できる仕事がわからない

#自己分析 #キャリアプラン #仕事の悩み #キャリアの悩み

できる仕事がわからない原因とは?仕事選びで後悔しないポイントをプロが解説

この記事の監修者

末永 雄大

新卒でリクルートエージェント(現インディードリクルートパートナーズ)に入社し数百を超える企業の中途採用を支援。その後2012年アクシス株式会社を設立、キャリアコーチング事業、転職エージェント事業、Webメディア事業を複数展開。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。

この記事のまとめ

今の仕事を続けたくないけど、他にできる仕事がわからないと困っていませんか。

そこで本記事では、できる仕事がわからない原因・仕事探しのポイント・できる仕事を選ぶメリデメを紹介します。

目次

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    「自分ができる仕事・活躍できる仕事がわからない」「なんとなく、今の仕事の他にも自分ができる仕事はあるんじゃないか」

    こんなことを考えたことはありませんか?

    この記事では、自分ができる仕事がわからなくなってしまう理由や、やりたい仕事とできる仕事の違い、やりたくない仕事を続けるデメリットなどをキャリアのプロが解説します。

    自分にできる仕事がわからなくなる理由

    自分にできる仕事がわからないと悩んでいる人は、以下の5つの項目のいずれかに該当している可能性が高いです。

    本パートでは、できる仕事がわからなくなる5つの理由について詳しく解説していきます。

    働くことに対してマイナスイメージがある

    働くこと自体にマイナスイメージがある人は、できる仕事がわからなくなりやすいです。

    働くことにマイナスイメージがあることによって「会社員は組織に縛られるから自分には向いてない」など偏った見方をしてしまいます。

    偏った見方は自分自身の選択肢を狭めてしまう原因となり、結果として自分にできる仕事がわからなくなってしまうのです。

    しかし、働き方や価値観が多様化した現代には様々な仕事があります。

    例えば毎日の通勤が億劫ならフリーランスや在宅ワークという働き方を目指すという方法があり、コミュニケーションが苦手なら警備スタッフや工場の作業員など人と関わることの少ない仕事を選ぶこともできます。

    働くことに対してマイナスイメージがある人は、まずは自分の性格や価値観を棚卸して、それに合った仕事を見つけることで、できる仕事を見つけることができるでしょう。

    自信がない

    自分に自信を持てない人はできる仕事がわからなくなりやすいです。

    自分に自信を持てない人は他者と自分を比較する傾向にあり、必要以上に自分を過小評価する傾向があるからです。

    自分を過小評価してしまうと自分の強みを認めることができません。自分の強みや個性の活かし方がわからなければ、自分に適性のない仕事を選んでしまうリスクもあります。

    末永 末永

    自分に自信を持てない原因の多くが成功体験の少なさにあります。成功体験が少ないことによって何をやっても失敗するイメージをしてしまい自信が持てません。

    末永 末永

    どんなに小さなことでも良いので、「できた」という成功体験を積み上げていくことで自分に自信を持てるようになっていきます。

    関連記事

    自分に自信を持てない人に向いてる仕事について「自己肯定感が低い・自信がない人に向いてる仕事とは?自己肯定感を高める方法を紹介」で詳しく解説しています。

    将来のなりたい姿が曖昧

    将来のなりたい姿が曖昧な人もできる仕事がわからなくなりやすいです。

    目標が定まっていないことで、進むべき道ややるべきことがわからなくなり、できる仕事がわからなくなってしまうのです。

    また、目標が定まっていないと働くモチベーションの低下や仕事がつまらなく感じてしまう原因となってしまうことがあります。

    将来のなりたい姿をはっきりさせるためにはキャリアプランが必要です。キャリアプランを立てるときは以下のようなポイントで考えることがおすすめです。

    手順 具体的な方法
    1.将来なりたい姿を設定 ・どのような働き方をしていたいか(仕事とプライベートを両立する柔軟な働き方やとにかく稼げる働き方など)
    ・どのようなポジションで仕事をしていたいのか(ジェネラリストやスペシャリストなど)
    2.現在地と目標のギャップを明確にする ・自己分析によって自身のスキルや経験、知識などを棚卸する
    ・目標達成のために現状足りていないスキルや経験を言語化する
    3.目標達成に向けてやるべきことを言語化 ・「何を」「いつまでに」「どうやって」という視点で言語化する

    将来のなりたい姿がはっきりすることで進むべき道ややるべきことがわかり、自分の現在地も把握することができます。

    また、将来のなりたい姿がはっきりすることで働くことに対するモチベーションを向上させることができます。

    モチベーションが向上することで仕事に前向きに取り組むことができるようになり、成果につなげることができるほか、自身の成長を早めることができるなどのメリットもあります。

    情報収集の不足

    情報収集が不足していると、気づかないうちに視野や選択肢を狭めてしまい、できる仕事がわからなくなっていきます。

    選択肢が狭まることによって、自分の強みを活かす仕事や価値観に合った仕事を見逃してしまい、できる仕事がわからないと悩んでしまいます。

    自分にできる仕事を見つけるためには、業界や企業の情報収集を十分におこなわなければなりません。

    情報収集を十分におこなうことで、自分の強みや価値観に合った仕事が見つかるほか、転職後のミスマッチを防ぐこともできます

    末永 末永

    就活・転職サイトを利用して自分一人で情報収集をおこなうほか、転職エージェントやキャリアコーチングなどのキャリア相談サービスを利用して、客観的な視点からあなたに合った仕事の情報を提供してもらう方法もあります。

    世間の目と条件に左右される傾向がある

    世間の目と条件に左右される傾向がある人も、できる仕事がわからなくなりやすいです。

    なぜなら、世間の目や好条件に左右されてしまうことで、自分の軸を定めることができなくなるからです。

    自分の軸が定まっておらずブレてしまう状態では、自分に合った仕事がわからずにいつまでもできる仕事を見つけることができません。

    一方、自分の軸が定まっている場合、好条件や周囲の意見に流されることがありません。自分の軸でできる仕事を選ぶことができるため、転職後もミスマッチを感じにくく、定着し活躍できる可能性が高いです

    世間の目や条件に左右される傾向がある人は、自分の価値観に基づいて働く上で大切したいことに優先順位をつけて考えることがおすすめです。

    自分の価値観に基づいて考えることで、世間の目や条件に左右されない自分の軸を定めることができます。

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    やりたい仕事とできる仕事の違い

    やりたい仕事とできる仕事は同じ言葉のように見えますが、実は2つの言葉の意味は異なります。

    やりたい仕事とできる仕事の意味の違いを理解することで、やりたいこととできることを整理することができます。

    本パートでは、やりたい仕事とできる仕事の違いについて詳しく解説していきます。

    やりたい仕事とは

    やりたい仕事とは、自分の性格や価値観に合った仕事のことを指します。やりたい仕事は、自分が将来なりたい姿に直結することがほとんどです。

    やりたい仕事に就くためには、自身のスキルや経験を棚卸して現在地を把握した後、その仕事で必要となるスキルや知識を理解し、ギャップを埋めるためのアクションをとらなければなりません。

    大変なことのように感じても、やりたいという前向きな気持ちを持つことで、モチベーションを維持し取り組むことができます

    やりたい仕事に就くことを目指している人は、困難なことにぶつかってもめげずに行動できるという特徴があります。

    しかし、スポーツが好きな人が全員プロ選手になれないように、やりたい仕事が必ずしもできるわけではありません。また、やりたい仕事に適性がなかったり、思っていた仕事と違ったりすることもあります。

    やりたい仕事に就くことを目指す際は。好きや憧れで仕事を見ていくだけではなく、自分の適性や価値観などを加味して考えることが大切です。

    できる仕事とは

    できる仕事とは、自分の強みや得意なことを活かすことのできる仕事を指します。

    やりたい仕事に就けるかどうかは適性や価値観に左右されますが、できる仕事は強みや得意なことを活かせるため、何かに左右されることがありません。

    自分の強みや得意なことを活かすことができるため、「成果を上げやすい」「成長が早い」などのメリットがあります

    一方、できる仕事に興味が持てない場合、モチベーションが低くなってしまう点に注意が必要です。

    モチベーション高く仕事を続けるためにも、「この仕事でやりがいを見出せるか」という視点で仕事を選ぶことも大切です。

    やりたい仕事ができる仕事である可能性もある

    やりたい仕事とできる仕事が共通している可能性もあります。つまり、自分が興味を持てる仕事と強みや得意なことを活かせる仕事が一致しているということです。

    末永 末永

    やりたい仕事をできる仕事とするためには、やりたい仕事を基準にその仕事で活かせる能力や強みは何かを理解し、自分にその能力や強みがあるのかを考えるという方法が一般的です。

    この場合、興味を持てる仕事のモチベーションを維持し取り組むことができるというメリットと。強みや得意なことを活かせる仕事の「成果を上げやすい」「成長が早い」などのメリットを受けることができます。

    末永 末永

    一方で、やりたい仕事はあるが困難なことに耐えてまで頑張りたいと思えない場合は、できる仕事を選ぶことをおすすめします。

    先ほどもお伝えしたように、やりたい仕事に就くことを目指している場合、困難なことにぶつかってもめげずに行動しなければなりません。

    その覚悟がなければ中途半端に終わってしまい、後になって後悔してしまう可能性があります。

    末永 末永

    やりたい仕事とできる仕事が一致することには様々なメリットがありますが、あくまでもバランスが大事です。両立を目指すばかりではなく、どちらの方が自分に合っているのかという視点で考えることも必要です。

    関連記事

    やりたい仕事とできる仕事のどちらを優先するか迷っている人はぜひ「やりたい仕事と向いてる仕事どっちが幸せ?適職を見つけるには自己分析が大事」の記事を参考にしてみてください。

    できる仕事の見つけ方【5ステップ】

    できる仕事がわからないという状態は、闇雲に求人を眺めていても解決しません。

    大切なのは、順番に手を動かして、できる仕事は何なのかを少しずつはっきりさせていくことです。

    ここでは、自分のできる仕事を見つけるための5つのステップを紹介します。

    順番に取り組むことで、自己理解が深まり、自分に合った仕事の方向性が見えてくるはずです。

    自己分析で強みと価値観を棚卸しする

    できる仕事を見つける第一歩は、自己分析で自分の強みと価値観を言語化することです。

    できる仕事とは、先ほどお伝えしたように自分の強みや得意を活かせる仕事のことです。つまり、自分の強みや価値観がわからなければ、できる仕事も見つけられません

    とはいえ、「あなたの強みは何ですか?」と聞かれて、すぐに答えられる人はほとんどいません。そこでおすすめなのが、次の2つの問いを起点に過去の経験を書き出してみることです。

    これまでにやりがいや達成感を感じた経験は?

    仕事でもプライベートでも構いません。

    学生時代のアルバイト、前職での小さな成功体験、サークルや習い事など、「あのときは充実していた」と思える出来事を、紙やスマホのメモにざっと書き出してみましょう。

    ポイントは、その経験からなぜやりがいを感じたのかを深掘りすることです。

    たとえば、お客様に感謝されたときだとしたら、なぜ嬉しかったのかを考えましょう。

    自分の提案で相手の悩みが解決したからなのか、チームで目標を達成できたからなのか理由を掘り下げていくと、自分が何に価値を感じる人間なのかが少しずつ見えてきます。

    あまり苦労せず、自然にできてしまうことは?

    強みというと特別なスキルを思い浮かべがちですが、実は努力しなくても自然にできてしまうことこそが強みです。

    たとえば、人から相談されることが多い人は、聞く力や共感力が、予定の管理や数字の整理が苦にならない人は、段取り力や正確性が強みかもしれません。

    自分では当たり前すぎて気づきにくいので、他人より楽にできることや友人や同僚にほめられたことを思い出してみてください。

    末永 末永

    自己分析でつまずく人の多くは、いきなり強みを探そうとして手が止まってしまいます。

    まずは過去の出来事を事実として書き出し、そこから「なぜ?」を繰り返すことで、後から強みが浮かび上がってくるのです。

    やりたくない・苦手な仕事から消去法で絞る

    できることがわからないという人でも、これは絶対にやりたくないという仕事なら、意外とすぐに思い浮かぶのではないでしょうか。

    できる仕事を直接探すのが難しいときは、やりたくない仕事や苦手な仕事を書き出して、消去法で絞り込む方法が有効です。

    やり方はシンプルです。求人サイトでさまざまな職種に目を通しながら、「これは無理だな」と感じた仕事をリストアップしていきます。

    そして、ここでも大切なのが、なぜやりたくないのかを言語化することです

    たとえば、営業はやりたくないと感じたとき、その理由がノルマのプレッシャーが苦手なのか初対面の人と話すのが苦痛なのかで、避けるべき仕事の範囲が変わってきます。

    前者なら個人ノルマのない職種を、後者なら人と接する機会の少ない職種を選べばいい、という具体的な指針になるのです。

    末永 末永

    やりたくない理由を突き詰めると、裏返しで自分が大切にしたい条件が見えてきます。

    たとえば、単調な作業が苦手なら、変化や裁量のある仕事に向いている可能性が高い、というように苦手の分析はできる仕事を見つける近道でもあるのです。

    幅広い業界・職種の求人に目を通す

    自己分析でできる仕事が少しずつ見えてきたら、次は世の中にどんな仕事があるのかを知るフェーズです。

    というのも、できる仕事が見つからない原因の多くは、そもそも知っている仕事の数が少ないことにあるからです。

    自分の強みを活かせる仕事が世の中に存在していても、その仕事自体を知らなければ、選択肢に入れることすらできません。

    特に転職を考えている人は、今の職種・業界の延長線上でしか仕事を探していないケースがよくあります。

    求人サイトの検索条件をいつも同じにしていると、似たような求人ばかりが表示され、「やっぱり自分にできる仕事はない」と感じてしまうのです。

    おすすめは、普段は見ない業界・職種の求人にもあえて目を通してみることです。

    そして、少しでも「面白そう」「自分にもできそう」と感じた仕事をリストアップしていきましょう。

    末永 末永

    このとき注意したいのが、先入観や直感で自分には向いてなさそうと決めつけないことです。

    イメージだけで敬遠していた仕事が、調べてみると実は自分の強みを活かせる仕事だった、というケースは本当によくあります。間口は広く取っておきましょう。

    求人を見るときは、仕事内容だけでなく、どんな人が活躍しているかや求められる人物像などもあわせてチェックすると、自分との相性をより具体的にイメージできます。

    身につけたいスキル(ポータブルスキル)から考える

    今できることだけでなく、これから身につけたいスキルから逆算して仕事を選ぶのも、有効な方法です。

    特に意識したいのがポータブルスキルです。

    ポータブルスキルとは

    業界や職種が変わっても持ち運びできる、汎用的な仕事の能力のことです。具体的には、課題を見つけて解決する力、相手の意図をくみ取るコミュニケーション力、計画を立てて実行する段取り力などが該当します。

    終身雇用が当たり前ではなくなった今、特定の会社でしか通用しないスキルよりも、どんな会社・職種でも通用するスキルを磨ける仕事を選んだほうが、長期的なキャリアの安定につながります

    たとえば、将来は企画の仕事がしたいなら、まずは情報収集力やプレゼン力が鍛えられる職種を選ぶとよいでしょう。

    人の役に立つ実感がほしいなら、顧客と直接関わる仕事を選ぶことも一つの方法です。

    このように、身につけたいスキルや能力を軸にすると、今できることが少なくても進むべき方向が定まります。

    末永 末永

    「やりたいことがない」「できることがない」と悩む人ほど、今の自分を基準に考えがちです。

    しかし、仕事は就いてから身につくスキルも大きいため、これからどうなりたいかを起点にするとで選択肢は一気に広がります。

    第三者・プロに相談して客観視する

    ここまでのステップを試しても、「やっぱり自分にできる仕事がわからない」という人は少なくありません。それは決して、あなたの分析が足りないからではありません。

    そもそも、自分のことを自分だけで客観的に判断するのは、とても難しいのです。人は自分の強みを「これくらい誰でもできる」と過小評価したり、思い込みで選択肢を狭めたりしてしまいます。

    そんなときに有効なのが、第三者に相談して客観的な視点をもらうことです

    手軽な方法として挙げられるのが、家族や親しい友人に「私ってどんなことが得意だと思う?」と聞いてみる他己分析です。

    「あなたは人の話を聞くのが上手だよね」など、自分では気づかなかった一面を教えてもらえることがあります。

    ただ、身近な人の意見は主観が入りやすく、キャリアの専門的な視点でアドバイスをもらうのは難しい面もあります。

    本格的に自分の適職を見極めたいなら、キャリアのプロに相談するのがおすすめです。

    末永 末永

    キャリアコーチングでは、専門知識を持ったコーチが、あなたの経験を一緒に深掘りしながら強みや適職を言語化していきます。

    一人だと堂々巡りになりがちな自己分析も、対話を通すことで驚くほどスムーズに進むことが多いです。

    「自己分析のやり方が合っているか不安」「客観的な意見がほしい」という人は、一度プロのサポートを受けてみることを検討してみてください。

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    関連記事

    おすすめのキャリアコーチングサービスを知りたい人は、「キャリアコーチングおすすめ12選!転職に強いサービスの特徴や料金を徹底比較」の記事もあわせて読んでみてください。

    また、キャリアプランの簡単な作り方については「【年代・職種別の例文16選】キャリアプランが思いつかない原因と簡単な作り方」で詳しく解説しています。

    【年代別】できる仕事の見つけ方

    できる仕事の探し方は、年代によって意識すべきポイントが変わります。なぜなら、転職市場で求められるものが20代と30代でまったく異なるからです。

    ここでは、20代・30代それぞれの探し方のコツに加え、ライフプランとの両立に悩みがちな女性向けの視点も解説します。

    20代:ポテンシャル重視。前向きに取り組めた経験から探す

    20代の転職で最も意識したいのは、今できることよりも、これからの伸びしろをアピールできる仕事を選ぶことです。

    20代の転職市場は、スキルや実績よりも人柄や成長意欲、ポテンシャルなどを重視する傾向があります。

    企業側も入社後に育てていく前提で採用しているため、現時点で胸を張れるスキルがなくても、過度に心配する必要はありません。

    そこで20代におすすめなのが、前向きに取り組めた経験から仕事を探す方法です

    これまでの仕事やアルバイトを振り返り、「時間を忘れて取り組めた」「大変だったけど楽しかった」と感じた経験を思い出してみてください。

    たとえば、チームで何かを成し遂げるのが楽しかったなら、チームワークを活かせる仕事が向いているかもしれません。

    コツコツ改善するのが好きだったなら、地道に成果を積み上げる仕事が合っている可能性があります。

    末永 末永

    20代は、未経験職種へのチャレンジがしやすい時期です。できるかどうかで絞りすぎず、「やってみたい」「楽しそう」という気持ちも大切にして、選択肢を広げて考えてみましょう。

    30代:これまでの経験・ポータブルスキルを軸に即戦力で勝負

    30代の転職では、20代とは戦い方が変わります。これまでの経験で培ったスキルを軸に、即戦力として貢献できる仕事を選ぶのが基本戦略です。

    30代になると、企業は入社後すぐに活躍してくれるかを重視します。

    20代のようなポテンシャル採用の枠は減り、これまで何をやってきたか、何ができるかが選考を左右するようになります。

    とはいえ、できる仕事=今の延長線上のつまらない仕事と考える必要はありません。

    30代の強みは、これまで身につけたポータブルスキルを、新しい業界・職種に持ち込めることです。

    たとえば、営業で培った相手のニーズをくみ取る力は、マーケティングやカスタマーサクセスでも活かせます。

    事務職で磨いた正確に業務を回す力は、管理部門やバックオフィスの幅広い職種で重宝されます。

    職種名ではなく、持っている能力で棚卸しすると、できる仕事の選択肢は一気に広がるのです。

    末永 末永

    30代で、できる仕事がわからないと悩む人は、自分の経験を今の職種の枠の中だけで捉えてしまっていることが多いです。

    これまでの仕事を、どんなスキルが身についたかという視点で分解してみると、思いがけない適職が見えてきますよ。

    女性:ライフプランと両立できる働き方も視野に入れる

    女性の場合、できる仕事を考えるうえで、結婚・出産・育児といったライフイベントとの両立も大切な視点です。

    今は成果を出せている仕事でも、ライフスタイルが変わったときに続けられなければ、長く働くことは難しくなります。

    逆に、強みを活かせて、かつ柔軟な働き方ができる仕事を選べば、ライフステージが変わっても無理なくキャリアを継続できます

    仕事内容そのものの「できる・できない」だけでなく、以下のポイントについても考えてみましょう。

    • リモートワークや時短勤務などの柔軟な働き方ができるか
    • 育児と両立しやすい制度や文化が整っているか
    • ブランクがあっても復帰しやすいスキルが身につくか
    末永 末永

    今だけでなく、5年後・10年後にどう働いていたいかをイメージすると、選ぶべき仕事や身につけておきたいスキルが見えてきます。

    ライフプランも含めてキャリアを設計したい人は、キャリアコーチングで一緒に整理していくのもおすすめです。

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    【タイプ・職種別】あなたに向いているできる仕事の例

    ここまでの自己分析で見えてきた自分の強みをもとに、具体的にどんな仕事が向いているのかを見ていきましょう。

    ここでは強みのタイプ別に、できる仕事の代表的な職種を紹介します。あくまで一例ですが、自分はどのタイプに近いかという視点で読むと、できる仕事のイメージがぐっと具体的になるはずです。

    人と関わるのが得意な人:営業職・接客・人材系

    人と話すのが好き、初対面でも打ち解けられる、相手の気持ちをくみ取るのが得意な人に向いているのが、営業職・接客業・人材系の仕事です。

    これらの仕事では、人との信頼関係を築く力がそのまま成果につながります

    特に営業職は成果が数字で評価されるため、頑張りが目に見える形で返ってくるのもやりがいのひとつです。

    人材コーディネーターやカスタマーサポートなど、人の役に立つ実感を得やすい職種も、このタイプと相性が良いでしょう。

    コツコツ正確に進めるのが得意な人:事務・経理・バックオフィス

    決められたことを正確にこなせる、細かい作業が苦にならない、コツコツ続けるのが得意な人に向いているのが、事務職・経理・人事などのバックオフィスです。

    これらの仕事は、ルールや手順に沿って業務を着実に進める力が強みになります

    データ入力や書類管理、スケジュール調整など、丁寧さと正確さが求められる場面が多く、几帳面な人ほど高く評価されます。

    経理や労務など専門性を高めれば、長く安定して働ける上に、手に職をつけることにもつながるでしょう。

    新しいことや流行を考えるのが好きな人:企画・マーケティング

    新しいアイデアを考えるのが好き、トレンドに敏感、こうしたら面白いのにとよく考える人に向いているのが、企画職・マーケティング・広報などの仕事です。

    これらの仕事では、世の中の動きをキャッチして新しい価値を生み出す発想力が武器になります

    SNSや各種メディアから情報を集めて分析するのが得意な人なら、その感度をそのまま仕事に活かせます。

    自分のアイデアが形になり、世の中に届く手応えを感じられるのも、このタイプならではのやりがいです。

    論理的に考えるのが得意な人:ITエンジニア・専門職

    物事を筋道立てて考えるのが得意、一つのことを突き詰めるのが好き、課題を分解して解決するのが得意な人に向いているのが、ITエンジニアをはじめとする専門職です。

    ITエンジニアは論理的思考力が求められる仕事で、文系・理系を問わず活躍できます

    プログラミングスキルを習得すること自体に面白さを感じられる人なら、未経験からでもスペシャリストへの道が開けます。

    専門性が高い分、身につけたスキルが市場価値として残りやすく、長期的なキャリアの安定にもつながるでしょう。

    末永 末永

    ここで紹介したのはあくまで代表例です。実際には、同じく人と関わるのが得意でも、その人の価値観や働き方の希望によって、ぴったりの仕事は変わってきます。

    自分はどのタイプで、その中でも何を大切にしたいかまで掘り下げると、本当に自分に合ったできる仕事に近づけるのです。

    自分にできる仕事を選ぶメリット

    本パートでは、できる仕事に就くメリットについて詳しく解説していきます。

    仕事へのやりがいが上がる

    できる仕事に就くことで、仕事へのやりがいが上がります。

    やりがいは、自分の強みや得意なことを活かせるからこそ感じることができます。先ほどもお伝えしたように、できる仕事とは自分の強みや得意なことを活かすことのできる仕事であるため、仕事へのやりがいを上げることができるのです。

    仕事へのやりがいを感じることは、仕事のモチベーション向上につながります。

    また、仕事に対して積極的に取り組むことができるようになるため、「成果を上げやすい」「成長が早い」「自己肯定感が高まる」などのメリットがあります

    日々を充実したものとするためにも、自分の強みや得意なことを活かせる仕事を選択することが重要です。

    高い評価を得やすい

    できる仕事に就くことは、高い評価を得やすいというメリットもあります。

    できる仕事に就くことは、自分の強みや得意なことを活かし主体的な行動ができるため、周囲からの評価を得やすいです。

    周囲から評価を得ることでやりがいにつながり、仕事へのモチベーションを向上させることができます。また、高い評価を得ることで昇給や昇進が早くなることもあるでしょう。

    末永 末永

    高い評価を得て昇進や昇給によって年収が上がれば、よりワークライフバランスを重視した仕事のスタイルを選択できるようになりますよ。

    長期勤務することでさらにスキルアップにつながる

    できる仕事を長く続けることで、さらなるスキルアップにつなげることができます。

    「継続は力なり」という言葉があるように、同じ仕事を長く続けるほど、様々な経験を積んでいくことが可能です。

    様々な経験を積んでいくことで、今のスキルを伸ばしたり、より専門的なスキルを習得することができます

    スキルを身に付けていくことで、その分野のスペシャリストとして活躍することができるでしょう。

    また、転職する場合でも専門性を磨いておくことで市場価値を上げることができ、転職先の選択肢を広げることが可能です。

    できる仕事を長く続けてスキルアップすることには様々なメリットがあるのです。

    能力を活かした年収アップの可能性がある

    能力を活かした仕事に就くことで、年収アップの可能性を高めることができます。

    先ほどもお伝えしたように、できる仕事に就くことは仕事に対して主体的に取り組むことができます。

    また、できる仕事は強みや得意なことを活かすことができるため、成果を上げやすいです。そのため、周囲から高い評価を得ることができ、年収を上げることができるのです。

    年収が上がることは仕事のモチベーション向上につながりやすく、モチベーションが向上することでさらに主体的に仕事に取り組むことができるようになるでしょう。

    それが成果へとつながることでさらなる年収アップにつなげることができるという好循環を生むことができます。

    上のポジションを獲得することで市場価値が向上する

    上のポジションを獲得することで市場価値を向上させることが可能です。

    転職市場は基本的に即戦力採用です。市場価値が高いほど転職に有利に働きます。

    また、市場価値を向上させることで、選択肢を広げることができたり、企業から好条件を提示してもらうことができます。

    先ほどもお伝えしたように、できる仕事に就くことは成長が早く、若いうちからより上のポジションを目指すことができるようになります。

    上のポジションを獲得することで市場価値が向上し転職により有利に働くのです。

    やりたくないけどできる仕事を選ぶデメリット

    様々な仕事の中には、あなたの強みや得意を活かせるが興味を持てない仕事や好きになれない仕事もあるでしょう。

    本パートでは、やりたくないけど自分に適性のある「できる仕事」を選ぶデメリットについて解説していきます。

    モチベーションが上がらない

    やりたくない仕事を続けていてもモチベーションは上がりません。なぜなら、「やりたい」という前向きな気持ちがあるからこそ、モチベーションを向上させることができるからです。

    モチベーションが上がらないまま仕事を続けると、以下のような悪循環に陥ってしまう可能性があります。

    1. やりたいと思えない仕事のため、やりがいを感じることができない
    2. やりがいを感じないため、仕事に前向きに取り組むことができない
    3. なかなか成果を上げられず評価されない
    4. 評価されないので、昇給・昇進が難しくなる。また、成長を感じることができない
    5. 仕事がつまらなくなり、次第に仕事をすること自体が苦痛となる

    このような悪循環に陥った場合、あなた自身の生産性が低下するだけではなく、職場全体に悪影響を及ぼします。また、仕事を苦痛と感じるようになり精神的な負担が大きくなれば、メンタルヘルス不調となる可能性が高いです。

    自分の強みや得意を活かせるとしても、興味を持ったり好きになったりできないのであれば、仕事のモチベーションは上がりません。このような仕事は避けるべきです。

    ストレスの増加

    やりたくない仕事を続けていると、より大きなストレスを感じることにつながります。

    仕事をする上でストレスは誰でも感じるものです。しかし、やりたい仕事をする人よりも、やりたくない仕事をする人の方が、よりストレスを感じやすくなる傾向があります

    仕事は1日の中で多くの時間を費やします。そのため、仕事がストレスの源となってしまうと、生活の質を低下させてしまう原因となりかねません。

    また、精神的な負担が大きくなるとメンタルヘルス不調に陥る可能性が高いです。

    どのような仕事に就いたとしてもストレスは感じます。しかし、やりたいと思えず必要以上のストレスを感じるような仕事は避けるべきでしょう。

    人間関係がうまくいかない可能性がある

    やりたくない仕事を続けることは、周囲の人との人間関係に悪影響を及ぼします。

    「仕事がやりたくない」「仕事にやりがいがない」などのネガティブな感情を抱いていると、次第に仕事や会社に距離を置くようになってしまいます。

    仕事や会社と距離を置くようになれば、周囲の人に対する仲間意識が自然と薄れていくでしょう。

    そして、周囲の人に対する言動も他人事のように伝わり、「関わりにくい人」「やる気がない人」というマイナスのイメージが広がってしまうのです。

    仕事がさらにやりにくくなり、ますます「仕事がやりたくない」という気持ちが強くなるという悪循環に陥るでしょう。

    やりたくないというネガティブな感情は、周囲の人との人間関係に悪影響を及ぼすため注意が必要です。

    仕事への嫌悪感の増大

    やりたくない仕事を続けることは仕事への嫌悪感の増大につながります。

    これまでお伝えしたように、やりたくない仕事を続けることで仕事へのやりがいを失ったり、人間関係が悪化したりします。このような状態が長く続くことで、仕事への嫌悪感が増大してしまうのです。

    1日の多くの時間を費やす仕事に嫌悪感を抱いてしまうことは、精神的にとても辛いものです。

    周囲の人が仕事にやりがいを感じ生き生きとしている場合は、そのギャップに劣等感を感じるでしょう。

    仕事への嫌悪感が増大する前に、自分がやりたいと思える仕事とは何かを見つけることが大切です

    できる仕事がわからないときによくある質問

    最後に、できる仕事がわからないと悩む人からよく寄せられる質問にお答えします。同じような不安を抱えている人は、ぜひ参考にしてください。

    自分にできる仕事がないと感じてしまいます。どうすればいいですか?

    末永 末永

    できる仕事がないのではなく、まだ出会えていないだけのケースがほとんどです。

    自分にできる仕事がないと感じる原因の多くは、知っている仕事の数が少ないことと、自分の強みに気づけていないことにあります。

    世の中には数えきれないほどの職種があり、その中には必ずあなたの強みを活かせる仕事が存在します。

    まずは自己分析で自分の強みを棚卸しし、幅広い業界・職種の求人に目を通してみましょう。

    できる仕事がないのではなく、まだ見つけていないだけと捉え直すことが、最初の一歩になります。

    やりたいことも、できることもわからない場合はどうすればいいですか?

    末永 末永

    まずは「やりたくないこと・苦手なこと」から考えてみましょう。

    やりたいこともできることもポジティブな問いなので、自信がないときほど答えが浮かびにくいものです。

    そんなときは、逆にこれだけはやりたくない、これは苦手という視点で考えると、意外とすんなり言葉が出てきます。

    やりたくないことを書き出して消去法で絞り込んでいくと、自然と自分に合いそうな仕事の方向性が見えてきます。

    それでも答えが出ないときは、無理に一人で抱え込まず、キャリアのプロに相談して客観的な視点をもらうのも有効です。

    30代・未経験から転職できる仕事はありますか?

    末永 末永

    あります。ただし、これまでの経験を活かせる仕事を選ぶのがポイントです。

    30代の転職では即戦力が求められるため、完全な未経験職種へのチャレンジは20代よりハードルが上がります。

    とはいえ、不可能ではありません。鍵になるのがポータブルスキルです。

    たとえ職種は未経験でも、これまで培ったコミュニケーション力やマネジメント経験、課題解決力などは、別の業界・職種でも通用します。

    職種名ではなく持っているスキルで考えると、活かせる仕事の選択肢が広がります。

    自分のスキルがどんな仕事で活かせるか整理したい人は、キャリアコーチングで一緒に棚卸ししていくのがおすすめです。

    女性が長く働ける仕事は、どう選べばいいですか?

    末永 末永

    強みを活かせることと、柔軟な働き方ができることの両面で選びましょう。

    女性が長くキャリアを続けるうえでは、仕事内容の向き・不向きだけでなく、ライフステージの変化に対応できるかどうかも重要です。

    今は成果を出せていても、結婚・出産・育児などで働き方が変わったときに続けられなければ、長く働くのは難しくなります。

    リモートワークや時短勤務などの柔軟な制度が整っているか、ブランクがあっても復帰しやすいスキルが身につくか、といった視点もあわせてチェックしましょう。

    5年後・10年後にどう働いていたいかを起点に考えると、選ぶべき仕事が見えてきます。

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