キャリアアップ 志望動機

#キャリアコーチング #キャリアプラン #キャリアの悩み

キャリアアップしたい人必見!転職面接で「受かる」志望動機の伝え方を徹底解説!

この記事の監修者

末永 雄大

新卒で株式会社リクルートに入社し数百を超える企業の中途採用を支援。その後2012年アクシス株式会社を設立、キャリアコーチング事業、転職エージェント事業、Webメディア事業を複数展開。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。

この記事のまとめ

キャリアアップを志望動機とする際、どのように伝えると効果的だと思いますか。

この記事では、転職の成功事例から学ぶ志望動機のポイントや、面接官が期待する内容を詳しく解説します。

目次

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    そもそも志望動機とは?

    志望動機とは、就職活動や転職において応募先企業で働きたいと考えた理由や魅力に感じた点を言語化することです。

    企業が求職者の志望動機を確認することで、志望度や自社にマッチする人材か見極める判断材料にします。

    ここからは志望動機と自己PRの違いや志望動機が重要な理由について解説していきます。

    志望動機と自己PRの違いとは?

    志望動機と合わせて聞かれることが多い自己PRも重要な項目です。

    志望動機は企業が求職者の熱意や志望度の高さを見極めることが主な目的であるのに対し、自己PRはあなたの強みやスキルをアピールすることを目的としています。

    これまでの仕事での経験や身に付けたスキル、強みや実績等を伝えることで、入社後に活躍できるというアピールをおこないます。

    志望先の企業に応募する求職者はあなた一人ではないため、他の求職者と差別化を図る目的でも非常に重要です。

    末永 末永

    志望動機はその企業を選ぶ理由を伝えることが目的で、自己PRはあなたの強みや実績を伝えることが目的といった違いがあると認識しておきましょう。

    なぜ志望動機が重要なのか?

    末永 末永

    企業側は、志望動機で求職者が「どれくらい志望しているか?」「入社したら長く活躍してくれそうか?」というポイントを見ています。

    求職者は複数の企業に応募していることが多いため、「本当に自社を志望しているのか」「志望度が低いのであれば、内定を出しても辞退されたり、入社後すぐに辞めてしまいそう」といった観点で求職者を見極めていきます。

    また、なぜその企業や職種を志望するのかを深掘りすることで、入社後に社風やビジョンが合わないという状況を防ぐためにも志望動機はしっかり確認されます。

    志望動機を整理することは、自分自身のキャリアプランを明確にする目的でも重要です。

    その企業をなぜ志望するのか、入社後にどのようなことを実現したいかを考えることはキャリアプランを考えることにもなります。

    さらに、キャリアプランを考えると、「3年目の今◯◯業界で◯◯な経験やスキルを身につけたいと思っているから、御社を志望しています。」というような説得力のある志望動機を伝えられるようになります。

    末永 末永

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    志望動機の適切な文字数

    志望動機は、応募先の企業への熱意を示す重要な文章です。

    文章が短すぎると志望度が低いとみなされてしまう可能性もあるため、一定の文字数は担保するようにしましょう。

    一般的には、150~200文字程度が適切な分量だと言われています。

    ただし、むやみやたらに文字数を増やせばいいわけではありません。

    末永 末永

    企業の採用担当者は1日に何名もの履歴書や志望動機に目を通すため、文字量が多すぎても全部読んでもらえるとは限りません。

    伝えたいことが伝わるように、端的に結論から記載するように心がけましょう。

    志望動機を通じて企業が判断していること

    志望動機は企業側が求職者を見極めるにあたって重要な項目です。

    具体的には、以下のような観点で求職者を見極めています。

    それぞれについて解説していきます。

    仕事へのモチベーションや転職をどう考えているのか?

    末永 末永

    企業側が志望動機を確認する際、「この人は入社後にモチベーション高く頑張ってくれるだろうか」「今回の転職は前向きな理由があるのだろうか」といった観点で求職者を判断しています。

    例えば、転職理由が「新しい環境にチャレンジすることで自分のスキルを磨いていきたい」と考えている求職者であれば、採用した後も頑張ってくれそうと判断されます。

    一方、「前職は業務内容が合わなくて辞めた」とネガティブな要素が強いと、入社後の活躍に期待ができないと判断されてしまうことがあります。

    志望動機から仕事や今回の転職に関して前向きであることを伝えられれば、採用担当者に良い印象を与えられるでしょう。

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    提出書類の内容の正確性はどうか?

    末永 末永

    企業の採用担当者は、書類内容を確認する際に正確に記載されているかという観点でも求職者を見極めています。

    応募書類は企業との最初の接点になる非常に重要な書類です。

    重要度の高い書類にも関わらず誤字脱字があると、「仕事も正確性に欠けるのではないか」「確認が甘く、仕事も丁寧ではないのかもしれない」と仕事の正確性について悪い印象を与えてしまう可能性があります

    企業に提出する書類は正確に記入するよう徹底しましょう。

    どれだけの期間、企業で働く意向があるか?

    志望動機を通じて、求職者が入社した後に定着しそうか、入社後中長期的に活躍してくれそうかといった観点でも判断しています。

    企業が社員を一人採用するには数百万円ものコストがかかるため、入社後にすぐやめてしまっては損失が大きいため、採用時に慎重に見極めていきます。

    また、従業員の入れ替わりが激しいと採用コストに加えて、育成コストもかかってしまうため、企業は長期間働いてくれそうな求職者を採用したいのが本音です。

    末永 末永

    転職が一般化していますが、転職前提で志望していることは前面に押し出さないように注意しましょう。

    入社に対する熱意はどれくらいあるか?

    採用担当者は、志望動機から入社に対する熱意がどれほどあるかも見極めています。

    入社意欲が低いとみなされてしまうと、内定を出しても辞退されてしまうと考えられ、採用してもらう可能性が低くなってしまいます。

    入社に対する熱意をアピールするためには、以下の観点で志望動機を整理すると良いでしょう。

    POINT

    • これまでの経歴と一貫性がある志望動機かどうか
    • 入社後に実現したいことは具体的にあるか
    • 会社のビジョンと一致しているか
    • 自社でなければいけない理由はあるのか

    他の会社でもできることや、その企業でなければいけない理由が具体的でないと、熱意が低いと思われてしまうため、注意が必要です。

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    キャリアアップ・スキルアップを転職理由にする際の注意点

    志望動機や転職理由でキャリアアップ・スキルアップを伝えると成長意欲が高いと印象付けられる一方、伝え方には注意が必要です。

    伝え方によっては、ネガティブな印象を与えてしまう可能性もあります。

    次の章からは、キャリアアップ・スキルアップを転職理由にする際の注意点について解説していきます。

    注意点(1)曖昧な表現を避ける

    転職理由を伝える際、曖昧な表現を避け、できるだけ具体的に伝えるように注意しましょう。

    キャリアアップやスキルアップをしていきたいと言っても、「転職する理由をしっかり考えていない」「具体性がなく、本当にスキルアップしたいのか分からない」とネガティブな印象を与えてしまう可能性があります。

    思考が浅い人という印象を持たれてしまうと採用してもらえる確率が低くなってしまいます。

    末永 末永

    転職理由でキャリアアップやスキルアップを伝える場合、「前職ではIT業界で既存の法人営業で経験を積んできましたが、前職での経験を活かして新規営業にもチャレンジしたい」というように、前職での経験を踏まえて具体的な理由を伝えるようにしましょう。

    注意点(2)ビジョンを具体的に伝える

    転職理由を伝える際、あなたの今後のビジョンやキャリアにおける展望を具体的に伝えるようにしましょう。

    企業が求職者の転職理由を確認する背景の一つに、入社後のミスマッチを防ぐという目的があります。

    求職者が実現したいビジョンと会社の方向性が異なっていれば、入社後にミスマッチが発生し、早期離職やモチベーション低下につながってしまうリスクがあると判断されます。

    末永 末永

    それに対して、自分のビジョンと応募先の企業のビジョンが一致するポイントがあると採用担当者に良い印象を与えられるため、入社後にどのようなことを実現したいか等を言語化しておくことが重要です。

    注意点(3)キャリアアップの目的を明確にする

    転職理由でキャリアアップやスキルアップを伝える際、なぜキャリアアップしたいのといった目的を明確にしましょう。

    末永 末永

    企業が求職者を採用する際、キャリアアップしたいかどうかより、入社後に定着できそうか、活躍してくれそうかという観点を重要視しています。

    例えば、「これまでの経験を活かして新たな業務領域にチャレンジしたい」というように、これまでのキャリアと紐付けて伝えることで、入社後に活躍してくれそうと思ってもらうことができます。

    単にキャリアアップしたいという希望を伝えるのではなく、あなたを採用するメリットが伝わるようにキャリアアップする目的を明確にしておきましょう。

    注意点(4)具体的なキャリアプランの検討

    末永 末永

    キャリアアップやスキルアップを転職理由にするのであれば、今後のキャリアプランやキャリアアップしていくロードマップも整理しておきましょう。

    採用担当者は中長期的に活躍してくれる人材を採用することが理想であるため、あなたのキャリアプランが自社で実現できそうかという観点で判断します。

    あなたが身に付けたいスキルや実現したいキャリアプランが用意できないのであれば、採用しても双方が不幸になってしまうでしょう。

    また、転職理由とキャリアプランに一貫性を持たせることで、転職理由や志望動機の説得力が増し、採用担当者に良い印象を与えることにも繋がります。

    注意点(5)現職や前職の不満を言及しない

    転職理由を伝える際、前職や現職の不満を言わないようにしましょう。

    前職や現職の不満ばかり言ってしまうと、「環境のせいにしてばかりで他責思考だ」「自分で改善する意欲がない」と捉えられてしまう可能性があります。

    転職理由にネガティブな要素があったとしても、あくまできっかけ程度にし、応募した企業で実現したいことや今後のビジョンのポジティブな内容を中心に伝えるようにしましょう。

    注意点(6)スキルアップとキャリアアップの関連性を理解する

    スキルアップやキャリアアップを転職理由として伝える際、相互の関連性を理解し、一貫性を持たせることを意識しましょう。

    スキルアップしたいのであれば、以下の観点で思考を整理しておきましょう。

    POINT

    • どのようなスキルをなぜ身に付けたいのか
    • スキルを身に付けることで、どのようなメリットがあるのか

    スキルを習得することは目的ではなく、手段として考えることをおすすめします。

    スキルを活かすことで何を実現したいのか、キャリアにどう活かしたいのかといったビジョンまで伝えられると、採用担当者も転職理由に納得してくれるでしょう。

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    キャリアアップが志望動機でポジティブに伝わる4つのコツ

    キャリアアップを転職理由にする際の注意点を解説してきましたが、転職理由にキャリアアップを選んではいけないということではありません。

    次の章からは、キャリアアップを志望動機として伝える際のコツについて解説していきます。

    コツ(1)入社後の働き方のビジョンを共有する

    キャリアアップを志望動機で伝えるコツは、入社後の働き方やビジョンを共有することです。

    あなたがキャリアアップしたいと望んでいても、応募先の企業で実現できるか分からないため、具体的なビジョンや想定している働き方を採用担当者に共有しましょう。

    採用担当者は入社後のミスマッチを防ぎたいと考えているため、あなたが具体的なビジョンを伝えることができれば、それが実現できるか判断することができます。

    末永 末永

    「入社後には、〜〜の業務に携わり経験を積んでいきたいと考えています。経験を積んだら、〜〜にもチャレンジしてみたいです。」というように、入社後に実現したいことチャレンジしたいことを伝えましょう。

    コツ(2)応募先の選定理由を具体的に伝える

    キャリアアップを志望動機で伝える際、なぜその企業でなければならないのかを具体的に伝えましょう。

    転職活動では複数社に応募することが一般的ですが、ありきたりな志望動機を伝えてしまうと、「自社の志望度は低そう」「自社でなくても実現できる志望動機だ」と捉えられてしまう可能性があります。

    キャリアアップしたいのであれば、応募先企業の展望やビジョンとあなたのキャリアプランが合致していることを示れば採用担当者に良い印象を与えられるはずです。

    また、応募している職種の採用背景や募集要件から、企業側の採用ニーズを推測し、あなたの経験やスキルを活かせるというアピールができれば更に良いでしょう。

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    コツ(3)自己の強みや特技をアピールする

    キャリアアップしたいという願望を伝えるだけでなく、これまでのキャリアで身に付けたスキルや強みをどのように活かしてキャリアアップしていくのかを伝えるよう意識しましょう。

    実際に過去の経験や前職で残した成果とあわせて、その強みや特技をどのように活用したのか具体的なエピソードを話せると採用担当者もイメージができます。

    再現性があるエピソードを話すことができれば、入社後に活躍してくれそうというイメージをより具体的に持たせることができるでしょう。

    末永 末永

    また、強みや特技に独自性があれば、他の応募者と差別化できます。

    あなたならではの経験やスキルを言語化しておきましょう。

    コツ(4)志望動機の導入部から結論を述べる

    転職理由を伝える際は、結論から端的に述べるようにしましょう。

    末永 末永

    ビジネスにおいては、結論から端的に伝えるコミュニケーション能力が重視されるため、志望動機の導入部分に結論を記載することが重要です。

    また、文章の途中で論点が迷子になったり話の展開が論理的に飛躍しないように、中論で具体的な事例や経験を織り交ぜましょう。

    具体的な事例やエピソードがあれば、結論の説得力を強めたり、相手が具体的なイメージを持ちやすいといったメリットがあります。

    そして、結論部では入社後にどのような活躍や貢献を目指すかを明確にし、締めくくりとして読者に強く印象付けることができたら理想的です。

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    履歴書の転職理由を書く際の3つのポイント

    履歴書に転職理由を書く際、3つのポイントがあります。

    それぞれについて解説していきます。

    多くの理由を列挙しない

    末永 末永

    履歴書に転職理由を書く際のポイントの一つ目は、伝えたい転職理由を絞り、多くの理由を列挙しないことです。

    転職理由をいくつも伝えてしまうと、何が本当の転職理由か分からず、あなたが伝えたい転職理由が伝わらなくなってしまいます。

    論点を絞ることで、散漫な印象を与えることを避けることができます。

    本当に伝えたい転職理由を採用担当者に伝えるために、伝える転職理由は一つか二つに絞り、それぞれのメッセージは明確かつ簡潔に伝えるようにしましょう。

    経歴や志望動機の一貫性を保つ

    転職理由を記載するポイントの二つ目は、経歴と志望動機の一貫性を保つことです。

    これまでのキャリアでどのような経験を積み、どのようなスキルを身に付けてきたのかを志望動機と紐付けて記載しましょう。

    キャリアで積んだ経歴を転職先の新しい環境でどのように活かすか伝えることができれば、説得力のある志望動機と捉えてもらうことができます。

    また、自分の経験やスキルをどのように活かせるかを伝えることは、計画性や視点の広さをアピールすることにもつながるでしょう。

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    前職の経験や業績を効果的に伝える

    転職理由を記入する際、前職での経験や実績を具体的に伝えることであなたの強みをアピールすることができます。

    実績や成果は具体的な数字や事例で示すことで、説得力のある志望動機になります。

    また、単に実績や成果を伝えるだけでなく、成果を出したプロセスや工夫したポイント等を盛り込むことで、あなたのパーソナリティや強みを伝えることができます。

    末永 末永

    実績や成果を残した経験からどのような学びを得たのか、それを新しい職場で活かすプランまで伝えることができると、入社後に活躍してくれそうと好印象を与えることにもつながるでしょう。

    キャリアアップに繋がる志望動機の書き方の5ステップ

    キャリアアップを実現するための志望動機の書き方には5つのステップがあります。

    それぞれについて解説していきます。

    手順(1)現職・前職の業務内容から導入する

    キャリアアップにつながる志望動機の書き方の一つ目は、現職や前職での業務内容から書き始めることです。

    これまでの職場でどのような役割を与えられ、その中でどのような成果を残したのかを言語化しましょう。

    期待役割以上の成果を残した実績があれば、成果を残したプロセスや創意工夫したポイントも合わせて書くことで、あなたが前職でどれだけ活躍したかが伝わりやすくなります。

    また、現職や前職での経験を次の環境でどのように活かすのかを明示することも重要です。

    末永 末永

    採用担当者はあなたが入社後に活躍できそうかを見極めているため、再現性高く活躍できるようにアピールしましょう。

    手順(2)転職の理由をポジティブに表現する

    キャリアアップにつながる志望動機の書き方の二つ目は、転職理由はポジティブな表現で記載することです。

    現職や前職を退職する際、少なからず何かしらの不満を抱える方が多いでしょう。

    ネガティブな理由ばかり伝えてしまうと、「環境のせいにする」「自分で改善しようと行動しなかった」と良くない印象を与えてしまいます。

    末永 末永

    人間関係や給与等の不満が退職理由に挙げられることが多いですが、ネガティブな表現はせずに、転職先で実現したいことや今後チャレンジしたいこと等のポジティブな転職理由を伝えることが重要です。

    手順(3)企業研究を基に志望理由を述べる

    キャリアアップにつながる志望動機の書き方の三つ目は、応募する企業の研究をしっかりおこなった上で、なぜその企業を志望するのかを述べることです。

    採用担当者は、あなたがどれだけの志望度なのかを見極めるため、応募先企業についてしっかり調べていることが伝わるようにしましょう。

    末永 末永

    企業研究では、その企業のミッション・ビジョン・バリュー、事業内容や商品・サービス、業界内での立ち位置等、幅広い観点で情報をインプットしておくことが重要です。

    その上で、あなたが応募先企業のどこに魅力を感じているのかを明示することで、熱意を示すことができます。

    手順(4)入社後の自身のビジョンを明示する

    キャリアアップにつながる志望動機の書き方の四つ目は、あなたが入社後にどのように働いていくのかといったビジョンを明示することです。

    どのような業務を担い、これまでの経験や身に付けたスキルを活かして活躍していくのかを伝えましょう。

    末永 末永

    過去の経験等の具体的な事例をベースに伝えることで、あなたのビジョンが実現できそうだという印象を与えることができます。

    また、ビジョンを伝える際は、あなたの掲げるビジョンを実現していくことで、企業にどれだけの貢献できるかと関連付けて伝えることも重要です。

    手順(5)会社への貢献意欲を締めくくりとして伝える

    キャリアアップにつながる志望動機の書き方の五つ目は、入社後にどれだけその会社に貢献したいかといった意欲を示すことです。

    入社後に、その企業の一員としてどのような価値をもたらすのかといった具体的なイメージを伝えることで、その企業への熱意を伝えることができます。

    なぜその会社に貢献したいと考えるのかを、あなたの原体験に基づいたエピソードと合わせ伝えることができれば理想的です。

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    【職種別例文】面接官に刺さる!キャリアアップ転職で使える志望動機を紹介

    ここでは、面接官に刺さる志望動機の例文を職種毎に紹介します。

    面接官に刺さる志望動機は、エピソードが深く納得のできるものです。

    • 結論
    • なぜそう思うのか
    • これまで何をしてきたか・これから何をしたいか

    この3つをより具体的に伝えることを意識しましょう。

    営業職の志望動機

    営業職の志望動機として3つの例文を紹介します。

    「営業マネージャーとしてチームを引っ張りたいのか」「インサイドセールスなどに挑戦し仕事の幅を広げたいのか」「それともより専門性を磨いていきたいのか」それぞれで伝えるべきことも変わります。

    今回紹介する例文を参考にして、あなただけの志望動機を考えましょう。

    営業マネージャーにキャリアアップしたいケース

    営業マネージャーにキャリアアップしたいケースの志望動機

    営業職としてさまざまな経験や実績を積み重ね、5年後には現場統括マネージャーになりたいと考えています。

    現場統括マネージャーになるために、2年後までに支店内で成績1位・実績1位になることを目標として設定しています。自分の強みをさらに高められるよう、積極的に仕事に取り組むのはもちろん、資格取得も目指します。

    また、ノウハウを部下に伝える教育にも携わりたいと考えています。

    まずは自分の活躍できるフィールドを増やすため、成果を残せるよう努力していきます。そしてその過程で、リーダーやマネージャーとして活躍するための人間力も磨いていきたいと考えております。

    営業職として仕事の幅を広げたいケース

    営業職として仕事の幅を広げたいケースの志望動機

    私は、現職での経験を活かしてインサイドセールスとして活躍したいと考えています。

    現職では、顧客とのコミュニケーションスキルを身に付けたため、インサイドセールスとして非対面でのコミュニケーションにも活かしたいと思います。

    また、営業スキルとして足元の目標達成に尽力しつつ、マーケティングとフィールドセールスの橋渡しとして売れる仕組み作りにも挑戦したいと考えています。

    営業のプロとしてキャリアアップしたいケース

    営業のプロとしてキャリアアップしたいケースの志望動機

    私は、営業としてルート営業のプロフェッショナルとして活躍したいと考えています。

    現職では、顧客との関係構築力や提案力を活かして、〇ヶ月連続目標達成といった成果を残しています。

    自身の強みである関係構築能力や提案力に磨きをかけつつ、ルート営業のプロフェッショナルとして、既存顧客からの売上拡大に向けた仕組み作りや施策立案にも挑戦したいと考えています。

    事務職の志望動機

    事務職の志望動機として3つの例文を紹介します。

    「人事や総務のマネージャーとしてキャリアアップしたいのか」「経理事務や法務事務などに挑戦し仕事の幅を広げたいのか」「それともより専門性を磨いていきたいのか」それぞれで伝えるべきことも変わります。

    今回紹介する例文を参考にして、あなただけの志望動機を考えましょう。

    人事や総務のマネージャーとしてキャリアアップしたいケース

    人事や総務のマネージャーとしてキャリアアップしたいケースの志望動機

    私は前職で事務職として5年間実務を担当していました。3年後にはバックオフィス全般を統括できる人材を目指しています。

    というのもこれまでバックオフィスに関する実務を担当する中で業務の効率化や業務フローの改善に着手してきたため、今後はバックオフィス全般の効率化やDXに注力することで、自社の生産性向上に取り組みたいと考えています。

    そのためには、バックオフィス全般の実務に関する知識や業務をミスなく丁寧に取り組むことはもちろん、DXやシステムに関する知識等も身につける必要があると思います。

    実務経験を積みながら、細やかに業務について改善をしていくことで、生産性の高いバックオフィスを確立できる管理者へなり御社に貢献したいと感じています。

    事務職として仕事の幅を広げたいケース

    事務職として仕事の幅を広げたいケースの志望動機

    私は現職の一般事務から経理事務に挑戦し、仕事の幅を広げたいと考えております。

    現職であはは、書類作成やデータ入力、電話対応など社内の業務全般のサポートをおこなってきました。

    また、私自身、簿記2級の資格を所持しており資格を活かせる仕事をしたいとも考えておりました。

    そこで、簿記の資格を活かせる経理事務へ挑戦し、資格取得で身に付けた知識を活かすとともに、仕事の幅を広げられるのではないかと考えております。

    事務職のプロとしてキャリアアップしたいケース

    事務職のプロとしてキャリアアップしたいケースの志望動機

    私は営業事務のスペシャリストとしてキャリアアップを目指していきたいと考えております。

    大学在学中に専攻していた英語を活かした仕事をしたいと考えており、海外の企業の営業事務に挑戦したいと思っております。

    また、営業事務では、契約書や見積書、納品書、請求書などの書類作成のほか、商品の在庫管理や売掛金の管理など日常的に文書作成ソフトや表計算ソフトを使うため、MOS資格を取得できるよう勉強をしております。

    エンジニア職の志望動機

    エンジニア職の志望動機として3つの例文を紹介します。

    「上流工程に携わりキャリアアップしたいのか」「スペシャリストとして専門性を磨きたいのか」「ゼネラリストとして幅広いスキルや知識を身に付けたいのか」それぞれで伝えるべきことも変わります。

    今回紹介する例文を参考にして、あなただけの志望動機を考えましょう。

    上流工程に関わりたいケース

    上流工程に関わりたいケースの志望動機

    ITコンサルタントとして、システムエンジニアと連携して実務経験を積み、5年後にはプロジェクトの立ち上げから開発、運用までの管理をおこなえるようになるつもりです。そのために、情報処理技術者試験や応用情報技術者試験などを受け、幅広く資格を取得します。さらに、10年後にはプロジェクトマネージャーとして、10人以上のチームをマネジメントする立場になることを考えています。

    スペシャリストとしてキャリアアップしたいケース

    スペシャリストとしてキャリアアップしたいケースの志望動機

    フルスタックエンジニアとして、実務経験を積み5年以内には1億円規模のプロジェクトを企画から立ち上げまで完遂することを目標としています。そのために、ITストラテジスト試験やシステムアーキテクト試験などを受け、幅広く資格を取得するつもりです。さらに10年後には、プロジェクトマネージャーとして、10人以上のチームをマネジメントする立場になることを考えています。

    ジェネラリストとしてキャリアアップしたいケース

    ジェネラリストとしてキャリアアップしたいケースの志望動機

    プログラマーとして実務経験を積み、5年後にはチームリーダーとして5人以上のチームをまとめるつもりです。そのために、JavaやPHP、Pythonなどさまざまな言語を3年以内に習得します。さらに、10年後にはシステムエンジニアへキャリアアップし、システム開発に携わりたいと考えています。

    マーケティング職の志望動機

    マーケティング職の志望動機として3つの例文を紹介します。

    「CMOやマネージャーとしてキャリアアップしたいのか」「事業会社でマーケティングの経験を積みたいのか」「より専門的なスキルや知識を身に付けたいのか」それぞれで伝えるべきことも変わります。

    今回紹介する例文を参考にして、あなただけの志望動機を考えましょう。

    CMOやマネージャーにキャリアアップしたいケース

    CMOやマネージャーにキャリアアップしたいケースの志望動機

    私は、御社で5年以内にマーケティングマネージャーになりたいと考えています。

    現職で培った様々な企画や分析の経験、そしてリーダーは御社でも役に立つと考えおります。

    このようなスキルや経験を御社で最大限に発揮し、新たな商品の開発や新規事業立ち上げの責任者として組織をけん引する存在を目指していきたいと考えております。

    事業会社で経験を積みたいケース

    事業会社で経験を積みたいケースの志望動機

    私は現職の英会話教材販売会社において、5年間マーケティング部門で自社教材の販売拡大のための市場調査から戦略立案、そして施策の実行を手掛けてきました。御社の商材は違う分野ですが、培ってきたマーケティングスキルはそのまま活かせるとの確信があります。

    そのため、最初の1年は現場の業務をこなしながら御社の商材に精通することに全力を上げ、2年目以降は自身のマーケティング企画も積極的に発信していきたいと考えております。

    そうやってマーケティング部門のパフォーマンス向上に貢献し、5年後にはマーケティング部門の舵取りを担える人材になろうと決意しております。

    マーケターとしてプロフェッショナルになりたいケース

    マーケターとしてプロフェッショナルになりたいケースの志望動機

    今後、更に成長が見込まれるコンテンツマーケティングの分野で、より深い知識を身に付け経験を積んでいき、マーケティングマネージャーやマーケティングディレクターになることを目標としています。

    私は、これまでWebマーケティング全般に関わり、集客力を高めて売上に貢献してきました。これらの経験を生かし、現在はより顧客との信頼関係を高めていくために、コンテンツマーケティングの業務にも携わっています。

    私の持っている知識や経験、技術などを最大限に活かし、御社の可能性を最大限に引き出していきたいと考えています。

    キャリアアップしたいけど志望動機がわからない人はマジキャリがおすすめ

    相談者 相談者

    「面接で志望動機がうまく話せない」

    「キャリアアップしたいけど、志望動機の書き方が分からない」

    お悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    キャリアアップのための転職となると、徹底的な自己分析をもとに志望動機を作らないと面接に受かるのは難しいです。

    企業の採用担当者は「定着性」と「活躍性」を志望動機から判断しているため、あなたがキャリアアップしたいという願望だけ伝えても採用担当者には響かないでしょう。

    末永 末永

    面接官は「採用コストや人件費をかけて、あなたを採用するメリットがあるのか?」を面接の限られた時間の中でジャッジをしています。

    面接は営業活動と似ています。同じポジションに応募しているライバルの中から、自分を選んでもらわなくてはなりません。

    面接をただ質問に回答する場だとは思わず、企業に「自分」という商品をプレゼンテーションする場だと思うようにしましょう。

    「自分が話したいことを話す」のではなく、「相手が聞きたいことを答える」商談の場だと認識をし、応募する企業との接点をチョイスして話すようにしてください。

    その会社に転職してからの未来の話をして、採用担当者に納得してもらうためには原体験に基づいた説得力のある志望動機を話す必要があります。

    末永 末永

    そのために自己分析が必要不可欠で、あなたの価値観やこれまでのキャリアでの経験を整理しておきましょう。

    そこで、自己分析が上手くできない方にマジキャリ をおすすめします。

    自分のことは客観的に分析するのが難しいので、自己分析が1人でできないということは問題ありません。

    ただ自己分析ができていないまま面接を受けても、きちんと自分の強みをアピールできなかったり、伝えたいことがうまく伝えられないということがあります。

    その点マジキャリ では、独自の自己分析ワークをベースに、キャリア形成に知見のあるコーチがマンツーマンでサポートします。

    また、業界で唯一転職エージェント事業も運営しているので、転職に関してのノウハウが社内に豊富にあります。そのため、面接の場で評価される伝え方やあなたに合った仕事についてもアドバイスしてくれます。

    今なら無料面談実施中 なので、気になる人はお早めにお問い合わせください。

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    *22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。

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