dodaとリクルートエージェントはどっちがおすすめ?判断方法を紹介!
転職活動を始めるにあたって、業界トップクラスの評判を誇る「doda」と「リクルートエージェント」のどっちに登録すべきか迷う人は少なくありません。
両社とも厚生労働大臣の許可を受けた有料職業紹介事業者であり、企業から報酬を受け取る仕組みのため、求職者は完全無料で利用できます。
ここではそれぞれの特徴や評判を比較し、あなたに合ったサービスの選び方を解説します。
自分のペースで転職活動したい人はdodaがおすすめ
自分のペースで求人を探しながら、必要に応じてプロの相談やサポートも受けたい人にはdodaが良いでしょう。
dodaとリクルートエージェントのどっちを使うか迷った際、マイペースに進められるかどうかが一つの判断基準になります。またdodaはスカウト機能もあり、自分がどの市場や業界にマッチしているか分析も可能です。
dodaがおすすめな人
- 自分のペースで求人を検索・応募したい人
- まだ転職するかどうか迷っている人
- 企業からのスカウトも受け取りたい人
- 初めての転職活動で不安がある人
スピード感ならリクルートエージェントがおすすめ
とにかく多くの求人を比較検討し、効率的に転職活動を進めたいならリクルートエージェントがおすすめです。
dodaとリクルートエージェントのどっちが良いか考える際、スピード感や求人の豊富さを重視するならリクルートエージェントが適しています。
リクルートエージェントがおすすめな人
- できるだけ多くの求人を紹介してほしい人
- スピーディーに転職活動を進めたい人
- 地方やニッチな職種への転職を考えている人
- 実績豊富なエージェントのサポートを受けたい人
リクルートエージェントは転職エージェントランキングでも常に上位に位置し、業界最多クラスの求人数を保有しています。豊富な選択肢の中から自分に合う企業を素早く見つけられるのが強みです。
また、過去の合否データに基づいた書類添削や面接対策など、実践的なサポートも充実しており、利用者からの評価も高いです。短期間で確実に転職を決めたい人にとって、頼りになる存在となるでしょう。
dodaとリクルートエージェントの基本情報を比較
dodaとリクルートエージェントのどっちに登録すべきか判断しやすいように、両者の基本情報を比較表にまとめました。
| 比較項目 | doda | リクルートエージェント |
|---|---|---|
| 求人数 | 約28万件 | 約95万件(非公開含む) |
| サービス形態 | 転職サイト・エージェント一体型 | 転職エージェント特化型 |
| 強み | ・自分のペースで求人を検索できる ・スカウト機能が充実している ・全年齢と多くの業種に対応 |
・圧倒的な求人数で選択肢が広い ・転職実績No.1のノウハウとデータ ・全年齢と多くの業種に対応 |
| 弱み・注意点 | ・ミスマッチの求人が送られてくることもある ・専門職の求人はやや少なめ |
・担当者から連絡がしつこい ・担当者によって対応が事務的 |
| サポート体制 | LINEでの連絡や個別対策が丁寧 | アプリでの管理や分析力が高い |
※求人数は2025年11月時点の公式サイト情報を参照
求人数やサービスの特徴、強みを一覧で確認し、あなたの優先順位と照らし合わせてみてください。
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転職エージェントの選び方で悩んでいる人は「転職エージェントの選び方完全ガイド|選び方とおすすめエージェントを徹底解説!」を参考にしてください。
dodaの基本情報
dodaはパーソルキャリアが運営する、転職サイトとエージェントの機能が一体となったサービスです。dodaとリクルートエージェントのどっちが良いか迷ったとき、1つのアカウント登録で「自分で検索」と「プロの紹介」の両方をおこなえる点は大きな判断材料になります。
公開求人数は約28万件(2025年11月時点)で、20代から50代まで幅広い層が利用しており、評判も安定しています。
エージェントに相談するほどではないが、求人は見ておきたいという段階でも使いやすく、柔軟に活動スタイルを変えられるのが魅力です。
まずは登録して情報収集から始めたい人にとって、最適なプラットフォームといえるでしょう。
リクルートエージェントの基本情報
リクルートエージェントは業界最大手のリクルートが運営しており、他社を圧倒する求人数を誇るサービスです。dodaとリクルートエージェントのどっちを選ぶか考える際、選択肢の多さを最優先するならこちらが適しています。
公開・非公開求人あわせて約95万件(2025年11月時点)もの案件を保有しており、国内トップクラスの規模です。
豊富な求人データベースに加え、平日の夜間や土日祝日の相談対応、専用アプリによるスケジュール管理など、忙しい在職中の転職活動を効率化する仕組みが整っています。
希望条件に合う求人を逃さずチェックしたい人は、まず登録しておくべきサービスです。
【違いを比較】dodaとリクルートエージェントの特徴を紹介!
「doda」と「リクルートエージェント」のどっちに登録すべきか、それぞれの特徴を比較して判断しましょう。以下の表に主な違いをまとめました。
| 比較項目 | doda | リクルートエージェント |
|---|---|---|
| 求人数 | 豊富(約28万件) | 業界No.1(約95万件) |
| 年齢層 | 20代〜30代中心(全年代対応) | 20代〜30代中心(全年代対応) |
| 拠点数 | 全国主要都市:18拠点 | 全国主要都市:約20拠点 |
| 地方転職 | 強い | 非常に強い |
| ハイクラス | 保有 | 多数保有 |
| 検索の特徴 | 「こだわり条件」が細かい | 「スキル・資格」で探せる |
※求人数は2025年11月時点
求人数や拠点数、得意とする検索機能などに差があるため、自分の重視するポイントと照らし合わせてみてください。
求人数はリクルートエージェントが業界No.1
求人の絶対数で選ぶなら、dodaよりもリクルートエージェントがおすすめです。dodaとリクルートエージェントのどっちが良いか迷った際、出会える企業の数を重視するならリクルートエージェント一択といえます。
リクルートエージェントは公開求人だけでなく、一般には出回らない非公開求人も圧倒的な数が魅力です。
その数は業界でも群を抜いており、希望条件に合う仕事が見つかる可能性を最大限に高められます。
まずは登録しておいて損のないサービスであり、利用者からの良い評判も多い傾向です。
利用者の年齢層はどちらも20代・30代が多い
利用者の年齢層に関しては、両サービスとも20代から30代が中心です。dodaとリクルートエージェントのどっちを使おうか年齢を気にして迷う必要はありません。どちらも若手から中堅層のキャリアアップ支援に注力しています。
| 年代層 | doda |
|---|---|
| 24歳以下 | 18.1% |
| 25〜29歳 | 28.1% |
| 30〜34歳 | 16.6% |
| 35〜39歳 | 10.9% |
| 40歳以上 | 24.8% |
出典:doda
| 年齢層 | リクルートエージェント |
|---|---|
| 25歳以下 | 25% |
| 26〜30歳 | 22% |
| 31〜35歳 | 14% |
| 36〜40歳 | 11% |
| 41〜50歳 | 17% |
| 50歳以上 | 11% |
出典:リクルートエージェント
どちらに登録しても、初めての転職を目指す第二新卒や経験を活かしてステップアップしたい30代など、幅広いニーズに応える求人を見つけられるでしょう。
dodaとリクルートエージェントはともに全年代にバランス良く対応しているため、安心して登録できます。
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初めての転職でエージェントの使い方がわからない人は「転職エージェントの上手な使い方をフロー別にプロが徹底解説!効率の良い進め方も紹介」も読んでみましょう。
拠点数はリクルートエージェントが多い
対面での相談や地方対応の拠点数では、リクルートエージェントがやや勝っています。住んでいる地域によってdodaとリクルートエージェントのどっちが使いやすいか変わる場合があります。
| エージェント | doda | リクルートエージェント |
|---|---|---|
| 拠点数 | 18拠点 | 20拠点 |
| 北海道 | 北海道第二オフィス | 札幌支社 |
| 東北 | 東北オフィス | 仙台支社 |
| 北陸 | ✕ | 金沢支社 新潟支社 |
| 関東 | 麻布台本社 紀尾井町オフィス 浅草橋オフィス 横浜第二オフィス みなとみらいオフィス | 宇都宮支社 東京本社 立川支社 さいたま支社 千葉支社 横浜支社 |
| 中部 | 静岡オフィス 中部オフィス 中部第二オフィス | 長野支社 静岡支社 名古屋支社 |
| 関西 | 関西オフィス 大阪オフィス 京都オフィス 神戸オフィス | 京都支社 大阪支社 神戸支社 |
| 中国 | 岡山オフィス 広島オフィス | 岡山支社 広島支社 |
| 四国 | ✕ | 高松支社 |
| 九州 | 九州オフィス 九州第二オフィス | 福岡支社 |
出典:doda
出典:リクルートエージェント
リクルートエージェントは全国に20拠点を展開し、地方都市も広くカバーしています。一方、dodaも主要都市を中心に18拠点を構えており、都市部でのサポート体制に大きな差はありません。
現在はWeb面談も普及しているため、拠点がない地域でも不便なくサポートを受けられますが、対面を希望するなら近くに拠点があるか確認して登録しましょう。
地方転職はどちらも強い
地方エリアでの転職活動においても、両サービスともに多くの求人を保有しており、Uターン・Iターン転職に活用できます。dodaとリクルートエージェントのどっちを使うか迷ったら、希望する地域の求人数を確認して併用するのが確実です。
| 地方求人数 | doda | リクルートエージェント |
|---|---|---|
| 7大都市を除く求人数 (2025年11月時点) | 118,365件 | 584,996件 |
※7大都市:札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市
両社とも全国規模で法人営業をおこなっているため、その地域ならではの優良企業の求人が集まりやすいのが特徴です。
地方によっては求人数に差がうまれることもあるため、以下の表を参考に両方の登録を検討してください。
ハイクラス求人はどちらも保有
年収アップや管理職を目指すハイクラス転職にも、両サービスは対応可能です。dodaとリクルートエージェントのどっちがハイクラスに強いか気になる人も多いですが、どちらも大手企業や成長企業の重要ポジションなど高年収の非公開求人を保有しています。
| ハイクラス求人数 | doda | リクルートエージェント |
|---|---|---|
| 700万円以上 | 140,396件 | 504,260件 |
| 1,000万円以上 | 55,784件 | 191,945件 |
特にリクルートエージェントはもともと求人数が多いためハイクラス案件も豊富です。
ですが、専門的なサポートを求めるなら「ビズリーチ」や「JACリクルートメント」の併用もおすすめします。
ビズリーチはハイクラス転職向けのスカウト型エージェントで、JACリクルートメントは外資系に強いマッチングに定評のあるエージェントです。
ともに管理職やマネジメントなどに関わる仕事が多く、年収も1,000万円を超えることも珍しくありません。
あなたが実績もスキルもある人材なら、dodaやリクルートエージェントだけでなくハイクラス向けのエージェントも登録すると、あなたに見合った求人が見つかりやすくなるでしょう。
☞ハイクラス向けの転職を希望するなら
dodaは「こだわり」リクルートエージェントは「スキル・資格」から検索できる
検索機能の使いやすさで比較すると、dodaは条件検索が柔軟でリクルートエージェントはスキルマッチングに強いという違いがあります。
dodaとリクルートエージェントのどっちが探しやすいかは、何を重視するかによります。
dodaは「完全週休2日制」や「リモートワーク可」など、詳細なこだわり条件で絞り込めるのが魅力です。
一方、リクルートエージェントは保有している資格やスキルを登録し、マッチする求人を探す機能に長けています。
転職サイトの使いやすさで言えば、dodaのほうがあなたの条件を満たす求人を見つけられる可能性が高いです。
スキルや資格のマッチングでは、多くの求人がヒットしてしまうことが多く、さらに絞り込むために一つずつ確認する作業がうまれてしまいます。
dodaのこだわり検索であれば、求人の数も絞られ、あなたが求めている求人を探しやすいでしょう。
書類選考や面接の「通過率」を高める対策の違い
転職活動を成功させるには、書類選考や面接の通過率を高める対策が欠かせません。「なかなか選考に通らない」と悩む人こそ、エージェントの力が役立ちます。
dodaは個別の丁寧なサポートが魅力で、リクルートエージェントはデータ分析力にそれぞれ強みがあります。両者の違いを理解し、自分に必要なサポートを選びましょう。
dodaは個別添削や面接対策など実践的なサポートが手厚い
dodaは、求職者一人ひとりに寄り添った丁寧な選考対策をおこなう傾向があります。dodaとリクルートエージェントのどっちを利用するか迷ったとき、親身な個別サポートを求めるならdodaが安心です。
特に「転職理由」の深掘りや職務経歴書の添削、模擬面談に時間をかけ、強みを引き出す「壁打ち」の相手になってくれるのが特徴です。
実際に利用者からは「ざっくりした文章でもしっかり添削してくれた」「面接でのアピールポイントを具体的にアドバイスしてもらえた」といった良い評判が寄せられています。
評判・口コミ
dodaは気軽にLINE相談も可能です。
そのため、担当者とじっくり対策を練られる点も大きなメリットといえます。
リクルートエージェントは過去の合否データに基づいた分析が強み
リクルートエージェントは、膨大な過去データを活用した効率的かつ的確な対策が得意です。dodaとリクルートエージェントのどっちが通過率を上げやすいか考える際、データに基づく論理的な助言を重視するならこちらが適しています。
過去の採用実績や質問例から企業ごとの傾向を分析し、「なぜ通らないのか」の原因を特定して最適な対策を提案してくれます。
利用者からも「アドバイス通りに修正したら書類通過率が上がった」「過去の質問傾向や成功例・失敗例を教えてもらえて安心できた」と評価が高い傾向です。
評判・口コミ
「あなたの強みはここを強調すべき」といった具体的な指導をおこなうため、選考への不安を解消しながら自信を持って臨めるでしょう。
検索候補にある「ひどい」という評判の真実
ネットで評判を調べると「ひどい」「怖い」などのネガティブなワードを目にして、登録を躊躇してしまうかもしれません。
しかし、その多くは担当者との相性や希望条件とのミスマッチが原因です。ここでは評判の真実と、万が一の際の対処法について解説します。
担当者の質にバラつきがある場合に不満が生じやすい
担当者の対応スキルや相性が合わない場合、利用者はサービス自体を「ひどい」と感じてしまうことがあります。dodaとリクルートエージェントのどっちを利用しても、大手ゆえに在籍アドバイザーの人数が多く、どうしても経験値や性格に差がうまれるのは避けられません。
中には熱心すぎるあまり「威圧的で怖い」と感じてしまうケースもあるようです。
評判・口コミ
実際に「面接で聞いた条件が事前の紹介内容と違った」「業界知識が浅く的外れな求人を勧められた」といった口コミも見受けられます。
相性が悪いまま活動を続けるのは非効率なため、不信感を持った時点ですぐに担当者の変更を申し出ることが、不満を解消する最善の解決策です。
希望条件と市場価値がマッチせず求人紹介が減ることがある
「紹介できる求人がない」と断られたり、希望条件とかけ離れた案件を提案されたりした際に対応が冷たいと感じるケースがあります。
dodaとリクルートエージェントのどっちを選んだとしても、あなたの市場価値や転職時期によっては、希望通りの求人がどうしても見つからない場合があります。
評判・口コミ
口コミでは「希望企業の応募を回してもらえなかった」「契約を急かされ、希望外の求人を強く勧められた」という厳しい評価もありました。
求人紹介を増やすには、職務経歴書を充実させてアピールポイントを増やしたり、希望条件を少し広げて可能性を探ったりする工夫も必要です。
dodaとリクルートエージェントを併用するメリット
dodaとリクルートエージェントのどっちか一方に絞るのではなく、両方を併用することで転職活動の質は格段に向上します。
なぜなら、それぞれの強みを掛け合わせることで、出会える求人の幅が広がり、サポートの質も比較できるためです。ここでは併用すべき具体的なメリットを3つ紹介します。
独占求人にも応募のチャンスを広げられる
各社だけが保有する「独占求人」を網羅できるため、出会える求人が圧倒的に増えます。dodaとリクルートエージェントのどっちか一方しか登録していないと、そのエージェントにしか求人を依頼していない企業の採用情報を完全に見逃してしまいます。
機会損失を防ぐためにも、求人数の多い大手2社への登録は必須の戦略です。
また、もしあなたが20代であれば、若手のポテンシャル採用に強いマイナビエージェントも合わせて登録すると良いでしょう。
マイナビエージェントでは、若手の利用者が多く登録しており、採用企業側もポテンシャル採用が多くなる傾向です。
未経験も視野に入れているのであれば、マイナビエージェントへの登録は選択肢をさらに広げられるでしょう。一度検討してみることをおすすめします。
関連記事
転職エージェントを複数登録するメリットは「転職エージェントは複数の掛け持ち利用ができる?併用するメリット・デメリットを解説」を読んでみましょう。
自分に合った担当者を見極められる
複数のアドバイザーと話すことで、自分にとって本当に信頼できる担当者に出会える確率が上がります。dodaとリクルートエージェントのどっちか1社だけでは、担当者の実力や相性が良いのかどうか客観的に判断するのは困難です。
複数の視点を持つことでアドバイスの質を比較でき、納得感を持って活動を進められます。
また、登録しているエージェントのアドバイザーから紹介された求人を、別の担当者にプロとしての意見を聞くことも有効であり、セカンドオピニオンとして活用できます。
オンラインセミナーや独自コンテンツを活用できる
各社が提供するオンラインセミナーや独自の診断ツールをフル活用して、選考対策を強化できるのも大きなメリットです。
dodaとリクルートエージェントのどっちも、面接対策講座や自己分析ツールなど、それぞれの強みを活かしたコンテンツを豊富に用意しています。
これらは登録するだけで基本的に無料で利用できるため、情報収集の手段として非常に優秀です。
複数のツールを組み合わせて自己理解を深めたり、異なる視点の面接ノウハウを吸収したりすることで内定獲得に近づけるでしょう。
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dodaとリクルートエージェントはオンラインセミナーも開催しています。以下の記事に詳しい解説があります。
dodaとリクルートエージェントを併用して転職活動する際のデメリット
併用には多くのメリットがある一方で、管理の手間が増えるというデメリットも存在します。
dodaとリクルートエージェントのどっちも使うことで生じやすいトラブルや負担を事前に把握し、対策しておくとスムーズに活動を進められるでしょう。
同じ求人が重複しているケースもある
両方のエージェントから、まったく同じ企業の求人が紹介される場合があります。採用活動をおこなう企業は、より幅広い人材と出会うために、特定の1社だけでなく複数のエージェントに求人を依頼することが一般的だからです。
もし、dodaとリクルートエージェントのどっちで応募したことを忘れて重複応募してしまうと、企業や担当者に不信感を与え、トラブルに発展する恐れがあります。
こうした失敗を防ぐためにも、応募した企業名や進捗状況はスプレッドシートなどで自己管理し、常に重複がないか確認することが大切です。
担当者とのやりとり回数が増える
連絡を取り合う相手が単純に倍になるため、メールの返信や電話対応に追われる可能性があります。
各担当者は熱心に求人紹介や状況確認をおこなってくれるため、どうしても連絡頻度は高くなりがちです。特に在職中の場合、仕事中に頻繁な着信があると「転職活動が会社にバレるのではないか」と不安になるかもしれません。
dodaとリクルートエージェントのどっちも使うなら、連絡手段を基本的にメールへ限定してもらうよう依頼したり、電話に出られる時間帯をあらかじめ指定したりする工夫をおこなうと良いでしょう。
自分のペースを守れるよう、ルールを決めておくことが大切です。
スケジュール管理が大変になる
面接日程や書類の応募期限などの管理が複雑になり、調整ミスがうまれるリスクが高まります。
複数の選考が同時進行すると、「dodaとリクルートエージェントのどっち経由の面談だったか」が混同しやすく、最悪の場合ダブルブッキングを起こしてしまう恐れもあります。
こうした混乱を避けるには、Googleカレンダーやスケジュール管理アプリなどを活用して、すべての予定を一元管理することが重要です。
選考状況を可視化し、無理のない日程を組むように心がけることで焦らず着実に転職活動を進められます。
doda・リクルートエージェント以外でおすすめの転職エージェント
dodaとリクルートエージェントのどっちが良いか比較するだけでなく、自分の年齢や目的に特化したエージェントも視野に入れると成功率はさらに上がります。
ここでは、属性別におすすめの3社を紹介しますので、併用候補として登録を検討してください。
マイナビエージェント
20代や第二新卒で転職を考えているなら、マイナビエージェントがおすすめです。
dodaとリクルートエージェントのどっちに登録するか迷っている若手層にとって、未経験からの挑戦を手厚く支えてくれる心強い存在となります。
マイナビエージェントは、若手向けの求人を多く保有しており経験よりも意欲やポテンシャルを重視した採用に強いのが特徴です。
また、初めての転職で不安が大きい人でも丁寧なサポートを受けながらキャリアチェンジを目指せます。
dodaやリクルートエージェントと併用し、応募の幅を広げることで理想の職場に出会える可能性が高まるでしょう。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社マイナビ https://mynavi-agent.jp/ |
| 求人数 | 求人多数 |
| 対応地域 | 全国 |
| 電話番号 | 03-6267-4000 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-080554 特定募集情報等提供事業:51-募-000092 |
| 2025年11月時点の求人数 | |
ビズリーチ
現職での経験を活かして年収アップを狙うなら、ハイクラス求人に特化したビズリーチの利用が効果的です。
dodaとリクルートエージェントのどっちを使うか悩む一方で、自分の市場価値を客観的に確かめたい人にも適しています。
職務経歴書を登録しておくだけで、あなたの経歴に興味を持った企業や優良なヘッドハンターから直接スカウトが届く仕組みです。
忙しい中でも待つだけで効率的に企業とつながれるため、今のキャリアに自信がある人や、さらなる高年収を狙いたい人には登録必須のサービスといえます。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社ビズリーチ https://www.bizreach.jp |
| 求人数 | 公開求人数:127,000件(2025年11月時点) |
| 会員数 | 281万人以上(2025年1月末時点) |
| 対応地域 | 全国 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-302647 特定募集情報等提供事業:51-募-000175 |
| 2025年11月時点の求人数 | |
JACリクルートメント
外資系企業や海外進出企業への転職を目指すなら、JACリクルートメントが最適です。
dodaとリクルートエージェントのどっちか迷っている30代以上のミドル層で、さらなる専門性の向上やキャリアアップを望む人に推奨できます。
業界に精通したコンサルタントが企業と求職者の両方を担当する「両面型」を採用しており、企業の内情を深く理解したうえでマッチングをおこなうのが強みです。
表面的な条件だけでなく、社風や詳細なニーズまで把握しているため、ミスマッチの少ない質の高い転職活動が実現する可能性が上がります。
| 運営会社概要 | |
|---|---|
| 運営会社 公式サイト |
株式会社ジェイエイシーリクルートメント https://www.jac-recruitment.jp/ |
| 求人数 | 常時15,000件以上(2025年11月時点) |
| 対応地域 | 全国 |
| 電話番号 | 03-5259-9221 |
| 免許登録 | 有料職業紹介事業:13-ユ-010227 |
| 2025年11月時点の求人数 | |
dodaとリクルートエージェントのどっちが良いかに関する質問
最後に利用を検討している人からよく寄せられる質問にお答えします。
dodaとリクルートエージェントのどっちに登録するか決める前の最終確認として、応募の仕組みや対象者、退会手続きなどの悩みを解消しておきましょう。
dodaやリクルートエージェントは自分で応募できますか?
dodaは転職サイト機能を備えているため、掲載求人に自分で直接応募することが可能です。
一方、リクルートエージェントも求人を検索して応募ボタンを押せますが、手続きは基本的に担当者を介しておこなわれます。
dodaとリクルートエージェントのどっちが自分に合うかは活動の好みによります。
自分のペースで気兼ねなく応募したいならdoda、最初からプロに選考管理を任せたいならリクルートエージェントを選びましょう。
なお、リクルートエージェントを利用するには初回面談が必須となる点は覚えておいてください。
dodaやリクルートエージェントは誰向けの転職サービスですか?
どちらも20代から50代まで全職種・全業種に対応した総合型の転職サービスです。
dodaとリクルートエージェントのどっちを選んでも、未経験歓迎の案件からハイクラス向けの求人まで幅広く保有しており、あらゆるキャリアの人に対応しています。
特に利用者が多いのは20代から30代の若手・中堅層ですが、豊富な求人数を背景に40代以上の転職支援実績も多数あります。
初めての転職で不安な人からキャリアアップを目指す経験者まで、誰でも安心して利用できるのが大手総合型の強みです。
転職エージェントの退会は簡単ですか?
退会手続きは非常に簡単で、Webでの専用フォームや担当者へのメール連絡ですぐに完了します。
dodaとリクルートエージェントのどっちを使っていたとしても、利用規約に基づき利用者の意思でいつでもサービス利用を停止できるため安心してください。
退会後も再登録することは可能ですが、一度退会すると過去の登録データや応募履歴が消去される場合があります。
また、今後連絡が来ないようにするためには、退会手続きとあわせて個人情報の削除を依頼しておくことが大切です。
関連記事
転職エージェントの解約方法は「【すぐできる】リクルートエージェントをスムーズに退会・解約する全手順」の記事を参考にしてみてください。
dodaとリクルートエージェントを併用して理想の職場を見つけよう
転職活動を成功へ導くには、dodaとリクルートエージェントのそれぞれの強みを理解し、両方を賢く併用するのが最適解です。
「dodaとリクルートエージェントのどっちが良いの?」と迷って時間を費やすよりも、圧倒的な求人数を誇るリクルートエージェントと、親身なサポートや検索機能が魅力のdodaを組み合わせることで、選択肢の多さと安心感の両方を手に入れられます。
どちらも登録は無料なため、まずは両方のサービスを利用してみて実際の求人内容や担当者との相性を肌で感じてみるのが一番の近道です。
また、どちらも未経験歓迎の求人やハイクラス求人が豊富で地方在住でも利用できます。
併用することで、あなたに合った求人探しをおこない理想の職場との出会いを引き寄せましょう。
☞大手2社の併用で理想の求人を見つけよう
dodaの最大の特徴は、転職サイトとエージェントの機能が一体化している点です。
自分で求人を検索して応募する「サイト機能」と、担当者から紹介を受ける「エージェント機能」を状況に合わせて利用できます。
まだ転職するかどうか迷っている段階の人でも、登録して情報収集から気軽に始められるため安心です。