キャリア相談は誰にすべき?相談先を7つ紹介!
キャリアの悩みを抱えたときに、誰に相談したらいいのかわからない人もいるのではないでしょうか。
2024年の4月に株式会社Kakedasは20代・30代を対象に「キャリア形成」に関する意識調査をおこないました。
結果として、将来のキャリアに不安を抱えている人は実に約70%いるのです。誰かに相談したいけど、どこに相談すべきかわからない人は本記事を読むことで、自分のキャリアについての良き理解者に出会うきっかけとなり得ます。
ここでは、おすすめのキャリア相談先について紹介します。
社内の相談窓口・人事
キャリアで悩みを抱えたとき、社内にキャリア相談窓口がある場合は社内のキャリア相談窓口に、社内にキャリア相談窓口がない場合は人事に相談しましょう。
社員が悩みを抱えたままだと仕事へのモチベーションが下がったり、離職につながったりする恐れがあるため、社内にキャリア相談窓口を設置している会社が多いです。

一方、社内でキャリアアップを目指してのポジティブな相談なら、しっかりと活用するべきです。
上司や同僚の反応が気になるようなら「自分は出世して、会社の役に立ちたいなど」プラスに捉えれてくれる言葉を普段から周囲に伝えるとキャリア相談を周囲からも受け入れられやすいですよ。
会社のOB・OG
すでに退職した先輩や同僚などは良い相談相手になります。
今のあなたと同じような悩みを抱えていたり、似たような経験をしている可能性が高かったりするため、求めているようなアドバイスがもらえるでしょう。
また、実際に転職をしてみての体験談や、転職したからこそわかる自社の良い点など客観的に意見がもらえます。
同じ境遇にいた会社のOB・OGの経験をあなた自身に置き換えることで、転職するか否か、転職するならばどのように行動するべきなのか見えてきます。
転職エージェント
転職エージェントは求職者と企業を結びつけるサービスで、基本的には転職活動を支援してくれます。
求職者が抱える様々なキャリアの悩みに寄り添って納得のいく転職を実現するために、転職エージェントでは最初にキャリア相談をおこない、キャリアの棚卸しやキャリアの方向性の整理をしていきます。
ただ、基本的には求人紹介がメインのため、あまりキャリア相談に時間を使わないサービスが多いです。そのため、やりたいことや行きたい業界が明確な人におすすめです。
そして、キャリアの方向性が決まったら、求人紹介〜書類添削〜面接対策〜退職交渉など一貫してサポートしてくれるのが転職エージェントの特徴です。

また、転職エージェントはさまざまな業界の知見や転職市場についての情報やノウハウを豊富に持っているプロです。
これまで数多くの転職支援をおこなってきた実績をもとに、適切なアドバイスが期待できます。
キャリアコーチング
キャリアコーチングは、キャリアに関する悩みをなんでも相談できるサービスです。
あなたに1人専属のキャリアコーチがつき、自己分析や悩み相談、キャリアプランの設計、自分に合った仕事探しなどを一緒におこなっていきます。
また、キャリアコーチングは転職を前提としていません。無理に転職を勧めることもないので、転職するつもりがない人や転職するかどうか悩んでいる人でも安心して相談することができます。

キャリアコーチングは有料のサービスですが、有料だからこそ100%あなたに向き合って、手厚くサポートしてくれます。
また、キャリアについて1番幅広く対応しているので、誰に相談するか悩んでる方におすすめです。
関連記事
キャリアコーチングを受けるメリットや期待できる効果については「年代別キャリアコーチングのメリット8選!転職エージェントと比較して解説」で詳しく紹介しているので参考にしてください。
ハローワークなどの公共サービス
国や公共団体がおこなっている公共サービスでも、キャリアの悩みを相談できます。
公的サービスは主に以下のような内容で支援してくれます。
公共サービスでできること
- スキルアップ(職業訓練など)
- 就職・転職(ハローワークで求人紹介)
- キャリアの見直し(キャリア形成サポートセンター)

しかし、プロではなく職員が相談相手になります。
本質的に悩みを解決できるようなアドバイスをもらえないこともあるため注意が必要です。
ただ、無料で相談することができるため、誰でも気軽に利用できるのはメリットと言えます。
以下2つのサービスが公共サービスの中でもおすすめのキャリア相談先です。それぞれについて簡単にまとめているので参考にしてください。
ハローワーク
ハローワークは国が運営する公共のキャリア相談サービスです。
求人の検索のほか、相談窓口でのキャリア相談やセミナーの紹介など様々なサービスを無料で利用することができます。
キャリア形成・学び直し支援センター
キャリア形成・学び直し支援センターは、キャリア形成やリスキリングに関する相談を無料でおこなえるサービスです。
キャリア相談は基本的にジョブ・カードを使用し、その内容をもとにキャリアカウンセリングがおこなわれます。
参考:厚生労働省「あなたのスキルアップやキャリア形成を支援します!」
関連記事
ハローワークのサポート内容については「ハローワークで相談できることとは?相談の仕方や注意すべきポイントを紹介!」の記事で詳しく解説しています。
避けるべきキャリア相談先
以下は避けるべき相談先です。おすすめの相談先と比べて、あなたのキャリア相談に寄り添ってくれるか判断できないため、避けるほうが無難と言えます。
上司・同僚
ここからは避けた方がいい相談相手について紹介していきます。
一概には言えませんが、会社の上司や同僚に相談するのは避けた方が良いでしょう。

相談内容にもよりますが、特に転職に関する内容はおすすめできません。
「社内でキャリアアップしていきたい」「仕事がうまくいかない」「モチベーションが出ない」などの悩みは上司や同僚に相談しましょう。上司はあなたと同じ悩みを抱えた経験があったり、それを乗り越えた経験がある可能性が高かったりするためです。

ただ、転職などの悩みは、どれだけ信頼していたとしても、相談内容などが漏れて、噂になってしまう可能性があります。
そうなってしまうと転職するまでの期間、会社にいづらくなってしまいます。
転職に関する相談は、先ほど紹介したようなおすすめのキャリア相談先に相談しましょう。
家族・友人
家族や友人は親身に相談に乗ってくれるでしょう。ただ、転職やキャリアのプロではないため、愚痴をいって共感してもらうというので終わってしまうケースがあります。
もちろん気持ちを軽くしたいという目的であれば問題ありませんが、本質的で役立つアドバイスをもらうのは難しい可能性があります。
その人の過去の経験からのアドバイスをもらうことが多く、全てを鵜呑みにしてしまうと方向性を見誤ってしまうこともあるので気をつけましょう。
キャリアコーチに相談するメリット
悩んでいる理由を言語化できる
キャリアコーチに相談するメリットの一つは、今の職場で悩んでいる原因を言語化できることです。なぜなら、キャリアコーチからヒアリングされることで何に困っているのか、的確にアドバイスしてもらえるからです。
例えば、以下のような悩みが言語化できるようになります。
- 転職に背中を押してもらいたい
- 上司よりも成果を上げているのに、出世できない
- このまま仕事を続けてもやりがいが見つからない
他人に話すことで、言いたいことがまとまってくるケースもあります。

無理に悩んでいることを自分で言語化しなくても良いのです。
なんとなくでも話の内容からコーチが明確に言語化できるようにアドバイスをくれますよ。
自己分析から強みがわかる
キャリアコーチに相談するメリットの一つは、自己分析から自分の強みを理解できることです。
なぜなら、キャリアコーチから体験や経験を深掘りしてくれることで、自分の得意なことや大切にしている価値観に気づけるからです。
例えば、自分では特別と感じていなくても「いつも落ち着いてクライアント対応ができる」「危機管理をしっかりとしているため安心して作業を任せられる」など、他人から見える得意なことを伝えることができます。

実は、自分の強みは自分が一番わからないものなのです。
なぜなら、自分では特別なことだと思っていないため、周囲の人も自分並にできるだろうと思い込んでいるからです。
自己分析をおこなうときは、他人の意見に耳を傾けることで特技や強みが明確になっていきますよ。
関連記事
自己分析のやり方を知りたい人は「【誰でも簡単】自己分析のやり方を紹介!よくある失敗や注意点も解説」の記事で詳しく解説しています。
気になる業界や職種の特徴がわかる
キャリアコーチに相談するメリットの一つは、気になる業界や職種の特徴がわかることです。
なぜなら、キャリアコーチは転職市場に詳しいため、業界の動向や職種の特徴を説明できるからです。
例えば、未経験の職種に転職したいと考えている場合、自分一人で業界や職種について調べても限界があります。キャリアコーチは多くの相談者のリアルな声と現状を経験上、知っているため職種のメリットデメリットなども把握しているのです。
気になる業界や職種がある場合は、キャリアコーチングを利用して判断するのも一つの方法と言えます。
適職についてアドバイスをもらえる
キャリアコーチに相談するメリットの一つは、適職についてアドバイスをもらえることです。なぜなら、あなたの適職や職場環境を性格や強みの傾向で判断できるからです。
繰り返しますが、キャリアコーチは多くの相談者のリアルな現状を知っています。そのため、どんな職種がどの強みとマッチしているのかわかるのです。
転職はやってみないと適性があるか判断しづらいです。しかし、キャリアコーチングを利用することで、ある程度の適職や職場環境が絞れるのも事実と言えます。

転職してから向いてないとわかり、早期離職で経歴に傷をつけたくない場合は、リスクを避ける意味でもキャリアコーチングの利用がおすすめですよ。
次に取るべき行動が明確になる
キャリアコーチに相談するメリットの一つは、次に取るべき行動が明確になることです。
なぜなら、キャリアコーチングでは、キャリアプランを設計し、そこから逆算することで次の行動方針が見えるからです。
例えば、10年後に起業したいと考えている場合、以下のようなキャリプランを設計するとしましょう。
- 10年後:起業する
- 5年後:起業に向けて人脈や副業などからサービスを作る
- 1年後:資金を貯めながら情報を集める

起業となると上記のように簡単にはいきませんが、イメージはつかめるのではないでしょうか?
プランを立てて逆算していくことで、取るべき行動が決まってきます。迷いなく自分の軸を持ってキャリアを築き上げることができますよ。
キャリア相談前に準備すべき3つのこと
本パートでは、キャリア相談前に準備すべき3つのことについて解説していきます。
1.悩みや相談したいことをまとめる
まずはキャリアコーチに相談したいことを自分なりにまとめましょう。

相談したいことをまとめなければキャリアコーチに相談してはいけないわけではありません。
ただ、自分で何に悩んでいて何をしたくて相談に来たのかが言語化できないと、アドバイスする側も具体的なアドバイスをするのが難しくなってしまうのです。
以下はキャリア相談で主な悩みの相談例です。まとめるときの参考にしてみてください。
- 自分の強みがわからない
- 給与が低い
- 人間関係の悩み
- 労働時間が長い
- やりがいを感じられない
- 転職しても上手くいくか不安
もちろん綺麗な言葉でまとめる必要はありません。自分なりの言葉で思いつく限りのことをまとめるだけで構いません。
最低限「今何に悩んでいるのか」「面談を通してどうなりたい?何を解消したいのか?」という悩みと面談の目的は明確にしておきましょう。それにより面談の時間をより意味のある時間にできます。
また、面談の時間は限られているので、その面談の時間を有効活用するためにも、事前に相談したい内容をメモなどにまとめておきましょう。
2.自分なりに理想を言語化する
キャリア相談をする前に、「そもそも転職したいのか?」「もっと年収を上げたいのか?」「フリーランスで働いてみたい!」など自分の理想を言語化しておきましょう。

キャリアに正解はありません。あなたが何を望んでいて何に価値を感じるのかによって、アドバイスの内容が変わってきます。
理想のキャリアを実現できるようにアドバイザーがサポートしてくれるので、本音で今は実現が難しそうなことでも、一旦希望として理想を言語化しておきましょう。
理想像を一度の転職で実現するのは難しい場合もあります。ただ、戦略的に転職をしていき、理想状態に必要なスキルや経験を一つずつ身につけていくことで、ありたい姿を実現できます。
そのため、今は難しいと思えることでも、コーチに相談して、転職やキャリアのプロの視点からどうキャリアアップしていけばいいのか教えてもらいましょう。
3.自分の悩みに合った相談先を選ぶ
悩みや相談したいことがまとまったら、自分の悩みにあった相談先を選びましょう。
先ほど説明したように誰にキャリア相談するかによって、サポート内容が異なるため自分に合ったサービスを選ぶことが大切です。
例えば社内でのキャリアアップで悩んでいる人は社内の相談窓口、やりたい仕事がわからない・向いてる仕事がわからないという人はキャリアコーチングなど、悩みにあったサービスを選ぶことで求めているようなサポートを受けやすくなります。
悩み | 相談先 | おすすめの理由 |
---|---|---|
社内でキャリアアップしたい | 社内の相談窓口・人事部 | 社内のキャリアアップの仕組みを知っているため |
転職した人の話を聞きたい | 会社のOB・OG | 現職と転職後の仕事について比較ができる |
転職活動をサポートして欲しい | 転職エージェント | 転職に必要なことをサポートしてくれる |
漠然とキャリアの不安を抱えている | キャリアコーチング | キャリア全般において相談にのれる実績と知見がある |
無料で相談したい | 公共サービス | すべて無料でサービスを受けられる |

自分に悩みに合った相談先を選択することで、将来の人生や仕事の質の向上に繋がりますよ。
【悩み別】自分に合った相談先の選び方
本パートでは、それぞれのキャリアの悩みに合った相談先の選び方について解説していきます。

キャリアの悩みは、その内容によって最も良い相談先が変わります。
ここからは、それぞれの相談先に適した悩みについて詳しく解説していきます。
社内でのキャリアアップについて相談したい人
会社に対して不満がない人や、転職はしたくないが今の会社での悩みを解消したい人は、社内の相談窓口もしくは人事に相談しましょう。
今は終身雇用制度の崩壊や働く人の価値観の多様化などによって、社員のキャリア形成に積極的に取り組む企業も増えています。

キャリアコンサルティングを実施している企業はおよそ4割ほどあるとされているため、相談できるか判断がつかない場合は、人事に相談できるか確認してください。
社内のキャリア相談窓口は社内の状況や人事制度について把握しているため、より具体的で現実的なアドバイスをしてもらうことができます。また、部署異動などを提案してもらえることもあるでしょう。
また、社内の相談窓口や人事には以下のような些細な相談から中長期的なキャリアについても相談可能です。
- 社内でどうキャリアアップしていくのか
- 社内の人間関係について
- 最近仕事のモチベーションが出ない
今の会社でキャリアアップしていきたい人は、社内の相談窓口や人事に相談することをおすすめします。
参考:独立行政法人「企業のキャリア形成支援施策導入における現状と課題」
実際に転職した人の体験談を聞きたい人
実際に転職した人や退職した人の体験談を聞いて参考にしたいという人は、すでに退職済みの同僚や上司に相談しましょう。
転職の体験談を聞くことで転職のアドバイスをもらえたり、他社と自社の違いや今のうちにやっておいた方がいいことなどを教えてもらうことができます。
例えば、以下のようなことは転職を経験してみなければわかりません。
- 転職の流れ
- 経歴や実績・スキルなどをどのようにアピールの仕方
- 転職に利用した転職サービスとその評価
- 現職と転職後の比較

転職は今後のキャリアを大きく左右するものであるため、上手くいくか不安に感じる人も多いです。
そのため、転職に不安があるという人などは、一度実際に転職した人の話を聞くことをおすすめします。
注意点として、実際に転職した人や退職した人が持っている情報は今の転職市場の状況とは異なる場合があります。
また、転職した先輩が上司と繋がっているとも限りません。「どうするか悩んでいる段階で迷惑をかけたくないため、誰にも言わないで欲しい」と伝えておくと良いでしょう。
転職活動全般をサポートしてもらいたい人
転職を前提としたキャリア相談をしたい人は転職エージェントがおすすめです。
転職エージェントでは、最初の面談内で転職を前提としたキャリア相談ができます。キャリアの棚卸しやこんなことに挑戦したい、こんな理由で転職したいというのをもとに、あなたにあった仕事を紹介してくれます。
そのほか、書類添削や面接対策、退職交渉など転職活動に関わることを一貫してサポートしてもらうことができます。そして、転職エージェントのサービスは全て無料で利用できるのもメリットです。

ただし、自分の強みや弱み、やりたいことがわからない人やキャリアプランが曖昧な人にはおすすめしません。
なぜなら、悩んでいる中いろんな求人を見るとより一層迷いが生まれ、キャリアの方向性がわからなくなってしまうためです。
そのような人は次で紹介するキャリアコーチングが向いています。
漠然としたキャリアの不安を相談したい人
将来やりたいことがない人や、このままでいいのかという漠然とした不安を抱えている人はキャリアコーチングがおすすめです。
キャリアコーチングでは自己分析からキャリアプランの設計などを中心におこなっていきます。
そのため、過去の経験から自分がどのような強み・弱み・向き・不向き・興味・関心・価値観を持っているのかがわかります

やりたいことや将来のことは経験したことがないからこそ考えるのは難しいですが、コーチがうまく対話の中で引き出してくれます。
自己分析をもとにあなたが今後どのようなキャリアを歩んでいきたいのかをプロと一緒に言語化していきましょう。1人で考えてもやりたいことや将来のことがわからないという人にキャリアコーチングはおすすめです。
また、自己分析やキャリアプランの内容をもとに、仕事探しや面接対策などもおこなってくれるため、転職するかどうか迷っている人だけでなく、転職することを決めている人にも向いています。

中でも、マジキャリというキャリアコーチングサービスでは、キャリアプランを具体的なアクションまで落としこむことを得意としています。
せっかくキャリアコーチングを受けてキャリアプランを立ててもそれを実際に実現できなければ意味がありません。
マジキャリでは、転職やキャリアの知見をもとにキャリアプランを立てて、それを実際に実現できる具体的なアクションまで一緒に考えていきます。
そのため、キャリアプランが絵に描いた餅にならずに、理想とするキャリアを実現できる可能性が高まるのです。
マジキャリでは現在無料面談を実施しているので、ぜひ一度将来への不安やキャリアの悩みを相談してみてください。

おすすめのキャリアコーチングサービスについては「キャリアコーチングとは?おすすめ12選の料金・体験談と失敗しない選び方を紹介!」の記事で紹介しているので、ぜひ気になった方は読んでみてください。
無料で手軽に相談したい人
お金はかけたくない人や、あんまり相談したいことがまとまってないけど一旦誰かに相談したいという人は公共サービスに相談しましょう。
公共の相談先はどこも無料なため、手軽に相談できます。また、全国に多くの拠点を持っているため地域に密着したサービスを受けることもできます。
例えば、その地域の求人を紹介してもらうことができるため、地元に帰って就職したいという人などには向いています。
注意点としては、職員が相談相手となるため、転職やキャリアの知見が豊富ではない可能性があり、調べたらわかるというようなアドバイスをもらうこともあるということです。

また、毎回面談を担当してくれる人が変わるケースが多く、単発で解決できないような悩みや根本的な解決については公共サービスはおすすめできません。
キャリアの悩みを根本的に解決したい人は、転職エージェントやキャリアコーチングの方がおすすめです。
関連記事
無料のキャリア相談先を詳しく知りたい人は「完全無料のキャリアカウンセリングサービス5選!メリット・デメリットも紹介!」を読んでみましょう。
実際にキャリア相談をした人の体験談
本パートでは、実際にキャリア相談をした人の体験談を3つ紹介します。
コーチとの対話で自分を見つめ直し、仕事での苦手意識も解消した

以前は、目の前に困難なことがあるとその困難なことにしか目がいかず、いくつもタスクがあったときにいろいろなことを考えてしまい、物事の優先順位がつけられませんでした。
でも、今は全体を見て仕事の段取りを作れるようになり、以前より余裕を持って仕事に取り組めています。
それができるようになったのは、担当コーチとチェックリストを作り「今自分が抱えている仕事はなにか」「納期はいつか」「進捗状況はどうか」などを可視化するというアクションを継続しておこなったからです。
そのチェックリストは今も活用していて、「どうしよう」「次何すれば良いんだろう」と悩んで焦ってしまう状況から、今は一歩引いて落ち着いて物事を考えることができています。
出典:マジキャリnote
自分軸が明確になりました

自分のやりがいについて理解したことで、仕事において「どうしたらやりがいを感じることができるか?」と考えることができるようになり、その結果仕事への向き合い方が変わりました。
コーチングを通して僕自身が「自分が作ったものが使われていることにやりがいを感じる」ということがわかったので、今の仕事で少しでもやりがいを感じるために、自分の作った部品がどこに使われているのか聞くようにしました。
その結果、自分がどう役に立っているかを理解し、貢献感を感じることができるようになりました。それに加え、部品を組み立てる際に注力すべきポイントが明確になり、以前より効率よく仕事ができるようになりました。
出典:マジキャリnote
自分にできることを認識することが重要でした

5年後どんな生活をしたいかと聞かれた時に、ゆっくりと本を読むスペースを作って時間に追われない時間を作りたいと言ったのです。
だったら、こういう椅子買ってみなよ!とすぐにURLを送ってくださったり、ちっちゃいことですがコーチの方がすぐにやりたいことを実行するお手伝いをしてくださりました。
やりたかったことを少しずつ実践していくうちに、「やりたいけど今じゃない」と今までストッパーをかけていたものが外れた感覚がありました。
今までは「こういう風にしたいのに」と思っても言語化できていなかったんだと思います。コーチングを通じてやりたいことが言語化できるようになったため、おのずとそれに向かって「なにをするべきか」「なにをすればそれができるか」を考えるようになり、未来志向のような癖がつきました。
出典:マジキャリnote
関連記事
キャリアコーチングのリアルな体験談をもっと知りたいという人は「キャリアコーチングの体験談ってどう?リアルな感想を紹介」で詳しく解説していきます。ぜひ読んでみてください。
誰にキャリア相談するか迷ったら『マジキャリ』
あなたがキャリアの悩みを抱えたとき
「この悩みは誰に相談するのが一番いいのか?」
と迷う人も多いです。
キャリアの相談先は、社内の相談窓口や人事、転職エージェント、キャリアコーチング、さらには公共のキャリア相談サービスなど様々な種類があります。
例えば社内でのキャリアアップで悩んでいる人は社内の相談窓口、転職のサポートをしてほしい人は転職エージェントなど、悩みにあったサービスを選ぶことで、求めているようなサポートを受けやすくなります。
このように、抱えている悩みによってそのサービスで解決できるかは異なるため、自分に合った相談相手を見つけることが大切です。

自分に向いている仕事がわからない。」「やりたいことが見つからない…」と悩んでいる人は、キャリアコーチングがおすすめです。
あなたに1人専属のキャリアコーチがつき、自己分析や悩み相談、キャリアプランの設計、自分に合った仕事探しなどを一緒におこなっていきます。
また、キャリアコーチングは転職を前提としていません。無理に転職を勧めることがないので、転職するつもりがない人でも安心して相談することができます。

なかでもおすすめのキャリアコーチングがマジキャリです。
マジキャリは、自己分析~キャリア設計までのサポートと転職支援に強みがあるキャリアコーチングサービスです。
マジキャリを運営するアクシス株式会社が持つ圧倒的なキャリア・転職のノウハウを活用し、経験豊富なキャリアコーチが、利用者が抱える悩み一つ一つに対して、うわべではない本質的な課題解決を支援しています。
また、マジキャリ利用者の満足度は92%であり、キャリアコーチングを受けた人のほとんどが、そのサービス内容に満足しています。
マジキャリでは現在無料面談を実施しています。キャリアに悩んでいる人や、転職を成功させたい人は、ぜひ相談してみてください。
安心転職コース
内定率
*22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。

キャリア相談をする


マジキャリの評判については「【マジキャリ】評判・口コミ・料金を解説!受講生のリアルな体験談も紹介」で詳しく解説していきます。ぜひ読んでみてください。
誰に相談するか迷ってる人によくある質問
最後に誰にキャリア相談するか迷ってる人によくある質問について回答していきます。
転職するかどうか決まっていないけど相談できますか?
キャリア相談は転職するかどうか決まっていなくても、相談できます。なぜなら、キャリア相談とは、あなたのキャリアプランを設計することが目的だからです。
例えば、キャリア相談のときのヒアリングから、自分が転職したいか判断ができない場合でも、自分の理想の将来像を描き、どうすれば理想に近づくのかを考えていきます。

理想に近づく方法が転職ならば転職に舵を切ることに納得して、迷いなく転職活動が可能です。
反対に現職でキャリアを積み上げながらでも達成できる場合は、現職での問題を解決する方法を一緒に探っていくことがキャリア相談の目的と言えます。
そのため、転職するかどうか迷っている人ほど、キャリア相談をすべきだとも言えるのです。
関連記事
転職するかどうか悩んでいる人は「今の仕事から転職したい時にやるべきこととは?転職すべき人の特徴も紹介」を参考にしてみてください。
どんな悩みを相談できるのでしょうか?

一部繰り返しになりますが、キャリア相談では実際に下記のような質問や相談が多いです。
- 今の会社での人間関係
- 現職でのキャリアアップ
- 将来のキャリアの方向性
- 自分に向いている仕事
- 自分のやりたい仕事
- 転職のための求人の選び方
このようにキャリア相談は、キャリアに関する悩みに対して幅広く対応しています。
無料でキャリア相談できますか?
キャリア相談では無料で相談できるサービスもあります。中でもキャリアコーチングサービスの多くは初回の相談は無料または半額などにしていることが多いのです。
なぜなら、キャリアコーチングサービスを知っていただいて、納得してから利用してもらいたいからです。

無料体験の流れは以下のようになります。気になる人は一度相談してみると良いでしょう。
無料体験の流れ
- 事前アンケートに記入
- サービスの料金や内容などの説明
- キャリアコーチングの説明
- 実際に体験する
- ヒアリングから自己分析をおこない、コーチからのフィードバックを受ける
上記のような流れで進むため、気を張らずに受けることができますよ。
オンラインで相談できますか?
キャリア相談がオンラインで可能かは、相談先によって異なります。基本的には以下のような形式で相談が可能です。
相談先 | 相談の方法 |
---|---|
社内相談 | 対面 |
転職したOBやOG | 対面・電話・LINEなど |
転職エージェント | 電話・LINE |
キャリアコーチング | オンライン相談・LINE |
公共サービス | 対面・オンライン相談 |
キャリアコーチングは主にオンラインで相談にのることが多いです。なぜなら、あなたのタイミングで相談が可能になるからです。
社会人ともなると、急な残業が入ったり、夜勤もあるため不規則な時間となる人も多くいます。
そのため、できる限り都合の良い時間でしっかりと相談できる環境を作るためにもオンライン相談をしているキャリアコーチングが多いのです。
注意点として、早朝や深夜などの時間帯には対応していないキャリアコーチングもあります。事前に確認しておきましょう。
安心転職コース
内定率
*22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。

キャリア相談をする

社内で離職や転職相談したいと考えている人は、周囲の気を配ることも忘れないようにしてください。
人事部からは情報が漏れませんが、相談したという事実で変に勘ぐる人もいるため、仕事がしづらくなる可能性もあります。