転職エージェントを途中で退会・解約するのは問題ない
利用中の転職エージェントが自分にあわないと感じたら退会しても問題ないので、無理に続ける必要はありません。
転職エージェントは企業から成功報酬を受け取るビジネスモデルのため、求職者は完全無料で利用できます。
そのため、利用規約上もペナルティや違約金が発生することはなく、基本的には好きなタイミングで退会できます。
ただし、内定を受けた後や面接の日程が確定した後の退会は、転職エージェントと企業の双方に迷惑をかけるのでなるべく避けましょう。
トラブルを起こす辞め方をするとブラックリストに載ってしまい、再登録したくなったときにサポートを受けられなくなる可能性があります。
転職エージェントの費用や違約金が本当に無料なのか?については、下記の記事も参考にしてみてください。
転職エージェントを退会・解約する人の主な理由
転職エージェントを退会・解約する人によくある4つの理由を紹介します。
担当者との相性の悪さ
担当のキャリアアドバイザーと相性があわないのが最も多い退会理由です。
相性が悪い理由は人それぞれですが、以下のようなケースが多く見られます。
キャリアアドバイザーとの相性が悪いケース
- メールや電話に対する返信が遅い
- 希望条件と異なる求人を紹介される
- キャリアアドバイザーの意見に全く共感できない
- 応募を無理強いされているように感じる
キャリアアドバイザーも人であり、どうしても性格や特徴があわないケースはあります。
キャリアアドバイザーとの相性が悪い場合は、退会する前に改善してほしい点を伝えたり、担当者の変更を依頼したりすると良くなる可能性がありますよ。
それでも改善されない場合に退会するのも1つの手です。
家庭の事情や健康上の問題
健康面や家庭の事情により、やむを得ず転職エージェントを退会する人もいます。
プライバシーな理由なので、無理して詳細を伝える必要はなく「私の諸事情により」と伝えて問題ありません。
ただし、状況次第で再び転職活動を始めようと考えている人は、退会せずに休止を依頼する方法もあります。
その場合は丁寧にお願いし、再開したときに気持ちよくサポートしてもらえるようにしましょう。
これまでのサポートへのお礼や中断することへのお詫び、再開する際にはまたサポートしてほしいという点を伝えるとよいですね。
キャリアプランを実現するための中断
転職エージェントに相談しながら活動を進める中で本当に望むゴールが変わり、現職の再評価やキャリアプランの見直しをするために中断する場合があります。
例えば、転職活動中に現職での昇進チャンスや希望するプロジェクトに関われる可能性があると気づき、もう一度現職で頑張ってみようと決断するケースです。
また、希望する業種や職種に就くには、スキルや経験が不足していたというケースもあります。
こうしたケースでは、転職エージェントを退会せざるを得ません。
他の転職サービスやルートで内定が決まった
別の転職エージェントやサイト、知人の紹介などで内定をもらった企業に転職を決め、退会するケースです。
この場合は、キャリアアドバイザーへ正直かつ迅速に伝える必要があります。
特に最終面接の前後まで選考が進んでいる企業があり、辞退をするのであれば早めに伝えないと迷惑がかかってしまいます。
今後、また転職を考えたときに再登録する可能性を考え、印象の良い対応を心がけましょう。
転職エージェントを退会・解約する方法
転職エージェントを退会する方法は、主に以下の2つがあります。
急ぎでない場合や担当者に直接伝えるのに抵抗がある場合は退会フォーム、選考中の企業があるなどですぐに伝えるべき場合は担当者へ直接連絡しましょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
公式サイトの退会フォームから手続きする
転職エージェントによっては、公式サイトの会員用マイページや特別フォームから退会申請ができます。
退会フォームが用意されている場合は、手順に沿って必要事項を記入していき、送信するだけです。
ただし、退会申請用のフォームがない転職エージェントもあり、その場合はお問い合わせ窓口から退会したい旨を入力して申請しなければいけません。
退会フォームや問い合わせ窓口から退会申請する場合は、受付と処理に時間がかかるケースがあります。
応募中の企業があって急いで退会申請をしなければいけない場合や、なるべくスピーディーに退会したい場合は、次で紹介するキャリアアドバイザーに直接伝える方法がおすすめです。
電話やメールで担当のキャリアアドバイザーに伝える
続いては、担当のキャリアアドバイザーにメールや電話で直接連絡をして退会する方法です。
電話で伝えるとメール作成の手間がないため、最も速く手続きを進められ、メールは直接伝える緊張が和らぎます。
ただし、退会する転職エージェント経由で選考が進行中である場合は早めの対応が必要なので、キャリアアドバイザーに直接連絡してお詫びも伝えましょう。
ちなみに退会する際はキャリアアドバイザーから理由を聞かれる可能性が高いため、電話であればすぐに答えられるように準備しておき、メールであれば退会理由も明確に記載しましょう。
転職エージェントごとの詳しい退会方法については、下記の記事で解説しています。
転職エージェントをメールで退会する場合の例文【状況別】
転職エージェントをメールで退会する場合に「どのように書いたらよいかわからない」と悩む人は多くいます。
状況別にいくつか例文を紹介するので、参考にしてみてください。
利用中の転職エージェントで就職先が決まったとき
利用中の転職エージェントで就職先が決まって退会する際は、大手転職エージェントであれば、申請手続きなしで退会扱いになる場合がほとんどです。
ただし、中小の転職エージェントの場合は自分で申請しなければいけないケースも多いので、その際に参考にできる例文を紹介します。
利用中の転職エージェントで就職先が決まったときの例文
件名:退会手続きのお願い(自分の氏名)
株式会社○○(転職エージェント名)
△△様(担当者の名前)
いつもお世話になっております。〇〇です。
このたび、△△様にご紹介いただいた□□社への転職が決まりましたので、退会させていただきたく、ご連絡を差し上げました。
△△様は親身にご相談に乗ってくださり、多くの魅力的な求人もご紹介いただき、大変感謝しております。
□□社で新たな一歩を踏み出すことになりますが、△△様のご支援があったからこそ、とても良い決断ができたと感じております。
またキャリアについて迷った際には、ぜひご相談させてください。
末筆ながら、△△様の引き続きのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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自分の氏名
住所
電話番号
メールアドレス
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退会したい旨を伝えるとともに、転職エージェントのサポートによって転職先が決まったことへの感謝を伝えるのがポイントです。
他の転職サービスで就職先が決まったとき
利用中の転職エージェント以外のサービスで就職先が決まり、退会する場合の例文を紹介します。
他の転職サービスで就職先が決まったときの例文
件名:退会手続きのお願い(自分の氏名)
株式会社○○(転職エージェント名)
△△様(担当者の名前)
いつもお世話になっております。〇〇です。
先日はお忙しいところお時間を割いていただき、また丁寧にご相談にのってくださり誠にありがとうございました。
このたび、貴社とは別の転職サービスを通じて転職先が決まり、勝手ながら退会させていただきたくご連絡を差し上げました。
△△様には、これまで親身なサポートをしていただいたにもかかわらず、他社での内定となってしまい申し訳ございません。
恐縮ではございますが、何卒ご理解いただけますと幸いです。
末筆ながら、△△様の引き続きのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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自分の氏名
住所
電話番号
メールアドレス
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他の転職サービスで就職先が決まってしまったことへのお詫びや、担当者への感謝や気遣いを伝えるのが大切なポイントです。
転職活動を休止・中止したいとき
キャリアプランの見直しが必要なときや、家庭・健康上の事情で転職活動を休止・中止したい人もいます。
退会ではなく休止・中止したいときの例文を紹介します。
転職活動を休止・中止したいときの例文
件名:一時休止・中止のお願い(自分の氏名)
株式会社○○(転職エージェント名)
△△様(担当者の名前)
いつもお世話になっております。〇〇です。
日頃よりサポートにご尽力いただいている中、大変恐縮ではありますが、このたび家族の介護が必要になり、転職活動を一旦休止することにいたしました。
つきましては、貴社のサービスを一時休止・中止させていただきたく、ご連絡申し上げます。
△△様には、数々の希望に沿った求人をご紹介や貴重なアドバイスをしていただき、心から感謝しております。
しかし転職活動を進める中で、現在の職場でもう少しスキルアップしてから転職をしたいという気持ちが強くなりました。
ここまで丁寧にサポートしていただいたにもかかわらず、このような決断となってしまい申し訳ございません。
今後、転職活動を再開する際には、ぜひまた△△様にご相談させていただければ幸いです。
末筆ながら、△△様の引き続きのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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自分の氏名
住所
電話番号
メールアドレス
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なぜ休止・中止をしたいかの理由と、これまでのサポートに対する感謝の気持ちを伝えるのが大切です。
ただし、家庭や健康上の事情の場合は詳細までは伝えなくても大丈夫ですよ。
キャリアアドバイザーとの相性が悪いとき
キャリアアドバイザーとの相性が悪く、退会したいときの例文を紹介します。
キャリアアドバイザーとの相性が悪いときの例文
件名:退会手続きのお願い(自分の氏名)
株式会社○○(転職エージェント名)
△△様(担当者の名前)
いつもお世話になっております。〇〇です。
このたび、私の希望やキャリアの方向性を改めて検討した結果、貴社の転職エージェントサービスを退会させていただきたくご連絡いたしました。
△△様にはこれまで求人のご紹介や面談・面接対策など多大なお力添えをいただき、誠に感謝しております。
しかしながら、私のキャリアビジョンとあう求人が見つけられないと感じ、今回は退会の判断をさせていただきました。
突然の申し出で大変恐縮ですが、何卒ご理解くださいますと幸いです。
末筆ながら、△△様の引き続きのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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自分の氏名
住所
電話番号
メールアドレス
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キャリアアドバイザーとの相性の悪さが原因で退会する場合は感情的にならず、丁寧な言葉遣いを意識し、相手を責めるような表現にならないようにするのがポイントです。
不満があったとしても、サポートへの感謝や途中で退会することへのお詫びの言葉は添えるようにしましょう。
選考中に退会したいとき
選考中や面接日程の調整中に退会したいときの例文を紹介します。
選考中に退会したいときの例文
件名:退会手続きのお願い(自分の氏名)
株式会社○○(転職エージェント名)
△△様(担当者の名前)
いつもお世話になっております。〇〇です。
現在、貴社を通じて数社との応募・選考を進めているところ大変申し訳ないのですが、転職活動を一旦中止し、貴社サービスから退会したくご連絡いたしました。
退会を希望する理由は、現在の業務状況および将来の方向性を改めて見直したところ、当面は現職での職務に注力すべきと判断したためです。
仕事内容や責任範囲が大きく変化したことにより、すぐに転職を進めるタイミングではないと感じております。
△△様には、これまで求人のご紹介や選考対策、日程の調整など多大なお力添えをいただいたにもかかわらず、このようなご報告となってしまい、大変心苦しく思っております。
また、選考中企業の皆様にもご迷惑をおかけすること深くお詫び申し上げます。
このたびは勝手な判断で、ご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんが、何卒ご容赦いただけますと幸いです。
何か必要な手続きなどがあれば、お申し付けください。
末筆ながら、△△様の引き続きのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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自分の氏名
住所
電話番号
メールアドレス
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選考中の退会は転職エージェント・企業の双方へ大きな迷惑をかけるため「諸事情により」だけでは不誠実な印象を与えます。
「現職での昇進が決まった」「家族の転勤が決まった」など、納得してもらえるように具体的な理由を伝えましょう。
また、可能な限りすぐに連絡をし、お詫びと感謝の気持ちを添えるのが大切です。
内定獲得後に退会したいとき
内定確定後に辞退し、退会する際の例文を紹介します。
内定獲得後に退会したいときの例文
件名:退会手続きのお願い(自分の氏名)
株式会社○○(転職エージェント名)
△△様(担当者の名前)
いつもお世話になっております。〇〇です。
貴社を通じて内定をいただいた□□社につきまして、熟考の結果、辞退させていただきたくご連絡いたしました。
また、貴社サービスも退会させていただきたいと存じます。
辞退に至った理由は、内定を頂戴した後に現職との調整を進める中で担当業務の見直しや新規プロジェクトへの提案があり、今後のキャリアを再考した結果、現職での継続が最適であると判断したためです。
つきましては、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんが、□□社のご担当者様に内定辞退のご連絡をお願いいたします。
△△様にはこれまで内定獲得に向けて多大なご尽力をいただいたにもかかわらず、このような結果になってしまったこと、心からお詫び申し上げます。
求人のご紹介から書類添削、面接対策に至るまで、丁寧にサポートいただき誠にありがとうございました。
退会に必要な手続き等がありましたら、ご案内いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、△△様の引き続きのご活躍を心よりお祈り申し上げます。
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自分の氏名
住所
電話番号
メールアドレス
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内定獲得後の辞退・退会は、転職エージェントと企業双方に大きな迷惑をかけるので、できる限り早く連絡してくださいね。
事情は詳細にかつ誠意の伝わる内容になっていれば、悪印象を与えずに済みます。
転職エージェント退会・解約時の注意点
転職エージェントを退会・解約する際は、以下のような注意点があります。
それぞれ詳しく解説していきます。
退会したい理由を明確に伝える
転職エージェントを退会するときは理由を明確にしてしっかり伝えましょう。
理由によっては「言いづらい」と感じて真実とは異なる理由を伝える人もいますが、転職エージェント側としては今後の改善材料になるため、素直な意見が欲しいと思っています。
また、虚偽の理由を伝えると、今後同じ転職エージェントを再度利用する際に信頼を失う恐れがあるので注意が必要です。
例えば、他の転職エージェントから紹介された企業に入社したにもかかわらず「自分のキャリアプランを見つめ直すために転職活動を中断したい」との理由で退会したとします。
退会した転職エージェントに再登録したときに、経歴から嘘の理由を伝えたことがバレて不信感を抱かれ、十分なサポートが受けられない可能性があります。
長いキャリアの中で、もう一度同じ転職エージェントを使いたいと思う可能性を考え、退会理由は偽らず正直に伝えるのが最善です。
可能な限り早めに伝える
転職エージェントの退会を決めたら、遅くとも2〜3日以内、選考中の企業がある場合は即日〜翌日中に伝えましょう。
キャリアアドバイザーは日々、求職者の転職活動サポートに多くの時間を費やしています。
退会の連絡が遅いと、多大な時間と労力が無駄になってしまいます。
特に選考途中での退会は、企業側にも迷惑がかかることを忘れてはいけません。
転職活動を進めていくうちに視野が広くなり、自分の考えが急に変わるケースは少なくありません。
転職エージェントの退会は違約金やペナルティが発生するものではないので、いつでも自由に辞めて問題ありませんが、可能な限り早く伝えて迷惑を最小限に抑えるように考慮しましょう。
また、将来もう一度同じ転職エージェントを使いたいと思ったときに、印象が良いほうが再開しやすいですよ。
退会まで時間かかるケースがある
タイミングによっては、転職エージェントを退会するまで時間がかかるケースがあります。
主に以下のような状況です。
退会まで時間かかるケースの例
- 企業に応募した直後
- 企業との面接日を決めた後
- 内定の結果待ち、もしくは内定確定後
上記3つの状況では、退会に時間がかかる場合があります。
主な理由は、キャリアアドバイザーが企業に事情を説明しなければならないためです。
選考中に退会する際は、転職エージェントと企業の両者に迷惑をかけてしまう点を意識して、時間がかかるケースがあることは覚えておきましょう。
退会後も登録した個人情報が残る場合がある
転職エージェントによって、退会後にすぐに個人情報が削除される場合と、一定期間は保管される場合に分かれます。
個人情報を残しておく転職エージェントの意図としては、再登録したいと戻ってきたときに、手続きをスムーズに進めるためです。
ただし、申請すれば削除してもらえるので、気になる人は問い合わせ窓口から依頼しましょう。
再登録する際は全て新しく登録し直さなければならないことがある
転職エージェントを退会して再登録したくなったときは、以前の会員データが全て消え、新しく登録し直さなければならないケースがあります。
例えば、登録した履歴書や職務経歴、自己PR欄などが全て消えると、もう一度作成・登録しなければいけません。
しかし、退会前にデータをワードやエクセルなど別の場所にコピーして取っておけば、再登録時の手間が省けます。
一方、転職エージェントによっては再登録用の申請フォームを用意していることがあり、以前の情報が引き継げるケースもあるので退会前に仕組みを確認しましょう。
ただし、以前の情報を引き継げる転職エージェントは、退会後も会員の個人情報を残しているケースです。
個人情報が残っているのが嫌で削除を依頼する場合は、再登録時に情報を引き継げません。
大手転職エージェントへ再登録したい場合の手順については下記の記事で解説しています。
サービスや担当者の質の悪さが退会理由の人におすすめの転職エージェント
サービスや担当者の質の悪さが理由で退会を考えている人のために、質が良いとの評判が多い大手転職サービスを4つ紹介します。
自分の転職目的と各サービスの特徴を照らし合わせてチェックしてみてください。
まずは幅広い業種・職種の求人に出会える大手総合型の転職エージェント3つです。
| サービス名 | 特徴 | 向いている人 | 退会方法 |
|---|---|---|---|
| リクルートエージェント | ・業界最大規模の求人数 ・人気・大手企業の非公開求人も多く保有している ・初めて転職する人からハイクラス志望まで幅広い層に対応 |
・求人数の多さを重視する人 ・幅広い業界や職種を提案してほしい人 |
・公式サイトの退会手続きページから専用フォームを開き、必要事項を入力 ・担当のキャリアアドバイザーに直接連絡 |
| doda | ・豊富な求人数と手厚いサポートが特徴 ・トップクラスの顧客満足度で安心 ・応募者の希望に沿った企業の紹介や丁寧なフォローが特徴的 |
・サポートの手厚さを重視する人 ・年収の高さよりもキャリアチェンジや新たな実務経験を積みたい人 |
・会員専用のマイページの退会手続きフォームから必要事項を記入 ・担当のキャリアアドバイザーに直接連絡 |
| マイナビエージェント | ・20〜30代など若手層の転職サポート・アドバイスに強い ・営業・メーカー・金融・ITなどの求人が豊富 ・サポートが丁寧なので初めての転職でも安心 |
・20~30代の人 ・初めて転職をする人 ・営業・メーカー・金融・IT業界に興味がある人 |
・公式サイトからマイページにログインし、退会手続きフォームに必要事項を入力 ・担当のキャリアアドバイザーに直接連絡 |
続いては、高年収のハイクラス求人に特化した転職サービスです。
| サービス名 | 特徴 | 向いている人 | 退会方法 |
|---|---|---|---|
| ビズリーチ | ・年収600〜1500万の求人を多数掲載するハイクラス特化の転職サイトで登録審査あり ・スカウトを待つだけでよい |
・年収の高いハイクラス求人重視の人 ・多忙で時間がないが、極力手間を省いて優良求人を見つけたい人 ・経歴やスキルに自信があり、市場価値を知りたい人 |
・公式Webサイトからログインし、設定ページの最下部「退会する」ボタンから手続き ・スマホアプリ版からログインし、設定の「退会」をタップして手続き |
ビズリーチは転職サイトであり、転職エージェントのように選考対策や企業とのやり取り代行などのサポートはありません。
とはいえ、ヘッドハンターから選考対策のアドバイスを受けられる点やスカウトを待つだけという点が転職エージェントともいえる要素です。
転職エージェントは複数を同時に利用すると、自分に最もあっているものがどれか、効率的に比較できるのでおすすめですよ。
また、公開求人・非公開求人ともにそれぞれ独占している求人もあるので、選択肢が広がります。
転職エージェントの選び方や掛け持ち利用のメリット・デメリット、そもそも転職エージェントを使うべきなのか知りたい人は以下の記事もチェックしてみてください。
また非公開求人については下記記事で詳しく解説しています。
転職エージェントの退会・解約に関するよくある質問
転職エージェントの退会・解約に関するよくある質問と回答をまとめました。
転職エージェントを退会するときに引き止められる?
選考途中の企業がある場合は、引き止められる可能性があります。
転職エージェントは企業に人材を紹介して採用が決まったら、報酬をもらいます。
特に求職者のスキルや強みが企業の求める人材とマッチしており、採用確率が高い場合は、引き止められる確率も高いです。
引き止められた場合は、「気持ちは固まっているので変わりません」「他社で内定承諾書にサインしました」など、明確な退会意思を示すことが重要です。
「少し考えます」「また連絡します」など曖昧な態度を取ると、さらに引き止められる可能性があります。
キャリアアドバイザーが納得できるように、退会理由をしっかり伝えましょう。
退会後も連絡が来る?
基本的に転職エージェントを退会した後に、引き続き連絡が来ることはありません。
多くの転職エージェントでは、退会時点で求職者の個人情報を削除します。
ただし、中には個人情報を一定期間保存する転職エージェントも存在します。
例えば、本記事で紹介したリクルートエージェントは退会後5年間は個人情報を保管する仕組みです。
退会する前に個人情報の削除有無を確認し、気になる場合は削除依頼をしましょう。
転職エージェントの退会・解約はLINEでも可能?
LINEで転職エージェントの退会・解約ができるかは、会社の方針によって異なります。
キャリアアドバイザーとのやり取りがLINE中心の場合は、退会手続きもLINEで完結するケースがあります。
ただし、LINEで退会の意思表示は伝えられても、最終的には公式サイトのマイページから手続きしなければならないケースも多いです。
転職エージェントを辞めるベストなタイミングはある?
転職エージェントを退会するのにベストなタイミングは、以下のどちらかです。
退会のベストタイミング
- 求人に応募する前
- 面接の日程が決まる前
求人に応募する前であれば、転職エージェントにも企業側にも一切迷惑がかかりません。
また、面接日が確定していない段階であれば企業側もまだ面接官のスケジュールを確保していないため、選考辞退による調整負担は最小限で済みます。
まとめ:転職エージェントは退会してもOK
転職エージェントが自分にあわないと感じる場合は無理に続ける必要はなく、基本的には好きなタイミングで退会できます。
転職エージェントは求職者が無料で使えるサービスで、途中で退会してもペナルティや違約金が発生することはありません。
主な退会方法は、公式サイトの退会フォームからの手続き、もしくは電話やメールで担当のキャリアアドバイザーに伝えるかのどちらかです。
退会を決意したら可能な限り早く伝え、理由を明確に伝えましょう。
もし退会理由が担当者との相性やサービスの質の悪さの場合は、より質の高い転職エージェントを試してみるのがおすすめです。
本記事で紹介した以下の転職エージェントは、どれもサポート品質の高さに定評があるので、ぜひチェックしてみてください。
☞おすすめ総合型転職エージェント
また、退会を決断したら可能な限り迅速に連絡し、お詫びとこれまでのサポートに対してのお礼を伝えるとトラブルや失礼なく退会できます。