ハローワークのパソコン検索を求職活動実績とする方法
ハローワークに設置されているパソコンでの求人検索は、単独では求職活動実績として認められません。
一方で、適切な方法と組み合わせることで確実な実績として活用できます。
重要なのは、検索で得た情報を具体的な行動に結び付けることです。パソコン検索を効果的に活用し、求職活動実績として認定してもらうための具体的な方法について、以下の内容で解説します。
求人票を印刷して職業相談と組み合わせる
ハローワークでの求職活動実績作りにおいて、パソコン検索と職業相談を効果的に活用する方法があります。
まず、設置されたパソコンで興味のある仕事を見つけたら、求人票を印刷しましょう。
ハローワークで求人検索をしてから職業相談は次の流れでおこなえます。
ハローワークで求人検索をしてから職業相談をする流れ
- ハローワークのパソコンを借りて求人検索
- 気になる求人票を印刷
- 職業相談窓口へ向かい職員さんに求人内容について相談
- 雇用保険受給資格者証にハンコをもらう
印刷しただけでは実績になりませんが、求人票を持参して窓口の職員に相談することで、正式な「職業相談」として記録されます。
相談内容は特別難しく考える必要はありません。
「この仕事の詳しい内容を教えてください」「未経験でも本当に応募できるでしょうか」「残業時間はどの程度になりそうですか」など素朴な疑問で十分です。

職業相談をおこなった実績は雇用保険受給資格者証に記録され、認定日に証拠として提示できます。
関連記事
求職活動実績はハローワークの職業相談のみで作れるかについては「求職活動実績はハローワークの職業相談のみで作れる?質問例20選も紹介」の記事で詳しく解説しています。
インターネットを利用してWeb応募と組み合わせる
ハローワークにおけるパソコン検索での求職活動実績作りにおいて、インターネットを活用したWeb応募も求職者にとって有効な手段の1つです。
現在では多くの企業がオンラインでの応募を受け付けており、ハローワークに設置されたパソコンからも企業の採用サイトにアクセスして直接応募手続きができます。
応募が完了すると企業から自動で送信される完了メールや、応募手続き完了画面をスクリーンショットで保存しておけば、認定日に職員へ提示する証拠として十分に認められます。

記録の保存方法も簡単で、スマートフォンで画面を撮影するか、USBメモリに画像ファイルとして保存するだけで問題ありません。
また、転職サイトや転職エージェント経由でのオンライン応募も同様に求職活動実績として認められます。
この方法は自宅からでも応募できるため、ハローワークまで足を運ぶ時間がない求職者にも適した方法です。

効率的な求職活動実績作りを希望される人には、リクルートエージェントの活用をおすすめします。
業界最大級の求人数を誇り、オンライン応募はもちろん、転職に役立つセミナーも定期開催しています。
ハローワークのパソコン検索だけでは求職活動実績にならない理由
ハローワークのパソコンで求人検索をおこなうことは転職活動の重要な第一歩ですが、単純な検索や閲覧行為だけでは求職活動実績として認められないのが現実です。
ハローワークのパソコン検索が実績として認められない具体的な理由について、以下の内容で解説します。
ハローワークで求職活動実績として認められている活動内容
ハローワークのパソコン検索だけでは求職活動実績にならない理由を理解するには、求職活動実績として認められている活動内容を知る必要があります。
ハローワークにおける求職活動実績の認定基準は、失業保険制度の透明性と公正性を保つために厳格に定められています。
ハローワークで求職活動実績として認められている活動は次の通りです。
求職活動実績として認められている活動
- 求人への応募
- ハローワークがおこなう職業相談、職業紹介、講習などの利用
- 許可を受けた民間企業がおこなう職業相談、職業紹介、講習などの利用
- 公的機関がおこなう職業相談、職業紹介、講習などの利用
- 再就職するための資格試験、検定試験の受験
出典:ハローワーク/失業の認定における求職活動実績となるもの
認められる活動の前提条件は「誰が見ても就職するための活動をおこなっている」と客観的に判断できることです。
個人で企業に応募した場合は失業認定申告書にその内容を詳しく記載し、応募先企業名や応募日を明確にします。

一方、ハローワークが提供する職業相談や職業紹介、各種講習会に参加した場合は、受給資格者証に担当職員からハンコを押してもらうことが証明です。
ハローワークのパソコン検索だけでは記録が残らない
ハローワークでパソコン検索をおこなっただけでは求職活動実績として認められない理由は、記録が残らないことが主な要因です。
ハローワークに設置されたパソコンで求人情報を閲覧した場合、履歴は求職者の記録として保存されません。
失業保険の認定制度では、求職活動実績を認定日にハローワークの職員が目で見て確認できる形で提示することが求められています。
パソコン検索の行為だけでは、要件を満たせません。

しかし、パソコンでの求人検索そのものが無意味ではありません。
検索で興味深い求人を見つけた際に、その求人票を印刷して職業相談窓口で詳しい説明を求めたり、企業のウェブサイトから直接応募手続きを進めたりすれば、立派な求職活動実績となります。
関連記事
求職活動実績の効率的な作り方については「求職活動実績を簡単に作る裏ワザ7選!求職活動実績として認められないケースも紹介」「ハローワークの職業相談で実績作りはできる!簡単にできる実績作り6選と注意点も紹介」の記事で詳しく解説しています。
ハローワークでパソコン検索を利用する流れ
ハローワークでのパソコン検索は、効率的な転職活動を進める上で欠かせないサービスの1つです。
ハローワークでパソコン検索を利用する際の具体的な流れについて、以下の内容で解説します。
パソコン検索の利用方法
ハローワークでパソコン検索を利用する際の手順は、初めての求職者でも迷わないよう整備されています。
次の手順でハローワークのパソコンを利用できます。
ハローワークのパソコンを利用する流れ
- 総合受付で受付をする
- ハローワーク受付票を受け取る
- 求人検索コーナーに行き指定された番号のパソコンを使う
まず重要なのは、雇用保険の手続きが必要な場合は住所を管轄するハローワークを利用する必要があることです。
一方、単純な求人検索であれば、どのハローワークでも利用できます。
求人検索用のパソコンは予約不要で利用できるため、待ち時間も比較的短く済みます。
求人検索以外にも、履歴書や職務経歴書の作成を希望する場合は「応募書類作成コーナー」の利用が可能です。

一部のハローワークには「ジョブカフェ」が併設されており、より充実した就職支援サービスを受けられます。
ただし、応募書類作成コーナーは予約制の場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。
パソコン検索を利用する際に必要なもの
ハローワークでパソコン検索を利用する際に必須となる持ち物は、総合受付で発行されるハローワーク受付票のみで、これがあればパソコンでの求人検索が可能です。
ただし、より効果的に活用するためには、いくつかの準備をしておくことをおすすめします。
具体的に、あると良い持ち物は次の通りです。
パソコン検索を利用する際に必要なもの
- メモ帳
- 筆記用具
- 印刷した求人票を入れるためのクリアファイル
- 印刷データを入れるメディア
- スケジュール帳
まず、気になる求人情報を記録するためのメモ帳やノートを持参することがポイントです。
求人番号や企業名、応募条件などを手書きでメモしておけば、後から振り返りやすくなります。
服装については特別な規定はありませんが、公的機関という性質上、常識的な範囲での身だしなみが求められます。

スウェットやサンダル、ハーフパンツなど過度にカジュアルな服装は避け、清潔感のある装いを心がけることで、職員や他の利用者への配慮を示せます。
ハローワークのパソコン検索でできること
ハローワークに設置されているパソコンは、単純な求人検索だけでなく、求職者をサポートする多機能なツールです。
全国の膨大な求人情報や職業訓練情報へのアクセス、応募書類の作成、必要な資料の印刷まで、求職者が転職活動を進める上で欠かせない機能が集約されています。
ハローワークのパソコンで利用できる具体的な機能について、以下の内容で解説します。
求人検索
ハローワークの求人検索用パソコンでできることの1つは、ハローワークが全国の事業者から受け付けた膨大な求人情報に無料でアクセスできることです。
求人データベースには地域を問わずさまざまな業種・職種の情報が蓄積されており、求職者の希望条件に応じて効率的に検索できます。
また、職業訓練に関する情報も検索可能です。
パソコンでの閲覧に加えて、各パソコンに設置されているプリンターを使って求人票を印刷できるため、複数の求人を比較検討するために持ち帰ることもでき、じっくりと検討する時間を確保できます。
ただし、一般的には利用時間の制限や印刷枚数の制限があるため注意しなければなりません。

ルールは施設によって異なるため、利用前に確認しておくことで、求職活動で忙しい限られた時間を有効活用できます。
履歴書・職務経歴書の作成
ハローワークのパソコンを活用した応募書類作成支援サービスは、求職活動を実質的にサポートする重要な機能です。
自宅にパソコンがない求職者や、文書作成ソフトに慣れていない人でも、窓口で「ハローワークのパソコンで応募書類を作成したい」と相談すれば、専用のパソコンを借りて履歴書や職務経歴書を作成できます。
手書きでの書類作成も法的には問題ありません。
ただし、作成に膨大な時間がかかってしまい、複数の企業に応募する際の効率性が大きく損なわれます。
さらに、採用担当者が「基本的なパソコンスキルが不足しているのではないか」と求職者のことを判断してしまう可能性もあります。

特にIT関連企業や事務職、営業職など、日常業務でパソコンを多用する仕事への応募では、パソコンで作成された整った書類が求められる傾向です。
文字のフォントやレイアウトが統一された見やすい書類は、基本的なITスキルをアピールできる重要な要素です。
求人票などの資料を印刷
ハローワークのパソコン検索を活用した印刷サービスは、求職者にとって欠かせない作業です。
便利なのが、応募書類の印刷サービスです。
ハローワーク内で作成した履歴書や職務経歴書はもちろん、既に完成している書類データをUSBメモリなどで持参すれば、それを印刷してもらえます。
一方で、外部データの持ち込みに関するルールが施設によって異なることに注意が必要です。

セキュリティの観点から持ち込みを制限している施設もあるため、利用前に窓口で詳細を確認することをおすすめします。
ハローワークのパソコン検索を活用して応募をおこなった際の求職活動実績の書き方
ハローワークのパソコン検索を利用して求職者が応募をおこなった場合、求職活動実績として適切に申告するためには、失業認定申告書への正確な記入が不可欠です。
記入項目には明確なルールがあり、応募日や企業名、応募方法などの詳細情報を漏れなく記載する必要があります。
ハローワークのパソコン検索を活用した応募活動の適切な申告方法について、以下の内容で解説します。
失業認定申告書の記入項目

ハローワークのパソコン検索を活用した応募で、求職者が求職活動実績を記入する際は、まず求職活動の方法で選択肢の中から「(ア)公共職業安定所又は地方運輸局による職業相談・職業紹介等」に丸をつけます。
活動日には実際に応募手続きを完了した具体的な日付を記入し、利用した機関名称は「ハローワークインターネットサービス」と記載します。
求職活動の内容欄には、応募した企業の正式名称を正確に書き込むことが必要です。

記入する応募日は必ず認定対象期間内の日付である必要があり、期間外の活動は実績として認められません。
そのため、応募した際には日付を正確に記録しておくことが不可欠です。
申告書を記入する前には、応募完了メールや企業からの返信メールなど、応募日と企業名を確認できる資料を手元に準備しておくと、間違いのない申告ができます。
書き方のポイントと注意点
失業認定申告書の記入作業を始める前に、求職者自身の情報を整理しておくことが重要です。ハローワークのパソコン検索を活用して応募をおこなった正確な日時、応募先企業の正式名称、利用した応募方法やWebサイト名などの詳細を明確にしておきます。
また、応募完了メールやウェブページのスクリーンショットなどの証拠書類も手元に準備しておけば、記入時に迷うことなくスムーズに作業を進められます。
記入における最重要原則は、事実に基づく正確な記載です。
たとえ小さな内容であっても虚偽の記載は不正受給につながる可能性があり、絶対に避けなければなりません。

記入が完了した後は、提出前に必ず全体の内容を再確認することが大切です。
特に企業名や応募日付については、応募時に保存した記録と照らし合わせて、一文字の間違いもないよう慎重にチェックします。
積極的に応募活動をおこなうことで記入する実績も豊富になり、失業認定申告書の作成作業も効率化されます。
求職活動実績を効率的に積み重ねたい人には、転職エージェントの活用も有効な選択肢です。

求職活動実績作りを効率化したい求職者には、リクルートエージェントの活用をおすすめします。
転職者の8割が利用する業界最大手のサービスで、豊富な求人情報に加えて転職活動に役立つオンラインセミナーも定期開催しています。
リクルートエージェントのセミナー受講も求職活動実績として申告できるため、効率的な実績作りが可能です。
ハローワークのパソコン検索以外で求職活動実績を作る方法
ハローワークでの求人検索以外にも、求職活動実績を効率的に作る方法は数多く存在します。
さまざまな方法を組み合わせることで、無理なく必要な実績を積み重ねながら、同時に転職成功の可能性を高めることも可能です。
ハローワークのパソコン検索以外で求職活動実績を作る具体的な方法について、以下の内容で解説します。
インターネットで求人に応募
インターネットを活用した求人応募は、ハローワークのパソコン検索以外で求職活動実績を作る方法の1つで、求職者にとって実用的な手段です。
就職サイトや転職サイトに会員登録をおこない、掲載されている仕事の中から求職者の希望に合致するものを見つけて応募します。
この方法の最大のメリットは、求職者がハローワークに足を運ぶ必要がなく、自宅から24時間いつでも応募活動ができることです。
失業認定申告書への記入の際、認定日の時点で選考結果がまだ出ていない場合は「選考結果待ち」と記入すれば問題ありません。

就職サイトへの会員登録のみ、求人情報の閲覧や検索のみ、知人への口頭での仕事紹介依頼などは、求職活動実績として認められません。
必ず企業に対して正式な応募手続きを完了し、応募完了メールやウェブページのスクリーンショットなどの証拠を保存しておくことが大切です。
セミナーの受講
ハローワークのパソコン検索以外で求職活動実績を作る方法で、裏ワザとも呼べるほど有効なのがセミナーの受講です。
従来はハローワークが開催するセミナーのみが対象と考えられがちでしたが、実際には職業安定法に基づく許可を受けた民間の職業紹介事業者が開催するセミナーや職業相談も、正式な求職活動実績として申告できます。
特にオンラインセミナーの場合、自宅にいながら気軽に参加できるため、外出が困難な状況や時間的制約がある場合でも無理なく実績を作れます。
転職エージェントへの利用登録も短時間で完了し、すぐにサービスを活用開始できる手軽さも魅力的です。

求職活動実績を効率的に積み重ねたい求職者には、リクルートエージェントの活用をおすすめします。
最短3分程度の利用登録で、自宅から参加できるオンラインセミナーをはじめ、専門的な転職サポートサービスを利用できます。
豊富な仕事紹介や転職フェアなど、実績作りの選択肢が充実しており、求職者のペースに合わせた無理のない転職活動をサポートしてくれますよ。
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dodaやリクルートエージェントのセミナー受講で求職活動実績を作る方法については「dodaのオンラインセミナーは求職活動実績にできる?具体的な手順や注意点を解説」「リクルートエージェントのオンラインセミナーは求職活動実績にできるのかを解説」の記事で詳しく解説しています。
雇用保険受給説明会
雇用保険受給説明会は、失業保険の受給を希望するすべての人が必ず参加しなければならない重要な説明会です。
雇用保険受給説明会では、失業保険の受給資格に関する詳細な説明、各種手続きの流れ、効果的な求職活動の方法、職業訓練の説明など、受給者として知っておくべき基本的な情報を得られます。
初回の受給申請者にとっては、制度を正しく理解するための貴重な学習機会です。
説明会の注目すべきメリットは、参加すること自体が求職活動実績として認定されることです。
説明会への出席は自動的に求職活動実績1回分としてカウントされ、これは失業保険制度における正式な実績として扱われます。また、初回の認定日までに必要とされる求職活動実績がちょうど1回です。

つまり、雇用保険受給説明会に参加するだけで、初回認定に必要な実績要件が完全に満たされます。
ただし、2回目以降の認定では通常通り2回の求職活動実績が必要になるため、ハローワークのパソコン検索を活用した継続的な就職活動への取り組みが求められます。
転職エージェントのカウンセリング
転職エージェントでのカウンセリングは、ハローワークのパソコン検索以外で、求職活動実績作りの効果的な手段となる有効な手段です。
実績作りに留まらず、実質的な転職支援サービスや仕事の悩み相談を受けながら同時に実績も積めることが特徴です。
手順は簡単で、転職エージェントに会員登録をおこなった後、担当のキャリアアドバイザーから連絡を受けて初回面談の日程を調整し、実際にカウンセリングを受けるだけです。
面談の内容も特別に難しいものではありません。
職歴や保有しているスキル、転職先に求める条件や希望する業界・職種などを率直に話し、キャリアアドバイザーと今後の転職活動の方向性や前職の仕事の悩みについて相談するだけで十分な実績として認められます。

専門家の視点からのアドバイスを受けることで、自分では気づかなかった強みや仕事に対する可能性を発見できる場合も多くありますよ。
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転職エージェントの実態については「転職エージェントは使うな?裏事情や賢く使う方法、メリット・デメリットを解説」の記事で詳しく解説しています。
国家試験・検定等の資格試験の受験
ハローワークのパソコン検索以外で求職活動実績を作る方法として、国家試験、検定などの資格試験の受験があります。
対象となる資格の範囲は広く、国家試験はもちろん、公的資格や民間資格まで含まれています。
求職活動実績となるポイントは「再就職に活かせる・役立つため」という仕事に対する明確な目的を持って受験することです。
また、試験日が認定対象期間内に含まれていることも必須の条件です。

期間外の受験は実績として扱われないため、認定スケジュールを確認した上で受験計画を立てることが求められます。
また、実績を証明するためには受験票や合格証明書など、氏名と試験日が明記された公式書類が必要になる場合があります。
ハローワークによって必要書類や認定基準に若干の違いがある可能性がある点にも注意しなければなりません。
ハローワークのパソコン検索での求職活動に関連するよくある質問
ハローワークのパソコン検索での求職活動に関連するよくある質問を、次の内容で紹介します。
ハローワークでインターネット閲覧のみでも就職活動実績として認められますか?
ハローワークでのパソコン検索は、基本的には求職活動実績として認められないのが一般的な取り扱いです。
求人の検索や閲覧が就職に向けた準備の活動とみなされるためで、仕事につながるような、より積極的で具体的な行動が実績として求められています。
実績として認定されるためには、検索で見つけた求人への実際の応募、職業相談窓口での具体的な相談、求人に関する詳細な質問などの行動が必要です。
つまり、情報収集から一歩踏み出した能動的な活動が評価の対象となるのです。

ただし、検索用パソコンを使って真剣に求人を探したものの、自分の希望条件に合致する求人が見つからなかった場合、受付窓口にその旨を申し出ることで「求人検索スタンプ」を押してもらえることがあります。
ハローワークが求職活動として認める活動は?
ハローワークにおいて、求職活動として認められる共通点は、就職に向けた積極的な意思が客観的に確認できることです。
受動的な情報収集ではなく、能動的で具体的な行動のみが実績として扱われる仕組みになっています。
具体的には、企業への求人応募が代表的な例として挙げられます。
また、ハローワークでの職業相談はもちろん、民間の転職エージェントや公的機関が提供する仕事に関する職業相談サービスの利用も正式な実績です。
さらに、転職フェアへの参加、就職に関するセミナーや講習会の受講、再就職に役立つ資格試験の受験なども、将来の就職に向けた前向きな取り組みとして評価されます。
ハローワークとインディードどっちがいい?
ハローワークとIndeedの比較において重要なのは、それぞれが提供する価値とサービスの違いを理解することです。
ハローワークの最大の強みは、専門職員による手厚いサポート体制にあります。
履歴書の書き方指導、面接対策、職業相談など、転職活動全般にわたって専門的なアドバイスを受けられます。また、地域の企業との密接な関係により、地元密着型の求人情報が豊富にそろっているのも特徴です。
一方、Indeedの魅力は利便性と効率性にあります。
インターネット環境があればいつでもどこからでも求人検索が可能で、気になる求人に対してワンクリックで応募できる手軽さが多くの利用者に支持されています。
ハローワークのパソコン検索のやり方は?
ハローワーク内でパソコン検索をおこなう場合、まず総合受付で利用カードの発行を依頼します。
利用カードは求人検索端末へのログインに必要で、個人の検索履歴を管理するためのツールとしても機能します。
利用カードで端末にログイン後、希望する職種、勤務地、給与条件、雇用形態などの詳細な検索条件を入力することで利用可能です。
膨大な求人データベースから自分の希望に合致する求人情報を絞り込んで閲覧できます。
検索結果は詳細な求人票として確認でき、気になる求人があれば印刷して持ち帰ることも可能です。
ハローワークのパソコン検索だけでは求職活動実績にならないことに注意しよう
今回の記事では、ハローワークのパソコン検索を求職活動実績として活用する方法について詳しく解説しました。
単純な検索や閲覧だけでは実績として認められませんが、求人票を印刷して職業相談に活用したり、Web応募と組み合わせたりすることで確実な実績として認定されます。
また、パソコン検索以外にも、インターネットでの求人応募、各種セミナーの受講、転職エージェントでのカウンセリング、資格試験の受験など、多様な実績作りの方法があることも紹介しました。

特に効率的な実績作りを希望される人には、転職者の8割が利用する最大手のリクルートエージェントがおすすめです。
豊富な求人情報に加えて転職に役立つオンラインセミナーも定期開催しており、これらのセミナー受講も求職活動実績として認められます。

登録自体は3分程度で完了しますので、まずは無料登録から始めてみませんか。
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