リクナビで求人に応募すれば求職活動実績として認められる
リクナビNEXTで求人に応募すれば、それだけで1回分の求職活動実績としてハローワークに報告できます。他にも、ハローワークや転職サイト、エージェントなどで求人応募することでも、求職活動実績と認められます。
応募が完了するとメールが届くので、必ず証跡として残しておきましょう。ハローワーク担当者からの確認が入った際に証跡がないと、求職活動実績として認められない可能性があるので注意が必要です。
リクナビNEXTは100万件をゆうに超える求人数がある超大手求人サイトで、特に20代向けの求人には強みがあります。
ただ求職活動実績のために応募するのはもったいないので、気になる求人に応募して転職活動を成功させましょう。
転職活動を成功させるためには、転職エージェントの活用も有効です。

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リクルートエージェントのオンラインセミナーによる求職活動実績作りに関しては、「リクルートエージェントのオンラインセミナーは求職活動実績にできるのかを解説」を参考にしてください。
そもそも求職活動実績とは
退職してから次の仕事に就くまでの間は失業保険を受給できますが、受給のためには「仕事を探している」という証明である求職活動実績を報告する必要があります。
具体的には、以下が求職活動実績報告として認められます。
実績として認められる求職活動
- 求人への応募
- ハローワークがおこなう職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講
- 許可・届出のある民間事業者(民間職業紹介事業者、労働派遣事業者)がおこなう職業相談、職業紹介、各種講習・セミナーの受講など
- 公的機関(地方自治体、独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構、求人情報提供会社、新聞社など)がおこなう職業相談、各種講習・セミナー、個別相談が出来る企業説明会の受講、参加
- 再就職に向けた各種国家試験、検定、資格試験の受験など
参考:厚生労働省
求職活動実績は、失業保険受給の審査日である「認定日」が訪れるまでの4週間の間で2回以上報告しなければいけません。

求職活動実績がなければ失業保険の受給が停止してしまうので、必ず実績を作りましょう。
オンラインでセミナー動画を視聴するだけで求職活動実績を得られるリクルートエージェントもおすすめなので、事前に登録しておくのがいいですよ。
条件を伝えるだけでおすすめ求人を提案してくれるのも、早く転職したい人にはぴったりなポイントです。
リクナビからの応募で求職活動実績を作るまでの4ステップ
リクナビNEXTで求人応募をするには、まずは会員登録をしてから条件を絞って求人を探す必要があります。
早ければ15分程度で応募まで完了するので、本稿を参考に事前に操作手順を把握しておきましょう。

100万件以上の求人があるので、合う求人はたくさんありますよ。
特に、初めてリクナビNEXTを利用する人は必ずチェックしてくださいね。
リクナビに登録する
リクナビNEXTで求人に応募するには、まずはリクナビに会員登録する必要があります。登録料や月額料は全て無料なので、気軽に登録できます。
リクナビNEXT公式サイトにアクセスするか公式アプリをインストールして、以下の情報を入力します。
ジャンル | 詳細 |
---|---|
基本情報 | ・氏名 ・生年月日 ・性別 ・住所 ・電話番号 |
資格・スキル情報 | ・資格 ・免許 ・経験職務 ・スキル |
転職情報 | ・就業状況 ・雇用形態 ・直近の職種 ・年収 ・最終学歴 ・転職希望時期 ・希望の勤務地 ・希望の職種 |
仕事情報 | ・経験社数 ・在籍期間 ・会社名 ・業種 ・従業員数 ・役職 ・語学スキル |
項目が多いように見えますが、5分〜10分程度で 入力は完了します。情報の入力や選択が完了すると、メールで登録完了の旨が届きます。

登録が完了すれば求人を自由に閲覧して応募できるようになるので、これで準備は完了です。
条件を指定して求人を探す
会員登録が完了したら、希望の条件を指定して気になる求人を探しましょう。
リクナビNEXTでは、以下のように様々な条件を指定して求人を探せます。
リクナビで指定できる条件
- 勤務地
- 職種
- 雇用形態
- 年収
- 求める人材(未経験可など)
- 職場環境
- 勤務地・アクセス
- 勤務時間・休日
- 給与
- 待遇・福利厚生
- 仕事の特徴
- 募集・選考の特徴
気になる求人はいつでもお気に入り登録できるので、時間をかけて求人を探せます。ある程度求人を探し終えたら、実際に応募する段階です。
気になる求人に応募する
「求人に応募する」というボタンを押せば、実際に求人応募できます。職務経歴やプロフィールの記入が完了していれば、ボタンを押すだけで応募完了です。
実際に求人応募が完了すると、後日書類選考や面接の案内が届くので忘れずに対応しましょう。

応募できたら完了メールが届くので、必ず手元に残しておきましょう。
ハローワーク担当者に応募の証拠を見せるよう求められた時にメールがないと、実際に応募していないと判断されて求職活動実績として認められない可能性もあります。
失業認定申告書に応募した求人を記入して提出する
最後に、求人の応募を求職活動実績として申告するために、失業認定申告書を記入します。失業認定申告書には、以下の内容を記載する必要があります。
失業認定申告書に記載する内容
- 事業所名・部署
- 電話番号
- 応募日
- 応募方法
- 職種
- 応募したきっかけ
- 応募の結果
失業保険認定日までに2件以上の求人応募実績を記入して、ハローワークの窓口に直接提出すれば完了です。
求職活動実績に記載した応募企業に対して、ハローワーク担当者から電話などで問い合わせて申告が本当か確認されることがあります。

企業担当者が応募を把握していなかった場合、証跡として応募完了メールの提出を求められる場合があります。
アプリやサイトでは一定期間で応募履歴が消えてしまう可能性もあるので、必ずメールを残しておいてください。
リクナビを活用した場合の求職活動実績の書き方と提出方法
リクナビNEXTを使って求人に応募したら、手元の失業認定申告書に求職活動実績を記載して提出する必要があります。
せっかく実績を作っても正しく申告していないと意味がないので、注意点も含めて把握しておきましょう。

不安な場合は、ハローワークに問い合わせてみるのもおすすめです。
失業認定申告書の書き方
失業認定申告書は、失業保険受給のための説明会である「雇用保険受給者初回説明会」に参加すればその場で受け取れます。2回目以降は、認定日ごとにハローワークの窓口で書類が配布されます。

紛失した場合は、ハローワークインターネットサービスの「失業認定申告書」からダウンロードして印刷できます。
まずは、「ア 求職活動をした」に丸をつけ、以下の内容を漏れなく記載していきます。
記載する内容
- 事業所名・部署
- 電話番号
- 応募日
- 応募方法
- 職種
- 応募したきっかけ
- 応募の結果
応募方法には「リクナビNEXT」もしくは「転職サイト」と記載すれば問題ありません。
なお、失業認定申告書を記載する際は以下の注意点を把握しておきましょう。
失業認定申告書を記載する際の注意点
- 黒のボールペンで記入する(フリクションなどの消せるボールペンはNG)
- 「就職・就労」とは4時間以上の労働を指しており、「内職・手伝い」とは4時間未満の労働を指している
- 「収入があった日」とは働いた日ではなく給料日のことである
- 申告内容を偽ると失業給付が無くなり、詐欺罪に問われる恐れもある
- ※が書かれている欄には何も記載しない。
ハローワークから提出日の指示があるので、提出日の欄にはこの日付を記載して提出しましょう。
失業認定申告書の提出方法
失業認定申告書の提出方法には、以下の2パターンがあります。
失業認定申告書の提出方法
- ハローワーク窓口に直接持参する
- ハローワークに郵送する
なお、郵送で提出できるのは以下の条件を満たす人だけなので注意が必要です。
郵送で提出できる条件
- 本人または本人と同居の家族が60歳以上である
- 基礎疾患を持っている
- 妊娠中である
毎回の失業認定日が書類提出日と定められているので、忘れずに持参しましょう。
リクナビで求職活動実績を作る際の注意点
リクナビNEXTで求職活動実績を作る際、いくつかの注意点を覚えておく必要があります。
ポイントを理解していないと「2回の実績があると思ったら1回だけだった」という勘違いで受給資格を失ってしまう可能性もあります。
同一企業の応募と面接は合わせて1回の求職活動としてカウントされる
企業に応募すると1回の求職活動としてカウントされますが、同一企業の書類選考や複数回の面接を何度おこなっても求職活動のカウントは増えません。
求職活動実績は4週間に2回以上報告する必要があるので、セミナー参加などの方法をとらない場合は、1ヶ月に2社以上に応募しなければいけません。
面接が求職活動に加算されないからといって、応募してすぐに辞退するのは避けたほうがいいです。ハローワーク担当者から応募企業に電話確認がいく場合があり、「応募だけで辞退した」という回答ばかりだと怪しまれてしまいます。

あくまでも失業保険は「仕事探しをしている人」に向けた支援なので、応募だけして仕事探しのフリをしている人は給付の対象外となる可能性があります。
応募した証跡を残しておく必要がある
リクナビNEXTで求人応募した証跡となる応募完了メールは、必ず手元に残しておきましょう。
本記事で何度か説明している通り、ハローワークから応募実績の確認をされた際に証跡としてのメールがないと、実績の真偽を疑われてしまうかもしれません。
ハローワークから調査がおこなわれる基準は公開されていないため、特に問題なく転職活動を進めていても急に確認されることがあるようです。

「怪しい」と思われて確認されることはそれほど多くないですが、念の為証跡は残しておくべきといえます。
おすすめ求人情報などのメールが届くようになる
リクナビNEXTでの求人応募のために会員登録すると、おすすめの求人の情報などがメールで頻繁に届くようになります。

おすすめ求人が多いと毎日メールが届く場合もあります。
中には合わない求人もあるので無理に応募する必要はありませんが、人によってはメールの量が多くストレスに感じることもあるようです。
おすすめ求人のメールはリクナビNEXTのサイトやアプリから配信停止の設定ができるので、無駄に感じたら設定を変更しましょう。
また、リクナビNEXTから届く情報がきっかけで理想の企業が見つかる場合もあるので、情報量かメールの煩わしさを天秤にかけて決めてください。
リクナビNEXTのオンラインセミナーは求職活動実績にならない
ハローワークや転職エージェントが主催する説明会・セミナーへの参加は、1回分の転職活動実績として認められます。しかし、リクナビNEXTが提供するオンラインセミナーは転職活動実績になりません。
転職エージェントは厚生労働省が定義する「民間職業紹介事業者」に当てはまりますが、転職サイトであるリクナビNEXTはこれに当てはまらないのが理由です。他にも、同じく転職サイトであるビズリーチのセミナーも求職活動実績として認められません。
求職活動実績にしたい場合は、リクルートエージェントなどの転職エージェントのセミナーを受講する必要があります。

リクルートエージェントに会員登録をすればオンラインセミナー動画の視聴ができるようになります。
数十分の動画を自宅で視聴するだけで1回の求職活動実績になるほか、アドバイザーとの初回面談をすれば2つ目の求職活動実績を作れます。
転職のプロによる求人提案や選考対策のサポートも徹底しているので、転職サイトよりも安心して転職活動に取り組めますよ。
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他にも、転職エージェントとサイト両方の機能を使えるdodaやマイナビでもオンラインセミナーを視聴できます。「dodaのオンラインセミナーは求職活動実績にできる?具体的な手順や注意点を解説」「マイナビのオンラインセミナーは求職活動実績になる?セミナーやフェアの内容も紹介 」でセミナーに関して解説しているので、参考にしてください。
リクナビの応募以外で求職活動実績を作れる方法4選
リクナビNEXTの応募以外にも、求職活動実績を作るには様々な方法があります。本項では、求職活動実績を作れる主な方法を4つ紹介していきます。
1.ハローワークで職業相談する
ハローワークの窓口で職業相談をするだけで、1回分の求職活動実績を作れます。求人の紹介を受けたり担当者の話を聞いたりするだけで終わるので、比較的簡単に実績を作れる方法です。
履歴書や職務経歴書の添削や面接対策も職業相談に含まれるので、有効活用しましょう。
ハローワークに立ち寄ったら、一度窓口によってみるのをおすすめします。職業相談が終了したタイミングで、失業保険申告書に印鑑を押してもらえます。
ただし、1日に何度相談をしても実績として認められるのは1回だけという点には注意が必要です。
ハローワークによって求職活動実績のカウント方法が異なるので、管轄のハローワークに確認してみましょう。

職業相談の時間内で求人を紹介してもらうことはできますが、時間に限りがあるため良い求人を見つけるのは難しい可能性があります。
リクナビNEXTなどの転職サイトも活用して、いつでも求人を探せる体制を整えてくのも大切です。
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ハローワークで求職活動実績を作るための注意点に関しては、「ハローワークの職業相談で実績作りはできる!簡単にできる実績作り6選と注意点も紹介」でも解説しています。
2.就職セミナーや企業セミナーに参加する
就職・転職に関する説明会やセミナーへの参加でも、求職活動実績として認められます。具体的には、以下のようなセミナーが実績になるため、確認しておきましょう。
実績になるセミナー
- ハローワークの就職セミナー
- 企業説明会
- 転職エージェントの転職セミナー
ハローワークの就職セミナーは毎月何度も開催されており、予約不要で参加可能なセミナーも多くあります。
なお、1日1回の参加までしか求職活動実績として認められない点に注意が必要です。
転職エージェントのセミナーに関しては、自宅から数十分のセミナー動画を視聴するだけで完了なので、さらに簡単に実績を作れます。

セミナーを提供しているリクルートエージェントは、転職のプロによるヒアリングから始まり入社後サポートまでを展開しています。
「この業種・業種はここがあなたに合っている」と的確な提案をしてくれるので、1人だけでの転職活動に比べて圧倒的にチャンスが広がりますよ。
転職サイトであるリクナビNEXTもおすすめですが、転職エージェントも積極的に活用していきたいですね。
3.求人に応募する
求人に応募することでも、1回分の求職活動としてカウントできます。
応募に関しては以下の通り幅広い方法が認められ、特に制限は設けられていません。
求人応募の方法
- ハローワーク
- 転職サイト
- 転職エージェント
- SNS
- 知人の紹介
ここで重要なのは、ハローワークからの調査が入った際に求人に応募したという証拠が残っているかどうかです。例えば、知人の紹介での応募だと証跡が一切ない場合も多く、応募したかどうかの確認ができません。
そのため、リクナビNEXTなど何かしらの媒体を通して応募するのが最も確実だといえます。

知人からの紹介を受けただけだと応募には該当しないため、ここは判断が難しい部分でもあります。
ハローワークによって細かい判断が異なるので、判断基準に関して管轄のハローワークに問い合わせてください
4.資格試験の受験
仕事で役立つ資格取得のための試験を受験することでも、求職活動としての認定を受けられます。試験が不合格でも「受験した」という実績があれば認められます。
ハローワークにより判断は異なりますが、一般的に一次試験と二次試験に分かれている場合は合計で2回の求職活動にカウントされます。
ただし、資格勉強をしただけでは求職活動実績にはならないので、実際に試験を受験するまでがワンセットだと考えましょう。

時間や労力、受験費用もかかるので、求職活動実績のためだけに受験するのは現実的ではありません。
興味のある仕事に活かせる資格があれば、時間をかけてしっかり勉強して試験に臨みましょう。
求職活動実績を効率的に作るなら、リクナビNEXTの求人応募やリクルートエージェントのオンラインセミナーなどがおすすめです。
関連記事
「求職活動実績を簡単に作る裏ワザ7選!求職活動実績として認められないケースも紹介」の記事でも実績の作り方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
リクナビの求職活動実績に関するよくある質問
リクナビNEXTの求職活動実績に関するよくある質問を解説していくので、ぜひ参考にしてください。
リクナビで求人検索をするだけでも求職活動実績になりますか?
リクナビNEXTに限らず、求人を探すだけでは求職活動実績として認められません。以下のような内容が求職活動実績として認められます。
実績として認められる求職活動
- ハローワークで職業相談する
- 就職セミナーや企業セミナーに参加する
- 求人に応募する
- 資格試験の受験
特に、リクルートエージェントのオンラインセミナーを活用するのが最も簡単に実績を作る方法なので、ぜひ活用してください。
登録からセミナー視聴完了まで1時間以内で終了するので、最もおすすめな実績作りの方法です。
求人応募をした証跡がないと求職活動実績として認められませんか?
求人応募をした証跡がないと、ハローワークから調査が入っても応募を証明する方法がなく実績を取り消されてしまう可能性があります。
求人応募完了メールがあれば証跡として認められるので、必ず保管しておきましょう。
求人応募をした後に辞退しても求職活動実績になりますか?
求人応募をした後に辞退しても、正当な理由があれば問題ありません。
「実際に仕事探しをしているか?」が論点なので、連続での事態が続くと怪しまれてしまいます。面接辞退が連続しないように注意しましょう。
リクナビで求人応募をする際は会員登録が必要ですか?
リクナビNEXTで求人応募をする際は、会員登録が必須となります。
個人情報や職歴などを入力すれば5分〜10分程度で登録が完了するので、気軽に登録してみてください。
リクナビで就職活動をしながら求職活動実績を作ろう
リクナビNEXTには100万件以上の豊富な求人が掲載されており、豊富な検索項目を駆使して気になる求人を簡単に探し出せます。
気になる求人に応募するだけで求職活動実績を作れるので、仕事探しをしながらストレスなく失業保険の受給が可能になります。
ただし、仕事辞めてすぐの人や何かしらの事情ですぐに仕事探しができない人もいるはずです。

場合によっては、ハローワークやリクルートエージェントでのセミナー受講で実績を作ったほうがいい可能性もあります。
特にリクルートエージェントのオンラインセミナーなら、自宅で数十分の動画を視聴するだけでもOKなので、認定日前日でも実績を作れます。
自身の状況に合わせて、効率的に求職活動実績を作りましょう。
中でも、リクルートエージェントなら転職のプロであるアドバイザーにより自分だけに合った求人を提案してもらえます。
自分だけで仕事探しをするよりも効率的なので、ぜひリクルートエージェントを利用してみてください。