この先面接が控えていて、不安という人も多いのではないでしょうか?
この記事では「中途の面接対策」としてやるべきことを紹介していきます。
他にも「中途の面接でよくある質問6選」や「中途の転職面接で合否を分けるポイント」についても解説していきます。
ぜひこの記事を参考に面接対策をして、自信を持って面接に挑んでください。
中途の面接は対策をしないと失敗する!
対策が十分にできていないと、面接の際に緊張していつも通り話せなくなってしまったり、1番伝えたいことを伝えられない可能性があります。
緊張して質問に対して返答できなかったり、話がすぐに終わってしまうと、コミュニケーション能力や対応力が欠落しているという印象を与えてしまいます。
特に退職理由や志望動機を答える際は、伝えたいことをしっかり決めておかないと、さまざまな要素を盛り込み過ぎて一貫性がなくなるリスクもあります。
とはいえ、面接でどうしても緊張してしまうという人や、自己PRや志望動機がうまくまとまらないと悩んでいる人もいると思います。
面接に不安があるという人は、1人で不安なまま転職活動を進めるのではなく、転職に強みを持つキャリアコーチングサービスのマジキャリに相談するのがおすすめです。
マジキャリは社内に転職やキャリアの知見が豊富にあるため、面接での受け答えについて採用担当者の目線からFBをもらうことができます。
また、マジキャリでは面接対策の前に自己分析をおこない、そこで過去の経験の振り返りをすることから始めます。自己分析を通して、自分の強みや価値観などを整理していくことからおこなうため、その場しのぎの回答ではなく、原体験に基づいた強み・志望動機を作ることができます。
自分自身も面接での回答に納得感があり、かつ内容に一貫性があれば面接でも評価されやすくなります。
マジキャリの安心転職コースの内定率は100% (22年4月〜10月の間に転職活動をおこない5社以上に応募したお客様が対象)という実績があるので、面接が不安という方はぜひ相談してみてください。
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中途の面接でよくある質問6選
面接では大体聞かれる質問が決まっています。事前に聞かれる質問を把握しておくことで、面接前に回答を準備することができます。
中途の面接でよくある質問については、以下があります。
それぞれの質問について解説していきます。
自己紹介
1番最初に挨拶として「簡単な個人情報・名前・感謝の気持ち」を1セットで伝えましょう。
挨拶の後に、ほとんどの場合「それでは自己紹介(自己PR)をお願いします」と言われるため、その後自己紹介・自己PRをしましょう。
時間の指定がない場合、自己紹介・自己PRは30秒〜1分程度でおこないます。
面接官は自己紹介を通して、以下の項目を重点的に見ています。
- 転職者の第一印象
- コミュニケーション能力
- 活かせるスキル
- 熱意の大きさ
人の第一印象は会って3〜5秒で決まるというメラビアンの法則があるように、自己紹介は面接において非常に重要といえます。第一印象を左右するため、自己紹介は抜け目なくしっかりと準備すべきです。
また、自己紹介・自己PRでは最終学歴から現職の職務経歴について特に強調したい点をコンパクトににまとめて伝えましょう。そこに追加して、今回の転職の志望動機やMVP獲得などの成果についても少し触れておくとなお良いです。
転職理由
自己紹介・自己PRの時間が終わると、転職理由に関する話に移るケースが多いです。
面接官が転職理由の質問で見ているポイントは、以下の2点です。
- 転職理由が他責思考ではないか
- 志望動機と一貫性があるか
また転職はほとんどの場合、現職に何かしらの不満があるからおこなうはずです。
そのため、転職理由は無理にポジティブにしすぎずに正直に話しましょう。
「今の職場は自分がやりたいこととは違った」「残業が多かった」「職場の人間関係が合わなかった」など伝えていいのか不安になることもありますが、正直に話しましょう。
「特に不満はないけど、なんとなく新しいことに挑戦したくて…」などのふわっとした理由では、同じようなふわっとした理由でうちも辞めてしまいそうと感じてしまいます。
ここで注意すべきなのが、事実と解釈を分けて考えるということです。上司が休みも返上して営業をかけるように言ってくるのは事実でも、とんでもないパワハラ上司で・・・というのはあなたの解釈です。
不満の多い職場の中でも、自分なりに現状を改善しようと頑張って行動したということをきちんとアピールして周りのせいにしないということが何より重要です。
そのため、転職理由を伝える際は、転職したい理由をきちんと自分の中で整理して、更なる成長のために転職を決意した旨を伝えるのがポイントです。
更なる成長や飛躍を求めていることを伝えないと、「ただ単に転職理由だけ払拭できればいいのかな?」「転職理由を解決したのちうちでどうなっていきたいのか?」がわかりません。
志望動機
志望動機の質問に対して、面接官は以下の項目をチェックしています。
- 転職理由との一貫性があるか
- ありたい姿を実現できるのか
- 自社の理解度
- 自社への思い
どういう人になりたくて、そのためにどのような経験・スキルを身に付けたくて、それがこの企業や仕事とどう紐づくのかを伝えることが重要になってきます。
また、志望動機を答える際は「前職の職務経験を活かし、具体的に御社の〇〇に貢献したい」や「将来〇〇として活躍したいので、そのために〇〇というスキルや経験を積みたい」というようにより具体的に伝えることが大切です。
自分のキャリアプランが明確で、応募企業の特徴を把握していなければ伝えることができないため、企業研究と「ありたい姿」「現在地」の棚卸しが非常に重要になります。
職務経歴等に沿った深掘り
「職務経歴書に書いている内容をより詳しく教えていただいてもよろしいですか?」というように聞かれるので、その時にあなたの口からざっと職務経歴書に書いた内容を話しましょう。
その後職務経歴書の内容について深掘りする質問が来るので、そこに答えていく流れになります。
ここで面接官が見ているのは以下2点です。
- 入社後に定着してくれそうか?
- 入社後に活躍してくれそうか?
「なぜこの大学に入ったのか?」「今の会社を選んだ理由は?」というのを聞いて、意思決定をするときにきちんと自分なりの軸を持っているかどうかを確認しています。
なんとなく決めるのではなく、自分なりの軸を持って決断しているのであれば、長く目標を持って働いていくれるのではという期待が持てます。
また、「現職で頑張ったことは?」「どうやって成果を出してきたのか?」というのを聞いて、入社後にちゃんと成果を出してくれる人かどうかを確認しています。
中途採用は基本的に即戦力採用のため、スキルや経験が最重視されています。そのため、履歴書や職務経歴書の内容に沿って、その時自分はどう思ったか?何を考えたか?などきちんと整理しておくことが大切です。
経験や実績を面接官に伝える際は、具体的な数字を交えて伝えるのがポイントです。
キャリアパス
面接ではキャリアパスも聞かれます。
面接でキャリアパスを聞かれた時は、その会社に入社するかなどは関係なく、自分自身の目標やビジョンが聞かれていると思ってください。
その目標やビジョンを聞くことで、転職市場において今自分がどの立ち位置にいて、どのような能力や知識を手に入れて、将来的にどうなりたいのかがわかります。
自社で働くことがありたい姿を実現するためのステップアップになるということをきちんと伝えましょう。
それにより、入社することがゴールではなく、入社後も自分自身も目標に向かって努力してれるだろうという期待が持てます。
キャリアパスについて質問する際に、面接官は以下の2点を見ています、
- 志望度の高さ
- 長く活躍してくれるか
このように、就職や転職などでキャリアパスについて質問されることがあるので、自分なりのキャリアパスを答えられるようにしておきましょう。
キャリアパスを伝えるときのポイントとして、3年後・5年後・10年後という期間に分けて、それぞれどうなっていたいかを伝えるのがベストです。
段階に分けて具体的にイメージすることで、面接官はあなたが活躍している姿をイメージしやすくなります。
とはいえ、10年後はかなり先の話になるので、イメージできなかったり、うまくまとめられないという人も多いと思います。
10年後のキャリアプランの考え方や答え方については「10年後のキャリアプランとは?簡単な作り方【転職で使える例文付き】」の記事で紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
逆質問
企業によりますが、面接の最後に逆質問の時間があります。
逆質問の時間では、HPなどに載っていないような情報などを聞くことができるため、疑問点を解消することができる時間です。
また、逆質問は自由度の高い質問なので、自由に自分をアピールすることができる機会となります。
面接の逆質問では、面接官は以下の項目をチェックしています。
- 働く意欲
- 地頭の良さ
- 本音にブレはないかどうか
- 社風との相性
逆質問の前に「面接官に何を伝えたいのか」を明確に決めるようにしましょう。
質問の意図が不明な逆質問や事前に調べることができる内容を逆質問するのは逆効果になってしまうので注意が必要です。
なぜなら、逆質問で事前に調べることができる内容を聞くということは、「志望度が低いのでは?」と思われてしまうからです。
【番外編】面接官を唸らせる回答3選
面接官を唸らせる回答を事前に理解しておくことで、中途の面接で有利に働きます。
面接官を唸らせる回答については、以下があります。
以下の例を参考に、事前に対策しておきましょう。
それぞれの回答について解説していきます。
成果を出した経験について
面接官が成果を出した経験を聞く理由は、募集しているポジションに見合ったスキルを持っているかどうかを確認するためです。
また、成果の出し方などを聞くことで、会社とカルチャーマッチしているかを確認する目的もあります。
成果を出した経験を答える際は、まず仕事の構造や状況など面接官がきちんとイメージできるように伝えましょう。
話す前に整理すべきこと
- どんな目標(数字)を追っていたのか
- 目標を達成するために考えたことは?
- 実際にどんな改善行動をしたのか?
- 結果どうなったのか?
成果を出した経験の回答例について紹介するので、ぜひ参考にしてください。
私は、アパレル店員として働いていたのですが、その中で月に〇〇万円売り上げを出すという目標がありました。
私のいた店舗には既存のお客様が多かったこともあり、リピーターのいない新人の私は新規のお客様に売らなければなりませんでした。ただ、新規のお客様には警戒されてしまうためなかなか売り上げを上げることができませんでした。
そこで、リピーターになってもらうために、お客様の前に買った洋服などを覚えておき、そのアイテムと相性が良さそうな服・小物をおすすめしました。
その結果、継続的にお店に来てくれるようになり、安定的に売上目標を100%〜120%で達成することができました。また、他のスタッフのリピーター率が10%のところ、私は20%を超えることができました。
転職理由について
繰り返しになりますが、転職理由を回答する際は、転職したい理由を正直に伝えることと、さらなる成長や飛躍を求めていることの2点を伝えることが大切です。
転職理由の回答例については、以下が挙げられます。
組織のマネジメントをしたいと思い、3年間高い成果を出し続けてきました。
ただ、役職が埋まっていてこのままだとプレイヤーから上に上がることが難しいと思い、転職を決意しました。
組織をマネジメントする力を身につけて、事業を動かす人材になりたいと考えています。
上記のように、ある一定の成果を出していると同時に自分のキャリアプランを達成するための前向きな転職であることを伝えましょう。
入社してからやりたいことについて
面接官が「入社してからやりたいこと」について質問するのは、「目標を持って働けるビジョンが描けているかどうか」や「ビジョンが自社で叶えられることなのかどうか」を判断する目的があります。
入社してからやりたいことを答える際には、ポジション名や事業内容を入れて具体的に書くのがポイントです。
具体的な解答例については、以下のとおりです。
入社後は、社内の人を巻き込むプロジェクト管理の経験や部下の育成などを経験していきたいと考えております。
将来的に営業戦略の立案や組織マネジメントをできるポジションに就くのに必要な交渉力や調整力、マネジメント力を磨きたいと考えております。
そこでは、現場に立ち直接クライアントと関わってきた前職の経験を活かしていきたいと思います。
志望企業に貢献する謙虚な姿勢があると同時に、具体的に将来像をイメージできている点が重要です。
将来像が明確になっている人は入社後にやりたいことも考えやすいですが、将来像やビジョンが明確ではないという人も多いと思います。
転職はゴールではなく、ありたい姿や将来像を実現するための手段・ステップでしかありません。
そのため、ゴールを設定しないとどの会社で・どのスキルや経験を積みたいのか設定するのが難しくなってしまいます。
自分ではうまく将来像やキャリアプランの言語化ができないという人は、マジキャリというキャリアのプロに相談してみましょう。
マジキャリは実現可能なキャリアプランの設計を得意としていて、いつまでにどんなスキルや経験をしておくべきかまで具体的なキャリアプランを立てることができます。
そのキャリアプランに沿って企業選びをしていくため、入社後にやりたいことをわざわざ考える必要がありません。
マジキャリでは、現在無料面談実施中なので、キャリアプランを設計して自信を持って面接に挑みたいという人はぜひ相談してみてください。
中途の面接の具体的な流れ
最近は対面での面接の他に、WEBでの面接も増えてきました。
そこで中途の面接の具体的な流れについて、対面面接の場合とWEB面接の場合に分けて紹介していきます。
それぞれの項目について解説していきます。
対面面接の場合
対面面接の場合には、以下の流れで面接をおこないます。
それぞれの項目について解説していきます。
入室〜着席
対面面接の入室から着席するまでの流れは、以下のとおりです。
- まずドアを3回ノックをする
- 面接官から「どうぞ」という声が聞こえたら入室する
- 面接官から反応がない場合は再度ノックする
- ドアを開けて、面接官と目を合わせ「失礼します」と挨拶する
- 右開きなら右手で体が正面を向くようにドアを開ける
- 面接官に背面を見せないよう、斜めの立ち位置で静かにドアを閉める
- 椅子の横に立ち「お掛けください」と言われたら一礼をして静かに着席する
入室したら静かにドアを閉めてから、面接官に向かって「失礼します」と挨拶をして一礼しましょう。一礼の角度は30度が理想とされています。
着席後は、猫背にならないように姿勢を正して、手を膝の上に置きましょう。
面接中
面接が始まったら最初に自己紹介をします。自分の名前を名乗ったあとに前職での実績や経験を面接官に伝えましょう。
自己紹介は、2分程度に収めるのがマナーで、前向きな意欲を伝えるのがポイントです。
自己紹介の後に、職務経歴書の深掘りなど面接官からの質問に答えて、最後に逆質問をするという流れになります。
会話をする際には面接官の目を見たり、丁寧に落ち着いて簡潔に伝えることを意識しましょう。
まとまりがない話をだらだらと話してしまうと、お客様の前でもだらだら話す人だと思われてしまったり、あまり考えていないのかと誤解されてしまう可能性があり、印象が悪くなってしまいます。
面接終了〜退室
面接が終了したら、椅子から立ち上がり面接官に向かって「ありがとうございました」と一礼しましょう。
また、ドア付近まで歩いて、面接官の方を振り返りもう1度深く一礼するようにしましょう。
ドアを静かに開けて、閉める際はなるべく下を向かないように面接官の目を見ることで、面接官に好印象を与えることができます。
中途の面接では、実績やスキル以外にも基本的なビジネスマナーが身に付いているかを見られています。
このように、面接の具体的な流れを把握しておくことで、面接官から高評価を獲得することにつながります。
WEB面接の場合
WEB面接の場合には、以下の流れで面接をおこないます。
それぞれの項目について解説していきます。
入室前〜入室
WEB面接の入室前から入室の流れについては、以下のとおりです。
- WEBでも対面の時と同じように身なりを整える
- 画面の中の自分の顔が暗くないか、明るさを確認する
- 胸から上が綺麗にうつっているか背景は壁になっているか、画角を確認する
- ネット環境がきちんとしているか、音声に問題はないか確認する
- 少なくとも3分前までにはログイン、PCの前にスタンバイする
WEB面接では、お互いが顔を映しながら面接をするのが基本になるので、使用するパソコンはビデオ通話のできる状態にしておきましょう。
オンライン面接をおこなうために必要なアプリケーションは早めにダウンロードしていくことで、当日に慌てずに面接をおこなうことができます。
また、落ち着いて面接を受けるためには、静かな個室からのアクセスが望ましいです。インターネット接続が不安定な状態だと、音声が途切れてしまったり、画面がフリーズしてしまうなどのトラブルが発生してしまいます。
WEB面接をする前には、事前にパソコンの設定等について確認しておきましょう。
面接中
WEB面接中は、カメラではなく画面の面接官の顔を見て話すようにしましょう。
オンライン上の会話では、面接官と話すタイミングが被ってしまう可能性があるので、ある程度の間をとって、面接官の反応を見ながら話すことが重要です。
周囲環境やマイク・スピーカー性能などによって声が聞き取りづらくなることがあるので、ハキハキと話すことが大切です。
また、面接中にカンペを読んでしまうと、質問した内容に食い違いが起きてしまったり、万が一面接官にバレてしまうと、悪い印象を与えてしまう可能性があるので、カンペは読まないようにしましょう。
面接終了〜退室
面接終了から退室の流れについては、面接官の指示に従って退室するようにしましょう。
面接終了後は、面接官が先に退出する場合と、先に退室するよう促される場合があるので、勝手に退室しないように注意してください。
指示がない場合は面接官の退室を待つのが良いでしょう。
また先に退室する場合には、お礼を一言添えることで、面接官に良い印象を与えることができます。
中途の面接時のマナー
中途の面接時のマナーを理解しておくことで、面接官に悪い印象を与えてしまうリスクを減らすことにもつながります。
中途の面接時のマナーについては、以下があります。
それぞれのマナーについて解説していきます。
服装・髪型
面接時の服装と髪型のマナーとして、以下では、男女別に服装と髪型マナーをポイントで紹介します。
【男性の服装・髪型マナー】
- スーツのズボンの折り目が付いている
- スーツやYシャツにシワがない
- Yシャツは白、下に着る肌着も白が良い
- シンプルでスーツの色に合わせたネクタイを着用する
- ダークカラーで地肌が見えない長さの靴下を着用する
- 清潔感のある髪型
- 眉毛と耳を出す黒髪短髪
【女性の服装・髪型マナー】
- スカート丈は座ったときヒザにかかるくらいの長さ
- スーツのシワやスリットのほつれがない
- パンツスーツの場合はパンツの折り目が付いている
- 落ち着いた髪色にする
- 髪を結んでスッキリと見せる
また、中途の面接では、リクルートスーツを着るのは避けましょう。
なぜなら、転職者がリクルートスーツを着てしまうと、学生のように見えてしまい、未熟な印象を与えてしまう可能性があるからです。
20代後半以降の転職の場合は、きちんとしたビジネススーツを着用しておけば悪い印象を抱かれることは基本的にありません。
メール
面接の日程調整をメールを送る際に意識しておきたいマナーは、以下が挙げられます。
- 候補日程は複数提示する
- 候補日程は基本的に10:00〜19:00にする
- 候補日程は終了時間を明記する
- 第一志望の企業の候補日程は最後にする
- 直近の日程だけでなく翌週の候補日も明示する
日程の変更をお願いしたからといって、評価が下がってしまう可能性は低いので、都合が悪い場合はすぐに返信するようにしましょう。
日程の変更をする際にメールでのマナーや姿勢が良くないと悪い印象を与えてしまう可能性があるため気をつけてください。
例えば、メールの返信が遅かったりすると「常識的なビジネスマナーがなっていない」という印象を与えてしまいます。
そのため、できる限り丁寧な内容にした上でスムーズにメールのやりとりを進めるのがベストといえます。
WEB面接の環境
WEB面接をする際の環境は、背景に生活感がある物が写ってしまうと面接官に悪い印象を与えてしまうので、背景はなるべく何もない壁を写すようにしましょう。
面接中に雑音が入らないように、部屋の窓を閉めておいたり、マイク付きのイヤホンを使用するなど工夫をしましょう。
自宅で静かな環境を作るのが難しい人については、コワーキングスペースやシェアオフィスを利用するのをおすすめします。
また、インターネットの接続が不安定状態だと、音声が途切れてしまったり、映像がフリーズしてしまう可能性があるので、安定的なインターネット接続環境でWEB面接を受けるようにしてください。
面接官に悪い印象を与えてしまうNG例
面接官に悪い印象を与えてしまうNG例については、以下があります。
それぞれの項目について解説していきます。
身だしなみがきちんとしていない
面接官に悪い印象を与えてしまうNG例として、身だしなみがきちんとしていないことが挙げられます。
清潔感のなさは大きなマイナスな印象になります。洋服はクリーニングしているにもかかわらず、着こなしによって清潔感がなくだらしなく見えるケースもあります。
また、スーツの肩が合っていなかったり、ワイシャツの第一ボタンが外れていたり、髪にくしが通っていないなどのケースがあります。
また、ビジネススーツを着ているのに靴だけカジュアルだったりするとバランスが崩れてしまい、悪目立ちしてしまうリスクがあります。
面接では第一印象は非常に大事なので、身だしなみをきちんと整えてから、面接に挑みましょう。
言葉遣いが悪い
面接官に悪い印象を与えてしまうNG例として、言葉遣いが悪いことが挙げられます。
面接では、地頭の良さやコミュニケーション能力などが見られています。
そのため、言葉遣いやコミュニケーションの取り方は非常に重要になります。
どんなに実績やスキルを持っていたとしても、言葉遣いが悪いと面接官に好印象を与えることはできません。
よくあるミスが「えっとー」や「あのー」という言葉を使ってしまったり、早口で話してしまったり、語尾を伸ばしてしまうなど、意識しないと普段の癖が出てしまうことがあるため注意が必要です。
遅刻をする
面接で、遅刻をするのは絶対に避けるべきです。
万が一、遅れそうな場合や欠席の場合はなるべく早く連絡をしましょう。
どのような場面においても遅刻をしないことはビジネスマナーの基本ですが、交通機関の遅延や急な体調不良など想定外の出来事により、遅刻をしてしまう可能性がないとは言えません。
面接官も忙しい中時間を取ってくれているので、連絡をせずに遅刻をしたり、面接に行かないことはありえません。
遅刻することが確定したタイミングですぐに電話をして、謝罪と到着予定時間を伝えましょう。
中途の面接で合否を分けるポイントは?
企業が中途社員に対して求めているのは定着性、活躍性です。
入社後に定着して活躍してくれる人を求めているため、その2点を面接ではアピールするようにしましょう。
それぞれのポイントについて解説していきます。
会社に定着できるかどうか
面接で合否を分けるポイントは、会社に定着してくれる人材かどうかです。
企業側は採用した人への研修や育成などの時間は投資と捉えており、入社後に定着・活躍してくれることを求めています。
定着性を測るために、企業が見ているポイントは、以下の3点があります。
- 退職した理由は何か?
- 今回の転職によって、どのような将来像を実現したいのか?
- 入社後に実現したいことは何か?
転職することがゴールになっていないかという点が見られています。転職すること自体がゴールになってしまうと、入社後に目標を持って主体的に働いてくれないのではと感じてしまいます。
きちんと考えた上で転職を決めて、自分の目標に向かって努力していく意志を伝えましょう。
会社で活躍できるかどうか
面接で合否を分けるポイントは、会社で活躍できるかどうかです。
企業は採用活動には、多大なコストをかけているので、自社にマッチしてどのくらい活躍してくれるのかを判断しています。
そのため、面接官に自分自身のスキルや実績をアピールするためにも、客観的に自己分析して、自分のキャリアを整理しておくことが重要です。
企業の求めている人材と自分の強みやスキルがマッチしていることを面接官にアピールすることも大切です。
このように、企業は投資した採用コストを無駄にしないためにも、面接者が会社で活躍できるかどうかを判断しています。
新卒と中途の面接の違い
ここでは、新卒と中途の面接の違いについて説明していきます。
新卒はポテンシャルで採用されるため、あなたの人柄や性格などが重視されています。
それに対して、中途は即戦力採用のため、これまで身につけてきたスキルや経験が重視されていて、入社後にすぐに活躍してくれるかどうかが見られています。
このように新卒はポータブルスキル重視なのに対し、中途はポータブルスキルとテクニカルスキルの両方が重視されています。
そのため中途の人は、前職でどんな経験をしてきて何を思い、どんな再現性があるかを伝えるのがもっとも重要です。
ポータブルスキルとは
特定業務に紐付かず、どの仕事でも活用できるもの
テクニカルスキルとは
業務をおこなう際に必要な専門知識などのこと
自分の職能を把握しておらず、自分のやりたいことが先行した結果、企業の求めている人材と違い面接を通過できない可能性があります。
面接に不安がある中途の人へ
「面接前にどんな対策をしておくべきか知りたい」
「面接全然通らない…」
という悩みを抱えていませんか?
事前準備なしで面接に臨むのは非常に勿体無いです。
就職活動の時はおこなっていたはずの事前準備(面接対策)を、転職活動になった途端やらない人が大半です。
転職活動になった途端事前準備をやらない人が増えてしまう原因は、「サポートしてくれる人がいない」「忙しい」「慣れていると思いこむ」の3つがあります。
就活の時は、学校で面接対策講座が開かれていたり、時間にも余裕があるので、面接対策などに時間をかけることができました。
ただ社会人になると、仕事で疲れて帰ってきてから履歴書の作成や面接対策をおこなわなければなかったり、転職エージェントに相談に行くなど自主的に行動しなければなりません。
また、「面接は会話の延長だろう」と思い、練習なしで面接に行く人も少なくありません。
普段の営業と自分の営業は全く違います。
自己分析をして、自分の強みや実績などを初めて会う人にいかにわかりやすく説明して、一緒に働きたいと思ってもらうには入念な準備と対策が必要なのです。
忙しく時間が取れないという人や周りに相談できる人がいないという人は、面接に行く前にマジキャリというキャリアコーチングサービスに相談するのがおすすめです。
マジキャリでは専属のコーチと一緒に自己分析をおこない、過去の経験や現職の棚卸しをして、あなたにどのような実績やスキルがあるのかを整理していきます。
自己分析の内容を踏まえて、あなたの強みや実績をどうアピールすればいいのかを企業ごとに対策してくれるため、面接に対する不安を払拭して自信を持った状態で面接に臨むことができます。
今なら無料面談キャンペーンを実施中なので、気になる人はお早めにお問い合わせください。
安心転職コース
内定率
*22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。
キャリア相談をする
よくある質問
よくある質問については、以下があります。
それぞれの質問について解説していきます。
就職活動と転職活動の違いはなんですか?
就職活動はポータブルスキル重視なのに対し、転職活動はテクニカルスキル重視している特徴があります。
そのため、前職でどんな経験をしてきて何を思い、どんな再現性があるかがもっとも重要です。
ポータブルスキルとは
特定業務に紐付かず、どの仕事でも活用できるもの
テクニカルスキルとは
業務をおこなう際に必要な専門知識などのこと
面接で合否を分けるポイントは?
中途採用で見られているポイントは、あなたの「定着性」と「活躍性」です。
面接官は「採用コストや人件費をかけて採用するメリットがあるのか?」を面接の限られた時間の中で判断をしています。
そのため面接では、企業に「自分」というブランドをプレゼンテーションする場だと思って挑むようにしましょう。
WEB面接の受け方は?
Web⾯接の受け方は、以下のように対⾯式の⾯接とそれほど変わりません。
- 入室〜着席
- 面接中
- 面接終了〜退室
また、WEB面接を受ける際に確認するポイントについては、以下があります。
- WEBでも対面の時と同じように身なりを整える
- 画面の中の自分の顔が暗くないか、明るさを確認
- 胸から上が綺麗にうつっているか背景は壁になっているか、画角を確認
- ネット環境がきちんとしているか、音声に問題はないか確認
- 少なくとも3分前までにはログイン、PCの前にスタンバイ
- カメラではなく画面の面接官の顔を見て話す
- カンペを読まない
- 面接官の指示に従って退室
採用するかどうかは面接で決まると言っても過言ではありません。そのため、転職を成功させたい人はしっかりと面接対策をおこないましょう。