ENFP(運動家)に向いてる仕事とは
ENFP(運動家)に向いてる仕事は、自由な発想を活かした人の心を動かす仕事です。独自の視点で物事をとらえ、相手の気持ちに自然と寄り添うENFPは、感情に訴える表現やアイディアで、人を前向きに導く力を持っています。
クリエイティブで、人とのつながりを感じられる環境に強いやりがいを見出すタイプです。ENFPに向いてる仕事と向いてない仕事を一覧にまとめたので、参考にしてみてください。
ENFPに向いてる仕事 | 理由 |
---|---|
人の気持ちに寄り添いながら支えることが得意なため | |
子どもの可能性を信じて支え続けられるため | |
コミュニケーション能力の高さと社交性が活きるため | |
感受性が豊かで共感力が強いため | |
直感的な言葉選びのセンスに優れているため | |
行動力の高さとエネルギッシュな特性が適しているため | |
好奇心が強く、人に影響を与える仕事にやりがいを感じるため | |
仕事への意義に共感しやすく、社交的な面が活きるため | |
コミュニケーション能力の高さと発想力が強みになる仕事のため | |
相手との距離を縮めるコミュニケーション能力の高さが活かせるため |
直感型のENFPは、感覚だけで仕事を決めてしまう傾向があるため、思っていた仕事と違ったとミスマッチを起こすこともめずらしくありません。本当に自分に合った仕事を選ぶには、自分の価値観や強みを客観的に見つめ直すことが重要です。
そのような深掘り型の自己分析が必要なENFPには、原体験をもとに強み・弱みを言語化できるマジキャリがおすすめです。国家資格を持つキャリアコンサルタントが丁寧にヒアリングし、ENFPならではの感性や行動特性を客観的に整理してくれます。

ENFP(運動家)とは
ENFPは、周囲を明るく照らす太陽のような存在で、人とのつながりを大切に、どんどん新しいアイディアを生み出すタイプです。
自由を愛し、感情豊かに行動するその姿は、多くの人をわくわくさせ、惹きつけます。思い立ったらすぐに行動し、刺激や変化のある環境でこそ本領を発揮するのがENFPです。
ここでは、ENFPの基本的な性格傾向や、同じENFPでもタイプによってどういう違いがあるのかを紹介します。
ENFP(運動家)の性格
ENFPは、E(外向型)・N(直感型)・F(感情型)・P(知覚型)の4つの指標で構成されており、柔軟で感受性が豊かなタイプです。人の気持ちを敏感に感じ取り、空気を読みながら動く直感力にも優れています。
また、新しい場所や新しい人と出会い、積極的に自分の知らない世界に足を踏み入れ、ひらめきと感情で自由に動く理想主義者です。
もっと良い方法があるはず、こうしたらもっと面白くなりそう、わくわくしながら、といった言葉をよく口にし、未来への期待や人とのつながりを大切にしています。

正しさよりも楽しさを優先し、目の前の出来事をポジティブにとらえて動く姿が、ENFPならではの魅力です。
ENFP-Aの特徴
ENFP-Aは、自信に満ちた自由人タイプです。ENFPらしいひらめきや行動力がありながらも、自分の感情に振り回されることなく、物事を前向きに、落ち着いて進めていける力を持っています。
いつでも明るく自然体でいられるのが特徴で、どのような場面でも自分らしく振る舞えます。自由を求めるENFPの基本的な性質に加えて、自分自身を信じる力が強く、芯があるのが特徴です。
困難な状況に直面しても、前向きに乗り越えようとする強さを持っており、周囲からも自然と信頼されていきます。

リーダーシップが求められる場面で力を発揮するので、人を巻き込みながら進めていく仕事に向いていますよ。
ENFP-Tの特徴
ENFP-Tは、感受性に優れ、相手の立場に立って物事を考えられるタイプです。ENFPらしい人懐っこさや行動力がある中で、感情の波を強く受けやすく、相手の痛みや不安に敏感に反応します。
その繊細さゆえに、場の空気を読むのが早く、言葉にできない感情にもそっと寄り添う力を持っています。人が好きというENFPの根本的な特徴に加えて、人の感情の動きにも敏感なENFP-Tは、人の気持ちに深く共感し、支えられるのです。
深いテーマを扱う創作活動や、心に寄り添うカウンセリング、相談支援などの仕事に向いています。

自分が目立つことよりも、信頼関係を大切にし、深く人と向き合う場面で本来の力を発揮するのがENFP-Tの特徴です。
ENFP(運動家)の3つの強み
自由を愛するENFPにはどのような強みがあるのでしょうか。柔軟な発想力や人懐っこさ、そして豊かな感受性に支えられた行動力は、ENFPの土台になっています。
ここでは、ENFPならではの代表的な強みを3つ紹介します。これまで気づかなかった自分の魅力や、仕事や人間関係にどう活かせるかのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
人を巻き込む力がある
ENFPには、人を巻き込む力があります。自分が心から良いと思ったことを、まっすぐな言葉で相手に伝え、自然と人の心を動かす能力を持っています。
相手の反応や気持ちにも敏感で、共感を示しながらも自分の思いを表現できるため、一緒にやってみたいと思わせる雰囲気をつくるのが上手です。
コミュニケーション能力も高く、相手の反応を見ながら、その場に合ったテンションや言葉でやり取りできるのも強みです。チームで協力する場面ではムードメーカーとして周囲を明るくすることもでき、自然とメンバーの中心的存在になることが多々あります。

人と関わりながらみんなの力で前に進めていく仕事で、周囲を巻き込みながら行動できるENFPの強みが存分に発揮されるのです。
信念を大切にして行動する
ENFPは、自分の信念を大切にして行動するタイプです。目の前の損得よりも、本質的に正しいことかどうか、本当に相手のためになっているかといった自分の価値観を大切にし、自分自身が納得してから動き出す傾向があります。
意義や理念に共感できたときには、気持ちを込めて物事に取り組めます。ただ淡々と仕事をこなすのではなく、自分の中でやる意義や目的を見出しながら本領を発揮していくのです。目の前の課題にも全力で取り組み、チームに対しても前向きな影響を与えられます。

一度やると決めたことに対しては前向きに、丁寧に向き合いながら取り組み、自分なりの正しさを信じて進もうとするのがENFPです。
創造力が豊か
創造力が豊かで、既存の枠にとらわれずに物事を考える力があるのも、ENFPの強みです。新しいものや面白いことが好きで、常にアンテナを張っているため、誰も思いつかなかったような新たな視点での発想を生み出します。
決められた型にはまらず、自分なりのやり方を見つけ、柔軟に対応することを好むタイプです。
ENFP独自のユニークさに加え、感性の鋭さも魅力の一つです。日常の何気ない出来事からもアイディアを膨らませ、心から共感できた言葉や考え方に影響を受け、斬新な提案をすることも少なくありません。

企画職やデザイン、コンテンツ制作など、自由な発想力やセンスが求められる仕事では、ENFP本来のひらめきや表現力が活かされ、持ち前の創造力を発揮します。
ENFP(運動家)の3つの課題
ENFPは、ひらめきや行動力、人を惹きつける魅力に溢れるタイプですが、強みがあれば、課題もあるものです。持ち前の感受性の強さや直感的な行動スタイルがあるからこその、悩みやストレスもあります。
ここからは、ENFPが仕事や人間関係で気をつけておきたい代表的な課題を3つ紹介します。少し意識するだけでも、ENFPらしさを活かしながら、より快適に働けるようになるのでぜひ参考にしてみてください。
飽きっぽい
仕事を一人で抱え込みがちなのもENFPの特徴です。人の気持ちに敏感で、期待に応えなければという思いが強いため、周囲から何かをお願いされると断れず、多くの仕事を一人で抱え込んでしまいます。
共感力が高く、相手の立場に立って物事を考えすぎるあまり、自分が何とかがんばれば済むと思い込んでしまうのです。遠慮してしまい、助けを求めるのにも気が引け、自分の負担がどんどん大きくなってしまいます。

仕事を一人で抱え込まないためにも、余裕がないときは素直に伝える、無理なことは無理と言う勇気を持つなど、少し意識してみるだけでもだいぶ変わります。
自分のキャパシティを意識して線引きし、無理のないように調節することが大切です。
感情の波が激しい
ENFPは感受性が豊かで、共感力も高いため、自分の気持ちの浮き沈みも激しくなりやすい傾向があります。人一倍喜び、感動できるタイプだからこそ、反対に落ち込むような出来事があれば気持ちを引きずりやすく、仕事に集中できなくなってしまうのです。
周囲の雰囲気や相手の感情にも影響を受けやすく、自分では意識していなくても、知らず知らずのうちに気分が左右されてしまっている場面も少なくありません。とくに、人間関係のトラブルや職場の空気が重いと感じると、パフォーマンスに影響が出ます。

感情の波に飲まれないようにするためにも、毎朝5分間だけ深呼吸をする、こまめに気持ちを書き出す、気分転換できる趣味を見つけるなど、自分なりのリセット方法を取り入れるのがおすすめです。
仕事を抱え込みやすい
仕事を一人で抱え込みがちなのもENFPの特徴です。人の気持ちに敏感で、期待に応えなければという思いが強いため、周囲から何かをお願いされると断れず、多くの仕事を一人で抱え込んでしまいます。
共感力が高く、相手の立場に立って物事を考えすぎるあまり、自分が何とかがんばれば済むと思い込んでしまうのです。遠慮してしまい、助けを求めるのにも気が引け、自分の負担がどんどん大きくなってしまいます。

仕事を一人で抱え込まないためにも、余裕がないときは素直に伝える、無理なことは無理と言う勇気を持つなど、少し意識してみるだけでもだいぶ変わります。
自分のキャパシティを意識して線引きし、無理のないように調節することが大切です。
ENFP(運動家)に向いてる仕事の特徴
ENFPは、自分の感性や価値観を大切にしながら、人との関わりを通して力を発揮します。一方で、感情の波や飽きっぽさ、一人で抱え込んでしまいやすい側面もありますので、働く環境との相性が非常に重要です。
ENFPがいきいきと働ける仕事には、いくつかの共通点があります。自分の魅力が活きる環境を知ることで、安心して、長く前向きに働けますよ。
関連記事
向いてる仕事を見つける方法についてより詳しく知りたい方は、「やりたい仕事と向いてる仕事どっちが幸せ?適職を見つけるには自己分析が大事」で解説しているので参考にしてください。
働くことの意味や価値を感じられる仕事
ENFPは、自分の仕事の価値や意味を明確に持っておきたいタイプです。給料や働きやすさだけで判断するのではなく、その仕事を通して誰の役に立てるのか、自分の仕事に誇りを持てるかどうかを大切にします。
真に人のため、社会のためになり、やりがいや仕事の意義を感じられる仕事であれば、自然とモチベーションが高まり、前向きに取り組めるのです。逆に、自分の仕事に自信が持てなくなると、気持ちが入らず、やる気が失われてしまいます。

どのようなときにやりがいを感じるのか、何を大切に仕事したいのかを見つめ直すことで、ENFPに向いてる仕事が見つかり、自分らしく誇りを持って働けるキャリアが見えてきますよ。
人に影響を与えられる仕事
人に影響を与えられる仕事は、ENFPにまさに向いてる仕事です。自分のことよりも、誰かの役に立つことや、相手の成長や変化に関われることが何よりも嬉しく、その人の力になれたと実感できたとき、ENFPのモチベーションは一気に高まります。
社交性や共感力が高いため、人と関わることで本来の力を発揮しやすいのもやりがいを感じられる理由の一つです。相手の感情を読みながら、自然と寄り添えるため、信頼関係を築くことにも長けており、チームの中でも安心感のある存在になれます。

人や仲間を大切にしながら、関わる人にポジティブな影響を与えられるような仕事は、ENFPの魅力が存分に発揮される理想的な環境です。
変化が多い仕事
ENFPに向いてる仕事の一つに、変化の多い仕事があります。毎日同じ作業の繰り返しや、決められたルーティンを淡々とこなす仕事よりも、日々違う刺激や変化を感じられる仕事の方が、ストレスなく、楽しみながら取り組めます。
状況に応じて臨機応変に対応し、柔軟な考えが必要とされる現場や、さまざまな価値観を持つ人たちと関わる仕事では、ENFPの適応力や行動力が活かされます。
新しい環境にもすぐ順応できるので、変化の中で自分なりに工夫をし、楽しさややりがいを見出しながら前向きに働けるのです。

決まった場所で同じことを続けるよりも、次々に新しい刺激を受けながら働ける環境の方が、ENFP本来の魅力を発揮しやすくなります。
ENFP(運動家)に向いてる仕事10選
ENFPに向いてる仕事の特徴がつかめてくると、具体的にどんな職業が合っているのかが気になってきますよね。
そこでここからは、ENFPの特性を活かしやすい、とくに向いてる職業10選を紹介していきます。それぞれの職業がなぜENFPに向いているのか、どんな場面でENFPらしさを発揮できるのかに注目しながら、自分に合いそうな職業を見つけてみてください。
関連記事
自分に向いてる仕事の見つけ方についてもっと知りたい人は「向いてる仕事がわからない原因は?適職は「好き・得意・やりがい」から見つかる!」で詳しく解説しているので参考にしてください。
カウンセラー
ENFPは、人の気持ちに寄り添いながら支えることが得意なため、カウンセラーは向いてる仕事です。相手の言葉にじっくり耳を傾け、共感しながら気持ちを汲み取る力に長けており、話を聞いてもらえて良かったと感じてもらえるような関係性を自然に築けます。
一人ひとりの背景や悩みに真剣に向き合い、少しずつでも前向きな気持ちになってもらえるよう関わることに、大きなやりがいを感じます。人との関わりを通じて、相手の変化や成長に貢献できることも、ENFPにとって大きな喜びです。

感情の動きに敏感で、人の痛みに寄り添えるENFPだからこそ、心のケアに携わる仕事ではその強みを発揮できます。
教師
ENFPは、教師も向いてる仕事の一つです。子どもの可能性を信じて支え続けられるENFPの姿勢は、教育現場で大きな力を発揮します。教えてあげるというよりも、一緒にがんばろうと生徒に寄り添う姿勢が特徴です。
ENFPの子どもの可能性をまっすぐに信じる姿勢が、生徒の心に火をつけます。できないことを責めるのではなく、できたことを一緒に喜びながら、次のチャレンジに向けて前向に導いていけるため、子どもたちの自己肯定感も高まります。

どのような子どもが相手でも前向きに関わり、可能性を見つけて伸ばすことに喜びとやりがいを感じるのがENFPです。
イベントプランナー
人を楽しませたり感動させたりすることにやりがいを感じるENFPは、イベントプランナーも向いてる仕事の一つです。多くの人を巻き込みながら企画を進めていくこの仕事では、ENFPの明るさや社交性、アイディアが強力な武器になるのです。
不特定多数の人と多く関わる場面でも、ENFPは持ち前のコミュニケーション能力で自然と距離を縮め、明るい空気をつくれます。人に喜んでもらいたい、驚かせたいという気持ちが原動力なので、イベントのような、誰かの心に残る体験を届ける仕事にやりがいを感じます。

アイディアと熱意で人を動かし、誰かの記憶に残るような感動の場を演出できるのがENFPです。
俳優
感受性が豊かで、人の気持ちに強く共感できるENFPに向いてる仕事として、俳優も当てはまります。役の感情を自分のことのように理解し、自然に表現できます。自分の役を通じて誰かの心を動かしたい、感動させたいという思いを強く持てるタイプです。
人前に出ることを恐れず、自分の気持ちや思いを言葉や動きで伝えられます。役になりきるだけでなく、演技を通して観客と心を通わせようとする姿勢もあり、舞台や映像の世界でもENFPならではの魅力が輝きます。

俳優は、ENFPの感情を伝える力と人を魅了するオーラを活かし、自分らしさを舞台で自由に表現できる仕事です。
コピーライター
コピーライターもENFPに向いてる仕事の一つです。直感的な言葉選びのセンスに優れ、ひらめきやインスピレーションをもとに、心を動かす表現を生み出すセンスがあります。
型にはまらない自由な発想で、オリジナリティあるキャッチコピーやメッセージを生み出すことにやりがいを感じられますよ。
ENFPは人の気持ちを察知する力も高いため、ターゲット層の感情に寄り添った言葉づくりができます。こういう言葉が刺さりそうと、感覚的に読み取る力に優れているため、読み手の心に響く表現を自然とできるのです。

自分の感性と言葉で人を動かしたいENFPにとって、コピーライターはその力を存分に活かせる仕事です。
起業家
ENFPは、起業家としての適性もあり、独自の発想力で理想やビジョンを描き、人を巻き込んで実現に向かって動いていく力を持っています。可能性を感じたことにはすぐ挑戦しようとする行動力や、自ら道を切り拓いていくエネルギッシュさが活かせますよ。
起業にはさまざまな想定外の出来事がつきものです。柔軟に対応できる適応力の高さが必要で、失敗してもすぐに切り替え、すぐ次のアイディアで乗り越えようとする前向きさが、起業家には欠かせません。

自由な発想と行動力、そして人を巻き込む力を兼ね備えているENFPにとって、ゼロから何かを生み出していく起業家も、向いてる仕事の一つです。
インフルエンサー
豊かな発想力を活かして、わくわくするような企画やコンテンツを次々と考えていくインフルエンサーも、ENFPに向いてる仕事の一つです。
ひらめきや好奇心を形にして伝えるのが得意で、多くの人の興味や関心を惹きつける力があります。この特性はSNSでも発揮され、見る人に親近感を与えるのです。
ENFPは、人に良い影響を与えることでやりがいを感じ、モチベーションを高めていきます。自分の発信によって誰かを元気づけたり、前向きな気持ちにさせられたりすると、そこに大きな価値を見出すのです。

自分の感性や世界観を自由に発信し、さまざまな人とつながりながら影響を与えられるENFPはインフルエンサーの素質を持っています。
NPO職員
NPO職員も、ENFPに向いてる仕事といえます。誰かのためになることに強い信念を持っているため、困っている人の力になりたいと心から思えるのがENFPの特徴です。そのためNPOの仕事には強い意義を感じやすく、高いモチベーションで取り組めます。
さらに、ENFPは社交的でエネルギッシュな面も強いため、NPOの活動で求められる発信力や広報的な役割においても活躍できます。多くの人と関わりながら、共感を生み、行動を促すことができるため適しているのです。

誰かの役に立ちたい、社会に良い影響を与えたいという思いを行動に移せる仕事なので、意義を感じながら、自分の軸を大切に働けます。
広報
広報は、ENFPに向いてる仕事です。人との関わりが多く、周囲を巻き込みながら広報していくためには、ENFPのような社交性と高いコミュニケーション能力が重要です。
相手との距離を自然と縮め、信頼関係を築くことが上手なため、社内・社外問わず適切なやり取りができ、調整もスムーズです。
発想力に優れ、今の時代に合った発信の仕方についても敏感なので、イベントの企画やマーケティング戦略を考える際にも活躍します。これまでのやり方に縛られず、常に情報をアップデートしながらトレンドに合わせた広報をし、そこに周囲を巻き込めるのがENFPです。

ENFPならではの特性が活かせるため、広報の現場では自分らしく強みを発揮し、やりがいを感じながら働けますよ。
営業
ENFPは営業にも向いています。初対面でもすぐに相手との距離を縮めることができる社交性があり、安心感を与えながら自然に信頼を得られるので、向いてる仕事の一つです。
ENFPは、第一印象でも良い印象を持たれやすく、話すことが得意で、相手に合わせながらテンションや話し方を変えられます。
押しの強い提案型営業よりも、相手の悩みに寄り添いながらじっくり話を聞き、共感をベースに自社の製品でその悩みを解決していくスタイルの営業で本来の力を発揮します。無理に売り込むのが嫌いなタイプなので、相手のニーズにマッチした提案をするのがENFPです。

持ち味である人懐っこさや傾聴力、共感力が、営業の現場でも大きな強みになります。
ENFP(運動家)に向かない仕事の特徴
ENFPに向いている仕事が具体的に見えてくると、逆にどのような仕事が向いていないのかも気になってきますよね。ENFPは、感性や直感を大切にしながら人と関わることを得意とするため、その特性と相性が良くない仕事もあります。
そこでENFPの魅力が発揮されにくい仕事の特徴についても確認してみましょう。苦手な仕事の傾向を知り、自分らしく働ける環境を選ぶことが大切です。
関連記事
向かない仕事を続けたときのリスクについて知りたい方は「合わない仕事を続けた結果はどうなる?自分に合った仕事の見つけ方を紹介!」で詳しく解説しているので参考にしてください。
人との交流が少ない仕事
ENFPは、人との交流が少ない仕事には向いていません。E(外向型)の性質を持っているため、一人で黙々と作業を続けるような環境では物足りなさを感じ、やる気が出なくなってしまうのです。
人と関わることでエネルギッシュになっていくので、刺激の少ない環境だと集中力も続きません。
ENFPはコミュニケーションを通して相手と関係性を築いていくことにやりがいを感じるタイプです。誰かと関わることで、自分の役割や存在価値を感じながら働けるため、人の交流の少ない仕事では本来の力を発揮できなくなってしまいます。

研究職や在庫管理、倉庫作業など、作業がルーティン化していて、人との接点が少ない仕事では、こまめに周囲と会話する機会を意図的につくるなど、人とのつながりを意識して働くことが大切です。
ルールが厳格な仕事
ルールが厳格で自由度の低い仕事だと、ENFPはすぐに飽きてしまいがちです。P(知覚型)の性質を持っており、あらかじめ決められた通りに進めるよりも、その場の流れに合わせて柔軟に対応する方が、本来の力を発揮します。
ENFPは発想力が豊かで、ひらめきを活かして動くことにやりがいを感じるタイプです。ルールに縛られすぎると、独自の発想力が活かされなくなり、仕事そのものに魅力を感じなくなってしまいます。

工場作業やデータ入力のように、マニュアル通りの運用を求められるような仕事では工夫が必要です。自分なりに小さな改善提案をしてみることで、やりがいや楽しさを見出すことができるようになります。
数字やデータ分析が中心の仕事
ENFPは、数字やデータを中心に扱う仕事に魅力を感じにくいタイプです。人の感情や背景に目を向けることが得意なENFPにとっては、事実や客観性に基づいて分析する作業に、どこか情熱を持って向き合うことができない自分がいるため、やる気が出にくくなってしまいます。
ENFPは、数字で成果を出すよりも、誰かの役に立てている実感や、関わる人との関係性を大切にします。そのため、ただ正確さを求められるだけの仕事では、モチベーションの維持がむずかしくなってしまうのです。

財務や会計、法務など、人との関わりが限られ、ミスのないよう処理することが求められる仕事では、チーム内で意見を出し合うようにしたり、分析結果を共有したりする時間をつくることで、やりがいや楽しさを見出せます。
ENFP(運動家)が向いてる仕事を選ぶための3つのポイント
ENFPの魅力を活かせる仕事もあれば、逆に強みが活かしにくくなる仕事もあります。では、何を基準に仕事を選べばいいのでしょうか。ENFPは直感や勢いで選びやすいタイプなので、よりポイントを押さえておくことが大切です。
そこでここでは、ENFPが自分に向いてる仕事を選ぶために意識しておきたいポイントを3つに絞って紹介します。迷ったときのためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
大切にしたい価値観を明確にする
ENFPが自分に合った仕事を選ぶうえで欠かせないのが、どのような価値観を大切にして働きたいか、ということです。ENFPは、仕事をする意味や意義を感じられないと、やりがいを見出せず、結果としてモチベーションが低下します。
給料や働きやすさといった待遇面よりも、何のために働くのか、本当に誰かのためになっているのか、という視点を大切にするタイプです。仕事の目指すべき方向性が自分の信念と一致すれば、驚くほどの力を発揮します。

まずは過去の経験を振り返って、心からやって良かったと思えた瞬間を思い出してみてください。そこには、あなたが大切にしている価値観があるはずです
その価値観が定まれば、仕事選びにおける軸もブレなくなります。
関連記事
自分の価値観を明確にする方法について深く知りたい方は、「【誰でも簡単】自己分析のやり方を紹介!よくある失敗や注意点も解説」で詳しく解説しているので参考にしてください。
人と話して考えを整理する
ENFPが自分に向いてる仕事を選ぶときは、一人で考え込むのではなく、人と話して考えを整理していく方が効果的です。ENFPは対話を通じて自分の本音に気がつき、言葉にしながら自分の価値観や優先したいことを整理できます。
友人や信頼できる先輩と話してみるだけでも、視点が広がって新たな気づきを得ることができますが、将来に関わる大切な選択なので、プロの意見を取り入れるのがベストです。
価値観やキャリアの優先順位を丁寧に整理してくれるマジキャリでは、国家資格を持つキャリアコンサルタントが、ENFPの思考や希望を汲み取りながら、一人では気づきにくい視点からキャリア選択をサポートしてくれます。
正解のないキャリア選びでも、納得した判断ができるようになるはずです。

現在マジキャリでは、初回のキャリア相談を無料で受け付けています。将来に迷ったときこそ、信頼できるプロと話すところから一歩を踏み出してみてください。
興味があることを経験してみる
気になった分野の仕事を実際に体験してみるのが、ENFPに向いてる仕事を選ぶための一番の近道です。ENFPは考え込むよりも、実際に働いてみて感覚的に相性をつかんでいくタイプなので、経験してみることで気づくことがたくさんあります。
インターンや職場見学、副業など、気軽に始められる方法を使って、少し試してみるだけでも十分です。思っていたより楽しかった、自分には合わなかったといった感覚がつかめます。

最初から完璧な答えを出そうとするよりも、興味を持ったらまず行動に移してみることが大切です。
ENFP(運動家)に向いてる仕事を探したいならマジキャリがおすすめ
ENFPは、直感やひらめきを信じて行動する傾向があるため、とりあえずやってみようと新しい環境に飛び込むことも少なくありません。
そのような柔軟さが強みでもありますが、一方で、本当にこの仕事は自分に合っているのかと、あとから不安を感じることも多いタイプです。
感覚的に合わないと感じると、やる気が出なくなったり、別のことに興味が移ってしまったりと、長続きしにくい傾向もあるため、自分の特性とマッチした仕事を見極めることが、長く前向きに働くために欠かせません。

おすすめなのは、プロと一緒に進めるキャリアコーチングです。ENFPは、対話の中で自分の価値観や本音に気づけるタイプなので、一人で悩むよりも、第三者の視点を取り入れながら自己理解を深める方が向いています。
転職市場にも精通したマジキャリを運営しているアクシス株式会社は、キャリアコーチングに加えて、転職エージェントとしての実績も豊富です。国家資格を持つコンサルタントや元人事経験者が、ENFP特有の思考や価値観を汲み取りながら、ミスマッチが起きない仕事選びをサポートしてくれます。
さらに、企業がどんな人物を求めているのか、どのようなスキルが評価されやすいかといった、採用側の視点も把握しているため、入社後の活躍までを見据えたアドバイスを受けることが可能です。
現在、マジキャリでは初回のキャリア相談を無料で受け付けています。これからのキャリアに迷いがある方は、ENFPらしい柔軟さを活かして、まずは話をしてみることから始めてみましょう。前向きな新しい一歩が、きっと見つかるはずです。
安心転職コース
内定率
*22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。

キャリア相談をする

ENFP(運動家)によくある質問
感受性や発想力に優れたENFPですが、その分、まわりと違う感性を持つ自分に不安を感じてしまいがちです。
ここでは、ENFPが抱きやすい疑問について取り上げ、丁寧に回答していきます。
ENFPは社会不適合って言われているのはなぜ?

なぜENFPは社会不適合と言われることがあるのでしょうか?
社会不適合者と言われることがあるのは、ENFPが自由で柔軟な働き方を好むためです。ルールや枠組みに厳格な職場だと、周囲からは空気が読めない人、自己中心的に見えるなど、誤解を受けてしまいます。

しかしそれは、ENFPに問題があるわけではなく、単に職場との相性によるものが大半です。ENFPだからこそ活躍できる職場環境はたくさんあります。無理に合わせようとしなくて大丈夫です。自分の強みが活きる職場を選びましょう。
ENFPに向かない職業は?

ENFPに向かないのは具体的にはどのような職業ですか?
ENFPに向かない職業は、データアナリストや経理、資料作成中心の事務職などです。これらの仕事は、数値やデータをもとにした分析や処理が中心なので、自由な発想や感情を大切にするENFPにとっては、やりがいや面白さを感じにくい傾向があります。

ただし、職場の雰囲気や与えられた裁量次第では、ENFPらしく活躍することも十分可能です。たとえば、分析結果をプレゼンする機会があることや、さまざまな人と連携しながら企画提案に関わるような環境であれば、ENFPの得意分野が発揮されます。
仕事内容だけで判断せず、自分の価値観との相性をしっかり見極めましょう。
初回の無料相談も行っていますので、積極的に活用し、自分一人では気づけなかった本当に向いてる仕事を見つけてみましょう。