転職を繰り返す人の末路は悲惨?
結論からお伝えすると、転職を繰り返す人の末路は一律ではありません。ポイントは回数そのものではなく、次の2つです。
- 転職理由に一貫性・目的があるか
- 1社あたりの在籍期間が極端に短くないか
キャリアアップのため、やりたい仕事に近づくためといった明確な目的がある転職は、回数が多くても市場価値を下げにくく、むしろ強みになることもあります。
反対に、上司が合わない、なんとなく飽きたといった目的のない短期離職を繰り返すと、スキルが積み上がらず、採用担当者に「またすぐ辞めそう」という印象を持たれ、少しずつ選択肢が狭まっていきます。
これが、いわゆる悲惨な末路につながるパターンです。
そのため、まずは何を大事にしたいかを言語化することが、悲惨な末路を避ける最初の一歩となります。
転職回数は何回から多いと思われる?
結論からお伝えすると、年齢によって転職回数の許容範囲は変わるので、以下の回数を参考にしてください。
この回数以上転職を繰り返してしまうと、その後の転職難易度が高くなり理想のキャリアの実現が難しくなってしまうので注意しましょう。
年齢別転職回数の許容範囲
- 20代:2社まで※明確な理由がある場合は別
- 30代:3社まで
- 40代:4社までが望ましい
- 50代:5社までが望ましい
上記の年齢別の転職許容回数を超えてしまっている人や、今回転職したら超えてしまうという人は慎重に転職先を決めましょう。
これ以上キャリアに傷がついてしまうと、取り返しがつかなくなってしまいます。
実際にどれくらいの人が転職しているのか、年齢別の表にまとめました。
| 年代 | なし | 1回 | 2回 | 3回以上 |
|---|---|---|---|---|
| 20代 | 76% | 16% | 6% | 2% |
| 30代 | 47% | 24% | 16% | 13% |
| 40代 | 38% | 20% | 18% | 24% |
| 50代 | 34% | 21% | 17% | 28% |
参考:リクナビNEXT
20代では約4人に1人が転職をしていて、30代になると2人に1人は転職をしています。40代以降になるとさらに転職経験者は増加していることがわかります。
転職を繰り返すことは悪いことではありませんが、30代、40代以降で転職を繰り返さないためにも、若い内にできる限りキャリアの方向性を決めることが好ましいです。
こうした根本原因に対処するために有効なのが、キャリアコーチングサービスの活用です。
なかでもマジキャリは、自己分析を「現実の市場でどう内定につなげるか」「入社後どんな環境なら定着・活躍できるか」まで設計してくれるのが特徴です。
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転職を繰り返す人によくある7つの末路
本パートでは、転職を繰り返す人にはどのような末路が待ち受けているのかについて詳しく解説していきます。
1.短期離職を繰り返してジョブホッパーになる
転職を繰り返す人はジョブホッパーになってしまうケースがあります。
ジョブホッパーとは、2〜3年以内の短期離職を繰り返してしまう人を指します。
ジョブホッパーになると、面接官から「うちに入ってもすぐに辞めてしまいそう」「あまり自分のキャリアについて真剣に考えない人なのかな」などネガティブな印象を持たれてしまいやすいです。
このようなジョブホッパーになる原因の多くは、自分自身と企業のミスマッチで、ミスマッチになるということは自己分析か企業分析が足りていないことが原因であるケースが多いです。
ジョブホッパーにならないためにも、「自分の強み・やりたいこと・できること」と「企業が求めていること」を整理することが大切です。
2.いろんな仕事を転々とするためスキルが身につかない
ジョブホッパーになると一社ごとの在籍期間が短いため年齢相応のスキルや経験が身につきにくいです。
どのような仕事でも、スキルや経験は一朝一夕では身に付きません。日々の積み重ねによりスキルや経験が身に付いていきます。
スキルが身に付く前に会社を辞めてしまうと、どのスキルも中途半端になってしまうため、転職市場では評価されません。
自分自身の得意分野を見つけ、スキルを身に付けることや実績を作ることに集中しましょう。
3.スキルがないため転職活動が難航する
転職を繰り返してしまうと、スキルや経験がないため転職活動が難航しやすいです。
中途採用は新卒採用とは違い即戦力採用です。そのため、前職でどのような仕事を経験してどのようなスキルを身につけているかが見られています。
繰り返しお伝えしているように、短期離職を繰り返すとスキルが身に付きにくいため、面接で評価されにくく転職活動が思う通り進められないことがあります。
また、企業からスキルがないと見なされると初年度の年収が低くなりやすいです。
履歴書や職務経歴書、面接などで転職回数以上の自分自身の魅力をしっかりと伝えることができれば、選考の通過率を上げることができます。
4.転職エージェントにも相手にされなくなる
転職を繰り返している人は転職エージェントがサポートしてくれないことがあります。
というのも、転職エージェントは紹介した求人に転職者が転職して報酬を受け取るというビジネスモデルで成り立っています。
また、転職エージェントは企業との信頼関係を構築することでより良い求人を確保しています。
転職をサポートした人が短期間で離職すると企業からの信頼を失ってしまい、条件の良い優良な求人を紹介してもらえなくなる可能性があります。
転職を繰り返す人は転職エージェントと企業の信頼関係を壊す可能性があるため、サポートしてもらえないことがあるのです。
5.条件が悪い企業やブラック企業しか受からない
転職を繰り返すと条件が悪い会社やブラックにしか受からないことがあります。
ブラック企業は人が辞めるため、常に人手不足となっていることが多いです。その穴埋めをするために採用の基準を下げて求人募集をしています。
ブラック企業は、転職回数が多い人でも、コミュニケーション能力など社会人としての最低限のスキルが身に付いていれば採用する傾向があります。
そのため、結果的に転職回数が多い人はブラック企業に行き着くことが多いのです。
ブラック企業に入社すると、ストレスが多い日々を過ごすことになり再び転職したくなるという負のループに陥ってしまいやすいです。
6.自分に自信がなくなったり、転職活動に疲れてくる
行きたい会社に受からなかったり、あまり行きたいと思っていない会社からしか内定をもらえないと自分に自信がなくなってきたり、転職活動自体に疲れてきてしまいます。
自信を失ってしまうとネガティブ思考になってしまい、自分自身をアピールできなくなっていってしまいます。
その結果条件が良くなかったり、ブラック企業とわかっていてもとりあえず内定をもらえたからといって、そのまま条件が悪い企業やブラック企業に転職してしまう可能性が高いです。
自分に自信がなくなったり、転職活動に疲れてきたら一度立ち止まり、自分自身の強みや転職の目的を再確認してください。
自分自身の強みや転職の目的を再確認することで、選考でアピールできる強みが見つかり、転職の軸を定めることができます。
アピールできる強みが見つかることで自信を取り戻すことができ、転職の軸を定めることで入社後のミスマッチを防ぐことができます。
7.受かった会社に転職するもミスマッチが生じる
あまり自分自身が納得してない会社でも受かったからと転職してしまうと、ミスマッチに繋がってしまいます。
ミスマッチを感じてしまうことで短期離職を繰り返し、短期離職を繰り返すことで転職の難易度がより高くなっていくという負のループに陥る可能性が高いです。
この場合、転職することが目的となっており転職後のキャリアプランが描けていない傾向にあります。
キャリアプランが明確であれば、この会社は自分に合っていないと軸をもとに判断できますが、キャリアプランがなく転職することが目的になっていると、とりあえず受かった会社に入社しようと考えてしまいます。
入社後のミスマッチを防ぐためにも、転職活動を始める前に自己分析で自己理解を深め、長期的なキャリアの方向性を明確にしましょう。
悲観しなくていい|転職を繰り返す人ならではの3つの強み
ここまでリスクを解説しましたが、転職を繰り返すことにはメリットもあります。悲観する必要はありません。
幅広い業務を経験できる
転職を繰り返すことで幅広い業務を経験できます。
転職を繰り返すことは新しいスキルが身についたり、経験を積むことができるチャンスです。
さまざまな経験を積むことでスキルを身に付けることができ、あなたのキャリアの選択肢を広げることができます。
ただし、短期離職をするとスキルや経験が身に付きにくいというデメリットがあります。
そもそも、一通り仕事を自分で対応できるようになるには約3年必要であると言われています。それよりも早く仕事を辞めてしまうとスキルや経験が身に付いていないのではと、採用担当者に思われてしまう可能性が高いです。
ただし、スキルや知識・経験がしっかりと身に付いていれば年齢や勤続年数は関係ありません。さまざまな経験を積みスキルを身に付けることができれば、幅広い業務を経験できることは転職を繰り返すことのメリットといえます。
自分に合った仕事が見つかる
転職を繰り返すことで、自分に合った仕事が見つかる可能性が高くなります。
様々な仕事を経験することなかで、自分の得意や苦手、好き・嫌いがだんだんと明確になるでしょう。
そのなかで、得意・好きな仕事を見つかることができれば、仕事のモチベーションが上がったり、やりがいを感じることができるようになります。
転職を繰り返す人は自分の得意や苦手、好き・嫌いを実体験で理解しています。そのため、仕事のモチベーションややりがいにつながるような自分に合った仕事を見つけることができるのです。
視野が広がる
転職を繰り返す人は、一つの仕事や一つの職場に限らず様々な仕事や職場を経験しているため、一つの仕事を続ける人よりも視野が広がるというメリットがあります。
同じ業界や職種で仕事を続けていると、考え方が凝り固まってしまったり視野が狭くなってしまうことがあります。
転職を繰り返すことで一つの考え方ではなく、これまで培った様々な経験を活かし柔軟な視点で幅広く物事を考えられるようになれるのです。
様々な会社で経験を積むことで、柔軟な視点で幅広く物事を考えられるようになるため、誰も思いつかなかったようなアイデアや気付きを得やすくなります。
ただし、これらの強みは誰にでも手に入るわけではありません。
どの職場でも目の前の仕事に真摯に向き合い、やりきった人だけが得られるものです。
適当にこなしているだけでは、経験は点のままで終わってしまいます。
強みに変えるには、一つひとつの経験に意味づけをすることが欠かせません。
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転職を繰り返しても評価される人・環境の特徴
転職回数が多くても不利にならない人がいます。悲惨な末路を避けるヒントとして、その共通点を押さえておきましょう。
評価される人:キャリアに一貫性がある
ここでいう一貫性とは、同じ職種を続けているという意味ではありません。
転職の理由が一本の軸でつながっていることを指します。軸さえ通っていれば、異業種・異職種への転職を重ねていても、キャリアは点ではなく線として評価されるのです。
たとえば次のような転職歴は、一見バラバラでも一貫したストーリーとして語れます。
| 経験した職種 | 評価される軸 |
|---|---|
| 販売職 → EC運営 → Webマーケター | 「モノを売る力を、デジタルで最大化する」という軸。回数が多くても、マーケティングの専門性が積み上がって見える。 |
| 経理 → 財務 → 経営企画 | 「数字で経営を支える」という軸。職種は変わっても、経営に近づくための必然的なステップとして説明できる。 |
反対に、人間関係や残業など辞めた理由がバラバラだと、同じ回数でも一貫性がなく見えます。
ポイントは、過去の転職を「将来こうなりたい→だからこの経験が必要だった」という順番で語れるかどうかです。ここで評価が分かれます。
評価される環境1:専門性の高い業界・職種
エンジニア・看護師・薬剤師・会計士・税理士・コンサルタントなど、スキルや資格で実力を客観的に測れる職種では、転職回数よりも何ができるかが重視されます。
理由は以下の3つです。
何ができるかが重視される理由
- 慢性的に人材が不足しており売り手市場であること
- スキルレベルが定量的に判断できるため回数が判断材料になりにくいこと
- そもそも転職でキャリアアップするのが一般的な文化であること
たとえばエンジニアの場合、複数の言語・開発環境を経験していることはむしろ強みと受け取られ、スキル獲得のための転職は前向きに評価されます。
資格職も同様で、資格+実務経験がそろっていれば、回数の多さはほとんど不利になりません。
そのため、どこでも通用する汎用スキルを薄く広げるより、これなら任せられると言い切れる専門性を1つ深めることも一つの方法と言えるのです。
評価される環境2:人手不足の業界・ベンチャー
介護・福祉、建設、運輸・物流、飲食・宿泊などの人手不足が深刻な業界や、事業拡大中のベンチャー・スタートアップは、経歴のきれいさや転職回数よりも、今すぐ戦力になるかや意欲・変化への強さがあるかを重視する傾向があります。
ベンチャーが多様なバックグラウンドを歓迎するのは、変化の速い環境で自走できる人・異なる視点を持ち込める人を求めているからです。
転職を重ねた経験が環境適応力や幅広い視野としてプラスに働くこともあります。
ただし、ここで1つ注意があります。「受かりやすい=働きやすい」ではありません。
人手不足の業界には労働環境に大きな差があり、離職率が高いだけの企業も混在します。
「回数が多くても受かるから」と流されるのではなく、自分の軸に合うかどうかで選ぶことが鍵です。
つまり、「転職を繰り返す=詰み」ではありません。「一貫性を持たせる/専門性を磨く/自分を評価してくれる環境を選ぶ」の3つで、末路は大きく変わるのです。
転職を繰り返す人の特徴
本パートでは、転職を繰り返す人の5つの特徴について詳しく解説していきます。
キャリアプランを考えていない
キャリアプランがない人は転職を繰り返しやすいという特徴があります。
キャリアプランはキャリアの方向性を明確にするために必要なものです。
キャリアプランがない人は、今後のキャリアの方向性が曖昧なまま転職してしまうため、転職後にミスマッチを感じて会社を辞める人が多いのです。
予めキャリアプランを立てておくことで、理想のキャリアから大幅に外れた意思決定をせずに済みます。
あなたが将来理想とする姿から逆算してやるべきことや必要なスキルを洗い出し、中長期的なキャリアプランを立てましょう。
企業への理想が高い
企業への理想が高い人も転職を繰り返しやすいという特徴があります。
大前提、あなたの理想を100%叶える会社はありません。ただ、隣の芝が青く見えてしまったり、より良い職場はないかとどんどんハードルを上げてしまうことがあります。
自分の中で仕事や人生において何を大切にしたいかを優先順位をつけて考えましょう。
また、あなたの理想を実現する手段はたくさんあります。
例えば、給料に不満があるなら副業をして収入を増やしたり、仕事内容が合わないなら部署移動をしたりするなどが挙げられるでしょう。
あなたの理想を100%叶える会社はないと自覚し、理想を叶えるためには他にどのような方法があるのかを考えることが大切です。
企業分析・自己分析が足りていない
転職を繰り返す人は企業分析・自己分析が足りていないことが原因である可能性が高いです。
自分の強みや適性、やりがいを感じることなどがわからないと自分に合った仕事が見つけられません。
自分に合った仕事に就くことができれば、成果が出やすく周りからも評価されやすくなるため、仕事でストレスを感じることが減ったり、辞めたいと感じることも減るでしょう。
また企業分析が足りていないと入社後に思っていたのと違ったとギャップを感じやすいので、事前に調べておくことが大切です。
他責で考えてしまう
他責で考えてしまう人も転職を繰り返しやすいという特徴があります。
仕事がうまくいかないことや、上司や同僚とうまくいかない原因を自分ではなく周りのせいだと思ってしまうとどの会社でもうまくいきません。
また、他責で考えてしまうと職場の規律を乱し、信頼関係を失う可能性があります。
もちろん会社や周りの人の原因の可能性もありますが、自分でどうにか解消できないか考えることは大切です。
コミュニケーションが苦手で人間関係を築くのが苦手
コミュニケーションが苦手で人間関係をうまく築けない人も転職を繰り返しやすいという特徴があります。
仕事は1人ではできず必ず、誰かと関わりながら進めていかないといけないからこそ、人間関係でストレスや不満を抱えている人は辞めやすいです。
特に、内気な性格でメンタルが病みやすい人は注意が必要です。
コミュニケーションが苦手で人間関係が構築できないと、職場の人とうまくいかなくなり、孤立することが多く転職を検討する可能性が高まります。
精神的に辛くなると、うつ病や適応障害などの病気になってしまうこともあります。
仕事を円滑に進めるためにどうコミュニケーションを取ればいいのかを考えたり、仕事と割り切って周りの人と関わったりすることも一つの手です。
【実体験】転職を繰り返した人の末路
本パートでは、転職を繰り返した人の体験談を紹介します。
転職を繰り返して成功した人の末路
ここでは、転職を繰り返して成功した人の体験談を紹介します。
営業や営業事務、現場職など6回の転職を重ねてきました。
当時の企業では意図しない部署への異動などでストレスを感じる出来事が重なりメンタル面が追いやられてしまったため転職を決意しました。
現在はキャリアコーチングを通じて、自分の軸や考え方が整理されモヤモヤを解消した状態で、経理事務という初めてのお仕事に携わっています。
抱え込みすぎず、悩みも信頼している家族や友達にしっかり相談していくことで、だいぶ心を楽にして生活できています。
出典:マジキャリ公式note
20代で転職5回。真っ黒な履歴書。もう人生無理だと思ってたけど、案外自分がマイナスだと思っていることは長所だったりする。転職を繰り返した結果、行動力だけは人一倍身についた。SNSで人生を変えたいって夢を持つようになったのも、フリーランスとして生きていくって決めたのもバカな過去のおかげ。
出典:X
転職を繰り返して失敗した人の末路
ここでは、転職を繰り返して失敗した人の体験談を紹介します。
最初の転職が内定出まくってたから、調子乗って2社目をすぐに辞めたのがダメだったな。うつ病・適応障害になって短期離職を繰り返す未来は想像してなかったよ。
最初の転職でもう少し長く在籍しとけば良かったわ。
出典:X
転職を繰り返している自分が惨めで惨めで仕方がないです。精神的に疲れてしまい辞めたこともあれば、キャリアップでの転職もあります。
転職の理由はどうあれすべてが逃げだと感じ、同じところでずーっと頑張っている人と比較すると惨めでなりません。最後の転職は、勤ていたところが経営不振だったので、将来が不安で経営が安定してるところへ転職しました。しかし、入職前と条件が違い、職種が変わったので少し給料が下がり、前の職場の方が人間関係も良かったです。ただすごい悪いところだとまでは思っていません。今は転職を繰り返した後悔と今までの職場になぜかある愛着からくる寂しさでいっぱいです。自分としては逃げるの違うと思っています。
今後の人生どう向き合って行けばいいかアドバイスください。過去を忘れたいです。
出典:Yahoo!知恵袋
転職を繰り返す負のループは応募前でしか断ち切れない
「次こそ長く続けよう」と気合いで乗り切ろうとして、また辞めてしまうといった転職を繰り返す人が抜け出せない最大の理由は、断ち切る場所を間違えていることにあります。
まず、負のループの構造を見てください。
多くの人は、3〜4の「入社後」で根性を出して断ち切ろうとします。しかしミスマッチが起きた後で耐えるのは苦しく、続きません。
このループを断てる場所は1〜2の「応募前」だけです。軸が曖昧なまま次に応募する限り、何社受けても同じ結果になります。
逆に、応募前に軸さえ固めれば、そもそもミスマッチが起きにくくなり、ループそのものが発生しません。
相談に来る方の多くが「次は絶対に見極めます」とおっしゃいます。でも、見極めるものさしを持たないまま見極めることはできません。
順番が逆なんです。まず自分のものさしを作る。話はそこからです。
STEP1|転職の軸を穴埋めで言語化する
ループの起点は軸の曖昧さです。
まずは過去を振り返り、やりがいを感じた瞬間・きつかった瞬間を、その時の状況・感情ごと書き出します。
感情が動いた原体験こそ、あなたの軸の根拠になります。
書き出したら、次のテンプレートを埋めてみてください。
転職の軸・穴埋めテンプレート
私は〔 〕な環境で、
〔 (強み・活かしたい力)〕を活かして、
〔 (実現したい状態)〕を実現したい。
なぜなら〔 (原体験)〕という経験があるからだ。
ありがちなNGはやりたいことだけで軸を作ってしまうことです。
軸は〈やりたいこと × できること × 大事にしたいこと〉の3点が重なる場所にあります。
1点だけだと、入社後にまたズレてしまうので気を付けましょう。
関連記事
自己分析の方法については「【転職成功】自己分析の方法を徹底解説!自己分析に使える便利なツール・本も紹介!」で詳しく解説しているので参考にしてください。
STEP2|転職しない選択肢も並べてキャリアプランを立てる
軸が言語化できたら、3年後・5年後の「ありたい姿」から逆算して、必要なスキルと次の一手を洗い出します。
逆算ワーク
ありたい姿(3〜5年後) →
必要なスキル・経験 →
今の不足 →
次の一手 →
ここで重要なのは、「次の一手=転職」と決めつけないことです。
給料が不満なら副業、仕事内容が合わないなら異動・社内公募など転職以外の手段でギャップを埋められないかも必ず並べます。
転職ありきで考えると、また辞めるための理由を探し始めてしまいます。
関連記事
キャリアプランの立て方については「最低限抑えておくべき!キャリアプランの立て方とポイントを紹介!」「キャリアプランとは?転職面接で使える簡単な3ステップを紹介」で詳しく解説しているので参考にしてください。
STEP3|過去の転職を点から線につなぎ直す
転職回数そのものより、理由に一貫性があるかが評価を分けます。
バラバラに見える過去の転職も、STEP1の軸から見直すと、一本の線でつなぎ直せることがほとんどです。
面接での伝え方は、before / after で驚くほど印象が変わります。
NG例
「上司と合わなかったので辞めました」「残業が多くて限界でした」
⇒ 他責・受け身に聞こえ、「またすぐ辞めそう」と思われる。
OK例
「〔軸=実現したい状態〕を目指す中で、より〔△△〕の経験を積める環境が必要だと考え、転職しました」
⇒過去の転職が目的に向かう選択に見え、回数がむしろ意欲の証拠になる。
ありがちなNGは一貫性がないのに、嘘の物語を作ってしまうことです。
深掘りされると必ず崩れます。あくまで事実の中から一貫した軸を見つけて言語化するのがポイントです。
STEP4|職務経歴書・面接で「回数」をカバーする
転職回数が多くても、職務経歴書と面接の見せ方次第で印象は変えられます。採用担当者の視点を踏まえた3つのコツを見ていきましょう。
職務経歴書は「時系列」より「実績」を主役にする
在籍期間の短さに目が行かないよう、各社で出した成果を数値で先頭に置く(例:「〇か月で△△を□%改善」)。短い在籍でも"やりきった実績"があれば評価されます。
回数は「隠す」より「先に文脈を渡す」
職務要約の冒頭に、軸に基づく一貫した意図を1〜2行で明記しておくと、面接官は理由のある転職という前提で経歴を読んでくれます。
面接では「今回で最後にしたい根拠」を語る
STEP1〜2で作った軸とプランがあれば、「だからこの会社で腰を据えたい」まで筋を通せます。
ありがちなNGは回数の多さを隠そうとすることです。
採用担当者は必ず気づきます。隠すより、先に納得できる文脈を渡すほうが信頼されます。
STEP5|第三者の視点で自分では見えない強みを掘り起こす
ここまで一人でも進められますが、「自分は〇〇が苦手」という思い込み(バイアス)が、正しい自己理解を妨げます。
自分では当たり前にできていることほど、強みだと気づけないものです。
そこで有効なのが、キャリアのプロによる客観的な壁打ちです。
ただし、転職エージェントは回数の多い人を敬遠したり、今すぐ転職させる方向に話が進みやすい側面もあります。
まずは中立的に相談できるキャリアコーチングで、軸の言語化と強みの棚卸しから始めるのがおすすめです。
STEP1〜4は、実は一人でやるほど精度が落ちる作業です。人は自分の物語を客観視できません。
第三者が「それ、強みですよ」と言語化してあげて初めて、腹落ちするものです。
マジキャリでは、経験豊富なコーチが1〜4を一緒にやり切ります。
具体的には、幼少期の経験から徹底的に自己分析をおこない、強み・弱みなどを一つ一つ言語化していきます。
自己分析を一緒におこない、あなたがどのような人なのかを把握したコーチがあなたに合った仕事についてアドバイスしてくれるため、納得度が高くなるのです。
自分に合った仕事を見つけて、職場で活躍していきたいという人は、一度無料面談でマジキャリの自己分析を体験してみてください。
関連記事
キャリア相談先については「おすすめのキャリア相談先11選!有料・無料サービスを徹底比較!」「キャリアコーチングとは?おすすめ12選と失敗しない選び方を解説!」で詳しく解説しているので参考にしてください。
これ以上転職を繰り返したくない人はマジキャリに相談するのがおすすめ
転職を繰り返す人の末路は、短期離職を繰り返してジョブホッパーになってしまうことです。
ジョブホッパーになると、面接官にネガティブな印象を持たれてしまったり、条件が悪い会社やブラック企業からしか内定をもらえないことがあります。
一方で、キャリアに一貫性があれば転職を繰り返しても不利にならず、むしろポジティブな印象を与えることもあります。
大切なのは、将来理想としているキャリアを実現するために、転職が必要であるという一貫性を持つことです。
キャリアに一貫性を持たせるためにはキャリアプランが必要であり、キャリアプランを立てるには自己分析が必要になります。
自己分析は一人でもおこなうことができますが、一人だとバイアスが掛かってしまい正しい自己分析ができない可能性が高いです。
そこで、キャリアのプロであるキャリアコーチングに相談し、キャリアコーチという第三者の目線を取り入れることで、バイアスが掛かることなく正しい自己分析をおこなうことができます。
なかでも、おすすめのキャリアコーチングがマジキャリです。
マジキャリは徹底的な自己分析を得意としています。幼少期〜現在の出来事を振り返り、徹底的な自己分析をおこなうので、表面上の強みではなく、原体験に基づいた強み・弱みの発見ができます。
面接官を納得させられる「強み・弱み」の言語化ができるため、面接通過率を上げることができるのです。
また、マジキャリを運営しているアクシス株式会社は、転職エージェントも運営しており社内のキャリア知見が豊富なことが強みです。
転職支援実績のあるマジキャリを利用することで、より納得度の高い転職活動を進めることができます。
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マジキャリについては「実際マジキャリの評判ってどう?利用者のリアルな声や料金を紹介!」「マジキャリの料金は高い?他のキャリアコーチングとの相場を徹底比較!」「マジキャリは無料相談だけでも大歓迎!利用するメリットも徹底解説」で詳しく解説しているので参考にしてください。
転職を繰り返す人によくある質問
最後に、転職を繰り返す人によくある質問に対して回答していきます。
転職を繰り返すのは良くないですか?
転職を繰り返すのは良くないですか?
転職を繰り返すこと自体は悪いことではありません。ただし、短期間で離職を繰り返すのはあまりよくありません。
なぜなら、スキルや経験が積めなかったり、うちに入ってもやめてしまうのではという懸念から選考が通りにくいからです。
まずは、一通り仕事を自分で対応できるようになるまで続けることが大切です。
転職を繰り返す女性の特徴はなんですか?
転職を繰り返す女性の特徴はなんですか?
女性に限った話ではありませんが、以下の特徴があります。
転職を繰り返す人の特徴
- ネガティブ思考で打たれ弱い
- コミュニケーションが苦手で人間関係を築くのが苦手
- キャリアプランを考えていない
- 企業への理想が高い
- 自己分析が足りていない
- 他責で考えてしまう人
転職して後悔する人は何割くらいですか?
転職して後悔する人は何割くらいですか?
厚生労働省「現在の勤め先における満足度」によると、転職して後悔する人は10人に1人です。
キャリアはやり直すことができないので後悔のない転職をしましょう。
すでに転職を繰り返している人も、転職を繰り返す未来を不安に感じる人も、共通する原因は「自分の判断軸が言語化されていないまま求人を探してしまうこと」です。
この状態のままで転職活動を続けると、また条件や雰囲気で会社を選び、同じミスマッチを繰り返してしまいます。