dodaのオンラインセミナーが求職活動実績として活用できるのか、疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。dodaやdoda以外のオンラインセミナーは求職活動実績として活用できます。一方で、参加証明書が必要になることや、受講のスケジュールを逆算する必要があることなどさまざまな注意点があります。
今回の記事では、dodaのオンラインセミナーが求職活動実績にできることについて具体的な手順や注意点を解説しています。
オンラインセミナーを効果的に活用する方法や、各オンラインセミナーの違いも解説しているため、失業保険金の給付で求職活動実績が必要な方は参考にしてみてください。
dodaのオンラインセミナーは求職活動実績にできる
dodaは職業安定法に基づく正式な許可を受けた民間の職業紹介事業者として認められているため、dodaが提供するオンラインセミナーは、失業給付の受給に必要な求職活動実績として申告可能です。
職業紹介事業者とは、企業と求職者をつなぐ雇用関係の成立をサポートする事業者のことで、dodaは条件をしっかりと満たしていることから信頼できるサービスといえます。

セミナー参加後に届く確認メールや、dodaから発行される活動実績証明書、さらにはセミナーで学んだ内容をまとめたメモなどを用意しておくと安心です。
dodaのオンラインセミナーが該当する求職活動実績とは
失業保険を受給するにあたって、そもそも求職活動実績とはどのようなものかを理解しておくことをおすすめします。
dodaのオンラインセミナーがなぜ求職活動実績として該当するのかも含めて、次の内容で解説します。
求職活動実績は失業保険受給に必要
求職活動実績とは、失業保険を受け取るために必要な条件の一つで、受給資格を持つ人が原則として4週間に2回以上実施しなければならない活動です。
求職活動は「就職しようとする意思と能力があることを示す具体的な活動」として位置づけられており、実績が不足していると、失業保険の給付が一時停止されてしまったり、支給時期が遅れてしまったりする可能性があります。
ハローワークの窓口で受ける職業相談をはじめ、実際の求人への応募、就職に関連するセミナーへの参加、就職に役立つ資格を取得するための学習などが求職活動実績として認められています。

インターネットで求人情報を眺めただけでは実績として扱われません。きちんとした行動を伴う活動が求められています。
dodaのオンラインセミナーを求職活動実績として証明する方法
基本となるのは、セミナー参加後に発行される参加証明書を活用することです。参加証明書は公式な参加の証拠となるため、ハローワークでの手続きでも安心して提出できます。
さらに効果的な活用方法が、セミナー参加の証明書類を履歴書に記載したり、LinkedInなどのプロフェッショナルなプロファイルに追加したりすることで、視覚的にもスキルアップへの取り組みをアピールできることです。

セミナーで学んだ具体的な内容や得られた知識を面接で詳しく説明できれば、単に参加しただけでなく、真剣に取り組んで成果を得ていることを相手に伝えられます。
ほかの求職活動と併用して相乗効果を得られる
dodaのオンラインセミナーは、他の求職活動と組み合わせることで、より大きな効果を生み出せます。
セミナーで得られた貴重な情報は、そのまま他の転職サイトやキャリアサービスでの活動に活かせます。

業界の最新トレンドや求められるスキルを学んだ知識を活かし、応募する企業をより戦略的に絞り込むことが相乗効果の一つです。
また、セミナーで習得した知識を土台として、さらなるスキルアップを目指す講座を受講したり、関連する資格試験にチャレンジしたりすることで、総合的なキャリアアップにつなげられます。
dodaのオンラインセミナーの特徴
dodaのオンラインセミナー自体がどのような特徴を持っているのかを解説します。次の内容に沿ってdodaのオンラインセミナーを紹介するので、参考にしてみてください。
dodaのオンラインセミナーの概要
dodaが提供するセミナーの魅力は、転職を検討するさまざまな立場の方々に対応できるよう、幅広いテーマやレベル設定が用意されている点です。
初めて転職を考える人から、キャリアアップを目指す経験者まで、それぞれの状況や目標に合わせたコンテンツが充実しているため、自分にぴったりの内容を見つけられます。
dodaでは、次のような内容がオンラインセミナーとして用意されています。
セミナー種類 | 内容 |
---|---|
職務経歴書・履歴書対策セミナー | 多数の応募書類の中から採用者の目に留まる書類の書き方、心に響く自己PRの方法など |
面接対策セミナー | 採用面接官に良い印象を与える話し方、質問の種類や回答の仕方、逆質問のコツなど |
業界・職種研究セミナー | 各業界の動向や仕事内容、求められるスキルなど |
キャリアプランニングセミナー | 自己分析による、強みや弱み、向いている仕事などの見出し方 |
転職成功事例セミナー | 転職を成功させた人の体験談や失敗談 |
個別相談会 | キャリアアドバイザーとマンツーマンで相談 |

多くのセミナーがオンライン形式のため、会場に足を運ぶ必要がなく、自宅や通勤途中など、自分の都合に合わせて好きな場所から気軽に参加できます。
dodaのオンラインセミナーのメリット・デメリット
dodaのオンラインセミナーのメリットとデメリットは次の通りです。
dodaのオンラインセミナーのメリット
- 時間や場所に縛られることなく参加できる
- 各分野の専門家から直接指導を受けられる
- リアルタイムでの質疑応答が可能
dodaのオンラインセミナーのデメリット
- 対面での交流と比べて距離を感じやすい
- 接続が不安定な状況では学習機会を十分に活かせない
最大のメリットは、時間や場所に縛られることなく参加できる自由度の高さです。

忙しい日々を送る中でも、自分のペースに合わせて学習時間を作れるため、無理なく継続的にスキルアップに取り組めます。
一方で、オンライン形式のため画面越しのコミュニケーションでは、対面での交流と比べてどうしても距離を感じやすく、講師や他の参加者との深いつながりを築くのが難しい面があります。
dodaのオンラインセミナーで求職活動実績を得る手順
dodaのオンラインセミナーで求職活動実績を得る手順として、次のステップに沿って解説します。
dodaに会員登録をする
dodaのオンラインセミナーに参加するためには、まずdodaへの会員登録が必要です。登録には一切料金がかからないため、転職を検討している人なら誰でも気軽にはじめられます。
登録の際には、転職を希望する時期や働きたい地域など、転職活動に関連する基本的な情報を入力します。必要項目を記入したら「会員登録する(無料)」のボタンをクリックするだけで、簡単に手続きが可能です。
登録手続きをおこなうと、入力したメールアドレス宛に登録用のURLが送られてきます。

リンクをクリックして専用ページにアクセスし、プロフィール情報などの詳細を入力すれば登録が完了です。
オンラインセミナーを申込み視聴する
dodaのオンラインセミナーに申込み実際に参加するまでの具体的な手順を説明します。まずはdodaのウェブサイトにアクセスして、「セミナー・イベント」のページを開きましょう。
さまざまなテーマのオンラインセミナーが掲載されているので、自分の関心や転職活動の状況に合った内容のものを探してみてください。気になるセミナーを見つけたら、詳細ページでしっかりと情報を確認することが大切です。
セミナーの内容や開催日時はもちろん、参加するための条件や必要なツール(ZoomやTeamsなど)もチェックしておきましょう。

特に重要なのは、そのセミナーが求職活動実績証明書を発行してくれるかどうかを必ず確認することです。
参加を決めたら「申し込む」ボタンをクリックし、登録済みの情報を使って申込み手続きを完了させます。
確認テストに回答する
dodaのオンラインセミナーを最後まで視聴した後は、確認テストに回答しなければなりません。テストは単なる形式的なものではなく、実際に求職活動実績証明書を発行してもらうために必要な重要なステップです。
テストをクリアすることで、公式な求職活動実績として認定してもらえるということです。

テスト自体の難易度はそれほど高くありませんので、過度に心配する必要はありません。
ただし、セミナーの内容をきちんと聞いていないと答えられないレベルの問題は確実に出題されます。そのため、セミナー中は集中して講義を聞き、重要なポイントをメモに取っておくなどの準備をしておくことが大切です。
活動実績証明書を取得する
るために、できるだけ早めに活動実績証明書の取得手続きを進めましょう。手続きは指定された申請方法に沿って、専用のウェブフォームにアクセスすることからはじまります。
フォームでは必要事項を漏れなく正確に入力することが求められます。次の必要事項を正確に入力しなければなりません。
- 氏名
- 生年月日
- doda会員ID
- セミナー名
- 受講日
- 受講時間など
セミナー名や受講日の記載には注意が必要です。セミナー名や受講日の情報は後日ハローワークで提出する失業認定申告書の内容と完全に一致している必要があるため、間違いのないよう慎重に入力することが大切です。
申請が完了すると、通常は数日から1週間程度で登録しているメールアドレス宛に活動実績証明書のPDFファイルが届きます。

ファイルを受け取ったら、必ず印刷して大切に保管しておきましょう。
dodaのオンラインセミナー視聴後の求職活動実績の書き方

引用:失業認定申告書
dodaのオンラインセミナー受講後に必要な求職活動実績の正しい記入方法について、間違いやすいポイントを含めて詳しく説明します。
失業認定申告書の求職活動実績の記入では、まず「(ア)求職活動した」の項目に〇印をつけ、続いて「(イ)職業紹介事業者による職業相談、職業紹介等」にも〇印を記入します。
注意点として、「利用した機関の名称」の欄に多くの人がdodaと書きがちですが、正式には運営会社である「パーソルキャリア株式会社」と記載する必要があります。
「求職活動の内容」の欄には、実際に受講したセミナーの正確な名称を記入しましょう。セミナー名は活動実績証明書に記載されている内容と完全に一致させることが大切です。
記入内容に関して特に気をつけるポイントは、虚偽の申告は絶対に避けるということです。

内容を偽って記入した場合、不正受給として扱われる可能性があるため、必ず事実に基づいた正確な情報を記載することが求められます。
dodaのオンラインセミナーで求職活動実績を得て失業給付を受ける流れ
dodaのオンラインセミナーで求職活動実績を得て失業給付を受ける流れとして、次の手順に沿って解説します。
書類の準備
dodaのオンラインセミナーを求職活動実績として失業給付を受ける流れのうち、まずは書類準備が必要です。
次の書類が必要です。
- 雇用保険被保険者離職票-1・2
- 雇用保険被保険者証
- 証明写真×2 ※たて3cm×よこ2.4cmの正面上半身のもの
- 本人名義の普通預金通帳またはキャッシュカード
- 住所・氏名・年齢を確認できる本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど)
- 個人番号確認書類(マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票のいずれか1種類)
離職票の準備が必要で、離職票は退職した会社から本人宛に郵送で届けられます。ただし、離職票が手元に届くまでには少し時間がかかることを把握しておかなければなりません。

退職してから離職票を受け取るまでには1か月程度の期間を要することが一般的です。
居住地管轄のハローワークで求職申込みをする
失業給付の手続きを進めるためには、住んでいる地域を管轄するハローワークに直接足を運んで、求職申込みをおこなわなければなりません。
ハローワークに到着したら、館内に設置されているパソコンを使用するか、もしくは求職申込書に手書きで必要な情報を記入してから、窓口で正式な求職申込みの手続きを完了させます。
入力の際、職歴や希望条件などの詳細な情報を正確に入力することが重要です。

なお、求職申込み自体はインターネット上からも可能ですが、失業保険に関連する手続きは、ハローワークの窓口で直接対応してもらう必要があります。
雇用保険説明会に参加する
求職の申込み手続きが無事に終わると、次にハローワークが主催する「雇用保険受給者初回説明会」への参加が必要です。説明会は失業給付を受けるために欠かせない重要なイベントで、雇用保険制度全体の詳しい説明を受けられます。
説明会では制度の説明だけでなく、実際の手続きに必要な重要書類も配布されます。具体的には「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」という2つの書類を受け取ることが必要です。

さらに説明会の終了後には、初回の失業認定日がいつになるかも通知されるため、その日程をしっかりと記録しておくことが大切です。
失業認定申告書を提出する
雇用保険説明会が完了したら、ハローワークから指定される失業認定日にハローワークを訪れ、失業認定申告書を提出する手続きに入ります。認定日は自分で決められるものではなく、ハローワーク側が指定する日程に従って進められることを覚えておかなければなりません。
失業認定は一度だけで終わるものではなく、求職活動を続けながら4週間ごとに定期的におこなわれ、認定を受けるたびに手当が指定の口座に振り込まれる仕組みです。

前回の認定日から次の認定日までの期間中に、最低でも2回以上の求職活動をおこなった実績を示す必要があります。
このタイミングでdodaのオンラインセミナー参加が活用できます。
セミナー2回の参加や、セミナー1回とハローワークでの職業相談1回といった組み合わせで、必要な実績を効率的に積み重ねられます。
dodaのオンラインセミナーを効果的に活用する方法
dodaのオンラインセミナーを求職活動実績として活用するに当たって、せっかくであればセミナー自体も効果的に活用することをおすすめします。
ここでは、dodaのオンラインセミナーを効果的に活用する方法として次の内容を解説します。
事前リサーチをおこなう
dodaのオンラインセミナーを最大限に活用するための準備として、効果的な事前リサーチが挙げられます。
セミナーから多くの学びを得るためには、参加前の準備が重要です。まず基本として、セミナーのテーマや講師の経歴をしっかりと確認します。
どのような内容が扱われるのか、講師がどのような専門分野を持っているのかを把握しておくことで、セミナー中により深く理解できます。dodaの公式サイトや関連する資料を事前に読んでおくことは、基礎知識を身につけた状態でセミナーに臨むうえでも必要な要素です。

さらに効果的な準備方法として、自分なりの疑問点や特に興味を持っているポイントをあらかじめリストアップしておくことをおすすめします。
セミナー中に質問したい内容が明確になり、より積極的に参加できます。
効果的な聞き方を意識してセミナーに参加する
dodaのオンラインセミナーから最大限の成果を得るためには、積極的な姿勢でメモを取ることが欠かせません。講師が強調する重要なポイントを見逃さないよう、常にペンと紙を手元に用意して、気になる内容をしっかりと記録することが大切です。
話し手の声に意識を集中させ、要点となる部分を的確にキャッチすることで、後から振り返ったときにも価値ある情報として活用できます。
また、セミナー中に疑問が浮かんだ際には、自分だけで解決しようとせず、質疑応答の時間を積極的に活用することもポイントです。

講師から回答を受け取った後は、その内容もしっかりとメモに残し、自分の理解が正しいかどうかを再確認することをおすすめします。
セミナーの内容を復習し実践に活かす
dodaのオンラインセミナーを最大限に活用するための方法の一つが、セミナーの内容を復習し実践に活かすことです。セミナーが終了した後こそが、学んだ内容を本当に自分のものにするための重要な時間です。
まずは参加中に取ったメモを見返しながら、講師が伝えたかった要点を整理してみることをおすすめします。

見返す際、理解が曖昧だと感じる部分があれば、そのままにせずに追加で調べる時間を作ることが大切です。
また、学んだ内容を実際の転職活動に活かすための具体的な行動計画を立てるために、セミナーで紹介されたテクニックや考え方を、自分の状況に合わせてどのように応用できるかを考えてみることがポイントです。
doda以外のオンラインセミナーも求職活動実績にできる
doda以外のオンラインセミナーも求職活動実績にできます。オンラインセミナーはそれぞれに特徴があるため、自分に合ったサービスを選ぶことも重要なポイントです。
ここでは、doda以外のオンラインセミナーも求職活動実績にできることについて、次の内容を解説します。
主要なオンラインセミナーサービス
dodaだけでなく、他の転職サービスが提供するオンラインセミナーも求職活動実績として活用できることについて、主要なサービスと特徴を紹介します。
ただし、それぞれのサービスが求職活動実績として活用できるかは、管轄のハローワークに確認が必要です。
doda以外の主要なオンラインセミナーサービスの特徴は次の通りです。
オンラインセミナー | 特徴 |
---|---|
リクルートエージェント | 一度の参加で幅広い業界や職種に関する情報を効率的に収集できる |
Green | 詳細で専門的な情報を得られる |
LinkedIn Learning | 国際的なキャリアを目指す人に価値がある |
リクルートエージェントなどの大手転職サービスが開催するオンラインセミナーは、多様な企業からの参加者が集まるのが大きな特徴です。一度の参加で幅広い業界や職種に関する情報を効率的に収集できるため、転職活動の方向性を決める際に非常に有効です。

業界全体のトレンドや求人市場の動向を把握したい場合には、大手サービスのセミナーを選択肢の一つとして入れてみることをおすすめします。
オンラインセミナーサービスを使い分けるには
dodaのオンラインセミナーは、転職を本格的に検討している人にとって特に価値の高いサービスです。
自分の経験やスキルに合った具体的な求人情報を詳しく知りたい場合や、実際の転職活動をどのように進めていけば良いかについて実践的なアドバイスを求めている場合には、dodaのセミナーが最適な選択肢となるでしょう。
一方、リクルートエージェントのようなサービスは、より幅広い視点から情報を収集したい場合に適しています。

まだ転職活動の方向性が明確に定まっておらず、まずはどのような業界や企業があるのかを知りたいという段階の人には、リクルートエージェントのオンラインセミナーが有効です。
多様な業界の動向や企業情報を一度に把握できるため、自分の可能性を広げながら転職活動の方針を固められます。
まだ転職活動をはじめたばかりで、自分自身がどのような仕事に就きたいか悩んでいる人は、ぜひリクルートエージェントのオンラインセミナー受講を検討してみてください。
オンラインセミナーを求職活動実績とする際の注意点
dodaやdoda以外のオンラインセミナーを求職活動実績とする際には、求職活動実績として定義されているセミナーかどうかに注意しなければなりません。また、参加証明として証拠を残せるかどうかも重要で、事前にハローワークに確認をしておくと手続きがスムーズです。
求職活動実績の提出期間が定められているため、スケジュールにも配慮が必要です。ここでは、それぞれの注意点を詳しく解説します。
求職活動実績の定義に一致しているセミナーでなければならない
オンラインセミナーを求職活動実績として認めてもらうために必要なこととして、求職活動実績の定義に一致しているかどうかの確認が必要です。
求職活動実績とは、単なる情報収集ではなく、職を求めるために求職者が具体的におこなった積極的な行動の記録を指します。失業保険制度では、受給者が本気で就職活動に取り組んでいることを客観的に証明する手段として、実績の提出を義務付けているのです。
具体的な活動内容として、次の行動が該当します。
- 求人サイトを通じた企業への応募
- 気になる企業への直接訪問
- 電話やメールによる問い合わせ
- 公的機関がおこなう職業相談、各種講習・セミナー、個別相談ができる企業説明会等の受講、参加など
- 各種国家試験、検定等の資格試験の受験

求人情報を単に掲載している「転職サイト」での活動は実績として認められないという点に注意が必要です。
参加証明書を発行してもらう
オンラインセミナーを求職活動実績として活用する際の注意点の一つが、参加証明書を発行してもらうことです。
参加証明書がなければ、有意義なセミナーに参加したとしても、ハローワークでの実績として認められない可能性があります。そのため、参加証明書をもらい忘れたり、受け取った後に紛失したりすることがないよう、十分に注意して管理することが重要です。
証明書の発行方法はサービスによって異なります。リクルートエージェントなどでは、主催者から送られてくる確認メールが参加証明書の代わりとして扱われます。
もし認定日まで時間がなく早めに証明書を入手したい場合は、メールで即座に証明が得られる形式のセミナーを選ぶと安心です。参加前に証明書の発行方法を確認しておくことをおすすめします。
リクルートエージェントは登録も3分程度で完了し、すぐにオンラインセミナーを視聴できます。

参加確認メールを参加証明書として活用できるため、実績がすぐに欲しい人にはおすすめです。
失業認定日のスケジュールに合わせてセミナーを受ける
オンラインセミナーを求職活動実績として活用する際は、失業認定日のスケジュールに合わせてセミナーを受けなければなりません。
求職活動実績として認められるのは、失業認定日の直前4週間以内に実施した活動のみです。例えば、5月20日が認定日である場合、5月19日までにセミナーの視聴から確認テストの受験、そして求職活動実績証明書の発行まで、すべての手続きを完了させる必要があります。
証明書の発行には数日から1週間程度の時間がかかる場合が多いため、認定日直前に参加すると発行が間に合わない可能性があります。

認定日の3〜4日前までには証明書が手元にある状態が理想的です。
逆算して計画的にセミナーを選び、余裕を持ったスケジュールで受講することが、確実に実績を積み重ねるための鍵となります。
求職活動実績の獲得はdodaのオンラインセミナーがおすすめ
「dodaのオンラインセミナーが求職活動実績として活用できるかわからない」
「失業保険金の給付に当たって、急いで求職活動実績が欲しい」

失業保険金の給付の際に、求職活動実績でこのように悩む人は多くいます。
dodaのオンラインセミナーは求職活動実績として活用できます。dodaは職業安定法に基づく正式な許可を受けた民間の職業紹介事業者として認められているため、dodaが提供するオンラインセミナーは、失業給付の受給に必要な求職活動実績として申告可能です。
また、doda以外のオンラインセミナーも求職活動実績として活用できます。dodaのオンラインセミナーは、転職を本格的に検討している人にとって特に価値の高いサービスです。

一方、リクルートエージェントのようなサービスは、より幅広い視点から情報を収集したい場合に適しています。
まだ転職活動をはじめたばかりで、自分自身がどのような仕事に就きたいか悩んでいる人は、ぜひリクルートエージェントのオンラインセミナー受講を検討してみてください。
一方で、求職活動実績として認定してもらうためには、活動をおこなった証拠をきちんと保管しておくことが大切です。