セールスフォース 転職

#キャリアプラン #転職 #転職の悩み #20代 #30代

セールスフォースに転職するには?日経大手からセールスフォースへ転職する唯一の方法

この記事の監修者

末永 雄大

新卒で株式会社リクルートに入社し数百を超える企業の中途採用を支援。その後2012年アクシス株式会社を設立、キャリアコーチング事業、転職エージェント事業、Webメディア事業を複数展開。Youtubeチャンネル「末永雄大 / すべらない転職エージェント」の総再生回数は1,800万回以上。

この記事のまとめ

ポイント1
求人の必須経験を満たしていても、セールスフォースなどの外資系ITへは転職はできない!

ポイント2
セールスフォースなどの外資系ITへ転職するには「ITソフトウェア企業」を中継すべし!

ポイント3
セールスフォースなどの外資系ITに行きたいなら、まずはエンプラ向けかSMB向けかを決めるべし!

目次

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    セールスフォースはどんな会社?魅力は?

    セールスフォースはアメリカのサンフランシスコに拠点を置く外資系IT企業です。

    企業向けに営業支援システム(SFA)や顧客管理システム(CRM)を提供しています。

    日本における会社名は「株式会社セールスフォースジャパン」で、東京都千代田区の日本生命丸の内ガーデンタワーにオフィスを構えています。

    末永

    セールスフォースの30代の最高年収は2000万円といわれており、実力主義の環境で金銭的な報酬や成長を求める人に非常に人気がある転職先です。

    「日経大手だからセールスフォースなどの外資系ITへ転職できる」は大間違い!

    実は、日経大手の営業職出身者からセールスフォースなどの外資系ITへ転職できる人はほとんどいません

    なぜなら、日経大手が個人の適正に合わせて職種を決定する「メンバーシップ型採用」を主流にするのに対して、外資系企業はすでに同等以上の業務経験を持つ人を採用する「ジョブ型採用」が主流だからです。

    日系企業の場合、同じ職種経験者であれば転職できる可能性が高いですが、外資系企業の場合は、職種経験に加えて同じ業界経験とどんな顧客層を相手にしていたのかを厳しく求められます。

    末永

    扱っている商材が人事向けなのか、営業部長向けなのか、事業規模がSMBなのかエンプラなのかで、実務の中身は大きく異なります。

    外資系ITに転職する場合は、理想的には対象顧客が完全に一致するものが望ましいですが、最低限事業規模(SMB、エンプラなど)が同等なだけでも転職可能性は格段に上がります。

    日経大手からセールスフォースなどの外資系ITに入る唯一の方法は?

    実務経験が不足している場合、ITソフトウェア企業を一度経由することでセールスフォースなどの外資系ITに転職することが可能です。

    外資系IT(SMB向け)に入るロードマップ

    SMB向けの外資系ITに入りたい人は、以下のキャリアパスで実現できます。

    SMB向けは、エンタープライズ向けよりも動かす金額が低いため、30代で年収2000万円以上を目指したい人には不向きです。

    しかし、規模が小さいからこそ顧客の事業成長への貢献を感じやすく、手触り感を持って幅広い企業に対してソリューションを提供したい人におすすめです。

    1. 日経大手営業職
    2. ITソフトウェア営業職(SMB~エンタープライズ向け)
    3. 外資系IT(SMB向け)
    4. 【企業例】セールスフォース、マイクロソフト、Google、SAPなど

    外資IT(エンプラ向け)に入るロードマップ

    エンタープライズ向けの外資系ITに入りたい人は、以下のキャリアパスで実現できます。

    エンタープライズ向けは、扱う金額や施策あたり影響が非常に大きいことが特徴で、30代で年収2000万円以上を目指せる数少ない選択肢の1つです。

    事業規模が大きいためSMBよりは手触り感を感じにくい傾向がありますが、社会的にインパクトの大きいことにチャレンジしたい人や、高年収を実現したい人におすすめです。

    1. 日経大手営業職
    2. ITソフトウェア営業職(エンプラ向け)
    3. 外資系IT(エンプラ向け)
    4. 【企業例】セールスフォース、AWS、オラクル、コンサルBig4など

    日経大手からの転職でのおすすめのITソフトウェア上場企業ランキング

    以下は、セールスフォースを含む外資系ITへのキャリアアップが可能な企業です。

    内訳としては、Sansanがエンタープライズ顧客、その他のIT企業はSMB顧客が主軸の企業です。

    ただし、これらの企業はSMB~エンタープライズまで幅広く事業展開をしているので、自分の業務適正や経歴との親和性を踏まえて、自分に合った企業を選ぶのが良いかと思います。

    1.freee

    中小企業や個人事業主向けのクラウド会計・人事労務・会社設立などの業務支援サービスを提供している企業です。

    東京都品川区のアートヴィレッジ大崎セントラルタワー21階にオフィスを構えています。

    国内のシステム・ソフトウェア業界の時価総額ランキングは22位です。(※2025年11月14日時点)

    2.ラクス

    経費精算システム『楽楽精算』など、企業の業務効率化を支援するクラウドサービスおよびIT人材を提供している企業です。

    東京都渋谷区のリンクスクエア新宿 7Fにオフィスを構えています。

    国内のシステム・ソフトウェア業界の時価総額ランキングは13位です。(※2025年11月14日時点)

    3.オービックビジネスコンサルタント

    『奉行クラウド』をはじめとした、企業の会計・人事・給与などの基幹業務を支援するパッケージソフトウェアおよびクラウドサービスを提供している企業です。

    東京都新宿区の住友不動産新宿オークタワー 29Fにオフィスを構えています。

    国内のシステム・ソフトウェア業界の時価総額ランキングは10位です。(※2025年11月14日時点)

    4.Sansan

    法人向け名刺管理サービス『Sansan』、インボイス管理サービス『Bill One』など、企業のビジネスデータベース構築とDXを支援する各種クラウドサービスを提供している企業です。

    東京都渋谷区の渋谷サクラステージ 28Fにオフィスを構えています。

    国内のシステム・ソフトウェア業界の時価総額ランキングは20位です。(※2025年11月14日時点)

    5.マネーフォワード

    個人・法人向けの自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード ME』や、クラウド型会計・人事労務サービス『マネーフォワード クラウド』を提供している企業です。

    東京都港区のmsb Tamachi 田町ステーションタワー21Fにオフィスを構えています。

    国内のシステム・ソフトウェア業界の時価総額ランキングは19位です。(※2025年11月14日時点)

    日経大手からセールスフォースなどの外資系ITに最短で転職するには?

    1.SMB向け、エンプラ向けのどちらを目指すのかを決める

    はじめに、目指したい外資系ITの顧客の事業規模を決める必要があります。

    これはSMB向けのITソフトウェア企業に転職してしまうと、業務内容と難易度の違いから、エンタープライズ向けの外資系IT企業に転職することはできないためです。

    エンタープライズ向けの外資系ITはSMBと比較して年収が2~3倍高いので、特にこだわりがない人は一旦エンタープライズ向けにチャレンジしてみることをおすすめします

    2.中継するITソフトウェア企業を決めて転職する

    次に、外資系ITに転職する前に中継するITソフトウェア企業を決定します。

    決める際のポイントは以下の通りです。目標とする「外資系ITに行けるのか」という観点と、「長期的に働ける仕事なのか」の2点で考えるとミスマッチを防ぐことができます。

    1.外資系ITに行けるのか

    • 目指したい外資系ITの業界、職種、顧客と同じ経験を得られるか
    • 成長し続けている会社かどうか
    • その企業の卒業生が目指したい外資系ITに転職している実績があるか

    2.長期的に働ける仕事なのか

    • 自分の強みが活かせて、やりがいを感じられる職種かどうか
    • 自分の価値観にあった業界・社風かどうか
    • ライフステージに合った働き方ができるか

    3.ITソフトウェアで必要な実績を作る

    転職後は外資系ITへの転職のための実績を作ることに集中しましょう。早期に実績を作ることで次の転職までの時間を短くすることができます。

    以下の実績はどこでも共通で求められるので優先的に取り組むのがおすすめです。

    また、企業によっては英語力が必須なので、必要に応じて学習を進めておくと良いと思います。

    • 新規開拓経験
    • システムやITソフトウェアのソリューション提案営業経験
    • 数値目標(KPI、売上)に対するコミットメントや実行力を示せる経験

    4.目標としてた外資系IT企業に転職する

    最後に、希望していた外資系IT企業へ転職しましょう。

    この状態になれば、似たような外資系ITや日経企業への転職も格段にしやすくなります。

    まとめ

    セールスフォースは年収2000万円越えも目指せる数少ない人気なキャリアパスの1つです。

    そして、現段階で転職ができない人でも段階的なキャリアパスを設計することで、5年以内に転職することは十分に可能でしょう。

    ただし、外資系ITに転職できる優良企業はそう多くない上、転職後に「自分の強みを活かして成果を出せる」かつ「ミスマッチしない会社」となるとそのような求人を見つけるには途方もない労力と時間がかかってしまいます

    弊社すべらないキャリアエージェントは、IT/人材業界の無形商材企業へのキャリアアップに特化した転職エージェントです。

    今の経歴から、どんな外資系IT企業への転職ができるのか知りたい人や、自分の強みややりがいを踏まえた現実的なキャリア計画を立てたい人に対して、お力になれるかと思います。

    もしそういったお悩みをお持ちでしたら、ぜひ1時間の「オンライン無料相談」にお申し込みください。

    弊社のキャリアコンサルタントが、IT/人材業界で1万人以上の転職をご支援した経験を踏まえて、数千以上のIT業界優良求人からあなたにぴったりのネクストキャリアをご案内します。

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