看護師のキャリアチェンジ先12選
看護師のキャリアチェンジ先を12職種紹介します。大きく分けると、看護師資格や現場経験をそのまま活かせる医療系と、資格から離れて未経験で挑戦する異業種の2ルートに分かれます。まずは全体像から確認しましょう。
異業種でも評価されやすいのは、次のようなスキルです。棚卸しの参考にしてください。
異業種で評価される看護師の経験・スキル
- 疾患や医薬品、医療現場に関する専門知識
- 患者や多職種と信頼関係を築くコミュニケーション力
- 急変時にも落ち着いて動く臨機応変な判断力
- チームで動く協調性とセルフマネジメント
12職種について、主な仕事内容と平均年収を一覧にまとめました。職種ごとの相場感をつかむ目安にしてください。
職種 |
主な仕事 |
平均年収 |
|---|---|---|
MR(医薬情報担当者) |
医師や薬剤師への医薬品情報の提供 |
629万円 |
治験コーディネーター(CRC) |
治験の進行サポートと調整 |
454.2万円 |
臨床開発モニター(CRA) |
治験が適正に進むかの確認 |
609万円 |
看護師特化のキャリアアドバイザー |
求職者の転職サポート |
572万円 |
産業看護師 |
企業で働く人の健康管理 |
551.4万円 |
ケアマネジャー |
介護サービスの計画作成 |
476万円 |
健康相談コールセンター |
電話などでの健康相談対応 |
ー |
一般事務 |
書類作成やデータ入力 |
457万円 |
医療事務 |
受付や会計、診療報酬の請求 |
424万円 |
営業職(医療機器・人材など) |
医療機関や企業への提案営業 |
631万円 |
医療系Webライター |
医療・健康記事の執筆 |
542万円 |
Webマーケティング |
サイトや広告の運用で集客 |
553万円 |
出典:マイナビ転職「職種別平均年収ランキング」(2026年7月時点)。治験コーディネーターと産業看護師は厚生労働省の職業情報提供サイト(令和7年賃金構造基本統計調査を加工)。MRはメディカル営業、キャリアアドバイザーは人材コーディネーター、産業看護師は保健師、営業職は法人向け営業、医療系WebライターはWEBコンテンツ企画・制作、Webマーケティングは広告宣伝の数値。
健康相談コールセンターだけ金額を載せていないのは、看護師や保健師の資格を前提とする求人が中心で、一般的なコールセンター職の統計とは条件が違うためです。
ほかの職種の金額も、経験を積んだ人まで含めた平均になります。未経験から転職した直後は、これより低い水準からのスタートが一般的です。
MR(医薬情報担当者)
MRは、看護師のキャリアチェンジ先として人気の職種です。医師や薬剤師などの医療関係者に、自社の医薬品情報を提供します。
医薬品の有効性や安全性、副作用の情報を伝え、適正に使ってもらうための提案活動をおこないます。
看護師は日頃から患者に投与する薬を扱うため、現場で培った医薬品の知識をそのまま活かせる仕事です。MR認定試験は入社後に取得する形が多く、資格がなければなれないわけではありません。
マイナビ転職の職種別平均年収ランキングでは、メディカル営業の平均年収は629万円とされています。医療系のなかでも高い水準です。
治験コーディネーター(CRC)
治験コーディネーターは、新薬の治験をおこなう医療機関で、治験がスムーズに進むよう調整する仕事です。被験者へのケアや、医師と製薬会社との連絡、スケジュール管理などを担います。
資格は必須ではありませんが、医療や医薬品の知識があり、看護師や薬剤師の資格を持つ人は優遇されます。勤務先に治験を扱う部署があれば、院内で異動して経験を積むのも選択肢の1つです。
厚生労働省の職業情報提供サイトでは、治験コーディネーターの平均年収は454.2万円とされています。
臨床開発モニター(CRA)
臨床開発モニターは、製薬会社やCRO(受託臨床試験実施機関)に所属し、治験が法令を守って正しく実施されているかをチェックします。治験コーディネーターと違い、被験者と直接関わらないのが特徴です。
医師や製薬会社の担当者とやり取りするため、医療や医薬品の知識が欠かせません。看護師資格や現場で身につけた知識がそのまま評価につながります。
マイナビ転職の職種別平均年収ランキングによると、臨床開発モニターの平均年収は609万円です。
看護師特化のキャリアアドバイザー
キャリアアドバイザーは、人材紹介会社に所属して求職者の転職活動をサポートします。希望のヒアリングや求人紹介、応募書類の添削、面接対策、日程調整まで幅広く担当する仕事です。
看護師特化型の転職エージェントでは、医療業界特有の慣習や看護師の働き方に精通していることが求められます。看護師としての経験全般を活かせる仕事で、成果に応じて収入を伸ばせる点も魅力です。
近い職種の人材コーディネーターは、マイナビ転職の職種別平均年収ランキングで572万円となっています。
産業看護師
産業看護師は、企業に所属して従業員の健康管理や保健指導をおこないます。健康診断の運営や、メンタル不調の相談対応、職場の衛生管理などを担う仕事です。
夜勤がなく規則的に働ける職場が多いため、生活リズムを整えたい看護師に向いています。保健師資格があるとより有利になり、健康管理の経験を直接活かせます。
厚生労働省の職業情報提供サイトによると、保健師としての平均年収は551.4万円です。看護師の平均を上回る水準になります。
産業看護師は、夜勤で体調を崩しがちだった人が生活リズムを取り戻しやすい仕事です。
看護師資格を活かしながら働き方だけを変えたい人に向いていますよ。
ケアマネジャー
ケアマネジャーは、介護が必要な人やその家族の相談を受け、介護サービスの計画を立てる仕事です。
介護支援専門員の資格取得には、医療や福祉の資格と5年以上の実務経験が必要になります。患者や家族に寄り添ってきた看護師の姿勢がそのまま活きる仕事です。
マイナビ転職の職種別平均年収ランキングでは、ケアマネジャーの平均年収は476万円とされています。
健康相談コールセンター
健康相談コールセンターは、電話やオンラインで健康に関する相談に対応する仕事です。健康保険組合や自治体、民間のサービス会社などが主な勤務先になります。
特定保健指導は医師か保健師しか対応できず、保健師資格を持つ看護師は重宝されます。夜勤がなく、相談業務に専念できる環境が多いのも特徴です。
求人ごとに条件の幅が大きく、平均年収の目安になる公的データは見あたりませんでした。
資格を活かせる仕事をもっと見たい人は、あわせて次の記事もご覧ください。
#キャリアコーチング #キャリアプラン #仕事の悩み #転職の悩み #キャリアの悩み
看護師以外の転職先15選|タイプ別に向いてる仕事の見極め方も解説
ここからは、看護師資格から離れて未経験の異業種に挑戦するルートです。医療から離れても、看護師として培ったコミュニケーション力や臨機応変な対応力は十分に武器になります。
一般事務
規則正しい働き方を優先したい看護師には、一般事務が向いています。夜勤がなく土日休みの職場も多く、乱れた生活リズムを整えやすい転職先です。
書類作成やデータ入力、電話対応などが中心で、未経験からでも挑戦しやすい職種になります。
マイナビ転職の職種別平均年収ランキングでは、一般事務の平均年収は457万円です。
事務職は、まず生活リズムを立て直したい看護師によく選ばれます。
ただし業務が定型的な分、刺激を求める人には物足りなく感じることもありますよ。
医療事務
医療事務は、受付や会計、診療報酬の請求業務などを担う仕事です。病院やクリニックが職場になるため、医療現場の雰囲気を保ったまま働き方を変えられます。
レセプト業務では看護師として培った医療の知識が役立ちます。未経験からでも比較的なじみやすい職種です。
マイナビ転職の職種別平均年収ランキングによると、医療事務の平均年収は424万円になります。
営業職(医療機器・人材など)
営業職は、看護師が未経験からのキャリアチェンジで挑戦しやすい職種の1つです。特に医療機器メーカーや医療系人材会社の営業なら、現場を知る看護師ならではの説得力ある提案ができます。
なかでも形のない商材を企業に提案する法人営業は、未経験でもチャレンジしやすく成果が給与に反映されやすい仕事です。看護師時代のコミュニケーション力が、そのまま活きます。
法人向け営業の平均年収は、マイナビ転職の職種別平均年収ランキングによると631万円です。
看護師時代に自然とやっていた、相手の不安をくみ取る力は営業でそのまま強みになります。
未経験の異業種でも、伝え方を工夫すれば十分に評価されますよ。
営業職への転職をもう少し具体的に知りたいなら、次の記事が参考になります。
医療系Webライター
医療系Webライターは、医療や健康に関する記事や資料を執筆する仕事です。製薬会社や医療メディア、広告代理店などが主な発注元になります。
看護師の医療知識と現場感覚がそのまま記事の信頼性につながります。在宅で働きやすく、将来的にフリーランスとして独立する道も選べるのが魅力です。
マイナビ転職の職種別平均年収ランキングでは、近い職種のWEBコンテンツ企画・制作が542万円となっています。
Webマーケティング
Webマーケティングは、サイトや広告の運用を通じて集客や売上を伸ばす仕事です。医療系サービスを扱う企業なら、看護師の視点がそのまま企画に活きます。
専門スキルは入社後に身につけられることが多く、未経験からでも挑戦しやすい職種の1つです。数字で成果が見えるため、やりがいを感じやすい分野でもあります。
マイナビ転職の職種別平均年収ランキングによると、近い職種の広告宣伝は553万円とされています。
ここまで12の職種を見てきましたが、結局どれが自分に合うのかは決めきれないものです。キャリア相談の現場でも、選択肢を知るほど迷いが深くなる看護師は少なくありません。
迷う原因は、情報が足りないことではありません。自分が仕事に何を求めているのかが、まだ言葉になっていないからです。
キャリアコーチングのマジキャリでは、過去の経験を振り返る自己分析で、強みと価値観を言葉にしていきます。看護師から異業種へ移った人の支援実績もあります。
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年代別に見る看護師のキャリアチェンジ成功のポイント
キャリアチェンジのしやすさや企業が求めるものは、年代によって変わります。自分の年代に合った動き方を知っておくと、無理のない転職計画を立てられます。
20代|ポテンシャル採用で挑戦しやすい
20代の看護師は、スキルや経験が多少足りなくても、伸びしろを見込んだポテンシャル採用で迎えられやすい年代です。未経験の異業種にも挑戦しやすく、選べる仕事の幅が最も広い時期といえます。
特に第二新卒として扱われる27歳前後までは、人柄や意欲を評価してもらえるチャンスがあります。
20代は、一度異業種に挑戦してみても十分にやり直しがきく年代です。
迷っているなら、情報収集だけでも早く始めておくと後で選択肢が広がりますよ。
30代|経験の言語化で即戦力をアピール
30代前半まではポテンシャル採用の余地も残りますが、企業は少しずつ即戦力の要素を求めるようになります。看護師として何を積み上げてきたかを言語化できるかが分かれ目です。
30代後半になると、マネジメント経験や専門性を問われる場面が増えます。資格や経験を活かせる医療業界内の職種を軸にすると、条件を落とさず動きやすくなります。
40代以降|資格と経験を活かせる職種に絞る
40代以降の看護師のキャリアチェンジは、未経験の異業種に飛び込むより、看護師資格と現場経験を直接活かせる職種に絞るのが現実的です。産業看護師やケアマネジャー、治験関連の職種などが候補になります。
これまでの経験を求人の要件と結びつけて示せると、年代の壁を越えて評価されやすくなります。
転職市場は、良くも悪くも年齢と実務経験でオファーの範囲がほぼ決まる世界です。
どの年代でも、早く動くほど選択肢は多く残せます。年齢を言い訳にせず、今できる準備から始めましょう。
看護師のキャリアチェンジとは?意味と転職を考える人の割合
ここで、そもそもキャリアチェンジとは何を指すのか、同じ悩みを抱える看護師がどれくらいいるのかも整理しておきましょう。前提を押さえておくと、ここまで見てきた職種のどれを選ぶかの判断がぶれなくなります。
キャリアチェンジ(異業種・異職種転職)の意味
キャリアチェンジとは、これまで経験のない業界や職種に移る転職を指します。看護師の場合、あてはまるのは大きく次の3パターンです。
看護師のキャリアチェンジ3パターン
- 業界も職種もまったく違う仕事に移る(例:病棟看護師から一般企業の事務職へ)
- 職種は近いまま、違う業界に移る(例:病棟看護師から企業の産業看護師へ)
- 同じ医療業界で、違う職種に移る(例:看護師から治験コーディネーターへ)
同じ看護師のキャリアチェンジでも、看護師資格をどこまで使うかで難しさも準備も変わります。まずはどのパターンを目指すのかをイメージすると、職種選びがさらに進めやすくなります。
看護師の56.5%が看護職以外への転職を検討
辞めたいと思っているのは自分だけかもしれない、と感じる必要はありません。看護職以外への転職を考えたことがある看護師は56.5%にのぼります。
これはエス・エム・エスが看護師9,574名に実施した看護師の働き方に関する意識調査2026の結果です。半数以上が一度はキャリアチェンジを考えている計算になります。
2023年の調査になりますが、転職した看護師が前職に感じていた不満の内訳も見てみましょう。
順位 |
転職を考えた理由 |
人数 |
|---|---|---|
1位 |
人手不足で仕事量が多かった |
191人 |
2位 |
人間関係が良くなかった |
184人 |
3位 |
労働時間が長く休む間がなかった |
165人 |
4位 |
給料が低かった |
164人 |
5位 |
休みをとらせてもらえない |
82人 |
出典:ユニークキャリア「看護師転職に関するアンケート調査」(2023年)
半数以上が一度は考えているのですから、キャリアチェンジに迷うのは特別なことではありません。
大切なのは、不満から逃げる転職ではなく、次に何を叶えたいかを言葉にしてから動くことです。
辞めたい気持ちの整理の仕方や、年代別の判断ポイントは次の記事で解説しています。
看護師がキャリアチェンジしたいと感じる主な理由
キャリアチェンジを考えるきっかけは人それぞれですが、看護師から多く聞かれる理由には共通点があります。自分の気持ちに近いものを確かめると、転職で何を解消したいのかが見えてきます。
体力的な負担が大きい
看護師の仕事は、夜勤や早朝勤務で生活リズムが乱れやすく、力仕事も多いため、体力の消耗が大きい仕事です。変則的な勤務は体力がなければ長く続けられません。
特に30代後半に差しかかると体力面の不安が現実になり、この働き方をあと何年続けられるのかと感じてキャリアチェンジを考える看護師は少なくありません。
プライベートと両立しづらい
看護師の変則的なシフト勤務は、プライベートとの両立を難しくします。予定を入れるたびにシフト調整と周囲への気遣いが必要になるのは、地味に負担が大きいものです。
プライベートを後回しにする働き方が続くと、家族や友人との関係にひずみが生まれ、自分ばかり我慢しているという思いがつのっていきます。
我慢を重ねると、心の余裕まで少しずつ削られていきます。
働き方そのものを変えたいなら、キャリアチェンジは十分に有力な選択肢になりますよ。
精神的な負荷が大きい
看護師は、患者の病気や死に向き合い、医療ミスへの緊張感を常に抱えながら働く仕事です。このプレッシャーが積み重なると仕事へのやりがいそのものを見失います。
心の不調は我慢して乗り切るものではありません。負担が限界に近いと感じたら、早めに働き方を見直しましょう。
給与やキャリアアップが頭打ちになる
看護師は夜勤手当や資格手当が加わるため給与水準は高めですが、責任の重さに給与が見合っていないと感じる人は多いです。一般企業と違い、責任が増しても大幅な昇給にはつながりにくいという声もよく聞きます。
キャリア面でも、主任や看護師長といった管理職のポストは限られています。この停滞感から、別の業界でキャリアアップを目指したいと考えるようになるのです。
看護師が向いていない・他の仕事に興味がある
人と関わることへの苦手意識やプレッシャーへの耐性など、看護師の仕事が自分に向いていないと感じることも、キャリアチェンジを考える理由の1つです。他の仕事に興味がわいて視野が広がるケースもあります。
ただし、向いていないと感じたときこそ、その根本的な原因を先に洗い出すことが大切です。原因があいまいなまま転職すると同じ壁にぶつかりやすくなります。
コーチングの現場では「転職すれば今の悩みが全部消える」と考えていた人ほど、転職後に同じ壁にぶつかるケースが本当に多いんです。
向いていない原因が人間関係なのか、業務内容なのか、働き方なのかを分けて言葉にすると、本当にキャリアチェンジが必要かを冷静に判断できます。
向いていないと感じる原因の掘り下げ方や対処法は、次の記事にまとめました。
看護師がキャリアチェンジするメリット・デメリット
キャリアチェンジは、良い面と気をつけたい面の両方を知ったうえで判断することが大切です。ここでメリットとデメリットを整理して、後悔のない選択につなげましょう。
キャリアチェンジのメリット
看護師がキャリアチェンジで得られるメリットは、主に次の4つです。
看護師がキャリアチェンジするメリット
- 医療ミスなどのプレッシャーから解放される
- 自分の裁量で進められる仕事に就ける
- 夜勤がなくなり規則正しい生活を送れる
- 新しいスキルを身につけてマンネリから抜け出せる
看護師は、医療現場での判断が患者の人生を左右するため、常に神経をすり減らしているのです。キャリアチェンジでこのプレッシャーが軽くなり、精神的な余裕を持って働けます。
夜勤がなくなれば生活リズムも整い、家族との時間を取りやすくなる点も見逃せません。
キャリアチェンジのデメリット
一方で、キャリアチェンジには気をつけたいデメリットもあります。
看護師がキャリアチェンジするデメリット
- 給料が下がる可能性がある
- 成果主義など今までと違う価値観に戸惑う
- 看護師に戻るとき知識・技術が不足しやすい
特に注意したいのが給与面です。看護師の平均年収は524.7万円で、国税庁の調査による給与所得者全体の平均478万円を上回っています。
先ほどの12職種一覧でも、医療事務や一般事務、ケアマネジャー、治験コーディネーターはこの水準を下回ります。
一覧の数値は経験を積んだ人まで含めた全年齢の平均です。未経験からの転職では、入社時の年収が今より下がるケースが珍しくありません。
給与を落としたくないなら、いきなり異業種に飛び込むより、看護師資格が活きる医療業界内の職種から探すのがおすすめです。
いつか看護師に戻る可能性を残したい人も、医療業界に近い仕事を選ぶと復帰後のギャップが小さくなります。
出典:厚生労働省の職業情報提供サイト(令和7年賃金構造基本統計調査を加工)、国税庁「令和6年分民間給与実態統計調査」
転職してから後悔しないために、先輩看護師の失敗事例にも目を通しておきましょう。
#キャリアコーチング #転職 #転職の悩み #キャリアの悩み
看護師の失敗事例6選と体験談を紹介!現役プロが転職成功法を解説
看護師からキャリアチェンジした人の体験談
実際にキャリアチェンジを経験した看護師の声は、これから動く人にとって何よりの参考になります。ここでは2人のリアルな体験談を紹介します。
看護師からIT企業の営業へ
IT企業へ転職
病棟看護師として5年間働いていましたが、病気で体力が落ちたことをきっかけに、このまま看護師を続けるべきか初めて真剣に考えました。
転職を考えたとき、看護師時代に現場で使っていた医療系ITシステムの営業に魅力を感じました。
使う側だった経験があるからこそ、病院の運用課題やシステムの利点を理解しており、営業として提案する際の強みになると考えたのです。
転職活動中は不安もありましたが、今は現場を知るからこその提案ができていると感じ、思い切って転職して良かったと思っています。
出典:note
この体験談のポイントは、現場でシステムを使っていた経験を営業の強みに変えたところにあります。
看護師から看護学校勤務へ
看護学校へ転職
クリニック系は書類選考を含めると7件ほど受けて全部落ちましたが、自分が熱意を持って志望動機を話せるところでないとうまくいかないと痛感しました。
娘がいて生活もあるので、やりたい気持ちだけでは決められず、お金や時間の条件も大切にしたいと考えました。
内定をいただいた看護学校2校のうち、年収が大幅に高かった2校目に決めるまで、タイムリミットぎりぎりまで悩みました。
この決断で間違いなかったと思える新生活にしていきたいです。
出典:note
ここで参考にしたいのは、やりたい気持ちと生活の条件の両方を天秤にかけて決めた点です。看護師としての経験は、次のキャリアでも確かな土台になります。
看護師のキャリアチェンジを成功させる4ステップ
キャリアチェンジを成功させるには、転職先を探す前にやっておくべき順番があります。ここで紹介する4つのステップを踏むことで、後悔しない選択に近づけます。
ステップ1:自己分析で強み・価値観を言語化する
看護師のキャリアチェンジで最も大切なのが、徹底した自己分析です。過去を深掘りして、自分の強みや価値観、やりがいを感じることを言葉にできると、看護師以外でどんな仕事が向いているのかが見えてきます。
看護師の経験は、医療スキルだけではないのです。患者や家族と信頼関係を築くコミュニケーション力や、急変時に臨機応変に動く対応力など、他の業界でも通用する持ち運べるスキルが必ずあります。
こうした持ち運べる力を書き出して棚卸しすることから始めましょう。それがキャリアチェンジ成功の第一歩になります。
自己分析でつまずく人の多くは、表面的にできることを並べて終わってしまいます。
大事なのは、その経験の裏にある価値観や、無意識に大切にしている判断基準まで掘り下げることです。
棚卸しした強みを選考でどう伝えるかは、次の記事に例文つきでまとめています。
ステップ2:将来ありたい姿を言語化する
看護師のキャリアチェンジでは、自分の強みが見えたら、次に将来どうなりたいのかを具体的に描きます。数年後にどんな働き方をして、どんな暮らしを送っていたいのか、理想の姿から逆算して考えることが大切です。
ゴールが決まらないと、何を準備すればいいのかも定まりません。もし理想を描きにくいときは、目標とする人を1人見つけると、必要なスキルや経験の参考になります。
キャリアプランの具体的な描き方は、例文を使って別の記事で解説しました。
ステップ3:必要なスキルを見極める
ありたい姿が決まったら、それを実現するために必要なスキルを見極めます。ここで多くの看護師がやりがちなのが、まず資格を取らないと、と考えてしまうことです。
しかし、転職市場で最も評価されるのは資格ではなく実務経験です。一般企業では入社後に資格を取れば十分なケースがほとんどで、資格やPCスキルの習得は転職してからでも間に合います。
看護師は資格職なので、つい資格取得から考えがちなんですよね。
ですが、転職市場で先に評価されるのは資格より実務経験だと覚えておいてください。
ステップ4:適性に合う職種・企業を選ぶ
看護師のキャリアチェンジの最後のステップは、自分の適性に合った職種や企業を選ぶことです。適性の合わない環境はミスマッチと短期離職につながります。
短期離職を防ぐためにも、自分に合う仕事や環境の条件を言葉にしたうえで、その条件を満たす企業を選びましょう。ここまでの3ステップを踏んでいれば、選ぶ基準は自然と定まってくるものです。
とはいえ、自分1人で強みや価値観を言語化するのは簡単ではありません。マジキャリのようなキャリアコーチングを使えば、無意識の判断基準まで一緒に掘り下げられます。
4つのステップの中でも、最初の自己分析が最大の山場です。初回の面談は無料なので、まずは相談しながら進めてみてください。
看護師がキャリアチェンジに迷ったときの相談先
1人で進めるのが不安なときは、専門家の力を借りるのが近道です。看護師のキャリアチェンジで頼れる相談先を2つ紹介します。
看護師特化の転職エージェント
看護師のサポートに特化した転職エージェントを使うと、看護師向けの求人や転職支援実績が豊富な担当者から、自分に合った職場の提案を受けられます。
働きながらの転職活動は時間の確保が難しいものですが、日程調整や選考対策は代わりに進めてもらえるので心強い点です。負担を抑えて効率よく転職活動を進めたい看護師に向いています。
相談先を条件で比較して選びたい人は、次の記事もチェックしてみてください。
看護師向けのキャリア相談先9選!悩み別でおすすめの相談先を紹介!
キャリアコーチング(自己分析・言語化に強い)
キャリアチェンジすべきか迷っている、自分に向いている仕事を選びたいと考える看護師には、キャリアコーチングがおすすめです。求人紹介ではなく、キャリアの悩みを根本から整理するマンツーマン支援になります。
自己分析を通じて強みや価値観を言語化し、それを活かせる仕事や環境を一緒に考えるため、転職後の自分の姿を具体的に思い描けるようになるのです。
転職エージェントは求人紹介が中心なので、そもそもどこを目指すか自体に迷う人もいます。
キャリアチェンジの方向性から一緒に整理したいなら、キャリアコーチングが向いていますよ。
キャリアコーチングの中でもマジキャリは、看護師から異業種への転職支援実績があります。求人紹介はおこなわないため、方向性が固まったら転職エージェントとの併用が効果的です。
看護師の異業種転職を支援した実績は20件以上あり、自己理解を深めてから動くことで入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。まずは無料相談で、今の悩みを整理してみてください。
看護師向けのキャリアコーチングは、特徴や注意点を次の記事で紹介しています。
看護師におすすめのキャリアコーチングを紹介!メリットや注意点も解説
看護師のキャリアチェンジに関するよくある質問
最後に、看護師のキャリアチェンジでよく寄せられる質問に答えます。動き出す前の不安を解消しておきましょう。
看護師の経験が2〜5年でも転職できる?
十分に可能です。20代なら第二新卒枠でポテンシャル採用されやすく、経験年数の長さより、培った力を言語化できるかが評価を左右します。
未経験でも採用されやすい職種はどれ?
営業職や事務職が挑戦しやすい代表例です。医療機器メーカーや医療系人材会社の営業は看護師の現場経験が活きます。
高年収を狙える転職先はどこ?
MRや臨床開発モニターなど、製薬・医療系の専門職は看護師の平均年収と同等以上を狙えます。成果で伸ばしたいなら、インセンティブのある法人営業も選択肢です。
何から始めればいい?
まずは自己分析で強みと価値観を言語化することから始めます。並行して求人サイトで情報を集め、迷ったら転職エージェントやキャリアコーチングに相談すると進めやすくなります。
まとめ:看護師のキャリアチェンジは自己分析から
看護師は、医療系の職種はもちろん、未経験の異業種でも活躍できる可能性を十分に持っています。
資格や経験を活かせるMRや治験コーディネーター、規則正しく働ける産業看護師や事務職など、選択肢は思っている以上に幅広くあります。
ただし、転職先を探す前にやるべきことは自己分析です。自分の強みや価値観を言語化し、ありたい姿から逆算して仕事を選ぶことで、後悔のないキャリアチェンジに近づけます。
自分の強みが看護以外で通用するのか分からない、何から始めればいいのか整理できないという人は、キャリアのプロと一緒に考えるところから始めましょう。
マジキャリの無料相談では、自己分析を通じて看護師経験が活きる方向性を明確にできます。後悔しない一歩を踏み出すために、まずは気軽に相談してみてください。
今すぐ転職すると決めていなくても、自己分析だけは早く始めるほど選択肢が広がります。
安心転職コース
内定率
*22年4月〜22年10月の間に転職活動を行い5社以上に応募したお客様が対象です。
キャリア相談をする
治験や臨床開発の仕事は、看護師の知識をそのまま評価してもらいやすい分野です。
給与を落とさずキャリアチェンジしたいなら、まずこの領域から検討してみてください。