仕事の悩みを相談できない理由
(引用:エン・ジャパン 「仕事の相談相手について」のアンケート調査)このグラフは、エン・ジャパンがおこなった「仕事の相談相手について」のアンケート調査の結果です。
約6割の人が相談すると回答したのに対して、4割の人は相談しないと回答しています。
さらに、相談しないと回答した人の「相談しない理由」についての結果が以下のグラフで示されています。
(引用:エン・ジャパン 「仕事の相談相手について」のアンケート調査)ここでは、仕事の相談がなぜできないのかを深掘りして解説していきます。
.誰に相談すればいいのかわからない
例えば、職場の雰囲気に馴染めずに悩んでいるときに「職場の上司や同僚」には相談しづらいでしょう。
また、家族や友人に相談しても、「自分の仕事内容や職場の雰囲気はわからないだろう」と思ってしまいがちです。
その結果、誰に相談すればいいのかわからなくなり、一人で悩みを抱え込んでしまうようになります。
悩みを一人で抱え込み続けた結果、精神的に追い込まれてしまい、仕事に行きたくなくなったり、最悪の場合うつ病になってしまう恐れがあります。
悩みを一人で抱え込むことは良くありません。ですが、上司や同僚に相談できないこともあるでしょうし、家族や友人に相談しても解決が難しいこともあるでしょう。
そこでおすすめするのが、オンラインコミュニティやキャリアカウンセリングの活用です。
オンラインコミュニティは匿名で利用することができますし、あなたと同じような仕事をしていたり、同じ悩みを抱えている人がオンラインコミュニティを利用しています。
他では相談できなかった悩みを相談できる場所の一つとしてオンラインコミュニティは有効です。
キャリアカウンセリングは、相談者のキャリア形成の支援をおこなうためのカウンセリングをおこないます。
具体的には、相談者のキャリアに関する悩みのヒアリングをおこない、キャリア形成に必要な自己分析やキャリアプラン設計のフォローをおこなうことを目的としています。
なかでもおすすめするのがマジキャリです。
マジキャリには国家資格のキャリアコンサルタント、元転職エージェント、元採用人事といったキャリア知見が豊富なマジキャリのコーチが在籍し、あなたの自己分析のサポートをしてくれます。
自己分析をすることで、あなたがなぜ悩んでいるのか、そしてどうすれば解決できるのか明確にすることができるでしょう。
今なら無料面談を実施中なので、興味がある人はぜひ一度お試しください。
本音で相談するのが恥ずかしい
仕事の悩みを相談したいと思っても、周りの目を気にしてしまい相談できないケースがあります。
周囲の目を気にしてしまう人は、「本音で相談するのは恥ずかしい」と考えてしまうのです。
また、「こんなことで悩んでいるのか」と呆れられたり笑われたりすることを怖がっているのです。
このような考えはプライドが高い人に多い傾向で、自分の弱いところを他人に見せたくないと考えてしまっています。
ですが、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざがあるように、仕事の悩みも相談するときは恥ずかしいかもしれませんが、相談できなければ悩みは一生付き纏います。
本当は悩んでいて困っているのに、プライドが邪魔をして相談できないのであれば、プライドよりもあなたの本当の気持ちを大切にしましょう。
あなたの努力や頑張りは、周りの人には言わずとも伝わっています。仕事をさらに円滑に進めていくために、時には周りを頼ったり本音で向き合うことも大事です。
相談しても意味がないと思い込んでいるから
相談しても意味がないと思い込んでいる場合、なかなか相談に踏み切ることができません。
過去に相談しても相手にされなかったり、いい加減な対応をされたりした経験があると、「どうせ相談しても意味がない」と考えてしまいます。
あなたのことを分かってもらおうと努力をしても聞き入れてくれないと、相談すること自体が面倒に感じるのです。今のつらい現状が変わらないと諦めてしまえば、相談しても意味がないと考えてしまうでしょう。
しかし、相談することで悩みや不安の原因が完全に取り除かれなかったとしても、あなたの「不安」「苦しみ」「つらさ」の受け取り方は、相談することで取り除くことができます。
相談は問題解決や原因除去が目的ではなく、不安やストレスを取り除くことが目的なのです。
たった一度相談しただけでも不安やストレスが相当取り除けます。相談自体に「ガス抜き効果」があるのです。
自分で解決できなければ、誰かの手を借りていいのです。多くの人があなたに手を差し伸べたいと思っているのです。そのことに気づきましょう。
仕事の悩みは誰に相談すべき?
ここまでは仕事の悩みを相談できない理由について深掘りしてきました。
ですが、悩みを相談できずに一人で抱え込むことは、あなたにとって良いことは一つもありません。
ここからは、仕事の悩みができたときに誰に相談すればよいのか解説していきます。
身近な人
あなたにとって仕事の悩みを相談しやすい存在といえば身近な人ではないでしょうか。
(引用:エン・ジャパン 「仕事の相談相手について」のアンケート調査)このグラフは仕事の悩みの相談先についてのアンケート結果です。
仕事内容や働くことそのものに悩んだ時、男女共に多くの人が身近な人を相談先に選んでいます。
家族や友人など内情を知らない人であっても、話をすることでストレスが軽くなったり、改善の糸口が見えたりする場合もあります。
身近な人は、あなたにとって最も信頼をおける存在でしょう。信頼できる人の意見を聞くことで、気持ちを整理することができるのです。
会社の同僚や上司は、普段のあなたの仕事に対する姿勢を見ていますし、何よりも会社や仕事の内容がわかります。
会社の同僚や上司に相談することで、あなたの仕事の悩みの原因を突き止めて対策を打つことができるかもしれません。
ですが、身近な人であるがゆえに気心が知れている分、助言を素直に聞けないこともあります。「私のことを分かっているのに、そこまで言うの」「あまりに指摘がリアルすぎて受け止められない」など、感情的になることもあるでしょう。
頭では正しいアドバイスだと分かっていてもいらっとしたり、身近な人のいいなりになってしまうようで助言された改善策を実行できなかったりします。
身近な人に相談するときは、素直な気持ちでアドバイスを受けましょう。
専門家
仕事の悩みはキャリアの専門家に相談することで、根本的な原因を突き止め、効果的な解決策を導き出すことができます。
キャリアの専門家については以下の通りです。
キャリアの専門家
- 転職エージェント
- キャリアカウンセラー
- キャリアコーチング
転職エージェントは、無料で利用することができ、求職者に対して転職支援をおこなうことを目的にしており、求人の紹介や自己分析のフォロー、面接や条件交渉に関する支援をおこなっています。
転職することが前提で、キャリア相談ではなく、求人紹介がメインです。
すでに転職したい業界や職種が明確になっている方は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
キャリアカウンセラーは、相談者のキャリア形成支援のためのカウンセリングをおこないます。
具体的には、相談者のキャリアに関する悩みのヒアリングをおこない、キャリア形成に必要な自己分析やキャリアプラン設計のフォローをおこないます。
キャリアコーチングは、専任のキャリアコーチと面談をおこない、あなたのキャリアに関する悩みを解消するための具体的なアクションプランを一緒に考えてくれたり、キャリア設計のサポートをしてもらえるサービスです。
転職することを前提とした転職エージェントとは違い、キャリアコーチングは転職を前提にしていません。
キャリアに関することであれば、なんでも相談することができます。
キャリアカウンセラー、キャリアコーチングについては費用が発生しますが、その分フラットな目線であなたの仕事の悩みについて向き合ってくれるでしょう。
公的機関
上司や先輩に相談できない事情がある人は、公的機関の相談窓口に伝える方法もあります。
ここでは、3つの公的機関について解説します。
- 総合労働相談コーナー
- こころの耳
- 働く人の悩みホットライン
総合労働相談コーナーは、嫌がらせやパワハラのほかに、募集・採用等の労働問題、解雇などさまざまな悩み相談に対応しています。
こころの耳では、メールによる相談ができます。職場の悩みに産業カウンセラーが対応してくれます。ただ、たくさんのメール相談があるので、返信が遅い場合があります。注意してください。
働く人の悩みホットラインは一般社団法人日本産業カウンセラー協会が運営している相談窓口です。職場の人間関係の悩み相談ができます。
相談時間に限りがあるのですが、30分以内でしたら無料で悩みに答えてもらうことが可能です。
仕事の悩みを相談する前にするべきこと
仕事の悩みを相談するときは、事前にしっかりと準備をしてから相談しましょう。
何も準備せずに相談してしまうと、結局何を相談したかったのかあやふやになってしまったり、あなたが納得いく答えが得られなかったりする可能性があります。
ここでは、仕事の悩みを相談する前に準備しておくことを解説します。
自分の悩み事を整理してみる
あなたは仕事の何について悩んでいるのか、あなたの中で明確にしてから相談しましょう。
相談前に悩みを書き出し、要点を整理するのが有効です。
とはいっても何から相談したらいいのか分からないくらい自分の中で整理のつかない悩みもあるかもしれません。
そういうときは、その旨を相談相手にまず伝えてから話すようにすれば相手もその心づもりで話を聞けます。
また、悩み事を整理するときは、主観と客観的事実を分けて整理しましょう。
物事には主観と客観的事実があります。
例えば「上司は同僚にばかり仕事を回して、私には回してくれない。私は上司に嫌われているに違いない」という悩みがあったとします。
この場合「上司に嫌われている」はまだ主観でしかなく、「私に仕事が回ってこないこと」と関連づけてしまうのは早計です。
悩み相談する前に、自分が主観に引きずられすぎていないか一度立ち止まってみましょう。
本当にその人でいいのかもう一度考える
あなたが仕事の悩みを相談するとき、せっかくなら悩みの解決法を導き出してくれる相談相手を選びたいですよね。
なので、先ほど紹介した「仕事の悩みは誰に相談すべき?」の項目を参考にして、悩みを相談する相手を選んでください。
身近な人は、あなたにとって最も信頼をおける存在でしょう。信頼できる人の意見を聞くことで、気持ちを整理することができます。
キャリアの専門家に相談することで、根本的な原因を突き止め、効果的な解決策を導き出すことができるでしょう。
公的機関は、誰でも気軽に利用できるというメリットがあります。
「適切なアドバイスがほしい」「ただ話を聞いてほしい」「決裁権のある人にお願いしたいことがある」「専門家からの意見がほしい」など、あなたの希望に沿った相談相手の人選はとても大切です。
自分の悩み事が整理できたら、「その悩みは誰に相談すれば解決できるのか」を考え、適した相談相手を選んでください。
相談した結果何をしたいのか考える
仕事の悩みを相談するなら、目的をはっきりさせることが大切です。
仕事の悩みは相談して終わりではありません。相談して、悩みの原因を突き止め、解決した結果何をしたいのかまではっきりさせなければなりません。
例えば「仕事の疲れが取れない」という悩みがあるとしましょう。
解決方法としては「残業を減らす」「仕事の負担を軽減する」「長期休暇をとる」などの多くの解決方法が挙げられます。
相談した結果何をしたいのか考えていなければ、その後に「どうしたらいいかわからない」という状況に陥ってしまうのです。
「仕事の疲れが取れないから、仕事の負担を軽減してほしい」など、あなたがどうしたいのかを明確にしてから相談するようにしましょう。
キャリアに関する仕事の悩みを相談できる場所
ここではキャリアの専門家である「転職エージェント」と「キャリアコーチング」について詳しく解説していきます。
転職エージェント
転職エージェントは求職者と人材を採用したい企業をマッチングさせるサービスで、転職を前提としています。
転職する業界や職種が明確となっていて、今後どのようなキャリアを歩んでいきたいか設計できているのであれば、転職エージェントを利用するとよいでしょう。
なぜなら、転職エージェントは求職者と企業をマッチングさせてきたノウハウがあり、今まで多くの転職をサポートしてきた実績があるからです。
また、転職エージェントは企業側から成功報酬を受け取るビジネスモデルであるため、提供するサービスには料金は発生しないことが一般的で、誰でも無料で利用することができます。
キャリアコーチング
キャリアコーチングは、転職を前提とせず、キャリア全般の相談ができるサービスです。
将来、何をしたらよいかわからない人や、自分に向いている仕事がわからない方などキャリアに関する悩みや不安をもっている人はキャリアコーチングを利用するとよいでしょう。
なぜなら、キャリアコーチングでは深掘りした自己分析を徹底しておこなうからです。
深掘りした自己分析をおこなうことで、あなた自身を理解することにつながり、結果として進みたい道や、やりたいことが明確になります。
また、転職活動をおこなうときは、キャリアのプロであるキャリアコーチに、応募書類の添削、面接対策をサポートしてもらうことできます。
キャリアのプロの目線が入るので、選考通過率や内定率を上げることができます。
1番おすすめな利用方法は、キャリアコーチングと転職エージェントの併用です。
キャリアコーチングであなたの強みや弱みを明確にし、その強みを活かせる求人紹介を転職エージェントにしてもらうことで、あなたに合った企業への転職が可能です。
特にマジキャリは、転職に強いキャリアコーチングサービスなので、面接で使えるキャリアプランやあなたに向いている企業や仕事の発見に長けています。
というのも、マジキャリを運営するアクシス株式会社は転職エージェントも運営しており、転職×キャリア知見が豊富にあることが強みです。
今なら無料相談を実施中なので、キャリアコーチングに興味がある人はぜひ一度お試しください。
キャリアのプロに仕事の悩みを相談するメリット
先ほどはキャリアに関する悩みを相談できるキャリアの専門家を紹介しました。
では、キャリアの専門家≒プロに相談することで得られるメリットとは何でしょうか。
ここでは、キャリアのプロに仕事の悩みを相談するメリットを解説していきます。
客観的な視点からアドバイスをもらえる
仕事の悩みを解決するには、「自分はどうして悩んでいるか」という自己分析が必要不可欠です。
ただし自己分析だからといって自分だけで分析しようとすると、まず間違いなく失敗します。
なぜなら、人間は自分で自分を客観視できないものだからです。どうしてもバイアス(偏見)がかかってしまいます。
したがって客観的な自分の強みを見つけるためには、必ず客観的な視点からのアドバイスを受けてください。
自己分析では、過去にさかのぼり自分の得意なことや苦手なことなどを拾い上げていきます。また現時点から自分のなりたい目標への明確なルートを決めるのも、自己分析の重要な役割です。
人間誰しも失敗を繰り返し、なんらかの悩みを抱えているでしょう。もちろん自分の悩み、弱みは誰にも見られたくありません。
だからどうしても自分に甘くなりがちな自己評価を修正してくれる、キャリアのプロの客観的なアドバイスが必要不可欠なのです。
解決策が見えてくる
キャリアのプロの客観的なアドバイスによって、あなたの仕事の悩みの解決策が見えてきます。
プロといわれる人は、それぞれの分野で豊富な知識や経験を持っています。
仕事の悩みは転職エージェントやキャリアカウンセラー、キャリアコーチングなどのキャリアのプロに相談することで、自分では思い浮かばなかった解決法を教えてもらえるでしょう。
そして、解決策が見えてくることで、「今後どうしていくべきなのか」という具体的な行動計画を立てられるのです。
気持ちが楽になる
キャリアのプロの客観的なアドバイスによって、今後どうしていくべきなのかという具体的な行動計画が立てられるので、気持ちが楽になるでしょう。
仕事の悩みを抱えているときは、誰しも不安に押し潰されそうな気持ちになると思います。それは、「これから先どうなっていくのかわからない」という先行きの見えない不安がもたらすものです。
キャリアのプロのサポートによって、悩みを解決するための具体的な行動計画を立てることで、将来のあなたの姿が明確になるので、不安が解消されていくのです。
仕事に関するよくある相談内容
仕事に関する悩みは人それぞれであるように、解決策も人それぞれです。
ここでは、仕事に関するよくある相談内容の代表例を紹介します。あなたも同じことで悩んでいるのであれば、解決のヒントになるかもしれません。
ストレスと仕事のプレッシャーに関する悩み
仕事をしていると日々さまざまなストレスに晒されるでしょう。
また、仕事に対して真面目に取り組もう、絶対にミスをしないでいようという気持ちがプレッシャーとなり、精神的負担が大きくなります。
周囲の目を気にしすぎるのも、自分で自分にプレッシャーをかけてしまうことになります。
ストレスやプレッシャーを受け続けると心身は疲弊していき、仕事に対するモチベーションは低下していくでしょう。
過度なプレッシャーに長期間さらされることで精神的に消耗し、突然プツンと糸が切れたように無気力になるケースもあるのです。
心身に疲れがたまっている状態ではポジティブな感情や考えは生まれません。休暇も仕事の一部であると認識し、心と身体を休めることに専念するのも大切です。
また、規則正しい生活やバランスのよい食事を心がけ、適度な運動で体を動かしましょう。
運動の心地よい疲れでぐっすり眠ることができたり、心がすっきりして気持ちが前向きに働くことができます。
運動を行うことでドーパミンが増えるため、やる気やモチベーションアップの効果が期待できますよ。
職場の人間関係における悩み
人間関係の悩みは、仕事に対するやる気に大きく影響します。
例えば、職場でよくある人間関係の悩みは以下のようなものが挙げられます。
- 上司や先輩との付き合いで飲み会へ参加することが多い
- 上司と意見が合わず対立することが多い
- チームや部下のやる気がなくどうしたらいいのか分からない
- 会社自体のコミュニケーションが非常に少なく人間関係が希薄
上司と合わない、同僚や部下とうまくコミュニケーションが取れないなど、人間関係の悩みを抱えている人は少なくありません。
社内の雰囲気が悪く、仕事にやる気が出ないのであれば、あなたから社内コミュニケーションを改善できるよう働きかけてみましょう。
コミュニケーションを活性化すれば人間関係の悩みが低減し、離職率が低下するというメリットがあります。
コミュニケーションを通じて同僚や上司、部下との間の信頼関係を構築することによって、メンバー一人ひとりにとって居心地の良い職場を作ることができるのです。
モチベーションと仕事への意欲に関する悩み
自分の成長が感じられないと、モチベーションが上がらなかったり、仕事に意欲が出なかったりして悩んでしまうでしょう。
自分が成長できているのかわからないと、孤独感や疎外感など不安を感じやすくなります。また、仕事のやりがいや達成感を共有することができず、モチベーションの低下につながってしまうのです。
人は自分の仕事や努力を誉められることで、モチベーションが上がり、やる気を引き出すことができます。また、誉められることで、自分の価値や存在意義を肯定され、仕事へのやりがいを感じやすくなるのです。
仕事にやる気が出なかったり、モチベーションが上がらないのであれば、仕事における目標=ゴールを設定しましょう。
目標を設定することで今の仕事で何を頑張るべきなのか、必要なスキルは何なのかがはっきりとするので、必然とモチベーションは上がります。
どんな小さなことでも自分で目標を設定し、達成に向けて行動してみることが大切です。
小さな達成感の積み重ねによって、目標もレベルアップしていくことができれば、自信がつき仕事へのやりがいや充実感につながっていくでしょう。
パワハラ・セクハラなどの職場の問題に関する悩み
社内でハラスメント行為を受けたら、まずは誰かに相談することを検討しましょう。
もし、受けたハラスメント行為の内容がひどいなどで、知人や家族には話しにくいという場合は、国や会社、労働組合が開設している相談窓口を利用してください。
改善要求や法的措置によって、ハラスメントの改善をおこなう方法もあります。
パワハラやセクハラを受けた際、書面にて会社にハラスメント行為の被害申告をおこない、改善を要求することが可能です。
改善要求をおこなったのにも関わらず、ハラスメント行為の改善が見られない場合は、労働基準監督署や労働局内に設置されている総合労働相談コーナーへ相談しましょう。
労働基準監督署による指導がおこなわれたのにも関わらず、ハラスメント行為が改善されない場合は、法的措置を検討してください。
ハラスメント行為に対して法的に訴えるためには、証拠を集めることが重要です。
たとえばハラスメント行為を受けた際の録音データやメールなどがあれば、証拠として有効です。
ハラスメント行為を受けた結果病院を受診した場合は、医師の診断書も証拠として使えます。
パワハラやセクハラなどのハラスメントを受けた場合は一人で悩まずに、相談窓口を利用しましょう。
労働環境と勤務条件に関する悩み
労働環境や勤務条件があなたにとって良くないのであれば、仕事にやる気が出なくなってしまうでしょう。仕事は人生で多くの時間を費やすため、労働環境や勤務条件はとても重要です。
労働問題の例
- サービス残業
- 不当解雇
- 不当な雇止め
- 退職させてもらえない
- 育児休暇をとらせてもらえない
- 有給休暇を取らせてもらえない
- パワハラ、セクハラ、マタハラなどの嫌がらせ
- 正社員と非正規社員の不当な待遇差別
職場では実に多くの労働問題が起こっており、労働問題に関する訴訟等はどんどん増えてきています。
これらの労働問題を相談する先としては、例えば次のものがあります。
労働問題の相談先
- 労働基準監督署
- 総合労働相談コーナー
- 労働組合
- 弁護士
事業者には、従業員の健康や安全を守るため、労働環境を整える義務があります。労働基準法特別法である「労働安全衛生法3条の1」においても、以下のように記されています。
「快適な職場環境の実現と労働条件の改善を通じて職場における労働者の安全と健康を確保するようにしなければならない。」
労働環境の整備は事業者の義務であり、適切な労働環境や勤務条件を求めるのは労働者の権利です。労働環境や勤務条件について悩んでいるのであれば、今回紹介した相談先へ相談しましょう。
転職活動と転職先選びに関する悩み
転職活動や転職先選びに悩んだときは、キャリアプランを立てましょう。キャリアプランを立てることで、転職先の企業選びの軸として役立てることができます。
いくつかキャリアプランによって、どのような企業を選ぶとよいのか、例を紹介します。
- 仕事も大切だが、子どもとの時間も大切にしたい。
⇒育児休業やテレワークなどの制度が整った企業など
- とにかく年収を上げたい
⇒今持っているスキルを活かすことのできる企業で年収アップを目指すなど
- 定年後も働き続けたい
⇒再雇用制度がある企業など
今回挙げた例のように、あなたが転職先の企業に何を求めるかによって、選ぶべき企業は変わります。
キャリアプランを立てることで、あなたの価値観に基づいてどう生きたいか、どう働きたいかを明確にできるので、企業選びに迷うこともなくなるでしょう。
また、転職先選びをするときはキャリアコーチングや転職エージェントなど、キャリアのプロに相談するとよいでしょう。
キャリアコーチングや転職エージェントはキャリアに関する知識があるので、あなたに合った企業の情報を提供してくれますよ。
退職時の手続きやタイミングに関する悩み
退職の手続きは以下のように進みます。
退職手続きの手順
- 退職の意思表示・退職日の決定
- 退職願の提出・仕事の引き継ぎ
- 取引先への挨拶まわり(営業などの場合)
- 社内挨拶・備品返却
退職の申し出をする期限は、労働基準法のさらに上位の法律である民法によって定められています。
第六百二十七条
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
つまり、退職する日の2週間前までには、会社に対して退職の手続きが完了するようにしましょう。また、年俸制の場合は、別に定められています。
六箇月以上の期間によって報酬を定めた場合には、前項の解約の申入れは、三箇月前にしなければならない。
つまり、年俸制のような報酬制度を定めており契約期間が半年以上にわたる従業員は、3カ月前までに退職の申し出や退職届の提出が必要となるのです。
また、会社によっては就業規則などで別に定めている場合があります。会社に確認してみてください。
以上のことを踏まえ、期日までに退職手続きを完了させましょう。
キャリアプランと仕事の進め方についての悩み
キャリアプランとは、自分が将来理想とする姿を実現するために、今後どのような行動をし、どのようなキャリアを積み上げていくのかをまとめた中長期の計画書です。
仕事を通じてどのような自分になりたいのか、どのような業務をしたいのかなど将来の目標を定め、目標を達成するために何をするべきかを具体的なアクションとしてプランニングします。
キャリアプランやこれからの仕事の進め方について悩むタイミングとしては以下のようなものがあります。
キャリアプランやこれからの仕事の進め方について悩むタイミング
- 将来について考えたいとき
- やりたいことが見つからないとき
- ライフスタイルが変わったとき
終身雇用が崩壊し働き方が多様化している現代では、どのような企業に所属しているかよりも、個人のスキルを重要視するようになりました。キャリアプランを立てることで、将来の目標に向かった行動ができるようになるので、自然とスキルアップすることができるでしょう。
また、スキルアップしていくことで、仕事にやりがいを感じられるようになり、周囲からも評価されるようになるなど好循環が生まれるでしょう。
このような点から、将来の目標について考えたい方や、やりたいことが見つからない方、仕事に対するモチベーションが上がらない方などに、キャリアプランを立てることをおすすめしています。
キャリアプランを立てるには、まずはあなたを徹底的に自己分析することが必要です。
ですが、自己分析のやり方がわからなくて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そこで、徹底的な自己分析を得意とするマジキャリをおすすめします。
マジキャリは、業界で唯一、転職エージェントを10年以上運営するアクシス株式会社のサービスで、社内に転職ノウハウが豊富にあるという特徴があります。
なので、キャリアプランが立てられないと悩んでいる方は、マジキャリでキャリアのプロと一緒に自己分析をして自己理解を深めましょう。
仕事の悩みを相談する際に気をつけたいポイント
ここでは仕事の悩みを相談する際に気をつけたい5つのポイントを解説します。
ポイント(1)悩みが生まれたら早めに相談する
仕事の悩みは、悩みが生まれた段階で相談するようにしましょう。
なぜなら、早い段階で相談することで問題を最小限に抑えることができ、悩みを解消するまでのプロセスがスムーズに進むからです。
また、長い期間一人で悩み続けていると、心身に与える悪影響が大きくなってしまいます。
そして、相談を受ける側も、問題が深刻になった後に相談されても的確なアドバイスをすることが難しくなるでしょう。
悩みを抱えはじめた段階で相談することをおすすめします。
ポイント(2)簡単にでいいので悩みは整理しておく
仕事の悩みは簡単でいいので整理しておきましょう。
悩みで頭がいっぱいになってしまい、伝えたいことがまとまっていないと、相談相手にあなたの状況がうまく伝わらない可能性があります。
結果として、相談してもモヤモヤが残ったまま解消することがないのです。
仕事に関する悩みの解決策についてのアドバイスがほしいときは、相談内容を明確にしておいた方がスムーズに進みます。
あなたが「何について悩んでいるのか」「何に対してアドバイスがほしいのか」を明確に整理してから相談するようにしましょう。
ポイント(3)自分の気持ちと事実は切り分けて説明する
悩み事を整理するときは、自分の気持ち=主観と客観的事実を分けて整理しましょう。
物事には主観と客観的事実があります。
例えば「上司は同僚にばかり仕事を回して、私には回してくれない。私は上司に嫌われているに違いない」という悩みがあったとします。
この場合「上司に嫌われている」はまだ主観でしかなく、「私に仕事が回ってこないこと」と関連づけてしまうのは早計です。
悩み相談する前に、自分が主観に引きずられすぎていないか一度立ち止まってみましょう。
ポイント(4)相談する目的を考える
仕事の悩みを相談するなら、目的をはっきりさせることが大切です。
仕事の悩みは相談して終わりではありません。相談して、悩みの原因を突き止め、解決した結果何をしたいのかまではっきりさせなければなりません。
例えば「仕事の疲れが取れない」という悩みがあるとしましょう。
解決方法としては「残業を減らす」「仕事の負担を軽減する」「長期休暇をとる」などの多くの解決方法が挙げられます。
相談した結果何をしたいのか考えていなければ、その後に「どうしたらいいかわからない」という状況に陥ってしまうのです。
「仕事の疲れが取れないから、仕事の負担を軽減してほしい」など、あなたがどうしたいのかを明確にしてから相談するようにしましょう。
ポイント(5)相談相手はしっかり選ぶ
あなたが仕事の悩みを相談するとき、せっかくなら悩みの解決法を導き出してくれる相談相手を選びたいですよね。
身近な人は、あなたにとって最も信頼をおける存在でしょう。信頼できる人の意見を聞くことで、気持ちを整理することができます。
キャリアの専門家に相談することで、根本的な原因を突き止め、効果的な解決策を導き出すことができるでしょう。
公的機関は、誰でも気軽に利用できるというメリットがあります。
「適切なアドバイスがほしい」「ただ話を聞いてほしい」「決裁権のある人にお願いしたいことがある」「専門家からの意見がほしい」など、あなたの希望に沿った相談相手の人選はとても大切です。
自分の悩み事が整理できたら、「その悩みは誰に相談すれば解決できるのか」を考え、適した相談相手を選んでください。
仕事相談ならマジキャリがおすすめ
「仕事の相談をしたいけど、誰にも相談できない…」「誰に仕事の相談をすれば良いかわからない…」
上記のように、大半の人は、何かしらの仕事の悩みを抱えています。
悩みの内容は、年代や職種によってさまざまですが、誰しも一度は経験する道ともいえるでしょう。
とはいえ、悩みの度合いによっては、心身に不調をきたして生活に影響を及ぼすことも少なくありません。悩み事があるときは、1人で考え込まず誰かに相談しましょう。
おすすめしたい相談先はマジキャリというキャリアコーチングサービスです。
キャリアコーチングは、マンツーマンで仕事の悩みのヒアリングをおこなったり、自己分析ワークであなたの強み・弱み・やりがい・苦痛をもとになぜその悩みを抱えているのか?どうすれば解説するのか?をアドバイスしてくれます。
マジキャリは徹底的な自己分析を強みとしており、あなたの仕事の適性や向いている環境を見つけるサポートをすることが得意です。
自己分析で適性のある仕事や環境を選んで、やりがいや成長を感じながら仕事ができるようになりますよ。
マジキャリは現在無料面談を実施中です。気になった人はマジキャリの無料面談を受けてみてください。
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*22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。
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