転職エージェント選びではキャリアアドバイザーとの相性が重要
転職エージェントを選ぶ際に、最も重要なのはキャリアアドバイザーとの相性です。

一方で、サービスの評判が良い場合でも、キャリアアドバイザーとの相性が合わないと、十分なサポートを受けられないため、注意が必要です。
そのため、転職を成功させるためには、評判だけを気にするのではなく、実際に話してみたフィーリングも重要視するべきです。
とはいえ、たくさんの転職エージェントがあるため、片っ端から面談をしていては霧がありません。
そこで、この記事では、キャリア領域のプロである「アクシス」が、転職エージェントの選び方やおすすめの転職エージェントをお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。
【プロが解説】あなたに合った転職エージェントの選び方3選
転職エージェントの選び方では、相性のいいキャリアアドバイザーに会えるかどうかが重要です。
ここでは、あなたに合った転職エージェントの選び方をプロ目線で紹介していきます。
それぞれ詳しく解説していくのでぜひ参考にしてみてください。
希望条件と転職エージェントの得意領域が一致している
あなたに合った転職エージェントを選ぶためには、希望条件と転職エージェントの得意領域が一致している必要があります。
なぜなら、得意領域が一致していないと、自分の希望に合った求人や適切なサポートを受けにくいからです。
また、希望職種や業界だけではなく、年収条件や働き方(リモート可否・福利厚生など)も確認しておくと、自分に合った職場を見つけやすくなります。
希望条件が明確でない場合は、大手総合型エージェントを中心に登録することがおすすめです。
具体的には2社大手総合型エージェントと1社業界特化型エージェントに登録しましょう。

そもそも転職目的を明確にしていない人は、転職エージェントではなく、キャリアコーチングサービスがおすすめです。
キャリアコーチングは、キャリアの専門家が、面談を通してあなたの自己分析やキャリアプランの作成をお手伝いするサービスです。
転職エージェントは、転職成功が目的のサービスのため、希望条件が明確ではない場合、十分なサポートを受けられない可能性があります。
そのため、キャリアコーチングを通じて強みや価値観を言語化してから転職活動を始める方が、最適な職種に就ける可能性が高まります。
キャリアコーチングの中でも特におすすめなのが、マジキャリです。
マジキャリのキャリアコーチは、国家資格のキャリアコンサルタントや人材エージェント出身など様々なコーチがいます。
あなたに合ったコーチとの面談を通して、転職目的を明確にすることができます。
ぜひ無料相談にお申込みください。
求人数が豊富
あなたに合った転職エージェントを選ぶためには、求人数の豊富さを確認する必要があります。
どれだけキャリアアドバイザーが優秀でも、取り扱っている求人の幅が狭いと、あなたが希望する条件がないことも考えられるからです。
また、求人数が豊富な転職エージェントの場合、多くの求人と比較することであなたの市場価値がどこに位置するのかを確認できます。

ちなみに、求人数が豊富なだけではなく、求人数を確認するときには非公開求人数も考慮するべきポイントです。
非公開求人とは、転職エージェントを通してのみ応募できる求人のことを指します。
非公開求人は、重要なポジションでの採用が多いため、キャリアアップしたい人には特におすすめです。
サポート内容が手厚い
あなたに合った転職エージェントを選ぶためには、サポート内容の手厚さも重要視すべきポイントです。
転職サポートには求人応募や履歴書添削、面接対策など様々な段階があります。
転職エージェントによっては、サポートしている内容と、していない内容があるため利用開始前に確認しておくことが重要です。
特に、条件交渉や入社後のアフターフォローは、エージェントによって分かれるため相談前に確認しておく必要があります。
また、どんなサポートをしてもらいたいかをあらかじめ決めておくことで、自分に合った転職エージェントを選びやすくなり、効率的に転職活動を進められます。
【タイプ別】おすすめの転職エージェント
ここでは、タイプ別のおすすめ転職エージェントを紹介していきます。
詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
大手総合型転職エージェント
大手総合型転職エージェントでおすすめなのは「リクルートエージェント」「doda」「マイナビエージェント」です。
それぞれの概要、取り扱い職種について以下にまとめました。
サービス名 | 運営会社 | 取り扱い職種 |
---|---|---|
リクルートエージェント | 株式会社リクルート | 全業界・職種 |
doda | パーソルキャリア株式会社 | 幅広い業種・職種 |
マイナビエージェント | 株式会社マイナビ | 営業系、IT・WEB関連、事務関連など |
大手総合型転職エージェントを利用するメリットとデメリットは以下のとおりです。
大手総合型エージェントを利用するメリット
- 求人数が多い
- 非公開求人が多い
- 幅広い業界・職種の支援がしてもらえる
大手総合型エージェントを利用するデメリット
- サポートが手厚くない場合がある
- 担当者によるばらつきがある
- 業界・職種に特化した専門知識が不足している可能性がある
このように、大手総合型転職エージェントは、求人数が多く選択肢が豊富である一方で、サポートが手厚くない場合もあります。
業界・職種特化型転職エージェント
業界・職種特化型転職エージェントでは転職市場で人気のIT業界と保育士を取り上げます。
IT業界でおすすめなのは「マイナビIT AGENT」「レバテックキャリア」「Geekly」です。
サービス名 | 運営会社 | 希望職種 | こだわり一覧 |
---|---|---|---|
マイナビIT AGENT | 株式会社マイナビ | ・ITエンジニア ・Webエンジニア |
・20代〜30代向け ・転職支援に特化 |
レバテックキャリア | レバテック株式会社 | ・ITエンジニア ・Webデザイナー |
・高収入求人 ・スキルアップ支援 ・専門アドバイザー |
Geekly | 株式会社Geekly | ・ITエンジニア ・社内SE |
・IT業界特化 ・質の高い求人 ・未経験者支援 |
また、保育士におすすめなのは「保育士ワーカー」「保育士人材バンク」「マイナビ保育士」です。
サービス名 | 運営会社 | 希望職種 | 雇用形態 |
---|---|---|---|
保育士ワーカー | 株式会社トライトキャリア | ・保育士 ・幼稚園教諭 |
・正社員 ・契約社員 ・パート ・アルバイト |
保育士人材バンク | 株式会社エス・エム・エス | ・保育士 ・幼稚園教諭 |
・正社員 ・契約社員 ・パート ・アルバイト |
マイナビ保育士 | 株式会社マイナビ | ・保育士 ・幼稚園教諭 |
・正社員 ・契約社員 ・パート ・アルバイト |
業界・職種特化型転職エージェントを利用することで、特定の業界や職種に精通したアドバイザーからより専門的なアドバイスを受けられます。
一方で、業界・職種特化型転職エージェントは取り扱い求人数が大手総合型エージェントに比べて少ないため、選択肢が限られてしまう点には注意が必要です。
年代・属性特化型転職エージェント
年代・属性特化型転職エージェントでは、第二新卒・ハイクラス・女性向けを取り上げます。
第二新卒でおすすめなのは「マイナビジョブ20's」「ハタラクティブ」「UZUZ」です。
サービス名 | 運営会社 | 希望職種 | こだわり条件 |
---|---|---|---|
マイナビジョブ20's | 株式会社マイナビ | ・営業 ・事務 ・IT ・クリエイティブなど |
・無料転職支援 ・書類添削 ・面接対策 |
ハタラクティブ | レバレジーズ株式会社 | ・事務職 ・営業職 ・IT職など |
・未経験者向け ・カウンセリングあり |
UZUZ | 株式会社UZUZ | ・IT ・営業 ・事務 ・製造など |
・第二新卒・既卒向け ・手厚いサポート |
ハイクラス転職を考えている人には「JACリクルートメント」「ビズリーチ」をおすすめします。
サービス名 | 運営会社 | 職種 | 勤務地 |
---|---|---|---|
JACリクルートメント | 株式会社ジェイエイシーリクルートメント | ・ハイクラス求人 ・管理職 ・経営幹部 |
国内外 |
ビズリーチ | 株式会社ビズリーチ | ・年収600万円以上の求人 ・管理職 |
国内外 |
サービス名 | 運営会社 | 希望職種 | こだわり条件 |
---|---|---|---|
パソナキャリア | 株式会社パソナ | ハイクラス、管理職 | 在宅、フレックス可求人が45% |
type女性の転職エージェント | 株式会社キャリアデザインセンター | 一般職、専門職、管理職 | 女性向けの求人、育児支援あり |
年代・属性特化型転職エージェントを利用すると各年代や属性に特化したサポートが受けられ、より詳細なアドバイスをもらえます。
一方で、求人が少なく選択肢が狭まることや、特定の業界や職種には詳しくない場合があることなどが懸念されます。
【悩み別】おすすめの転職エージェント
ここでは、悩み別におすすめの転職エージェントを紹介していきます。
初めての転職で何から始めたらいいかわからない人
初めての転職で、転職の流れを知りたい人は大手総合型転職エージェントがおすすめです。

大手総合型転職エージェントは求人数が豊富であると同時に、様々な業界や職種、年代に対応しています。
そのため、どのサポートも充実していることに加えて、これまでに転職者をサポートしたノウハウを一から丁寧に聞けます。
ただし、第二新卒枠に該当する人は、上記で説明した「マイナビジョブ20's」「ハタラクティブ」「UZUZ」にも登録しておきましょう。
第二新卒向けの転職エージェントは、未経験からのキャリアチェンジやポテンシャル採用に強いため、何から始めたらいいかわからない人に最適です。
キャリアアップしたい人
キャリアアップしたいと考えている人は、ハイクラスの属性特化型転職エージェントがおすすめです。
ハイクラスの属性特化型転職エージェントは、非公開求人数も多く条件交渉や入社後のサポート体制も整っている傾向があります。
また、管理職や専門職など高年収層向けの求人が豊富で、キャリアプランに沿った戦略的な転職活動をサポートしてもらえる点も魅力です。

ただし、エンジニアやコンサルタント、研究職などの専門職は業界・職種特化型転職エージェントに登録した方が希望条件を満たしている案件が見つかりやすい場合があります。
まずは、属性特化型転職エージェントと業界・職種特化型転職エージェント、どちらにも登録することがおすすめです。
未経験転職をしたい人
未経験転職をしたい人は、大手総合型転職エージェントがおすすめです。
転職市場では、基本的に専門的なスキルや経験を持つ即戦力が求められるため、未経験求人は経験者向け求人よりも多くはありません。

そのため、求人数が豊富な大手総合型転職エージェントを活用することで、未経験者向けの求人を幅広く探しやすくなります。
また、大手総合型転職エージェントは、転職のノウハウが他社と比較して多いため未経験転職ならではの進め方にも詳しく、選考を突破しやすい傾向があります。
ただし、年齢によっては上記でも説明したとおり、年代特化型転職エージェントもおすすめです。
良い転職エージェントを見分けるポイント4選
求人数の多さやサポート体制など、エージェントごとに特徴が異なるため、自分に合ったエージェントを見極めることが重要です。
ここでは、良い転職エージェントを見分けるためのポイントを4つご紹介します。
それぞれ詳しく解説していきます。
キャリアプランを一緒に考えてくれる
良い転職エージェントを見分けるには、キャリアプランを一緒に考えてくれるかどうかが重要です。
良い転職エージェントの場合は、これまでの経験や将来の目標をヒヤリングして、キャリアプランを一緒に考えてくれます。
一方で、良くない転職エージェントの場合は、これまでのキャリアや希望する業界・職種をヒヤリングだけして、すぐに求人を紹介する人もいます。
適職診断ツール以上の価値提供をするのが転職エージェントの仕事です。

キャリアプランを一緒に考えてくれる転職エージェントなら、あなたが気づかないこだわりや条件を提示してもらえる可能性があります。
キャリアプランを整理すると、より納得度の高い転職活動になります。
希望条件に合った求人の提案がある
良い転職エージェントは希望条件に合った求人の提案があります。
例えば、年収や勤務地、業界や職種などの希望をしっかりと理解し、それに合った求人を紹介してくれるエージェントは信頼できます。
また、希望条件の背景を読み取り、「もしかしたらこの条件も重視しているのでは?」といった視点で提案してくれるエージェントは、より的確なサポートをしてくれる可能性が高いです。
一方で、良くない転職エージェントの場合には、条件面を考慮してもらえないこともあります。
なかなか良い条件の求人を提案してもらえないと、転職活動が停滞してモチベーションが下がることや、妥協して希望に合わない求人を選んでしまうリスクが高まるので注意しましょう。
希望する業界・企業へのサポート実績がある
希望する業界・企業へのサポート実績があるエージェントならおすすめできます。
なぜなら、業界や企業に関する詳しい情報を持っており、選考対策や条件交渉などのサポートが充実している可能性が高いからです。

また、過去の成功事例をもとに、どのようなスキルや経験が評価されるのか具体的なアドバイスをもらえるため、選考通過の確率が高まります。
例えば、同じ企業への内定者の傾向や、面接でよく聞かれる質問などを共有してもらえることで、より効果的な準備ができます。
ただし、エージェントによって得意とする業界や企業が異なる場合が多いため、事前にサポート実績を確認することが大切です。
キャリアアドバイザーからの返信が早い
良い転職エージェントを見分けるポイントとして、キャリアアドバイザーからの返信が早いことも重要なポイントと言えます。
なぜなら、返信が早いエージェントは求職者の状況をしっかり把握し、スムーズな対応を心がけている可能性が高いからです。
また、企業とのやり取りも迅速におこなわれている可能性が高く、選考がスムーズに進みやすいため、機会を逃しにくくなります。
ただし、単に返信が早いだけでなく、企業としっかり連携が取れており、有益な情報を提供してもらえているかどうかも重要なポイントです。
良くない転職エージェントを見分けるポイント5選
良くない転職エージェントを見分けるポイントは以下の5つです。
良い転職エージェントを見つけるためにも、良くない転職エージェントの特徴を確認しておきましょう。
大量に求人紹介してくる
大量に求人を紹介してくる転職エージェントは信頼できない可能性があります。
なぜなら、求職者に向き合っておらず、とりあえず企業を紹介しておけばよいと思われている場合があるからです。
ただし、キャリアアドバイザーによっては、多くの求職者と面談しており、あなたに十分な時間を取れない場合もあるため、大量に求人を紹介することが悪いわけではありません。
あくまで、求職者の希望やキャリアプランを考慮せず、無差別に求人を紹介している場合は注意が必要ということです。
あなたの希望条件を明確にするために、大量に紹介してくれる場合もあるため、どんな求人を紹介してもらえているのかを確認してから見極めましょう。
希望条件に合わない求人を紹介する
希望条件に合わない求人を紹介してくる転職エージェントを利用すると、時間の無駄になる可能性があります。
そもそも、あなたの希望条件を把握していないかもしれません。

また、転職エージェントは求職者が転職することで利益が発生するビジネスモデルなので、エージェント側の都合で内定を優先している可能性が考えられます。
ただし、あなたの希望条件やこれまでのキャリアを踏まえたうえで、「このような選択肢もありますよ」と新たな可能性を提案してくれる場合は、前向きに検討する価値があります。
希望条件に合わない求人を紹介されたときは、なぜこの求人を紹介したのかを聞くようにしましょう。
転職や内定承諾の判断を急がしてくる
転職や内定の返事を急がしてくる転職エージェントには注意すべきです。

上記でも述べた通り、転職エージェントは求職者が転職を成功させることで報酬を得る仕組みとなっているため、エージェント側の都合で早く転職を決めさせようとするケースもあります。
また、内定先の企業からの催促により、エージェントが求職者に早く意思決定をするようプレッシャーをかけることもあります。
内定をもらえた場合には、転職先の企業と面談をする機会もあるため、焦らずにじっくり考えましょう。
ただし、あまりにも返事を先延ばしにすると、企業側への印象が悪くなる場合や、内定が取り消される場合もあるため、適切な期限内で判断することが大切です。
キャリアアドバイザーからの返信が遅い
おすすめできない転職エージェントの特徴として、キャリアアドバイザーからの返信が遅い場合も挙げられます。
返信が遅いことで、企業とのやり取りがスムーズに進まず、選考のチャンスを逃してしまう可能性があるため、注意が必要です。
ただし、キャリアアドバイザーによっては、30人以上担当している人もいるため、優先順位が下になっている場合も考えられます。
そんなときは、こちらから積極的に連絡を取ることで対応が早くなることもあるため、遠慮せずに問い合わせてみましょう。
断定的な言い方でアドバイスしてくる
「この企業が絶対に合っています」「この求人以外は考えないほうがいいですよ」などと断定的な言い方でアドバイスしてくる転職エージェントにも気を付けるべきです。
キャリアアドバイザーは転職のプロですが、あくまで求職者に対してアドバイスをする役割があるだけで、最終的な決断を下すのは自分自身です。
そのため、どの企業の選考を受けるかや、どの企業に転職するのか、そもそも転職すべきかは、あなたの意志が尊重されます。
キャリアに「正解」はなく、転職においても絶対的な答えはないため、エージェントの意見を参考にしつつも、自分の価値観や将来のビジョンを大切にしましょう。
転職エージェントを上手く活用するためのポイント
転職エージェントは、求人の紹介や選考対策など、転職活動をサポートしてくれる心強い存在ですが、上手に活用しなければ意味がありません。
そこで、転職エージェントを上手く活用するためのポイントを3つ紹介していきます。
転職の目的に沿った求人か自身で判断する
転職エージェントを活用する際のポイントの一つは、転職の目的に沿った求人か自身で判断することです。
自分で判断せずに、転職エージェントに紹介してもらった求人だけを鵜呑みにして応募すると、希望と合わない企業を選んでしまう場合があります。
転職エージェントは、あなたの希望条件に合う求人を紹介しますが、本当に合っているのか分かりません。

自分自身で合う合わないを判断することで、なぜこの求人を選んだのかをキャリアアドバイザーが具体化して、より希望条件に沿う案件を紹介できる可能性があります。
そのためには、あなた自身が将来の理想像を明確にすることが重要です。
将来の理想像が描けていない人は、なりたくない姿ややりたくないことをイメージすることで、その実現を避けるために、どうなっていればいいのか、何をすればいいのかが明確になります。
キャリアの描き方については、「キャリアビジョンとは?キャリアビジョンを描く方法と具体例を紹介!」で詳しく紹介しているので、ぜひご覧ください。
転職希望時期を明確にする
転職エージェントを活用する際には、転職希望時期を明確にすることも重要です。
なぜなら、転職希望時期が不明確だと、良い求人のタイミングを逃してしまう可能性があるからです。
一般的に、求人は3ヶ月を目安に入れ替わるため、計画的に動けなくなり、結果的に転職の成功を妨げることになります。
例えば、転職時期を決めずにダラダラと活動を続けると、せっかくの好条件の求人がなくなる場合や、選考のペースが遅れて企業側の採用枠が埋まってしまうことがあります。
そのため、あらかじめ転職希望時期を決めておき、スムーズに選考を進めましょう。
希望や経歴を正直に伝える
転職エージェントを活用する際のポイントの一つは、希望や経歴を正直に伝えることです。
希望や経歴を正確に伝えないと、ミスマッチな求人を紹介される可能性が高くなります。

考えられるケースとしては、実際のスキルや経験以上に自分をよく見せようとして、より条件の良い求人を紹介されてしまい、なかなか面接に受からないことです。
仮に採用されたとしても、入社後に求められるスキルと実際のスキルにギャップが生じ、思うように成果を出せずに評価されない可能性があります。
そのため、希望条件に対して市場価値やスキルが不足している場合は、そのギャップを埋めるための転職を検討しましょう。
転職エージェントに振り回されると危険!?
転職エージェントに振り回されないように注意しましょう!
なぜなら、転職エージェントは企業から利益をもらっているため、転職者に100%向いていない場合があるからです。
具体的には以下のような関係図になっています。

このような関係性のため、エージェントの都合で早く転職を決めさせようとする場合や、希望に合っているか分からない求人を勧めることがあります。

ビジネスモデルの構造上、仕方のない部分もあるため、エージェントの意見を参考にしつつも、自分のありたい姿から転職先を決めることが重要です。
転職エージェントの裏事情については、「転職エージェントは使うな?裏事情や賢く使う方法、メリット・デメリットを解説」で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。
転職エージェントを活用すべき人の特徴
上記の内容を踏まえたうえで、転職エージェントを活用すべき人の特徴を紹介していきます。
希望業界や企業が決まっている人
希望業界や企業が決まっている人は転職エージェントを活用した方がスムーズに転職を進められます。
希望業界や企業が決まっている場合、その企業への選考対策や希望条件と本当に一致しているかの企業分析が必要です。
転職エージェントを活用することで、みっちりと選考対策をしてから転職活動に望めます。
結果的に、選考の通過率が上がり、自分に合った企業への転職成功の可能性が高まります。

しかし、転職エージェントによっては、希望する業界や企業の情報に詳しくない場合もあるため、実績や得意分野を事前に確認することが大切です。
転職活動の時間が十分に取れない人
転職活動の時間が十分に取れない人も、転職エージェントを活用することで効率的に転職活動を進められます。
転職エージェントを活用すると、求人紹介や日程調整など、転職活動の効率化が可能です。
また、面接の練習をしてくれたり、不採用だった場合に原因を教えてくれたりするので、次のチャンスに向けて準備がしやすくなります。

ただし、エージェントにすべて任せると、自分の希望と違う仕事を勧められることもあるので、紹介された求人が本当に自分に合っているかをしっかりチェックすることが大切です。
非公開求人も見たい人
非公開求人を確認したい人も、転職エージェントを活用しましょう。

公開求人は、誰でも閲覧・応募できる求人ですが、非公開求人は、企業が特定の条件を満たす人にのみ紹介する特別な求人です。
非公開求人は、重要なプロジェクトに関わることができる可能性があり、待遇もいい場合が多いです。
そのため、非公開求人はスキルアップしたい人におすすめの求人と言えます。
ただし、非公開求人の種類も多いため、自分の希望やスキルに合った求人を見極めることが大切です。
エージェントに任せきりにせず、どのような非公開求人があるのかを積極的に確認し、自分に合うか判断しましょう。
転職エージェント以外のキャリア相談先
転職エージェント以外のキャリア相談先は以下の2つです。
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
キャリアコーチングサービス
転職エージェント以外のキャリア相談先の一つは、キャリアコーチングサービスです。
キャリアコーチングサービスは、転職エージェントと違い有料でキャリア相談ができるサービスです。
例えば以下のようなコーチングサービスがあります。
サービス名 | コース一覧 |
---|---|
マジキャリ (20・30代に特化) |
・キャリアデザインコース ・自己実現コース ・安心転職コース ・入社後活躍コース |
ライフシフトラボ (45歳からの実践型キャリアスクール) |
・複業起業コース ・転職コース ・DXコース |
キャリドラ (キャリアアップに特化) |
・ハイキャリアコース ・エキスパートコース ・プロフェッショナルコース |
キャリアコーチングサービスは転職エージェントとは異なり、相談者本人から報酬をいただくため、100%顧客に向き合ってキャリア相談に乗ることができます。
ただし、キャリアコーチングサービスは高額である点には注意が必要です。
そんなキャリアコーチングサービスの中でも、転職を考えているなら、マジキャリがおすすめです。

マジキャリのコーチは全員がキャリア領域に携わってきた、キャリアのプロで構成されています。
転職を成功させるためには、あなたの将来の理想的な姿や、やりたいことを決めるのはもちろん、そのための道筋を立てることが必要になります。
マジキャリでは、自己分析からあなたが将来の理想的な姿を達成するまでの計画立てまで伴走するので、気になる人は無料相談にお申込みください。
関連記事
キャリアコーチングについて気になる人は、「キャリアコーチングとは?おすすめ12選の料金・体験談と失敗しない選び方を紹介!」の記事もご覧ください。
公的機関
キャリア相談ができる公的機関として、ハローワークなどが挙げられます。
ハローワークは、厚生労働省が提供しているサービスで、求職者に対して職業紹介や就職サポートをしています。
ハローワークでできることを以下にまとめました。
ハローワークでできること
- 自己分析とキャリアの棚卸し
- 求人情報の提供
- 応募書類の作成支援
- 面接対策
- 職業訓練の紹介
ハローワークは、国が運営しているため無料で相談でき、地域密着型のため地元の転職に有利です。

そのため、特に地方への転職で悩んでいる人や、キャリア相談を試してみたいという人におすすめです。
ただし、アドバイザーがキャリアの専門家ではない点には注意が必要です。
転職エージェントの選び方に迷ったらマジキャリ!
「転職エージェントが多いため、どのように選べばいいのか分からない...」
とお悩みではないでしょうか?
転職エージェントを選ぶ際に、キャリアアドバイザーとの相性が重要です。
また、転職エージェントを活用するには、そもそも転職する目的や軸を明確にする必要があります。
目的や軸が曖昧なまま相談すると、多くの求人を紹介されて迷いやすくなります。結果、自分の軸に沿った企業選びができず、条件や知名度だけで選んでしまい、転職後にミスマッチを感じる可能性があります。
将来像を明確にするためには、キャリアコーチングサービスの活用がおすすめです。
キャリアコーチングサービスを利用することで、転職の目的や軸を明確にできます。
キャリアコーチングの中でも、転職を見据えているなら、マジキャリがおすすめです。

マジキャリを運営しているアクシス株式会社は転職エージェント事業も手がけており、転職市場に関する豊富な知識とノウハウを持っています。
そのため、自己分析はもちろん、市場価値や業界の実情を踏まえた現実的な計画や条件を知ったうえで転職できます。
そんなマジキャリですが、現在無料相談枠が限られているため、キャリアに関する悩みがある人はお早めにお申し込みください。
下のボタンからお申込み可能です。
キャリアアドバイザーとの相性が良いと、本音で相談でき、自分に合った求人や的確なサポートを受けられます。