転職したいけどスキルがない 30代

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転職したいけどスキルがないと悩む30代へ|足りないのは経歴の言語化かもしれません

この記事の監修者

末永 雄大

新卒でリクルートエージェント(現インディードリクルートパートナーズ)に入社し数百を超える企業の中途採用を支援。その後2012年アクシス株式会社を設立、キャリアコーチング事業、転職エージェント事業、Webメディア事業を複数展開。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。

この記事のまとめ

転職したいけれどスキルがないと感じている30代の人は、とても多くいます。ただし、あなたが感じているスキルがない状態と、転職市場が判断するスキルがない状態は、必ずしも一致しません。

この記事では、まずスキルがないという自己認識を解体するところから始めます。

そのうえで、年齢別の難易度、棚卸しの具体的な手順、転職すべきか現職に残るべきかの判断基準、未経験から挑戦しやすい職種と業界、そして実際に転職を実現した人の事例までを順に解説していきます。

目次

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    スキルがないと感じる30代がまず知っておきたいこと

    転職を考えたとき、多くの30代が最初にぶつかるのが、自分には誇れるスキルがないという不安です。

    ただ、この不安は必ずしも客観的な事実を反映していません。まずはこの認識のズレを解きほぐしていきましょう。

    スキルがないと感じる理由は主に3つに分けられる

    キャリア相談の現場で、30代の相談者がスキルがないと語るとき、その背景はおおむね次の3パターンのいずれかに当てはまります。

    1)専門スキルだけをスキルだと捉えているケース

    プログラミングができる、会計の資格を持っている、特定の業界知識に精通しているなど、目に見えて説明しやすいものだけをスキルと考えていると、自分の持ち物が急に貧しく見えてしまいます。

    2)判断材料が社内の評価しかないケース

    今の会社で特別優秀な扱いを受けていないという事実を、そのまま転職市場での評価だと受け取ってしまいます。

    しかし社内評価は、その会社の事業構造や人員構成に強く依存します。社外では違う評価になることも珍しくありません。

    3)比較対象が同世代の上位層になっているケース

    転職情報を集めるほど、大手企業でマネジメントを担っている人や、専門職として実績を積んだ人の話が目に入ります。

    そうした情報と自分を並べれば、誰でも見劣りして感じます。

    末永 末永

    相談に来られる30代の方の多くは、実際にはスキルが不足しているのではなく、自分の経験を転職市場の言葉に言語化できていないだけです。最初に取り組むべきなのは、経験の言語化作業になります。

    それでも本当に経験が不足しているケースも存在する

    一方で、認識のズレではなく、実際に市場で評価されにくい状態にある人もいます。ここを曖昧にすると、かえって遠回りになるため注意しましょう。

    次のような状況に複数当てはまる場合は、経験そのものを積み直す期間が必要になる可能性があります。

    経験そのものを積み直す期間が必要になるケース

    • 同じ業務を繰り返すだけの状態が5年以上続いていて、業務の改善や後輩指導に関わった経験がない
    • 転職回数が多く、1社あたりの在籍期間が1年前後にとどまっている
    • 直近の職務内容を、成果や工夫を交えて説明することがどうしてもできない
    • 職務経歴に半年以上の空白期間が複数あり、その理由を説明しづらい
    末永 末永

    これらに当てはまる場合でも、転職ができないわけではありません。

    ただし、いきなり希望の企業を目指すのではなく、現職で実績を作る、あるいは間に一段階挟むといった段階的な進め方を検討したほうが現実的です。

    30代の転職で本当に問われているのは再現性

    末永 末永

    企業が30代の中途採用で確認しているのは、何ができるかという保有スキルの一覧ではありません。自社に来ても同じように成果を出せるのかという再現性です。

    たとえば営業として高い実績を残した人がいたとします。

    その実績が、会社のブランド力や既存顧客基盤によってもたらされたものなのか、本人の顧客理解や提案の工夫によるものなのかで、企業側の評価は大きく変わります。

    だからこそ、面接で問われるのは結果そのものよりも、どう考えて何をしたのかというプロセスです。

    逆にいえば、華々しい実績がなくても、自分の工夫と判断を筋道立てて説明できる人は評価されます

    ここが、スキルがないと感じている30代にとっての突破口になるのです。

    30代の転職市場はどうなっているのか?

    転職市場では年齢が非常に重要な採用基準となります。

    転職において年齢相応のスキルや経験をもっていないと、未経験という理由で年収が下がってしまったり、そもそも内定が出ないことが大半です。いくら人柄やポテンシャルが高くても、30代を超えるとそれだけでは採用してもらえません。

    サンプルスピーカー 末永

    なぜなら30代で専門スキルがない人材は教育コストがかかるため、どうせ採用するのであれば20代を採用したほうが合理的だからです。

    これらを踏まえて、30代の転職事情をさらに詳しく解説します。

    30代の転職難易度

    スキルがない30代の転職難易度は高く、30代後半になるとさらに転職が難しくなってしまいます。

    これは、多くの企業が30代の転職希望者に対して即戦力となる専門的なスキルを期待するからです。マネジメント経験があれば未経験業種に転職できる可能性もありますが、基本的には難しいのが現状です。

    サンプルスピーカー 末永

    30代前半であればまだポテンシャルを見込んで採用されることもありますが、30代後半になるとその可能性は低くなります。


    企業は年齢に応じた経験とスキルを求めるため、未経験の分野に挑戦する場合はさらにハードルは高いです。

    また、ライバルも豊富なスキルや実績を持つ30代が多いため、競争はさらに激化します。

    30代の転職難易度を理由とともに一覧表にまとめたので参考にしてください。

    年齢 転職難易度 理由
    30~33歳 ・その業種・職種の経験はあって当然
    ・マネジメント経験があるとなお良い
    ・未経験での転職は難しい
    34~36歳 ・その業界・職種の経験はあって当然
    ・マネジメントの経験があるがあることも当然
    ・未経験での転職はほぼ不可能
    37歳以上 ・高い専門スキルやマネジメントの実績がないと転職自体が厳しい

    企業が30代の中途採用で見ている3つの観点

    30代の転職では入社後の即戦力を前提とし、さらに3つのことが見られています。

    1つ目が既存社員との比較です。経験のある既存社員と比較して未経験で30代の人を採用する理由がないと判断されます。

    2つ目が他の候補者との比較です。中途採用の募集では3~10年以上のベテランが競争相手になっており、人気の企業や有名な企業ほど経験が豊富な人材が数多く応募しています。企業側からすれば、より年齢が若く、実務経験が豊富な人を優先して採用したいと考えるのが一般的です。

    3つ目は、入社後の立ち上がり速度です。20代であれば半年から1年かけて育てる前提が成り立ちますが、30代では3か月程度で戦力になることが期待されます。この期待に応えられる根拠を示せるかどうかが問われます。

    30代女性でスキルがないと感じている人は、30代女性の転職事情や注意点などを「【30代女性】スキルなしでも転職できる!30代から未経験業種に転職する方法とは?」で紹介しているので、ご確認ください。

    30代前半と後半では戦い方を変える必要がある

    30代前半であれば、まだポテンシャルを加味した採用が行われる余地があります。

    この時期は、多少の未経験要素があっても、学習意欲と基礎的な業務遂行力で押し切れる可能性が残っているのです。

    一方、30代後半になると評価の軸が完全に再現性へ移ります。

    ここで有効なのは、未経験分野へ飛ぶことではなく、これまでの経験が活きる隣接領域を探すことです。

    たとえば法人営業の経験者がカスタマーサクセスへ移る、経理経験者が経営企画へ移るといった動き方であれば、経験を土台にできます。

    自分がどちらのフェーズにいるのかを見極めることが、戦い方を考える上での出発点となるのです。

    スキルの棚卸しをする具体的な手順を解説

    ここからは実践に入ります。転職活動でもっとも重要であり、かつ多くの人が省略してしまうのが、自分の経験を棚卸しする工程です。

    スキルはテクニカルとポータブルの2種類に分けて考えよう

    スキルという言葉を細かく分けると、大きく2つになります。

    テクニカルスキル

    特定の領域でのみ通用する専門的な能力を指します。プログラミング、経理実務、法務知識、機械操作などが該当します。

    ポータブルスキル

    業種や職種が変わっても持ち運べる汎用的な能力を指します。多くの人がスキルがないと感じるとき、見落としているのはこちらです。

    ポータブルスキルは、さらに3つの方向に整理すると棚卸ししやすくなります。

    分類 内容 具体例
    対課題 仕事上の問題をどう扱うかに関わります 現状を分析する、優先順位を決める、改善策を立てて実行する
    対人 他者とどう関わるかに関わります 相手の意図を汲む、利害を調整する、後輩を育てる、上位者を説得する
    対自己 自分をどう律するかに関わります 期限を守り切る、不確実な状況で判断する、学習を継続する

    未経験の分野へ移る場合、テクニカルスキルは前提としてリセットされます。

    そのため、評価の対象になるのはポータブルスキルの側です。ここを言語化できているかどうかが、書類選考の通過率に直結します。

    キャリア棚卸しシートの作り方を記入例つきで解説

    棚卸しは、頭の中だけでは進みません。書き出す作業が必要です。次の5列でシートを作ってください。

    棚卸しシートの作り方

    1. 時期 (いつの話なのかを書きます)
    2. 担当業務 (何を任されていたのかを書きます)
    3. 状況と課題 (そのとき何が問題だったのかを書きます)
    4. 自分が取った行動 (誰でもできることではなく、自分の判断を書きます)
    5. 結果と、なぜその結果になったのか (数値があれば入れ、なければ変化を書きます)

    多くの人は2と5だけを書いて終わってしまいます。しかし採用担当が知りたいのは3と4です。ここを埋めることが棚卸しの目的になります。

    記入例を1つ挙げます。

    項目 記入内容
    時期 入社5年目から7年目までを担当しました
    担当業務 既存顧客20社のルート営業を担当していました
    状況と課題 担当エリアの解約率が他エリアより高く、原因が特定できていませんでした
    自分が取った行動 解約した顧客に個別で理由を聞き取り、共通点を整理しました。導入初期の運用支援が不足していることがわかったため、初回3か月の訪問頻度を上げる運用に変更し、チーム内にも共有しました
    結果と理由 理由翌年度の担当エリア解約率が改善しました。要因は、解約の理由を推測ではなく事実として把握したうえで打ち手を絞ったことにあると考えています

    この例には、特別な専門スキルは登場しません。それでも、課題を事実で捉える力、改善策を設計する力、周囲に展開する力が読み取れます。これがポータブルスキルの言語化です。

    自己分析で答えておきたい10の質問

    棚卸しが過去の事実の整理だとすれば、自己分析は自分の傾向の把握です。次の10問に、実体験とセットで答えてみてください。

    自己分析で答えておきたい10の質問

    1. 人より苦労せずにできてしまうことは何ですか (再現性の高い強みの候補になります)
    2. これまでに周囲から褒められた場面はどこですか (自分では気づけない強みが見つかります)
    3. 仕事でやりがいを感じた瞬間はいつですか (モチベーションの源泉を特定します)
    4. 逆に、強いストレスを感じた場面はどこですか (避けるべき環境条件がわかります)
    5. 現職を選んだ理由は何でしたか (当時の判断基準を確認します)
    6. その理由は今も有効ですか (価値観の変化を捉えます)
    7. 誰かの役に立ったと実感した経験はありますか (貢献の方向性が見えます)
    8. 5年後にどんな働き方をしていたいですか (逆算の起点を作ります)
    9. 収入、時間、やりがいのうち、今もっとも優先したいのはどれですか (トレードオフを明確にします)
    10. 転職しなかった場合、3年後にどうなっていると思いますか (現職に残る選択肢を評価します)

    これらに答えることで、応募先の選定基準と、面接で語るべき軸が同時に固まっていきます。

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    棚卸しでつまずいたときの対処法

    実際に手を動かすと、多くの人が同じところで止まります。代表的な3つの詰まりと対処法を挙げます。

    1つ目は、成果を数字にできないという悩みです。

    この場合は、数値ではなく変化で書いてください。

    たとえば、以前は毎回上長の確認が必要だったが、途中から自分で判断して進められるようになったことも立派な変化です。

    2つ目は、同じ業務しかしていないという悩みです。

    その場合は、業務の中身ではなく、その業務をどう扱ってきたかに目を向けます。

    手順を変えた、ミスを減らす工夫をした、後任に引き継げる形に整えたなど、こうした細部にあなたの判断が現れています。

    3つ目は、自分では当たり前すぎて書けないという悩みです。

    当たり前にできることこそが強みの候補です。判断に迷うときは、同じ職場の他の人が同じようにできているかを基準にしてください。できていないのであれば、それは強みです。

    スキルがない30代は転職すべき?現職に残るべき?

    ここまで、スキルがない30代の転職の実情についてお伝えしてきましたが、転職すべきか、現職に残るべきか判断が難しい人も多いはずです。

    ここでは、転職した方がいい人と現職に残るべき人の特徴をまとめて解説します。

    それぞれについて解説するので、転職すべきか現職に残るべきかを判断する参考にしてください。

    転職した方がいい30代の特徴

    転職した方がいい人の特徴は、次の3つが挙げられます。

    • 転職する目的が明確な人
    • 今の悩みが現職では解決できない人
    • ライフイベントなどの影響で働き方を変えたい人

    まず、転職する目的が明確であることが重要です。将来のキャリアビジョンや具体的な目標があり、それを実現するための転職であれば成功の可能性が高くなります

    次に、今の悩みが現職では解決できない場合です。例えば、仕事の内容に対する不満や人間関係の問題など現職での問題が根深く、自分で改善に向けて行動したけど変えられなかった場合、転職することでストレスから解放され、パフォーマンスが向上することも期待できます。

    さらに、ライフイベントなどの影響で働き方を変えたい人も転職を考えるべきです。結婚や出産、親の介護など、ライフステージの変化に伴い柔軟な働き方が必要となる場合、新しい職場でワークライフバランスの取れた働き方を見つけることが重要です。

    サンプルスピーカー 末永

    このように、転職の目的が明確であり、現職では解決できない問題を抱えている場合や、ライフイベントの影響で働き方を変える必要がある人は、スキルのない30代であっても転職を検討するべきといえます。

    現職に残るべき30代の特徴

    現職に残るべき30代の特徴として、次の3つが挙げられます。

    • 無謀な転職を考えている人
    • なんとなく転職を検討している人
    • 転職が目的になっている人

    まず、無謀な転職を考えている人は現職に残るべきです。例えば、未経験で30代後半からWEBマーケターなどに挑戦するのは段階を踏まないと難しいです。現実的なステップを踏まずに挑戦すると、成功する確率が低くなります

    次に、なんとなく転職を検討している人も現職に留まることを考えるべきです。具体的な転職理由や目標がない場合、一旦現職でマネジメントスキルをつける選択肢もあります。マネジメント経験を積むことで、将来的な転職活動において大きなアドバンテージとなります。

    最後に、転職が目的になっている人は現職に残る方が良いでしょう。転職後に活躍する姿や目標がないと、そもそも面接に受からないことが多いです。転職の動機を明確にし、自分が本当にやりたいことを見つけることが重要です。

    サンプルスピーカー 末永

    このように、無謀な転職を考えている人、なんとなく転職を検討している人、転職が目的になっている人は、転職しても課題が解決する可能性は低いので現職に残ってスキルを磨くことが賢明といえます。

    スキルがない30代が転職を成功させる6つのポイント

    ここまで、「スキルがない30代の転職は厳しい」ということをお伝えしてきました。では、スキルがない30代は転職を諦めるしかないのでしょうか?

    サンプルスピーカー 末永

    もちろんそんなことはなく、ポイントを押さえて適切な方法をおこなえば転職は可能です。

    ここでは、そのポイントについて解説します。

    スキルのなさを自覚している30代の転職希望者は、ぜひ参考にしてください。

    転職目的を明確にする

    繰り返しになりますが、30代の転職は難易度が高く、かつキャリアの方向性を決める非常に重要な選択です。そのため、将来のありたい姿ややりたいことを実現するためなどきちんと転職に目的があることが、転職の成功要因の一つといえます。

    30代に限らず転職をする際に、現職への不満だけで転職をする人は転職に失敗する可能性が高いです。

    もちろん不満があり転職するのは悪いことではありません。ただ不満だけが原因で転職すると必ず失敗します。

    末永 末永

    なぜなら、仕事は基本どの仕事も泥臭いのが当たり前で、どの仕事でも不満を感じてしまいます。不満を抱えている人は隣の芝が青く見えてしまい、現職のいいところが見えていない可能性が高いです。

    そのため転職後に「やっぱり前の会社の方が良かった…」とか「転職したけど悩みが解消されない」という可能性もあります。転職を決断する前に、まずは何のために転職するのかという目的意識を明確にして転職活動に臨みましょう。

    末永 末永

    とりあえず転職はしたいけど、転職後何をしたいか決まっていないという人は、「仕事で何がしたいかわからない30代は多い?その原因と仕事の探し方をプロが解説!」でやりたい仕事が見つけらない原因と対処法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

    応募先を絞り書類を1社ごとに作り込む

    不採用が続くと、応募数を増やして確率を上げようとする心理が働きます。しかし30代の転職では、この心理は逆効果になりやすいです。

    書類選考の通過率は、応募数ではなく適合度で決まります。同じ職務経歴書を使い回した20社より、企業ごとに強調点を変えた5社のほうが結果につながるのです。

    具体的には、求人票に書かれている業務内容と求める人物像を分解し、自分の経験のどれが対応するのかを一つずつ紐づけてください。そのうえで、対応する経験を職務経歴書の冒頭に持ってきます。この作業を1社ずつおこないましょう。

    未経験可の求人はなぜ未経験可なのかで見極める

    未経験歓迎と書かれた求人には、大きく2つの背景があります。この見極めができるかどうかで、転職後の満足度が大きく変わります

    一つは、育成前提で採用しているケースです。

    事業拡大にともなって人員を増やしており、研修や教育の体制が整っています。この場合は、未経験からでも数年で専門性を積める可能性があります。

    もう一つは、離職率が高く常に人を補充しているケースです。労働環境や待遇に構造的な問題があり、人が定着しないため募集が途切れません。

    見分けるための確認点を3つ挙げます。

    第一に、同じ求人が長期間にわたって掲載され続けていないかを確認します。

    第二に、面接の場で、直近に入社した人がどのような経歴で、今どの業務を担当しているかを質問してください。

    第三に、平均勤続年数や離職率を聞いてみてください。答えを避ける、あるいは曖昧にする場合は慎重に判断したほうがよいでしょう。

    現職でマネジメント経験を積む

    現職でマネジメント経験を積むことで、転職がしやすくなったり、挑戦できる仕事の幅が広がるのでおすすめです。

    マネジメント経験は比較的どの業種でも活かすことができる汎用的なスキル(ポータブルスキル)です。マネジメント経験があれば未経験でも転職可能な職場もあり、転職難易度も大きく変わります

    例えば、マネジメント経験があれば、チームのリーダーやプロジェクトマネージャーとしての役割を担うことができるため、多くの企業で即戦力として評価されます。また、マネジメント経験の実績は問題解決能力やコミュニケーション能力の証明にもなり、これらのスキルはどの職場でも重宝されるポータブルスキルの一つです。

    未経験の業種であっても、マネジメント経験を持つことでライバルとの差別化が図れ、採用される確率が高まるため、今の職場でマネジメント経験を積めないか上司や人事などに相談してみましょう。

    フリーランスや業務委託などに働き方を変える

    サンプルスピーカー 末永

    絶対に正社員がいいというこだわりがなければ、正社員以外にも転職する選択肢はあります。

    先ほどもお伝えしたように、スキルがない30代を正社員として採用する会社は少ないです。なぜなら、スキルがないのであれば20代などの若手層を採用して育成したり、スキルを持った30代を採用した方が会社にとって良いからです。

    そのため、フリーランスや業務委託、アルバイトなどの働き方があることも視野に入れましょう。例えば、フリーランスであれば自分の得意な分野で仕事を受注し、自分のペースで働くことが可能です。また業務委託やアルバイトでも、特定のスキルを磨く機会が多く、将来的にそれを活かして正社員のポジションを狙うこともできます。

    これらの働き方を選択すると給与が下がってしまう可能性はありますが、自分のやりたい仕事に挑戦できたり、子育てなどのプライベートとの両立しやすいというメリットもあります。

    自分のスキルや状況に合わせて最適な働き方を見つけることが、30代の転職を成功させるポイントです。

    30代から未経験でも転職可能な業種は?

    先述したように、30代から未経験でも転職可能な業種はいくつかあります。

    ここでは、その具体的な業種と特徴について解説します。

    業種を選ぶのに悩んでいる30代の人はぜひ参考にしてください。

    営業職

    営業職は、自社の商品やサービスの魅力を顧客に提案し販売する職種です。

    営業職はどの業界でも必要とされているため、他の職種よりも求人数が多い傾向にあります。さらに、営業以外の業界経験がある場合、その経験を活かして転職しやすいのも大きなメリットです。

    営業職には主に次のような種類があります。

    新規開拓営業 売上拡大を狙い新規の顧客を獲得するための営業(訪問営業やテレアポなど)
    ルート営業 既存顧客に対してさらに営業をかけ新たなニーズの発掘を図る営業(御用聞き営業)
    有形商材の営業 手に取れる商品の営業(家電や住宅、自動車など)
    無形商材の営業 形のない商品やサービスの営業(保険や金融商品、教育サービスなど)
    個人営業 個人に対する商品やサービスの営業(BtoC)
    法人営業 企業や団体に対する商品やサービスの営業(BtoB)
    サンプルスピーカー 末永

    もし営業職への転職を目指すのであれば、無形商材の法人営業をおすすめします。

    無形商材の法人営業とは「形のない商材を企業に対して提案営業する仕事」です。

    営業職の中でも、無形商材の法人営業をおすすめする理由は、未経験であっても比較的挑戦しやすく、かつ市場価値を高めることができるためです。

    無形商材の法人営業は、ただ商品を売るのではなく、営業マン自身が商品となり、クライアント企業の課題に対して解決策を売る仕事です。そのため、他の営業職と比較したときに難易度が高く、転職市場でも高く評価されやすいのです。

    「無形商材×法人営業」の中にも、転職難易度が高い仕事や転職難易度が低い仕事があるので、きちんと未経験でも挑戦できる仕事を探しましょう。

    未経験で提案営業などを仕事は難易度が高いですが、新規顧客を開拓するためのテレアポなどであれば「無形商材×法人営業」の中でも挑戦しやすいです。

    営業職は求人数が多い一方で、営業スタイルによって求められる適性は異なります。自分に合う営業職が分からない方は、マジキャリで自己分析を行い、強みや価値観に合った職種を整理するのもおすすめです。

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    事務職

    事務職は、企業の管理部門や営業部門などでデータ入力や書類作成、電話対応などの業務をおこないます。基本的なPCスキルを活かして、企業の運営をサポートする役割を担っています。

    事務職は人気の職種であり、正社員採用としての枠が少ないため、正社員としての転職の難易度は高いです。それは、多くの人が安定した勤務時間や労働環境を求めて希望するからです。

    新卒者や20代の転職者でも事務職を希望している人は多く、特別なスキルを必要としない職種のため若いライバルとの差別化を図るのは困難といえます。

    サンプルスピーカー 末永

    そのため事務職であれば正社員ではなく、派遣や業務委託がおすすめします。

    事務職は特別なスキルがあまり必要なく、PCスキルと基本的なコミュニケーション能力があれば誰でも挑戦しやすい職種です。正社員にこだわらなければ、派遣や業務委託で採用している会社も最近は多いため、広い視野で転職先を考えましょう。

    販売職(サービス業)

    販売職は、店舗やショッピングモールなどで商品の販売や顧客対応をおこなう仕事です。具体的には、商品の説明やレジ対応、在庫管理、店舗のディスプレイなど、幅広い業務があります。

    顧客とのコミュニケーションが中心となるため、接客スキルや商品知識が求められます

    販売職は基本的に学歴や資格は求められません。慢性的に人手不足であるため、コミュニケーション能力や柔軟性があれば、スキルのない30代でも転職先として狙いやすい業種です。

    サンプルスピーカー 末永

    しかし、中長期的に見た場合、販売職は専門的なスキルが身に付かない可能性があります。


    販売職で得られるスキルは主に接客や商品知識に限られ、他の専門職に比べてキャリアの幅が狭いことがあります。

    販売職は未経験からでも挑戦しやすい職種ですが、将来のキャリアプランを考慮した上で、適切な選択をすることが重要です。将来のために必要なスキルが習得できるのなら問題ないですが、転職しやすいという理由だけで転職するのはお勧めできません。

    IT業界

    IT業界で働ける人材は需要が高いため、企業としては未経験者でも積極的に採用しようとしています。多くの企業が研修制度を充実させており、未経験でも基礎から学び実践的なスキルを身につけることが可能です。

    サンプルスピーカー 末永

    また、自分で勉強したり、ITスクールに通うことでスキルを磨き、転職活動時に即戦力としてアピールができるようになります。

    例えば、プログラミングスクールでは、基本的なコーディングスキルから最新の技術まで幅広く学ぶことができます。またオンラインで利用できる学習プログラムも豊富で、自分のペースで学習を進めることが可能です。そのため、未経験からでもIT業界に挑戦する際のハードルが下がります。

    IT業界はいまだに成長し続けている分野であり、将来的なキャリアアップや高収入が期待できます。また、リモートワークの普及により、働く場所に縛られず柔軟な働き方ができる点も大きなメリットです。

    IT業界は未経験からでも挑戦しやすく将来性も高いため、自己学習やスクールなどを利用してスキルを磨き、転職活動を成功させましょう。

    建築業界

    国土交通省の資料「最近の建設業を巡る状況について【報告】」によると、建設業界は年々働く人が減少しており、深刻な人手不足に直面しています。特に、給料が安く、体力を使うため厳しい環境であることが多く、無闇に転職するのは注意が必要です。

    サンプルスピーカー 末永

    しかし、その反面、未経験者でも受け入れられるチャンスが多い業界でもあります。

    建設業界が未経験者におすすめな理由は、人手不足が深刻なため、企業が積極的に未経験者を育成しようとしている点です。現場作業や施工管理など、多岐にわたる職種があり、特に現場作業は未経験からでもスタートしやすいです。

    また建設業界では、働きながら資格を取得することが奨励されており、キャリアアップの道も開いています

    一方で、建設業界は体力的な負担が大きく、長時間労働が一般的です。また、天候に左右される仕事も多く、厳しい環境で働くことが求められます。そのため、転職を考える際には、自身の体力や働く環境への適応力を十分に考慮することが重要です。

    建設業界は未経験からでも挑戦しやすく、多くのキャリアパスがある一方で、厳しい労働環境に耐える覚悟と体力が必要です。建設業界へ転職を考える場合は、このような状況をよく理解し判断するようにしましょう。

    建設業界は未経験から挑戦しやすい一方で、働き方や適性が合うかを見極めることも重要です。迷った場合は、マジキャリで自己分析を行い、自分に合った業界か相談してみるのもおすすめです。

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    介護・福祉業界

    介護・福祉業界は、少子高齢化の進行に伴い人手不足が深刻化しています。この業界は、体力を必要とする仕事が多く、未経験からのスタートには覚悟が求められます。

    サンプルスピーカー 末永

    しかし、しっかりと経験を積むことで将来的に介護福祉士やケアマネージャーなどの専門職へのキャリアアップも目指せる点が魅力です。

    介護・福祉業界が未経験者におすすめな理由は、人手不足により未経験者でも積極的に採用している点です。多くの施設が新人研修やOJTを充実させており、実務で働きながらスキルを身につけることができます

    さらに実務経験を積みながら介護福祉士の資格を取得し、ケアマネージャーとしてキャリアアップを目指すことも可能です。

    一方で、介護・福祉業界は身体的な負担が大きく、利用者の生活を支える責任感も求められます。そのため、転職を考える際には自身の体力や精神力を十分に考慮し、適性を見極めることが重要です。

    介護・福祉業界は未経験からでも挑戦しやすく、キャリアアップの道も開いています。体力や精神力に自信がある方には、非常にやりがいのある職種といえます。

    スキルがない30代が転職する際のリスク

    何度もお伝えしているように、スキルのない30代の転職は難易度も高く、リスクを伴います。

    ここでは、その具体的なリスクについて紹介します。

    これらのリスクを理解し、本当に転職が必要かを考えることが大切です。

    年収が下がる可能性を現実的に見積もる

    未経験の分野へ移る場合、年収は下がることが一般的です。

    企業は入社直後から成果を出せる人材に高い報酬を支払うため、経験のない状態でスタートすれば、水準が調整されるのは自然な流れになります。

    重要なのは、下がる可能性があるという認識で止めず、いつ回復するのかを見積もっておくことです。

    末永 末永

    一般的には、新しい職種で一定の成果を出せるようになるまでに1年から2年、その実績をもとに待遇が改善されるまでにさらに1年程度を見ておくと現実的です。

    つまり、下がった水準が3年程度続く前提で家計を設計できるかどうかが、判断の分かれ目になります。

    生活費、住宅費、教育費などを踏まえ、どこまでの下振れなら受け入れられるのかを、活動を始める前に数字で決めておいてください。

    この線引きがあると、内定が出たときに迷わずに済みます。

    年下の上司のもとで働く可能性を想定しておく

    末永 末永

    年功による昇進が前提でなくなった今、実績のある人が年齢に関係なく役職に就くようになっています。

    そのため、未経験で入社すれば、年下の社員が上司になる場面は十分に起こり得ることです。

    このとき、経験年数や年齢を理由に指示を受け入れにくくなると、業務が滞るだけでなく、周囲との関係も悪化します。

    新しい領域では自分が学ぶ立場にあると割り切り、素直に吸収する姿勢を持てるかどうかが問われるのです。

    年齢にかかわらず学べる人は、どの職場でも早く立ち上がります。

    この姿勢自体が、30代の未経験転職における重要な適性のひとつだといえるのです。

    とはいえ、「自分は年下の上司とうまく働けるだろうか」「未経験の環境に適応できるだろうか」と不安を感じる方もいるでしょう。

    マジキャリでは、キャリアのプロと対話しながら自分の強みや適性を整理できるため、未経験転職に向いているかを客観的に考えたい方にもおすすめです。

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    一度の転職ですべてを叶えようとしない

    末永 末永

    年収を上げたい、未経験の職種に就きたい、リモートで働きたいなど、これらを一度の転職で同時に実現することは、現実的には困難です。

    そのため、優先順位を決めて段階的に進めます

    たとえば最初の転職では収入が下がることを受け入れて未経験の職種に入り、そこで2年から3年の実務経験を積みます。

    そのうえで次の転職において、経験者として年収や働き方の条件を交渉するという流れです。

    キャリアは1回の転職で完成するものではありません。数年単位で組み立てるものだと捉え直すと、目の前の一手を落ち着いて選べるようになります。

    スキルがない30代がやりがちな4つの失敗

    スキルがない30代の人が転職を決断した際、転職活動を成功させるためには注意点がいくつかあります。

    それぞれの注意点について解説するので、転職に失敗しないためにもこれらのポイントを押さえておきましょう。

    一旦応募しまくる

    スキルのない30代の転職は厳しいからといって、闇雲に応募しまくるのは避けるべきです。

    多くの求人に無計画に応募してしまうと、精神的にも体力的にも疲れてしまいます。転職活動はマッチングが重要であり、戦略的に進めることが成功の鍵です。

    サンプルスピーカー 末永

    特にスキルのない30代で転職を成功させるには、自分の経験やスキルに合った企業を厳選し、応募書類をその企業に合わせて作成する必要があります。


    これには時間と労力がかかりますが、最も効果的な方法です。

    闇雲に応募すると、書類作成や面接準備に追われ、結果的に質の高い応募ができなくなります。さらに、多くの企業に応募していると、お見送りが続くことで自信を失い、転職活動自体が苦痛になる可能性もあります。

    そのため、闇雲に応募するのではなく戦略的に進めることで、精神的・体力的な負担を減らすことがスキルのない30代の転職活動には大切です。

    とりあえず資格を取る

    スキルがないからといって、とりあえず資格を取るのは避けるべきです。

    もちろん、資格を取ること自体は良いことですが、転職においては資格よりも実務経験が重視されます。そのため、時間をかけて資格を取得しても、転職時にあまり役立たないことが少なくありません。

    例えば、IT業界に未経験で転職しようと考えて、情報処理技術者試験を受けたとします。しかし、企業が求めるのは即戦力となる実務経験のため、資格を持っていても実際の業務で使えるスキルや経験がなければ、評価されにくいのが現実です。

    そのため、資格を取得するよりもインターンシップやボランティア、短期バイトなどで実務経験を積んだ方が転職時に有利になる可能性があります。未経験だからと資格取得に時間をかけず、企業が何を求めているかを考えて、それを満たす条件を提示できるようになるのが転職で成功するためのコツといえます。

    ここに「一回で理想を叶えようとする」が入るはずなのにない

    友人や家族の意見だけで判断する

    友人や家族に相談することは大事ですが、転職のプロではないため、必ずしも正しいアドバイスをくれるとは限りません。

    例えば、友人に相談しても「30代から未経験で転職なんて余裕だよ!」といわれる可能性もあります。ただ、その言葉にはなんの根拠もないことが多く、転職を成功させるためのアドバイスとはいえません。

    友人や家族は親身になってくれる一方で、客観的な視点を持ちにくいことがあります。そのため、具体的なキャリアのアドバイスや転職市場の動向を知るには限界があります。

    サンプルスピーカー 末永

    そのため、エージェントやコーチングなど、転職やキャリアの知見が豊富なプロへの相談がおすすめです。


    第三者のプロな視点からのアドバイスを受けることで、自分に合った転職先やキャリアパスを見つけることができます。

    友人や家族の意見を参考にしつつ、最終的には専門家のアドバイスをもとに自分で選択や決断することが大切です。

    転職活動を一人で抱え込んでしまう

    30代の転職活動は、在職しながら進めるケースがほとんどです。

    業務をこなしながら、書類を作り、面接の日程を調整し、不採用の通知を受け止めることになります。この負荷を一人で抱えると、判断が短期的になりがちです。

    早く決めたいという気持ちが強まると、条件を十分に確認しないまま内定を受けてしまうことがあります。これは転職後のミスマッチにつながります。

    途中経過を共有できる相手を作っておくことは、精神的な支えになるだけでなく、判断を客観的に保つ意味でも有効です。

    スキルに自信がなかった30代がどこで認識を変えたのかを紹介

    ここからは、スキルや経歴に自信を持てずにいた30代が、どの時点で自己認識を変え、その後どう動いたのかを紹介します。

    いずれもマジキャリ公式noteに寄せられた受講者本人の投稿をもとに再構成しています。

    事例1:成果がないと思い込んでいた30代

    項目 内容
    相談時の認識 正社員から派遣、再び正社員へと移り、いずれも1年から2年で退職してきました。仕事で成果を出した経験がないと考えていました
    変わったこと 過去の出来事と当時の感情を掘り下げるなかで、成果がないと思っていた経歴から強みが次々に引き出されました。最終回で方向性が定まり、それまで知らなかった社内広報アシスタントという職種を知りました
    その後の動き 急がずに転職活動を進めています。ひとりで分析すると過去の経験から無意識に選択肢を狭めてしまうため、他者の視点が有効だったと振り返っています

    引用:マジキャリ公式note

    成果がないという認識の多くは、事実ではなく本人の解釈です。同じ経歴でも、掘り下げる相手がいるかどうかで見え方が変わります

    事例2:何が向いているかわからなくなった30代

    項目 内容
    相談時の認識 病院の事務職を5年務めた後、海外渡航を挟んで短期の派遣事務を転々としてきました。事務なら続けられるものの、楽しいと感じたことはなく、何が向いているのかがわからない状態でした
    変わったこと 強みを洗い出すワークでは、自分には当てはまらないと感じた項目が、説明を受けて納得できるものに変わりました。関心のある求人でも条件面で気持ちが冷める理由を掘り下げ、力を発揮しにくい環境の条件も具体化しています
    その後の動き 答えは職種でも働き方でもありませんでした。そのとき最もやりたいことを実現し続けることが自分の軸だと定まり、その目標から逆算して働く環境を選ぶ順序に切り替えています

    引用:マジキャリ公式note

    何をするかが決まらない段階では、どう決めるかを先に定めるほうが早く進む場合があります

    事例3:経歴に一貫性がないと悩んでいた30代

    項目 内容
    相談時の認識 3社を経験するなかで経歴に一貫性がなくなり、それが自信を失う原因になっていました。転職を決意しても面接が通らず、自分の強みを説明できませんでした
    変わったこと 過去を振り返る回で、自分を変えるために動くことが強みであり、それが中学時代から備わっていたと気づきました。周囲から軽んじられた経験と完璧を求めすぎる傾向が、自信を妨げていたと整理できています
    その後の動き 不採用が続いた局面で応募を重ねず、いったん立ち止まりました。将来設計を見直し、業界と職種を分解して強みを再確認した結果、当初想定していた営業職ではなく電気工事士にたどり着き、内定を得ています

    引用:マジキャリ公式note

    応募先を変える前に、判断の順序を変えたことが結果につながっています

    3つの事例に共通していることを整理

    3人の経歴も、たどり着いた答えもそれぞれ異なります。それでも共通点が3つあります。

    1つ目は、資格やスクールで新しいスキルを取得したのではなく、すでに持っていた経験を説明できる形に整え直した点です。

    2つ目は、3人とも独学での自己分析を試したうえで限界を感じている点です。

    自分にとって当たり前になっている行動は、自分では強みとして認識できません。

    3つ目は、答えが想定と違ってもよいと受け止めている点です。

    天職が見つからなかった人も、職種ではなく生き方に着地した人も、志望と異なる職種に進んだ人もいます。それでも、判断の基準を持てたことに価値を見いだしています。

    末永 末永

    スキルがないと感じている段階で不足しているのは、多くの場合スキルそのものではありません。自分の経験を評価し、言葉にするための視点です。

    30代の相談先としてエージェントとキャリアコーチングの違いを整理

    相談先には複数の選択肢があります。それぞれ目的が異なるため、自分の状況に合わせて選んでください。

    転職エージェントとキャリアコーチングを比較

    比較項目 転職エージェント キャリアコーチング
    主な目的 求人を紹介し、入社まで支援します 自己理解を深め、キャリアの方針を定めます
    費用 求職者は無料で利用できます 有料での提供が一般的です
    収益の仕組み 採用が決まった企業から報酬を受け取ります 利用者から直接料金を受け取ります
    扱う範囲 求人紹介、書類添削、面接対策、日程調整を担います 価値観の整理、強みの言語化、中長期のキャリア設計を担います
    転職しない選択 基本的には転職を前提とします 現職に残る判断も選択肢として扱います
    向いている人 応募したい業界や職種がすでに決まっている人に向きます 何を目指すべきかが定まっていない人に向きます
    末永 末永

    どちらが優れているという関係ではありません。

    方向性が定まっているのであればエージェントが効率的ですし、方向性そのものを決めたい段階であればコーチングが適しています。両方を並行して使う人も少なくありません。

    スキルがないと感じる30代にキャリアコーチングが向く理由を解説

    スキルがないという悩みの正体は、多くの場合、自分の経験を評価できていない状態にあります。この状態でエージェントに求人を紹介されても、どれを選ぶべきかの基準を持てません。

    キャリアコーチングでは、求人の紹介ではなく、まず自分自身の整理から始めます

    過去の経験を棚卸しし、価値観を言語化し、そのうえでどの方向へ進むのかを決めていきます。この順序で進めるため、転職しないという結論に至ることもあります。

    自分に何ができるのかがわからない、何を目指せばよいのかが定まらないといった段階にいる人にとっては、コーチングのほうが噛み合いやすいといえるでしょう。

    転職したいけどスキルがない30代におすすめの相談先は『マジキャリ』

    サンプルスピーカー 末永

    繰り返しになりますが、スキルがない30代の人の転職は非常に厳しいのが現状です。

    企業は30代の転職者には即戦力を求めていて、即戦力になるようなスキルをもっていない30代よりも20代を採用したいと思ってしまいます。それでも、スキルのない30代を採用する企業もありますが、中には慢性的に人手不足になっているようなブラックな業界や企業もあるため注意が必要です

    ただ、自分ではスキルがないと思っている人でも、客観的にみたら転職の武器となるようなスキルを持っている場合も少なくありません。自分のことを客観的に見ることは難しいため見落とされてしまうことが多いです。

    サンプルスピーカー 末永

    そのため、スキルがないと諦める前にキャリアコーチングサービスでプロに相談することをおすすめします。

    キャリアコーチングサービスでは客観的なプロの視点から、あなたが自分でも気づいていないようなスキルを発掘し、それを最大限活用する方法を一緒に考えてくれます。

    サンプルスピーカー 末永

    ただ、キャリアコーチングサービスはさまざまで、どれを選べばよいか迷う方も多いでしょう。


    そこでおすすめのキャリアコーチングがマジキャリ です。

    マジキャリは20代から30代のキャリアサポートを得意としており、自己分析から転職支援まで一貫したサポートが可能です。マジキャリを運営しているアクシス株式会社は、転職エージェントも運営しているため、キャリアに関する網羅的なサポートを特徴としています。

    専属のキャリアコーチが一対一でついてくれるため、あなたが見落としている転職の武器となるようなスキルや実績を発掘し、30代の転職をサポートしてくれます。

    スキルがないから、30代だからと諦める前に、一度マジキャリに相談してみましょう。今なら一回の相談を無料で受けられます。

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    マジキャリの利用を検討している人は、無料面談の流れや料金について詳しく解説している「マジキャリは無料相談だけでも大歓迎!利用するメリットも徹底解説」や「マジキャリの料金は高い?他のキャリアコーチングとの相場を徹底比較!」の記事も読んでみてください。

    マジキャリのサービスの特徴や利用者の体験談については「実際マジキャリの評判ってどう?利用者のリアルな声や料金を紹介!」の記事で紹介しています。

    転職したいけどスキルがない30代によくある質問

    最後に、転職したいけどスキルがない30代によくある質問をまとめて紹介します。

    あなた自身の状況や悩みと照らし合わせて参考にしてください。

    30代によくある転職理由とは?

    サンプルスピーカー 末永

    PR TIMESの調査によると、30代によくある転職理由ランキングの1位は「給与が低い」で33.3%となっています。


    続いて2位が「上司との人間関係」で24.2%、3位が「仕事の内容が合わない」で20%という結果です。

    30代は給与に対する不満が原因で転職を決める人が多いようです。30代になると出世する同僚との差が明確になってくる世代でもあるので、給与や待遇に対する不満が転職のきっかけとなりやすいのでしょう。

    面接でアピールできることがないのですが…

    サンプルスピーカー 末永

    ポータブルスキルを言語化しましょう。

    ポータブルスキルとは、コミュニケーション能力や問題解決能力など、どの職種でも活かせる汎用的なスキルです。これらのスキルは誰もが持っており、面接でも評価されます

    例えば、前職でのチームワークやリーダーシップ、プロジェクト管理の経験を具体的に説明することで、ポータブルスキルをアピールできます。これにより、自分の強みを明確にし、面接での印象を高めることが可能です。

    サンプルスピーカー 末永

    アピールできるスキルが見つからなかったり、アピールの仕方がわからない場合は、転職エージェントやキャリアコーチングを利用するのがおすすめです。


    プロのアドバイスを受けることで、自分の強みを見つけ、効果的にアピールする方法を学べます。

    そもそも転職って何歳からが難しいの?

    サンプルスピーカー 末永

    30代から転職の難易度は上がりますが、特に30代後半からの転職難易度はかなり高いといえます。

    改めて、年齢と転職難易度をまとめた表を紹介するので、参考にしてください。

    年齢 転職難易度 理由
    30~33歳 ・その業種・職種の経験はあって当然
    ・マネジメント経験があるとなお良い
    ・未経験での転職は難しい
    34~36歳 ・その業界・職種の経験はあって当然
    ・マネジメントの経験があるがあることも当然
    ・未経験での転職はほぼ不可能
    37歳以上 ・高い専門スキルやマネジメントの実績がないと転職自体が厳しい

    30代の転職の応募社数は何社?

    サンプルスピーカー 末永

    dodaが調査した「転職成功者の平均応募者数」によると、30代での平均応募者数は26.4社となっています。

    やはり30代では転職難易度も上がるため、20社以上の応募は必要のようです。

    注意点のパートで「応募しまくるのはおすすめしない」とお伝えしましたが、手当たり次第に応募するのではなく、マッチングを意識して応募するようにしましょう。

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