POINT
失業保険の受給に必要な求職活動実績は、ハローワークに行かなくても、オンラインセミナーの視聴で簡単にクリアできます。
とくにリクルートエージェントは国から認可されており、オンラインセミナーに参加するだけで実績として認められます。自分に合った方法で手軽に実績を作れるのが魅力です。
 
【結論】JACリクルートメントのセミナーは求職活動実績になる
JACリクルートメントが開催するセミナーへの参加は、求職活動実績として認められます。
JACリクルートメントは、厚生労働省から認可を受けた民間の職業紹介事業者のためです。
                求職活動実績にはハローワークや許可を受けた民間事業者との職業相談、就職支援セミナーへの参加などが含まれます。
そのため、JACリクルートメントが主催する転職支援セミナーは、求職活動の一環として認められる条件を満たしています。
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転職エージェントのセミナーを利用した求職活動実績作りについては「民間のオンラインセミナーは求職活動実績になる?セミナーの特徴や書き方も解説」「マイナビのオンラインセミナーは求職活動実績になる?セミナーやフェアの内容も紹介」「dodaのオンラインセミナーは求職活動実績にできる?具体的な手順や注意点を解説」も参考にしてみてください。
JACリクルートメントのセミナー受講で求職活動実績を作る流れ
JACリクルートメントのセミナーを活用して求職活動実績を効率的に作るには、計画的なステップを踏む必要があります。
ここでは、セミナーの選定からハローワークへの提出まで、5つのステップに分けて解説します。
手順に沿って進めていくと、スムーズに実績として認められます。
受講するセミナーを選ぶ
求職活動実績として申告するには、求職活動として内容が適切なセミナーを選ぶ必要があります。
ハローワークでは、再就職に直接結びつく活動を求職活動実績として評価するためです。
2025年10月時点で、JACリクルートメントで実施しているセミナーの例をいくつか紹介します。
| セミナー名 | 概要 | おすすめの人 | 
|---|---|---|
| エネルギー業界の転職トレンド解説&キャリア相談会 | 最新のエネルギー業界動向と実際の転職支援事例をもとに、 採用トレンドや評価されやすい経験を専門コンサルタントが解説  | 
                    ・エネルギー業界に挑戦したいが、自分にチャンスがあるのか見極めたい ・今後のキャリアパスや年収相場を把握したい ・まずは情報収集から始め、 質疑応答で疑問を解消したい  | 
                
| リスキリングは本当に仕事に生かせるのか? VUCA時代、可能性を広げるための キャリアの育て方  | 
                    変化の時代だからこそ必要なマインドセットについて解説 | ・30代~40代の社会人の人 ・現状のキャリアの延長線上で キャリアアップに行き詰まりを感じている人 ・変化の激しい時代、将来に有用なスキルを身につけたい方  | 
            
| 「武闘派CIOが率いるフジテックのDX戦略」 ~変革を生み出すエンジニア組織のリアル~  | 
                    フジテックのDXの舞台裏、友岡氏がどのようにエンジニア組織をけん引し変革を実現してきたのかを解説 | クラウドシフト、内製化、デジタルツインなどについて知りたい人 | 
                一例として、転職支援やキャリア形成、面接対策といったテーマのセミナーが実績として認められます。
一方で、業界の最新トレンド紹介のみで転職活動との関連性が薄いセミナーや、自己啓発に関するセミナーは、ハローワークで実績として認められないおそれがあります。
JACリクルートメントの公式サイトでは、専門分野に特化したさまざまなセミナーが開催中です。
「転職イベント・セミナー情報」のページから、自分のキャリアプランに合致し、求職活動の一部と説明できるセミナーを探しましょう。
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セミナー受講による求職活動実績作りについては「オンラインセミナーは求職活動実績にできる?種類やおすすめの方法を紹介」でも解説しています。
セミナー前に受講を証明する手段を確認・準備する
受講前にセミナー参加を証明する手段を確認し、準備しておきましょう。
オンラインセミナーの場合、正式な参加証明書が発行されないケースもあるためです。
                申し込み完了メール、参加URLが記載された案内メール、リマインドメールなどは必ず保存しましょう。
セミナーに申し込んだ客観的な証拠になります。
なお、JACリクルートメントがオンラインセミナーの「参加証明書」を発行しているかは、確かな情報が得られませんでした。
代わりとして、申し込み完了メールや参加URLが記載された案内メール、セミナー参加後の御礼メールなどが、参加を証明する客観的な証拠となります。
あらかじめ記入項目を把握し、必要な情報をすぐ転記できるよう準備しておくと、手続きが円滑に進みます。
セミナー当日の受講記録と証拠を取得する
JACリクルートメントのセミナー当日は、参加した客観的な証拠を複数残しましょう。
参加を証明できなければ、求職活動実績として認められないおそれがあります。
                オンラインセミナーであれば、証拠になるのはセミナー開始時の受付画面です。
Zoomのようなツールを使っており、参加者一覧が表示される おいる場合は、あなたの名前が表示されている参加者一覧のスクリーンショットを撮影すると効果的です。
参加者一覧が見られない場合は、セミナー画面と日時が分かるスクリーンショットを撮影しましょう。
また、セミナーの最後にアンケートが表示された場合は、回答後の完了画面も保存しておくと良いです。
第三者が見て、セミナーに参加していたとわかる記録を残すと、申告の信頼性が高まります。
収集した記録を失業認定申告書への記入用に整理する
JACリクルートメントのセミナー受講後に取得した記録は、失業認定申告書に添付できるように整理しましょう。
失業認定申告書は、セミナーの正式名称や参加日を正確に記入すると、信頼性が高まるためです。
                整理の際は、時系列でにフォルダ分けして保存すると、後から見返しやすくなります。
資料を整理しておけば、失業認定申告書への記入がスムーズに実施できます。
また、万が一ハローワークの担当者から証拠の提示を求められた際にも、すぐに対応可能です。
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失業認定申告書の書き方については「失業認定申告書の正しい書き方は?転職につながる求職活動実績作りの方法も解説」でも解説しています。
失業認定日にハローワークへ失業認定申告書を提出
準備した失業認定申告書と証拠資料は、指定された失業認定日までに印刷しましょう。
認定日当日のハローワークで受付がスムーズに進みます。
なお、マイナンバーカードがあれば、証明資料を電子データのまま添付し、オンラインで電子申請できる場合もあります。
                ハローワークの担当者からセミナーの内容について質問された場合は、「転職エージェントが主催する再就職支援の一環」と補足説明すると、理解を得やすいです。
万が一、実績として認められないような反応があった場合は、セミナーのどの部分が再就職につながるかを説明し、求職につながる有益な内容だったと伝えましょう。
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ハローワークでの求職活動実績作りについては「ハローワークの職業相談で実績作りはできる!簡単にできる実績作り6選と注意点も紹介」でも解説しています。
JACリクルートメントのセミナー受講を求職活動実績にする際の注意点
JACリクルートメントのセミナーを活用して求職活動実績を申告するには、いくつかの注意点があります。
ただセミナーに参加するだけでなく、ハローワークに認めてもらうための準備と記録が必要です。
スムーズに手続きを進めるため、下記の点に注意し正確に実施しましょう。
受講を証明できるものを必ず保管する
JACリクルートメントのセミナーに参加したと証明できる客観的な資料は、必ず保管しましょう。
ハローワークでは、自己申告の内容を裏付ける証拠の提出を求められる場合がほとんどです。
そのため、口頭での説明だけでは、求職活動実績として認定されないおそれがあります。
                申し込み完了後に送られてくるメールや、セミナーの参加URLが記載された案内は、主催者と日時が明記されており、セミナー受講を証明できます。
失業認定日に提示できるよう、大切に保存しておきましょう。
申告書に求職活動実績を正確に記載する
失業認定申告書には、受講したセミナーの情報を具体的かつ正確に記入する必要があります。
記載内容が曖昧だと、担当者が活動の実態を把握できず、実績として認められないかもしれないためです。
                たとえば、活動内容の欄には単に「セミナーに参加」と書くのではなく「株式会社ジェイエイシーリクルートメント主催 エネルギー業界の転職トレンド解説&キャリア相談会(オンライン形式)」のようにはっきりと記載しましょう。
主催者名、セミナーの正式名称、オンラインか対面かといった実施形式まで書くと丁寧な印象を与えられます。
正確な情報記載が、失業認定申告書の信頼性を高めます。
失業認定日に説明できるよう整理しておく
求職活動内容を自分の言葉で説明できるよう、前もって情報を整理しておきましょう。
提出した書類について、失業認定日にハローワークの担当者から質問される場合があるためです。
                「なぜそのセミナーを選んだのか」「セミナーで何を得たのか」「学んだ内容を今後の転職活動にどう活かしていくのか」などを明確に伝えられるように準備しましょう。
セミナーの内容と自分のキャリアプランとのつながりを論理的に説明できると、担当者の理解も深まります。
JACリクルートメントのセミナーで知識を深め、他の転職エージェントのセミナーも受講し、幅広い転職スキルを身につけるのもひとつの手です。
中でもリクルートエージェントのセミナーは、自己分析・企業選び・面接など、転職活動のフェーズごとに役立つセミナーを実施しており、どの業界・職種を目指す人にもおすすめです。
求職活動実績を安定的に積むためのステップ
求職活動実績を失業認定期間中に安定して積み上げるには、計画的な行動が求められます。
具体的にどのようなステップを踏むべきか解説します。
失業認定期間内の求職活動実績作りの予定を立てる
失業認定期間が始まったら、すぐに期間全体の求職活動の予定を立てましょう。
無計画に過ごしてしまうと、認定日までに必要な活動回数が足りなくなるおそれがあります。
                カレンダーや手帳を活用し、認定日までに最低2回以上の活動をいつ実施するか、具体的に書き出すのがおすすめです。
JACリクルートメントの公式サイトでセミナー開催日程を確認し、興味のあるものには早めに申し込んでおくと安心です。
なお、予備日も設定しておくと、万が一体調を崩した場合でも柔軟に対応できます。
セミナー受講と職業相談をバランスよく実施する
求職活動実績を作る際は、セミナー受講と職業相談をバランス良く組み合わせるのが有効です。
セミナー受講ばかりに活動が偏ると、ハローワークの担当者によっては就職への積極性を十分に評価しない可能性があります。
                JACリクルートメントのセミナーで専門知識を深めながら、ハローワークや担当者にキャリア相談を実施するのがおすすめです。
なお、応募書類の添削や模擬面接も、実績として認められる立派な職業相談です。
活動内容を多様化させると、多角的な視点で転職活動を進めている姿勢を示せます。
他の転職エージェントも併用する
JACリクルートメントへの登録と合わせて、他の転職エージェントも併用するのをおすすめします。
複数のエージェントを活用すると、紹介される求人の幅が広がるだけでなく、求職活動実績につながるセミナーや相談の選択肢も増えます。
                JACリクルートメントは管理職や専門職の求人に強みをもちますが、より幅広い層を対象としたエージェントもあります。
それぞれの特徴を活かせば、より効率的に活動実績を積むのが可能です。
転職活動そのものの成功率を高める上でも、サービスの併用は有効な手段です。
求職活動実績作りにはリクルートエージェントとの併用がおすすめ
求職活動実績を効率良く作るには、JACリクルートメントとリクルートエージェントの併用がおすすめです。
JACリクルートメントは専門職や管理職の求人に強みをもちますが、リクルートエージェントはより幅広い層が対象です。
そのため、職階、職種問わず誰でも気軽に利用できます。
たとえば、JACリクルートメントが専門とするハイクラス層とは異なる、キャリアチェンジや未経験職種向けのセミナーも多数あります
                さまざまなニーズに対応できるため、併用する転職エージェントとして有効です。
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リクルートエージェントのオンラインセミナーについては「リクルートエージェントのオンラインセミナーは求職活動実績にできるのかを解説」でも解説しています。
JACリクルートメントでの求職活動実績作りに関するよくある質問
JACリクルートメントのセミナーを活用する上で「求職活動実績がセミナーばかりで良いのか」「登録後に求人紹介があるのか」といった疑問も出てくるでしょう。
ここでは、セミナー受講や求職活動実績に関してよくある質問に答えていきます。
求職活動実績がセミナーばかりでも大丈夫?
求職活動実績がセミナーばかりになるのは、基本的に問題ないですが、確実に実績として評価されるには、ほかの求職活動実績と組み合わせるのをおすすめします 。
ハローワーク自体も就職支援セミナーを開催しているほか「セミナー受講は求職活動実績になる」と定義しているためです。
セミナーはさまざまなものがありますが、おすすめは転職エージェントが実施しているセミナーです。
オンラインで受講可能で、移動時間を気にせず学べます。
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セミナーを中心とした求職活動については「求職活動実績はオンラインセミナーばかりでも大丈夫?実績づくりのコツを解説」でも解説しています。
JACリクルートメントへの登録や転職活動は勤務先にバレる?
JACリクルートメントへの登録や転職活動の実施が、今の勤務先に知られる心配はありません。
転職エージェントの担当者には、厳格な守秘義務が課せられているためです。
個人情報を本人の許可なく外部へ伝えるのは法律で禁じられており、登録した情報やキャリアコンサルタントとの面談内容は、厳重に管理されます。
また、特定の企業からの閲覧をブロックする機能もあるため、安心して自身のキャリアプランに合った転職活動を進められます。
セミナー受講以外に認められる求職活動実績は何がある?
セミナー受講のほかにも、求職活動実績として認められる活動は複数あります。
たとえば「求人への応募」「ハローワークや転職エージェントでの職業相談」「応募書類の添削や模擬面接の受講」などです。
また、再就職につながる資格試験の受験も、実績と見なされる場合があります。
複数の活動を計画的に組み合わせて、認定日までに必要な回数を満たしましょう。
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その他の有効な求職活動については「求職活動実績を簡単に作る裏ワザ7選!求職活動実績として認められないケースも紹介」でも解説しています。
職業相談だけでも求職活動実績と認められる?
転職エージェントのキャリアコンサルタントとの職業相談だけでも、求職活動実績として認められます。
職業相談は、再就職を目指す上で具体的なステップとなるためです。
自身のキャリアを見つめ直し、今後について専門家と相談するのは、求職活動そのものです。
職業相談をしたと証明するために、担当者名、相談日時、内容の要点を記録しておきましょう。
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職業相談での求職活動実績作りについては「求職活動実績はハローワークの職業相談のみで作れる?質問例20選も紹介」でも解説しています。
求職活動実績として認められるには、再就職につながるセミナーを選び、参加した証拠を確実に保管することが求められます。
失業認定申告書へは正確な情報を記入し、認定日に担当者へ説明できるよう準備しておきましょう。
求職活動実績を安定して積み上げるには、計画的な行動が不可欠です。
専門性の高いJACリクルートメントでキャリアを深めつつ、転職活動の選択肢をさらに広げるために、ほかの転職エージェントとの併用をおすすめです。
なかでもリクルートエージェントは、業界最大級の求人数を誇り、実績作りにも繋がる多様なオンラインセミナーを開催しています。
JACリクルートメントと併用すれば、キャリアの可能性も広がります。
まずは登録して、どのような求人やサポートがあるか確認してください。
					
            
            
                
                
                
                            
                            
                            
                            
        
                
                
オンラインセミナーに参加したら、実績として申告するために「参加証明書」をもらうのを忘れないようにしましょう。事前に発行されるか確認しておくと安心ですよ。