ENTP向いてる仕事

#自己分析 #MBTI

ENTP(討論家)に向いてる仕事とは?適性に合った職業10選を紹介!

この記事の監修者

末永 雄大

新卒で株式会社リクルートに入社し数百を超える企業の中途採用を支援。その後2012年アクシス株式会社を設立、キャリアコーチング事業、転職エージェント事業、Webメディア事業を複数展開。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。

この記事のまとめ

この記事ではENTP(討論家)に向いてる仕事について解説しています。

ENTPが適職を見つけるためには、まずはENTPの特性を理解することが大切です。より良い仕事を見つけるためのコツも紹介しているので参考にしてください。

目次

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    ENTP(討論家)に向いてる仕事とは

    ENTP(討論家)に向いてる仕事は、ある程度の裁量が与えられ、発信力が求められる仕事です。

    変化や刺激を楽しみながら、周囲を巻き込んで挑戦できる環境でこそENTPの力は発揮されます。常識に縛られず、新しい価値を生み出すことにやりがいを感じ、結果につなげる力を持っています。

    ENTPに向いてる仕事と向いてない仕事を一覧にまとめたので、参考にしてみてください。

    ENTPに向いてる仕事 理由
  1. 創業者
  2. 持ち前の行動力や発想力を活かせるため
  3. 経営コンサルタント
  4. 高いコミュニケーション能力と柔軟な発想力が活かせるため
  5. 営業
  6. 対人スキルと説得力のあるコミュニケーション術が活かせるため
  7. イベントプランナー
  8. 初対面でも臆せず話しかけられるコミュニケーション能力が活かせるため
  9. YouTuber
  10. 好奇心の強さ、行動力の高さが活かせるため
  11. ライター
  12. 好奇心と発想力の高さが活かせる仕事のため
  13. 大学教授
  14. 業務の幅が広く、刺激の多い仕事のため
  15. 探偵
  16. 好奇心の強さと対人スキルが活かせるため
  17. 転職エージェント
  18. 共感力と説得力の高さが活かせるため
  19. バーテンダー
  20. 相手に合わせたコミュニケーションが取れるため

    この記事では、ENTPに向いている仕事、向いていない仕事の特徴や、活躍しやすい職業を紹介します。ENTPらしい自由な発想や行動力が活きる働き方を見つけるためには、自分の適性を客観的に知ることが大切です。

    末永 末永

    ただし、直感的で好奇心旺盛なタイプなので、楽しそう、面白そうといった理由で仕事を選びがちです。興味の幅が広く、勢いで決めてしまうこともあるため、働き始めてから思っていたのと違うと感じてしまうことも少なくありません。

    だからこそ、自分の特性や価値観を客観的に整理しながら、納得できるキャリアを選ぶことが大切です。キャリアコーチングが受けられるマジキャリでは、国家資格を持つコーチが原体験をもとに自己分析をサポートしてくれます。

    強みや弱み、仕事選びの優先順位を明確にすることで、転職後のミスマッチも防げるのです。ぜひ活用してみてください。

    ENTP(討論家)とは

    NTPは、16タイプに分かれるMBTIの中でも、とくに好奇心が旺盛で、変化や刺激を楽しむタイプです。発想力に優れ、ユーモアを交えながら議論をリードする力を持ち、人との関わりの中で真価を発揮します。

    ここからは、ENTPの性格や、ENTP-AやENTP-Tといったサブタイプの違い、行動パターンの特徴についても詳しく解説していきます。

    ENTP(討論家)の性格

    ENTPは、好奇心旺盛で刺激を求める性格です。新しいことや変化が好きで、環境が目まぐるしく変わるような状況にも、前向きな気持ちでいられます

    常にもっと面白くできないか、もっと工夫できることはないかと考えているタイプで、独自のアイディアが次々にひらめき、周囲も驚くような発想力を持っています。

    突拍子もない発言も多いのですが、それもまたENTPらしさの一つです。

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    一方で、何も起こらない日常やルール通りの単調な作業にはすぐ飽きてしまい、モチベーションが維持できません。自由な発想を活かせる環境であれば、ENTP本来の行動力や柔軟性を最大限に発揮できます。

    ENTP-Aの特徴

    ENTP-Aは、自信があり、思い立ったら迷わずチャレンジするタイプです。好奇心が強いだけでなく、自分を信じる力も強いため、新しいことにもどんどん挑戦していきます。

    周囲からは、よくそんな思い切ったことできるなと思う行動も、本人にとっては普通のことで自然体です。

    何事も経験と捉えて楽しみながら取り組めるので、困難な状況に陥っても深刻になりすぎず、前向きに解決に向けて行動する力があります。そのため、チャンスを逃さずに積極的な挑戦を続けられるのがENTP-Aの大きな強みです。

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    新しい環境にもすぐに適応し、行動力を武器に道を切り拓いていく力を持っています。

    ENTP-Tの特徴

    ENTP-Tは、向上心が強く、何事においてももっと良くしたいという気持ちを持っているタイプです。ENTPらしいチャレンジ精神に加え、失敗や批判に敏感な繊細さもあるので、次はもっとこうしたい、もっとできるようになりたいという上昇志向があります。

    そのため、少しでも納得いかないと何度も見直したり、一人で考え込んだりすることも少なくありません。

    自分でしっかり振り返り、目標に向かって着実に努力を重ねられるので、成長スピードも早いことが特徴です。

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    自分に厳しく、目標に向かって妥協しないENTP-Tは、細かな部分にも手を抜かず、責任感を持ってやり遂げようとする粘り強さを持っています。

    ENTP(討論家)の3つの強み

    ENTPの強みと言えるところは変化を楽しみ、思いついたことをすぐ行動に移せるところです。活動的なそのエネルギーは、仕事においても強力な武器です。

    ここでは、より具体的なENTPが持つ強みを3つ掘り下げていきます。自分が置かれている環境を振り返りながら、ぜひ確認してみてください。

    プレッシャーに強い

    ENTPはプレッシャーに強いタイプです。責任ある立場や突発的な出来事が起こっても動じにくく、移り変わりの激しい環境や緊張感のある場面でも、落ち着いて対応でき、安定して仕事に臨めます

    そのため、その場を仕切ったり、周囲をリードする役割を引き受けたりすることも多いタイプです。トラブルや責任の重圧を感じる場面でこそ、ENTPの力が発揮されます。

    状況に合わせて空気を読みながら臨機応変に立ち回り、的確な判断や行動ができるので、ピンチをチャンスに変える力があるのです。

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    変化にも前向きに対応し、プレッシャーを力に変え自分の強みを発揮できるのがENTPの強みの一つと言えます。

    対人スキルが高い

    高い対人スキルを持っているのもENTPの強みです。初対面でも自然に話しかけられるコミュニケーション能力があり、誰に対してもフラットに接し、気さくな雰囲気で相手との距離をぐっと縮められます。テンポの良い話し方も得意です。

    そのため、初対面同士が集まる場面や緊張感のある空気でも、ENTPがいることで場が和やかになり、周囲の人が安心して話せる雰囲気を作り出せます

    自然と会話を盛り上げられ、ムードメーカー的な存在になることも少なくありません。

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    ENTPは、人と関わることでどんどんエネルギーを得ていくタイプなので、対人スキルを活かせる場面が多いと、本来の魅力を発揮しやすくなります。

    適応力が高い

    ENTPは、適応力が高いのも大きな強みです。何事も前向きに捉え、新しい環境や仕事内容にもすぐに適応できます。どのような状況でもポジティブに考え、楽しみを見つけながら柔軟に順応していく力を持っているのです。

    たとえば、急な異動や新しいプロジェクトに配属されたとしても、物怖じせずにすぐ自分なりのやり方を見つけて行動できます。

    状況に合わせてアプローチを変えたり、新しい人間関係にも馴染めたりと、変化を前向きに受け入れる柔軟さがあるため活躍できるフィールドは幅広くありますよ。

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    柔軟性と好奇心のバランスが取れているからこそ、どんな変化が起きても常に自分らしく力を発揮できるのです。

    ENTP(討論家)の3つの課題

    ここまで、ENTPならではの魅力や強みを中心に紹介してきましたが、同時に課題と言える側面もあります。どれだけ能力が高くても、自分では気づきにくいクセや傾向によって、知らず知らずのうちに周囲とズレが生じてしまうこともあるのです。

    ここからは、ENTPがより自分らしく活躍していくために意識しておきたい課題を3つ紹介します。思い当たる節があれば、これからの仕事や人間関係を見直すきっかけにしてみてください。

    アイディア倒れになりやすい

    ENTPは、次々と出てくるアイディアやひらめきに行動が追いつかないことが多く、結局実行されずに終わってしまうことがあります。思いつきやひらめきに対して、計画的に取り組むことが苦手なため、実行に移すまでの道筋が曖昧になってしまうのです。

    発想力に優れ、誰も思いつかないような独創的なアイディアを次々と生み出せる一方で、計画を細かく調整することや、作業を継続させることを苦手としています。

    そのため、計画の実行や運用に関しては、自分で進めるのではなく、つい他人に任せてしまいがちなタイプです。

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    ひらめきを活かすためにも、実際にどう行動に移すのかまでを落とし込む意識を持ちましょう。

    対人関係で摩擦が生まれやすい

    ENTPは、自分の意見をはっきり伝える傾向があるので、対人関係において摩擦が生じやすいタイプです。ENTPは議論が好きで自信を持って話すため、相手によっては圧が強いと感じたり、言い方がきついと思われたりしてしまうのです。

    本人としては事実を話したつもりでも、相手からすると、否定されたと受け取られてしまい、人間関係に溝ができる原因になることがあります。

    共感や配慮が足りない人と見られ、自己主張が強すぎる印象を与えてしまうのです。

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    自分の意見を通すだけでなく、相手との信頼関係を築くことを意識できれば、ENTPの魅力がより伝わりやすくなりますよ。

    優先順位が乱れやすい

    ENTPは、優先順位が乱れてしまう傾向があるので注意が必要です。好奇心旺盛なあまり、目の前のやるべきことよりも、新しいアイディアや興味のあるものについつい意識が向いてしまいます

    あれもこれもと同時に色々なことに取り組もうとしているうちに、気づけば本来優先すべき作業が後回しになってしまいがちです。

    一見順調にこなしているように見えても、本当は自分でも何をすべきかを見失ってしまい、混乱していることもめずらしくありません。

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    まず今何をすべきかを整理し、意識的にタスクの優先順位を見直したり、進捗を確認したりすることで、ENTPの行動力をより効果的に活かせますよ。

    ENTP(討論家)に向いてる仕事の特徴

    ENTPには多くの強みや魅力があり、それがあるゆえの課題もあります。ではこのような特徴を踏まえ、ENTPに向いてる仕事にはどのような共通点があるのでしょうか。

    ここからは、ENTPに向いている仕事の特徴について解説していきます。環境や仕事内容との相性によって、自分らしく力を発揮できるかが左右されますので、自分に合った条件を整理することが大切です。

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    向いてる仕事を見つける方法についてより詳しく知りたい方は、「やりたい仕事と向いてる仕事どっちが幸せ?適職を見つけるには自己分析が大事」で解説しているので参考にしてください。

    刺激が多い仕事

    ENTPに向いてる仕事の一つは、刺激が多い仕事です。新しい人や、新しいことが好きで、ワクワクしながら意欲的に取り組めるので、常に変化がある環境でもスムーズに順応できます

    次はどのようなことにチャレンジしようかと考えることで、自然とモチベーションが上がってくるのです。

    一方で、日々の業務にあまり変化がなかったり、出会う人が限られていたりすると、飽きてしまい意欲も下がります。新しい課題に挑戦するときや、さまざまな人と関わる機会が多い仕事で、ENTPは輝きます。

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    刺激や変化をストレスに感じないENTPだからこそ、動きが多くフレキシブルな仕事環境がぴったりです。

    裁量がある仕事

    裁量が与えられ、ある程度自分の判断で動ける仕事が、ENTPに向いてる仕事と言えます。

    行動力に優れ、思い立ったらすぐやってみたい性格なので、細かく指示されるよりも、自分で考え、ある程度自由に動ける仕事のほうが力を発揮しやすいのです。独自の工夫を取り入れながら進められると、モチベーションも自然と上がっていきます。

    即断即決も得意なので、ある程度の決裁権があるポジションのほうが、ENTPにとってはストレスを感じにくく、前向きに動けます。逆に、ルールや手順が細かく決まっている仕事だと、自分らしさを出しづらくなり、やる気が持続しません。

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    裁量と自由が与えられている環境で、ENTPならではの行動力や発想力が発揮されます。

    チャレンジする機会が多い仕事

    ENTPに向いてる仕事は、チャレンジする機会が多い仕事です。ENTPは向上心と好奇心が強く、新しいプロジェクトや課題にも、積極的に挑戦するタイプです。未知の領域でも、まずはやってみようという考えなので、環境の変化すらプラスに変える力を持っています。

    同じ作業を繰り返すよりも、新しい目標に向かってどんどん挑戦していくことにやりがいを感じ、モチベーションも高まっていきます。成長の機会が多い職場で力を発揮するのがENTPの特徴です。

    とくに、自分の成果が数字などで可視化されやすい評価制度や目標管理になっていると、より意欲的に取り組めます。

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    挑戦を楽しみ、学び続けるスタイルがENTPの持ち味であり、最も強みが活かされる働き方です。

    ENTP(討論家)に向いてる仕事10選

    ENTPに向いてる仕事の特徴がわかってきたところで、ここからは具体的に向いてる仕事10選を紹介します。ENTPの強みを活かせる仕事の中には、意外な職業やこれまで考えたことのなかった仕事もあるかもしれません。

    それぞれの仕事がなぜENTPに合うのか、特徴や強みの活かし方まで詳しく解説していきます。自分にぴったりの仕事を知るためのヒントにしてみてください。

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    自分に向いてる仕事の見つけ方についてもっと知りたい人は「向いてる仕事がわからない原因は?適職は「好き・得意・やりがい」から見つかる!」で詳しく解説しているので参考にしてください。

    創業者

    ENTPに向いてる仕事の一つは、創業者です。ゼロからビジネスを立ち上げ、新サービスの企画や資金調達、人材の確保など、挑戦的なミッションに次々と取り組む場面では、ENTPの行動力と発想力が大きな強みとして発揮されます。

    自らのアイディアを頼りに、スピード感を持ってどんどん実行に移せるだけでなく、自由な裁量を活かしながら、道なき道を切り拓いていきます。

    変化やトラブルすら楽しめるENTPは、創業初期の混沌とした状況でも、前向きに突破口を見つけて走り続けられるタイプです。

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    プレッシャーと刺激に満ちた日々を夢中で駆け抜けるスタイルは、ENTPにとって理想的なキャリアの一つと言えます。

    経営コンサルタント

    論理的に課題を分析し、相手を納得させる提案ができる経営コンサルタントは、ENTPに向いてる仕事です。むずかしそうと感じる人も多い仕事ですが、ENTPにとってはむしろ挑戦心をくすぐられる、魅力的な選択肢の一つになります。

    経営コンサルタントは、クライアントとの対話を通して問題の本質を見抜き、改善策を導き出す仕事です。

    ENTPの高いコミュニケーション力と柔軟な発想力が活きる場面が多く、複雑な状況でも冷静に突破口を探して進めていく力が求められます

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    ENTPのように議論を通して信頼を築けるタイプにとっては、強みである対人スキルと問題解決能力を存分に発揮できる、非常に相性の良い仕事です。

    営業

    営業もENTPに向いてる仕事で、とくに法人営業や提案型の営業職と相性が良いです。持ち前のコミュニケーション能力を活かし、相手のニーズを引き出しながら、説得力のある提案ができます。

    提案型の営業職は、単に商品を売り込むのではなく、相手の課題やニーズを深掘りしたうえで、最適なサービスや解決策を提案する営業スタイルです。ENTPはプレゼンも得意なので、商品やサービスの魅力を自分の言葉で伝え、相手の心を動かすことができます。

    プレッシャーがかかる場面でも堂々と振る舞え、相手の反応を見ながら柔軟に切り口を変えられる対応力も、営業職で活躍できる理由です。

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    ENTPにとって営業は、対人スキルと柔軟な発想力を同時に活かすことのできる魅力的な仕事の一つです。

    イベントプランナー

    毎回異なる企画や環境に関わるイベントプランナーも、ENTPに向いてる仕事の一つです。ゼロからアイディアを出し、関係者と連携しながらイベントを成功に導いていくプロセスにやりがいを感じ、ENTPの発想力と対人スキルも発揮できます。

    また、ENTPは不特定多数の人と関わることにも抵抗がないので、初対面でも臆せず話しかけられます。イベントごとに内容や関係者が変わるため、変化を楽しみたいENTPにとっても、毎回新鮮な気持ちで取り組める仕事です。

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    マンネリとは無縁の環境で、企画や調整の面白さを味わいながら働けるイベントプランナーは、働くことそのものがポジティブな体験になりやすい仕事です。

    YouTuber

    YouTuberは自由な発信活動ができるため、ENTPに向いてる仕事です。好奇心が強く、常に面白いことをやってみたいという気持ちがあるため、次々と新しい企画を思いつきます。

    また、思いついたアイディアをすぐ試してみて検証・改善できるのも、ENTPにとって夢中になれる理由の一つです。

    フリーランスとして活動するYouTuberは、企画から撮影、編集、配信までを一人で進める場面も多く、ENTPの行動力や柔軟性が活かせます。とくにスピード感を持ってトライ&エラーを繰り返せるのは、ENTPの強みが発揮できるポイントです。

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    枠に捉われずに自由に表現できるYouTuberは、ENTPにとって魅力的な働き方の一つと言えます。

    ライター

    ライターもENTPに向いてる仕事の一つです。発想力や好奇心を活かし、テーマに合わせてゼロから企画を考え、自由な発想で文章に落とし込んだりするプロセスは、ENTPの柔軟な思考力を活かせます。

    ENTPにとって飽きずに続けられる環境です。

    調べものやインタビューを通じて新しい情報に触れ、自分の中の引き出しを増やしていけることも、刺激を求めるENTPにとっては大きな魅力と言えます

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    好奇心を満たしながら、自分の言葉でさまざまなテーマの情報を発信できるライターは、ENTPにぴったりの仕事です。

    大学教授

    ENTPは大学教授のように、自由度が高く、知的好奇心を刺激される仕事にも向いています。研究や講義、執筆、学生とのディスカッションなど業務の幅が広く、日々の業務に変化があることは、飽きっぽいENTPにとって魅力的なポイントです。

    とくに文系分野であれば、フィールドワークや社会調査などを通して新しい情報に触れる機会も多く、ENTPの行動力や柔軟性が発揮されやすくなります。

    決められた手順に沿って実験を繰り返すだけのスタイルよりも、自らテーマを見つけ、自由に掘り下げていく研究スタイルのほうがENTPには合っています。

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    自由な発想で学びを深く探求できる大学教授は、ENTPにとってやりがいを感じやすい、向いてる仕事の一つです。

    探偵

    探偵もENTPに向いてる仕事です。刺激と変化の多い環境で、自ら動きながら真実を探ります。ENTPは、好奇心が強く、気になったことはとことん調べたくなるタイプなので、あらゆる手段を使って情報を集め、事実を知る過程にやりがいを感じるのです。

    ENTPは人との関わりも得意なので、聞き込みや調査対象者との接触といったコミュニケーションの場面でも対人スキルを発揮します。

    行動力と柔軟性が求められ、現場対応が多い仕事のほうが、ENTPの強みが活かされます。

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    論理的思考と直感的なひらめきを頼りに調査を行う探偵は、自分らしさを活かしながらも、飽きずに力を発揮できる仕事です。

    転職エージェント

    人と深く関わりながら柔軟に提案を重ねていく転職エージェントも、ENTPに向いてる仕事です。相手の状況や希望をヒアリングし、最適な選択肢を導き出すうえで、ENTPの高いコミュニケーション能力や説得力が活かされます。

    また、変化を楽しむことも好きなので、さまざまな相談者に対応することや、状況に応じてアプローチを変える必要がある場面でも柔軟に対応できます。

    さらに、すぐに信頼関係を築ける力や、相談者と企業の両方のニーズを汲み取りながら、伝え方を工夫できるというENTPの大きな強みを活かせるため活躍しやすいのです。

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    ENTPのように人の話をじっくり聞きながら、ときに背中を押してあげられるタイプは、転職エージェントの仕事に向いています。

    バーテンダー

    ENTPは、バーテンダーのように人との会話を楽しみながら働ける接客業も、向いてる仕事の一つです。その場の雰囲気やお客様の好みに合わせて、会話の内容や接し方を柔軟に変えられる接客力は、ENTPならではの強みです。

    ENTPは、不特定多数の人と関わる場面や、初対面の人が相手でも、自然に打ち解けられるコミュニケーション能力を持っています。

    聞き上手で、気配りもできるENTPは、お客様の話を引き出しながら会話を盛り上げ、その場の空気を明るくできます。

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    一杯のドリンクに心を込めながら、相手に合わせた接客ができるバーテンダーは、ENTPの社交性や柔軟性が活き、自分らしさが発揮できる仕事です。

    ENTP(討論家)に向かない仕事の特徴

    ENTPに向いてる仕事は数多くありますが、逆にどうしても向いていないと感じやすい仕事もあります。合わない仕事だと、いくら努力してもやりがいを感じづらく、毎日が退屈に感じてしまうのです。

    では、どのような環境や働き方が違和感やストレスにつながりやすいのでしょうか。ここからは、ENTPに向かない仕事の特徴を紹介します。

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    向いていない仕事を続けたときのリスクについて知りたい方は「合わない仕事を続けた結果はどうなる?自分に合った仕事の見つけ方を紹介!」で詳しく解説しているので参考にしてください。

    安定した仕事

    ENTPは、安定した職場環境に長くいると、モチベーションが維持しにくくなる傾向があります。毎日同じ業務を繰り返すだけで、展開が読めてしまう仕事ばかりでは、刺激や変化が足らず、ENTPは物足りなさを感じてしまうのです。

    事務系の公務員や大企業の総務部門などは、安定性があるものの、柔軟な発想やスピード感を求められるようなことは少なく、ENTPの強みが発揮される瞬間はあまり多くありません。

    新しい企画や、さまざまな人との出会いがあり、自分のアイディアをたくさん出せる仕事のほうが、より能力を発揮でき、自分らしく働けます。

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    ただし、安定した仕事であっても、環境や仕事の進め方を自分なりに工夫すれば、新しい発見や挑戦もできるはずです。

    業務の効率化や新しい仕組みを提案するなど、自分らしい工夫を取り入れることで、ENTPの創造性を活かしながら前向きに働き続けられますよ。

    ルーティンワーク

    ルーティンワークが多い仕事も、ENTPは力を発揮できません。なぜなら、発想力があり、どんどんアイディアを出すことに楽しみを見出すタイプなので、毎日同じような作業を繰り返すだけの仕事や決まったルールに沿って進める仕事は、やりがいや達成感を得られにくいためです。

    データ管理や事務作業などの業務では、創造的な発想が求められる場面が少なく、仕事に慣れるにつれて刺激が減ってしまいます。この場合、自分なりの工夫を加えたり、新しい改善提案を積極的に出したりすることで、ENTPらしさを発揮する必要があります。

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    もし単調さを感じ飽きてしまったときは、視点を変え、新しい発見や楽しさを見出してみてください。

    一人で取り組む仕事

    ENTPは、一人で黙々と作業を続ける仕事にもあまり向いていません。刺激や変化、人との交流があることでモチベーションが維持されるタイプなので、コミュニケーションの少ない職場や、他者との関わりが限られる業務では退屈になってしまいます。

    図書館司書や工場のライン作業などは、静かな環境でルール通りに業務をこなすことが多く、ENTPにとっては物足りなさを感じやすくなるのです。孤独感や刺激のなさにストレスも感じてしまいます。

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    このような仕事では、雑談する時間を意識的に設けたり、業務効率向上のための話し合いの場をつくる工夫を取り入れたりすることが大切です。

    自分の特性を理解し、対策を講じることで、前向きに働けるようにしていきましょう。

    ENTP(討論家)が向いてる仕事を選ぶための3つのポイント

    ENTPの特性や向いてる仕事を把握したうえで、いざ選ぶとなると、何を軸に選択すればいいのだろうと迷ってしまう方も少なくありません。

    ENTPが自分らしく働くには、好奇心を原動力にしながら、自分の考えを整理し、柔軟に行動できることが、共通する判断軸です。

    そこでここでは、ENTPのキャリア選びの際に意識しておきたい3つのポイントを紹介します。自分の強みを活かし、長く楽しんで働ける仕事を見つけましょう。

    飽きずに続けられるかを基準にする

    ENTPが自分に向いてる仕事を選ぶときは、飽きずに続けられるかどうかを判断するのが大切です。

    変化や刺激を求めるENTPにとって、同じ作業の繰り返しやマンネリ化している仕事では、退屈になってしまい、早い段階でモチベーションが維持できなくなってしまうリスクがあります

    そのため、仕事を選ぶ際は、長期的にワクワクしながら取り組めるかどうかを意識してください。

    仕事内容はもちろん、社風や人間関係、チャレンジできる環境が用意されているかも含めて、自分にとって刺激的で好奇心をくすぐられるかどうかを確認することが、相性の良い職場や働き方を見つけるうえで欠かせません。

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    何をしている時間が一番楽しいのか、自分の感覚に正直になって選ぶことがポイントですよ。

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    対話しながら頭の中を整理する

    ENTPは、誰かとの対話を通して自分の考えを整理しながら仕事選びをすることが重要です。ENTPは頭の中にアイディアがあっても、それを言語化するのに時間がかかり、自分一人では答えを出しきれないこともあります。

    人と話すことで初めて気づきを得られるタイプだからこそ、対話による思考整理がとても有効です。

    そのため、自己分析やキャリアの棚卸しをするときも、一人で黙々と考えるのではなく、対話を通じて進めるほうが向いています。

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    おすすめなのは、キャリアコーチングを活用することです。経験豊富な第三者と直接話しながら考えを整理すると、自分では気づけなかった価値観や強みを整理できますよ。

    中でも、伴走してもらいながら深く自己分析ができるマジキャリがおすすめです。マジキャリでは、国家資格を持つキャリアコンサルタントや元人事など、実務経験が豊富なコーチが、ENTPの原体験を丁寧に掘り下げてくれます。

    価値観や強みの言語化をサポートしてくれるので、自分に合ったキャリア選択ができるのが特徴です。

    現在マジキャリでは、初回の無料相談受け付け中です。自分に向いてる仕事や働き方をじっくり考えたい方は、まずは気軽に相談してみてください。対話を通じて、本当に納得できる選択肢を見つけてみましょう。

    働き方の自由度を確認する

    ENTPが自分に向いてる仕事を見つけるには、職種だけでなく、働き方の自由度にも注目することが大切です。ENTPは決められた手順に沿って動くより、自分の裁量で進められる環境のほうが力を発揮しやすく、やりがいも感じます

    そのため、仕事選びの際は業務内容だけで判断するのではなく、どれだけ自由に動けるか、柔軟な発想が活かせる現場かといった、職場環境との相性まで見極めてください。

    末永 末永

    社風や組織体制、チャレンジ精神が歓迎される文化かどうかも、ENTPにとっては大事なチェックポイントです。

    何をするかだけでなく、どのように働けるかも仕事選びの重要な軸として考えていきましょう。

    ENTP(討論家)に向いてる仕事を探したいならマジキャリがおすすめ

    ENTPは、自分に本当に合う仕事を探したいと思いながらも、思い立ったらすぐ行動してしまうので、自己分析や情報整理を後回しにしてしまいがちです。なんとなくの直感や勢いで仕事を選んでしまい、やっぱり合わなかったと後悔してしまうことも少なくありません。

    そのため、ENTPが自分に合ったキャリアを見つけたいときは、プロと一緒に、何が自分に向いているのか、どんな働き方を大切にしたいのかを整理することが大切です。

    ENTPは頭の中にアイディアがあっても、それを言語化するのはあまり得意ではありません。人と話しながら思考を深めるタイプなので、対話を通じてじっくり自己理解を深められるキャリアコーチングが活用できると有効です。

    キャリア相談の実績が豊富なマジキャリでは、転職市場に精通したコーチが、あなたの経験や思考のクセを丁寧に掘り下げながら、自己分析やキャリア設計をサポートしてくれます。企業側の採用視点や過去の面接データも踏まえて、よりミスマッチの少ない仕事選びが可能です。

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    現在、マジキャリでは初回の無料相談を受け付けています。何が向いているのか自分ではよくわからない、と感じているENTPの方は、ぜひ一度相談してみてください。話すことで、きっと新たな道が見えてきますよ。

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    ENTP(討論家)によくある質問

    ENTPについて調べていると、共通する行動パターンや、「本当にそうなの?」と思わず疑ってしまうような偏った見方もあり、気になっている方も少なくありません。

    そこでここでは、ENTPに関するよくある質問に答えながら、ENTPらしい特徴や、誤解されがちな理由をひも解いていきます。

    ENTPあるあるってどんなものがある?

    サンプルスピーカー 相談者

    ENTPのあるあるには、どのようなものがあるのでしょうか?

    コミュニケーションが大好きな自由人タイプなので、ENTPの特徴を捉えたあるあるはたくさんありますよ。ここでは代表的なものをいくつかご紹介します。

    末永 末永

    ENTPあるある

    • 人と話すことでテンションが上がる
    • 頭の回転が早い
    • 会話中に次々と話題を広げられる
    • 初対面の人にも興味津々
    • 何気ない会話でも盛り上がる
    • 予定を立てても気分次第で直前で変える
    • 議論好きで物事を追求したくなる

    人に興味があり、誰とでも遠慮なく話せるのですが、一方で思ったことをストレートに伝えるため、言い方が強くて自己中心的な人と誤解されてしまうこともあります。

    ENTPが頭がおかしいと言われるのはなぜ?

    サンプルスピーカー 相談者

    ENTPが頭がおかしいと言われているのはなぜですか?

    行動や発想があまりにも独創的で、誰もが思いつかなかったような画期的なアイディアが多いからです。さらに、思いついたらすぐ行動に移すので、周囲の理解が追いつかないうちにどんどん先に進んでいるように映り、驚かれてしまいます。

    サンプルスピーカー 末永

    ただ、この自由な発想力や即行動に移せるエネルギーは、間違いなくENTPの強みです。周囲との関係性や伝え方を少し工夫できれば、ENTPの魅力を最大限に活かせますよ。

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