべきことについても紹介しています。

    ITエンジニアを辞めるかどうか悩んでいる人は、ぜひ最後まで読み進め、自分自身のキャリアをどのように構築していくかを考える参考にしてみてください。

    POINT

    ITエンジニアを辞めようかと悩む人におすすめなのが、「適職発見ワークシート」です。

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    ITエンジニアを辞めるのは本当にもったいないのか

    末永 末永

    ITエンジニアを辞めるのは必ずしももったいないわけではありません。

    現在どの企業でもエンジニア不足なので、ITエンジニアとして転職することはそこまで難しくありません。

    市場価値も高く、ニーズがある職種なので「辞めるのはもったいない」と感じる人も多いですが、辞める理由やあなたが目指すキャリアによって変わります。

    だからこそ、「今辞めてもいいのか?」「もう少し実務経験を積んでから辞めた方がいいのか?」はキャリアプランによって回答が変わるので、今辞めるか迷っている理由と、将来どうなりたいかの2つを自己分析でしっかり言語化しましょう。

    ITエンジニアを辞めたいと考えている人は多い!

    ITエンジニアを辞めたいと考えている人はたくさんいます。

    なぜなら、ITエンジニアでスキルを身に付けていれば、転職活動もスムーズにおこなえるためです。

    IT業界で身に付けたスキルは、他の業界でも活かせる場面が多いため、これを武器に新しいことへチャレンジしたいと考える人も増えています。

    実際に、厚生労働省の「令和4年雇用動向調査結果の概況」によると、情報通信業(IT業界)の離職率は11.9%となっています。

    ITエンジニアだけの離職率ではありませんが、実際にこれだけIT業界で離職している人がいるということは、潜在的に辞めたいと考えている人が多いと言えます。

    次の章で、ITエンジニアをやめたいと思う理由について解説していくので、確認してみてください。

    ITエンジニアを辞めたいと思う5つの理由

    ここからは、ITエンジニアを辞めたいと思う理由を5つ紹介していきます。

    それぞれの理由について詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

    1.ワークライフバランスが取りづらい

    末永 末永

    ITエンジニアを辞めたいと思う理由にワークライフバランスの取りづらさがあります。

    ITエンジニアはプロジェクトの進行具合により、残業や休日出勤が多いこともあるため、プライベートを犠牲にして働かなければならないことも少なくありません。

    例えば、子どもがいる家庭では、忙しさのあまり成長を見届けることができないため「何のために働いているんだろう...」と考え始める人もいます。

    仕事中心の生活になると、精神的な疲労が溜まりやすく、ひどい場合には病気になってしまう可能性もあります。

    そのため、今後のキャリアを考えることも大事ですが、趣味の時間や家族との時間も大切にするために、転職することも視野に入れておきましょう。

    2.給料・待遇に不満がある

    給料や待遇に対する不満もITエンジニアを辞めたいと感じる理由の一つです。

    ITエンジニアの多くは大手ITゼネコンなどの下請け会社で働いているため、低賃金で働かざるを得ない状況にあります。

    世界的に見ても、日本のエンジニアの給与は低く、平均年収は世界72カ国中26位です。

    世界中のDX化に伴い、ITエンジニアの給料は上昇傾向ですが、日本ではまったく変化がありません。

    つまり構造上ITエンジニアは、労働に対して給与が反映されにくいため、不満を抱える人が多くなってしまうのです。

    また業務の性質上、ミスがないことが当たり前なので、仕事の成果をアピールしづらく、昇進や昇給がしづらい待遇の悪さも、辞めたいと感じる理由の1つと言えます。

    3.人間関係のトラブルがよく起こる

    人間関係のトラブルで辞めたいと感じるITエンジニアは少なくありません。

    なぜなら、ITエンジニアは個人で業務を進めるだけではなく、チームでプロジェクトを遂行するため、メンバー間での揉め事が起きやすいからです。

    また、他部署の人やクライアントとの連携も必要なため、より人間関係のストレスを感じる場面が多くなります。

    末永 末永

    直接的なトラブルではなくても、「自分は遅くまで残業しているのになんで他のメンバーは早く帰れるんだ」と、チームのメンバーに不満を感じる場合も考えられます。

    このように、ストレスを他の人に向けてしまっている場合は、今後同じ環境で働き続けることが難しくなります。

    ITエンジニアの場合、スキルを身に付けていれば、転職活動の難易度は低いため、他の職場を探すことも検討してみましょう。

    4.最新の技術についていけない

    ITエンジニアに必要な最新技術についていけずに、辞めたいと思う人も一定数います。

    ITエンジニアが扱う技術は日々進歩しており、常に最新技術をチェックし取り入れる必要があります。

    そのため、業務以外での学習やセミナー受講などの自己研鑽が必要となるケースもあり、負担に感じる人も多いです。

    最初は最新情報をキャッチアップし続けることに抵抗がなかった人も、毎日やらなければならないことが続くと、ストレスになる可能性もあります。

    最新の技術を求めてスキルアップすることにやりがいを感じる人もいますが、それがストレスとなる人も一定数いるため、自分が許容できる範囲を把握することが重要です。

    5.そもそもITエンジニアに向いていないと感じる

    末永 末永

    そもそもITエンジニアに向いていないと感じて、辞めることを考える人もいます。

    どんなときにITエンジニアに向いていないと感じるのか以下にまとめました。

    ITエンジニアに向いていないと感じるとき

    • 長時間座っていられない
    • 対人関係が少ないことに物足りなさを感じる
    • 論理的思考力が苦手

    ITエンジニアとしての技術は努力によって獲得していけますが、そもそもITエンジニアに向いていない性格の場合はどうしようもない場合もあります。

    特に、直感的に物事を考えて判断する人の場合は、論理的思考力が求められるITエンジニアには向いていないと言えるため、働き続けたとしてもストレスを感じ続けることになります。

    そのため、自分の性格や特徴を踏まえたうえでの仕事選びが重要です。

    ITエンジニアを辞めたいけどもったいないと感じる理由2選

    ここでは、「ITエンジニアを辞めたいけどもったいないかも…」と感じる理由を紹介していきます。

    これから紹介する理由とあなたの感情を照らし合わせて読み進めてください。

    今まのスキルや経験が無駄になると感じるから

    末永 末永

    ITエンジニアとして活躍するために業務時間外でも勉強してきた人が多いかと思いますが、今までの努力の結晶が水の泡になってしまうと感じることで、「ITエンジニアは辞めたいけどもったいない」と感じてしまいます。

    「せっかく頑張ってきたのにここで辞めたらもったいない」という心理はサンクコスト効果と言い、それまでに費やした労力やお金、時間などを惜しんで、それが今後の意思決定に影響を与えることを指します。

    特にITエンジニアは永続的な自学が必要とされる仕事なので、長年働いて得た専門的なスキルや知識を活かせる仕事が他に見つかるかどうか不安に感じてしまいます。

    ただ、ITエンジニアで培ってきたスキル・経験を活かしてITコンサルタントやPdMなど、様々なキャリアがあるので、「ITエンジニアを辞めてどうなりたいか?」「エンジニアスキルを捨てるのではなくどう活かすか?」の観点で考えてみましょう。

    エンジニア以外に転職すると給与が下がるから

    ITエンジニア以外に転職することで、給与が下がってしまうことを不安に感じ、「今辞めるのはもったいないのではないか」と悩んでしまう人は多いです。

    ITエンジニアは慢性的な人手不足に陥っており、参入障壁が高い分給与が比較的高い傾向にあります。

    だからこそ、ITエンジニア以外の求人を見て、年収低下が不安になり、辞めるかどうかを中々決められない人が多いでしょう。

    末永 末永

    ITエンジニアの職種自体は給与が高い傾向にありますが、エンジニア以外に転職する場合は業界によって年収は決まることが多いです。

    市場の成長性や利益率の高さ、需要と供給のバランスによって業界の平均年収が変わるので、もし給与を下げたくないのであれば、平均年収が高い業界を調べてみてください。

    ただ、年収だけで転職を決めてしまうと、入社後のギャップで仕事が苦痛に感じたり、すぐに転職したいと感じてしまうので、あなたが活躍できそうか、その会社に定着できそうかをしっかり自己分析した上で最終的な判断を下すべきです。

    もったいない?ITエンジニアを辞める前のチェックポイント

    ここまで、ITエンジニアを辞めたいと考えている人には、どんな理由があるのか解説してきました。

    ITエンジニアを辞めたいと思う理由を確認して、「やっぱり自分には、ITエンジニアはあっていないから、辞めよう」と思っている人もいるでしょう。

    そのため、ここではITエンジニアを辞めても後悔が残らないよう、事前に確認すべきポイントを3つ紹介します。

    ぜひ、ITエンジニアを辞めるか判断する材料にしてみてください。

    辞める理由は明確になっているか?

    末永 末永

    まずは、なぜ辞めたいと思ったのか理由を明確にする必要があります。

    なぜなら、辞める理由が明確になっていないと、退職後も同じような状況に陥る可能性が高くなるからです。

    そのため「なにが嫌なのか」「どのような場面で辛いと感じるのか」を言語化してみましょう。

    例えば、「長時間労働が嫌だ」「毎日情報を追うことに疲れてしまう」「人間関係がうまくいかずに、出勤するたびにストレスを感じる」などです。

    このように、ITエンジニアの働き方についての「負の感情」を言語化すると、次の仕事を選ぶうえで重要なポイントがでてきます。

    まずは、辞める理由が明確にあるのか確認してみてください。

    現職で問題を解決できないか?

    ITエンジニアを辞める前に、今抱えている悩みが現職で解決できないかを検討してみましょう。

    なぜなら、一度転職した後に「やっぱり辞めなければよかった」と思っても、キャリアの後戻りはできないからです。

    実際に、転職した後に元の企業の良さを再認識することはよくあります。

    したがって、自分で変えられるところがないかを探ることが必要です。

    また、ITエンジニアを辞めるメリット・デメリットを考えることも退職を決意する前にやるべきことの1つです。

    末永 末永

    辞めたいと思っているときは、現職の悪いところばかりに目が向いてしまうため、給与ややりがいなど良い点があるのに、見えなくなっている可能性があります。

    そのため、客観的に良い点と悪い点を洗い出すことで、今の職場に留まるか判断する材料が揃います。

    転職後のキャリアプランは明確になっているか?

    転職後のキャリアプランを明確にしておくことも、ITエンジニアを辞める前には重要なポイントとなります。

    なぜなら、将来的にどのように働きたいか、どのポジションで活躍したいかなどのキャリアプランがなければ採用される可能性が低いためです。

    仮に転職できたとしても、キャリアの軸がない状態で働くことになるため、モチベーションの維持が難しくなります。

    とはいえ、自分でキャリアプランを考えても現実性がなく、目標達成までの具体的な行動手順もわからずに疲弊する可能性があります。

    末永 末永

    そのため、キャリアプランを明確にするなら、徹底した自己分析をすることが重要です。

    キャリアプランを明確にするために一番押さえておくべきポイントは、自分に合った適職を見つけることです。

    転職を検討する際に、自分はいったい何に向いているんだろう?自分にとっての適職ってなんだろう?という悩みを抱えているケースが多く見受けられます。

    明確なキャリアプランがなく、転職も考えているITエンジニアに人はぜひマジキャリ が作成した自己分析ツールの「適職発見ワークシート」を活用してみてください。

    関連記事

    キャリアプランについて「最低限抑えておくべき!キャリアプランの立て方とポイントを紹介! 」で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

    ITエンジニアを辞めてもいい人の特徴

    ここでは、ITエンジニアを辞めてもいい人の特徴を解説していきます。

    ここで注意したいのが「とりあえず今すぐ辞めてもいい」というより「ITエンジニアを辞めて後悔しても後から挽回するチャンスがある人」の紹介をしていきます。

    自分に当てはまる要素があるか確認してみてください。

    ブラック企業で働いている人

    ブラック企業でITエンジニアとして働いている人は、辞めて転職するべきです。

    サービス残業が多い場合やパワハラをされている場合には、心身ともに疲弊してしまいキャリアを潰しかねません。

    メンタル不調に陥ると、回復までに時間がかかってしまうので、早いうちに辞める決断をしましょう。

    とはいえ、「転職活動がうまくいくのか不安」という人も多いでしょう。

    末永 末永

    転職活動において、職場環境の悪さを説明することで理解されるケースが多いため、迷わず転職を決意することをおすすめします。

    転職を先延ばしにすると、キャリアの選択肢も狭くなるため、少しでも早く転職活動をしましょう。

    社風や労働環境が合わないと感じている人

    社風や労働環境が合わないと感じている人も、ITエンジニアをやめるべきです。

    人間関係や業務内容の悩みであれば部署異動などで解決できますが、社風や労働環境自体が合わない場合は、嫌な環境から逃れられません。

    例えば、自分で考えて業務を進めたいのに、上司からのトップダウンでしか動けないような社風の場合、どの部署も同じような働き方になっているケースが多いです。

    その場合は、転職をした方が今後のキャリアのためには良い選択となります。

    末永 末永

    ただし、自分の性格と合わない人はどの会社にもいるので、人間関係が合わないだけで転職を考えることには注意が必要です。

    人間関係の悪さが辞める理由の場合は、まずは、会話を必要最低限にすることや一定の距離をとるなど、合わない人との関わり方を工夫してみましょう。

    やりたいことが明確になっている人

    やりたいことが明確になっている人は、ITエンジニアを辞めても問題ありません。

    なぜなら、ITエンジニア以外でやりたいことがある場合は、その道に進むほうがモチベーションを維持して長期的に働くことができるからです。

    以前からやりたかったことがある場合や興味のある仕事をしたい場合には、思い切って転職活動をしてみましょう。

    とはいえ、給与の不安や「自分にはできるのか」といった葛藤がある人もいることでしょう。

    末永 末永

    すぐに成果がでなくても、最終的には納得度の高いキャリア選択になることが多いため、後悔する可能性は低くなります。

    他にやりたいことがあるのに現職で仕事を続けることの方が、時間の無駄になり、今後のキャリアの妨げになります。

    20代後半や30代になると、チャレンジできる幅が狭くなってしまうため、なるべく早い段階で決断しましょう。

    ITエンジニアを辞めないほうがいい人の特徴

    ITエンジニアを辞めるべき人の特徴を紹介してきましたが、辞めないほうがいい人もいます。

    ITエンジニアを辞めないほうがいい人の特徴は以下の3つのどれかに当てはまる人です。

    それぞれ詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

    転職が目的となっている人

    ITエンジニアを辞めてはいけない人の特徴として、転職自体が目的となっていることが挙げられます。

    転職自体が目的となっている場合には、軸がないため、やりがいをもって働けず、結果的に転職を繰り返す可能性が高いです。

    あくまで転職は、現在の悩みを解決する手段であって、それ自体が目的ではありません。

    転職先で早期離職する可能性が高まるため、明確な目的がない場合は、焦って転職しないほうが良いと言えます。

    他責思考で考えている人

    物事を他責思考で考えている人は、転職しても本質的な問題解決にならないため、ITエンジニアを辞めないほうが良いです。

    末永 末永

    他責思考とは問題や課題が出た時に、自分ではなく他者に責任を負わせる思考のことを指します。

    他責思考の人は、自分にとって都合の良い解釈しかしないため、転職を繰り返す危険性が高いです。

    例えば、自分の仕事が遅いことが原因で問題が起こった場合でも、上司の指示の悪さやパソコン環境に責任を押し付ける人は、どこへ転職しても同じことを繰り返すでしょう。

    他責思考の特徴がある人は、まずは自分の変えられるべきところに目を向ける習慣を身に付けるべきです。

    自分が変わっても納得のいかない職場なら、転職は問題ありません。

    キャリアプランが明確になっていない人

    キャリアプランが明確になっていない人も、ITエンジニアを辞めないほうが良いです。

    キャリアプランがない状態で転職しても、長期的なキャリアの中ではミスマッチになる可能性が高く、理想を実現することができません。

    よくあることが、中途半端なキャリアプランを立てて転職をしてしまい、具体的なアクションができずに、転職を繰り返すことです。

    例えば、「将来的にやりがいのある仕事で活躍したい」という抽象的なものはキャリアプランではないため、現実的で具体性のあるキャリアプランを構築してから転職を検討しましょう。

    末永 末永

    1人でキャリアプランを立てると、明確に定まりきらない可能性が高いため、キャリアのプロに相談することがおすすめです。

    ITエンジニアを辞めた後のキャリアパス

    ここでは、ITエンジニアを辞めた後の選択肢を2つ紹介していきます。

    ITエンジニアを辞めようか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

    ITエンジニアのスキルを活かして転職する

    ITエンジニアを辞めた後、これまでのスキルや知識を活かして転職する場合には選択肢が多くあります。

    なぜなら、AI開発やDX化が進んでおり、IT系に強い人材の需要は高いためです。

    末永 末永

    特にITエンジニアは、高い専門スキルがあり、貴重な人材として扱われるため、ITエンジニア以外の職種で働ける可能性も高いです。

    例えば、一般企業の情報システム部門やDX部門など、ITエンジニアのスキルを活かせる分野は多岐に渡ります。

    そのためにも、今の知識やスキルの棚卸しをしておくことは重要です。

    まったくの異業種に挑戦する

    ITエンジニア以外の異業種に挑戦することも選択肢としてあります。

    なぜなら、ITエンジニアはIT系の専門スキルだけではなく、ポータブルスキルを獲得している場合が多いためです。

    ポータブルスキルとは

    ポータブルスキルとは、問題解決能力やコミュニケーションスキルなど、特定の職種以外でも活かせる汎用的なスキルのことを指します。

    ポータブルスキルを活かして、異業種に転職することは十分に可能です。

    以下にITエンジニアがもつポータブルスキルと、活かせる職種をまとめたので参考にしてみてください。

    ポータブルスキル 活用できる業種例
    論理的思考力 ・事務職
    ・開発職
    ・経営コンサルタント
    コミュニケーション能力 ・営業職
    ・販売職
    ・人事担当
    問題解決能力 ・経営コンサルタント
    ・組織コンサルタント
    ・教育職
    データ分析力 ・マーケティング職
    ・経営コンサルタント
    ・データアナリスト

    未経験への転職は、テクニカルスキルで評価されにくいため、ポータブルスキルの棚卸しをしておく必要があります。

    関連記事

    未経験への転職について「【年代別】転職したいけどスキルがない時にやるべきことを紹介!転職成功の秘訣とは 」で詳しく解説しているので合わせてご覧ください。

    ITエンジニアを辞めて転職を成功させる6つのポイント

    ここでは、ITエンジニアを辞めて転職を成功させる6つのポイントを紹介していきます。

    転職を考えている人は、これから紹介する6つのポイントを意識してみてください。

    辞めて転職する理由を明確にする

    まずは、ITエンジニアを辞めて転職する理由を明確にしましょう。

    辞める理由が明確になっていないと、次の転職先でもミスマッチとなり、転職を繰り返す可能性が高くなります。

    また、面接時に転職理由を聞かれたときにもうまく答えられず、悪い印象を与えてしまうケースも考えられ、結果的に転職することが難しくなってしまいます。

    転職理由を明確にするためには、辞めたい理由とこれからの理想を言語化することが重要です。

    末永 末永

    「なぜ辞めたいのか?」「辞めてどうなりたいのか?」を自分に問いかけて、書き出してみましょう。

    そうすることで、感情的ではなく客観的に辞める理由を把握でき、転職活動にも活かしやすくなります。

    知識・スキルの棚卸しをおこなう

    末永 末永

    ITエンジニアを辞めて転職を成功させるには、これまで培ってきた知識やスキルの棚卸しをおこないましょう。

    なぜなら、自分のスキルを再認識することで、強みや適正がわかり、最適な仕事選びができるためです。

    また、過去の実績や成功体験を語れるようにすると、採用されやすくなります。

    例えば、「マネジメントスキルを活かして10人のチームを率いて開発プロジェクトを成功させた」というように、スキルと具体的なエピソードをリンクさせておくことが重要です。

    スキルの棚卸しをする際には、専門スキルだけではなくポータブルスキルも棚卸しすることで、選択できる職種や企業の幅が広がります。

    転職を考えている人は、ぜひこれまで培ってきた知識やスキルの棚卸しをおこないましょう。

    自己分析をおこなう

    自己分析をおこなうことはITエンジニアを辞めて転職する際に重要なステップです。

    自分の強みや弱み、適性を知らずに転職先を検討しても、向いてる仕事を見つけられる可能性はかなり低くなります。

    末永 末永

    自己分析をすることで、大事にしている価値観や自分だけの強みを知れるため、やりがいがあり、長期的に続けられる仕事を見つけられます。

    ただし、1人で自己分析をするとバイアスがかかり、うまくいかないことが多いです。

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    関連記事

    自己分析について「【誰でも簡単】自己分析のやり方を紹介!よくある失敗や注意点も解説 」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

    業界や企業の情報を集める

    希望する業界や企業の情報を集めることも、転職を成功させるためには重要となります。

    なぜなら、企業の求める条件に合っているか確認しないと、転職できない可能性があるためです。また、仮に採用されたとしても、ミスマッチとなり早期退職になることも考えられます。

    末永 末永

    企業の実態を知るためには、求人情報だけではなく、実際にその業界や企業で働いている人のSNSをチェックすることも有効な手段です。

    もし可能であれば、社員に直接話を聞いてみましょう。

    転職エージェントに相談する

    転職エージェントを活用してプロに相談することも転職を成功させる手段の1つです。

    転職エージェントでは転職を前提としたサポートが受けられるため、条件が明確になっていれば、それに合った求人を紹介してくれます。

    転職エージェントのメリット・デメリットについて以下にまとめました。

    転職エージェントのメリット

    • たくさんの求人を紹介してくれる
    • 非公開求人を扱っているエージェントもある
    • 無料で利用できる

    転職エージェントのデメリット

    • 入りやすい企業ばかり紹介される可能性がある
    • 短期での転職を勧められる
    • 自分に最適な企業かわからない

    転職エージェントのビジネスモデルは、紹介した企業からの成功報酬のため、条件に合っていない企業でも強引に斡旋してくることもあります。

    そのため、やりたいことが決まっている人や行きたい業種が明確な人にはおすすめです。

    キャリアコーチングサービスに相談する

    キャリアコーチングサービスに相談することで「辞めるのはもったいない」と悩まず、最終的に納得のいく意思決定ができます。

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    あなたが理想とする状態を実現するために、明確なゴール設定や具体的なアクションプランの立案まで落とし込むことができます。

    サービスによっては自己分析やキャリア相談だけでなく、転職サポート(あなたが向いている仕事は何か、面接対策など)までしてくれるキャリアコーチングもあります。

    キャリアコーチングサービスのメリット・デメリットについて以下にまとめました。

    キャリアコーチングサービスのメリット

    • 自分の強みや大事にしている価値観を言語化できる
    • 明確なゴール設定ができる
    • 第三者の客観的な意見を取り込める

    キャリアコーチングサービスのデメリット

    • 料金がかかる
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    100%利用者にコミットしたサービスなので、やりたいことが決まっていない人や行きたい業種が不明確な人におすすめのサービスと言えます。

    ITエンジニアを辞めたい人におすすめのキャリアコーチングサービス

    ITエンジニアを辞めたい人におすすめのキャリアコーチングサービスを3つ紹介します。

    サービスの特徴と、ITエンジニアを辞めたい人におすすめする理由について解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

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    自分の適性や強みがわからずに仕事選びをした場合、本来もっている力を発揮できていない可能性があります。

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    とはいえ、1人で自己分析をおこなうと、バイアスがかかり、強みや価値観をきちんと言語化できない可能性が高いため、正しい方法で自己分析をしなければなりません。

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