仕事何がしたいかわからない20代

#自己分析 #転職の悩み #キャリアの悩み

仕事で何がしたいかわからない20代へ!原因・やるべきことをキャリアのプロが解説

この記事の監修者

末永 雄大

新卒でリクルートエージェント(現インディードリクルートパートナーズ)に入社し数百を超える企業の中途採用を支援。その後2012年アクシス株式会社を設立、キャリアコーチング事業、転職エージェント事業、Webメディア事業を複数展開。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。

この記事のまとめ

毎日の仕事はこなせるのに、何がしたいかと聞かれると答えに詰まる。仕事で何がしたいかわからない20代のつまずきは、やる気や能力ではなく、答えの探し方の問題であることが多いです。

この記事では、なぜ答えが出ないのかを整理するところから始めて、働いてきた経験から「向いている仕事」の候補を作って試す方法まで、順番に案内します。

目次

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    ※このサイトは、20〜30代のキャリア・転職支援に強いキャリアコーチングサービス「マジキャリ」が運営しています。

    他の20代も「仕事で何がしたいかわからない」と悩んでいる

    仕事で何がしたいかわからない20代は、実は少なくありません。同期から転職を決めた報告を聞いたとき、面談で今後の希望を聞かれてうまく答えられなかったとき、帰り道はもやもやしたままです。

    求人サイトを条件で絞り込むところまでは進んでも、心から気になる仕事には出会えないまま、30歳が近づくほど焦りだけが大きくなっていきます。

    こうした悩みが特別なものではないことは、マジキャリに寄せられる相談の傾向にもあらわれています。

    マジキャリへの相談データ

    回答者の48.0%(147人)が「自分なりにキャリアを模索したが、やりたいことが分からず行き詰まっている」を選んでいて、9つの悩みの選択肢の中で2番目に多い。うち46.3%が20代

    出典:マジキャリ面談前アンケート(2022年10月〜2026年7月、N=306)

    末永 末永

    キャリア相談に来る20代で、この仕事がしたいという強いこだわりを最初から持っている人は、あまり多くありません。


    「こんな漠然とした状態で相談していいのか」と断りを入れてから話し始める人も珍しくないくらいです。漠然としたままで大丈夫なので、そのままこの先を読み進めてみてください。

    20代が仕事で何がしたいかわからない原因 4パターン

    20代で「仕事で何がしたいかわからない」原因はひとつではありません。働くこと自体に悩んでいる人もいれば、理想はちゃんとあるけど具体的な仕事に落とし込めない人もいます。

    まずは、自分がなにが原因で「何がしたいかわからない」状態になっているのかをつかみましょう。

    ①働くこと自体が続かず、仕事との向き合い方に悩んでいる

    「仕事で何がしたいか」以前に、働くこと自体にモチベーションを失っており、仕事が長く続かない状態です。

    主な原因は、仕事や働くことに対する嫌な経験が積み重なり、「自分は何をやってもうまくいかない」という思い込みが強くなっていることです。

    学生時代までは決められたレールがあって問題なく過ごせていても、アルバイト経験や社会人経験のなかで自分で物事を決めることを求められ、つまずいた実体験から立ち直れてない人も少なくありません。

    末永 末永

    このタイプの人がやりたい仕事を探そうとしても、自信を失った状態では選択肢を正しく見極められません。

    まずは過去にうまくいった経験を書き出して、自信を取り戻すところから始める必要があります。

    ②キャリアの理想像はあるが、具体的な仕事に落とし込めない

    「人の役に立ちたい」「クリエイティブな仕事がしたい」「成長できる環境で働きたい」といった理想は持っているものの、具体的にどの職種・業務・環境を選べばその理想が実現できるのかがわからない状態です。

    主な原因は、業界・職種の知識が足りないことと、自分の理想を構成する要素の解像度の低さにあります。

    例えば「人の役に立つ仕事」と言っても、対面で個人を支援する仕事もあれば、サービスを通じて間接的に多くの人を助ける仕事もあります。自分が本当に求めている「役に立ち方」が言語化できていないため、仕事で何がしたいのか判断できないのです。

    末永 末永

    抽象的でも理想を持てている人は実は少数派で、それ自体はとても素晴らしいです。ただ、理想はあっても抽象的な言葉のままだと、意思決定の基準としては機能しません。

    「誰に・どのように・何を提供したいのか」「どんな環境だとそれができて、活き活きと働けるのか」まで明確にすることが大切ですよ。

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    ③今の仕事はできているが、やりがいや熱中できることがない

    仕事で大きな失敗をしているわけではなく、周りからの評価もそれなりに得られているが、「この仕事を続けていて自分は幸せなのか」「もっと熱中できる仕事があるのではないか」というモヤモヤを抱えている状態です。

    根本原因は、自己分析が浅く、自分が何にやりがいを感じる人間なのかが言語化できていないことにあります。

    やりがいや熱中できる対象は人によって異なり、誰かに感謝されることに喜びを感じる人もいれば、難しい課題を解くこと自体に夢中になれる人もいます。自分の価値観を把握できていないため、目の前の仕事が合っているのか判断できず、漠然とした不満だけが残ってしまうのです。

    末永 末永

    このタイプの悩みは「足りないもの」ではなく「何が満たされれば満足できるか」を起点に考える必要があります。

    現状の延長で考えていると答えは出ないので、過去のやりがいを感じた経験まで遡って分析するのが効果的ですね。

    ④仕事に人生を懸けたくなく、プライベートを優先したい

    仕事はあくまで生活費を稼ぐ手段であり、人生の充実はプライベートで得たいと考えている状態です。「やりたい仕事を見つけなければいけない」という先入観やプレッシャーを勝手に抱えてしまい、かえって「何がしたいかわからない」と悩んでしまうケースが多くあります。

    根本原因は、「仕事でやりたいことを見つけなければならない」という社会的な思い込みと、自分の価値観のズレにあります。

    実際には仕事に強い目的意識を持たずに働いている人も多く、それ自体は否定すべきものではありません。ただし、何の方針もないまま仕事を選ぶと、長時間労働や合わない人間関係でプライベートが侵食されるリスクがあるため、「プライベートを守れる仕事」という軸で考える必要があります。

    末永 末永

    この場合「やりたい仕事」を探すこと自体が間違ったゴール設定になることがあります。

    労働時間・職場環境・人間関係といった働き方の条件を軸に考えるほうが、本来の目的であるプライベートの充実につながりやすいですね。

    仕事で何がしたいかわからない20代の特徴

    仕事で何がしたいかわからないと悩む20代には、いくつか共通する特徴があります。

    性格・思考の傾向、これまでのキャリアの選び方が、「何がしたいかわからない」状態を生み出していることが多いです。

    ここでは、よく見られる特徴を6つ解説します。

    過去の挫折経験から自分に自信を持てなくなっている

    過去の失敗体験を引きずっていると、求人を見ても「自分に務まる仕事なんてない」と感じてしまい、やりたいことを考える前に選択肢を切り捨ててしまいます。

    末永 末永

    本来であれば向いている仕事や挑戦できる仕事があるのに、自信を失った状態では「無理だろう」と検討の対象から外してしまうため、自ら可能性を狭めてしまうのです。

    やりたいことが見つからないのではなく、見つけられる視野を持てなくなっているのが本質かもしれません。

    これまで自分で大きな意思決定をしてきた経験が少ない

    自分の頭で考えて選ぶ経験が少ないと、「これがやりたい」と自信を持って言うこと自体に慣れていません。選択肢を前にしても、「他の人はどう思うだろう」「正解はどっちだろう」と外側に答えを求めてしまいます

    末永 末永

    やりたいことは、自分の意思で選び、その結果を引き受ける経験を重ねた先に見えててくるものです。

    自分で決めた経験が少ない状態では、判断する軸そのものが育っていないため、何を問われても答えが出せないのです。

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    会社の看板やネームバリューを軸に就職してしまった

    会社の名前で自分のアイデンティティを保ってきた人ほど、いざ転職を考えたときに足元が崩れやすいです。

    看板を外したときに残るのが「自分は何ができて、何がしたいのか」ですが、この問いに向き合ってこなかったため、答えが出てきません。

    末永 末永

    受験の偏差値主義の弊害かもしれませんが、新卒の就活の時点では、職種・仕事内容・自分が活躍できる環境かどうかは後回しにされがちです。

    ただそうなると、社会人になってから「自分の軸で仕事を選ぶ」経験を積めず、何がしたいかを考える土台そのものが作られないままになってしまいます。

    目の前の不満や人間関係だけで仕事を判断している

    いまの職場の嫌なところを起点に仕事を選ぶと、「自分が何に向かいたいのか」という視点が抜け落ちやすくなります。これは「嫌な部分から逃げる」という選び方であり、「自分が何をしたいか」という軸で選んでいるわけではありません。

    末永 末永

    この状態で転職しても、新しい職場で別の不満が出てきて、また同じように「何がしたいかわからない」状態に戻ってしまいます。

    不満の解消をゴールにしている限り、やりたいことにはなかなかたどり着けないです

    未経験職種への憧れだけが先行し、実態を知らない

    職種のイメージだけで興味を持っている状態では、「本当に自分に向いているのか」「実際にやってみたら違うかもしれない」という不安が拭えず、いつまでも決断できません。

    末永 末永

    理想化された職種イメージと、現実の業務内容にはギャップがあることが多いです。

    このギャップを埋めないまま考え続けても、確信は得られず堂々巡りになります。結果として、どの選択肢にも踏み出せず、「やっぱり何がしたいかわからない」に戻ってしまいます。

    他人のキャリアと比較しすぎてしまう

    他人を基準にしていると、自分の判断軸がブレ続けます。誰かを見るたびに「あの業界が良さそう」「やっぱり大手かな」と意見が揺れ、自分が何を大切にしたいのかわからなくなります。

    末永 末永

    キャリア支援の現場で見ても、20代はキャリアの差が表面化しやすい時期で、比較に疲弊する人は多いです。

    しかし他人軸で考えている限り、「自分にとって」の答えにはたどり着けません。何がしたいかわからないのは、自分の中に答えを探していないことが根本的な原因です。

    何がしたいかわからない20代は、やりたい仕事より「向いている仕事」から探そう

    何がしたいかわからない20代は、やりたい仕事より、向いている仕事から探すのがおすすめです。やりたい仕事を探し続けても答えが出ないのは、探す順番が合っていないだけかもしれません。

    「向いている仕事」と言われても、何を指すのかまだピンとこないはずです。

    まず「なぜやりたい仕事からだと見つからないのか」から確かめて、そのうえで向いている仕事の中身と探し方に進みます。

    何がしたいかわからないのは、考える機会がなかっただけ

    何がしたいかわからないのは、能力の問題ではなく、考える機会がなかっただけです。

    就活で自分の意思で決めるのは、どの会社に入るかまでで、どんな仕事をしたいかを自分の頭で決める場面は、就活にも入社後の配属にもほとんどありません。

    まだ一度も作っていない答えは、頭の中をどれだけ探しても出てきません。考えたことのない問いに、答えの持ち合わせがないのは当然です。やりたい仕事の答えは、これから材料を集めて作れば間に合います。

    自己分析の材料は、実際に働いた数カ月〜数年分たまっている

    自己分析の材料は、実際に働いた数カ月〜数年分たまっています。就活のときの自己分析は職務経験がない状態が前提で、想像で書くしかありませんでした。

    手元には、無理なくできた仕事、時間を忘れて取り組めた場面、二度とやりたくないと感じた状況という、働いて初めて手に入った記録がそろっています。

    同じ自己分析でも、就活のときとは使う材料がまるごと別物です。いまから振り返るのは、やり直しではなく、初めて実物の材料でやる作業になります。

    向いている仕事は、候補を作って試しながら見つける

    得意な行動 実際にやって 無理なくできたこと 合う環境 調子よく 力を出せた環境 2つが重なるところに「向いている仕事の候補」が見えてくる

    向いている仕事は、候補を作って試しながら見つけます。最初から1つに絞る必要はありません。候補づくりに使うものは、次の2つだけです。

    候補づくりに使うもの

    • 実際に働いた記録
      (無理なくできたこと・力を出しやすかった環境)
    • 世の中にどんな仕事があるかという情報
      (求人サイトなどで集められる)

    得意な行動が使える場所では成果が出やすく、成果が出れば仕事は面白くなっていきます。「これがしたい」という言葉は、成果と面白さの後から出てきます。

    逆に、やりたい仕事を先に1つに決めて、そこだけを追いかけて行き詰まる20代もいます。

    向いている仕事に就いていても、なぜ向いているのかを自分の言葉にできていないと、迷いは残ります。だからまず、働いてきた記録を掘って、得意な行動と合う環境を言葉にします。

    手順は次の7つで、最初は1社目を選んだ理由を掘り返すところから始めます。

    末永 末永

    採用の現場を長く見てきて言えることがあります。


    就活では「これからどうなりたいか」が評価されたのに対し、社会人の選考で見られるのは、「これまでの仕事をどう受け止めて何をしたか」を自分の言葉で話せるかどうかです。


    やりたいことより先に過去を振り返るこの記事の順番と同じものが、社会人の選考でも見られています。まずは振り返りから始めてみてください。

    仕事で何がしたいかわからない20代必見!やりたい仕事の見つけ方7ステップ

    ステップ1〜4 材料を集める 働いてきた経験から 得意な行動と合う環境を出す ステップ5 候補を3つ作る 得意な行動×合う環境の 重なりから3つ選ぶ ステップ6〜7 試して決める 小さく試して手応えで絞り 人に話して仕上げる

    ここからは、仕事で何がしたいかわからない20代に向けて、やりたい仕事を見つける具体的な手順を7つのステップで紹介します。

    これまでの選び方を確かめるところから始め、最後は人に話して仕上げるところまで進みます。

    何から手をつけて、どこまでやれば終わりかが見えないまま自己分析を始めると、途中で止まりやすいからです。各ステップには、やることと終了の目安を付けてあります

    得意な行動と合う環境は、7つのステップで一つずつ言葉にできます。

    ステップ1|1社目を選んだ理由に「なんで?」を3回重ねて仕分ける

    やりたい仕事を探す前に、まず1社目を選んだ理由を確かめます。ここを飛ばして強み探しを始めると、集めた材料を昔と同じ基準で選び直してしまい、同じところに戻りやすいからです。

    新卒のときに何を基準に会社を選んだのかは、いまの仕事の選び方にそのまま残っています。その基準のうち、今も大切なものと、もう手放してよいものを仕分けます。

    今夜30分でやること

    1. メモに「新卒のとき、なぜ1社目を選んだのか」を思いつくまま全部書く。転職したことがある人は「なぜ今の会社を選んだのか」も分けて書く(10分)
    2. 書いた答え一つずつに「なんでそれで決めたんだっけ?」を3回重ねて、下に書き足す(15分)
    3. 掘り終えた理由一つずつを、「今も大切」「今は優先しない」「まだ確かめたい」のどれかに仕分ける(5分)

    記入例

    1. 最初の答え:
      安定していて、名前を知っている会社だったから
    2. なんで安定を選んだ?
      →就活で失敗したくなかったから
    3. なんで失敗したくなかった?
      →親に心配をかけたくなかったし、周りにいい会社に決まったねと言われたかったから
    4. なんでそう言われたかった?
      →どんな仕事をしたいか考えたことがなく、周りの評価しか判断のもとがなかったから

    掘った理由をすべて仕分けたら終了です。「今も大切」に入った理由は、ステップ4でそのまま合う条件の材料になります。

    自分から出てきたと言える理由が1つも見つからない人も珍しくなく、それは失敗ではなく、答えをまだ作っていなかったことの確認です。

    選んできた理由を仕分けられたら、次は、答えを作る材料集めです。ここから先は、昔の理由ではなく、実際に働いてきた経験だけを使います。

    末永 末永

    面談で1社目を選んだ理由を聞くと、最初はきれいな理由が返ってきて、「なんで?」を重ねると別の本音が出てくる、というのはよくある光景です。


    たとえば「次は成長できる会社に行きたい」と言っていた人の本音が、掘ってみると、1社目を選んだときと同じ「安定していて親が安心するから」だった、ということも珍しくありません。


    きれいな理由から始まって構わないので、掘るところまでやってみてください。

    ステップ2|一番うまくいった仕事と苦痛だった仕事を具体的な行動までばらす

    一番うまくいった仕事と一番苦痛だった仕事を選び、具体的な行動までばらします。「営業が得意」のような大きなくくりのままだと、求人票の言葉と変わらず、自分の言葉になりません。

    うまくいった仕事の中でも、実際に効いた行動は「相手の話を先に整理した」「数字を毎日見て手を打った」のように、もっと細かいところにあります

    その細かい行動まで下ろすと、得意なことが人に説明できる形になります。

    手順

    1. これまでで一番うまくいった仕事と、一番苦痛だった仕事を1つずつ選ぶ(思いつかない場合は、人から褒められた場面から選んでよい)
    2. それぞれの出来事を、誰に・何を・どうやって、という具体的な行動の要素に分ける
    3. うまくいった側で効いた行動を、動詞で3つ前後書き出す

    記入例

    • ベスト:後輩の仕事の進め方が滞っていたとき、作業の順番を整理して一緒にスケジュールを組み直したら、期限内に終えられた
    • 行動に分解:状況を聞く・詰まっている箇所を特定する・順番を並べ替えて提案する
    • 効いていた行動:複雑な状況を整理して、進め方を組み立て直すこと
    • ワースト:同じ単純作業を長時間続ける仕事が続いたとき、集中力が続かず、ミスが増えた
    • 苦痛だった要素:変化や工夫の余地がない状態が長く続くこと
    • 得意な行動(動詞):整理する・組み立て直す・提案する

    得意な行動が動詞で3つ前後、それぞれ実際の場面つきで言えたら終了です。

    ステップ3|仕事でイラっとした場面を3つ集めて強みの候補にする

    仕事でイラっとした場面を3つ集めると、人より基準が高いところが強みの候補として見つかります。

    イラっとするのは、自分なら当たり前にできることを相手ができていないと感じるときが多く、その当たり前は自分では気づきにくい得意だからです

    たとえば、雑な資料が気になるなら正確さの基準が高く、締め切りにルーズな人にいらつくなら段取りの基準が高い、という具合です。

    ただしこれは候補どまりで、ステップ2の行動リストと照らし、実際の成果につながっているものだけを強みとして残します。

    手順

    1. 直近1〜2週間で、仕事中にイラっとした場面を3つ書き出す
    2. それぞれ「自分なら当然こうする」という行動に言い換える
    3. ステップ2の得意な行動と照らし、実際の行動や成果の裏付けがあるものだけ残す

    裏付けの取れた候補が1つでも残れば終了です。0個なら、候補なしで先に進んで問題ありません。

    末永 末永

    面談で強みを聞くと、「営業が得意です」で止まる人がほとんどです。一方で、仕事でイラっとした話なら誰でも具体的に話せるので、強みの入り口として面談でもよく使っています。


    自分では小さすぎると感じる行動こそ、書き出してみてください。

    ステップ4|やりたくない条件と調子が良かった環境を突き合わせる

    二度とやりたくない条件と、調子が良かったときの環境を突き合わせると、残った条件が合う環境になります。好きか嫌いかの感想ではなく、実際に働いて避けたいと感じた経験から絞るので、条件がぶれません。

    避けたい条件を消し、調子が良かった環境を足し、ステップ1で「今も大切」に分類した理由を加えて突き合わせると、自分に合う条件が残ります。この残った条件が、仕事を選ぶときに外せない合う環境になります

    手順

    1. これまでで避けたいと感じた条件を書く(ノルマ中心・深夜対応・転勤の多さなど)
    2. 調子よく力を出せたときの環境を書く(少人数・任される範囲が広い・静かに集中できるなど)
    3. ステップ1で「今も大切」に分けた理由を条件に加えて、突き合わせる

    記入例

    • 避けたい条件:毎月のノルマに追われ続ける・夜間の対応が多い
    • 調子が良かった環境:少人数で相談しやすい・自分の判断で進められる範囲が広い
    • ステップ1から加えた条件:安定して働きたい(今も大切に分類)
    • 残った合う条件:少人数で裁量があり、生活が安定する職場

    譲れない条件と避けたい条件を、働いた経験を根拠に説明できたら終了です。

    ステップ5|気になる仕事を3つ選び得意な行動と合う環境を書き出す

    気になる仕事を3つ選び、得意な行動を使える場面・合う環境・まだ確かめていないことを1行ずつ書きます。自分の内側を掘るだけでは、世の中にどんな仕事があるかまではわかりません。

    並べて書くと、どの候補がこれまでの経験と接点が多いか、次に何を確かめればよいかが見えてきます

    世の中にどんな仕事があるかを知るために求人サイトを眺め、ステップ2の得意な行動で検索すると、知らなかった仕事も候補に入ってきます。ここでは、まだ応募しなくて大丈夫です。

    手順

    1. 世の中にどんな仕事があるかを知るために求人サイトを眺め、得意な行動で検索する
    2. 気になる仕事を3つ選ぶ
    3. 各候補に「得意な行動を使える場面・合う環境・まだ確かめていないこと」を1行ずつ書く。これから集めたい情報があれば、それも1行書き足す

    候補3つに3項目が埋まり、まだ確かめていないことが、ステップ6で試す対象として1つ以上決まったら終了です。

    ステップ6|候補に共通する行動を今の仕事や日常で試して記録する

    候補に共通する行動を、今の仕事や日常で試して記録します。想像だけで絞ると、実際にやってみたら違ったという結果に、転職したあとで気づくことになりかねません。

    先に小さく試しておけば、無理なくできたか・またやりたいかという手応えで、残す候補と外す候補を決められます。この工程が、働きながらやりたいことを試していく最初の行動です。

    うまく書けないときは、3年後の平日1日をどう過ごしていたいかを書き、試した手応えと突き合わせると、残す候補が絞りやすくなります。

    働き方のイメージがわかない場合は、専門を深める・人をまとめる・人に教える・仕組みを作るといった大きな4つの型から、近いものを選んでみます。

    手順

    1. 候補に共通する得意な行動を1つ選ぶ
    2. 今の仕事や日常で試せる場面を決めて、実際にやってみる
    3. 無理なくできたか・役に立てたか・またやりたいかを記録する

    試した記録が1つ以上あり、残す候補と外す候補が1つずつでも言えたら終了です。全部を試し切る必要はありません。

    ステップ7|考えがまとまらないときは、メモごと人に話して仕上げる

    考えがまとまらないときは、整理したメモごと人に話して仕上げます。1人での自問は2〜3回で止まりやすく、質問される側に回ると、続きが最後まで進むからです

    ステップ1〜6を一度やってみて、残す候補とその理由をうまく説明できないときが、人に話すタイミングです。整理したメモを持って、質問に答えながら出てきた言葉を拾います。

    手順

    1. ステップ1〜6のメモを手元にまとめる
    2. 残す候補とその理由を、話せる相手に説明してみる
    3. 質問に答えながら出てきた言葉を、メモに書き足す

    残す候補とその理由、次に確かめることが自分の言葉になったら終了です。

    末永 末永

    面談でやっているのは特別なことではなく、「それはなぜですか」「具体的には?」を本人の代わりに重ねて、答えが最初から最後までつながっているかを一緒に確かめる作業です。


    1人で最後までやり切れるなら相談は要りません。残す候補の理由がどうしても言葉にならないなら、話しながら言葉にするほうが早いです。

    転職するかどうかを決めていなくても、頭の中を整理する目的で使えます。残す候補とその理由がどうしても言葉にならないときは、マジキャリの無料相談で一緒に整理することもできます。

    仕事で何がしたいかわからない20代の体験談|解決事例4選

    このパートでは、弊社のキャリアコーチングでご支援した20代の方で、仕事で何がしたいかわからない状態を抜け出し、次の一歩を踏み出すことができた方の体験談を紹介します。

    体験談①|自信を失っていた新卒1年目の方

    女性 女性

    ご利用者データ
    20/女性/上場企業勤務/社会人1年目/業界・職種未経験で転職

    大学時代がコロナ禍と重なって思うように活動できず、「自分に自信がない」という漠然とした悩みを抱えていた方です。前職は上場企業で給与には恵まれていたものの、教育体制が不十分で成長を実感できず、何を目指せばいいのかが見えなくなっていました。

    解消のきっかけは、「普通はこうあるべき」という固定観念を外したことです。自分が大切にしていることを一つひとつ言葉にしていくうちに、やりたいことが見つからないのは能力の問題ではなく、自分を知らないだけだったと気づき、最終的には未経験職種への転職を実現されました。

    末永 末永

    自信を失っているときは、求人を見ても「自分には無理」と最初から選択肢を狭めてしまうことが多いです。


    やりたいことを探す前に、自分の強みや価値観を言葉にして、選べる土台を整えていくことから始めるといいですよ。

    ▶ 詳しいインタビュー全文はこちら:「自信がない私でも、行動すれば変われる」漠然とした不安を抱えた私が、マジキャリで見つけた"私らしい"キャリアの道

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    体験談②|漠然とした不安を抱えていた新卒社員の方

    男性 男性

    ご利用者データ
    18歳/男性/建築土木技術職/新卒1年目

    周りの友人が次のステップに進んでいくなかで「自分は何がしたいんだろう」と不安を抱えていた方です。転職サイト、自己分析ツール、友人や先輩への相談など、ご自身でも行動はしていたものの、どれも一時的な解決にしかならず堂々巡りに陥っていました。

    解消のきっかけは、頭の中のごちゃごちゃした考えを第三者に言語化・整理してもらったことです。自分の言葉の端々から無意識の感情や思考を拾い上げて整理してもらううちに、大切にしている価値観と強みが明確になり、現職に残るという主体的な選択ができるようになりました。

    末永 末永

    一人で「何がしたいか」を考え続けても、自分の中にある無意識の価値観にはなかなか気づきにくいものです。


    話を整理してくれる相手と対話するプロセスを挟むことで、自分の軸が見えやすくなりますよ。

    ▶ 詳しいインタビュー全文はこちら:「魔法のような時間でした」キャリア迷子の18歳が見つけた自分だけの羅針盤

    体験談③|やりたいことがなかったITエンジニアの方

    男性 男性

    ご利用者データ
    27歳/男性/ITエンジニア/社会人4年目/2ヶ月で内定4社獲得

    ITエンジニアとして4年間勤務し、現職に大きな不満はないものの「本当にこのままでいいのだろうか」「これから何をやりたいのだろう」という不安を抱えていた方です。新卒3年目で一度転職を考えたものの、現職に残る安心感に引っ張られ、行動に移せずにいました。

    解消のきっかけは、過去から未来まで徹底的に振り返り、無意識の価値観を言葉にしたことです。「人に徹底的に寄り添ってサポートしたい」という自分の軸が浮かび上がり、ずっと興味があったスポーツ分野で得意なITスキルを活かせる企業と出会うことで、価値観・興味分野・得意スキルがすべて揃った仕事を選ぶことができました。

    末永 末永

    「やりたいことがない」と感じている人ほど、実は自分の中にすでに答えがあることが多いです。


    過去の経験を丁寧に深掘りすることで、無意識に大切にしてきた価値観が浮かび上がってきますので、自分の内側を一緒に探していきましょう。

    ▶ 詳しいインタビュー全文はこちら:安心転職コースで4社内定!"本当にやりたかった仕事"をたった2ヶ月で見つけた話

    体験談④|プライベートとの両立に悩んでいた20代女性の方

    女性 女性

    ご利用者データ
    29歳/女性/銀行系企業勤務/社会人7年目/既婚・育休復帰後

    育休前は「復帰したらのんびり働こう」と考えていたものの、実際に復帰して育児と仕事の両立に慣れてきた頃、「自分はもっと仕事をしたいのではないか」という気持ちが芽生え、仕事と家庭のバランスをどう取ればいいかわからなくなった方です。

    解消のきっかけは、「仕事か育児か」の二択思考を外し、両立を前提に逆算したことです。「一日は24時間あって、8時間ずつ分けられるので両方できる」という視点を再認識して思い込みが外れたことで、5年後のありたい姿から逆算してキャリアプランを立て、現職に残りながらプライベートと仕事を両立する道を選ばれました。

    末永 末永

    プライベートを大切にしたい人ほど、「仕事でやりたいことを見つけなければ」という思い込みに苦しんでしまうことがあります。


    「やりたい仕事」ではなく「両立を前提に逆算した働き方」を軸に考えていくと、何がしたいかの答えが見つけやすくなりますよ。

    ▶ 詳しいインタビュー全文はこちら:【仕事と育児の両立を実現】自分にできることを認識することが重要でした!

    【20代】仕事で何がしたいかわからないまま仕事を続けるとどうなる?

    ここまでは、仕事で何がしたいかわからない人へやりたい仕事を見つける方法を紹介しました。

    ただ中には、「別にやりたい仕事はないけど今の状況に不満はないし、行動するのが面倒」と思っている人もいるのではないでしょうか。

    確かに今の状況に不満がなければ良いという考えもあるでしょう。しかし、そのまま仕事を続けていくことには様々なリスクが付き纏います。

    ここからは、仕事で何がしたいかわからないままでいると今後どうなってしまうのかについて解説します。

    仕事にモチベーションが湧かなくなる

    やりたいことがわからないまま仕事を続けてしまうと、次第に仕事にモチベーションが湧かなくなり、以下の負のループに陥ってしまうリスクがあります。

    モチベーションが湧かないとおこる負のループ

    1. 今の仕事はやりたい仕事ではないが何がやりたいかもわからない
    2. やりたい仕事ではないので、特にやりがいを感じない
    3. やりがいがないので、仕事に熱意をもって取り組むことができず成果が出ない
    4. 成果が出ないので評価されない
    5. 評価されないので、成長を感じられなかったり、昇給・昇進が難しくなる
    6. 成長を感じられないので、仕事がつまらなくなる
    7. 仕事に行くこと自体が苦痛になる

    この負のループに陥ってしまうと、あなた自身の生産性が落ちるだけではなく職場にも悪影響を与えます。また、ストレスを過剰に抱えるようになり、心身にも悪影響を及ぼす恐れがあるのです。

    「最近仕事にモチベーションが出ないな」「仕事に行くのが苦痛だ」と感じるのであれば、早急に対策を打つ必要があります。違和感を感じても「辛いけど、これが社会では当たり前だ」と思わずに、いつでもプロに相談してください

    プライベートに充実感を求めるようになる

    やりたいことがわからないと仕事に充実感を求めることができません。そのため、プライベートの充実感を過剰に求めるようになりがちです。

    もちろん、仕事だけで人生を充実させることはできません。仕事とプライベートのどちらかに偏ることなくバランスよく充実することが理想といえるでしょう

    ただ、やりたいことがわからず仕事に充実感を得られないと、そのバランスが崩れプライベートに充実を求めるようになってしまいます。しかし、一日の大半は仕事や通勤に費やすのでプライベートを充実させるために使える時間はわずかです。

    そのため、余計に仕事自体を苦痛と感じてしまい、転職を考えたとしても苦痛から逃れる手段としてしまうのです。これでは、やりたい仕事を見つけることは更に難しくなるでしょう。

    仕事とプライベートはバランスが取れていることが重要です。どちらか一方に充実を求めることのないようにしましょう。

    メンタルヘルス不調に陥ってしまう

    先ほども少し触れましたが、やりたいことがわからないまま仕事を続けると、最悪メンタルヘルス不調に陥ってしまいます。

    やりたいことがわからずに、仕事を苦痛に感じるようになるとストレスが増加し、身体的・精神的な健康に悪影響を及ぼします。

    そして、長期的なストレスは体調不良やうつ症状などを引き起こすことがあるのです。こうなってしまっては、やりがいをもって働ける状態に戻ることは簡単ではありません。

    心身は働くうえで一番大切な資本です。メンタルヘルス不調に陥らないためにも、やりたい仕事を見つけることが大切といえるでしょう。

    【20代】仕事で何がしたいかわからないまま転職するリスクとは?

    あなたはやりたいことがわからないまま転職を考えていませんか。やりたいことがわからないまま転職することには大きなリスクがあります。

    ここでは、やりたいことがわからないまま転職する3つのリスクについて解説していきます。

    行きたい会社が見つからない

    やりたいことがわからないままでは、仕事選びの軸ができていません。そのため心から行きたいと思える会社を見つけることが難しくなります。

    末永 末永

    いざ求人をみても、自分でも何がしたいかわからないため、どの会社が自分にとっていいのか判断できません。

    転職をするうえで大切なのが、転職先を選ぶ基準=軸をつくることです。この軸があることで、周りに流されることなくあなたの希望を叶える転職先を見つけることができるのです。

    しかし、やりたいことがわからないままでは軸をつくることはできません。周りの意見にも簡単に流されてしまうでしょう。これではあなたの希望を叶える転職先を見つけることはできません。

    転職するのであれば、まずは転職先選びの基準=軸をつくることから始めましょう。そして、軸をつくるためには、過去の経験を振り返り譲れないことや大切にしていること・やりがいを感じる瞬間を明確にするのがおすすめです。

    転職活動が長引いてしまう

    やりたいことがわからないまま転職活動をしても、転職活動の目的がブレてしまい迷走してしまうことがあります。例えば以下のようなケースがあげられます。

    やりたいことがわからないまま転職活動をすると起こること

    • 少しでも気になった応募先に手当たり次第に応募してしまう
    • 応募したい会社自体が見つからない
    • 転職することだけが目的になってしまう
    • 転職に有利になりそうなことばかり優先してしまう(資格取得など)

    このような状態になってしまうと、転職活動の目的自体があやふやになってしまい、自分からも周囲からも「何がしたいのか」「どこに向かっているのだろうか」といったように、目的地がわからなくなってしまいます。

    目的地がわからなくなると、どのように進んでいけばいいのかわからなくなり、転職活動をする期間だけが長くなっていってしまうのです。

    転職後にミスマッチになりやすい

    末永 末永

    やりたいことがわからないまま転職をすると、転職後のミスマッチになりやすいというリスクがあります。

    そして、転職先でのミスマッチは、早期退職や仕事の不満を引き起こす原因となるため注意が必要です。

    例えば、コミュニケーションが苦手な人が営業職や接客業を選んでしまったり、細かい作業が苦手なのに経理やエンジニアを選んでしまうなどのケースはあり得ます。

    きちんと自己分析をして、自分の得意なこと・苦手なことがわかっていれば、ある程度不向きな仕事は避けることができるでしょう。しかし自分のことがよくわからないまま転職先を選んでしまうと、先ほど紹介したようなミスマッチが起こりがちです。

    自己分析をおこない自分の得意なこと・苦手なことを明確にして、得意なことを仕事にできる転職先を選ぶことで、ミスマッチを防ぎましょう。

    仕事で何がしたいかわからない20代は多い

    しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女1798名を対象におこなった調査によると、自分のやりたいことがわからないと答えた人は全体の42.2%でした。

    末永 末永

    その中でも、20代で何がしたいかわからないと答えた人の割合は男性が46.2%、女性が55.8%でした。


    2人に1人はやりたいことがわからないまま仕事をしているということになります。

    やりたいことがわからずに仕事をすることは決して悪いことではありません。むしろ、若いときからやりたいことにひたむきに取り組むことができている人のほうが少ないのではないでしょうか。

    特に現代はフリーランスなど働き方が多様化した点やSNSを通していろんな人の生き方や生活が見えるようになったことで、周りに流されてしまって本当に自分がやりたいことが見えなくなってしまいがちです。

    また、「仕事も別にやりたいことではなく、ただお金を手に入れるために働いている。これといった趣味も特にない」と、仕事でもプライベートでもやりたいことがないという人がいるのが現状です。

    末永 末永

    ただし、20代という若いうちからやりたい仕事を見つけることができれば、人生の満足度を上げることができますし、仕事のやりがいも感じやすくなります。

    20代の仕事事情とは?

    ここでは、ハタラクティブ「若者しごと白書2023」をもとに20代の仕事事情について紹介していきます。

    20代に人気の仕事ランキング

    男性 女性
    1位
  1. 技術職(25.7%)
  2. 事務(36.1%)
  3. 2位
  4. 事務(18%)
  5. 医療・介護・福祉(13.5%)
  6. 3位
  7. 工場・製造(12%)
  8. 接客(11.4%)
  9. 4位
  10. 営業(11.4%)
  11. 営業(11.2%)
  12. 5位
  13. 接客(6.8%)
  14. 技術職(9.7%)
  15. 引用:若者しごと白書2023 「1-1 現在就業している職種」

    20代の男性に最も人気だったのは、エンジニアや開発などの技術職でした。一方、20代の女性に最も人気だったのは、事務職でした。事務職については、男性でも2位にランクインしていることから、男女ともに人気のある仕事といえるでしょう。

    男性に最も人気のある技術職ですが、特にIT業界やWeb業界は、近年目覚ましく発展しています。成長産業であることも、人気となっている一因となっているでしょう。

    そして、事務職ですが、オフィスワークを好む女性に特に人気の仕事です。また、スキルを身に付ければ一般事務から経理事務や人事事務など専門的な分野まで幅広い選択肢があることも魅力となっているようです。

    20代が仕事選びで重視していること

    価値観 重視していること
    1位
  16. プライベートを大切に働けること(38.1%)
  17. 希望する仕事内容かどうか(40.9%)
  18. 2位
  19. 人間関係の良い職場環境で働くこと(15.5%)
  20. 希望する収入が得られるか(39%)
  21. 3位
  22. 自分らしい生活ができること(13.8%)
  23. 理想的な勤務時間や休日数か(33.9%)
  24. 4位
  25. 自分の能力を活かせること(6.9%)
  26. 福利厚生が整ってるか(26.4%)
  27. 5位
  28. より多くのお金をもらうこと(6.6%)
  29. 社風や職場の雰囲気が合うか(25.7%)
  30. 引用:若者しごと白書2023 「2-5 仕事で一番大切にしている価値観」「2-6 仕事選びで重視していること」

    20代が仕事を選ぶ上で大切にしている価値観は、「プライベートを大切にして働けること」が多数を占めるという結果になっています。近年は、ワークライフバランスを大切にできる働き方に取り組む企業が増えてきています。この一因となっているのも、「プライベートを大切にして働きたい」という働く人のニーズによるものでしょう。

    そして、仕事を選ぶ上で重視していることは、「希望する仕事内容かどうか」と「希望する収入が得られるか」がほぼ同数となっています。企業のネームバリューや福利厚生などよりも、より自分がやりたい仕事をしたいと思う20代が増えてきているのでしょう。

    20代が仕事選びで重視すべきポイント

    末永 末永

    ここまでは、世の中の20代に人気の職業、仕事を選ぶうえで重要視していることを紹介しました。


    これはあなたの同年代が考えていることであり、あなたがこれと一致していなくても全く問題ありません。むしろ、周りの意見は参考にしつつ自分の軸をしっかりと持つことが重要なのです。

    転職活動を成功させるためには、転職の軸を持つことが大切だと何度もお伝えしていますが、ここでいう「転職の軸」とは、あなたが次の仕事や転職先を選ぶときに重視することです

    転職活動は、社会人として働いた経験があることが前提になり、比較対象となる会社や仕事があります。また、面接の際はこれまでの会社と比較して、応募先の会社の何に魅力を感じて入社を希望しているのかの説明が求められます。そのため、「転職の軸」はあなたが転職先で実現したいこと=やりたいことを明確にする必要があるのです。

    そしてもう一つ大切なことがあります。それは、軸をつくるとき、あなたが実現したいことの優先順位をつけることです。どんなに良い転職先を見つけても、あなたの希望全てを叶えることは難しいでしょう。

    例えば、人間関係が合わず転職を決めたのであれば、最優先すべきは社風や職場の雰囲気になります。

    このように実現したいことに優先順位をつけた転職の軸をつくることで、あなたの転職を成功へと導くことができるのです。

    転職の軸がうまく言語化できないという人は、仕事選びや転職活動のサポートに強みを持つマジキャリに相談してみてください。

    何がしたいかわからない20代が仕事選ぶ時の注意点

    ここでは、何がしたいかわからない20代が仕事を選ぶときの注意点を3つ紹介します。

    考えるのを後回しにしない

    末永 末永

    20代の最大の武器はやる気とポテンシャルです。

    「別に後でいいや…」と仕事選びを考えることを後回しにせず、積極的に行動していきましょう。

    20代は、経験よりもポテンシャルが重視される傾向にあり、他の年代に比べて応募できる会社は豊富です。このアドバンテージを活かすためにも、考えることを後回しにせずに、「今自分がやりたいことは何なのか」「それを実現できる仕事は何か」を考え積極的に行動していきましょう

    また、30代になってからやりたい仕事が見つかったとしても、未経験からでは転職できないケースも十分にあります。あとで後悔しないためにも、ポテンシャルで採用される20代のうちに自分自身のキャリアと向き合ってください。

    何がしたいかわからなまま転職しない

    20代の転職活動は他の年代に比べて優位に進めることができます。

    末永 末永

    この期間を無駄にしないためにも、転職先探しは何がしたいかわからないままおこなわないでください。


    転職の軸=あなたのやりたいことをしっかりさせないと、転職先探しに時間がかかってしまい。貴重な時間を無駄に過ごしてしまいます

    また、「やりたいことがわからないから、条件が良さそうな応募先にとりあえず応募しておこう」といった気持ちで転職先を探すことはやめてください。あなたに適性のない業界や職種を選択してしまいミスマッチが発生してしまい早期退職につながるリスクがあります

    誰にも相談せず1人で抱え込む

    末永 末永

    今、あなたはやりたいことがわからず悩んでいませんか?また、仕事に影響は出ていませんか?

    やりたいことがわからずに悩んでいるのに、誰にも相談せずに一人で抱え込むことはおすすめできません。

    やりたいことが何か悩んだり、仕事を苦痛に感じるようになるとストレスが増加し、身体的・精神的な健康に悪影響を及ぼします。

    そして、長期的なストレスは体調不良やうつ症状などを引き起こすことがあるのです。こうなってしまっては、元の状態に戻るには時間がかかってしまいます。

    「20代で新卒で入った会社だから辛いことがあっても頑張りたい」「自分の弱いところを周りに見せたくない」という気持ちも理解できます。状況が悪化してから手を打っても遅いのです。

    一人で無理をする必要は全くありません。第三者に相談して客観的な意見をもらってください。具体的な相談先は次で詳しく紹介します。繰り返しになりますが、悩みは一人で抱え込まず相談しましょう。

    仕事で何がしたいかわからない20代によくある質問

    最後に仕事で何がしたいかわからないと悩む20代の人からよく受ける質問に対して回答していきます。

    仕事で何がしたいかわかりません。やりたいことの見つけ方を教えてください。

    相談者 相談者

    仕事で何がしたいかわかりません。やりたいことの見つけ方を教えてください。

    やりたいことを見つけたいのであれば、まずは自己分析をして、強み・弱みを言語化しましょう。

    強みを活かせることを考えることで、やりたいことを見つけるヒントを得ることができます。

    また、将来の自分の理想から逆算したり、様々なことに触れ世の中を知るという方法もありです。

    末永 末永

    20代で何回も転職しても良いのでしょうか?

    相談者 相談者

    20代で何回も転職しても良いのでしょうか?

    20代で転職回数が3回目となると、企業側からマイナスの印象を持たれる可能性が高くなります。詳しくは以下の表を参考にしてください。

    末永 末永
    年代 回数
    20代前半
  31. 1回まで。回数が2回だと転職で不利になる。
  32. 20代後半
  33. 基本的には1回まで。経験やスキルの有無によっては2回でも不利にならない。
  34. 企業としては長く働いてくれる人材を求めているので、早期離職を繰り返す人には良い印象を持たないのが現実です。

    20代が転職先を選ぶ際に重視することは何ですか?

    相談者 相談者

    20代が転職先を選ぶ際に重視することは何ですか?

    周りの意見を参考にしつつ自分の軸をしっかりと持つことが重要です

    自分の軸とは、あなたが仕事や転職先を選ぶときに重視することであり、仕事であなたが実現したいことです。実現したいこと=やりたいことを明確にし、自分の軸をしっかりと持ちましょう。

    また、軸をつくるとき、あなたが実現したいことの優先順位をつけてください。どんなに良い就職・転職先を見つけても、あなたの希望全てを叶えることは難しいです。希望に優先順位をつけ、何を最優先にするのか明確にしましょう。

    末永 末永

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